JPH06509243A - 安全剃刀 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ウェットシェービングで使用される安全剃刀、即ちｌのブレード（も しくは複数のブレード）が使用者の皮膚に深く貫入する危険性を制限するガード 部材を含む頭部もしくはフレームに装着されたＩもしくは１以上の剃刀ブレード を備える剃刀に関する。

長年の間、商業規模で販売された全ての剃刀は１枚のブレードを備えるもので、 その多くが交互に使用することができる“両刃１タイプである。１９７０年代初 期に、離隔されかつ互いに平行な平行カッティングエツジを有し、使用者の皮膚 上でタンデム状に作用する一対のブレード部材を備えるブレードカートリッジが 紹介された。

これらの“タンデムブレードカートリッジ”は現在、多くの国々において非常に 大量に消費されている。

多数の平行ブレードエツジを設けることにより、安全剃刀の使用の際の親密さお よび／もしくは心地好さを増す傾向を生じるということが長年期待され、この期 待は近年になって販売されたより優れた品質のタンデムブレードカートリッジに より満たされた。

従って、第３ブレードを付加することにより更に改善が得られるということが期 待され、本出願人により実施された試験の結果、これが正しいことか分かった。

しかし、本発明は、顔面の毛に貫入しないようにもしくは皮膚にかすり傷をつけ ないように１群の３つのタンデムブレードの第２もしくは第３部材の皮膚係合エ ツジを丸くすれば更に満足のいく結果が得られるという驚異的な発見に基づいて いる。一方、エツジが加える圧力が実際のプレート部材の鋭利なエツジにより加 えられる圧力と同じになるように、エツジは皮膚との非常に狭い接触領域を有さ なければならない。

第３部材は全体形状が同一でかつブレード鋼から形成される２つのブレード部材 とほぼ同一であるが、その皮膚係合エツジが比較的大きな径に形成さるのが非常 に有益である。しかし、このエツジは非常に滑らかな表面を形成するように電解 研磨される。このチップ径は０．５ミクロンと３０ミクロンとの間であることが 好ましい。

これに代えて、第３の“刃引き（ｂｌｕｎｔｅａ　）”部材をブレード部材とは 全く異なる形態に形成し、また、比較的剛性を有するプラスチック材料のような 他の材料で形成することも可能であろう。

次に、添付図面を参照して例として本発明の２つの形態の安全剃刀カートリッジ について説明する。図中ニー第１図は第１形態のカートリッジの斜視図であり： 第２図は第１図の線■−■に沿う横断面図であり：第３図は第１図の線■−■に 沿う一部が破断された横断面図であり： 第４図は第２形態の剃刀カートリッジの第２図に対応する横断面図である。

第１図から第３図に示されているカートリッジは、別個に形成されたガード部材 ２を収容しかつ支持する肩部を形成した成型プラスチック製の全体的に矩形形状 のオーブンフレーム１と、潤滑性ストリップで形成するのが好ましい、別個に形 成されたキャップ部材４とを備えている。

３つのほぼ同一のユニッ１−Ｂｌ、Ｂ２およびＢ３が上記フレームｌに装着され ており、各ユニットは、上方かつ前方に向いてブレードプラットフォーム７を形 成する腕部と、垂直に支える脚部８とを有する逆り字状の金属製サポートを備え る。このプラットフォーム７の夫々は、これに直接取り付けられたステンレスス ティール製のレーザブレードストリップの部材９Ａ、９Ｂ、９Ｃを有する。これ ら３つのユニットは、その脚部８の平面内で互いに独立して動くように装着され 、夫々ばねフィンガー１１上で支えられている。

ユニットＢ１の部材９ＡおよびＢ２もしくはＢ３の部材の前方の前縁部は通常の 態様で鋭利に形成され、２つのブレード部材を形成するか、顔面の毛に貫入した りもしくは皮膚にかすり傷をつけるほと鋭利にならないように、（Ｂ３もしくは Ｂ２のいずれかの位置の）第３部材（９Ｃもしくは９Ｂ）に少なくとも０．５ミ クロンの最終的なチップ半径を存する比較的刃引きされたエツジが形成されてい る。しかし、第３部材は非常に滑らかな表面仕上げを育するように電解研磨され ている。この第３部材は約５０ミクロンまでの、好ましくは僅か約３０ミクロン の大きな半径とすることが可能であろう。

上記第３部材はブレードユニットＢ２もしくはＢ３に組み込むことは可能である が、最前方のブレードユニットＢｌに組み込むことはできない。

第４図に図示された第２形態のカートリッジは、より通常の形態の成型フレーム １０１を有し、この成型フレームは第１の下部成型部材１０１Ａを備え、この下 部成型部材に、好ましくは潤滑性ストリップから形成されたキャップ部材１０４ を支える第２の上部成型部材１０１Ｂが一部的リベット１１２により固定されて いる。下部成型部材１０１Ａはガード部材１０２を形成している。

成型部材１０１Ａおよび１０１Ｂの間に、３つの部材ｌ０９Ａ、１０９Ｂ、１０ ９Ｃおよび２つのスペーサ１１３．１１４のアセンブリが強固かつ固定的にクラ ンプされている。

繰り返すと、最前方部材（１０９Ａ）および残りの部材の１つが通常の態様で鋭 利に形成され、一方、第３部材（１０９Ｂもしくは１０９Ｃ）は０．５ミクロン と３０ミクロンとの間の半径に丸みがつけられ、比較的刃引きされたエツジを育 している。

この第２形態の剃刀カートリッジの試験を行ったところ、通常の態様で鋭利に形 成された３つのエツジを有するコントロールカートリッジと比較すると、第２位 置もしくは第３位置に、即ち１０９Ｂもしくは１０９Ｃの位置に若干刃引きされ た部材を使用することにより、親密さを失うことなく心地好さが大きく改善され るということが分かった。しかし、上記万引きされた部材が１０９Ａの最前方位 置に配置されると、親密さは大きく減少した。

上記双方の実施例において上記３つの皮膚係合エツジが互いに等間隔離れている ことが分かるであろう。これらの皮膚係合エツジは全てブレード鋼で形成され、 】の部材に若干丸みをつけた点を除き、対応するような形状に形成されている。

これは製造の観点からは有益であるが、上記第３部材を全く異なる態様に、例え ば、比較的剛性を存するプラスチック材料製の成型部材として形成することも可 能であろう。

勿論、本発明の範囲内で多くの変更および修正が可能である。

国際調査報告　。ｌ’？／７！＋１゜５／ｌ’１ｎＥ１゜フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、ＭＧ、ＭＮ、 ＭＷ、ＮＬ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ、ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、ＵＳ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．互いに平行に延設された鋭利なカッティングエッジを有する一対のタンデム 配置のブレード部材を備える安全剃刀であって、平面形状に形成されかつ前記ブ レード部材のエッジに平行な皮膚係合エッジを有する第３皮膚係合部材（９Ｂ， ９Ｃ；１０９Ｂ，１０９Ｃ）を備え、この皮膚係合エッジは０．５ミクロンから ５０ミクロンのチップ半径を有し、この第３皮膚係合部材（Ｂ２もしくはＢ３） が最前方のブレード部材（Ｂ１）の後方に配置されていることを特徴とする安全 剃刀。
2. ２．前記チップ半径が、０．５ミクロンと３０ミクロンとの間であることを特徴 とする請求の範囲第１項に記載の安全剃刀。
3. ３．前記第３部材が、前記ブレード部材と同一の形状を有していることを特徴と する請求の範囲第１項もしくは第２項に記載の安全剃刀。
4. ４．前記第３部材が、金属から形成されていることを特徴とする請求の範囲第１ 項、第２項もしくは第３項に記載の安全剃刀。
5. ５．前記第３皮膚係合部材（９Ｂもしくは９Ｃ；１０９Ｂもしくは１０９Ｃ）が 、ブレード鋼から形成され、電解研磨された皮膚係合エッジを有することを特徴 とする請求の範囲第４項に記載の安全剃刀。
6. ６．前記第３皮膚係合部材（９Ｂ，９Ｃ；１０９Ｂ，１０９Ｃ）がプラスチック 成型部材として形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項、第２項もし くは第３項に記載の安全剃刀。
7. ７．前記第１および第２部材（９Ａ，９Ｂ；１０９Ａ，１０９Ｂ）の皮膚係合エ ッジ間の間隔が、前記第２および第３部材（９Ａ，９Ｂ；１０９Ｂ，１０９Ｃ） 間の間隔とほぼ同じであることを特徴とする請求の範囲第１項から第６項のいず れか１項に記載の安全剃刀。