JPH0650494Y2 - ポケット袋 - Google Patents

ポケット袋

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JPH0650494Y2
JPH0650494Y2 JP2032192U JP2032192U JPH0650494Y2 JP H0650494 Y2 JPH0650494 Y2 JP H0650494Y2 JP 2032192 U JP2032192 U JP 2032192U JP 2032192 U JP2032192 U JP 2032192U JP H0650494 Y2 JPH0650494 Y2 JP H0650494Y2
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JP
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pocket
tape
pocket bag
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weft
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睦雄 小川
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Hassho Shoji Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ズボンその他のポケッ
トとして利用することができるポケット袋の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ズボンなどにポケットを取付けるに際し
ては、一般にあらかじめ縫製された小袋であるポケット
袋が用いられる。この種ポケット袋として、表裏2枚の
ポケット生地1’,2’を重ね合わせ、その3方の周縁
部をテープ3’で覆い、該テープ3’の両内端部を図1
0に示すように内側に折返し、表裏2枚のテープとその
折返片及び表裏2枚のポケット生地1’,2’の都合6
枚の生地を縫着線L1で縫合せるとともに、テープ3’よ
り内方において表裏2枚のポケット生地1’,2’及び
テープ3’の裏側部分とその折返片の都合4枚の生地を
縫着線L2で縫合せたものが知られている(実公昭59−
28018号公報参照)。なお、縫着線L1, L2は共に直
線縫いと称される普通の縫い方である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このようなポケット袋
にあっては、その周縁部において6枚重ねの部分が存在
するため、該部分がぶ厚くなり、またその部分が細巾で
あるため依然として段部となり、ズボンなどに取付けた
とき、特にプレス加工をしたときにはプレス当りと称さ
れるごとくズボンなどの表面が膨らんで筋となって現わ
れる欠点を完全に克服し切れていない。
【0004】また、テープ3’の両内端部を内側に折返
さなければならないため、それだけ広い幅のテープが必
要となるだけでなく、テープ3’の両内端部を内側に折
返した状態で表裏2枚のポケット生地1’,2’と縫着
しなければならないため、縫着作業に手間取るという欠
点もある。
【0005】さらに、2本の縫着線L1, L2が独立してい
るため、縫着部分が丈夫でないという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、これらの欠点
を解消することを目的とするものであって、表裏2枚の
ポケット生地の周縁部に取付けられるテープの両内端部
は内側に折返すことなく単に断面U字状とし、また、
L1, L2で示す独立した縫着線に代えて2本の経糸に少く
とも1本の緯糸を絡ませるようにしたものである。
【0007】すなわち、表裏2枚のポケット生地1,2
の周縁部を断面U字状のテープ3で覆い、該テープ3の
内周縁付近及びそれより外側の2つの線上において、2
本の経糸4,5を走らせると共に、両経糸4,5に少く
とも1本の緯糸を絡ませ、これらの糸により断面U字状
のテープ3を表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部に
縫着することにより、上記目的を達成することができ
る。
【0008】また、上記目的は次に述べる手段によって
も達成することができる。すなわち、表裏2枚のポケッ
ト生地1,2の周縁部を断面U字状のテープ3で覆い、
該テープ3より内方と該テープ3の内周縁付近及びそれ
より外側の3つの線上において、3本の経糸4’,
5’,6’を走らせると共に、各経糸4’,5’,6’
に少くとも1本の緯糸を絡ませ、これらの糸により断面
U字状のテープ3を表裏2枚のポケット生地1,2の周
縁部に縫着する。
【0009】これらの都合において、経糸に絡ませた緯
糸を押え付ける糸を配しておく方がよい。
【0010】
【作用】請求項1記載のポケット袋にあっては、図1
(A) に示すように表裏2枚のポケット生地1,2の周縁
部を覆っている断面U字状のテープ3の内周縁付近とそ
れより外側の2つの線上に2本の経糸4,5が配置せし
められ、両経糸4,5には少くとも1本の緯糸が絡んで
いる。そして、断面U字状のテープ3はこれらの糸によ
り表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部に縫着されて
いる。
【0011】一方、請求項2記載のポケット袋にあって
は、図1(B) に示すように表裏2枚のポケット生地1,
2の周縁部を覆っている断面U字状のテープ3より内方
と該テープ3の内周縁付近及びそれより外側の3つの線
上に3本の経糸4’,5’,6’が配置せしめられ、各
経糸4’,5’,6’には少くとも1本の緯糸が絡んで
いる。そして、断面U字状のテープ3はこれらの糸によ
りポケット生地1,2の周縁部に縫着されている。
【0012】ところで、経糸4,5もしくは経糸4’,
5’,6’に絡ませた緯糸を押え付ける糸が配されてい
ると、少くともこの糸によりポケット袋周縁部の縫目は
さらに補強されることになる。
【0013】
【実施例】本考案の実施例を添付図面の図1〜図9に基
づいて説明する。
【0014】表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部に
バイヤス生地その他の生地からなる伸縮性のあるテープ
3を取付けるに当り、テープ3の両内端部は従来のよう
に内側に折返すことなく図1(A),(B) 、図2(A),(B) 及
び図3(A),(B) で示すように単に断面U字状とし、表裏
2枚のポケット生地1,2の周縁部をこのテープ3で覆
う。図4〜図7は、ヒップポケットとしてズボンの後部
内側の左右いずれか一方の位置に縫着されるポケット袋
の一例を示す。この場合における断面U字状のテープ3
は、厳格に言うとポケット袋のほぼ下半分における表裏
2枚のポケット生地1,2の周縁部と、それより上方に
おける表側のポケット生地1の左右の周縁部とを覆って
いる。また、図9は、サイドポケットとしてズボンの側
部内側に縫着される左右対称的なポケット袋の一例を示
す。この場合における断面U字状のテープ3は、厳格に
言うと表裏2枚のポケット生地1,2の上縁部及び図面
上左側に現われる直線状の周縁部を除いた残りの周縁部
を覆っている。
【0015】テープ3の両内端部を従来のように内側に
折返すことなく図1(A),(B) 、図2(A),(B) 及び図3
(A),(B) で示すように単に断面U字状とすると、テープ
幅はそれだけ細くて済むから経済的であり、ポケット袋
のコストダウンにつながる。
【0016】表裏2枚のポケット生地1,2とこのテー
プ3とを縫合せるに当り、本考案では基本的に以下に示
す2通りの方式を採用する。
【0017】まず、第1は図1(A) に示す方式である。
この方式は、表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部を
覆っているテープ3の内周縁付近及びそれより外側の2
個所において2本の経糸4,5で直線縫いするととも
に、その際、表側〔図1(A) の上側〕において両経糸
4,5に1本の緯糸7を絡ませる。また、裏側〔図1
(A)の下側〕においても両経糸4,5に1本の緯糸8を
絡ませる。かくして、断面U字状のテープ3はこれらの
糸により図4,図5に示すように表裏2枚のポケット生
地1,2の周縁部に縫着されることになる。
【0018】図4は、ポケット袋の表側における第1の
方式による縫製状態を全体にわたって示す平面図、図3
(A) は、その一部を拡大して示すものである。図3(A)
及び図4からも明らかなようにポケット袋の表側周縁部
においては、2本の経糸4,5と両経糸4,5に絡ませ
てある1本の縫糸7とにより独特の縫目が形成されてい
る。
【0019】また、図5は、ポケット袋の裏側における
第1の方式による縫製状態を全体にわたって示す平面図
であり、図5からも明らかなようにポケット袋の裏側周
縁部においては、2本の経糸4,5と両経糸4,5に絡
ませてある1本の緯糸8とにより独特の縫目が形成され
ている。
【0020】このように、ポケット袋の表側周縁部に、
直線縫いの2本の経糸4,5と両経糸4,5に絡ませて
ある1本の緯糸7とにより独特の縫目が、また、ポケッ
ト袋の裏側周縁部に、直線縫いの2本の経糸4,5と両
経糸4,5に絡ませてある1本の緯糸8とにより独特の
縫目が形成されていると、従来の直線縫いのみの場合に
比べて縫目が丈夫であり、縫製後別途仕上げする必要も
ない。また、従来のように単に直線縫いした場合に比べ
て縫目から外れにくいため、ポケット袋の周縁部が口を
開けることも少くなる。
【0021】なお、実施例においては、表裏2枚のポケ
ット生地1,2の周縁部に第1の方式により断面U字状
のテープ3を縫着するに当り、その表側においては2本
の経糸4,5に1本の緯糸7を、また裏側においては2
本の経糸4,5に1本の緯糸8を絡ませた場合を例示す
るが、緯糸7,8のうち一方を省略しても良い。しか
し、両面とも緯糸を絡ませておいた方がベターである。
【0022】次に、第2の方式は図1(B) に示す方式で
ある。この方式は、表裏2枚のポケット生地1,2の周
縁部を覆っているテープ3より内方のポケット生地部分
と該テープ3の内周縁付近及びそれより外側の3個所に
おいて3本の経糸4’,5’,6’で直線縫いするとと
もに、その際、表側〔図1(B) の上側〕において各経糸
4’,5’,6’に1本の緯糸7’を絡ませる。また、
裏側〔図1(B) の下側〕においても各経糸4’,5’,
6’に1本の緯糸8’を絡ませる。かくして、断面U字
状のテープ3はこれらの糸により図6,図7に示すよう
に表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部に縫着される
ことになる。
【0023】図6は、ポケット袋の表側における第2の
方式による縫製状態を全体にわたって示す平面図、図3
(B) は、その一部を拡大して示すものである。図3(B)
及び図6からも明らかなようにポケット袋の表側周縁部
においては、3本の経糸4’,5’,6’と各経糸
4’,5’,6’に絡ませてある1本の緯糸7’とによ
り独特の縫目が形成されている。
【0024】また、図7は、ポケット袋の裏側における
第2の方式による縫製状態を全体にわたって示す平面図
であり、図7からも明らかなようにポケット袋の裏側周
縁部においては、3本の経糸4’,5’,6’と各経糸
4’,5’,6’に絡ませてある1本の緯糸8’とによ
り独特の縫目が形成されている。
【0025】このように、ポケット袋の表側周縁部に、
直線縫いの3本の経糸4’,5’,6’と各経糸4’,
5’,6’に絡ませてある1本の経糸7’とにより独特
の縫目が、また、ポケット袋の裏側周縁部に、直線縫い
の3本の経糸4’,5’,6’と各経糸4’,5’,
6’に絡ませてある1本の緯糸8’とにより独特の縫目
が形成されていると、従来の直線縫いのみの場合に比べ
て縫目から外れにくいため、ポケット袋の周縁部が口を
開けることも少くなる。
【0026】第1の方式による縫製と第2の方式による
縫製との最も大きな違いは、前者が表裏2枚のポケット
生地1,2とその周縁部を覆っているテープ3とがテー
プ3の内周縁付近及びそれより外側の2個所において縫
着されているのに対し、後者はテープ3よりも内方であ
るポケット生地1,2部分にも直線縫いの経糸4’が存
在し、この経糸4’にも1本の緯糸7’,8’が絡ませ
てある。後者のような縫製とした場合、前者の場合より
もさらに縫目が丈夫になるだけでなく、ポケット袋の周
縁部が口を開けるのを一層少くすることができる。
【0027】なお、実施例においては、表裏2枚のポケ
ット生地1,2の周縁部に第2の方式により断面U字状
のテープ3を縫着するに当り、その表側においては3本
の経糸4’,5’,6’に1本の緯糸7’を、また、裏
側においては3本の経糸4’,5’,6’に1本の緯糸
8’を絡ませた場合を例示するが、緯糸7’,8’のう
ち一方を省略しても良い。しかし、両面とも緯糸を絡ま
せておいた方がベターである。
【0028】図2(A) は第1の方式による縫い方に、ま
た、図2(B) は第2の方式による縫い方に、いずれも改
良を加えたものである。図2(A) の場合には、ポケット
袋の表側〔図1(A) 、図2(A) の上側〕において、2本
の経糸4,5に絡ませた1本の緯糸7を押え付けるべく
1本の糸10を両経糸4,5間で直線縫いしてある。こ
のようにすると、少くともこの糸10によりポケット袋
の表側における周縁部の縫目はさらに補強され、その部
分から口が開くのをより一層少くすることができる。
【0029】また、ポケット袋の裏側〔図1(A) 、図2
(A) の下側] において、2 本の経糸4,5に絡ませた1
本の緯糸8を押え付けるべく1本の糸11を配してあ
る。このようにすると、少くともこの糸11によりポケ
ット袋の裏側における周縁部の縫目はさらに補強され、
その部分から口が開くのをより一層少くすることができ
る。なお、この糸11は図2(A) に示すように、ポケッ
ト袋の表側において緯糸を押え付けている糸10の一部
であってポケット袋の裏側に位置するループの中を通し
てある。特に、ポケット袋の表側において糸10を直線
縫いするとともに、ポケット袋の裏側においてそのルー
プの中に糸11を通して緯糸8を押え付けておくと、緯
糸8が切れたりほつれた場合において直線縫いした2本
の経糸4,5までがほどけてしまうのを防止することが
できる。
【0030】一方、図2(B) の場合には、ポケット袋の
表側〔図1(B) 、図2(B) の上側]において、3本の経
糸4’,5’,6’に絡ませた1本の緯糸7’を押え付
けるべく1本の糸10’を経糸5’,6’間で直線縫い
してある。このようにすると、少くともこの糸10’に
よりポケット袋の表側における周縁部の縫目はさらに補
強され、その部分から口が開くのをより一層少くするこ
とができる。
【0031】また、ポケット袋の裏側〔図1(B) 、図2
(B) の下側〕において、3本の経糸4’,5’,6’に
絡ませた1本の緯糸8’を押え付けるべく1本の糸1
1’を配してある。このようにすると、少くともこの糸
11’によりポケット袋の裏側における周縁部の縫目は
さらに補強され、その部分から口が開くのをより一層少
くすることができる。この糸11’は図2(B) に示すよ
うに、ポケット袋の表側において緯糸7’を押え付けて
いる糸10’の一部であってポケット袋の裏側に位置す
るループの中を通してある。特に、ポケット袋の表側に
おいて糸10’を直線縫いするとともに、ポケット袋の
裏側においてそのループの中に糸11’を通して緯糸
8’を押え付けておくと、緯糸8’が切れたりほつれた
場合において直線縫いした3本の経糸4’,5’,6’
までがほどけてしまうのを防止することができる。
【0032】第1の方式及び第2の方式により縫製され
たポケット袋を例えばズボンに取付けるには、図8(A)
及び図8(B) に示すように裏側の生地2が共にズボン生
地9に対向するように縫製する。ところで、本考案にお
けるポケット袋の周縁部はすべて4枚の生地が重なり合
った4枚重ねであるため、ズボンの表側から該部分が筋
となって現われるプレス当りを一層少なくすることがで
きる。
【0033】なお、実施例においては、本考案における
第1の方式及び第2の方式による縫い方をヒップポケッ
ト用のポケット袋に応用した場合について詳しく説明し
たが、図9に示すサイドポケット用のポケット袋の周縁
部に断面U字状のテープ3を縫着する場合にも応用し得
ること勿論である。
【0034】
【考案の効果】請求項1記載の考案によれば、テープの
両内端部を内側に折返した従来の場合に比べてテープ幅
はそれだけ細くて済むため、非常に経済的であるだけで
なく、ポケット袋周縁部の縫着部分が従来の場合に比べ
て薄いため、プレス加工の際のプレス当りを一層少くす
ることができる。また、テープ3は断面U字状の状態の
ままで表裏2枚のポケット生地1,2と縫着することが
できるため、従来の場合に比べて縫着作業が簡単であ
る。また、縫着部分は経糸に緯糸を絡ませた形態である
ため、縫製後別途仕上げする必要もない。さらに、単に
直線縫いした場合に比べ縫目から外れにくいため、ポケ
ット袋の周縁部が口を開けることも少くなる。
【0035】請求項2記載の考案によれば、上記特徴を
有するほか、請求項1記載の考案に比べて縫着部分は一
層丈夫であるだけでなく、ポケット袋の周縁部が口を開
けるのを一層少くすることができる。
【0036】請求項3記載の考案によれば、経糸4,5
もしくは経糸4’,5’,6’に絡ませた緯糸を押え付
ける糸により少くともポケット袋周縁部の縫目はさらに
補強され、その部分から口が開くのをより一層少くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるポケット袋の周縁部にお
ける縫着状態を示す模式図である。
【図2】図1に示す縫い方にさらに改良を加えたポケッ
ト袋の周縁部における縫着状態を示す模式図である。
【図3】図1に示す縫着状態をポケット袋の表側から見
た拡大斜視図である。
【図4】本考案をヒップポケットに応用した第1の実施
例であって、その表側における第1の方式による縫製状
態を全体にわたって示す平面図である。
【図5】本考案をヒップポケットに応用した第1の実施
例であって、その裏側における第1の方式による縫製状
態を全体にわたって示す平面図である。
【図6】本考案をヒップポケットに応用した第2の実施
例であって、その表側における第2の方式による縫製状
態を全体にわたって示す平面図である。
【図7】本考案をヒップポケットに応用した第2の実施
例であって、その裏側における第2の方式による縫製状
態を全体にわたって示す平面図である。
【図8】本考案によるポケット袋をズボンに取付けた状
態を示す縦断面図である。
【図9】本考案による縫製方式を採用することができる
サイドポケットの一例を示す平面図で、縫目は省略して
示す。
【図10】従来のポケット袋の周縁部における縫着状態
の一例を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,2…生地、 3…テープ、 4,4’,5,5’,
6,6’…経糸、7,7’,8,8’…緯糸、 10,
10’,11,11’…糸。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部を
    断面U字状のテープ3で覆い、該テープ3の内周縁付近
    及びそれより外側の2つの線上において、2本の経糸
    4,5を走らせると共に、両経糸4,5に少くとも1本
    の緯糸を絡ませ、これらの糸により断面U字状のテープ
    3を表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部に縫着した
    ことを特徴とするポケット袋。
  2. 【請求項2】表裏2枚のポケット生地1,2の周縁部を
    断面U字状のテープ3で覆い、該テープ3より内方と該
    テープ3の内周縁付近及びそれより外側の3つの線上に
    おいて、3本の経糸4’,5’,6’を走らせると共
    に、各経糸4’,5’,6’に少くとも1本の緯糸を絡
    ませ、これらの糸により断面U字状のテープ3を表裏2
    枚のポケット生地1,2の周縁部に縫着したことを特徴
    とするポケット袋。
  3. 【請求項3】経糸に絡ませた上記緯糸を押え付ける糸を
    配してなる請求項1もしくは2記載のポケット袋。
JP2032192U 1991-12-25 1992-03-03 ポケット袋 Expired - Lifetime JPH0650494Y2 (ja)

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