JPH065338B2 - 投写レンズ系 - Google Patents

投写レンズ系

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JPH065338B2
JPH065338B2 JP61032086A JP3208686A JPH065338B2 JP H065338 B2 JPH065338 B2 JP H065338B2 JP 61032086 A JP61032086 A JP 61032086A JP 3208686 A JP3208686 A JP 3208686A JP H065338 B2 JPH065338 B2 JP H065338B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、再生素子により再生されたシーンの拡大像を
投写スクリーン上に投写する投写レンズ系であって、こ
の投写レンズ系は、像側から見て順次に、少なくとも一
方の外側面が非球面である第1群と、少なくとも物体側
に面する外側面が非球面である正の第2群すなわち主群
と、像側に面する面が凹面で且つ非球面である負のレン
ズを有す第3群とを具えており、第1群および第3群の
レンズ素子が透明のプラスチックから成っている当該投
写レンズ系に関するものである。
本発明はまた、上述した種類の少なくとも1つの投写レ
ンズ系を有するカラーテレビジョン投写装置にも関する
ものである。
このような投写レンズ系は米国特許第4,348,081号明細
書に記載されており、これは、1色のシーンを投写スク
リーン上に投写させ、この投写スクリーン上で3つの単
色像を重畳してカラー画像、例えばカラーテレビジョン
画像を形成するものである。既知の投写レンズ系では、
第3群が視野曲率補正レンズ、或いはフィールドフラッ
トナーとも称される平凹レンズを有しており、これによ
り他の2つのレンズ群のペッバル曲率を補正する。主群
は1つの両凸レンズとするか或いは2つの離間する正の
単レンズとすることができる。米国特許第4,348,081号
明細書によるレンズ系は色消しレンズではない。更に、
特に3つのレンズを有する場合には、視野隅部における
MTF(Modulation Transfer Function:レスポンス関数)
が最小となり、輝度が満足なものとならない。主群が少
なくとも1つの非球面を有する米国特許第4,348,081号
による上述した例の場合には、レンズ素子のすべてが透
明のプラスチックから成っている。従って、投写レンズ
系の全体は比較的軽いが、プラスチックの屈折率の温度
依存度が可成り大きい為、このようなレンズ系の焦点距
離が温度によって著しく変化してしまう。米国特許第4,
348,081号明細書には主群が1つのガラスレンズを有す
るようにした投写レンズ系も記載されている。このレン
ズは非球面形状のいかなる屈折面をも有していない為、
この投写レンズ系は収差を満足に補正しない。ガラスレ
ンズに非球面を形成するには時間を浪費し、レンズが高
価となってしまう。
米国特許第4,348,081号明細書に記載されたガラス主レ
ンズを有する投写レンズ系においては、投写レンズ系の
全屈折力の一部が第1群および第3群によって与えられ
るも、これらの第1群および第3群は透明プラスチック
より成りその屈折率が温度に応じて変化する為、投写レ
ンズ系全体の焦点距離が依然として温度に依存してしま
う。
本発明の目的は、焦点距離が殆ど温度に依存せず、MTF
が視野全体に亘り満足なものであり、視野隅部における
輝度も満足なものとなり、廉価に製造しうるようにした
投写レンズ系を提供せんとするにある。
本発明は、再生素子により再生されたシーンの拡大像を
投写スクリーン上に投写する投写レンズ系であって、こ
の投写レンズ系は、像側から見て順次に、少なくとも一
方の外側面が非球面である第1群と、少なくとも物体側
に面する外側面が非球面である正の第2群すなわち主群
と、像側に面する凹面で且つ非球面である負のレンズを
有する第3群とを具えており、第1群および第3群のレ
ンズ素子が透明のプラスチックから成っている当該投写
レンズ系において、前記の主群が投写レンズ系の屈折力
のほぼ全体を決定し、且つこの主群が少なくとも1つの
ガラスレンズ基体を有し、このガラスレンズ基体の、少
なくとも物体側に面する外側面に、非球面の外側面形状
の透明プラスチックの層が設けられており、このプラス
チック層がこの投写レンズ系の温度特性に殆ど影響を及
ぼすことなく球面収差を補正するようになっており、前
記の主群は両凸レンズ素子と凹−凸レンズ素子とを接着
させた二重レンズとし、これらレンズ素子の基材は互い
にほぼ等しい屈折率および互いに異なる分散度を有する
ようにしたことを特徴とする。
本発明は特に、非球面形状とした型を用いるレプリカ法
すなわちコピー法により外側面形状を非球面とした透明
プラスチックの1層或いは2層が設けられたガラスプレ
フォームすなわちガラスレンズ基体を用いることによ
り、投写レンズ系に必要とする非球面の屈折面を有し温
度に依存しない高品質の主群を比較的廉価に製造しうる
という事実の認識を基に成したものである。本発明の概
念を用いることにより焦点距離が短く、視野角が大きな
投写レンズ系を設計することができる。ここに視野角と
は、物体或いはシーンの縁部から放出され、依然として
投写レンズ系によって受けられるビームの主光線と光軸
との間の角度を意味するものとする。
大きな視野角を有する投写レンズ系を投写装置、例えば
カラーテレビジョン投写装置に用いると、この投写装置
をコンパクトにすることができ、これが実際上の大きな
利点となる。
本発明による投写レンズ系の実施例では、前記の主群は
両凸レンズ素子と凹−凸レンズ素子とを接着させた二重
レンズ(ダブレット)とし、これらレンズ素子の基材は
互いにほぼ等しい屈折率および互いに異なる分散度を有
するようにするのが好ましい。
この投写レンズ系によれば、軸方向色収差が既知の投写
レンズ系の場合よりも著しく小さくなるという利点が得
られる。ここに軸方向色収差とは、像の軸方向の位置が
使用する光の波長の関数として変化することを意味する
ものとする。
本発明による投写レンズ系の重要な実際例では、レンズ
素子の直径が物体側から見て減少するように投写レンズ
系を設計することができる。カラーテレビジョン投写系
においては、単色像を投写スクリーン上で重畳する必要
がある為、インライン配置した再生管を互いにの方向に
傾ける、すなわち外側の2つの再生管に対する法線を中
央の再生管に対する法線といる特定の角度を成すように
する必要がある。レンズ素子の直径が像側の方向に向け
て減少する場合、すなわち、投写レンズ系がファンネル
状をしている場合には、上記の角度を通常の投写レンズ
系におけるよりも小さくしうる。この角度を減少させる
のは、投写スクリーンの光学特性の点で好ましいことで
ある。
主群の2つの外側面に透明プラスチックの非球面層を設
けた本発明による投写レンズ系の実施例では、光学的特
性が極めて良好となる。驚いたことに、主群の一方の外
側面のみに非球面層を設けた場合でも実際上同程度に良
好な光学的特性が得られるということを確かめた。
本発明による投写レンズ系では更に、第1群が2つのレ
ンズを有し、そのうちの像側における第1のレンズはそ
の凹面が像側に面するメニスカスレンズであり、第2の
レンズはその凹面が像側に面する平凹レンズであり、こ
れら双方のレンズの凹面が非球面であるようにすること
ができる。
しかし、好ましくは、第1群が1つのメニスカスレンズ
を有し、その屈折力がほぼ零であり、その凸面が像側に
面しているようにする。
以下図面につき説明する。
第1図に示す既知のカラーテレビジョン投写装置はカラ
ーテレビジョン受信機1を有する。例えばアンテナ2に
結合されたこの受信機の入力端にはカラーテレビジョン
信号が供給され、このカラーテレビジョン信号が赤信
号、緑信号および青信号に分離される。これらの信号が
3つの分離した再生管、本例の場合3つの陰極線管3,
4および5に供給され、これら3つの陰極線管の蛍光ス
クリーン上に赤画像、緑画像および赤画像が現れる。再
生管と関連する線図的に示す投写レンズ系6,7および
8がこれらの画像を投写スクリーン10上に投写する。明
瞭化の為に再生管によって放出されるビームの主光線の
みを図示してある。投写レンズ系6,7,8と投写スク
リーン10との間には鏡9が配置されており、この鏡によ
り陰極線管からの斜め上方に向いたビームを投写スクリ
ーン10に反射させている。この鏡は光路を折り返す為、
光路の長さを減少させずに投写装置を比較的奥行の浅い
キャビネット内に収容しうる。
上述した3つの単色画像は投写スクリーン上で重畳する
必要がある。この目的の為に、インライン配置にした陰
極線管を互いに方向にわずかに傾けるように、すなわち
陰極線管3および5のスクリーンに対する法線が陰極線
管4のスクリーンに対する法線とわずかな角度を成すよ
うにする。
投写スクリーン10においては、3つのビームの光が視聴
者Wに対する水平方向であるY方向において比較的大き
な角度に亘って、また視聴者Wに対する垂直方向である
Z方向において小さな角度に亘って散乱される。視聴者
Wは再生管により形成された拡大像の重畳である画像を
見る。
投写レンズ系6,7および8の各々は関連の再生管のス
クリーン上のシーンを画像の縁部においても像品質が高
くなるように投写スクリーン上に結像させる必要があ
る。このような投写レンズ系の開口数は大きくし、所定
の倍率に対応する像距離はできるだけ小さくする必要が
ある。投写レンズ系のレンズは比較的大きい為、これら
のレンズは軽量の材料から造るのが望ましい。更に、レ
ンズ素子の個数は最小にする必要がある為、投写レンズ
れ系が適切に補正され且つ満足な光学的伝達関数を有す
るようにする為に、これらレンズ素子の少なくとも幾つ
かが非球面の屈折面を有するようにする必要がある。更
に、投写レンズ系全体の焦点距離は温度に依存しないよ
うに且つ広い波長範囲に亘って一定に維持されるように
する必要がある。
本発明は上述した部分的に矛盾する条件を最適に満足さ
せる種類の投写レンズ系を提供するものである。
第2図は本発明の第1実施例による投写レンズ系を示
す。この投写レンズ系は像側からすなわち第2図の左側
に位置さすべき投写スクリーンから見て第1レンズ群す
なわち補正群g1と、第2レンズ群すなわち主群g2と、
第3レンズ群すなわち視野曲率補正群g3とを有する。
第3群g3は1つのレンズL5を有し、このレンズは非球
面である凹状屈折面S10を有し、透明プラスチック、例
えばポリメタクリル酸メチル(PMMA)より成る。レンズL
5の第2面S11は平坦であり、平坦なホルダCPに対接さ
れている。このホルダ中には例えば水およびグリコール
を有する冷却液を流す。このような冷却は、再生管が高
輝度を有する必要がある為に必要となる。冷却を行わな
いと、再生管のフェースプレートFP上の蛍光材料の温度
が可成り上昇し、従って再生管の輝度が減少するおそれ
がある。
第1レンズ群g1は面S1,S2およびS3,S4をそれぞ
れ有する2つの補正レンズL1およびL2を具えている。
面S1およびS3は凹面且つ非球面である。レンズL1
面S2は凸面且つ球面であり、レンズL2の面S4は平面
である。レンズL1およびL2は透明プラスチック、例え
ば前述したPMMAから造る。レンズ群g1およびg3はPMMA
の代わりに例えばポリカーボネートから造ることもでき
る。
レンズ系の屈折力のほぼ全体を有し、原理的に1個のレ
ンズを有しうる主群g2は補正レンズL1,L2およびL5
よりも一層厳しい条件を満足する必要がある。投写レン
ズ系全体の焦点距離が温度変化にかかわらず一定に維持
され、投写スクリーン上に形成される像が常に合焦状態
に維持されるようにする為には、主レンズの焦点距離が
温度変化に殆ど依存しないようにする必要がある。この
主レンズは2つの非球面の屈折面S5およびS9を有す
る。またこの主レンズはレンズ基体、すなわちプレフォ
ームLSを有し、このレンズ基体LSは第2図に破線で示す
2つの凸状面S6およびS8を有し、これら凸状面S6
よびS8には透明プラスチック層LA1およびLA2がそれぞ
れ設けられ、これら透明プラスチック層のそれぞれの外
側面S5およびS9は非球面となっている。主レンズの屈
折力のほぼ全体が、光学的品質および熱安定性の良いガ
ラス本体によって得られる。非球面プラスチック層は薄
肉であり、温度変化の結果としてのこれらプラスチック
層の形状或いは屈折率の変化によってはレンズ全体の特
性にほんのわずかの影響しか及ぼさない。
非球面プラスチック層はレプリカ処理によりレンズ基体
LSに被着しうる。この処理の為に、形成すべき層の所望
外形とは逆の内形を有する型を用いる。充分に軟質状態
にある透明プラスチック、例えば紫外線重合が可能なプ
ラスチックをレンズ基体上に堆積し、その後この材料中
に前記の型を圧入させる。次に、プラスチックを例えば
紫外線光を当たることにより硬化させ、型を除去し、こ
れにより他の処理を行うことなくレンズが形成される。
主群g2は2つのレンズ素子L3およびL4を有し、これ
らレンズ素子を互いに接着させるようにするのが適して
いる。これら2つのレンズ素子L3およびL4は第2図に
示すように面L5,S7およびS7,S9をそれぞれ有す
る。これらレンズ素子を形成する材料の屈折率はできる
だけ等しくし、分散度を等しくしない。このような二重
素子レンズ(ダブレット)によれば軸方向の色収差を満
足に補正しうる。レンズ素子L3およびL4は一方の面に
非球面層LA1およびLA2がそれぞれ設けられたガラス
レンズ基体を有するようにしうる。
第2図に示す実施例では、投写レンズ系が例えば0.375
の開口数および例えば94mmの焦点距離を有するようにす
る。
第2,3および4図においては、像側は図面の左側に位
置する。光線は実際には右から左に伝播するが、第2,
3および4図では光路を左から右に示してあり、このよ
うにすることはこの種類の光学系ではしばしば行われて
いることである。
第3図は、第2図に示す投写レンズ系に比べて改善した
本発明による投写レンズ系の第2実施例を示す。本例に
おける改善点は、開口数を大きく、例えばN.A.=0.385
とし、焦点距離を短く、例えばF=85mmとし、従って装
置の長さを短くし、補正群g1が1個のみのレンズL1
有するようにすることにある。特に不可避な製造誤差の
為に第2図に示す投写レンズ系に比べた第3図に示す投
写レンズ系の品質の、理論的に予期される減少は実際に
は殆ど認められない。レンズL1は非球面形状の凸面S1
と、球面状の凹面S2とを有し、PMMAから造ることがで
きる。主群は二重レンズ素子L2およびL3を有し、これ
らレンズ素子は凸状で非球面な外側面S3およびS7をそ
れぞれ有し且つ球面の共通内側面S5を有する。レンズ
素子L2およびL3の各々は、非球面プラスチック層が設
けられたガラスレンズ基体を具えるようにしうる。視野
補正レンズL4は非球面の凹面S8と平坦面S9とを有
し、PMMAから造るこてができる。
非球面S1,S3,S7およびS8は次式で表すことができ
る。
ここにYは非球面上の点からレンズの光軸までの距離で
あり、Zは非球面上のこの点を光軸上に投影した点から
光軸と非球面との交点までの距離である。
レンズL1およびL4をPMMAから造り、レンズ素子L2
“スコットSK5”タイプのガラスから造り、レンズ素子
3を“スコットF2”タイプのガラスから造った第3図
に示すような投写レンズ系の具体例では、軸上レンズ面
での曲率C、これらレンズ面間の軸上での距離dおよび
屈折率nは像側から見て以下の値を有する。
一方、面S1,S3,S7およびS8の非球面係数a2iは以
下の通りである。
1: a2=0.548463・10-24=-0.109378・10-56=0.538097・10-98=-0.852732・10-1210=0.351637・10-1512=-0.705982・10-193: a2=0.454975・10-24=-0.289795・10-66=0.586785・10-98=-0.523290・10-1210=0.218841・10-1512=-0.330159・10-1972=-0.673192・10-24=-0.848738・10-76=-0.407030・10-108=-0.134318・10-1310=0.354263・10-1712=0.284704・10-2082=-0.119668・10-14=-0.290482・10-56=0.357137・10-98=0.172751・10-1210=-0.319063・10-1512=0.610782・10-19 第4図は投写レンズ系の他の実施例を示す。本例の投写
レンズ系において焦点距離および開口数を第3図と同じ
にした場合、この第4図の投写レンズ系の非球面は第3
図の場合よりも1つ少なくなる。この点は製造技術の理
由で有利なことである。主群g2においては、両凸レン
ズと凹−凸レンズとを第3図に示す主群と比べて交換し
た。第4図に示す投写レンズ系においては、屈折率が最
小のレンズ、すなわち例えば“スコットSK5”ガラスよ
り成るレンズL3のみに非球面の外側面S6を有する層L
1を設ける。例えば“スコットF2”ガラスより成るレ
ンズL2は球面の外側面S3を有する。
第4図に示すような投写レンズ系の具体例におけるレン
ズ面の曲率C、これらレンズ面間の軸上での距離dおよ
び屈折率nは以下の値とした。
一方、非球面S1,S6およびS7の係数a2iは以下の通
りである。
1: a2=0.487302・10-24=-0.132602・10-56=0.893281・10-98=-0.125369・10-1110=0.575593・10-1512=-0.112343・10-186: a2=-0.650812・10-124=0.753203・10-76=-0.112248・10-98=0.440464・10-1310=-0.740770・10-1712=0.140561・10-207: a2=-0.116152・10-14=-0.358740・10-56=0.613170・10-98=0.114572・10-1210=-0.326357・10-1512=0.436284・10-19 上述した投写レンズ系はカラーテレビジョン投写装置に
おける最も広い帯域の緑チャネルに用いるのに極めて適
している。しかし、このような投写レンズ系をこのよう
なカラーテレビジョン投写装置の青チャネルや赤チャネ
ルにも用いることができる。
本発明による収差曲線の例を示すと、第5〜10図の通
りとなる。
第8〜10図は幾何学的変調伝達関数(MTF)曲線を示す
もので、第8(a)〜10(a)図は使用する光線の波長(λ)、
開口数、フェースプレートFP上でのX及びY座標で示す
光線の出発点、及び口径食を図示のとおりとした場合の
空間周波数に対する変調伝達関数を示し、第8(b)〜10
(b)図は第8(a)〜10(b)図にそれぞれ対応して空間周波
数を5.0本/mmとした場合の光軸方向偏移に対する変調
伝達関数を示す。第5〜7図は各変調を図面に示す通り
にした場合の光軸に対する垂直方向収差を示す(ただ
し、フェースプレート上での光線の出発点をXref,Y
refで示す)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、既知のカラーテレビジョン投写装置を示す線
図的斜視図、 第2,3および4図は、前記のカラーテレビジョン投写
装置に用いる為の本発明による投写レンズ系の実施例を
示す線図、 第5〜10図は、第3図に示す投写レンズ系の収差曲線を
示すグラフ線図である。 1……カラーテレビジョン受信機 2……アンテナ 3,4,5……陰極線管 6,7,8……投写レンズ系 9……鏡 10……投写スクリーン FP……フェースプレート CP……ホルダ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−121016(JP,A) 特開 昭57−177115(JP,A) 特開 昭57−108818(JP,A) 特開 昭57−34515(JP,A) 特開 昭55−124114(JP,A) 特開 昭50−145226(JP,A) 特開 昭58−136011(JP,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生素子により再生されたシーンの拡大像
    を投写スクリーン上に投写する投写レンズ系であって、
    この投写レンズ系は、像側から見て順次に、少なくとも
    一方の外側面が非球面である第1群と、少なくとも物体
    側に面する外側面が非球面である正の第2群すなわち主
    群と、像側に面する面が凹面で且つ非球面である負のレ
    ンズを有する第3群とを具えており、第1群および第3
    群のレンズ素子が透明のプラスチックから成っている当
    該投写レンズ系において、前記の主群が投写レンズ系の
    屈折力のほぼ全体を決定し、且つこの主群が少なくとも
    1つのガラスレンズ基体を有し、このガラスレンズ基体
    の、少なくとも物体側に面する外側面に、非球面の外側
    面形状の透明プラスチックの層が設けられており、その
    プラスチック層がこの投写レンズ系の温度特性に殆ど影
    響を及ぼすことなく球面収差を補正するようになってお
    り、前記の主群は両凸レンズ素子と凹−凸レンズ素子と
    を接着させた二重レンズとし、これらレンズ素子の基材
    は互いにほぼ等しい屈折率および互いに異なる分散度を
    有するようにしたことを特徴とする投写レンズ系。
  2. 【請求項2】カラー投写装置に用いる特許請求の範囲第
    1項に記載の投写レンズ系において、物体側から見て順
    次のレンズ素子の直径が減少していることを特徴とする
    投写レンズ系。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    投写レンズ系において、主群の外側面の各々に、外側面
    形状が非球面の透明プラスチックの層が設けられている
    ことを特徴とする投写レンズ系。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載の投写レンズ
    系において、第1群が2つのレンズを有し、そのうちの
    像側における第1のレンズはその凹面が像側に面するメ
    ニスカスレンズであり、第2のレンズはその凹面が像側
    に面する平凹レンズであり、これら双方のレンズの凹面
    が非球面であることを特徴とする投写レンズ系。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項に記載の投写レンズ
    系において、第1群は1つのメニスカスレンズを有し、
    その屈折力はほぼ零であり、その凸面が像側に面してい
    ることを特徴とする投写レンズ系。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項に記載の投写レンズ
    系において、像側から見てレンズL1,LA1,L2
    3,LA2,L4の面S1〜S9の軸上での曲率C、軸上
    でのこれら面間の距離dおよびレンズ材料の屈折率nの
    値は となっており、焦点距離Fは F=85mm であり、開口数N.A.は N.A.=0.385 であり、非球面上の点からレンズの光軸までの距離をY
    とし、この点を光軸上に投影した点から光軸と非球面と
    の交点までの距離をZとした際に、 で表される非球面S1,S3,S7およびS8の計数a2iは S1: a2=0.548463・10-24=-0.109378・10-56=0.538097・10-98=0.852732・10-1210=0.351637・10-1512=-0.705982・10-193: a2=0.454975・10-24=-0.289795・10-66=0.586785・10-98=-0.523290・10-1210=0.218841・10-1512=-0.330159・10-197: a2=-0.673192・10-24=-0.848738・10-76=-0.407030・10-108=-0.134318・10-1310=0.354263・10-1712=0.284704・10-208: a2=-0.119668・10-14=-0.290482・10-56=0.357137・10-98=0.172751・10-1210=-0.319063・10-1512=0.610782・10-19 を満足していることを特徴とする投写レンズ系。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項に記載の投写レンズ
    系において、第3群は1つのメニスカスレンズを有し、
    その屈折力はほぼ零であり、その凹面が像側に面してい
    ることを特徴とする投写レンズ系。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項に記載の投写レンズ
    系において、像側から見てレンズL1,L2,L3,L
    1,L4の面S1〜S8の軸上での曲率C、軸上でのこれ
    ら面間の距離dおよびレンズ材料の屈折率nの値は となっており、焦点距離Fは F=85mm であり、開口数N.A.は N.A.=0.385 であり、非球面上の点からレンズの光軸までの距離をY
    とし、この点を光軸上に投影した点から光軸と非球面と
    の交点ま での距離をZとした際に、 で表される非球面S1,S6およびS7の係数a2iは S1: a2=0.487302・10-24=-0.132602・10-56=0.893281・10-98=-0.125369・10-1110=0.575593・10-1512=-0.112343・10-186: a2=-0.650812・10-24=0.753203・10-76=-0.112248・10-98=0.440464・10-1310=-0.740770・10-1712=0.140561・10-207: a2=-0.116152・10-14=-0.358740・10-56=0.613170・10-98=0.114572・10-1210=-0.326357・10-1512=0.436284・1019 を満足していることを特徴とする投写レンズ系。
  9. 【請求項9】原色の赤、緑および青の各々に対し1個ず
    つ計3個の陰極線管と、1個の投写スクリーンと、各々
    が前記の陰極線管の1個と前記の投写スクリーンとの間
    に配置された3個の投写レンズ系とを具えるカラーテレ
    ビジョン投写装置において、少なくとも緑の陰極線管か
    らの光路中の投写レンズ系が、スクリーン側から見て順
    次に、少なくとも一方の外側面が非球面である第1群
    と、少なくとも陰極線側に面する外側面が非球面である
    正の第2群すなわち主群と、スクリーン側に面する面が
    凹面で且つ非球面である負のレンズを有する第3群とを
    具えており、第1群および第3群のレンズ素子が透明の
    プラスチックから成っており、前記の主群が投写レンズ
    系の屈折力のほぼ全体を決定し、且つこの主群が少なく
    とも1つのガラスレンズ基体を有し、このガラスレンズ
    基体の、少なくともスクリーン側に面する外側面に、非
    球面の外側面形状の透明プラスチックの層が設けられて
    おり、前記の主群は両凸レンズ素子と凹−凸レンズ素子
    とを接着させた二重レンズとし、これらレンズ素子の基
    材は互いにほぼ等しい屈折率および互いに異なる分散度
    を有するようにした投写レンズ系となっていることを特
    徴とするカラーテレビジョン投写装置。
JP61032086A 1985-02-18 1986-02-18 投写レンズ系 Expired - Lifetime JPH065338B2 (ja)

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