JPH0654071U - 係止具 - Google Patents

係止具

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JPH0654071U
JPH0654071U JP091910U JP9191092U JPH0654071U JP H0654071 U JPH0654071 U JP H0654071U JP 091910 U JP091910 U JP 091910U JP 9191092 U JP9191092 U JP 9191092U JP H0654071 U JPH0654071 U JP H0654071U
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JP
Japan
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locking
locking plate
tongue
plate
base
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Pending
Application number
JP091910U
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English (en)
Inventor
靖夫 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Co Ltd
Original Assignee
Murakami Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示板や展示板等の係止や離脱を簡易にな
し、併せて前記表示板や展示板に掛止された装飾品等の
展示を効果的になすことを目的とする。 【構成】 本考案は、基台と、前記基台に設け被係止物
を挟持する舌片を設けた係止板とから構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表示板や展示板等の係止や離脱を簡便なものとなし、該表示板や展 示板に掛止された装飾品等を効果的に展示する係止具を提供することを目的とす る。
【0002】
【従来の技術】
従来の係止具として、表示板や展示板に掛止された装飾品fを展示するには図 8に示す係止具Bを利用していた。これは全体が板体であって、表面に掛止孔を 設けこれに装飾品fを掛止している。係止具Bの先端側には、背面側に向けて倒 コ字状に折曲して係止部kを構成し、この係止部kを展示基板gに固定した係止 棒hに係止することで、装飾品fを展示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記係止具Bであれば、装飾品fを交換したいときには、係止 具B全体を支持棒hから取り外さなければならない。このため係止具Bを係止棒 hから取り外し装飾品fを取り代えてから再び配列しなければならない煩雑さが あった。しかもプライスカードを係止する手段がないため展示品に直接吊り下げ ており、このためこのプライスカードが反転して目視できなかったりする。しか も、係止具Bが多数個で展示基板gに展示されるときには、このプライスカード の存在は全体の展示美観を阻害する。 本考案は、以上の課題に鑑みて表示板や展示板等の係止や離脱を簡易になし、 併せて該表示板や展示板に掛止された装飾品等の展示を効果的になす係止具を提 供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記問題点について検討した結果、以下の手段によって解決され る。本考案は、基台と、前記基台に設け被係止物を挟持する舌片を設けた係止板 とを主要構成とする。前記係止板には開孔を設け、該開孔をほぼ被う大きさ関係 で前記係止板の基端側から先端側に延設した舌片を利用することが採用される。 前記舌片の構成として、先端側の途中を係止板表面外方に折曲せしめたり、更に 他の構成として前記係止板と前記舌片とによって被係止物が係止される側の舌片 表面の先端部に被係止物の抜け止め用突部を設けることも望ましい。前記係止板 には透明の素材を利用する。
【0005】
【作用】
以上の様に構成した係止具は、表示板や展示板を、基台に設けた係止板と、該 係止板に設けた舌片の間に係止して利用する。つまり、前記舌片が有するの弾性 挟持力を利用して舌片と係止板との間に展示板や表示板を挿入して係止するので ある。そしてこれらの展示板や表示板を陳列台等に適宜配置する。前記展示板や 表示板には装飾品等を掛止しているから、結果、これら装飾品が展示されること となる。装飾品の種類を代えるときには、展示板や表示板を係止板と舌片との間 から外してやって、取り代え作業を行い再び係止板と舌片との間に係止する。ま た、装飾品に必ず附属しているプライスカードも併せて前記舌片に係止すること も可能である。更には、展示板や表示板を介さずに装飾品を直接係止することに も利用する。
【0006】 更に、本考案は、商品の値札立てとしても利用できる。つまり、前記係止板と 舌片との間に値札を挿入して係止する。価格が変わればこの値札だけを前記係止 板から抜き取って新たな値段を記入して再び係止する。このとき、前記基台は例 えば箱体等となし、これに舌片を設けた係止板を立設したものを利用する。
【0007】
【実施例】
本考案を図示した実施例により説明する。本考案の第1実施例は図1、図2及 び図3に示す構成となしている。図中、Aは本考案の係止具であり、当該係止具 Aは、基台1と、前記基台1に設け被係止物aを挟持する舌片3を設けた係止板 2とから構成している。前記基台1は、図3に示す如く一辺を開口して全体を溝 形断面となした部材を利用し、前記溝を陳列用の支持棒cへ係止するための係止 部1aとなし、これを図示する状態で支持棒cに把持せしめている。前記基台1 には係止板2を設けている。この係止板2は、全体が長方形の板体であって、前 記基台1の前記係止部1aを設けた他辺側に位置して、係止部1aと対設方向に 延設せしめている。以上の構成となした係止板2を図示するように互いに離隔状 態で一対設けている。前記係止板2には該係止板2の輪郭より小さく形成した開 孔4,4をそれぞれ設けている。そして、該開孔4,4をほぼ被う大きさ関係で 形成するとともに係止板2とほぼ平行に形成した舌片3を、前記係止板2の基端 側2aから延設している。該舌片3は、図3に示す如く全体を側面視で係止板2 表面外方に僅かに離隔せしめて挟持空間sを形成しており、更に前記舌片3の先 端側3aは全体の離隔幅より更に外方に折曲した状態で形成している。前記挟持 空間sは少なくとも展示板aの厚みより小さく設定しておく。また、前記先端部 3aによって展示板aの導入を円滑に導くのである。上記の構成の他に、係止板 2に対する舌片3の構成は、例えば図8に示すように側面視で舌片3の一部を開 孔4内に嵌入させたものであってもよい。更に後述の図6及び図7に示すように 、係止板2の表面に舌片状の切り込みを入れることで舌片2を構成することも採 用される。図中1bは、基台1の一部を切り欠いた切欠部である。
【0008】 以上の構成による本考案を利用するには、係止板2表面と舌片3とによって形 成した挟持空間sに展示板aを係止するのであり、展示板aの厚みは係止板2表 面と舌片3との離隔幅より大きいため被係止物である展示板aはやや無理嵌めさ れた状態となり、舌片3の弾性復元力によって挟持さる。以上のように構成した 本考案は、基台1もまた一辺を開口して係止部1aを構成し、この係止部1aを 支持棒cに係止しうるから、結果、展示品aに掛止された装飾品bは支持棒cに 展示されうるのである。
【0009】 前記係止具Aは、合成樹脂を素材として一体で成形している。他に、後述の如 く基台1と係止板2は別素材を利用することも考慮される。そして、係止板2に 設けた舌片3もまた、該係止片2と別体で例えば側面視倒L字形の舌片3を係止 片2の基端側2aに別体で設けることが可能である。基台1に設けた係止片2の 取り付け位置も、前記係止部1aの他辺側の上部に設けることも可能である。d はプライスカードであり、このプライスカードdも図1に示す如く係止しうるの であり、且つ透明の素材を利用することで値段を目視を可能となしている。
【0010】 図4及び図5で示す第2実施例は、第1実施例の構成に加えて、前記係止板2 と前記舌片3とによって被係止物が係止される側の舌片3先端部に、被係止物の 抜け止め用突部3a′を構成し、該抜け止め用突部3a′を開孔4内に臨ませた 構成である。以上の構成によれば、前記抜け止め用突部3a′によって展示板a を係止しても該展示板aの抜け止め効果を高める。或いは他の利用法として図4 に示すように展示板aを介することなく直接に鎖状の装飾品bを基端部3b側に 係止したり、プライスカードdを係止したりする。
【0011】 図6で示す第3実施例は、箱体状の基台1と、前記基台1の上面中央に舌片3 を設けた二本の係止板2を平行に立設した例である。前記係止片2を立設するに は、基台1に溝部1cを設けて、これに係止板2を差し込んで接着剤を用いて固 着する。係止板2に設けた舌片3は、第1実施例のものよりやや短く、係止板2 と同一表面内に該係止板2を切り欠い形成しており、先端部3aを表面から突設 せしめている。この係止具Aであれば、舌片3の根元部3b側に行くに従って展 示板aへの挟持力は高まることとなり、例えば図6で示す状態で利用しうるので ある。
【0012】 図7で示すものは、前記第3実施例と同様に係止板2を基台1に立設し、舌片 3と係止板2との間に値札eを係止した例である。
【0013】
【考案の効果】
本考案の係止具は、請求項1、請求項2及び請求項5に記載のとおり、舌片を 設けた係止片を基台に突設した構成であるから、舌片と係止板との間に展示板あ るいは表示板を確実に係止し、これらに掛止された装飾品等を効果的に展示する とともに、展示板や表示板の装飾品等の種類を代えるときには、舌片からこれら を簡単に外し可能であり、取り代え作業の後には再び舌片に係止するから基台ご と動かす煩わしさもなく、そして、装飾品等に附属のプライスカードも併せてこ の舌片に係止しうるから、従来のように無造作に放置されたままではなく、装飾 品の全体的な美観を損なうこともないといった顕著な効果を奏するのである。
【0014】 請求項3記載のとおり、舌片の先端側を係止板表面から外方に向けて折曲した 態様から、展示板や表示板を舌片に円滑に導くといった顕著な効果を奏するので ある。
【0015】 請求項6記載のとおり、係止板を透明で作成しているから、プライスカードに 表示された価格が目視可能であるといった顕著な効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】基台に舌片を設けた係止板を突設し、これに展
示板を係止した状態を示す第1実施例の説明用斜視図で
ある。
【図2】図1から展示板を取り除いた第1実施例の説明
用斜視図である。
【図3】第1実施例の説明用拡大側断面図である。
【図4】舌片に抜け止め用突部をもうけて、これに直接
装飾品を展示した状態を示す第2実施例の説明用斜視図
である。
【図5】第2実施例の説明用拡大側断面図である。
【図6】舌片を係止片内の同一平面上に設け、これに展
示板を係止した状態を示す第3実施例の説明用側面図で
ある。
【図7】基台に一枚の係止板を立設し、これに値札を係
止した状態を示す第3実施例の応用例である。
【図8】舌片の一部を開孔内方に折曲した他の実施例で
ある。
【図9】本考案に対する従来技術を示す説明用斜視図で
ある。
【符合の説明】
A 係止具 1 基台 1a 係止部 1b 切欠部 1c 溝部 2 係止板 2a 基端部 3 舌片 3a 先端部 3a′ 抜け止め用突部 3b 基端部 4 開孔 a 展示板 b 装飾品 c 支持棒 c′ 支持台 d プライスカード e 値札 s 挟持空間 B 係止具 k 係止部 f 装飾品 g 展示基板 h 支持棒

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 前記基台に設け被係止物を挟持する舌片を設けた係止板
    と、 からなる係止具。
  2. 【請求項2】 前記係止板に開孔を設け、該開孔をほぼ
    被う大きさ関係で前記係止板の基端側から先端側に延設
    した舌片を利用してなる請求項1記載の係止具。
  3. 【請求項3】 前記舌片の先端側の途中を係止板表面の
    外方に折曲せしめた請求項1又は請求項2記載の係止
    具。
  4. 【請求項4】 前記係止板と前記舌片とによって被係止
    物が係止される側の舌片表面の先端部に被係止物の抜け
    止め用突部を設けた請求項1、請求項2、請求項3記載
    の係止具。
  5. 【請求項5】 一辺を開口して全体を溝形断面となし前
    記溝を陳列用の支持棒等へ係止するための係止部となし
    た基台と、 前記基台の他辺上部から前記開口の対設方向にそれぞれ
    平行に延設せしめた一対の係止板を設け、前記係止板に
    はそれぞれ開孔を設けるとともに、該開孔をほぼ被う大
    きさ関係で前記係止板の基端側から先端側に延設すると
    ともに側面視で前記係止板表面外方に僅かに離隔せしめ
    た舌片を設け、前記係止板と前記舌片とによって被係止
    物を挟持する係止具。
  6. 【請求項6】 前記係止板に透明の素材を利用してなる
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5
    記載の係止具。
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