JPH0650495A - ギヤボックスの金屑モニタリング装置 - Google Patents
ギヤボックスの金屑モニタリング装置Info
- Publication number
- JPH0650495A JPH0650495A JP20373392A JP20373392A JPH0650495A JP H0650495 A JPH0650495 A JP H0650495A JP 20373392 A JP20373392 A JP 20373392A JP 20373392 A JP20373392 A JP 20373392A JP H0650495 A JPH0650495 A JP H0650495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- metal
- gear box
- metal chip
- electrical conductivity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気的伝導性を有する総ての金屑の感知が可
能となるとともに粉状金屑による誤動作がなくなること
を目的とする。 【構成】 電気的伝導性を有する第一の感知線と第二の
感知線とが互いに間隔を設けて交互に並べられたスクリ
ーンがギヤボックスの潤滑油の流れに対峙して張設され
第一の感知線と第二の感知線との金屑による短絡が検出
されると警報が行われるように構成する。
能となるとともに粉状金屑による誤動作がなくなること
を目的とする。 【構成】 電気的伝導性を有する第一の感知線と第二の
感知線とが互いに間隔を設けて交互に並べられたスクリ
ーンがギヤボックスの潤滑油の流れに対峙して張設され
第一の感知線と第二の感知線との金屑による短絡が検出
されると警報が行われるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転翼機などに適用さ
れるギヤボックスの金屑モニタリング装置に関する。
れるギヤボックスの金屑モニタリング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は回転翼機などに使用されている従
来のギヤボックスの金屑モニタリングシステムの説明図
である。図において、回転翼機などに使用されているギ
ヤボックスには金屑を感知する金屑モニタリングシステ
ム６が設置されており、潤滑油中の金屑を磁石１６，１
８で引き付け、電圧の掛けられているコンタクト１５，
１７，１９の何れか２つに金屑が同時に接触することに
より通電して警告灯を点灯させるようになっている。図
における符号１は回転翼機のローターシャフト、２，
３，４はギヤボックスのハウジング、５は潤滑油路、７
は金屑モニタリングシステム６のスクリーン、８はコネ
クタ、９はコードである。
来のギヤボックスの金屑モニタリングシステムの説明図
である。図において、回転翼機などに使用されているギ
ヤボックスには金屑を感知する金屑モニタリングシステ
ム６が設置されており、潤滑油中の金屑を磁石１６，１
８で引き付け、電圧の掛けられているコンタクト１５，
１７，１９の何れか２つに金屑が同時に接触することに
より通電して警告灯を点灯させるようになっている。図
における符号１は回転翼機のローターシャフト、２，
３，４はギヤボックスのハウジング、５は潤滑油路、７
は金屑モニタリングシステム６のスクリーン、８はコネ
クタ、９はコードである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のギ
ヤボックスの金屑モニタリングシステムにおいては、金
屑の引き付けに磁石１６，１８が使用されており、鋼材
など磁性体の金屑のみ感知が可能で、ギヤボックスの主
要構成部材であるベアリング等に多く使われている銅合
金などの金屑は感知が不可能である。また、鋼製ギヤ等
の通常の摩耗による粉状金屑まで磁石１６，１８に引き
付けられ、このような粉状金屑が蓄積されるとコンタク
ト１５，１７，１９を通電させて警告灯を点灯させるな
どの誤動作を起こす。
ヤボックスの金屑モニタリングシステムにおいては、金
屑の引き付けに磁石１６，１８が使用されており、鋼材
など磁性体の金屑のみ感知が可能で、ギヤボックスの主
要構成部材であるベアリング等に多く使われている銅合
金などの金屑は感知が不可能である。また、鋼製ギヤ等
の通常の摩耗による粉状金屑まで磁石１６，１８に引き
付けられ、このような粉状金屑が蓄積されるとコンタク
ト１５，１７，１９を通電させて警告灯を点灯させるな
どの誤動作を起こす。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るギヤボック
スの金屑モニタリング装置は上記課題の解決を目的にし
ており、電気的伝導性を有する第一の感知線と第二の感
知線とが互いに間隔を設けて交互に並べられギヤボック
スの潤滑油の流れに対峙して張設されるスクリーンと、
該スクリーンにおける第一の感知線と第二の感知線との
金屑による短絡を検出して警報を行う手段とを備えた構
成を特徴とする。
スの金屑モニタリング装置は上記課題の解決を目的にし
ており、電気的伝導性を有する第一の感知線と第二の感
知線とが互いに間隔を設けて交互に並べられギヤボック
スの潤滑油の流れに対峙して張設されるスクリーンと、
該スクリーンにおける第一の感知線と第二の感知線との
金屑による短絡を検出して警報を行う手段とを備えた構
成を特徴とする。
【０００５】
【作用】即ち、本発明に係るギヤボックスの金屑モニタ
リング装置においては、電気的伝導性を有する第一の感
知線と第二の感知線とが互いに間隔を設けて交互に並べ
られたスクリーンがギヤボックスの潤滑油の流れに対峙
して張設され第一の感知線と第二の感知線との金屑によ
る短絡が検出されると警報が行われるようになってお
り、電気的伝導性を利用して金屑を感知するスクリーン
を採用することにより鋼及び銅合金など電気的伝導性を
有する総ての金屑の感知が可能となるとともに鋼製ギヤ
等における通常の摩耗で生じる粉状金屑は感知線の間隔
を適度に設けることによりスクリーンから流失する。
リング装置においては、電気的伝導性を有する第一の感
知線と第二の感知線とが互いに間隔を設けて交互に並べ
られたスクリーンがギヤボックスの潤滑油の流れに対峙
して張設され第一の感知線と第二の感知線との金屑によ
る短絡が検出されると警報が行われるようになってお
り、電気的伝導性を利用して金屑を感知するスクリーン
を採用することにより鋼及び銅合金など電気的伝導性を
有する総ての金屑の感知が可能となるとともに鋼製ギヤ
等における通常の摩耗で生じる粉状金屑は感知線の間隔
を適度に設けることによりスクリーンから流失する。
【０００６】
【実施例】図１および図２は本発明の一実施例に係るギ
ヤボックスの金屑モニタリングシステム説明図である。
図において、本実施例に係るギヤボックスの金屑モニタ
リングシステムは回転翼機などに使用されるギヤボック
スの金屑モニタリングシステムで、従来のギヤボックス
の金屑モニタリングシステムのように金屑の引き付けに
磁石が使用されていると鋼材など磁性体の金屑しか感知
されず、また鋼製ギヤ等の通常の摩耗による粉状金屑ま
で磁石に引き付けられ、このような粉状金屑が蓄積され
ると誤動作を起こすため、本ギヤボックスの金屑モニタ
リングシステムにおいては図に示すように電気的伝導性
を有するスクリーン７が潤滑油路５中に流れに対峙する
ように張設されており、鋼材など磁性体以外にも銅合金
などの感知が可能になるように電気的伝導性を利用する
とともに、鋼製ギヤ等の正常摩耗で生じる粉状金屑は感
知しないように粉状金屑はスクリーン７から流失するよ
うになっている。スクリーン７は電気的伝導性を有する
とともにそれぞれ正負の電圧が掛けられている感知線１
０，１１が互いに間隔を開けて交互に並んで設けられ、
絶縁線１２により支持されてている。なお、図における
符号１はローターシャフト、２，３，４はハウジング、
８はコネクタ、９はコード、１３は遅延回路、１４は警
告灯である。
ヤボックスの金屑モニタリングシステム説明図である。
図において、本実施例に係るギヤボックスの金屑モニタ
リングシステムは回転翼機などに使用されるギヤボック
スの金屑モニタリングシステムで、従来のギヤボックス
の金屑モニタリングシステムのように金屑の引き付けに
磁石が使用されていると鋼材など磁性体の金屑しか感知
されず、また鋼製ギヤ等の通常の摩耗による粉状金屑ま
で磁石に引き付けられ、このような粉状金屑が蓄積され
ると誤動作を起こすため、本ギヤボックスの金屑モニタ
リングシステムにおいては図に示すように電気的伝導性
を有するスクリーン７が潤滑油路５中に流れに対峙する
ように張設されており、鋼材など磁性体以外にも銅合金
などの感知が可能になるように電気的伝導性を利用する
とともに、鋼製ギヤ等の正常摩耗で生じる粉状金屑は感
知しないように粉状金屑はスクリーン７から流失するよ
うになっている。スクリーン７は電気的伝導性を有する
とともにそれぞれ正負の電圧が掛けられている感知線１
０，１１が互いに間隔を開けて交互に並んで設けられ、
絶縁線１２により支持されてている。なお、図における
符号１はローターシャフト、２，３，４はハウジング、
８はコネクタ、９はコード、１３は遅延回路、１４は警
告灯である。
【０００７】ギヤボックスの潤滑油路５中に設置されて
いる金屑モニタリングシステム６に鉄や銅など電気的伝
導性を有する金屑が流れ込むとスクリーン７に引っ掛
る。そして、その金屑が正電圧の感知線１０と負電圧の
感知線１１とに同時に接触することにより感知線１０，
１１が互いに短絡されてスクリーン７が通電し、遅延回
路１３により警告灯１４を数秒後に点灯させる。このよ
うに電気的伝導性を利用して金屑を感知するスクリーン
７を採用することにより、磁性体の金屑のみでなく電気
的伝導性を有する総ての金屑の感知が可能となる。従っ
て、ギヤボックスの主要構成部材であるギヤ等に多く使
われている鋼材だけではなく、軸受等に多く使われてい
る銅合金などの感知も可能となり、回転翼機における飛
行の安全性が向上する。また、スクリーン７における感
知線１０，１１の間隔を適宜調整することにより鋼性ギ
ヤ等における通常の摩耗で生じる粉状金屑が流失し、粉
状金屑による誤動作がなくなる。
いる金屑モニタリングシステム６に鉄や銅など電気的伝
導性を有する金屑が流れ込むとスクリーン７に引っ掛
る。そして、その金屑が正電圧の感知線１０と負電圧の
感知線１１とに同時に接触することにより感知線１０，
１１が互いに短絡されてスクリーン７が通電し、遅延回
路１３により警告灯１４を数秒後に点灯させる。このよ
うに電気的伝導性を利用して金屑を感知するスクリーン
７を採用することにより、磁性体の金屑のみでなく電気
的伝導性を有する総ての金屑の感知が可能となる。従っ
て、ギヤボックスの主要構成部材であるギヤ等に多く使
われている鋼材だけではなく、軸受等に多く使われてい
る銅合金などの感知も可能となり、回転翼機における飛
行の安全性が向上する。また、スクリーン７における感
知線１０，１１の間隔を適宜調整することにより鋼性ギ
ヤ等における通常の摩耗で生じる粉状金屑が流失し、粉
状金屑による誤動作がなくなる。
【０００８】
【発明の効果】本発明に係るギヤボックスの金屑モニタ
リング装置は前記のように構成されており、電気的伝導
性を利用して金屑を感知するスクリーンを採用すること
により電気的伝導性を有する総ての金屑の感知が可能と
なるとともに鋼製ギヤ等における通常の摩耗で生じる粉
状金屑はスクリーンから流失するので、粉状金屑による
誤動作がなくなる。
リング装置は前記のように構成されており、電気的伝導
性を利用して金屑を感知するスクリーンを採用すること
により電気的伝導性を有する総ての金屑の感知が可能と
なるとともに鋼製ギヤ等における通常の摩耗で生じる粉
状金屑はスクリーンから流失するので、粉状金屑による
誤動作がなくなる。
【図１】図１（ａ）は本発明の一実施例に係るギヤボッ
クスの金屑モニタリングシステムの正面図、同図（ｂ）
は斜視図である。
クスの金屑モニタリングシステムの正面図、同図（ｂ）
は斜視図である。
【図２】図２はその回路図である。
【図３】図３（ａ）は従来のギヤボックスの金屑モニタ
リングシステムの正面図、同図（ｂ）は斜視図である。
リングシステムの正面図、同図（ｂ）は斜視図である。
【符号の説明】 １ ローターシャフト ２ ハウジング ３ ハウジング ４ ハウジング ５ 潤滑油路 ６ 金屑モニタリングシステム ７ スクリーン ８ コネクタ ９ コード １０ 感知線 １１ 感知線 １２ 絶縁線 １３ 遅延回路 １４ 警告灯
Claims (1)
- 【請求項１】 電気的伝導性を有する第一の感知線と第
二の感知線とが互いに間隔を設けて交互に並べられギヤ
ボックスの潤滑油の流れに対峙して張設されるスクリー
ンと、該スクリーンにおける第一の感知線と第二の感知
線との金屑による短絡を検出して警報を行う手段とを備
えたことを特徴とするギヤボックスの金屑モニタリング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20373392A JPH0650495A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ギヤボックスの金屑モニタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20373392A JPH0650495A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ギヤボックスの金屑モニタリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650495A true JPH0650495A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16478961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20373392A Withdrawn JPH0650495A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ギヤボックスの金屑モニタリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102767615A (zh) * | 2012-08-01 | 2012-11-07 | 沃德(天津)传动有限公司 | 一种减速机及其注油过滤器 |
| CN111687041A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-22 | 河北招岳聚氨酯制品有限公司 | 一种智能筛板及筛网监测*** |
| CN112253315A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-22 | 四川新川航空仪器有限责任公司 | 磁性屑末检测信号器 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20373392A patent/JPH0650495A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102767615A (zh) * | 2012-08-01 | 2012-11-07 | 沃德(天津)传动有限公司 | 一种减速机及其注油过滤器 |
| CN111687041A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-22 | 河北招岳聚氨酯制品有限公司 | 一种智能筛板及筛网监测*** |
| CN112253315A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-22 | 四川新川航空仪器有限责任公司 | 磁性屑末检测信号器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |