JPH06507898A - 2−ヒドロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物の製造方法 - Google Patents

2−ヒドロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物の製造方法

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JPH06507898A
JPH06507898A JP5500156A JP50015693A JPH06507898A JP H06507898 A JPH06507898 A JP H06507898A JP 5500156 A JP5500156 A JP 5500156A JP 50015693 A JP50015693 A JP 50015693A JP H06507898 A JPH06507898 A JP H06507898A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2−ヒドロキシテトラヒドロフランと 4−ヒドロキシブタナールとの混合物の製造方法本発明は、2−ヒドロキシテト ラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物の製造方法に関する。更 に詳しくは、本発明は、2.5−ジヒドロフランを、水素添加して有益なポリマ ー中間体である1、4−ブタンジオールを生成できる2−ヒドロキシテトラヒド ロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物に転化せしめる2段法に関する 。
1、 4−ブタンジオールを製造するのに使用される商業的方法としては、アセ チレンをホルムアルデヒドと反応させて2−ブチン−1,4−ジオールを生成し 、次いでそれを水素添加して1,4−ブタンジオールを生成する2段しッペ法が 挙げられる。より最近の方法では、酸化プロピレンかl−プロペン−3−オール に転化され、それがロジウム触媒の存在下においてヒドロホルミル化されて2− ヒドロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物を生成し 、それが水素添加されて1,4−ブタンジオールが生成する。製造される1、4 −ブタンジオールのほとんどは、ポリウレタン及びポリ(テトラメチレンテレフ タレート)を含むポリマーの製造、並びにテトラヒドロフランの製造に使用され る。
ブタジェンから2,5−ジヒドロフランを製造するための方法が知られている。
米国特許第4.897.498号及び第4.950.773号はブタジェンの選 択的モノエポキシ化による3、4−エポキシ−1−ブテンの製造を記載している 。米国特許第3.932.468号及び第3.996.248号には、3,4− エポキシ−1−ブテンの2.5−ジヒドロフランへの異性化又は転位方法か記載 されている。異性化法を触媒するためにヨウ化有機第四オニウム化合物を、場合 によってはある種の有機金属化合物、例えば、存機錫ヨウ化物と共に使用する、 3.4−エポキシ−1−ブテンを2.5−ジヒドロフランに異性化するための方 法が開発されている。
本発明の方法は、 (1)13ホスフイン及びルテニウム又はロジウムからなる触媒系の存在下にお いて、2.5−ジヒドロフランを加熱して2,5−ジヒドロフランを2,3−ジ ヒドロフランに転化せしめ、そして(2)酸触媒の存在下において、2.3−ジ ヒドロフランを水と接触させて2,3−ジヒドロフランを2−ヒドロキシテトラ ヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物に転化せしめる二[、程に よ−)で2−ヒドロキシテトラヒドロフランど4−ヒドロキシブタナールとの平 衡混合物を製造する手段を提供する。
5:の方法の第1の工程において、第3ホスフイン及びロジウム又は好ましくは ルテニウムを含んでなる触媒系の触媒有効量の存在下において、20〜100° C1好ましくは50〜70°Cの温度において、2゜5−、− 、、)ヒドロフ ランを加熱して、2.5−ジヒドロフランを2.3−ジヒドロフランに異性化す る。触媒系の成分として使用できる第3ボスフイン、ロジウム及びルテニウム化 合物は公知化合物であり、そして/叉は公知手法に従って製造できる。触媒系の 触媒活性物質は、ロジウム又はルテニウム原子当り少なくとも1個の第3ホスフ ィシ分子と錯体会合(complex association) L/たロジ ウム(I)又はルテニウム(I)を含んでなる。ボスフィンリガンドの他に、触 媒錯体中に存在できる他のリガンドとしては、−酸化炭素、水素、カルボニル化 合物、例えば、ジケトン並びにハロゲン、例えば、クロU、ブロモ及びヨードか 挙げられる。
触媒系の成分は、ロジウムもしくはルテニウムの予備成形錯体どして又は別個の 成分として提供できる。予備成形錯体の例は、式%式%(): [式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3(三置換)ホスフィン分子であり、mはO〜3であり、nは0〜5であり、p は0〜4であり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である ]を有するロジウム及びルテニウム錯体によって代表される。Yが表すことがで きるホスフィンリガンドのいくつかの例としては、トリブチルホスフィン、ブチ ルジフェニルホスフィン、トリベンジルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフ ィン、1. 2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン、1.3−ビス(ジフェ ニルホスフィノ)プロパン、2.2′ −ビス(ジフェニルホスフィノメチル) −1,1’−ビフェニル及び1゜2−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)ベン ゼンか挙げられる。
第3ホスフインの別の例は、米国特許第4.845.306号、第4.742. 178号、第4.774.362号、第4.871.878号及び第4.960 .949号に開示されている。代表的なホスフィンリガンドは一般式:(式中、 R’、R’及びR′は同一であるか又は異なり且つ各々、炭素数12以下のヒド ロカルビルであり、そしてR4は2〜8個の炭素原子の鎖を介して2個の燐原子 に結合するヒドロカルビレン基である)によって表されることができる。R1, R1及びR3が表すことができるヒドロカルビル基の例としては、ベンジルのよ うなアリール置換アルキルを含むアルキル、シクロアルキル、例えばシクロヘキ シル並びにアリール、例えばフェニル及び1個又はそれ以上のアルキル基で置換 されたフェニルが挙げられる。R4か表すことかできるヒドロカルビレン基の例 は、アルキレン、例えばエチレン、トリメチレン及びヘキサメチレン、シクロア ルキレン、例えばシクロヘキシ1ノン及びフェニレン、ナフタレン並びにビフェ ニレンである。以下は、適当な予備成形触媒系の具体例であるニジヒドリドテト ラキス()−リフェニルホスフィン)ルテニウム(RIJHt(PhsP)4) 、カルボニルクロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(R uCIH(CO)(PhsP)z) 、クロロヒドリドトリス(トリフェニルポ スフィン)ルテニウム(Put(CI(Ph、P)s) 、ジクロロトリス(ト リフェニルホスフィン)ルテニウム(RuCl3(PhsP)s) 、クロロト リス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(RhCI(PhsP)s)、及びヒ ドロカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(RhH(Co)( Ph3P)り。
ロジウl、又はルテニウムのグラム原子当り少なくとも1モルの第3ホスフイン を使用するならば、触媒系の第3ホスフイン、ロジウム及びルテニウム成分は、 別個の化合物として異性化法に提供できる。使用できる第3ホスフィン化合物の 例は前に記載しである。ロジウム及びルテニウム触媒成分を提供する形態は一般 に、異性化法の操作に決定的なものではない。例えば、ロジウム及びルテニウム はそれらのハロゲン化物、カルボニルハロゲン化物又はカルボニルアセヂルア七 トネートの形態で供給できる。使用するホスフィン化合物の量は、ロジウム又は ルテニウムダラム原子当り少なくとも1モルのボスフィン化合物であるへきであ る。比較的多量の第3ホスフィン化合物、lO以下のホスフィン(モル):Rh 又はRu (グラム原子)を与える量を使用でき、それは触媒系にロジウム又は ルテニウムを与える形態によっては有利であることができる。
前記触媒系の触媒有効量は2,5−ジヒドロフランのモル当りロジウム又はルテ ニウム錯体0.001−10ミリモル、好ましくは2.5−ジヒドロフランモル 当り触媒錯体0.01〜0.1ミリモルである。第1工程を実施する圧力は重要 ではな(、従って、大気圧より適度に高い又は低い圧力を使用できるが、異性化 工程は好ましくは概ね周囲圧力で実施する。
本発明方法の第1工程は場合によっては、不活性溶媒の存在下において、即ち、 2.5−ヒドロフラン、触媒及び2.3−ジヒドロフランか可溶な溶媒の存在下 において実施できる。このような溶媒の例としては、脂肪族、指環式及び芳香族 炭化水素、例えばトルエン、ベンゼン、キシレン、ヘプタン及びシクロヘキサン 、エーテル、例えばテトラヒドロフラン、アルカノール、例えばメタノール及び エタノール、アルカノールと脂肪族カルボン酸とのエステル、例えば酢酸エチル か挙げられる。しかしながら、異質の溶媒を使用しないのが好ましい。
本発明の方法の第1工程は、回分又は連続操作として実施できる。
特に有用な操作様式は (i)2.5−ジヒドロフランを、2,5ジヒドロフラン、2.3−ジヒドロフ ラン及び触媒量のロジウム又はルテニウムのホスフィン錯体を含む異性化帯域に 連続的に供給し、そして(ii)該異性化帯域から2,3ジヒドロフランを蒸気 として連続的に除去する工程を含んでなる。周囲圧力で操作する場合には、2. 3−ジヒドロフラン及び2.5−ジヒドロフランの沸点は各々、55°C及び6 6゛Cであるので、異性化帯域は必ず、55〜65°Cに保持されるであろう。
本発明の新規方法の第2工程は、10〜100°Cの温度、通常は20〜70° Cの温度において、2,3−ジヒドロフラン、水及び酸触媒を接触させることに よって実施できる。代表的に使用する水の量はl:1〜lO・lの水 2,3− ジヒドロフラン重量比を与える。この工程に使用できる酸は無機酸、例えば、塩 酸、硫酸及び燐酸並びに有機酸、例えばカルボン酸、例えば、酢酸及びプロピオ ン酸、並びにスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、及び p−トルエンスルホン酸の混合又は特定の異性体である。酸性イオン交換樹脂は 反応混合物中に不溶であり、従って、濾過によって水性2−ヒトロキシテトラヒ トロフラン/4−ヒドロキシブタナール混合物からの酸触媒の分離を簡易化する ので、酸イオン交換樹脂はこの反応に特に有用である。このような不溶性高分子 酸の例としては、スルホン酸化ポリスチレン樹脂、例えばアンバーリスト(Am berlyst)15ビーズ及びスルホン酸化ポリフルオロカーボン樹脂、例え ばナフィオン(Naf 1on)−tl樹脂か挙げられる。触媒有効量の酸触媒 は、使用する酸材料及び操作様式に依存してかなり変化てきる。例えば、均質な 強酸、例えば硫酸又はスルホン酸、例えばトルエンスルホン酸を使用する場合に は、反応混合物の水性相をp)16.5未満、好ましくは1.0〜5.0にする ために充分な酸を使用する。
本発明方法の第2工程は回分式で又は連続的に実施できる。例えば、連続操作に おいては、2,3−ジヒドロフラン及び水は別個に又は混合物として、酸性イオ ン交換樹脂の1つ又は複数のベッドが充填された又はそれを含む容器を含んでな る加水分解帯域に供給するごどかでき、そこで、供給材料混合物は酸性触媒と充 分に接触する。2−ヒドロキシテトラヒトロフランと4−ヒドロキシブタナール 異性体との平衡混合物の水溶液は加水分解帯域から連続的に除去する。加水分解 帯域からの流出液は通常、微少量の、例えば、有機材料の重量に基づき20重量 %以下のアセタール、ビス(テトラヒドロ−2−フラニル)エーテル(2種のジ アステレオマー)及び4−(テトラヒドロ−2−フラニルオキシ)ブタナールを 含む。
本発明方法の第2工程から得られる水性生成物は、第■族金属、例えばニッケル 、ルテニウム、白金、パラジウムなどのような水素添加触媒の存在下において、 水性生成物を水素と接触させることによって直接、水素添加して1. 4−ブタ ンジオールの水溶液を生成することができる。触媒金属は、シリカ、アルミナ、 炭素、チタニア、分子篩、ゼオライト、多孔質珪藻上及びシリカ−アルミナのよ うな不活性担体上に担持させることができる。ラネーニッケルか好ましい触媒で ある。水素添加方法は、水素添加に有効な、温度、圧力及び接触時間の条件を用 いて回分式で又は連続的に操作できる。
例えば、水素添加は、25〜200’C5好ましくは50〜100°Cの温度範 囲にわたって、約1〜345バール(絶対’) (100=34.500kPa )、好ましくは52〜104バール(絶対) (520C1−10,400kP a、)の範囲の圧力において実施できる。連続水素添加は、加水分解帯域からの 流出液を、過剰の水素ガス流によって反応媒体の攪拌を促進する内部押し出し装 置を具備した竪形水素添加反応容器に供給することによって実施できる。反応混 合物中で懸濁された微細ラネーニッケルの存在下に、50〜75°C及び100 バール(絶対)(10,000kPa)において断熱的に発熱反応か起こる。少 量の同伴触媒を含む1. 4−ブタンジオール水溶液は水素添加反応器の上部か ら連続的に除去し、触媒を除去するために濾過する。水素添加生成物中に存在す る水は、減圧蒸留によって除去できる。例えば、水素添加生成物は、底部温度1 25〜175°C及び底部圧力100〜150トル(13,3〜19.95kP a)において操作される蒸留カラムの側部に供給することができる。水は上部か ら蒸留し、95%より大きい純度を有する1、4−ブタンジオールはカラムの底 部から除去する。あるいは、水はトルエンのような水不混和性共留剤を用いて共 沸蒸留によって1. 4−ブタンジオールから除去することができる。
好ましい一実施態様において、本発明は(i)2.5−−ジヒドロフラン、2, 3−ジヒドロフラン並びに第3ホスフイン及びロジウム又はルテニウムからなる 触媒系を含む異性化帯域に2,5−ジヒドロフランを連続的に供給し、(ii) 該異性化帯域から2,3−ジヒドロフランを蒸気として連続的に除去し、 (ii)酸性イオン交換樹脂の1個又はそれ以上のベッドが充填された又はそれ を含む容器からなる加水分解帯域に2.3−ジヒドロフラン及び水を連続的に供 給し、そこで2.3−ジヒドロフラン及び水を酸触媒と充分に接触させ、そして (iv)咳加水分解帯域から2−ヒドロキシテトラヒドロフラン及び4−ヒドロ キシブタナールの水溶液を連続的に除去する工程によって2−ヒドロキシテトラ ヒドロフラン及び4−ヒドロキシブタナールの水溶液を連続的に製造する方法を 提供する。
本発明によって提供される方法を更に以下の実施例によって説明する。ガスクロ マトグラフィー(GC)分析はDBS−30W細管カラムを用いるヒユーレット −バラカード5890Aがスクロマトグラフで行った:温度プログラム35°C (4,5分間)、20°C/分〜260°C(6分間保持)。
西± フラスコに、カルボニルクロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテ ニウム(RuCIH(COXPhsP)s) 86.8+ng (0,0911 ミリモル)及び新たに蒸留した2、5−ジヒドロフラン46.73g (0,6 67モル)を充填した。混合物を窒素雰囲気下において還流させた。反応の間に 、がまの温度は65℃から55℃に徐々に低下した。2.5時間後、GC分析に よって測定したところ、反応は完了していた。混合物を蒸留して、53〜55℃ において生成物を44.91 g生成した(収率96.1%)。
GC分析によると、生成物は2.3−ジヒドロフラン98.5%、2.5−ジヒ ドロフラン0.47%及びテトラヒドロフラン1.14%からなるものであった (出発原料はテトラヒドロフランを1.33%含んでいた)。
例2 フラスコに、ジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(RuC1 z(PitP)s) 88.61g (0,0924ミリモル)及び2,5−ジ ヒドロフラン48.65g (0,694モル)を充填した。還流させながら4 7時間後、混合物を蒸留して、53〜54°Cにおいて生成物を45.76 g 生成した(収率94.1%)。生成物は2,3−ジヒドロフラン98.7%、2 ゜5−ジヒドロフラン0.33%及びテトラヒドロフラン1.02%からなるも のであった。
例3 フラスコに、クロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(R uHCl(Ph、P)、) 73.4■(0,0794ミリモル)及び2,5− シヒドロフラン46.05g (0,657モル)を充填した。還流させながら 21時間後、混合物を蒸留して、53〜54℃において生成物43.15gを生 成した(収率93.7%)。生成物は2.3−ジヒドロフラン98.4%、2, 5−ジヒドロフラン0.33%及びテトラヒドロフラン1.12%からなるもの であった。
例4 フラスコに、ジヒドリドテトラキス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(R uHz(PhsP)−) 1077mg (0,0935ミリモル)及び2,5 −ジヒドロフラン49.83g (0,711モル)を充填した。還流させなが ら34時間後、混合物を蒸留して、53〜54°Cにおいて生成物47.44  gを生成した(収率95.2%)。生成物は2.3−ジヒドロフラン96.3% 、2.5−ジヒドロフラン2.69%及びテトラヒドロフラン0.99%からな るものであった。
例5 フラスコに、ヒドリドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム( RhH(CO)(Ph、P)$) 86.3■(0,0939ミリモル)及び2 ゜5−ジヒドロフラン52.95g (0,755モル)を充填した。還流させ ながら90分後、混合物を蒸留して51〜55°Cにおいて生成物51.02g を生成した(収率96.4%)。生成物は2,3−ジヒドロフラン97.6%、 フラン0.81%、2,5−ジヒドロフラン0.29%及びテトラヒドロフラン 1.29%からなるものであった。
例6 15段エルダーショウ(Oldershaw)カラム、添加用漏斗、温度計及び 電磁制御蒸留ヘットを装着した10100Oの3つ目フラスコに、カルボニルク ロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(RuCIH(CO XPhsP)s) 0.35g (0,37ミリモル)及び2.5−ジヒドロフ ラン200gを充填した。添加用漏斗に、2,5−ジヒドロフラン181.6g  (合計5.44モル)を充填した。混合物を2時間還流させ、次いで、留出物 を還流:引き取り比4〜l及びヘッド温度52.9ヘ−53,4”Cにおいて採 取した。留出物を採取し、なから、4時間にわたって同様な速度で新しい2,5 −ジヒドロフランをがまに添加した。
次に、ヘッド温度54.1’Cまで蒸留を続けた。2.3−ジヒドロフラン98 .1%、2.5−ジヒドロフラン1.52%及びテトラヒドロフラン0.39% からなる留出物合計313.3g (収率82.1%)か得られた。
例7 フラスコに2,3−ジヒドロフラン70.45g (1,005モル)、水25 0mL及び水洗(ソックスレー)アンバーリスト15酸性イオン交換樹脂(Ro hmand Haas) 5.02gを充填した。この2層混合物を30分間、 速く攪拌して、加水分解させt:。加水分解の間に、温度は15分間にわたって 52°Cに上昇し、混合物は均質になった。GC分析は2−ヒドロキシテトラヒ ドロフラン/4−ヒドロキシブタナール86.4%、ビス(テトラヒドロ−2− フラニル)エーテルジアステレオマー3.73%及び4−(テトラヒドロ−2− フラニル)ブタナール9.91%を示した。混合物を減圧濾過し、水75mLで すすいだ。透明な溶液を59〜61″C及び103バール(絶対) (10,3 00kPa)において5時間、ラネーニッケル10g上で水素添加させた。GC 分析は、得られた溶液は1゜4−ブタンジオールを含むが出発原料を含まないこ とを示した。触媒を濾別後、回転蒸発器によって浴温度的50°C及び圧力約3 0トル(3,99kPa)において無色透明な溶液から水を除去した。淡黄色粗 製1.4−ブタンジオール(93,15g )を8.8トル(1,17kPa) において減圧蒸留して、沸点113〜119°Cの生成物フラクション(8]、 53g。
収率90.0%)を生成した。生成物の分析は1. 4−ブタンジオール96゜ 6%及びブチロラクトン1.52%であった。
本発明を、特にその好ましい実施態様に関して詳述したが、本発明の精神及び範 囲内で変更及び修正が可能なことは言うまでもない。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(1)第3ホスフィン及びルテニウム又はロジウムからなる触媒系の存在下 において、2,5−ジヒドロフランを加熱して、2,5−ジヒドロフランを2, 3−ジヒドロフランに転化せしめ、そして
  2. (2)酸触媒の存在下において、2,3−ジヒドロフランを水と接触させて、2 ,3−ジヒドロフランを2−ヒドロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシプ タナールとの混合物に転化せしめる工程によって2−ヒドロキシテトラヒドロフ ランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物を製造する方法。 2.(1)第3ホスフィン及びルテニウム又はロジウムからなり且つホスフィン (モル):ルテニウム又はロジウム(グラム原子)の比が少なくとも1:1であ る触媒系の触媒量の存在下において、20〜100℃の温度において2,5−ジ ヒドロフランを加熱して、2,5−ジヒドロフランを2,3−ジヒドロフランに 転化せしめ、そして (2)酸触媒の存在下において、10〜100℃の温度において2,3−ジヒド ロフランを水と接触させて、2,3−ジヒドロフランを2−ヒドロキシテトラヒ ドロフランと4−ヒドロキシプタナールとの混合物に転化せしめる 工程によって2−ヒドロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールと の混合物を製造するための請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.前記工程(1)の触媒系が式 RuHm[CO]mXpYq (式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3ホスフィン分子であり、mは0〜3であり、nは0〜5であり、pは0〜4で あり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である)を有する ホスフィン−ルテニウム錯体を含んでなる請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 4.前記工程(1)の触媒系が式 RhHm[CO]mXpYq (式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3ホスフィン分子であり、mは0〜3であり、nは0〜5であり、pは0〜4で あり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である)を有する ホスフィン−ロジウム錯体を含んでなる請求の範囲第2項に記載の方法。
  5. 5.(1)第3ホスフィン及びルテニウム又はロジウムからなり且つホスフィン (モル):ルテニウム又はロジウム(グラム原子)の比が少なくとも1:1であ る触媒系の触媒量の存在下において、50〜70℃の温度で2,5−ジヒドロフ ランを加熱して、2,5−ジヒドロフランを2,3−ジヒドロフランに転化せし め、そして(2)酸性イオン交換樹脂の存在下において、20〜70℃の温度で 2,3−ジヒドロフランを水と接触させて、2,3−ジヒドロフランを2−ヒド ロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールとの混合物に転化せしめ る 工程によって2−ヒドロキシテトラヒドロフランと4−ヒドロキシブタナールと の混合物を製造する方法。
  6. 6.前記触媒系が式 RuHm[CO〕mXpYq (式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3ホスフィン分子であり、mは0〜3であり、nは0〜5であり、pは0〜4で あり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である)を有する ホスフィン−ルテニウム錯体を含んでなる請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 7.前記触媒系が式 RhHm[CO]nXpYq (式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3ホスフィン分子であり、mは0〜3であり、nは0〜5であり、pは0〜4で あり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である)を有する ホスフィン−ロジウム錯体を含んでなる請求の範囲第5項に記載の方法。
  8. 8.(i)2,5−ジヒドロフラン、2,3−ジヒドロフラン並びに第3ホスフ ィン及びルテニウム又はロジウムからなり且つホスフィン(モル);ルテニウム 又はロジウム(グラム原子)の比が少なくとも1:1である触媒系を含む異性化 帯域に2,5−ジヒドロフランを連続的に供給し、 (ii)該異性化帯域から2,3−ジヒドロフランを蒸気として連続的に除去し 、 (iii)酸性イオン交換樹脂の1個又はそれ以上のベッドが充填された又はそ れを含む容器からなる加水分解帯域に2,3−ジヒドロフラン及び水を連続的に 供給し、そこで2,3−ジヒドロフラン及び水を酸触媒と充分に接触させ、そし て (iv)該加水分解帯域から2−ヒドロキシテトラヒドロフラン及び4−ヒドロ キシプタナールの水溶液を連続的に除去する工程によって2−ヒドロキシテトラ ヒドロフラン及び4−ヒドロキシブタナールの水溶液を連続的に製造する方法。
  9. 9.(i)2,5−ジヒドロフラン、2,3−ジヒドロフラン並びに第3ホスフ ィン及びルテニウム又はロジウムからなり且つホスフィン(モル):ルテニウム 又はロジウム(グラム原子)の比が少なくとも1:1である触媒系を含む、55 〜65℃に保持された異性化帯域に2,5−ジヒドロフランを連続的に供給し、 (ii)該異性化帯域から2,3−ジヒドロフランを蒸気として連続的に除去し 、 (iii)酸性イオン交換樹脂の1個又はそれ以上のベッドが充填された又はそ れを含む容器からなる加水分解帯域に2,3−ジヒドロフラン及び水を連続的に 供給し、そこで20〜70℃で2,3−ジヒドロフラン及び水を酸触媒と充分に 接触させ、そして(iv)該加水分解帯域から2−ヒドロキシテトラヒドロフラ ン及び4−ヒドロキシブタナールの水溶液を連続的に除去する工程によって2− ヒドロキシテトラヒドロフラン及び4−ヒドロキシブタナールの水溶液を連続的 に製造するための請求の範囲第8項に記載の方法。
  10. 10.前記工程(1)の触媒系が式 RuHm[CO]nXpYq (式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3ホスフィン分子であり、mは0〜3であり、nは0〜5であり、pは0〜4で あり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である)を有する ホスフィン−ルテニウム錯体を含んでなる請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. 11.前記工程(1)の触媒系が式 RhHm[CO]nXpYq (式中、Xはハロゲン原子、例えば、クロロ、ブロモ又はヨードであり、Yは第 3ホスフィン分子であり、mは0〜3であり、nは0〜5であり、pは0〜4で あり、qは1〜4であり、且つm+n+p+qの合計は4〜6である)を有する ホスフィン−ロジウム錯体を含んでなる請求の範囲第9項に記載の方法。
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