JPH065221U - パワーmosfet駆動回路 - Google Patents
パワーmosfet駆動回路Info
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- JPH065221U JPH065221U JP4193692U JP4193692U JPH065221U JP H065221 U JPH065221 U JP H065221U JP 4193692 U JP4193692 U JP 4193692U JP 4193692 U JP4193692 U JP 4193692U JP H065221 U JPH065221 U JP H065221U
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- power mosfet
- drive circuit
- power
- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源電圧が変動してもパワーMOSFETが
破壊されることのない高信頼性のパワーMOSFET駆
動回路を提供する。 【構成】 パワーMOSFETQ40の駆動段のMOS
FETQ10と電源Vcc間に定電圧回路3を設けるこ
とを特徴とする。
破壊されることのない高信頼性のパワーMOSFET駆
動回路を提供する。 【構成】 パワーMOSFETQ40の駆動段のMOS
FETQ10と電源Vcc間に定電圧回路3を設けるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はパワーMOSFETの駆動回路に関する。
【0002】
一般的にパワーMOSFETの駆動回路としては、トーテムポール型またはプ ッシュプル型回路があり、それぞれトランジスタまたはMOSFETによって電 源電圧をパワーMOSFETのゲートにゲート抵抗を介して直接印加する。
【0003】 図5及び図6はそれぞれ、トーテムポール型及びプッシュプル型の回路例であ り、図5中、10はパワーMOSFETの駆動回路である半導体素子、20は半 導体素子10中の制御回路部、Q10,Q20,Q30は半導体素子10中のパ ワーMOSFET駆動段のMOSFET、R10,R20は抵抗、Q40はパワ ーMOSFET、Vccは電源、ZD10は後述する保護用のツェナーダイオー ドである。
【0004】 また、図6中、10’はパワーMOSFETの駆動回路である半導体素子、2 0’は半導体素子10’中の制御回路部、Q50,Q60はパワーMOSFET 駆動段のトランジスタ、R20’は抵抗、Q70はパワーMOSFET、ZD1 0は後述する保護用のツェナーダイオードである。
【0005】
ところで、前述の構成のパワーMOSFETの駆動回路においては、以下のよ うな問題点があった。
【0006】 即ち、電源電圧VccがパワーMOSFETのゲートに対し、ゲート抵抗を介 して直接印加されている為に、電源電圧Vccが変化するとそれに応じてパワー MOSFETのゲート電圧VGSも変化する為、パワーMOSFETのオン抵抗RDS も変化したり、成いはゲート耐圧を越える電圧が印加されパワーMOSFET が破壊する場合があった。
【0007】 この電源電圧Vccの変動に対するパワーMOSFETのオン抵抗RDSの変化 及びゲート電圧VGSの変化はそれぞれ、例えば図7及び図8に示すような特性と なる。このような電源電圧の変動によるパワーMOSFETの破壊を防止するよ うため、従来はパワーMOSFETのゲートに前述したようなツェナーダイオー ドZD10を接続する必要があった。
【0008】 そこで本考案の目的は、電源電圧の変動があっても、それに伴なってゲート電 圧、パワーMOSFETのオン抵抗が変化することのない、高信頼性のパワーM OSFETの駆動回路を提供することにある。
【0009】
前記目的を達成するために本考案は、パワーMOSFET及び電源間に介挿さ れ前記パワーMOSFETを駆動するパワーMOSFET駆動回路において、前 記パワーMOSFETの駆動段の半導体素子と前記電源間に定電圧回路を設けて なることを特徴とする。
【0010】
本考案のパワーMOSFETの駆動回路においては、前述のように定電圧回路 を設けておりゲート電圧は安定化されるので、電源電圧が変動してもパワーMO SFETのオン抵抗の変化は無くなりゲート破壊も無くなる。
【0011】 また、従来不可欠であったパワーMOSFETのゲート部のツェナーダイオー ドが不要となり、さらに定電圧回路はゲート電圧のみを対象としたものであるた め面積も小さく済み、駆動回路としての形状が大型化されるといった問題も無く ゲート電圧の安定化を図れる。
【0012】
本考案の実施例について、図1乃至図4を参照して説明する。
【0013】 図1及び図2はそれぞれ、本実施例によるトーテムポール型及びプッシュプル 型のパワーMOSFETの駆動回路である。
【0014】 なお、図5及び図6に示す従来例と同一機能部分には同一記号を付している。
【0015】 図1のトーテムポール型の駆動回路である半導体素子(以下、単に駆動回路と 記す)1においては、電源電圧Vccと駆動用MOSFETQ10との間に定電 圧回路3を組み込んでいる。従って、電源電圧Vccが変動した場合でも制御回 路2へ入力される電圧は変化するがパワーMOSFETQ40のゲート電圧は変 化せず、オン抵抗の変化やゲート破壊は起こらない。
【0016】 図3及び図4はこれを示したもので、それぞれ、電源電圧Vccに対するパワ ーMOSFETQ40のオン抵抗RDS特性及びゲート電圧VGSの特性を示してい る。図3及び図4より明らかなように、パワーMOSFETQ40のオン抵抗R DS 及びゲート電圧VDSは電源電圧Vccの変動にかかわらず一定となっている。
【0017】 また、ゲート電圧を安定化できることから、従来不可欠であったパワーMOS FET40のゲート部の保護用のツェナーダイオードZD10も不要となり、さ らに定電圧化はゲート電圧のみを対象としているので駆動回路における定電圧回 路3の面積も小さくて済み、駆動回路としての形状が大型化されるといった問題 も無くゲート電圧の安定化を図れる。
【0018】 また、図2のプッシュプル型の駆動回路1’においては、電源電圧Vccと駆 動用トランジスタQ50との間に定電圧回路3’を組み込んでいる。2’は制御 回路である。この実施例においても、図1のトーテムポール型の駆動回路と同一 の効果が得られる 以上のように、本実施例によれば、形状を大型化するといった変更もなく、電 源電圧の変動に対して安定したゲート電圧を供給できる高信頼性のパワーMOS FETの駆動回路を実現できる。
【0019】
以上説明したように本考案によれば、形状を大型化するといった変更もなく、 安定したゲート電圧を供給できる高信頼性のパワーMOSFETの駆動回路を実 現できる。
【図1】本考案の一実施例によるトーテムポール型のパ
ワーMOSFET駆動回路である。
ワーMOSFET駆動回路である。
【図2】本考案の他の実施例によるプッシュプル型のパ
ワーMOSFET駆動回路図である。
ワーMOSFET駆動回路図である。
【図3】本考案の実施例によるパワーMOSFET駆動
回路における電源電圧とオン抵抗の特性図である。
回路における電源電圧とオン抵抗の特性図である。
【図4】本考案の実施例によるパワーMOSFET駆動
回路における電源電圧とゲート電圧の特性図である。
回路における電源電圧とゲート電圧の特性図である。
【図5】従来例によるトーテムポール型のパワーMOS
FET駆動回路図である。
FET駆動回路図である。
【図6】従来例によるプッシュプル型のパワーMOSF
ET駆動回路図である。
ET駆動回路図である。
【図7】従来例によるパワーMOSFET駆動回路にお
ける電源電圧とオン抵抗の特性図である。
ける電源電圧とオン抵抗の特性図である。
【図8】従来例によるパワーMOSFET駆動回路にお
ける電源電圧とゲート電圧の特性図である。
ける電源電圧とゲート電圧の特性図である。
3,3’ 定電圧回路 Q40,Q70 パワーMOSFET Vcc 電源 Q10,Q20,Q30 MOSFET(駆動段の半導
体素子) Q50,Q60 トランジスタ(駆動段の半導体素子)
体素子) Q50,Q60 トランジスタ(駆動段の半導体素子)
Claims (1)
- 【請求項1】 パワーMOSFET及び電源間に介挿さ
れ前記パワーMOSFETを駆動するパワーMOSFE
T駆動回路において、 前記パワーMOSFETの駆動段の半導体素子と前記電
源間に定電圧回路を設けてなることを特徴とするパワー
MOSFET駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193692U JPH065221U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | パワーmosfet駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193692U JPH065221U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | パワーmosfet駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065221U true JPH065221U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12622115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4193692U Pending JPH065221U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | パワーmosfet駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065221U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687018B1 (ko) * | 2003-09-26 | 2007-02-27 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 과열보호회로를 구비한 반도체장치 및 그것을 이용한전자회로 |
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-
1992
- 1992-06-18 JP JP4193692U patent/JPH065221U/ja active Pending
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