JPH06508975A - 多相切換型リラクタンスモータ - Google Patents

多相切換型リラクタンスモータ

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JPH06508975A JP4502811A JP50281192A JPH06508975A JP H06508975 A JPH06508975 A JP H06508975A JP 4502811 A JP4502811 A JP 4502811A JP 50281192 A JP50281192 A JP 50281192A JP H06508975 A JPH06508975 A JP H06508975A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多相切換型リラクタンスモータ 発明の分野 本発明は、一般的に、ブラシレスDCモータに関し、より詳細には、機械的ブラ シあるいは整流子の用いずにそれらの相巻線を電子的に整流させる切換型リラク タンス又は可変型リラクタンスモーフに関する。これらのタイプのブラシレスD Cモータは、永久磁石を使用せずに連続的な回転トルクを生成する。所要の位相 整流は、モータのシャフトに取り付けられているエンコーダ又は分解器等の位置 センサによって決定される回転子の位置を利用して達成され得る。
発明の背景 パワーMOSFET及びIGBT等のパワー半導体デバイスにおける最近の開発 のために、ブラシレスDCモータの広範囲での使用が近年見られる。それらの応 用は、可変/調整可能速度あるいはサーボ位置決めシステムの周辺に集中してい る。サマリウム・コバルトあるいはネオジムホウ索鎖等の高エネルギ永久磁石が 入手可能であることも、ブラシレスDCモータの現在の関心に寄与している。
しかし、これらの高エネルギ磁石の高いコストと、それらを取付具に保持するこ との機械的な難しさとの故に、永久磁石又は巻線を回転部材とを関連して使用し ない部類のブラシレスDCモータにも強い関心がもたれている。この部類のブラ シレスDCモータは一般的に切換型リラクタンスモーフあるいは単にSRモータ と呼ばれる。
SRモータは、回転子の角度位置に関係のない整流周波数及び位相を提供するよ うな開ループ様式で一連のクロックパルスによって駆動される時にステッピング モータとして広く用いられてきている。これらのステッピングモータシステムに おいて、モータは通常VRモータと呼ばれてきており、ここで「VR」は「可変 リラクタンス」の語句に対する頭文字である。これらの言わゆるVRステッピン グモータの多くは、各回転子及び固定子磁極の上に多くの歯を含んでいる積層設 計を有する三相あるいは四相の機械である。これらの歯は、小さな段角(ste p angles)を達成するのに必要である。(たとえば、He1neの米国 特許第3866104号)。
本発明の課題は、ステッピングモータとして用いられ、開ループ様式で制御され るようには設計されていないリラクタンス機械又はSRモータを連続的に回転す ることと関連している。SRモータは一般的に、電気エネルギを連続的な機械回 転に変換するように設計されている。これは、SRモータが任意の所望の、予め 設定されたあるいは制御可能な速度の回転の連続的トルクを生成することが要求 されていることを意味する。
本明細書に述べられているタイプのSRモータは通常、三相、四相あるいは三相 に巻かれた固定子を有している。各位相は、DC電源に付勢あるいは接続され、 位相当り最大出力トルクを生成するべく、回転子の最適位置に整流あるいは切り 換えられる。トルク変化あるいはトルクリプルは、各隣接位相の付加されたトル クが、通常は一度に1つの位相がオンになるように単極DC電圧と整流する従来 のSRモータに対するピークトルクと略等しくなるように一度に付勢された2つ の位相を利用する慎重な整流によって最小限にすることができる。これは要求条 件ではないが、SRモータは通常それらの積層設計に磁極当り複数の歯を有して いないが、通常は各コイルに1つの極を有している。極当り2つ又は3つの歯を 時々用いることができるが、まれにそれ以上の歯を用いることができる。
SR機械は、任意の公知のモータの可能な限り低い製造コストでの、非常に単純 な回転子構造及び極めてコンパクトに巻かれた固定子を有する、非常に頑丈なあ るいは強固なモータである。これらは大抵の過酷な環境における酷使によ(適し ている。たとえば、これらは永久磁石モータでは不可能な温度極限が可能である (−100°と+500℃の間)。
SRモータは、航空宇宙産業及び陸上輸送産業等の人間の安全性が最重要とされ る特定の応用に対して非常に魅力的な独特の特徴を有している。これらの特徴は 、SRモータが永久磁石を用いない結果得られる。たとえば、SRモータでは、 トルクを生ずるために各位相を付勢するための双極電流の必要がない。固定子磁 極は北又は南に磁化された永久磁石ではなく軟質の鉄固定子鉄棒を磁気的に引き つけるfこめ、各位相に用いられる電流の極性を制御する必要がない。電流の極 性が重要でないため、巻線はスイッチングトランジスタと直列に接続され、これ により誘導モータ及び永久磁石ブラシレスモータの場合と同じようにスイッチ故 障の際の致命的な故障の可能性を消す。
SRモータの他の安全性に関連した利点も永久磁石がないことによる。永久磁石 は、回転子の回転の期間中、逆(b a c k)電磁力(EMF)を発生する 。SRモータは、この種類の逆EMFがない。この事実によって、磁石の起磁力 (MMF)による回路の短絡の際にモータシャフトにかかる制動(ブレーキング )トルクの可能性がな(なる。巻線の1つに短絡が生じた場合、SRモータは回 転を続けるが、低い電力を生じる。電力低下の百分率は、全位相数に対する相対 的な切断したあるいは短絡した位相の数に比例する。
どの電導モータの巻線位相の数を増大することの不都合の1つもスイッチング又 は整流周波数の増大である。位相が不粋又は消勢されると、電流の時間変化率( d I/d t)によって固定子及び回転子の積層鉄の渦電流の損失が生じ、こ れにより発熱が生じる。モータが早(回転すればする稈、周波数及び鉄芯の損失 が大きくなる。
磁場束の逆転から生じる別の損失はヒステリシス損失として知られている。この 発熱の影響も、位相の数と回転速度と共に増大する。ある正の磁束値からある負 の磁束値への完全な磁束の逆転により「全ループ」エネルギ損失が生じる。磁束 場が単にゼロからある最大値に増大した場合、「オフ」に整流された場合、磁束 場は再びセロに戻るように減少し、「小」ヒステリシスループが生じる。このヒ ステリシス損失の現象及び対応する発熱の影響は殆んど全ての電動モータの作動 中に起きる。全てのモータの言わゆる鉄損失は、導通による機械的取付構造を通 しであるいは空気又は液体冷却によって手早く処理されなければならない熱を生 じる。ヒステリシスループ内の面積はなされた仕事即ちエネルギ損失である。
誘導モータ及びプランレスモーフに用いられている双極電流スイッチングの故に 全磁束逆転が生じると、磁鉄は全ヒステリシスループに因る発熱を経験する。S R機械は、磁束がゼロから始まり、ピーク値まで増大し、それからマイナスのピ ーク値てはなくゼロに戻るように減少する故に、小ヒステリシスループによって 生じた損失を経験するが、その結果生じる鉄損失は従来のSR機械におけるより もかなり小さい。
私の米国特許第4883999号に示されているSRモータはSRモータの後部 鉄及び回転子において生じるエネルギロスを有意に減少している。トルク性能は 斯かるSRモータの場合非常に良好であるが、SRモータはモータを同時に2つ の位相をオンにしながら駆動する完璧な方法がないという点で従来のSRモータ の同じ制限を受ける。かかる駆動技術は、安全性の理由によって、種々の故障モ ードにおいて連続的な正のトルクを必要とする高トルク応用及び/又は諸悪用− たとえば、航空宇宙産業にとって非常に望ましい。過去において、位相オーバー ラツプは更なるトルク及び更なる安全性を提供した。しかし、2つの位相が従来 のSRモータに同期して適用されると、モータはより大きなトルクを達成するこ とができず、実質的に非常に非効率的な機械となってしまうが(即ち、入力電力 が倍になっても、トルクの有意な増大がない)、これは、固定子ヨークの磁気飽 和及び単相付勢に対して設計されており且つ二相付勢に対しては効果的でない固 定子及び回転子種分布に因る。
発明の要約 本発明の一般的な目的は、実質的に改良された性能特徴を有するSRモータを提 供することにある。これに関して、本発明の特定の目的は、特に四つ以上の固定 子位相の場合において且つ磁鉄損失が通常最高であるより高い速度において、よ り従来の構造の切換リラクタンスモータより大きな効率及びトルクを有するSR モータのための磁気回路を提供することにある。
本発明の関連の目的は、SRモータの周知の性能利点及び特徴(たとえば、低コ スト、頑丈さあるいは強固さ、広い使用温度及び高いRPM能力)を犠牲にする ことなく改良された効率を有するSRモータを提供することにある。
本発明のより特定の目的は、回転子と固定子が積層された材料の後部鉄部分にお けるヒステリシス及び渦電流損失を実質的に減少せしめることにある。
本発明の別の特定の目的は、非常に小さいトルクリプル特徴を有し且つ回転子に 対するデッドトルク位置を有していない高速の高トルクのSRモータを提供する ことにある。
本発明の別の目的は、多数の巻線位相によって通常生じた発熱損失効果を減少せ しめて、トルクリプルが低いことと且つ回転子のデッドトルク位置がないことの 利点から高速の応用を利点として引き出すことにより、多相SRモータの高い回 転速度能力を有意に増大せしめることにある。
本発明の更に別の目的は、空気スペースを無駄にすることなく高密度の多相巻線 によって容易に巻くことができ、これにより効率を最大限にすることのできる従 来の対称固定子にこれまで述べてきた諸目的を達成することにある。
本発明の他の諸目的及び利点は以下の詳細な説明及び付記の図面から明白となろ う。
米国特許第4883999号に述べられている私の先の発明において、SRモー タにおける磁束の流れの反転はなくなり、これによりヒステリシス損失が従来の SRモータと比較して相対的に有意に減少するようにしている。更に、SRモー タは、固定子の後部鉄の各領域がモータ及びその駆動装置によって構成される磁 気位相回路の一つのみに組み込まれるようになるような状態で構成されている。
かかる構造によって従来のSRモータに対して相対的な渦電流損失が大幅に減少 されるが、固定子の後部鉄領域における磁場の崩壊及び構築の頻度が大幅に減少 するからである。この頻度は一般的に「スイッチング周波数」と呼ばれている。
ヒステリシス及び渦電流損失を大幅に減少することにより、米国特許第4883 999号のモータは従来のSRモータよりも有意に高い効率を特徴とする電子的 に整流されたモータを提供し、同時にこれら先行技術の利点の全てを保持してい る。この特許のSRモータは、相対的な回転のために取り付けられた第1及び第 2部材であって、各部材の極が分極した時に、それらが反対の極性を有する隣接 した極の対を画成するようにこれら部材の一方が等間隔に離間した極を有しかつ 他方が非等間隔に離間された極を有しているような第1及び第2部材を特徴とし ている。
本発明によると、SRモータは、等間隔に離間された突極形磁極を有する固定子 及び非等間隔に離間された回転子を含み、ここで回転子の制御された回転をおこ なうために2つの位相が全ての時間において付勢されなければならない。この2 つの付勢された位相は常に互いに隣接している。固定子の極の回りには、固定子 の極が反対の極性を有する隣接した極の対として付勢され、6対の間に磁気回路 を形成するような状態で巻線が巻かれている。6対の極によって形成された一次 磁気回路は、2つの隣接した極を橋渡しをしている固定子の後部鉄領域を通って おり、これにより、ある対のどちらかの極によって形成された一次磁気回路がそ の対の極に間にあり、そして固定子における磁束反転がそれ故になくなるように 保証している。
前記の幾何学的配置及び位相付勢技術を有するSRモータは、従来の構造を有す る同じ寸法のSRモータより実質的に大きな出力トルクを提供する。このモータ の回転子は、爪棒回転子のトルクを提供し、同時に四極回転子の工程角を提供す る。この四極工程角によって、モータは比較的高いRPMで作動することができ 、同時にその高いトルク特徴を維持することができる。更に、この二相オン付勢 技術によって、これらの位相の1つの故障の際にかなりのトルクが維持されるこ とが保証される。それ故、本発明のSRモータは、低RPMにおいて停止するこ とがなく、その結果、安全性の理由により信頼性の高い作動が重要となる応用に とって優れたモータである。
更に、本発明のSRモータは、従来のSRモータに対して相対的に改良された効 率を特徴としている。一対の隣接した固定子極を連結する磁気回路が発生しない ようにモータを付勢することにより、固定子の後部鉄の各領域は1位相のみに磁 束流を経験する−即ち、固定子の後部鉄のどの部分もどの2つ以上の極対からの 磁束を支持しない。したがって、固定子の後部鉄における磁束のスイッチング周 波数は整流スイッチング周波数を位相の数で割ったものに等しくなる。対照的に 、従来のSRモータ、ブラシレスDCモータ及びAC誘導モータの後部鉄におけ る磁束のスイッチング周波数は、整流スイッチング周波数に等しい。
モータの渦電流損失は固定子後部鉄における磁束スイッチング周波数によって大 きく影響を受けるため、本発明は磁気回路構成はこれらの渦電流損失を有意に減 少する。本発明のSRモータの場合、損失周波数は整流周波数を位相の数で割っ たものに等しい。従来のSRモータと同じ発熱損失にたいしては、本発明のSR モータの回転速度はかなり太き(なり得る。
回転子上に磁極の非等間隔離間を行うことにより、本発明の付勢技術は回転子に トルクを与え、回転子の回転の方向の積極的な制御を行うことができる。固定子 と回転子の間に、低いリラクタンス経路を提供するために、非等間隔に離間され た6対の極は固定子の等間隔に離間された角度に等しい角度αIだけ離れている 。このような相関関係により、互いに直径の方向に反対に配置されている非等間 隔に離間されている回転子磁極の2つの対が2対の隣接した固定子極と整合して おり、2つの位相が付勢されている6対の極の間を流れる磁束のための低いリラ クタンスを提供する。回転子にトルクが発生することを保証するために、隣接し た対の回転子種の隣接した極は回転子極対の極の間の角度α、に等しくないかあ るいは角度α1の整数倍の角度α1だけ離れている。
前記の付勢技術を行うために、等間隔に離間された固定子極は各位相が直径方向 に反対の固定子極の回りに巻かれた少なくとも一対の巻線を付勢するような従来 の様式で巻線で巻かれている。しかし、回転子を付勢する際、様々な位相の離間 した固定子極は隣接した極の間に一対の同様に離間された回転子種(すなわち、 角度α2)を低いリラクタンス整合に引くような磁気回路を発生するために同時 に付勢される。
種々のけ勢技術を用いて本発明のSRモータを付勢することができる。多相電源 を用いることにより、SRモータは2つの位相が任意の与えられた時間において オンとなるように駆動されなければならない。又、SRモータは、モータが様々 な時間において2つの位相等の様々な数の位相により駆動され、次に短い角度に わたり3相によって駆動され、そして2相にもどるようなハイブリッド技術によ って付勢され得る。斯かる技術は、各位相のオンの時間を単に部分的に重ねるこ とにより平均出力トルクを増大あるいはトルクリプルを最小限にすることにより 実現することができる。
2つの位相は1つまたはそれ以上の対の隣接した固定子極を付勢し、これにより 6対が隣接した回転子種の対を整合に引(ような反対の極を構成し、これにより 分極化された対の極先端の間を流れる磁束のための低いリラクタンス経路を提供 するようにしている。一度に2つ以上の対の隣接した固定子極が付勢される、こ れらの対における極の極性の相対的位置が2対の固定子極を付勢されない対の固 定子極の一次磁気回路を横切る磁束経路によって連結する「2次」磁気回路の形 成を防止するべく望ましく制御される。2次磁気回路については、私の米国特許 第4883999号により詳細に論じられている。これらの2次磁気回路は1次 及び2次回路が重なっている固定子後部鉄の部分に対して磁束スイッチング周波 数を効果的に増大する。固定子極の対を連結する斯かる2次回路の発生を防止す るために、同時に分極化された対の相対的な極性は、付勢されない対の極によっ て分離された隣接極が同じ極性であるように維持されるのが好ましい。
SRモータと選択された駆動技術の特定の構成に応じて、2つまたはそれ以上の 単極駆動回路が特定の位相、固定子及び回転子極構成に対する固定子対の前記の 分極化相関関係を提供し得る。
図面の簡単な説明 図1は、5相を有する10個の固定子極及び8個の回転子種の構成に示されてい る従来の切替型リラクタンスモーフ構造の略断面図である。
図2は、回転子の機械的角度θに対して相対的に与えられた位相によって経験す るインダクタンス(L)の周期的変化を示す、例示的かつ理想的グラフである。
図3は、連続的なモータ作動を保証するためにある位相の整流/(ルスがいかに して回転子の機械的な回転を導かなければならないかを示す回転子の機械的回転 の時間(T)に対する相対的な与えられた位相に対する電流波形の例示的グラフ である。
図4Aは、固定子極の巻線が主実施例に従って巻かれており、4つの回転子種が 2つの位相が一度にオンの作動に保つ際に固定子位相A、Hの磁極対と整合して いる本発明を組み込んでいる二相の電子的に整流されるリラクタンスモータの略 断面図である。
図4Bは、回転子が図4Aとは反時計方向に回転し、これにより他方の4つの回 転子極がそれ自身位相C,Dの固定子極対と整合するようにしている本発明を組 み込んでいる三相SRモータの略断面図である。
図40は、回転子が反対時計方向回転を続け、これにより最初の4つの回転子極 がそれ自身位相E、Aの固定子極対と整合するようにしている本発明を組み込ん でいる三相SRモータの略断面図である。
図4Dは、回転子回転が他方の4つの回転子極がそれ自身位相B、Cの固定子極 対と整合する位置に継続する本発明を組み込んでいる三相SRモータの略断面図 である。
図4Eは、回転子が4Dから反時計方向に回転し、これにより元の4つの回転子 極が位相DSEの固定子極対と整合するようにしている本発明を組み込んでいる 三相SRモータの略断面図である。
図5は、少な(とも2つの隣接した位相が一定の電圧を用いて調節可能速度駆動 に対して一度に付勢される本発明の切替型リラクタンスモーフを励起するための 例示的三相装置の略ブロック図である。
図6は、2相付勢を保証するために本発明に斯かる三相モータを付勢するために 必要な整流パルスの略図である。
図7Aは、従来の三相SRモータに対する毎分1つまたは2つの回転等の非常に 遅い速度でのトルク波形対回転子角度の例示的かつ理想的プロットである。
図7Bは、従来の四相SRモータに対する毎分1つまたは2つの回転等の非常に 遅い速度でのトルク波形対回転子角度の例示的かつ理想的プロットである。
図7Cは、従来の三相SRモータに対する毎分1つまたは2つの回転等の非常に 遅い速度でのトルク波形対回転子角度の例示的かつ理想的プロットである。
図8は、2つの位相が付勢される本発明に斯かる三相SRモータに対する毎分1 つまたは2つの回転等の非常に遅い速度でのトルク波形対回転子角度の例示的か つ理想的プロットである。
図9は、BEM磁気解明器を用いて計算された本発明に斯かるモータの1対の隣 接した回転子極に対する磁束輪郭の理想的推定である。
本発明はただ1つの実施例に関連して述べられるが、本発明を1つの実施例に限 定する意図はない。反対に、意図するところは、付記された請求の範囲に記載し た本発明の精神及び範囲内に含まれている全ての代替、修正、及び均等物を網羅 することにある。
好適実施例の詳細な説明 図面に移り、先ず図1について説明すると、典型的な三相の先行技術の切替型リ ラクタンスモーフは、巻線と永久磁石と整流子とをもたない回転子を特徴として いる。回転子に巻線、永久磁石がないため、回転子は、AC又はPMモータと比 較して低い慣性を有するが、これは回転子の外径の近くに鉄又は磁性物質がない からである。固定子は、集中型すなわち1つの極の回りに非常に短い端部の巻線 によって巻かれ配置されている相巻線を特徴としており、この点で、AC誘導モ ータの固定子巻線とブラシ型DCモータの大抵のブラシレスDC及び電機子巻線 と比べて著しく優れている。
回転子1は、スチールンヤフト2を中心に回転し、磁気透過性の鉄合金から成る 積層体から成る。図1から示唆されるように、各回転子の積層体は、回転子の回 転の軸から半径方向に外向きに延長し対称的に離間された磁極の対における回転 子の周辺の回りに離間している複数の突極形磁極を形成するように切削されてい る。
回転子1と同じように、固定子3は、好ましくは、磁気透過性の合金鋼から成る 積層体によって構成される。以下で説明するように、回転子1の回転を生じさせ るために、固定子3は、回転子1上の突極形磁極5の数とは等しくない複数の突 極形磁極5を含んでいる。固定子の磁極4は環状継鉄6から半径方向に内側に延 長しており、継鉄の回りに円周状にかつ等間隔に離間されている。
図1の切換型リラクタンス(S R)モータは、10個の固定子磁極4と8個の 固定子磁極5とを有している。1対の直径方向に対向した固定子磁極4の巻線7 は、直列又は並列に接続されて巻線の1つの位相を形成している。図示されたモ ータでは、5個の位相(すなわち、A、B、CSD、E)が存在している。SR モータに通じた者が了解するように、固定子及び回転子磁極の数については、様 々な組合せを用いることができる。当該技術において周知であるように、SRモ ータに対する整流サイクル当りのトルクストローク角度θは次の関係式によって 与えられる。
θ=360°/Nφ・Nr ここでθは度で表され、Nφは固定子の巻線位相の数に等しく、かつNrは回転 子磁極の数に等しい。たとえば、図1に示されている10個の固定子磁極と8個 の回転子磁極とを有する5相SRモータは、各整流位相に対して公称9°の角度 の回転子回転を生じる。
特定の磁極4.5の認識のために、これ以後、固定子磁極及びその巻線を参照す ることにする。たとえば、図1において位相Aの固定子磁極は9 (A’ )、 (A2)であり、ここでA1、A2は位相Aに対する巻線対から成る。位相Aの 巻線AI、A2の励起は、固定子3及び回転子1を両に磁化する。図示のように 、この励起によってトルクが生じ、回転子1は、その磁極5.11を励起された 固定子磁極9.11に整合させる。トルクの極性は電流の極性に依存しないが、 これは回転子1が固定子3に常に引き付けられており、付勢された磁極の間の最 小のリラクタンス経路を提供する方向に回転するからである。その結果、SRモ ータは1対のパワースイッチ12.13からの相巻線を通る単極電流のみを必要 とする。相巻線A、B、C,D、Eの順次の励起によって、回転子1を回転させ 、その磁極を固定子3上に励起された磁極4に同期的に整合させる磁極オンの作 動を生じる。シャフト位置センサ14は、回転子位置情報をコントローラ15に 提供し、この情報はコントローラによって用いられ、固定子位相のスイッチング を適切な回転子角度において開始する。
SRモータにおけるトルクは、回転子及び固定子磁極4.5の選択された磁極が 整合に回転する時に回転子及び固定子磁極4によって支持される磁束に比例する 。エアーギャップ・リラクタンスと磁極リラクタンスとは共に、付勢された固定 子磁極4と半径方向に整合された位置に回転子1が回転する時に、同時に減少す る。整合された場合の固定子及び回転子磁極の間のエアーギャップ16における 磁束を最大にするために、このエアーギャップはできるだけ小さく製造すべきで ある。
位相Aに対して、駆動装置17のトランジスタ12.13が閉じると、電源V+ からの電圧の励起の下で巻線AI、A2における電流が増大する。トランジスタ 12.13が開(と、電流がダイオード18.19に流れ、巻線A1、A2は電 流を低下せしめる逆電圧を見る。これにより、電流のパルスが位相A、B、C, D。
Eの各々に供給され、モータ作動に対して、各パルスは最も近接した対の回転子 磁極を付勢された固定子磁極と整合するように移動せしめる。
矢印2Dによって示されているように、回転子1は当該技術において周知のよう に固定子磁極励起のシーケンスと反対の方向に段進(ステップ)する。しかし、 回転子回転の「ステップ」を考慮に入れることは、その回転を理解する観点から のみ有用であることに注意すべきである。実際、電流パルスは回転子位置センサ 14に応答してコントローラ17によって制御され、回転子の特定の角度θにお いて生じる。電流の整流は、引き付けている固定子磁極を通過する回転子磁極の 平滑な回転移動(たとえば、回転子磁極21及び固定子磁極22)を与えて、コ ギングなしに連続的な回転を保証するために特定の回転子角度θとして生じるよ うに制御される。これは一般的に、相巻線が、電気的時定数に因る回転速度に応 じて、固定子及び回転子磁極21.22が整合する前に実質的に消勢されること を意味する。
モータ作動のより詳細な論述に簡単に移ると、SRモータにおけるモータトルク はある位相がその位相のインダクタンスが最小の時(すなわち、回転子磁極が次 の固定子磁極に対して対称的に未整合である)の時間インターバルの間、付勢さ れる場合に生じる。与えられた位相は回転が起きるとインダクタンスの周期的変 化を受ける。インダクタンスLが電流に依存しないという単純な仮定を行うと、 この変化はある位相における各固定子磁極に対して図2に示されている。第1回 転子磁極はθ1の回転子角度で固定子磁極と整合している。回転子回転が継続す ると、回転子磁極の次の整合はθ2において生じる。明らかなように、インダク タンスLは、回転子磁極が固定子磁極と整合した時に最高になる。図1の八属回 転子の場合、θ2−61の差は22.5°に等しい。低いインダクタンスの点の 間の機械的角度すなわち回転子角度はこれ以後[工程(ストローク)角度」と呼 ばれる。
図1におけるSRモータの連続的な回転のために、回転子角度θに対する相対的 な巻線に供給される典型的な付勢電流パルスのタイミングは図3に示されている 。エネルギはトランジスタの開閉によって整流時間Tまでの期間中に制御可能に 供給される。許容リプルトルク以下でのモータ作動を保証するために、整流時間 T、−T2は機械的角度θ1に到達する前に生じる。すなわち、相巻線は固定子 及び回転子磁極4.5が整合する前に整流される。また、最小インダクタンスL の時間中に整流することにより、最大量のエネルギがモータ作動に変換され、最 小量のエネルギが発生する。換言すれば、電流Iによる励起の間に、エネルギの ある部分は機械的に出力に変換され、ある部分は磁場に蓄積され、そしである部 分は銅又は鉄において失われる。整流後の期間中、回転子1の継続された回転は 部分的にエネルギを電源に戻し、部分的にエネルギを更なる機械的出力及び損失 に変換する。
SRモータにおける損失の主な源は固定子3に存在している。固定子における損 失は主にヒステリシスと渦電流損失から成る。渦電流損失を減するために、固定 子3及び回転子1は、前に示したように積層された鉄合金から構成されている。
しかし、渦電流損失は、依然として有意であり、固定子における磁場の周期的増 大及び崩壊の頻度に関連している。図1のモータのような従来のSRモータでは 、継鉄6又は後部の鉄の全ての部分はこれ以後「束(フラックス)スイッチング 周波数」と呼ばれる固定子における磁場の増大及び崩壊のサイクルを経験する。
図1の従来のモータでは、固定子の後部鉄における磁束スイッチング周波数は位 相スイッチング周波数又は整流周波数に等しい。
ヒステリシス損失の場合と同じように、磁束反転の周波数もそれらのマグニチュ ードに影響する。磁束反転は、重なっている磁気回路における磁束流の方向が対 抗した時に形成される。このような対抗は種々の駆動技術を用いて生じ得る。
通常は、固定子磁極は磁束反転を経験しない。しかし、固定子3の後部鉄又は継 鉄6のセグメント23又は24は位相の各切り換えのために磁束反転を経験する 。
回転子磁極5のそれぞれは、最大で、回転当り1磁束反転を経験し得る。
飽和状態にあるSRモータの作動によって誘起された非線形性の故に、SRモー タにおける損失を計算するための過程は複雑である。しかし、磁束スイッチング 周波数及び工程角における継鉄6における磁束反転の周波数がモータにおける渦 電流及びヒステリシス損失、すなわちモータにおける鉄損失の2つの主な源に関 連していることが知られているため、従来のSRモータと本発明によるモータと の間で、簡単でかつ定量的な比較を行うことができる。これ以後、これら2つの 周波数はしばしば「鉄損失」周波数と呼ばれる。
図1に示されているように、対向する固定子磁極9.10が位相Aに関連してい るため、巻線A1、A2はこれらの磁極の回りに反対に巻かれ、これにより一方 の磁極が北極を有し、他方が南極を有するようにしている。この構成により、磁 束経路は、実線24.25によって示されるように、回転子3を通過し、固定子 3の後部鉄又は継鉄6の回りを流れている。固定子磁極22.4(B1、Bりが 位相Bにより付勢されると、関連の巻線は他方に実線26.27によって示され るように位相Aの巻線Al5A2による展開と類似する磁束パターンを構成する 。
後部鉄又は継鉄6のセグメント23.24に対して、磁束の流れの方向は位相A からBに反転することが分かる。位相Bがオフになりかつ位相Cがオンになると 同様の磁束反転が継鉄6の他のセグメントに生じる。後部鉄又は継鉄の第3対の セグメントは位相Cがオフになり位相がオンになると磁束反転を経験する。同じ シーケンスの事象が位相り、Hに対して反復される。これらをまとめると、後部 鉄セグメントの対は1つの完璧な回転の期間中に継鉄6の全ての領域を占めるこ とになる。同じ種類の磁束反転が図1における三相切換型すラクタンスモークの 「二相オン」作動中に生じる。
各位相に対する磁束経路が継鉄6の全部の後部鉄領域の回りに及んでいるため、 継鉄6の各部分は各位相から1つずつ、5つの磁束経路に組み込まれる。従って 、後部鉄のどの部分も各位相の整流周波数の5倍であるモータの整流周波数に等 しい磁束スイッチング周波数を経験する。
図1に示されているような土掻固定子爪棒回転子構造に対しては、回転子の1つ の完全な回転は、位相シーケンスASB、C,D、Eの4サイクルを必要とする 。モータRPMに関して、後部鉄又は継鉄6の各セグメントは完全な1つの回転 子回転当り磁束変化を40回経験しかつ40回位相反転を経験する。3600R PMで作動すると、図1の固定子における磁束スイッチング周波数及び磁束反転 の周波数は各々2.4KH2である。36000RPMでは、磁束スイッチング 周波数及び磁束反転周波数は2KH2である。前に示したように、これらの周波 数は、それぞれ渦電流損失及びヒステリシス損失に主に関連している固定子にお ける鉄芯損失を示している。
本発明の一つの重要な特徴によると、同じ寸法の従来のSRモータと比較して実 質的に改良されたトルク性能を提供し、同時に改良された効率を提供するモータ 構成及び付勢技術が与えられる。本発明に従って構成された三相SRモータは渦 電流損失及びヒステリシス損失を実質的に減少せしめ、従来のSRモータ並びに 私の先行の米国特許第4883999号に従って作成されたSRモータの両方に 関して、モータ効率を、特により高いRPM(たとえば、200ORPM以上) において増大せしめる。この点に関して、本発明のSRモータは、数百RPMf u度に低い速度及び50000RPM以上までの速度を含む広い範囲の速度にわ たって高い効率の作動を行うと信じられている。私の先行の米国特許第4883 999号と同じように、磁束スイッチング周波数を最小限にしかつSRモータの 少なくとも固定子における磁束反転を消すために、隣接の固定子磁極は反対の極 性を持つべ(分極化される。しかし、私の先の特許とは異なり、これら2つの隣 接の磁極は同じ位相ではない。磁束反転の消去に加えて、隣接の固定子磁極を付 勢すると、磁気回路における固定子の継鉄の経路長さが最小限になる。磁束経路 における継鉄を最小限にすることにより、継鉄又は後部鉄における磁場の崩壊及 び構築(すなわち、スイッチング周波数)によって生じるエネルギー損失は大幅 に減するが、これはこれらの損失が磁束を支持している鉄に正比例しているから である。 具体的には、本発明に係るSRモータは、固定子の後部鉄における磁 場の重なりを防止するかあるいは(従来の切換型リラクタンスモーフと比較して )少なくとも減するように付勢される。後部鉄における重なり磁場の発生をな( すかあるいは減することにより、スイッチング周波数及び磁束反転の周波数が大 幅に減少するが、これは継鉄又は後部鉄のどれも位相の間で共有されないがらで ある。この減少の結果、渦電流損失は従来のSRモータにおけるよりもかなり小 さくなる。
隣接磁極対の間の磁束の流れによる回転子の回転を保証するために、回転子磁極 は回転子の回りに非等間隔に離間されている。更に、この非等間隔離間により回 転子回転の方向の制御が可能になる。具体的には、図4Aに示されているように 、非電なり磁気回路を形成している隣接した回転子磁極の対の間の角度α。
(すなわち、対間角)及び様々な対の隣接した回転子磁極の間の角度α2(すな わち、対内角)が異なっている。別の言葉で述べると、隣接した回転子磁極間の 角度は第1及び第2角度帽、α2の間を交互する。
本発明の詳細な説明する目的のために、図4A、4B、4C,4D、4Eは等間 隔に離間された固定子磁極より大きな角度α2で離間された4対の突回転子磁極 を有する本発明に係るSRモータを例示している。本発明に係るSRモータは、 角度α1だけ離れ、回転のどの方向にも連続トルクを生じるために、適切な回転 子位置においてDC電流を切り換える図5に示されている二相パワーインバータ 71に接続されている巻線で巻かれた、全て等間隔で離間されている5対の突固 定子磁極を有する。
図4Aから4Eはその各々の5相に対して1対の固定子磁極を有する本発明に係 るSRモータの例示実施例を示しているが、1位相当り2対以上の固定子磁極を 利用し得る他の実施例が可能である。しかし、本発明の全ての実施例において、 1位相当り少なくとも1対の直径方向に反対の固定子磁極が存在する。隣接した 磁極に反対の極性を与えるように隣接した固定子磁極の位相を同時に付勢するこ とにより、その非等間隔に分布された磁極を有する回転子は高い特有なトルクで もって回転する。
出願人は、二相オン付勢技術によって作動する従来のSRモータよりもかなり大 きなトルク値を本発明に従って構成されたSRモータに達成することができ、同 時にかなり低いスイッチング及び鉄損失周波数を示すことができることを見いだ した。従って、本発明のSRモータは、従来のSRモータによって達成されなか った効率レベルの高い周波数を提供する。本発明のSRモータは、ある位相が故 障した時でも正のトルクを維持するが、これは残存位相が従来の磁束経路を形成 する直径方向に反対の磁極を構成するからである。
本発明のSRモータは米国特許第4883999号の特許に従って構成されたモ ータに関してもスイッチング及び鉄損失周波数を示す。回転子磁極の非等間隔離 間の故に、回転子は本発明の回転子における磁極の対の数と等しいい(っかの磁 極を有する従来の回転子と同じように回転する。たとえば、本発明のSRモータ の回転子は図4A−4Hに示されているように、8個の回転子磁極を有し得る。
これら8個の回転子磁極は4つの対を構成する。回転子はそれが従来の四極回転 子であるかのように回転するが、モータは爪棒回転子を有する従来のモータに特 有なトルクを有する。
図4A−4Eに示されている本発明の実施例は爪棒回転子の4つの磁極を用いて 任意の回転インターバルにおいてトルクを生成するが、その結果性じる対の2極 は図1に示されている10個の固定子磁極と8個の回転子磁極を有する従来のS Rモータの工程角の10倍の工程角を示す。図1における従来のSRモータの整 流周波数と鉄損失周波数は36000RPMにおいて24KH2である。図4A 〜4Eに示されているSRモータの場合、回転子の回転当たりの工程角の数は図 1からの従来のSRモータの40に対して20となっている。その結果性じる回 転当りわずか20工程についての3600ORPMにおける整流周波数は12K H2である。加うるに、各々の隣接した位相の間の固定子継鉄の各部分は5工程 において一度しか用いられないが、これは36000RPMにおいて固定子の継 鉄又は後部鉄におけるスイッチング周波数が2.4KH2すなわち3600RP Mにおける従来のSRモータと同じであることを意味する(すなわち、10分の 1に減少)。
10分の1に減少した損失は全ての速度において、有用であるが、低い速度では より高いトルクは二相オンの故に好都合である。図示されたSRモータは10個 の固定子磁極及び4個の回転子磁極を有する三相の従来のSRモータと全く同じ である186の工程角を有し、2磁極が付勢されてただ1つの位相がオンではな く、付勢された4つの磁極に対して2つの位相がオンになるため、約2倍のピー クトルクを生成する。
反時計方向の回転子回転のプロセスは位相対がオン及びオフに切り換えられるも のとして理解できる。たとえば、図4Aは位相当り2つのコイル(A’、A2、 並びにB’、B”)の位相A1B1Bの内側の固定子磁極32.33及び34. 35に整合された回転子磁極28.29及び30.31によって付勢された位相 A1Bを示している。これらの巻線は内径のエアーギャップにおける固定子磁極 の極性が北と南の磁化の間を円周的に交互するような方向に巻かれている。たと えば、図4Aにおいて、位相ASBがDC電源に切り換えられ、電波が巻線AI  Am、BI B2を通って流れると、磁束36はそれらの磁極性の故に図示の 方向に位相B磁極から位相A磁極に流れる。位相AとBの磁極に間にその結果性 じる2つの磁束経路はそれらの北/南極性の故にコイルAIないしBI、AI  BIによって発生する。従来のSRモータの場合と同じようにコイルAIないし A4、BI Blからは回転子を通る2次的な磁束経路は存在しない。
最初の2対の回転子磁極28.29及び30.31が位相A、Bの4つの付勢さ れた固定子磁極32.33.34及び35とほとんど整合すると、コンバータ7 1(図5)におけるパワートランジスタが開き、位相C,Dに接続されているパ ワートランジスタが閉じる。図4Bは回転子38及び固定子49に存在している 磁束37を示しており、他方の2つの回転子磁極対44.45及び46.47は 4つの固定子磁極44.45及び46.47と整合しており、コイルC1、D! 並びにC1,D2がその上に巻かれている。図4Aに示されている位相A、Bの 付勢の場合と同じようにして、同じ種類の非常に短い磁束経路37.48が発生 される。
回転子の上に示されている回転49.50の矢印は、トルク生成が図4Aと図4 Bとの開に発生した時の回転子の反時計方向回転を示す。本発明の十固定子磁極 及びハロ転子磁極の図示された実施例の場合、回転子の回転の方向は固定子の電 気的回転の方向と反対である。回転子は、位相対巻線が図4A〜4Eに示されて いる付勢シーケンスによって示されているように、時計方向に整流された場合に 反時計方向に回転する。図示されたシーケンスは回転子を72°回転せしめる。
このシーケンスを5回反復すると回転子は360a完全に回転する。それ故、1 機械回転当り20個の工程が必要となり、ここで各工程は図4A−4Eの1つか ら次の工程への回転子の位置の変化である。回転子を360°完全に回転するた めの完全な二相オン整流シーケンスが図6に示されており、5つの位相A、−E の20個の整流工程を示しており、これらの工程の各々は4つの反復サイクル5 2を行い、各位相は1回転当り全部で8回にわたり1サイクル当り2回オンであ りかつ1回転当り全部で12回オフサイクルにわたり1サイクル当り3回オフと なる。
継鉄のスイッチング周波数は与えられたRPMでの整流周波数を位相の数で割っ たものに等しい(すなわち、継鉄の任意の部分における磁気回路は1回転当り2 0回ではなく1回転当り4回変化する)。固定子磁極のスイッチング周波数は、 1工程当り2相の要求の故に1回転当り8回に基づいている。
更に図4A〜4Eについて説明すると、回転子38への磁束封じ込めはある位相 の1つの固定子コイルAIからその回転子の全直径部分を通って同じ位相の直径 的に反対の固定子コイルA2に至る磁束を示している図1に示されている従来の 三相SRモータと比較することができる。位相が整流されると、回転子継鉄は崩 壊及び増大する磁束の共有を経験し、同時に固定子継鉄と同じ状態で完全な磁束 反転を経験する。図4A−4Eにおける三相SRモータは、回転子38及び固定 子39の両方における排他的かつ短い磁束経路36.37.48.53を明白に 示している。
図5は、本発明に係る三相SRモータ72を駆動しかつ制御するための典型的な 駆動ネットワークのブロック図を示している。この駆動ネットワークは設計上従 来と同じであり、パルスを角度コントローラ75及び整流子77に送る回転子位 置センサを含んでおり、これらのパルスはA−B、C−D、E−A、B−C及び D−Eの二相オンンーケンスにおける位相の対の各々に対するパワーコンバータ 71におけるトランジスタをオン及びオフに切り換える。モータ72のRPMす なわち速度は加算式カフ9におけるモータの速度に対する入力又は命令値と比較 される回転子位置センサ73からの整流パルスの速度によって決定される速度フ ィードバックによって制御される。加算式カフ9から、電圧V+は機能ブロック 81において発生し、機能ブロック81はパルス幅変調コントローラ83の使用 サイクルを制御する。パワーコンバータ71への電圧は、この従来のパルス幅変 調(PWM)制御回路83を用いて調節され、モータ72の設定された速度又は RPMを維持する。
図7A、7B、7Cは各々、一度に1つの位相のみが付勢される三相、四相、三 相の従来のSRモータに対する回転子位置角度の関数として生成されたトルクの 近似を示している。図7Aは、位相Bが開くかあるいは短絡した場合、その間に ゼロトルクを生じる回転子位置の大きな角度(陰影部分85によって示されてい る)が存在することを明白に示している。機械が休止しておりかつオンになって いる場合、モータは回転しようとする可能性が最も強いが、位相A又はCが付勢 された場合に負荷を開始するのに充分なトルクを生成することができない。位相 Bが付勢されている場合、運動は全く生じない。
しかし、図7Bは、陰影部分87が、90° (3相については120°ではな い)だけ離れている位相の場合、位相が故障した場合、ゼロトルクが生じる1電 気サイクル当り1つの回転子位置のみが存在することを示している。位相故障が 回転中に生じた場合、減少した力は三相機械の回転中に生じた力よりも大きい。
(67%ではなく75%)。
図70は、図1の三相SRモータの回転子位置当りのトルクプロットを示してい る。この場合、位相は72°変位されており、この結果、図7A−VCによって 示されている3つのタイプのSRモータの位相当りのトルクが最高に重なりを生 じる。三相SRモータの場合、5つの位相の内4つが回転を続ける正のトルクを 連続的に生成しない回転子位置が存在しない。陰影部分89によって示されてい るように、短絡又は開いた位相の場合の出力パワーの損失(80%)はそれ故、 三相のオプションの最小である。三相及び四相モータに対する三相SRモータの もう1つの利点は、位相当りのトルクの大きな重なりに起因するかなり低いトル クリプルR1である。整流構成の種々の組合せを用いて、1つ、2つ、更には、 3つの位相を一度にオンにした状態でより大きなトルクを生成することができる 。
図8は、図4A−4Eにおけるモータによって発生されるトルクの例示的かっ理 惣的な図面である。従来の三相SRモータによって発生されるトルクと比較する と、図4A−4Eのモータによって発生されるトルクは、その二相オン作動及び 積層幾何構造から直接生じるかなり小さなリプルR2を有している。この二相オ ン作動によって、より正弦的である図7Cに示されている従来の三相SRモータ の波形よりも実質的により台形的である一連の重なりトルク波形を提供する。
更に、図4A−4Eのモータは、1つの位相が開放あるいは短絡した回路として 故障した場合でも、相対的に強い瞬間的なトルクを維持するが、これは他方の位 相が依然として作動するからである。このような特徴は、特に低いRPMにおい て、モータのあり得る停止から補償するためのトルクの信頼性の高い伝達を必要 とする応用にとって極端に価値のあるものである。図4A−4EにおけるSRモ ータによって提供されるトルクは、10個の固定子磁極及び4個の回転子磁極を 有する同一寸法の従来のSRモータのトルクの約2倍である。もちろん、しかし 、図4A−4EのSRモータに必要な入力の力は、従来のSRモータの約2倍で ある。
図9は、磁極整合の特定の回転子54から固定子55への位置における境界素子 磁気解明器を用いて計算される本発明のモータの論理的磁束輪郭である。(ここ で用いられるBEM解明器は、MAGNETOと呼ばれており、カナダのマニト バ州、ウィニベグのインチグレイテッド・エンジニアリング社から市販されてい る。)磁束経路56は、SR五三相−タの断面の全体が図1のように磁束が完全 に磁鉄を通り片側からもう一方の側に至っている従来のSRモータの場合と同じ ように型取る必要が無い程、位相A、Bのコイル61.62の磁極57.58. 58及び60の間で短くなっている。
本発明を組み込んでいるSRモータの1つの実施例のみが本明細書で述べられて きた。図示の実施例の理解から、モータ設計の当業者には、他の変化、たとえば 、他の数の位相を有する他の磁極構成(たとえば、位相当り3対の磁極を有する 15個の固定子磁極及び12個の回転手磁極)、内側が裏返った形(すなわち、 外側回転子を有する内側固定子部材に巻かれた巻線)、及び線形SRモータ構成 が明白となろう。全ての種々の設計の重要な原理は、2つの隣接した位相が回転 子上に磁極対の整合を行うべく固定子に隣接した磁極対を形成するために反対の 磁極性でもって同時に付勢されなければならないという条件である。これらの固 定子磁極は等間隔に離間されているが、回転子磁極対は固定子磁極と等しい角度 で等間隔に離間されている。回転子は常に固定子よりも少ない磁極を含んでおり 、これにより様々な対の回転子磁極の隣接した磁極の間の角度α2が隣接した固 定子磁極を離している角度α2よりも大きくなるようにしている。このように述 べられた磁極構成に基ずく本発明によって、各位相からの磁束に対して排他的な 鉄経路が保証され、これによりこのようなSRモータの鉄芯損失が大幅に減少す る。
更に、この正しい相対的な極性の条件により、ある位相の直径方向に反対の磁極 の間には2次磁気回路が発生しない。このような(私の米国特許第488399 9号に詳細に述べられている)「2次」磁気回路の発生によって、他の1次磁気 回路における磁束の増大と共有しかつこれを干渉して、鉄芯損失に寄与してしま FIG、 4B FIG、 4D FIG、 4E FIG、 6 3相SRトルク波形 整流 4相5RI−ルク波形 5相SR)ルク波形

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.多相電源によって駆動される切換型リラクタンスモータであって、継鉄と、 隣接する磁極からそれぞれ角度α1だけ離間されるように前記継鉄の周囲に等間 隔に分布された複数の突極形磁極と、を有する固定子と、隣接する磁極との離間 が交互に角度α1、α2となるように、異なる間隔で分布された複数の磁極を有 する回転子と、 少なくとも1つの巻線と異なる棺の関連した固定子磁極とだけ円周状に離間した 、固定子磁極の周囲に巻かれた前記モータの相それぞれに対する巻線と、それぞ れが前記1対の隣接固定子磁極を橋渡し(ブリッジ)する継鉄の部分を含むよう に、前記多相電源に応答して1対の隣接する固定子磁極と1対の隣接する回転子 磁極との間に形成された少なくとも2つの磁気回路と、から成る切換型リラクタ ンスモータ。
  2. 2.前記多相電源が五相電源であり、固定子磁極と回転子磁極との数がそれぞれ 10と8とである請求項10記載のモータ。
  3. 3.多相電源によって駆動される切換型リラクタンスモータであって、継鉄と、 隣接する磁極が角度α1だけ離間するように前記継鉄上に等間隔に離間して分布 された複数の突極形磁極と、を有する固定子と、前記固定子に対して相対的に回 転するように取り付けられ、等間隔に離間された突極形磁極の対を複数有する回 転子であって、異なる対の隣接する磁極の離間は角度α2に等しく、対をなす磁 極間の離間は角度α1に等しく、前記複数の固定子及び回転子磁極の数が、少な くとも2対の回転子磁極が前記固定子の磁極の選択された一つと同時に半径方向 に整合され得る数である回転子と、から成る切換型リラクタンスモータ。
  4. 4.各位相が、相互にほぼ直径方向に対向し逆の極性の磁極を形成する固定子磁 極の周囲に巻かれた少なくとも2つの巻線を含むように、前記突極形固定子磁極 の周囲に巻かれた巻線の少なくとも3つの位相を含む請求項3記載の切換型リラ クタンスモータ。
  5. 5.前記固定子の継鉄の任意の部分の東(flux)スイッチング周波数が、整 流周波数に前記多相電源の位相の数を乗算したものよりも小さい請求項3記載の 切換型リラクタンスモータ。
  6. 6.前記多相電源が、前記固定子の継鉄の唯一の部分を各々が含む前記固定子に おける磁束(magneticflux)経路を形成するように,少なくとも3 相の巻線を駆動ずる請求項4記載の切換型リラクタンスモータ。
  7. 7.請求項4記載の切換型リラクタンスモータにおいて、逆の磁極を有する固定 子磁極の隣接した対を形成するためにほぼ同時に2相の巻線を付勢するステップ から成る方法。
  8. 8.電源に応答する切換型リラクタンスモータであって、継鉄と、前記継鉄の周 囲に等間隔に分布された複数の磁極と、を有する固定子と、 1つの巻線が各磁極の周囲に巻かれるように前記磁極の周囲に巻かれた複数の巻 線と、 前記巻線によって形成され、それぞれの位相が、該位相が前記電源によって付勢 された時に逆の極性をもつ磁極を形成するように非隣接固定子磁極と関連する少 なくとも2つの巻線を含む複数の位相と、前記固定子に対して相対的に回転する ように取り付けられた回転子であって、前記回転子の隣接した磁極の少なくとも 2対が前記固定子の隣接した磁極の2対と同時に半径方向に整合し、前記の整合 された対の回転子及び固定子磁極のそれぞれと前記固定子磁極対の中の1つの2 つの磁極を結合する前記継鉄の部分とを通過する低リラクタンス経路を形成し、 これにより2つの位相の付勢によって固定子磁極の各対の磁極を逆の極性をもち 束を前記2つの隣接した固定子磁極を結合する継鉄の部分を通過するべく導くよ うに磁化し、よって前記回転子の磁極の関連した対を前記固定子磁極の対との半 径方向の整合に導くように、非等間隔に離間された複数の磁極を含む回転子と、 から成る切換型リラクタンスモータ。
  9. 9.位相の数が5であり、前記巻線が、付勢された時に前記固定子の各磁極が前 記固定子の付勢された隣接の磁極と逆である磁極性を有するように前記固定子磁 極上に巻かれた請求項8記載のモータ。
  10. 10.固定子磁極の数が10であり、回転子磁極の数が8である請求項9記載の モータ。
  11. 11.回転子磁極の各対の磁極が角度α1だけ離れており、一方、回転子磁極の 異なる対の隣接した磁極が角度α2だけ離れている請求項8記載のモータ。
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