JPH0651231B2 - 金属帯接続用溶接機のクランプ異常検出方法 - Google Patents

金属帯接続用溶接機のクランプ異常検出方法

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JPH0651231B2
JPH0651231B2 JP63203898A JP20389888A JPH0651231B2 JP H0651231 B2 JPH0651231 B2 JP H0651231B2 JP 63203898 A JP63203898 A JP 63203898A JP 20389888 A JP20389888 A JP 20389888A JP H0651231 B2 JPH0651231 B2 JP H0651231B2
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welding machine
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満 小川
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Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属帯接続用溶接機のクランプ異常検出方法
に関し、さらに詳しくはクランプ異常に起因する溶接不
良を未然に防止するクランプ異常検出方法に関する。
〔従来の技術〕
フラッシュバット溶接機、レーザ溶接機などの突合わせ
溶接機によって鋼板を溶接する場合には一般に鋼板を堅
固に支持するためにクランプ装置が用いられる。
クランプ装置は第4図に示すように連続的に搬送されて
くる鋼板2を溶接する場合、先行鋼板と後行鋼板の溶接
端部を上下クランプ台1、1aでクランプする装置であ
る。
なお第4図(a)は平面図、第4図(b)は側面図、第
4図(c)は第4図(a)のA−A矢視図である。
クランプ装置には先行技術として例えば特開昭61−7
4786号に、溶接部の品質向上を目的として金属帯の
正確な板厚を知るため、上下クランプ台の一方に変位検
出器を他方のクランプ台に該変位検出器に当応する応答
部材を設けた溶接設備が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の特開昭61−74786号に示されるよ
うな溶接設備では、クランプ対象物である鋼板2のエッ
ジが損傷し、いわゆる耳曲がりが発生している場合に、
この鋼板2をクランプすると第5図に示すように、クラ
ンプ状態が板幅方向で均一ではなくなり、鋼板2を堅固
に支持することができず、溶接不良を招くという問題が
あった。しかし、現状ではこのような異常状態を検出す
る方法がなく、その出現が待望されていた。
本発明は上述の問題点を解決するために提案されたもの
であり、クランプ異常に起因する溶接不良を未然に防止
することを可能とした、金属帯接続用溶接機のクランプ
異常検出方法を提供することを課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決するもので、次の方法を採
った。すなわち、 鋼板突合溶接に当り、一対の金属帯のそれぞれの端部を
一対の上下クランプ台からなるクランプ装置でクランプ
し、金属帯両端部を突合わせ溶接するに当り、金属帯ク
ランプ時における各クランプ装置の金属帯幅方向両端部
の上下クランプ台間の離間距離(以下クランプ代とい
う)をそれぞれ測定し、 クランプ装置毎の測定値の差を予め定めた一定値と比
較し、一定値より大きいとき異常信号を出力する方法、 および、 クランプ装置毎の測定値と金属帯の厚さとの差を予め
定めた一定値とそれぞれ比較し、一定値より大きいとき
異常信号を出力する方法 である。
〔作用〕
本発明は、鋼板のエッジに第5図に示すような耳曲がり
が発生した場合、鋼板両端部のクランプ代7の変化に着
目したものであり、その変化状況を測定してクランプの
異常状態を判断するものである。従って、クランプ異常
に起因する溶接不良を未然に防止することができる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本発明の実施例の説明図であり、第1
図は第1の実施例、第2図は第2の実施例、第3図は検
出器設置状態を示している。
第3図ではクランプ装置の両側にクランプ代7を検出す
るための検出器としてポテンショメータ3を使用した例
を示している。
第1図は、両ポテンショメータ3の測定値の差を予め定
めた一定値と比較し、一定値より大きいときクランプ異
常信号を出力する装置の例を示している。すなわち、ポ
テンショメータ3の両端に定電圧電源装置4からの定電
圧を印加し、クランプ完了時の両ポテンショメータ3の
出力V、Vを比較器5で比較し、これらの偏差|V
−V|が一定値αを超えた場合にクランプ異常の警
報6を出力するものである。一定値αを設定変更するこ
とにより、異常検出の感度を任意に変えることが可能で
ある。
第2図は、クランプ対象物である鋼板2の板厚を事前に
入力しておき、各ポテンショメータ3の測定値と板厚と
の差を予め定めた一定値とそれぞれ比較し、一定値より
大きいときクランプ異常信号を出力する装置の例を示し
ている。
すなわち、第1の実施例と同様にポテンショメータ3の
両端に定電圧電源装置4からの定電圧を印加し、クラン
プ完了時の両ポテンショメータ出力V、Vと板厚t
を比較器5で比較し、 V−tが一定値βを超えた場合にクランプ異常の警
報6を出力する、 V−tが一定値βを超えた場合にクランプ異常の警
報6を出力する、 ものである。この場合も第1の実施例と同様に一定値β
を設定変更することにより、異常検出の感度を任意に変
えることが可能である。
なお、実施例ではクランプ代を検出するための検出器と
してポテンショメータを用いたが、この種の変位検出器
として、マグネスケール或は、差動トランス型変位計を
用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明により、突合わせ溶接機におけるクランプ装置の
クランプ異常状態を溶接工程の前に検出することがで
き、クランプ異常に起因する溶接不良を未然に防止可能
となる。
従って、本発明は溶接部の品質並びに生産性の向上に極
めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施例の説明図を第1図〜第3図に示し、第1
図は第1の実施例、第2図は第2の実施例、第3図は検
出器の設置状態である。第4図はクランプ装置の説明図
であり、第4図(a)は平面図、第4図(b)は側面
図、第4図(c)は第4図(a)のA−A矢視図、第5
図はクランプ異常状態の説明図である。 1……上クランプ台、1a……下クランプ台 2……鋼板、3……ポテンショメータ 4……定電圧電源装置、5……比較器 6……警報、7……クランプ代 V、V……測定値、α、β……一定値 t……鋼板板厚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の金属帯のそれぞれの端部を一対の上
    下クランプ台からなるクランプ装置でクランプし、金属
    帯両端部を突合わせ溶接するに当り、 金属帯クランプ時における各クランプ装置の金属帯幅方
    向両端部の上下クランプ台間の離間距離をそれぞれ測定
    し、クランプ装置毎の該測定値の差を予め定めた一定値
    と比較し、該一定値より大きいとき異常信号を出力する
    ことを特徴とする金属帯接続用溶接機のクランプ異常検
    出方法。
  2. 【請求項2】一対の金属帯のそれぞれの端部を一対の上
    下クランプ台からなるクランプ装置でクランプし、金属
    帯両端部を突合わせ溶接するに当り、 金属帯クランプ時における各クランプ装置の金属帯幅方
    向両端部の上下クランプ台間の離間距離をそれぞれ測定
    し、クランプ装置毎の該測定値と金属帯の厚さとの差を
    予め定めた一定値とそれぞれ比較し、該一定値より大き
    いとき異常信号を出力することを特徴とする金属帯接続
    用溶接機のクランプ異常検出方法。
JP63203898A 1988-08-18 1988-08-18 金属帯接続用溶接機のクランプ異常検出方法 Expired - Lifetime JPH0651231B2 (ja)

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JPH0255677A JPH0255677A (ja) 1990-02-26
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DE102019114477A1 (de) * 2019-05-29 2020-12-03 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Automatische Materialerkennung mit Laser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5992180A (ja) * 1982-11-18 1984-05-28 Mitsubishi Electric Corp フラツシユ溶接機の板厚整合装置

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