JPH0654929B2 - Isdn公衆網における発アドレス制御方式 - Google Patents

Isdn公衆網における発アドレス制御方式

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JPH0654929B2
JPH0654929B2 JP63111698A JP11169888A JPH0654929B2 JP H0654929 B2 JPH0654929 B2 JP H0654929B2 JP 63111698 A JP63111698 A JP 63111698A JP 11169888 A JP11169888 A JP 11169888A JP H0654929 B2 JPH0654929 B2 JP H0654929B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ISDN公衆網における発アドレス制御方式に関し、 公衆網からPBXの内線への接続時に、着信側の内線が
受信する発アドレス情報が公衆網からのものかPBX網
内からのものかを識別可能にするとともに、PBX内の
着信端末から公衆網側の発呼端末へ折り返し発信を可能
にすることを目的とし、 ISDN公衆網に接続されたISDN PBXにおい
て、ISDN PBXは、ISDN公衆網からISDN
PBXの端末への着信時に、PBXがISDN公衆網
から受信する呼設定メッセージ中の発アドレスの情報に
PBXの公衆網アクセス番号を付与した情報を、PBX
の着信端末に送出する呼設定メッセージの発アドレスに
入れる機能を有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ISDN公衆網における発アドレス制御方式
に関し、特に、ISDN公衆網とISDN PBXとの
接続に関する。
ISDN公衆網とISDN PBXとの接続をする場
合、PBX内の内線端末は公衆網に接続される端末と同
等に取り扱うことができることが要望される。
従来のISDN公衆網とISDN PBXとの接続方式
を述べる前に、ISDNの番号処理方式について説明す
る為、第10図〜第12図を用いてISDN公衆網内接続方
式についてまず説明する。尚、全明細書を通じて、同一
参照番号は同一部分を示すものとする。
第10図において、101はISDN公衆網(CO)、102〜105
はそれぞれISDN端末(TEa1,TEa2,TEb1,TEb2)である。ISD
Nでは、各加入者は最大で8台の端末を各加入者に提供さ
れたバスに接続することがてきる。各加入者は、各加入
者の番号の他、各加入者のバス上の端末を識別するサブ
アドレスを有する。
第10図の例では、加入者Aは、加入者番号#Aの他、加入
者Aのバス上の端末(TEa1,TEa2)102,103に対するサブア
ドレス#,#をもっており、加入者Bは、加入者番号
#Bの他、加入者Bのバス上の端末(TEb1,TEb2)104,105に
対するサブアドレス#,#をもっている。
(i),(ii),(iii),(iv)は呼を設定するための
信号(呼設定メッセージ)を示している。ISDNの呼
設定メッセージの中には、アドレス情報として、発アド
レス、発サブアドレス、着アドレス、着サブアドレスの
4つのフィールドがあり、これらのフィールドに適当な
情報を設定することにより呼設定が行われる。
第11図は公衆網における呼接続シーケンスを示す図、第
12図は公衆網接続シーケンスの各段階におけるメッセー
ジの内容を示す図である。
第10図において、端末(TEa1)102から端末(TEb2)105に発
呼した場合を例として呼接続方法を第11図及び第12図を
参照しながら具体的に説明する。
まず、端末(TEa1)102を人間がオフフックして端末(T
Eb2)105を呼び出す際に第10図に(i)で示した呼設定メ
ッセージを設定し、ISDN公衆網(CO)101に送出する
(第11図)。即ち、発アドレスは自分の加入者番号#
A、発サブアドレスは端末(TEa1)102のサブアドレス、
着アドレスは相手端末の加入者番号#B、着サブアドレス
は端末(TEb2)105のサブアドレスである。呼設定メッ
セージには更に、第12図(a)に示すように、メッセージ
種別として呼設定が含まれている。
公衆網(CO)101は、この呼設定メッセージを受信するこ
とにより、着信端末が#Bであることを認識し、第10図
(i)と同様の呼設定メッセージ(ii)を加入者#Bに送
出する(第11図)とともに、第12図(b)に示す呼設定
受付のメッセージを発信端末に返し(第11図)、次い
で、着信端末から受信する呼出メッセージ(第12図
(c))発心端末に送出し、発信端末に呼出表示をする
(第11図)。又、着信端末は呼出メッセージを公衆網
に送出する際、呼出音を発生(第11図)する。
加入者#Bでは、ISDNの所定の手順によりこのメッセ
ージを受信するが、着サブアドレスが#なので、端末
(TEb2)105のみがオフフックによって応答し、第12図(b)
に示す応答メッセージを公衆網(CO)101に送出する(第1
1図)。このメッセージを、公衆網(CO)101は発信端末
に対し送出し呼び出し表示を停止させ、端末(TEa1)102
と端末(TEb2)105との接続が行われる。
通信の終了後の切断、解放、及び解放完了のシーケンス
は、第11図,,によって行われる。切断、解放、
及び解放完了のメッセージの内容は、第12図(e),(f)及
び(g)に示す通りである。
上記の公衆網における接続では、次に述べる如き折り返
し接続が可能であり、ユーザにとって極めて便利であ
る。
即ち、着信時に受信した発アドレス及び発サブアドレス
を着信端末に設けられている記憶装置に記憶させ、記憶
された内容をディスプレイ等に表示させれば、どこから
の呼び出しかが直ちにわかるのみならず、上記発アドレ
ス及び発サブアドレスを着信端末側から送出する呼設定
メッセージの着アドレス及び着サブアドレスにそれぞれ
設定することにより、発呼端末を呼び出すことが可能で
ある。
しかしながら、ISDN公衆網とISDN PBXとの
接続方式においては、後に詳細に述べるように、上記折
り返し接続は容易ではない。
〔従来の技術〕
第13図は、従来のISDN公衆網とISDN PBXと
の接続方式において、ISDN公衆網の端末(TEb2)105
からISDN PBXの内線に接続された端末(TEa1)13
2に接続する場合を示すブロック図である。同図におい
て、PBX131の加入番号は#A、PBXの内線番号は#a
であり、ISDN PBXにおいては内線番号#aには最
大で8台の端末が接続される。公衆網(CO)101、端末(TE
b1)104、端末(TEb2)105は第10図に示したものと同様で
ある。
端末(TEb2)105は、発呼時に呼設定メッセージ(i)を公
衆網(CO)101に送出する。即ち、着アドレスはPBXの
加入番号#A、着サブアドレスはPBX内の内線番号#aと
その内線に接続される端末(TEa1)132のサブアドレス#
とを合成した#a#であり、発アドレス及び発サブアド
レスは公衆網内接続の場合と同様であって、それぞれ#
B,#である。 呼設定メッセージを受け取った公衆網
(CO)101は、公衆網接続の場合と同様に、着アドレス#A
を認識することにより、(i)と同一の呼設定メッセー
ジ(ii)PBX131に送出する。
PBX131は、まず着サブアドレスを分析し、この情報
から内線番号#aを取り出し、着アドレスに#a、着サブア
ドレスに公衆網から受信した着サブアドレス情報#a#
から内線番号#aを削除した番号#を入れた呼設定メッ
セージ(iii)を、内線aに対して送出する。
端末(TEa1)132は、着サブアドレスが自分の番号に一致
することにより、応答することで端末(TEb2)105と端末
(TEa1)132との接続が行われる。
第14図は、従来のISDN公衆網とISDN PBXと
の接続方式において、ISDN PBXの内線に接続さ
れた端末(TEa1)132からISDN公衆網の端末(TEb2)105
に接続する場合を示すブロック図であり、その構成は第
13図と同じである。この場合はまず、端末(TEa1)132が
呼設定メッセージ(i)を設定してPBX131に送出
する。この場合の呼設定メッセージ(i)は、図に示す
ように、発アドレスは内線番号#a、発サブアドレスは#
、着アドレスは公衆網に対するアクセス番号αと端末
(TEb2)105の加入者番号#Bとを結合したものα#b、着サ
ブアドレスは端末(TEb2)105のサブアドレス#である。
呼設定メッセージ(i)を受信したPBXは、着アドレ
スを分析し、その中に公衆網アクセス番号αがあること
を認識する。そして、呼設定メッセージ(ii)編集して
公衆網に送出する。即ち、呼設定メッセージ(ii)内の
着アドレスには内線より受信した着アドレスα#Bから公
衆網アクセス番号αを除いた端末(TEb2)105の加入者番
号#Bを設定し、着サブアドレスには内線から受信した端
末(TEb2)105のサブアドレス#を設定し、発アドレスに
はPBXの加入者番号#Aを設定し、更に発サブアドレス
には内線から受信した発サブアドレス#にPBXの内
線番号#aを付加した#a#を設定する。こうして、PB
X131の内線に接続された端末から、公衆網(CO)101に接
続された加入者Bの端末(TEb2)105を呼び出し、これに端
末(TEb2)105が応答することにより、端末(TEa1)132と端
末(TEb2)105との接続が行われる。
〔発明が解決しょうとする課題〕
上述の従来のISDN公衆網とISDN PBXとの接
続方式では、公衆網からPBXの内線への接続時に、着
信側の内線が受信する発アドレス情報(第14図の例では
#B)が公衆網からのものかPBX網内からのものかが不
明なので、着信側では、発呼元がPBX網内の内線か公
衆網の加入者かを識別することができず、不便であると
いう問題がある。
又、着信の内線が受信する発アドレス(第14図の例では
#B)及び発サブアドレス(第14図の例では#)を、折
り返し発信の為に、着アドレス及び着サブアドレスに設
定して呼設定メッセージをPBXに送出しても、PBX
は、折り返された着アドレス(#B)に公衆網のアクセス番
号が含まれていないので、公衆網側の発呼端末を呼び出
すことが出来ず、PBXの内線のアドレス#Bの端末(図
示せず)を呼び出してしまうという問題がある。つま
り、従来の方式では、折り返し発信が出来ないという問
題がある。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、公衆網からPBX
の内線への接続時に、着信側の内線が受信する発アドレ
ス情報が公衆網からのものかPBX網内からのものかを
識別可能にするとともに、PBX内の着信端末から公衆
網側の発呼端末へ折り返し発信を可能にすることにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
同図において、ISDN公衆網(CO)101に接続されたI
SDN PBX131aが示されている。公衆網(CO)101か
らISDN PBX131aの端末への着信時に、本発明に
より、PBX131aは、PBX131aがISDN公衆網(CO)
101から受信する呼設定メッセージ(ii)中の発アドレ
スの情報#BにPBX131aの公衆網アクセス番号αを付与
した情報を、メッセージ(iii)としてPBX131aの着
信端末(TEa1)132,端末(TEa2)133に送出する呼設定メッ
セージの発アドレスに入れる機能を有する。
〔作用〕
ISDN公衆網(CO)101からISDN PBX131aの内
線に接続する場合、ISDN PBX131aの内線端末が
受信する発アドレスに公衆網のアクセス番号αが入って
いるので、着信呼が公衆網からのものであることがわか
る。
又、ISDN PBX131aの内線が受信する発アドレス
及び発サブアドレスを着アドレス及び着サブアドレスに
入れて呼設定メッセージをPBX131aに送出すれば、元
の公衆網の発呼端末を呼び出すことができ、折り返し発
信が可能である。
〔実施例〕
再び第1図を用いて本発明の実施例を説明する。
同図において、ISDN PBX131aがISDN公衆網
(CO)101から受信する呼設定メッセージ(ii)中の発ア
ドレスの情報#BにPBX131aの公衆網アクセス番号αを
付与した情報を、メッセージ(iii)としてPBX131a
の着信端末(TEa1)132又は端末(TEa2)133に送出する呼設
定メッセージの発アドレスに入れることを除き、第13図
の従来構成と同一である。即ち、PBX131aの加入番号
は#A、PBXの内線番号は#aであり、ISDN PBX
131aにおいては内線番号#aには最大で8台の端末が接続
される。公衆網(CO)101、端末(TEb1)104、端末(TEb2)10
5は第10図に示したものと同様である。
端末(TEb2)105は、発呼時に呼設定メッセージ(i)を公
衆網(CO)101に送出する。即ち、着アドレスはPBXの
加入番号#A、着サブアドレスはPBX内の内線番号#aと
その内線に接続される端末(TEa1)132のサブアドレス#
とを合成した#a#であり、発アドレス及び発サブアド
レスは公衆網内接続の場合と同様であって、それぞれ#
B,#である。呼設定メッセージを受け取った公衆網(C
O)101は、公衆網接続の場合と同様に、着アドレス#Aを
認識することにより、(i)と同一の呼設定メッセージ
(ii)をPBX131aに送出する。
PBX131aは、まず着サブアドレスを分析し、この情報
から内線番号#aを取り出し、着アドレスに#a、着サブア
ドレスに公衆網から受信した着サブアドレス情報#a#
から内線番号#aを削除した番号#を入れ、且つ、PB
Xの公衆網アクセス番号αを発アドレス#Bに付加して呼
設定メッセージ(iii)として内線aに送る。
端末(TEa1)132は、着サブアドレスが自分の番号に一致
することにより、応答することで端末(TEb2)105と端末
(TEa1)132との接続が行われる。
端末(TEb2)105に受信されたメッセージ(iii)中の発ア
ドレスにPBXの公衆網アクセス番号αが付加されてお
り、この番号αをディスプレイ等に表示することによ
り、端末(TEb2)105からの応答前に、発呼端末が公衆網
からのものであることが識別できるので、端末の利用者
にとって極めて便利である。
又、折り返しに際しては、呼設定メッセージ(iii)中
の発アドレスα#B及び発サブアドレス#をそれぞれ、
着アドレス及び着サブアドレスに入れて折り返せば、P
BXの内線番号#Bを呼び出すことなく、元の発呼端末(T
Eb2)105を確実に呼び出すことができる。
第2図は、第1図に示したPBX131aの構成を示すブロ
ック図である。同図において、21はネットワーク(NW)、
22はISDN端末用ライン回路(ILC)、23は局線用トラ
ンク(ITK)、24は共通制御装置(CC)、25はメインメモリ
(MM)である。
共通制御装置(CC)24は、局線用トランク(ITK)23から受
信する呼設定メッセージに対し、発アドレス#Bにαを付
加しその他編集処理を行ないその後この呼設定メッセー
ジをISDN端末用ライン回路(ILC)22を介して 内線#
aに送出する。
第3図は、端末(TEa1)132及びISDN端末用ライン回
路(ILC)22の詳細を示すブロック図である。同図の端末
(TEa1)132において、301はハンドセット(H)、302は通話
回路(SP)、303はコーデック(C/D)、304はデータ端末(DT
E)、305はレベル変換部(LV)、306はデータ速度変換部(R
A)、307は表示部(DSP)、308はスイッチ(SW)、309はコン
トローラ(CTL)、310はフレーム組立/分解部(FC)、311は
ドライバ(D)、312はレシーバ(R)、313は電源(POW)、314
はフックスイッチ(HS)、315はキィー、316はメモリであ
る。
表示部(DSP)307には、変換機からくる発アドレスがその
まま表示される。交換機からの発アドレスはまた、メモ
リ316に蓄積され、その内容を後に表示することもでき
る。ユーザはその表示を見て、通話前に、発呼端末がP
BX網内のものか、公衆網に接続されているものかを判
別することができる。又、表示部(DSP)307に表示されて
いる発アドレスと発サブアドレスとを、キィー315の
操作により、着アドレス及び着サブアドレスにして発呼
することにより、発呼元に折り返すことができる。
ISDN端末用ライン回路(ILC)22において、320はフレ
ーム組立/分解部(FC)、321はドライバ(D)、322はレシー
バ(R)、323はインターフェース部(INF)である。
ISDN端末用ライン回路(ILC)22と端末(TEa1)132との
間は、いわゆる2B+Dチャネルと称するディジタル加
入者線伝送路である。ここでBチャンネルは情報チャネ
ルであり、Dチャネルは信号チャネルである。
第4図は、本発明の実施例による、公衆網とPBX網と
の呼接続シーケンスを示す図である。第4図において、
第11図の公衆網接続シーケンスと異なるところは、着信
側で着信端末と交換機との間にPBXが介在しているこ
とだけであり、PBXにおいて、前述した発アドレスの
処理がなされた後に呼設定メッセージが着信端末に送出
されること以外は、公衆網接続シーケンスとほぼ同様で
ある。
第5図は、第2図に示したPBXの共通制御装置(CC)24
の動作を説明するフローチャートである。第5図におい
て、ステップ51で共通制御装置(CC)24は局線用トランク
(ITK)23から呼設定情報(第1図の呼設定メッセージ(i
i))受信する。
ステップ52で、局線用トランク(ITK)23から受信した呼
設定情報中の着サブアドレス(#a#)の内容から着内
線番号(#a)を取り出し、着側のISDN端末用ライン回
路(ILC)22に送出する呼設定情報(呼設定メッセージ(i
ii))の着アドレスに入れる。
ステップ53で上記処理の残りの着サブアドレスの情報
(#)を、着側のISDN端末用ライン回路(ILC)22に
送出する呼設定情報(呼設定メッセージ(iii))の着
サブアドレスに入れる。
ステップ54で局線用トランク(ITK)23から受信した発ア
ドレス(#B)の先頭に局線アクセス番号αを付与し、着信
側ISDN端末用ライン回路(ILC)22に送出する呼設定
情報(呼設定メッセージ(iii))の発アドレスに入れ
る(α#B)。
ステップ55で局線用トランク(ITK)23から受信した呼設
定情報の発サブアドレス(#)の内容を、着信側のI
SDN端末用ライン回路(ILC)22に送出する呼設定情報
(呼設定メッセージ(iii))の発サブアドレスに入れ
る。ステップ56でその他着信側のISDN端末用ライン
回路(ILC)22に送出する呼設定情報の標準編集処理を行
う。
そして、ステップ57で着信側のISDN端末用ライン回
路(ILC)22に呼設定情報(呼設定メッセージ(iii))を
送出する。
こうして、呼設定情報の送出が完了する。
第6図は、第2図に示したPBXのメインメモリ25上で
の処理の様子を示す図である。同図において、局線用ト
ランク(ITK)23からの呼設定メッセージ(第1図の(i
i))がPBXにおいて変換されて、呼設定メッセージ
(第1図の(iii))になってISDN端末用ライン回路
(ILC)22に送出されることがわかる。
第7図は、第3図に示した端末(TEa1)132内のメモリ316
の内容の説明図である。図示の如く、メモリ316は2つ
のバッファ71(BF1)及び72(BF2)と、折り返し機能のため
のn個のセーブメモリ(SA#1〜SA#n)73-1〜73-nを備えて
いる。
第8図は、発アドレス情報の表示を説明するフローチャ
ートである。同図において、ステップ81で交換機より呼
設定メッセージを受信し、メモリ316のバッファ(BF1)71
に格納する。次いでステップ82で、バッファ(BF1)71内
の発アドレス及び発サブアドレスの情報を表示部(DSP)3
07に表示する。この表示により、発呼元が公衆網からか
PBXからかがわかる。
第9図は、折り返し機能のための発アドレス、発サブア
ドレスのセーブ及び折り返し発呼を説明するフローチャ
ートである。同図において、キィー315(第3図)のフ
ァンクションキィー#iを押下し、ステップ91で通信中の
場合は、ステップ92でバッファ(BF1)71内の発アドレス
及び発サブアドレスの情報をセーブメモリ(sa#i)にセー
ブして処理を終了する。
ステップ91で通信中でなければ、ステップ93でセーブメ
モリ(sa#i)内の発アドレス及び発サブアドレスの情報を
バッファ(BF2)72の着アドレス及び着サブアドレスにコ
ピーする。
ステップ94では、バッファ(BF2)72の発アドレス及び発
サブアドレスに端末(TEa1)132の発アドレス及び発サブ
アドレスの情報を書き込む。
ステップ95では、バッファ(BF2)72に呼設定メッセージ
として必要な情報を編集する。
ステップ96では、バッファ(BF2)72内の情報を呼設定メ
ッセージとして公衆網(交換機)に送出する。
こうして折り返し機能が実現できる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、IS
DN公衆網からISDN PBXの内線に接続する場
合、ISDN PBXの内線端末が受信する発アドレス
に公衆網のアクセス番号αを付加したので、着信呼が公
衆網からのものであるかPBX内の内線からのものかが
わかり、サービス性が向上する。
又、ISDN PBXの内線が受信する発アドレス及び
発サブアドレスを着アドレス及び着サブアドレスに入れ
て呼設定メッセージをPBXに送出するようにしたの
で、元の公衆網の発呼端末を呼び出すことができ、IS
DN公衆網とISDN PBXとの接続方式において
も、折り返し発信が可能となり、この点からもサービス
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例におけるPBX131aの構成を示
すブロック図、 第3図は本発明の実施例における端末(TEa1)132及びI
SDN端末用ライン回路(ILC)22の詳細を示すブロック
図、 第4図は本発明の実施例による、公衆網とPBX網との
呼接続シーケンスを示す図、 第5図は第2図に示した本発明の実施例によるPBXの
共通制御装置(CC)24の動作を説明するフローチャート、 第6図は第2図に示した本発明の実施例によるPBXの
メインメモリ25上での処理の様子を示す図、 第7図は第3図に示した本発明の実施例による端末(TE
a1)132内のメモリ316の内容の説明図、 第8図は本発明の実施例による発アドレス情報の表示を
説明するフローチャート、 第9図は本発明の実施例による折り返し機能のための発
アドレス、発サブアドレスのセーブ及び折り返し発呼を
説明するフローチャート、 第10図は本発明の背景となるISDN公衆網内接続方式
を説明するブロック図、 第11図は公衆網における呼接続シーケンスを示す図、 第12図は公衆網接続シーケンスの各階段におけるメッセ
ージの内容を示す図、 第13図は従来のISDN公衆網とISDN PBXとの
接続方式においてPBXが着信する場合を説明するブロ
ック図、 第14図は従来のISDN公衆網とISDN PBXとの
接続方式においてPBXが発呼する場合を説明するブロ
ック図である。 図において、101は公衆網(CO)、104,105,132,1331
端末、132aはPBX、21はネットワーク(NW)、22はIS
DN端末用ライン回路(ILC)、23は局線用トランク(ITK)
24は共通制御装置(CC)、25はメインメモリである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局線トランク(23)を介して接続されたIS
    DN網からの呼設定メッセージを受信し、ISDNライン回路
    (22)を介して接続される内線端末に送信するISDN PBX
    において、 該ISDN PBXは、該ISDN公衆網からISDN PBXの内線端末へ
    の着信時に、該PBXが該ISDN公衆網から受信する呼設定
    メッセージ中の着信サブアドレスから着内線番号を取り
    出して内線端末への呼設定メッセージの着信アドレス
    に、前記着信サブアドレス情報の残りの情報を内線端末
    への呼設定メッセージの着信サブアドレスにそれぞれ入
    れると共に、該ISDN公衆網から受信する呼設定メッセー
    ジ中の発アドレスに該PBXの公衆網アクセス番号を付与
    して前記内線端末への呼設定メッセージの発信アドレス
    に入れて、前記内線端末に送出する機能を有することを
    特徴とするISDN公衆網における発アドレス制御方式。
JP63111698A 1988-05-10 1988-05-10 Isdn公衆網における発アドレス制御方式 Expired - Fee Related JPH0654929B2 (ja)

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