JPH06509986A - 有機物の分解方法 - Google Patents

有機物の分解方法

Info

Publication number
JPH06509986A
JPH06509986A JP5504934A JP50493493A JPH06509986A JP H06509986 A JPH06509986 A JP H06509986A JP 5504934 A JP5504934 A JP 5504934A JP 50493493 A JP50493493 A JP 50493493A JP H06509986 A JPH06509986 A JP H06509986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
mesophilic
thermophilic
organic matter
biological
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5504934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2594751B2 (ja
Inventor
パート,スタンレー ジョーン
Original Assignee
パートファーム リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パートファーム リミテッド filed Critical パートファーム リミテッド
Publication of JPH06509986A publication Critical patent/JPH06509986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594751B2 publication Critical patent/JP2594751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/28Anaerobic digestion processes
    • C02F3/286Anaerobic digestion processes including two or more steps
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/1236Particular type of activated sludge installations
    • C02F3/1263Sequencing batch reactors [SBR]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/34Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P5/00Preparation of hydrocarbons or halogenated hydrocarbons
    • C12P5/02Preparation of hydrocarbons or halogenated hydrocarbons acyclic
    • C12P5/023Methane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 有機物の分解方法 本発明は、有機物の分解方法、特に下水または汚水を気体生成物に分解する方法 に関する。
好気性または嫌気性微生物分解は、有機廃棄物、例えば下水(汚水)または産業 廃水を精製するための好ましい手段である。この技術の主な欠点は、「汚泥」の 生成にある。この汚泥は固形物の懸濁液であり、恐らく大部分は有機物を分解す る微生物のバイオマスであって、その分解過程において量が増える。汚泥揮発性 懸濁固形物(volatile 5uspended 5olids; VSS )の生成は、好気性条件下では化学的酸素要求量(COD)l kgに対して0 .4kgを越えることがあり、また嫌気性条件下ではその量の半分にまでになる ことがある。汚泥は、日常的に陸または海に投棄することにより処分されている 。現在、環境への悪影響のために、汚泥の投棄は次第に禁止されるようになって きている。従って、汚泥処理の新技術か早急に必要とされている。
本発明者らは、低温段階(中温性生物段階)と高温段階(好熱性生物段階)とか らなる循環式分解方法を開発した。本発明の方法において、二つの処理段階を交 互にかつ循環式に操作すると、各段階から生じた懸濁固形物が次の段階で消化さ れやすく、かつ次の段階のための代謝基質を形成しやすく、これによって有機物 を完全に気体生成物に分解することかでき、従って固形排出物の生成を避けるこ とか可能である。
ニューヨークのある下水処理場(Journal WPCF、 Vol、 57 . No、 2. pages +16−121)は、二つのケモスタット(恒 成分培養槽、chemostats)を直列に連結し、一方を好熱性生物条件下 で運転し、他方を中温性生物条件下で運転し、固形排出物の一部を循環させる下 水処理方式を提案している。しかし、全ての生物燃焼を達成できるという示唆は なく、固形排出物の大部分を海に投棄しなけらばならなかった。
同様に、米国特許第4582607号には、効率的に沈降しうる形の活性汚泥を 生成させるために推奨される類似の方式が記載されているが、ここにもまた、バ イオマスを完全に分解できるという示唆はない。
本発明によれば、水性懸濁液および/または水溶液中の有機物に、中温性生物消 化および好熱性生物消化を交互にかつ循環して施し、中温性生物段階において、 該有機物および存在している好熱性微生物を少なくとも部分的に消化し、また好 熱性段階において、該有機物および存在している中温性微生物を少なくとも部分 的に消化し、そして有機物が実質的に完全に気体分解生成物に変化するまで該循 環処理を続けることを特徴とする、有機物の分解方法が提供される。
このようにして、微生物消化段階の交互のサイクル(これは[バイオサイクル( biocycle)Jと呼ばれる)によって、有機物を完全に分解して揮発させ ることができる。汚泥からの有機物のこの完全な除去は、無機残留物のみへの減 少という結果をもたらす。
好熱性生物段階および中温性生物段階は、それぞれの微生物の集団または固体群 (population)に適する温度で行われる。より低い温度の中温性生物 段階は10〜50°C1好ましくは30〜40°C1より好ましくは37℃以上 の温度で行われ、好熱性生物段階は40〜105°C1好ましくは70〜90℃ 、より好ましくは80°Cの温度で行われる。このように、二つの段階のサイク ルにおいて、物質は、前の段階からの生物を不活性化するのに充分な温度シフト を受ける。このシフトは一般に20〜70°Cの範囲、好ましくは40°Cであ るが、これは少なくとも一部は、例えば周囲温度を含む他の操作条件により、ま た第一段階における病原菌の低温殺菌時間により決められる。
二つの消化段階は、醗酵容器中で好適に行うことができ、沈降を避けるために、 懸濁細胞か培地と絶えず接触している状態に保つことが望ましい。このような目 的に適した典型的な容器は、本発明者らの同時継続中の国際特許出願PCT/E P91101323号(1991年7月12日出願)に記載されているものであ る。その内容は参考のため本明細書に含められる。この容器において、主醗酵タ ンクは中央の垂直パネルによって分割されており、気体の流れが培地を、容器の 長さく高さ)に沿っ−で縦方向に移動させ、またこの流れに対して垂直方向に循 環移動させる。このような容器は、好都合には、消化段階にとって最適な反応条 件を保持しなから規模を拡大するために、別々に、あるいは並列または直列に組 合せて設けることかできる。好適な他の典型的な容器は、本発明者らの同時継続 中の英国特許出願第9209175.0号(1992年4月28日出願)に記載 されている。
その内容は参考のため本明細書に含められる。この容器においては、上記の型の 容器に、さらに横断じゃま板が備えられている。
好熱性生物段階は、典型的には好気性様式で操作されるが、中温性生物段階は、 好気性または嫌気性のいずれの様式でも操作できる。好気性様式では、有機物は 二酸化炭素に分解され、このような過程は[生物燃焼(biocombust  1on)Jと呼ばれる。嫌気性様式での操作は、メタン生成分解を可能にする。
嫌気性様式は、特に存機廃棄物が高度に濃縮されている場合、例えば動物の排出 物および農作物残滓に適用できる。
好気性中温性個体群の生物は、下水(汚水)浄化のための活性汚泥法に特色の好 都合に得ることかできる。嫌気性中温性個体群には、典型的にはグラム陰性細菌 およびグラム陽性細菌が含まれ、痕跡量の酸素を除去するのに役立つ嫌気性細あ る。好熱性生物段階のための接種材料は、例えば堆肥からの生物を培養すること により発育させることができる。
本発明のもう一つの観点によれば、1個または数個の第一段階タンクの出口手段 か、1個または数個の第二段階タンクの入口手段に連結されている一方で、該第 二段階タンク(1個または数個)の出口手段が第一段階タンク(1個または数個 )の入口手段に連結されており、該タンクのそれぞれに、その出口からその入口 に液体をリサイクルさせるための手段およびその中の温度を独立して制御するた めの手段が更に備えられている組み立て物からなる、有機物を段階的に分解する ための装置か提供される。
最も単純な組立物において、1個の第一タンクが、1個の第二タンクに上記のよ うに連結されている。しかし、異なる容積の液体を二つの段階で処理することを 可能にするために、多数の第一タンクを1個または数個の第二タンクと並列に連 結するか、あるいはその逆も可能である。また、本発明の方式を多段階工程で行 うことも可能であり、第二段階からの流出物の少なくとも一部を、最初の第一段 階タンク(そこから物質が第二段階に入る)に返送することができ(2個だけの タンクを用いる場合)、あるいは第一段階タンクおよび第二段階タンクに返送す ることができ(3個以上のタンクを用いる場合)、所望によりサイクルを繰り返 すために物質を最初のタンクに返送してもよい。
この方法は、交互に操作され、好ましくは別個の容器中で行われる2個の好熱性 生物段階と、2個の中温性生物段階とからなる4段階法として作詞に行うことが できる。
この方法はまた、1個の容器中で、温度および他の条件を継続的に変化させて行 うことかでき、必要に応し、温度か変わったときに新たな生物の接種材料を添加 することができる。このような場合、所望の数の段階が完結した後、培養物を沈 降させ、液体を系から取り出し、固形物は、分解用の新たな廃棄物と共に次のサ イクルを行うために保留される。
本発明による方式の全ての態様において、新たな接種材料は、各醗酵段階の初め に、例えば部分的に消化された汚泥のリサイクル、または別の接種材料培養容器 からの接種材料の添加により加えられる。
水を除去することか望ましい場合は、活性バイオマスからなる最終懸濁固形物を 濃縮し、液体を透明にするために、最終容器からの流出物を沈降装置、例えば沈 降タンクに送ることができる。沈降固形物を、新たな基質と共に消化するために 、第一反応容器の入口に返送することによってサイクルは完結し、透明化液体は 系から取り出される。
この方法は、水性培地中で、有機物の完全燃焼と同等のことを達成する環境許容 性のバイオテクノロジーである。更に、好熱性生物段階の高い温度は、化学的エ ネルギーを熱として回収するのを容易にする。
この方法は、プラグ流れ(ピストン流れ)様式で、バイオマスをリサイクルさせ ながら、バッチ方法として、または完全に混合した(攪拌式タンクまたはケモス タット)連続的培養方法として行うことができる。一般に、ケモスタット型醗酵 装置にはプラグ流れ醗酵またはバッチ醗酵が好ましいが、好熱性生物段階および 中温性生物段階が交互に行われる4個以上のケモスタットのサイクルは、プラグ 流れ条件に匹敵しつる。
本発明による分解方式の概要ダイヤグラムを、添付の図1〜8において説明する 。図1〜4は、2段階方式を示し、図5〜7は、4段階方式を示し、図8は、1 容器方式を示す。
2段階方式において、図1に示す好気性系は、lサイクルで操作される2個の分 解容器または2組の容器11および12からなっている。これらの醗酵装置は、 プラグ流れ様式で操作されることか好ましいが、完全混合連続的培養(ケモスタ ット様式)を用いることもできる。下水(汚水)13は第一段階11に供給され 、この好気性消化装置には空気または酸素供給管21が備えられており、そこか ら流出するガスは流れ22に出てくる。これは中温性生物段階であり、このため に好ましい温度は23°Cであるが、15〜40″Cの範囲の温度であってよい 。中温性生物段階は、分離された汚泥14の一部を接種材料として作用させ、か つバイオマス濃度を高めるためにフィードバックする活性汚泥法の原理に基づい て操作される。分離装置15は、出てきた汚泥35を濃縮し、透明な流れ+6( これは系から出ていく)および汚泥流れ17(これは懸濁固形物の濃縮物である )を生成するのに用いられる。過剰の汚泥I8は、好気性好熱性生物段階I2に 供給される。この段階は好ましくは80°Cて操作されるが、可能な範囲は約6 0〜1゜5°Cである。好熱性生物反応器にも、空気または酸素供給管21が備 えられており、流出CO7は、流れ22を経て出てくる。好熱性生物段階は、好 都合には、自己加熱によってその温度を保つことができる。好熱性生物段階19 がら出てくる培養物の一部は、接種材料として作用させるために入口にフィード バックされる。残りの好熱性培養物2oは、中温性生物段階に返送され、そこで は好熱性生物段階由来のバイオマスが下水と共に消化される。好熱性生物段階培 養物2oは、中温性生物段階に供給する前に冷却することができる。下水を好熱 性生物段階に供給する速度は、醗酵装置への最大酸素移動速度によって定められ る。下水および汚泥の必要な供給量および酸素移動速度の実施例を以下に示す。
中温性生物段階および好熱性生物段階の同様なサイクルは、下水(汚水)以外を 起源とする有機物、例えば食品産業廃棄物、動物糞尿、都市固形廃棄物および生 物分解可能なプラスチック廃棄物を生物的に酸化するためにも使用できる。廃棄 物か濃縮された状態にある場合には、この廃棄物を好熱性生物段階に直接に供給 し、中温性生物段階の流出物を好熱性生物段階の流出物と共に供給することが有 利である。
あるいは、濃縮廃棄物、例えば家畜の糞便廃棄物のためには、好気性中温性生物 段階を、メタンを発生する嫌気性中温性生物段階て置き換えることができる。
好適な分解方式を図2に示す。この図において、消化装置29で生じたメタン発 生汚泥は分離されて、好気性好熱性生物段階で分解され、そこからの流出物は、 嫌気性様式に保持されている中温性生物段階に返送される。
図2において、中温性生物消化容器29には、ガス流れ出口25が備えられてお り、生成したメタンがこの流れに出てくる。中温性生物段階29から出てくる液 状流出物23のフラクションは、中温性生物段階の入口にフィードバックされる 流れ14中の固形物を濃縮するために、分離装置15に送られる。分離装置から の上澄み液流出物26と一緒にされた流出物の残り23は、流れ24を介して好 熱性生物消化装置12に送られる。中温性生物段階からの流出物23中の液体は 多くの溶解有機物、主として脂肪酸を含んでおり、好熱性生物段階における消化 によって除去される。好熱性生物消化装置12からの流出物の一部は流れI9に リサイクルされる。12からの流出物の残りは、もう一つの分離装置15に送ら れ、そこから濃縮固形物の流れ28が出てくる。この流れ28は中温性生物段階 にフィードバックされる。
流れ16または27中に回収された浄化水性流出物は、下水中に存在している無 機元素の塩を合作している。必要ならば、これらの元素、特にN、PおよびKを 下流で回収することができる。
本発明の方法の他の態様においては、反応条件を変更することができる。このよ うな一つの態様において、水性培地を100°C未満の温度で沸騰させるために 、好熱性生物消化モジュールに部分減圧を適用することができ、こうして液体を 蒸発させ、懸濁固形物および池の溶解物質を濃縮し、蒸気から熱を回収すること かできる。沸騰を達成するには、減圧は60〜80°Cで150〜355 mm Hgの範囲、好ましくは80゛Cて355 mmf(gか有利なことかある。こ のような第二の態様においては、約+05°Cまでの温度の過熱流れを生じさせ るために(このような温度で活性であることか知られている微生物を用いる場合 )、好熱性生物モジュールを加圧することができる。好適な圧力は、有利には1 05°Cで760〜906 mmHgの範囲、好ましくは906 mmHgであ る。
好熱性生物消化装置の温度調節の二つの方式を、図3で説明する。熱交換器30 は、好熱性培養物流出流れ20からの熱を流入流れ18に伝達する働きをする。
熱交換器31および放熱子または熱源32は、熱を好熱性生物消化装置へ、また はそれから伝達する働きをする。
あるいは、消化装置中の周囲圧力を、内容物が沸騰温度に達するまで低下させる ことにより、反応器中の望ましい温度、例えば355 mmHgで80″Cを保 持することができる。真空ポンプまたはブロアー33は、消化装置12中の圧力 を低下させ、溜め34への流れを濃縮する。実際に、これは好熱性生物消化装置 を、焼却室とボイラーとを組み合わせたのと同等にする。
この方式の多様性は、醗酵装置のサイクルに追加の段階、例えば嫌気性メタン生 成窒素化段階および脱窒素化段階を含めることによって拡大することができる。
希望の生物を助長しかつ競合物を排除するために、幾つかの選択的条件、例えば 温度、pH値、基質または阻害物を各段階に適用すべきである。
2段階好気性分解の一般化モデル 以下に示す本方法の一般化モデルにより、オペレーターは、有機物の完全な生物 酸化か達成されるように、個々の処理要件に適応できるようになる。このモデル は、図4にグラフで示されている。下記の特別な例のパラメーターは、その応用 を説明するために、このモデルから導かれる。
仮定条件 消化装置は、条件が一定に保持される定常的状態にあるプラグ流れシステムとし て働く。
有機基質は好気性的に代謝され、二酸化炭素および活性バイオマスが生成され各 消化装置に供給される有機基質の濃度は、消化装置に沿つtこ距離(こつれて線 (kg乾燥バイオマス/ kg有機基質)て活性ノくイオマスが成長し、Y07 8(kg Ot / kg有機基質)の酸素が消費される。
用語、記号および単位 C−流れ14の流量bFのフラクション。
d −流れ19のリサイクル流量(+−c)bPのフラクション。
F = 流れ13の下水の流量、m 21−、−1゜F、−中温性生物消化装置 を通る液体流量、 m” h−’。
Fl −好熱性生物消化装置を通る液体流量、 m3h−’。
g = 分離装置15で達成されるバイオマス濃縮係数。
H,−中温性生物消化装置で生成した熱、kJh−’。
■(、= 好熱性生物消化装置で生成した余剰の熱、kJh−’。
H,= 好熱性生物消化装置で生成した熱、kJ h −’。
HTD = 流れ18に入る水がT、からT、”Cの温度に上昇するのに必要な 熱、kJ h −’ 。
r、。; 中温性生物消化装置の酸素要求量、kg Otm−” h−’。
rt ” 好熱性生物消化装置の酸素移動速度、kg Ot m−3h−’。
S7− 下水流れ]3中の有機基質の濃度、kg m ”。
Sa −中温性生物消化装置の入口における有機物の濃度、kgm −’。
Sa = 好熱性生物消化装置の入口における有機基質の濃度、kg m −” 。
S、 = 好熱性生物消化装置の出口における有機基質の濃度、kgm −”。
S、、、−温性生物消化装置の出口における有機物の濃度、kg m ”。
LM −中温性生物消化装置中の液体の滞留時M (V、/F、) 、h。
t、ア = 好熱性生物消化装置中の液体の滞留時間(V、/FT ) 、h。
TM −中温性生物消化装置の温度、°C0T、 −好熱性生物消化装置の温度 、°C0Xa = 中温性生物消化装置の入口における活性バイオマスの濃度、 kg 乾燥重量m−2゜ Xβ −好熱性生物消化装置の入口における活性バイオマスの濃度、)tg 乾 燥重量m−1゜ X7 = 好熱性生物消化装置の出口における活性バイオマスの濃度、kg 乾 燥重量m1゜ X、、−中温性生物消化装置の出口における活性バイオマスの濃度、kg 乾燥 重量m1゜ ■8 = 中温性生物消化装置の液体含量、m′。
Vl −好熱性生物消化装置の液体含量、m3゜Yc −有機基質からのバイオ マス収量、kg乾燥重量/kg基質。
Yoy*−酸素消費量/有機基質消費量、kg Ot / kg有機基質。
故に、X、= CX、 (5) F、lSa = FS、+ (1−c ) b F X y故に、Sα = S 、+ (1−c)bX (6)1+b s、 =Bo /YO/S (6a) 式(6)および(■9)から、 Sa ” S、 + (1−c)YcXu (7)1+b 式(1)、(5)および(7)から、 X(、=YcS、/((1+b) (1−c) (1−YC’)l (8)式( 8)から、C= (A−YcS、)/A (9)ここに、八 = (1+b)( +−Y、、”)X。
中温性生物消化装置の酸素要求量は、 rxo = Yozs Sa F (1+b) /VM (10)即ち、 7M 好熱性生物段階 Xt = X6 + YcSβ (12)t、v=Vt/F□ Ft Xs= d (I c)bFXy (13)F、= (1−c)bF+d  (+−c)bF (] 4)故に、Fv = bF (] c)(1+d)  (+5)Xβ = dxt/ (1+d) (16)FT Ss ” (I C )bF (1+b)x−(17)式(16)および(19)から、 好熱性生物段階に要する滞留時間(t、t)は、酸素移動速度および酸素要求量 によって決まる。
t+ t ” L/l Ss/rr (21)故に、Vr = Y、/l 5a Fr/rr (22)式(15)、(18)および(22)から、V、= FY 、、、X、(1−c)(1+b)/rt (23)熱の生成 この方法における熱の生成は、460kJ1モル消費01、即ち14.38XI O’ kJ/kgo、である。
中温性生物消化装置で生成した熱は、 HM=14.38X10” rMbVM (24)である。
好熱性生物消化装置で生成した熱は、 Hf =14.38X]0’ rt vt (25)である。
水の温度を中温性レベル(T、C)がら好熱性レベル(T、℃)に高めるのに必 要な熱は、 Htb = (1−c) bF (Tt−TM) 4. ] 9xlO” (2 6)である。
例示的計算 下記の前提が与えられている。
xi、+=3kg m−’; g=15; b=1/14; Yc=0.4;供 給下水(7)BO=0. 25 kg Ot m−’;Yo/−=0.534  ; d=0.333 ; F=256 m’ h−’;j、、=5h; ry= 1.60kgOtm−’h−’+ TM=20°C;TT=80°C0 下記のように計算される。
S、 =0. 468 kg m−’ C=0.931; 5a=0.520g1−’ ;Xa=2. 793 g l  −’ : Sθ=33. 8 gl −’;Xs”4.50 gl−’ :X ?=+8.0 gl−’ :FM =274. 3 m’ h−’; V、4= ] 371. 5 m’ ;Ft =1. 68 m’ h−’; VT =1 9. Om’ ;1、t=I 1. 3 h: r、、=3. 0557 kg Ox m−’ h −’ ;Hv=437XIO’ k、J h−’: Hyo =317kJ h−’o Hlの半分を熱交換器によりリサイクルできると仮定 して、好熱性生物消化装置での余剰熱の生成は、 H& = (437−0,5X317)XIO’ =278,5XIO”kJh −’である。
4段階生物燃焼 図5に示す4段階バイオサイクルは、4個の曝気プラグ流れ反応器43.44. 45および46を含んており、このために好適な設計は、本発明者らの同時継続 中の英国特許出願環9209175.0号(1992年4月28日出願)に記載 されており、その内容は参考として本明細書に含められる。第一反応器43は好 熱性生物(T)段階であり、第二反応器44は中温性生物(M)段階てあり、第 三反応器45は好熱性生物段階であり、第四反応器46は中温性生物段階である 。各プラグ流れ反応器には、その段階の初めに必要な微生物接種材料を供給する r段階リサイクルノ42が備えられているが、反応器からの流出物の残りは、サ イクルにおける次の段階に入る「通過流れ」48を構成する。第四反応器46か らの通過流れ48は、沈降タンクまたは他の形の沈降装置に送られ、この沈降装 置は、活性バイオマスからなる微細懸濁固形物を濃縮し、上澄み液を透明にする 。このサイクルは、全ての沈降固形物を流れ47により第一反応器43の入り口 にリサイクルすることによって完結する。有機物が除去された透明化上澄み液は 、沈降機から流れ16に出ていく。図5に示されたバイオサイクルは、一つのサ イクルとして結合された二つのT−M (好熱性−中温性)シーケンスからなる といわれる。
新たな基質、例えば下水汚泥は、流れ41を通してバイオサイクルに供給される 。第四段階46からの中温性バイオマスと一緒になった新たな基質は、第一段階 43における好熱性微生物による分解および成長のための基質を形成い反応器」 3中で生成したバイオマスは、反応器44における中温性生物消化のための基質 であり:反応器44で生成したバイオマスは、反応器45における好熱性生物消 化のための基質であり、反応器45がらのバイオマスは中温性反応器46のため の基質である。
培養物を曝気するための空気または酸素は、各反応器に入口21から供給され、 流出ガスは、出口22を通って出ていく。生物燃焼速度は、曝気装置が達成でき る最大酸素移動速度(r 、、、、kg Os m −” h−’)によって定 められる。生物燃焼速度を定める可能性のある他の原因は、不充分な汚泥基質、 あるいは段階のリサイクルへの不充分なバイオマスのフィードバックである。各 段階における滞留時間(h)は、t、=V、/F、(ここに、V、(mりはその 段階の液体容積であり、F、 (m’ h′−1)は反応器を通る液体の流量で ある)によって与えられる。
酸素限定工程において、ある段階のための最小滞留時間は、ΔS。/r、、、( h)であり、ここに、ΔS、はその段階のCOD (化学的酸素要求量、kg( L)である。望ましい滞留時間は、反応器の容積を調節することにより達成でき る。下水汚泥生物燃焼に許容される滞留時間は、好都合ならば最小時間を越えて もよい。
各段階は、その特別の基質に応して、かつ段階のリサイクルにより維持されて、 その特別な微生物個体群(集団)を増殖させる。家庭廃水汚泥を消化する際には 、好熱性生物個体群(77〜8o″C)は、主としてグラム陽性桿菌からなるが 、ある種のグラム陰性桿菌は特に第二好熱性生物段階45中に見出される。反応 器44および45中に存在する中温性生物個体群は、主としてグラム陰性桿菌か らなる。
沈降タンク中で、下水汚泥の生物燃焼から得られた懸濁固形物は迅速に凝集して 沈降する。5VI(汚泥容積指数、sludge volume 1ndex  )は、30分間で50 ml /g DM (乾燥物質)以下になる。沈降タン ク中の汚泥容積が過剰な場合には、流れ41を通して系中に供給される新たな汚 泥の量を減らすか、あるいはバイオサイクルのT−Mシーケンスの数を増やすこ とによって、汚泥容積を減らすことができる。その逆に、沈降汚泥容積が充分に 小さい場合には、T−Mシーケンスの数を減らしてもよい。
系から水を除去する必要がない場合には、沈降タンクを省略することができ、反 応器に最初から液状培地を投入することで足りる。これは固形基質、例えば麦藁 をバイオサイクルに供給する場合に可能である。また、曝気によるバイオサイク ルからの蒸発(恐らく沸騰するまで減圧することにより向上できる)は、容積を 一定に保つのに充分であるかもしれない。供給物中に無機物が存在している場合 は、反応器内容物を水で時々または連続的に希釈すること、および懸濁固形物を リサイクルし、かつ流出液中の無機物の若干を除去するために、固形物分離器を 使用することが重要な場合かある。過剰量の無機物か汚泥に付着するようになる 場合には、汚泥のフラクションを放出し、次いて例えばハイドロサイクロン中て の剪断力の適用、あるいは稀硝酸または金属キレート化剤の溶液を用いる洗浄の ような化学的処理により無機物をストリップオフすることによって、無機物を除 去することかでき、その後、汚泥をバイオサイクルの第一段階にリサイクルする ことかできる。
図5には、バイオサイクルが連続的プラグ流れ工程として示されている。しかし 、各プラグ流れ段階を、プラグ流れ反応器と同じ接種材料サイズおよびプラグ流 れ反応器中の液体滞留時間(t、)と等しい培養期間によるバッチ培養で置き換 えることができる。各バッチ培養の終わりに、フラクション(1−Dはサイクル の次の培養に送られ、後続の培養のための接種材料としてフラクションjか残さ れる。!&?&に、サイクルの最終バッチ培養からの通過フラクション(1−J )は、懸濁固形物を分離して第一バッチ培養(これも新たな基質と共に供給され る)にリサイクルすることができるように、沈降タンクに移される。通過による バッチ培養の中断が副作用を存しないと仮定すると、その結果は、プラグ流れ培 養によるバイオサイクルの結果と同しである。
図7には、4バツチ培養からなるバイオサイクルが示されており、廃棄物、例え ば新たな汚泥は、第一培養段階49に導入され、段階49〜52のそれぞれの終 わりに、ストップコック53か開放されて、培養物は次の段階に送られ、培養物 容積の10%が次の段階のための接種材料として残される。最終段階からの流出 物は、沈降タンク15に送られ、そこから透明化上澄み液は流れ16を介して取 り出され、沈降タンク中で濃縮された懸濁固形物は第一段階に返送される。
バッチ培養段階によるバイオサイクルは、比較的少量の基質を処理するために、 あるいは利用できるバイオリアクターまたは廃棄物の種類がプラグ流れ培養に適 していない場合に、有用である。
好気性バイオサイクルは、生物分解可能な任意の存機物に適用できる。このバイ オサイクルは、排水汚泥の処理に特に有利である。なぜならば脱水の必要がなく 、好熱性温度か65°C以上の場合に全ての公知の病原菌を刹滅し、かつ小さい 分散プラントでも、大きい集中プラントでも効率良く操作できるからである。他 の重要な基質は、農作物残滓、家畜廃棄物および都市固形廃棄物である。固形廃 棄物例えば麦藁または紙は、生物燃焼速度を高めるために、粉砕して微細な粉末 または懸濁液にする必要がある。
複数のT−Mシーケンスのバイオサイクル、例えば図5に示すダブルT−Mシー ケンス型は、嫌気性条件下でも、存機物の完全なバイオメタン化、即ち最終的な バイオマスを形成しないバイオメタン化を達成することができる。
図5に示すプラグ流れ培養の代わりに、完全混合ケモスタット型連続的培養で置 き換えることか可能であり、この置き換えにより、段階リサイクル42も不必要 になる。このサイクルは、最終段階からの沈降固形物を工程リサイクル47にリ サイクルすることによって完結する。
A、= (+−b−D、汚泥供給量(Fo)と反応器を通過する液体流量(F、 )との比、無次元 b = (+/g)、プロセスリサイクルのフラクション、無次元g = 沈降 タンク中の固形物濃度ファクター、無次元F、= バイオサイクルに入る下水汚 泥流量、m’ h ”’F、−反応器を通過する液体流量、m3 h−1j − 段階リサイクルフラクション、無次元r −酸素移動速度、kg 02 m−’  h−’、下付きのmayは最大値を示すS −揮発性懸濁固形物(VS)の濃 度、kgm−’;s1およびs2は反応器43の初期値および最終値。
S、およびS、は反応器44の初期値および最終値。
S、およびslは反応器45の初期値および最終値:slおよびSlは反応器4 6の初期値および最終値。
S、−供給汚泥中の揮発性懸濁固形物(VS)の濃度、kg m−”V、= 反 応器中の液体容積、m3 全ての基質は懸濁固形物粒子として存在しており、溶解した基質は無視しつると いう平易な仮定かたてられる。バイオサイクルにおける異なる点での各種パラメ ーターの値を、第6図に示す。
第一段階(反応器43)の液体バランスから、F、= Fo+ bF、+ jF 、 (27)か得られ、従って、F、= F、/AF (28)ここに、Ar= l b J である。
反応器中のvSa度、Sl、Sl等は、基質固形物と活性バイオマス固形物との 総量である。第一段階へのVs投入量(F、Sr )は、供給下水汚泥(FoS 、)と、プロセスリサイクル(b F v g s I−F r Ss )と、 段階リサイクル(jF、st)との総量であり、即ち、F、S、−F。S、+  F、Sl + jF、St (29)である。
段階における滞留時間は、全ての初期基質の消化を保証するのに充分長いので、 S、は最終活性バイオマス濃度を示し、初期活性バイオマス濃度はjs、である と考えられる。式29から、 !z = Av S、+ Ss + jst (30)か導かれる。
第二段階反応器44へのVS投入量(F、S、)は、第一段階の投入量(I j )F、Sl と、段階リサイクルの投入量(jF、S、)との総量によって与え られ、即ち、 F、Sl −(L−j)F、St+ jF、St (31)従って、Sl −( 1−j)S、+ js4 (32)であり、同様に、 Ss −(1−j)Sl + jss (33)Sl = (1−D Sl +  jss (34)か導かれる。
このプロセスは酸素で限定され、またC0D=1.3xVSであると仮定される 。従って、各段階で必要な最小滞留時間は1.3×ΔS/r、、、であり、ここ に、△Sは段階におけるvSの減少量である。
1容器バイオサイクル バイオサイクルは、条件、特に温度、接種材料を継続的に変えることによって1 容器で操作することもできる。従って、一つの培養容器に新鮮な下水汚泥を仕込 み、温度を好熱性レベルに調節し、適応させた第一段階接種材料(全容積の約1 0%)を加え、第一段階に必要な期間、好気的に培養を行う。次いて培養温度を 中温性レベルに下げ、中温性である第二段階に適する接種材料を加え、第二段階 に必要な期間、培養を行う。同様に、培養を、好熱性である第三段階および中温 性である第四段階を経て行う。第四段階の後、培養物を沈降させ、透明上澄み液 を除去し、沈降した固形物を容器中に保持する。下水汚泥を更に加えて総必要量 の言わば90%までに増量し、温度を好熱性レベルに上げ、新たな第一段階の好 熱性接種材料(総容積の10%)を加えて次のサイクルを始める。
所望により、各段階から培養物の一部を取り出して、添加すべき接種材料のため の空間を作ることができ、また取り出された物質は、同じタイプの次の段階のた めの接種材料を供給する種培養の基質として用いることができる。
この方法は、各段階の期間を随意に変えて最適化することが可能であるという利 点を有する。他の利点は、段階から段階へ培養物を通過させるポンプの設備を省 略できることであり、その結果経済的である。
1容器バイオサイクルは、有機廃棄物を処理し、完全なバイオメタン化により汚 泥容積をゼロに減少させる際に特に重要である。なぜならば、バイオメタン化工 程には、生物燃焼に比べてはるかに長い時間かかかるためであり、従って、各段 階間の温度または他の条件の調節により生じる一時的な妨害は、重要でなくなる ためである。豚小屋廃棄物または他の糞尿は濃縮されているので、最終段階の終 わりに透明な上澄み液の充分な分離を達成するためには、二つ以上のT−Mシー ケンスを必要とするかもしれない。
本発明のバイオサイクルに比べて、従来のバイオメタン化は汚泥有機物を約半分 に減少することができるだけであり、汚泥容積はほとんど変わらないままである 。
第8図に示すような1容器バイオサイクルの図式的な変形において、種(接種材 料)培養はタンク56〜59中に保持されており、各部分は、ストップコック5 4を用いて、サイクルの適切な段階において一つの培養容器55に送られる。
新鮮な下水汚泥は、流れ41により培養容器に入る。この容器は、サイクルの最 終段階の終わりに懸濁固形物を沈降させるための沈降タンクとしても作用するこ とかでき、最終段階の後、上澄み液を出口60から除去することかできる。
以下の実施例は、説明のためだけに挙げられる。
家庭廃水を完全に酸化し、汚泥の最終的生成を避けるために、循環式2段階シス テムか用いられる。図1に示すように、このシステムは、中温性プラグ流れ醗酵 槽+1(これは、本発明者らの同時継続中の国際出願PCT/EP911013 23号(1991年7月12日出願−の図1に示す型のものである。その内容は 参考のために本明細書に含められる)と、好熱性プラグ流れ醗酵槽12(醗酵槽 11に類似の型)とからなっている。各段階は好気性である。B、 O,D が 250mg1−Iである廃水を、256m’h−’の流量で中温性生物段階に供 給しく流れ13)、好熱性生物段階からの排出流れ20と合併する。中温性生物 段階の容積は1.372m2であり、液体滞留時間は5時間である。この段階は 、並列式で操作される多数の醗酵モジュール(容器)から構成されていてもよい 。醗酵槽は、1.74モルm−h−’の必要酸素吸収量が与えられるように曝気 される。中温性生物段階からの排出物、即ち3 kgのvSS汚泥濃度を有する 流れ35は、分離器+5(これは全ての中温醗酵容器モジュールに共通であって よい)に送られる。
分離器により、汚泥は3gから45gのVSSm−1に濃縮される。透明な溶液 は256 m”h−’の流量て流れ16に出ていく。濃縮された汚泥の一部は、 流れ14を通して17 m’ h−’の流量でフィードバックされる。過剰の汚 泥(1,26m” h−’)は流れ18を経て、19.0m”の容積を有する好 熱性生物段階12に供給される。この段階は自己加熱により80°Cに保持され る。好熱性生物段階の酸化速度は、酸素移動速度(これは50モルm−2h−1 に設定される)によって限定される。好熱性生物段階からの培養物排出物の一部 (0,42m″h−1)は、接種材料として作用させるために流れ19を通して フィードバックされる。好熱性培養物の残り(1,26m2h−’)は、流れ2 0を通して中温性生物段階の入口に返送され、そこで好熱性汚泥が消化される。
中温性生物段階用の接種材料は、従来の下水浄化プラントからの活性汚泥によっ て供給される。好熱性生物段階用の接種材料は、好熱性範囲にある高い温度で堆 肥から発育させる。約100gの堆肥を活性汚泥(VSS約50g)と混合し、 80°Cて5日間以上インキュベート・されるボトルまたは振盪フラスコ中で、 水10100Oを曝気する。この培養物は、およそ5日毎に汚泥および水の量を 2倍にすることにより増量される。pHは約7.5である。
好熱性生物段階の余剰熱出力(約77 KW) は、冷媒または排出蒸気から、 有用な温度(80°C付近)で回収することかできる。
実施例2 一例として、下水汚泥の生物燃焼のための、二つのT−Mシーケンスにおける4 段階を有するバイオサイクルについて以下に記載する。用いた記号は、上記の数 式モデルに従う。汚泥基質は、ロンドンのある廃水処理場での家庭廃水の処理か ら得られた。これは、遠心分離した「汚泥ケーク」として4°Cで貯蔵され、必 要なときに水を加えて元に戻された。
好熱性生物段階用接種材料は、初めは、その好熱性相中にある馬糞堆肥から得ら れた。中温性生物段階用接種材料は、家庭廃水汚泥から得られた。これらの接種 材料は、処理温度で多数回の継代培養によって個々の基質に適合させた。
このバイオサイクルは、77°Cの第一段階(T1)、37℃の第二段階(Ml )、77°Cの第三段階(T2)および37°Cの第四段階(M2)の二つのT −Mシーケンスを配置した4バツチ培養て構成された。ドレッシエル洗気瓶(2 50m1容量)を、77°Cの水浴中に保持される好熱性生物段階のために用い た。150 rpmのオービタル振盪機上でインキュベートされる振盪フラスコ (250ml容j1)を、中温性生物段階として用いた。各培養の初期容積はl 00m1であった。
トルラシェル洗気瓶を、噴霧機を通して30〜40 ml min −’で供給 される加湿空気で曝気した。培養において僅かな蒸発か生じた(77°Cて1日 当り2%、37°Cてはもっと少ない)。段階の終わりに、脱イオン水を加えて 最終容積を100m1に戻した。一つの段階の終わりに、培養物を次の段階に送 った。これは、第四(最終)段階から9oml(フラグ’/ヨン(+−D =  0.9 )を沈降タンク(100m1 メスシリンダー)に送り、l0m1の培 養物(フラクションj=o、I)を次の段階の接種材料として残すことによって 行われた。前の培養物のそれぞれから、90m1を次の段階に送り、次の培養の 接種材料として10m1を残した。沈降タンク中の懸濁固形物は容易に沈降し、 30分間で40 ml g−’DMの5VI(汚泥容積指数)を存する綿状沈澱 を形成した。透明な上澄み液のアリコート40 ml(A、−0,4)を除去し 、50m1に濃縮された残留懸濁固形物(g=2)を、第一段階にリサイクルし た。再構成された汚泥(40ml )を、第一段階に加えて、その容積を]00 m1に戻し、基質投入物とした。通過が完了した後、培養物を再びインキュベー トした。
培養物から除去された最終上澄み液は、淡褐色で、僅かに濁っていた。上澄み液 を数時間放置すると、残った懸濁固形物が沈澱し、上澄み液は実際上透明になっ た。
種々の段階からの蒸気は、僅かな臭いを存していたか、不快臭はなかった。
このバイオサイクルは、2回のサイクル(8段階通過)において定常状態に達し 、各段階における汚泥容積は、沈降後に上昇または下降の傾向を示さなかった。
375回のサイクル後の、バイオサイクルの4個の段階への物質の投入量、およ びそれからの物質の排出量を、表1に示す。
表の最初の部分は、バイオサイクルが、供給した汚泥揮発性物質の97%を生物 燃焼により除去したことを示している。これは、組合せた反応器容積4m”を用 いたバイオサイクルか、■サイクル当Q1.6m’(約1.6トン)の液状下水 汚泥を処理することを意味している。
段階の終りに存在する懸濁固形物および各段階における物質の消費+ 懸濁固形 物と上澄み液中の溶解物との総量390 ppmの濃度で上澄み液に溶解してい る残存VM(揮発性物質)の3%は、従来の活性汚泥処理により容易に除去する ことができる。
全てのDM(乾燥物質)およびVMは、実験誤差範囲内にあると考えられた。
灰分投入量の約10%が排出物上澄み液中に現れた。懸濁固形物中の乾燥物質の 灰分含有量は、汚泥のDMでは17%であったのに比べて、定常状態で25〜2 8%に達した。
汚泥のCODが1 、 3 ×VMSr matがIkgO,m−h−+である と仮定すると、本実施例に記載のバイオサイクルは、1サイクル当り30.3k gの汚泥COD供給率で、30.3時間の最小サイクル時間(TI、ML T2 およびM2の段階において、それぞれ15,7時間、5.1時間、8゜1時間お よび1. 4時間)を必要とする。この説明的実施例においては、最小サイクル 時間を、毎日の段階から段階への通過により、任意に4日間に設定した。
FIC,I Fl(,2 FIC,3 IG4 「IG7 手続補正帯 鳳 1、事件の表示 平成 5年 特 許 願 第504934号PCT/EP92102000 2、発明の名称 有機物の分解方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 パートファーム リミテッド 国籍 英 国 4、代 理 人 (郵便番号 141)住所 東京部品用区西五反田七丁目13 番6号五反ロー山崎ビル 6階 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」の欄7、補iLの内容 別紙の通り 補正の内容 (1) 請求の範囲の全文を別紙のとおり改める。
(2) 明細書第2頁16行の140〜105℃Jを160〜105°c1に改 める。
(3) 明細書第3頁下から4行のr有機物1の前にr本発明により1を加入す る。
(4) 明細書第5頁13行のr15〜40″CJをflO〜50″c1ニ改め る。
請求の範囲 1.水性懸濁液および/または水溶液中の有機物に、10〜50°Cでの中温性 生物消化および60〜!05°Cでの好熱性生物消化を交互にかつ循環して施し 、該中温性生物段階において、該有機物および存在している好熱性微生物を少な くとも部分的に消化し、また該好熱性生物段階において、該有機物および存在し ている中温性微生物を少なくとも部分的に消化し、そして有機物が実質的に完全 に気体分解生成物に変化するまで該循環処理を続けることを特徴とする、有機物 の分解方法。
2、中温性生物段階において、好熱性微生物が不活性化され、好熱性生物段階に おいて、中温性微生物が不活性化され、該不活性化が、温度シフトにより行われ ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
3、消化段階が、醗酵タンク中で行われ、物質を、該タンク間を通過させるため の手段が備えられていることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載 の方法。
4、前記の方法の1サイクルが、交代する二つの好熱性生物段階と二つの中温性 生物段階とからなることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項の何れかに記載 の方法。
5、別個の段階が別個のタンク中で行われることを特徴とする請求の範囲第4項 に記載の方法。
6、サイクルの終わりに、物質が沈降装置に送られ、これにより集められた懸濁 固形物が、もう1回のサイクルを開始するために、新たな有機物と共に第一消化 段階に送られることを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項の何れかに記載の方 法。
7、各段階がプラグ流れ様式で操作され、個々の段階のそれぞれ内のバイオマス の少なくとも一部がリサイクルされることを特徴とする請求の範囲第1項〜第6 項の何れかに記載の方法。
8、各段階がバッチ様式で操作され、各段階からの培養内容物の一部が次の段階 に送られ、サイクルにおける次回のそのタイプの培養のための接種材料を形成す るフラクションが保持されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項の何れ かに記載の方法。
9、前記の方法が一つの反応器中で行われ、この容器内で温度が継続的に変更さ れ、好適な微生物が別個の各段階のための接種材料として添加され、サイクルの 終わりに上澄み液が除去され、次の分解サイクルを開始するために、新たな有機 物が残った固形物に添加されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法 。
10、サイクルが4段階からなり、各段階が完全混合ケモスタット型連続培養の 形で行われることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
11、好気性様式で操作されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第1O項の 何れかに記載の方法。
12、中温性生物段階が嫌気性様式で行われ、有機物のバイオメタン化が達成さ れることを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項の何れかに記載の方法。
13、前記の有機物が廃水汚泥、農作物残滓、家畜廃棄物、産業廃棄物、都市廃 棄物、固形廃棄物、下水汚泥または生物分解可能なプラスチック廃棄物であるこ とを特徴とする請求の範囲第1項〜第12項の何れかに記載の方法。
土±、二つの段階間の温度シフトが少なくとも20°Cであることを特徴とする 、階タンクの入口手段に連結されている一方で、該第二段階タンク(1個または 数個)の出口手段が、第一段階タンク(1個または数個)の入口手段に連結され ており、該タンクのそれぞれに、その出口からその入口に物質をリサイクルさせ るための手段、およびその中の温度を独立して制御するための手段が更に備えら れている組み立て物からなることを特徴とする請求の範囲第」項に記載の方法に れており、物質を、直列の最終タンクの出口から直列の最初のタンクの入口にリ サイクルさせるための手段が備えられていることを特徴とする請求の範囲第1養 タンク、および該微生物を反応タンクに送るための手段からなり、反応タンク中 の温度を、中温性微生物の成長に適しカリ好熱性微生物の不活性化に適する温度 から、好熱性微生物の成長に適しかつ中温性微生物の不活性化に適する温度に変 えるための手段が備えられていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載国際 調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水性懸濁液および/または水溶液中の有機物に、中温性生物消化および好熱 性生物消化を交互にかつ循環して施し、該中温性生物段階において、該有機物お よび仔在している好熱性微生物を少なくとも部分的に消化し、また該好熱性生物 段階において、該有機物および存在している中温性微生物を少なくとも部分的に 消化し、そして有機物が実質的に完全に気体分解生成物に変化するまで該循環処 理を続けることを特徴とする、有機物の分解方法。
  2. 2.中温性生物段階において、好熱性微生物が不活性化され、好熱性生物段階に おいて、中温性微生物が不活性化され、該不活性化が、温度シフトにより行われ ることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.消化段階が、醗酵タンク中で行われ、物質を、該タンク間を通過させるため の手段が備えられていることを特徴とする、請求の範囲第1項または第2項に記 載の方法。
  4. 4.前記の方法の1サイクルが、交代する二つの好熱性生物段階と二つの中温性 生物段階とからなることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第3項の何れかに記 載の方法。
  5. 5.別個の段階が別個のタンク中で行われることを特徴とする、請求の範囲第4 項に記載の方法。
  6. 6.サイクルの終わりに、物質が沈降装置に送られ、これにより集められた懸濁 固形物が、もう1回のサイクルを開始するために、新たな有機物と共に第一消化 段階に送られることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第5項の何れかに記載の 方法。
  7. 7.各段階がプラグ流れ様式で操作され、個々の段階のそれぞれ内のバイオマス の少なくとも一部がリサイクルされることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第 6項の何れかに記載の方法。
  8. 8.各段階がバッチ様式で操作され、各段階からの培養内容物の一部が次の段階 に送られ、サイクルにおける次回のそのタイプの培養のための接種材料を形成す るフラクションが保持されることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第6項の何 れかに記載の方法。
  9. 9.前記の方法が一つの反応器中で行われ、この容器内で温度が継続的に変更さ れ、好適な微生物が別個の各段階のための接種材料として添加され、サイクルの 終わりに上澄み液が除去され、次の分解サイクルを開始するために、新たな有機 物が残った固形物に添加されることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方 法。
  10. 10.サイクルが4段階からなり、各段階が完全混合ケモスタット型連続培養の 形で行われることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。
  11. 11.好気性様式で操作されることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第10項 の何れかに記載の方法。
  12. 12.中温性生物段階が嫌気性様式で行われ、有機物のバイオメタン化が達成さ れることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第10項の何れかに記載の方法。
  13. 13.前記の有機物が廃水汚泥、農作物残滓、家畜廃棄物、産業廃棄物、都市廃 棄物、固形廃棄物、下水汚泥または生物分解可能なプラスチック廃棄物であるこ とを特徴とする、請求の範囲第1項〜第12項の何れかに記載の方法。
  14. 14.中温性生物段階が10〜50℃の範囲の温度で行われ、好熱性生物段階が 40〜105℃の範囲の温度で行われることを特徴とする、請求の範囲第1項〜 第13項の何れかに記載の方法。
  15. 15.二つの段階間の温度シフトが少なくとも20℃であることを特徴とする、 請求の範囲第14に記載の方法。
  16. 16.1個または数個の第一段階タンクの出口手段が、1個または数個の第二段 階タンクの入口手段に連結されている一方で、該第二段階タンク(1個または数 個)の出口手段が、第一段階タンク(1個または数個)の入口手段に連結されて おり、該タンクのそれぞれに、その出口からその入口に物質をリサイクルさせる ための手段、およびその中の温度を独立して制御するための手段が更に備えられ ている組み立て物からなることを特徴とする、有機物を段階的に分解するための 装置。
  17. 17.タンクが直列に、かつ第一段階タンクと第二段階タンクとが交互に配置さ れており、物質を、直列の最終タンクの出口から直列の最初のタンクの入口にリ サイクルさせるための手段が備えられていることを特徴とする、請求の範囲第1 6に記載の装置。
  18. 18.反応タンク、中温性微生物および好熱性微生物を別個に保持するための培 養タンク、および該微生物を反応タンクに送るための手段からなり、反応タンク 中の温度を、中温性微生物の成長に適しかつ好熱性微生物の不活性化に適する温 度から、好熱性微生物の成長に適しかつ中温性微生物の不活性化に適する温度に 変えるための手段が備えられていることを特徴とする、有機物を段階的に分解す るための装置。
JP50493493A 1991-08-30 1992-08-27 有機物の分解方法 Expired - Fee Related JP2594751B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9118560,3 1991-08-30
GB9118560A GB9118560D0 (en) 1991-08-30 1991-08-30 Process for degrading organic matter
PCT/EP1992/002000 WO1993004988A1 (en) 1991-08-30 1992-08-27 Process for degrading organic matter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06509986A true JPH06509986A (ja) 1994-11-10
JP2594751B2 JP2594751B2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=10700656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50493493A Expired - Fee Related JP2594751B2 (ja) 1991-08-30 1992-08-27 有機物の分解方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5540839A (ja)
EP (1) EP0641296B1 (ja)
JP (1) JP2594751B2 (ja)
KR (1) KR100260541B1 (ja)
AT (1) ATE160761T1 (ja)
AU (1) AU660709B2 (ja)
CA (1) CA2116550A1 (ja)
DE (1) DE69223421T2 (ja)
DK (1) DK0641296T3 (ja)
ES (1) ES2111081T3 (ja)
GB (1) GB9118560D0 (ja)
GR (1) GR3026048T3 (ja)
WO (1) WO1993004988A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334886A (ja) * 2005-08-23 2005-12-08 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd 活性汚泥処理方法及びそのための活性汚泥処理装置
JP2013529126A (ja) * 2010-04-12 2013-07-18 セアブ エナジー リミテッド 再生可能エネルギーマイクロ発電システム

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5558774A (en) * 1991-10-09 1996-09-24 Zenon Environmental Inc. Aerated hot membrane bioreactor process for treating recalcitrant compounds
FR2707622B1 (fr) * 1993-07-02 1995-09-01 Dumez Lyonnaise Eaux Procédé d'épuration d'eaux usées par voie biologique et installations pour sa mise en Óoeuvre.
GB2284413A (en) * 1993-12-04 1995-06-07 North West Water Group Plc Sludge biocombustion
JP3048889B2 (ja) * 1995-06-29 2000-06-05 神鋼パンテツク株式会社 活性汚泥処理方法及びそのための活性汚泥処理装置
FR2744937B1 (fr) * 1996-02-21 1998-04-10 Europ Agence Spatiale Procede et installation de traitement des dechets organiques et applications dudit procede
US6224769B1 (en) 1997-06-05 2001-05-01 Shinko Pantec Co., Ltd. Method and apparatus for treating organic waste water
JP3267935B2 (ja) * 1997-12-19 2002-03-25 神鋼パンテツク株式会社 有機性廃水の処理方法及びその処理装置
KR100753455B1 (ko) * 1998-03-04 2007-08-31 만트, 미켈 지. 서지 무산소 혼합의 연속 배치 반응기 시스템
WO1999067333A1 (fr) 1998-06-23 1999-12-29 Asahi Glass Company Ltd. Materiau de couverture agricole
US6113789A (en) * 1998-07-20 2000-09-05 Western Environmental Engineering Company Pasteurization process
US6500340B1 (en) 1998-07-20 2002-12-31 Western Environmental Engineering Company Pasteurizing sludge to exceptional quality
CA2384870C (en) * 1999-09-22 2009-01-27 W.L. Gore & Associates Gmbh Cover for aerobic treatment of biodegradable matter
US6685834B1 (en) * 1999-12-20 2004-02-03 Kruger, Inc. Method for conditioning and dewatering thermophilic aerobically digested biosolids
US6375844B1 (en) * 2000-08-31 2002-04-23 Robert T. Ehrlich Method for treatment of animal waste
US6632362B2 (en) * 2001-01-19 2003-10-14 Miller, Iii Herman P. Vacuum retort anaerobic digestion (VRAD) system and process
US6585895B2 (en) 2001-01-23 2003-07-01 Rhodia Inc. Wastewater treatment process
TW200301303A (en) * 2001-12-25 2003-07-01 Sanyu Co Ltd Novel microorganism
US20050023215A1 (en) * 2003-07-29 2005-02-03 Bare Richard E. Periodic aeration in an activated sludge reactor for wastewater treatment
EP1756016A1 (en) * 2004-05-18 2007-02-28 Biomass Processing Technology, Inc. System for treating biomaterial waste streams
US7833415B2 (en) * 2005-10-26 2010-11-16 D.C. Water & Sewer Authority Method for treating raw sludge including a simultaneous or pulsed aerobic/anoxic digestion process
US8262776B2 (en) * 2006-10-13 2012-09-11 General Atomics Photosynthetic carbon dioxide sequestration and pollution abatement
FR2924038B1 (fr) * 2007-11-28 2011-05-06 Ile Dlmr Soc Civ Procede de traitement des dechets associant une phase de traitement par methanisation et une phase de traitement aerobie thermophile
WO2010006320A2 (en) * 2008-07-11 2010-01-14 Richard Aho Biological processing for beneficial use
EP2429687B1 (en) 2009-05-15 2015-10-28 Bioenergia S.R.L. Process and installation for the biological treatment of organic sewage
ITMI20090861A1 (it) * 2009-05-15 2010-11-16 Bioenergia S R L Processo per il trattamento biologico dei reflui organici e relativo impianto.
AU2013202654B1 (en) * 2012-11-07 2014-04-03 Rio Tinto Alcan International Limited Treatment of alkaline bauxite residue
AU2018385671A1 (en) 2017-12-15 2020-08-06 Seab Power Limited Salt management system for portable renewable energy microgeneration system
CN114728817A (zh) * 2019-11-13 2022-07-08 美国过氧化物有限责任公司 用于在真空压力下使用生化工艺处理流体的方法和***
WO2023244162A1 (en) * 2022-06-13 2023-12-21 Tria Pte. Ltd. A method for digesting biodegradable packaging waste and an apparatus thereof

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3964998A (en) * 1972-08-04 1976-06-22 The South African Inventions Development Corporation Improvements in and relating to waste water treatment
US3926794A (en) * 1974-06-28 1975-12-16 Union Carbide Corp Warm sludge digestion with oxygen
US3994802A (en) * 1975-04-16 1976-11-30 Air Products And Chemicals, Inc. Removal of BOD and nitrogenous pollutants from wastewaters
BE885575Q (fr) * 1977-01-07 1981-02-02 Shattock Geoffrey F Traitement des boues par degradation biologique
US4246099A (en) * 1979-04-06 1981-01-20 Union Carbide Corporation Aerobic/anaerobic sludge digestion process
GB2105318B (en) * 1981-07-15 1984-09-26 British Oxygen Co Ltd Treatment of aqueous waste material
DE3144111A1 (de) * 1981-11-06 1983-05-26 Klöckner-Werke AG, 4100 Duisburg Verfahren und vorrichtung zur behandlung von klaerschlamm
GB2155003B (en) * 1984-01-20 1987-12-31 Nishihara Env San Res Co Ltd Activated sludge method
DE3412553C2 (de) * 1984-04-04 1987-04-16 Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen Verfahren und Vorrichtung zur biologischen aeroben Reinigung von Abwasser
DE3615971C2 (de) * 1986-05-13 1995-11-16 Schulze Oswald Kg Anlage zum Behandeln von Schlamm
DE3622750A1 (de) * 1986-07-07 1988-01-21 Roediger Wilhelm Gmbh Co Verfahren und vorrichtung zum hygienisieren von schlamm
US4915840A (en) * 1988-06-07 1990-04-10 Bioprocess Engineering, Inc. Process for sludge reduction in an aerobic sludge generating waste treatment system
GB9015578D0 (en) * 1990-07-16 1990-09-05 Pirtferm Ltd Fermentorbioreactor module
US5192442A (en) * 1991-12-02 1993-03-09 Zimpro Passavant Environmental Systems, Inc. Multiple zone batch treatment process
GB9209175D0 (en) * 1992-04-28 1992-06-10 Pirtferm Ltd Bioreactor system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334886A (ja) * 2005-08-23 2005-12-08 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd 活性汚泥処理方法及びそのための活性汚泥処理装置
JP4495051B2 (ja) * 2005-08-23 2010-06-30 株式会社神鋼環境ソリューション 活性汚泥処理方法及びそのための活性汚泥処理装置
JP2013529126A (ja) * 2010-04-12 2013-07-18 セアブ エナジー リミテッド 再生可能エネルギーマイクロ発電システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0641296A1 (en) 1995-03-08
DE69223421T2 (de) 1998-06-10
CA2116550A1 (en) 1993-03-18
AU660709B2 (en) 1995-07-06
AU2480792A (en) 1993-04-05
EP0641296B1 (en) 1997-12-03
GR3026048T3 (en) 1998-05-29
DK0641296T3 (da) 1998-05-25
JP2594751B2 (ja) 1997-03-26
KR100260541B1 (ko) 2000-07-01
ATE160761T1 (de) 1997-12-15
ES2111081T3 (es) 1998-03-01
WO1993004988A1 (en) 1993-03-18
DE69223421D1 (de) 1998-01-15
GB9118560D0 (en) 1991-10-16
US5540839A (en) 1996-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06509986A (ja) 有機物の分解方法
US7563374B2 (en) Continuous multistage thermophilic aerobic and aerobic-anaerobic sludge treatment process
US5630942A (en) Two phase anaerobic digestion process utilizing thermophilic, fixed growth bacteria
US6077548A (en) Organic waste processing method, and uses thereof
Oswald My sixty years in applied algology
US4284508A (en) Methane production by attached film
US6921485B2 (en) Two phase anaerobic organic matter treatment and system
CN106430820B (zh) 一种高氨氮养猪沼液的生物处理装置及其工艺
CN103435155B (zh) 低能耗、智能化立体生态自回流循环硝化方法及装置
JPH06504202A (ja) 固体状有機材料の生物学的処理方法および装置
CN104177134A (zh) 一种垃圾堆肥渗滤液循环利用的消臭方法和***
KR101565503B1 (ko) 가축분뇨 액비화 방법
CN108996832A (zh) 一种利用菌剂处理工业废水的工艺
US20030209489A1 (en) System and method for remediation of waste
US4676906A (en) Hybrid high rate anaerobic treatment process
CN109354166A (zh) 用于处理高氨氮废水的高效自养脱氮***的快速启动方法
CN108773912A (zh) 一种畜禽养殖污水的菌剂处理工艺
CN219752089U (zh) 一种基于能源小球藻净化沼液的资源化连续处理***
CN107540085A (zh) 一种促进厌氧同时反硝化产甲烷高效进行的方法
Gaddy et al. Kinetics and economics of anaerobic digestion of animal waste
KR100227186B1 (ko) 유기성 폐액의 혐기적 처리방법 그에 사용되는 발효조
CN1880242A (zh) 杏仁加工厂废水处理工艺
JP2003047928A (ja) 有機性廃棄物の処理方法及び装置
JPH1066996A (ja) メタン生成方法及びメタン生成装置
CN221479708U (zh) 一种畜禽粪污多级资源化与全量无害化的组合处理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees