JPH06510572A - スクリーニング・ドラムの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スクリーニング・ドラムの製造方法 本発明は、繊維材料を篩分け（ふるい分け）するためのスクリーニング・ドラム （ｓｃｒｅｅｍｉＢ　ｄｒｅｗ）の製造方法に関する。

セルローズ含有材料である繊維懸濁液のような繊維材料を篩分けすることの目的 は、結束繊維（４ｂｉｙｅｓ）　、ファイバーバンドル（ｆｉｂｒｅ　ｂｓａｄ ｌｓｓ繊維束）又は他の夾雑物（きょう雑物）の形態の粗粒子（…ｒｓｅ…目山 ）を繊維材料から分離することにある。この篩分けは通常は静止又は回転するス クリーニング中ドラムを具備するスクリーニング手段において実行される。この スクリーニング・ドラムは穴（ｔｐｅ＋ｌｕｅ）又はスロット（＋ｌｏｌ）を備 えていて、そこを通して夾雑物以外の繊維が通過することができる。

この種のスクリーニング−ドラムは通常はプレート（ｐｌｔｌｅ　、板）に穴を 開けるか、又はスロットを切り、それは次いでドラムに成形されることによって 、製造される。開通領域（ｏｐｅＩｌ＊ｒｕ　）　、即ち開口されるスクリーニ ング・ドラムの表面のその部分をできるだけ大きなものとするためには、穴又は スロットは密に配置されなければならない。それと同時に、ドラムの強度は維持 されなければならないから、このことは精度についての要求が高いことを意味す る。

特に、或る場合には、きりであけられた穴を有するドラムよりもより有利である 、スロットを切られドラムを製造する場合には、スロットとスロットの間の材料 が薄いことに基づいて、強度を維持することが困難である。それ故に、スロット は短くされ、そして或るお互いの距離を以て位置せしめられなければならないが 、このことは逆に開通領域を限られたものとする。

この問題を解決する一つの方法は、環状のストリップ（４＋ｒｉ＠　、条片）に よってきちんと保持される、多数のバーＯａｒ　、棒）から成るドラムを設計す ることである。しかし乍ら、このことはスクリーニング・ドラムを製造するには 複雑で費用の掛かるやり方である。更に、ドラムの全面に亘って一様なスロット 幅を得ることはこれまた困難である。

本発明に従えば、上述の課題は、以下のようにしてスクリーニング・ドラムが製 造されることによって解決される。平面状で矩形状のプレートは、その前面に全 プレートに亘って延長する多数の平行な溝が設けられる。プレートの前面には、 多数の支持ストリップがそのプレートを横切って取付けられる。プレートは裏面 から溝の前面に直接に通じるようにスロットを切られ、プレートはその後でドラ ムに折り曲げられる。本発明の特徴は添付の特許請求の範囲により詳細に明示さ れている。

本発明によれば、スロットを設けられたドラムは高い寸法精度及び大きな開通領 域を持っていて、しかも強度を損じることなしに製造されることができる。この スロットはまた他の方法によれば可能であるよりもより小さな幅を与えられるこ とができる。

本発明は、添付図面に示されるその実施例を参照して、以下により詳細に記述さ れる。添付図面において、 図１は、本発明にがかるスクリーニング・ドラムを示し、図２は、スクリーニン グ・ドラムの一部断面図であり、図３は、支持ストリップを具備するスクリーニ ング・ドラムの縦方向部分の詳細を示し、 図４は、平面状で矩形状のプレート形状をした、折り曲げる前のスクリーニング ・ドラムを示し、 図５及び図６は、図４に示すプレートの横方向からみた図を示す。

図示の実施例に従えば、その製造は、厚みが４　１０ｍｍであり得る矩形状で平 面状のプレート１から出発する。プレートの寸法は、もちろん、スクリーニング ・ドラムの所望の寸法に依存する。プレートは、その前面に、好まし《はフライ ス削り（ａｉｌｌｉＢ　）によって加工された、多数の平行な溝を備えている。

この溝は、■字形であってその底において、より小さな平面状の表面を有するも のとする。この溝と溝の間の区間（ｄｉｖｉｓｉｏｎ）は、２−１０ｍｍ，好ま しくは２−６ｍｍであることができる。その後に、多数の支持ストリップ３がプ レートの前面において溝２を横切って溶接される。支持ストリップ３は好ましく はプレートに当接されるべき丸みを帯びた部分を備えている。この丸みを帯びた 部分に基づいて、開通領域は最大寸法を与えられることができるが、それは溝の 最小可能な部分がこのストリップによって「おおわれる（ｏｂｚｃ習ｎｄ）Ｊこ とに基づく。このストリップは、もちろん、他のやり方によっても形成されるこ とができる。従って、従来のスロットを切ったドラムに比して、開通領域を７０ ％まで増大することが可能である。

その後に、このプレートは、裏面からスロット開口４をフライス加工によって溝 ２の前面に直接に通じるように切られる。その他に、そのスロットに関連して凹 所５がフライス加工によって設けられることができる。凹所５は、スロット４に ついて縦方向に延長し、波形又は鋸歯状の表面を持ったプレートを与える。スロ ット開口４が位置するところであるプレートのこの薄い部分は、０．　２−１。

５ｍｍ，好ましくは０．４−０．７ｍｍの厚みを持つものとする。

プレートは最終的には、その前面が外側を向いたドラムの形状に折り曲げられる 。プレートは、一様なスロット幅を確保する支持ストリップ３によって結合を保 たれる。このスロット幅は、もちろん、折り曲げによって減少せしめられるが、 しかしこの減少は事前に計算可能である。このことは、それと同時に、手ごろな コストでもってフライス加工されることが可能なものよりもより狭いスロットが 得られることを意味する。最終のギャップ幅は、０−　０　５　１−　Ｏｍｍｓ 好ましくは０．１−０．５ｍｍであることができる。

一つの実例によると、Ｖ形の溝は、８ｍｍの厚みのプレートにおいて６．５ｍｍ の深さにフライス加工により設けられた。区間は１０ｍｍであった。プレートの 前面に、直径が１０ｍｍの円筒状の鉄（ｒｏｗｅｄ　ｉｒｏＩｌ）が溶接された 。プレートは０．４５ｍｍ幅のスロットを備えていた。プレートを８００ｍｍの 直径に折り曲げることによって、スロットの幅は０．３０ｍｍに減少せしめられ た。

本発明は、もちろん、図示の実施例に限定されるものではなく、本発明思想の範 囲内において変形せしめられ得る。

国際調査報告 ＦＩＧ−６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．平面状で矩形状のプレート（１）がその前面に全プレートに亘って延長する 多数の平行な溝（２）を設けられることと、多数の支持ストリップ（３）がプレ ートの前面に溝（２）を横切って溶接されることと、プレート（１）は溝（２） の前面に直接に通じるように裏面からスロット（４）を切られることと、そして プレートは最終的にはドラムに折り曲げられ、その前面は外側に向けられ、縦方 向のスロット（４）は実質的に軸方向に向けられることを特徴とする繊維材料の 篩分けのためのスクリーニング・ドラムの製造方法。 ２．プレート（１）の裏面は溝（２）の正に前面のところに設けた縦方向の凹所 （５）を備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。 ３．支持ストリップ（３）はプレート（１）に限定された接触面を以て取付けら れることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。 ４．溝（２）及び凹所（５）は残存のプレート厚みが０．２−１．５ｍｍ、好ま しくは０．４−０．７ｍｍであるようにフライス加工によって設けられることを 特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。 ５．スロット（４）は最終のギャップ幅が０．０５−１．０ｍｍ、好ましくは０ ．１−０．５ｍｍであるようにフライス加工されることを特徴とする前記請求項 のいずれかに記載の方法。