JPH06504584A - ラジアル・セル電気メッキの電流移送を改良する装置 - Google Patents

ラジアル・セル電気メッキの電流移送を改良する装置

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JPH06504584A
JPH06504584A JP4501233A JP50123392A JPH06504584A JP H06504584 A JPH06504584 A JP H06504584A JP 4501233 A JP4501233 A JP 4501233A JP 50123392 A JP50123392 A JP 50123392A JP H06504584 A JPH06504584 A JP H06504584A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属ストリップ上に金属コーティングを電着する装置に関し、特にラジ アル・セル型電気メツキ装置におけるストリップへの電流の移送を改良する装置 に関する。
自動車の車体パネルや建造物の外装パネルのような、腐食させる条件にさらされ る多くの用途において鋼ストリップか使用されている。鋼ストリップの耐食性を 改良するため、しばしば亜鉛又は亜鉛合金のような耐食材料のメッキが施行され る。このコーティングは熱間浸漬法によっても着けられるが、優れたコーティン グ接着性、塗装性、及び成形性は、ストリップへ金属材料を電気メッキすること によって得られる。
背景技術 電気メツキ装置には、水平型、垂直型、又はラジアル型のような幾つかの基本的 な型式のものがある。本発明は、ラジアル・セル電着装置において用いられる装 置を目障としている。ラジアル・セル電着装置においては陰極として大型の回転 ドラムが使用され、そして電解液を容れたタンクの中ヘストリップが送られ、陰 極ドラムの周囲に通される。ストリップか回転するドラム陰極の外周に沿って電 解浴の中を通過していく間に、1つ又はそれ以上の陽極から電流が電解液を通し てストリップへと流される。ストリップのドラム側の面に金属がメッキされるの を防止するため、電解浴の上方に偏向ロールを備え、これらロールによってスト リップを押してラジアル・ドラムに対し緘封係合状態に接触させる。
セルに供給される電流の量によって、ストリップが電解浴に浸漬している間にス トリップにメッキされるコーティングの厚さが決まる。より厚いコーティングを 着合するため、あるいは又、ある所定の厚さのコーティングが着合する間のスト リップのセル通過速度を高くするためには、より多量の電流か必要である。商業 的電着工程に必要な高いメッキ速度を達成するためには、ストリップに比較的高 い密度の電流を供与しなければならない。
この電流がストリップへ均等に伝送されないと、導体ドラムの導体バンドとスト リップとの間の接触が非常に良好な区域が局部的に加熱され、この結果、ストリ ップの変色した「ホット・スポット」と称される非常に小さな区域、又はストリ ップの変形した「アーク・スポット」と称される非常に小さな区域ができる。そ の材料は普通外装に使用されるものであるから、顧客の仕様は非常に厳しく、従 って非常に僅少な上記のような欠陥があってもその材料は返却される。それらの 欠陥を避けるためにメッキ・ラインの操業速度が最適より低いものにされるが、 この結果として生産性は落ちる。
ストリップと導体バンドとの間の接触の均等性を改良する1つの方法は、ストリ ップに掛ける引張力を大きくして導体ドラム周りにぴったり引付け、これによっ てストリップを導体バンドに対しより堅く押付けることである。しかし鋼ストリ ップは全て比較的軽いゲージであり、従ってその降伏応力は比較的低い。許容可 能なストリップ−導体バンド接触を行わせるに必要な引張力は、標準的なストリ ップ・ゲージ(約0.005から0.010インチ(0,+3から0.25mm )厚)の降伏応力の直ぐ下であり、そして、引抜きに使用されるインタースティ シャル・フリー(IF)鋼のような低降伏応力鋼等級のストリップ及び比較的薄 いゲージのストリップの降伏応力の上にある。従ってそれらの鋼は上記方法によ って効果的にコーティングを被覆することはできない。
そこで、導体バンドとストリップとの間の効果的な電流伝送に必要な引張力を小 さくすると共に、その電流伝送を改良して電流に誘因する欠陥を無くし、そして 生産性を改良する、ラジアル型電気メッキ・セルで使用される装置が要望される のである。
発明の開示 本発明の、金属ストリップの一方の側面に金属をメッキするための改良されたラ ジアル型電着装置は、メッキ電解液の浴を収容する槽、該ストリップの幅より小 さい幅の中央導体バンドと可撓性の不導体両縁部とを有し該電解浴中に部分的に 浸漬されるラジアル陰極、このラジアル陰極の浸漬部分の周囲に配置される陽極 、及び、該電解浴の上方に設置され該ラジアル陰極と協働して偏向ロール間のス トリップ部分に引張力を掛けるための偏向ロールを備え、その引張力が、該金属 ストリップを該ラジアル陰極の導体バンドに対し、該ストリップの面と導体バン ドの面に直角の力で押付ける如く構成された装置であり、そしてこのラジアル型 電着装置は、該ストリップと導体バンドとの間の電流の伝送を改良する装備を備 え、この装備か、該ストリップの該ラジアル陰極への正接点の近傍で該ストリッ プに接触して該ストリップの面に直角な接触力を加えることはより該ストリップ を該ラジアル陰極の導体バンドに対し均等に押付け、該接触力を加えることによ り、該ストリップと導体バンドとの間の均等な電流伝送に必要な前記引張力の量 を少なくすることができるように改良されている。
図面の簡単な説明 第1図は、金属ストリップの電気メッキをする従来技術のラジアル・セルの倒立 面図、 第2図は、ラジアル・セルで使用されるラジアル・ドラム陰極の斜視図、 第3図は、本発明による金属ストリップ電気メツキ用ラジアル・セルの倒立面図 、 第4図は、本発明による改良された電流移送装置の軸心における断面平面図、 第5図は、本発明による改良された電流移送装置の変化形実施例の軸心における 断面平面図である。
発明を実施する最良の態様 本発明は特に、この明細書で参照される米国特許第4゜822.457号に記載 されているような通常のラジアル・セル電気メッキ・システムで使用するのに適 したものである。第1図は単一の通常のラジアル型電気メ・ツキ・セルIOを示 し、これは一般的に他のメッキ・セルと組合せて使用され、その各セルにおいて ストリップに所定の厚さのコーティングが着合され、そこでそれらの個々のメッ キ・セルのシステムによって着合される全コーティングが所要の厚さになる。そ れぞれのメ・ツキ・セルlOにおいてストリップ12が矢印14の方向で偏向ロ ール16の外周を廻って送られる。偏向ロール16はストリップを下方の導体ロ ール18の周縁へ向ける。導体ロールは、タンク22内に収容された電解液の浴 20の中に部分的に浸漬している。乾燥及びケーキングを防ぐためスプレー23 から流体、通常は水又は電解液が導体ロールI8に散布される。電解浴20内の 導体ロール18の周囲に近接して陽極24か備えられる。ストリップ12は導体 ロール18と陽極24との間の小さな間gI26を通って導体ロール18によっ て担送される。ストリップはそこから上方へ動いて送出偏向ロール28に掛かり 、それから次のメッキ・セルへ送られるか又はシステムから送出される。好適な 実施例において、導体ロール18は直径が約8フイートc240cm>であり、 そして偏向ロール16と28は直径が好適には約54インチ(140cm)であ る。
第2図は導体ロールの好適な構造を示す。この導体ロール18は好適には1個の 鋼ロールで作られ、この鋼ロール上に導体バンド30が焼嵌めされる。導体バン ド30は好適には、ハステロイ又はウィスカロイ合金のような優れた耐食性と電 導性を存する材料で作られる。導体バンド30は好適には、メッキ・セルIO内 で電気メッキされる最も幅の狭いストリップの幅よりも少しく輻の狭いものにさ れる。導体ロール18の両縁部分32は、ポリウレタン・ゴムのような可撓性の 材料で覆われる。
第1図と第2図で分かるように、偏向ロール16と28は協働して、ストリップ 12のそれらロールI6.28間の部分に引張力を掛ける。この引張力は、スト リップ12が接触する導体ロール18の部分の近(で直角方向の力33に変換さ れ、この直角方向力33がストリップ12を導体ロール18に対し堅く押付け、 これによってストリップの中央部分が導体バンド30に接触し、そしてストリッ プの両縁部分が可撓性部分32に対し堅く保持される。ホット・スポットやアー ク・スポットのような電流に誘因される欠陥を作り易い電流伝送の多大な区域の 生じるのを防ぐためには、ストリップと導体バンドとの間の接触が均等でなけれ ばならない。従来のラジアル・メッキ・セルにおいてそのような均等な接触を行 わせるためには、両側開ロール間の引張力を、材料の降伏応力に非常に近い高い レベルに維持する必要がある。
その引張力は又、導体ロール18の両縁部の可撓性材料に対してストリップの両 縁部を緘封状態に接触させる働きをする。この緘封状態は又マスキングとも称さ れるが、このマスキングによって電解液がストリップ■2と導体ロール18との 間に流れないようにされ、これによってストリップの導体ロールI8と接触する 側の面がメッキされることが防止されるのである。
電力が直流(D、C,)電源34からケーブル36を通して導体ロール18へ供 給される。ケーブル38がり。
C0電源34の陽極側を、陽極ブリッジ39を介して陽極24へ接続する。制御 されたレベルのり、C,を流か、ストリップにメッキされる金属のイオンを含ん だ電導性の電気メツキ液に通って、陰極−液一陽極の電気回路を作り、この結果 鋼ストリツプ上に1tIJWJされた厚さの金属コーティングが着合する。陽極 は、使用される電解液の陰イオンに応じて、可溶性のものと不溶性のものとのい ずれにすることもできる(例えばCI−には可溶性、SO−には不溶性)。不溶 性陽極システムの場合、メッキ金属又は合金を定期的に追加して電解液のイオン 補充を行わなければならない。好適な実施例において、亜鉛陽極は可溶性であり 、そして電気メッキが行われる間に溶ける亜鉛は、電解液中の金属イオンを最適 のメッキ効果を挙げる所要のレベルに維持する。
本発明で使用するに適した電解液は塩化亜鉛溶液である。鋼ストリツプ上に10 −20%Fe−Zn合金コーティングを電気メッキするための好適な電解液が、 本明細書において参照される米国特許第4,540,472号に記載されている 。これも本明細書で参照される米国特許第4,541.903号に記載の塩化亜 鉛溶液も育用である。更に本発明は、硫酸塩その他の電解溶液が使われるシステ ムにも広く適用できる。
本発明のラジアル・セルは好適には、電解浴へ入る前のストリップ12の面に電 解液の均等なフィルムを付着させるヘッダー40を備える。この電解液を付着さ せる好適な方法とヘッダーの好適な型式は、先に参照された米国特許第4,82 2.457号により詳細に記述されている。そのストリップへの電解液の付着を 行うことによって、前の処理ステーションからきたストリップに着いているフィ ルムの不均等を実質的に無くすことができる。
好適には導体ロール18の中心点42に軸受が備えられ、これら軸受は導体ロー ルの軸心周りの回転を助け、又ケーブル36を導体ロールへ電気接続する装備( 図示せず)を備えられるようにする。軸受と電気接続部を電解液から緘封する必 要性を少なくするため、中心点42は電解浴20のレベルより上方に設定するの がよい。又、水平方向に離間した偏向ロール16と28の間の[Mは導体ロール 18の直径より僅かに小さくするのか好適である。このような間隔によってスト リップは導体ロールI8の周囲を180度より多少大きく、好適には186度程 変色みこむ。
第3図は、直列に配置された2つのラジアル電気メッキ・セルIOに設置された 電流伝送改良装置44を示す。
この装置44は好適には、ストリップ12が導体ロール18に接触又は正接する 点46の近傍でそのストリップに接触する。装置44は、この装置とストリップ 12との閏の接触点において、そのストリップと導体ロール18に対し直角方向 の力を加える。この直角方向力はストリップを導体バンドに対し均等に押付け、 これにより導体バンドとストリップとの間の電流伝送を均等にさせる。
上記直角方向力は、ストリップを偏向ロール16と28の間で引張することによ り生じる直角方向力の量を補足し、そこで偏向ロール16と28の間の引張力を 充分小さいものにしてセル10を操作させることができ、従って薄いゲージの鋼 及び降伏応力が比較的小さい等級の鋼のような降伏応力の小さい材料の電気メッ キを可能にする。この装置を使用した場合の最小のストリップ引張力がどれほど のものになるか未だ確定されていないが、実験的に、装置を使用しない場合の6 0%以下のライン引張力での操作が成功しており、そして多分その減少率は更に 大きいものと思われる。
この装置は又その他の利点も存している。導体バンドの乾燥とケーキングに伴な う破片はストリップに望ましくないマークを付けることがあるから、その乾燥と ケーキングを防ぐため、スプレー47から流体、通常は水又は電解液が導体ドラ ム18に散布される。ストリップの速度が増大すると、それらスプレーの流体は ストリップをドラム表面から持上げ、これによってストリップと導体バンドとの 間の電気接触が悪くなることがある。このハイドロプレーニングは、本発明の装 置では、流体フィルムの力に打克つ充分な力でストリップを導体バンドに対して 押付けることによって防止される。
装置44は、実験において、装置をストリップ12に、正接点46及びその正接 点より下方1度までの個所で接触させた場合、良好に操作することが知られた。
その範囲から多少外れた場合でもうまくいくと思われる。しかしストリップへの 装置44の接触点が正接点46より上方へ移動した場合、装置44はストリップ に望ましくない曲げ応力を掛けるようになる。装置44のプロフィルにもよるが 、そのような曲げ応力があると、ストリップはこれと接触する装置44によって か、又は導体ロール18の導体バンド30によってしわを作られる。従ってスト リップ18に対する装置44の好適な接触範囲は接触点46に対して0度とそれ より下方の1度との間であ第3図の好適な実施例において、本発明の装置44は 各導体ロール18の両側に備えられる。装置44を導体ロール18の送入側48 に備えただけでも装置を備えない場合より改良された結果か得られよう。しかし 装置を導体ロール18の送出側50だけに備えた場合には電解液はやはりストリ ップI2と導体ロール18との間に入りこみ、この結果ストリップの導体ロール I8と接触する側の面の接触が緩くなり、この面に望ましくない金属メッキが着 くことになる。導体ロールの両側に装置44を備えるのが好適である。というの はこの場合それら2つの装置44が協働してストリップ12を導体ロール18に 対し堅く保持し、これによって、ストリップにホット・スポット又はアーク・ス ポットを作ることなく、より大きいメッキ電流が使われるようになるからである 。
ライン引張力が小さくされると、送出側50の装置44は又ストリップを導体ロ ール18上の正しい軌道に維持するのを助ける。即ちストリップは導体ロール1 8の中央部近くに保持される。
装置44は抑えロールとすることができ、そしてこの抑えロールは好適にはフレ ーム52のような固定のフレーム部材上に装架され、そして調節可能な力でスト リップに対して偏倚される。支持54がこれの一方の端部で装置44に結合され 、そしてフレーム52に枢架点56において枢架される。フレーム52と装置4 4との間に偏倚装置58が取付けられ、装置44をストリップに対し押付ける。
好適には偏倚袋rIL58は、測定可能且つ制御可能な圧力で装置44をストリ ップ12に対し押付けできるようにされる。又好適には、ストリップを送る場合 、偏倚力を外せるようにされる。そこで好適な実施例において偏倚部材58は油 圧又は空圧シリンダの形にされる。
偏倚力が小さ過ぎる場合、ストリップと導体バンドとの闇の接触は、ストリップ 面に電流で誘引される欠陥が生じるのを防ぐに充分なだけ良好なものにならない 。最低限の偏倚力は10psi (0,70kg/cm2)のオーダーであると 思われる。好適な偏倚力の範囲はI5から45psi (1,1から3. 2k g/cm” )である。
第4図は、ストリップ12と接触してこれを導体ロール18に対して押付ける装 置44の断面を示す。導体ロール18は一般的に84から86インチ(21Oか ら220cm)程度の幅を有する。導体バンド30は一般的に約29インチ(7 4am)の幅であり、そして導体ロール18の中央部の周囲に取付けられる。装 置44は第4図に示されるような形状にすることができ、そして導体ロールと同 じ長さの幅にされる。そこで図示の形状において装置44は84から86インチ (210か6220cm)の幅にされよう。装置44は又、この装置が、導体バ ンド30の幅より僅かに大きい幅でストリップ12に接触するようなプロフィル にした場合良好な結果が得られることか実験で知られた。ストリップとそのよう に接触する装置の実施例が第5図に示される。このような装置の1つの変化形実 施例(図示せず)は、装置とストリップとの間で必要な接触幅よりちょっとだけ 長い、例えば30インチ(76cm)の装置になろう。
装置44は好適には、チタン棒材のような耐食材料のむくの中心マンドレル60 を使って作られる。このマンドレル60の周囲にポリウレタンのような比較的柔 軟なa−ル材料62かマンドレルと一緒に回転するように取付けられる。マンド レルは、例えば軸受(図示せず)を使って、支持54に対し回転できるように装 架される。
好適には、ストリップI2が装置t44によって接触された後そして電解浴20 に入る前にそのストリップに電解液の均等なフィルムを付着させるヘッダーが備 えられる。これによって、前のセルからきたストリップに着いているフィルムに 偏向ロール又は装置44によって付けられた様々な不規則性が無くされ、こうし て電解洛中で着合される金属コーティングは均等なものになる。特に、第5図に 示される実施例の装置44は搾り器として作用し、ストリップの中央部には電解 液の薄いフィルムしか残さず、ストリップの両縁部により厚いフィルムを残す。
又第4図の全幅実施例では、幅の違うストリップを処理した場合装置44に僅か な溝が生じ、これによってストリップ上に不均等なフィルムができることかある 。これらの不規則性はこれに対応した不規則性を電着されたコーティングに付与 するが、それらの不規則性も、ストリップが装置によって接触された後そして電 解浴に入る前にそのストリップに充分な追加の電解液を与えることによって無く すことができ、これによって均等なフィルムにすることができる。
操作において、ストリップ12は矢印14の方向に送られて偏向ロール16上を 通過し、装置44と導体ロール18との間を抜けて陽極24と導体ロール18と の間の間隙26を通り、それから導体ロール18の送出側の装置44と導体ロー ル18との間を抜け、そして偏向ロール28上に掛かる。そのとき偏倚部材58 が作動されて支持54を介して所定の力を加え、この所定の力で装置44をスト リップI2に対して押付け、そしてそのストリップ12を導体ロール18の導体 バンド30に対して押付ける。以上のプロセスはシステムの各メッキ・セルにお いて繰返される。偏向ロール16と28か回転駆動されてストリップ12を電解 浴20に通過させる。D。
C1電流か陽極24と陰極ドラム18との間に供給される。電解液はヘッダー4 0を通して流されストリップ12に接触する。各セル10内において陽極から金 属イオンが間隙26を通って移動し、これによって所定の厚さの亜鉛又は亜鉛合 金のコーティングがストリップ12上にメッキされる。メッキされたらストリッ プ12はこのコーティング被覆システム内の次のセルに入る。これらセルの個数 は、ラインで要求される全コーティング厚さと各セルIOのコーティング被覆容 量とによって決まる。
各陽極は特定の電流を流すように規定される。最大の電流において、達成可能な 最高ライン速度は、各セルで得られるコーティング厚さと電流密度の計算に基づ いて決まる。
装置44を用いることによってストリップは小さいストリップ引張力で導体バン ド30に堅く接触した状態に保持される。これによって、導体バンド30の全幅 とストリップとの間の接触点において非常に均等な電流伝送が達成され、そこで ストリップへの電流伝送が局部的に大きくなる微小な区域の数が少なくなるので ストリップ上に電流で誘因される欠陥かできる頻度が低くなる。又装置44はス トリップ12を可撓性の両縁部分32に対して緘封係合状態に保持するから電解 液がストリップI2と導体ロール18との間に流れこむことが防がれ、従ってス トリップの導体ロール18に接触する側の面がメッキされることが防がれる。そ れら2つの機能が果されるために、偏向ロール16と28の間でストリップに掛 けなければならない引張力を小さくすることができ、これによって、インタース ティシャル・フリー鋼のような軽いゲージの、幅広い、より軟質の鋼の電気メッ キが可能になる。
ここに本発明の好適な実施例を記述してきたが、本発明はそこに限定されるもの ではない。本発明の範囲内でその他の実施例か可能なことは当該技術者に容易に 理解されよう。
FIG、J 国際調査報告 ◎r丁/IIc 01/I’ll;nζ1フロントページの続き (72)発明者 レイパック、グレゴリイ アランアメリカ合衆国48187  ミシガン州カントン、エンバシイ ドライブ 7643 (72)発明者 ストッダート、ジェームス オリバー ジセ アイル、ハンプ トン 8522

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.金属ストリップの一方の側面に金属をメッキするためのラジアル型電着装置 であって、メッキ電解液の浴を収容する槽、該ストリップの幅より小さい幅の中 央導体バンドと可撓性の不導体両縁部とを有し該電解浴中に部分的に浸漬される ラジアル陰極、このラジアル陰極の浸漬部分の周囲に配置される陽極、及び、該 電解浴の上方に設置され該ラジアル陰極と協働して偏向ロール間のストリップ部 分に引張力を掛けるための偏向ロールを備え、その引張力が、該金属ストリップ を該ラジアル陰極の導体バンドに対し、該ストリップの面と導体バンドの面とに 直角の力で押付ける如く構成されている装置において、該ストリップと導体バン ドとの間の電流の伝送を改良する装備を備え、この装備が、該ストリップの該ラ ジアル陰極への正接点の近傍で該ストリップに接触して該ストリップの面に直角 な接触力を加えることにより該ストリップを該ラジアル陰極の導体バンドに対し 均等に押付げ、該接触力を加えることにより、該ストリップと導体バンドとの間 の均等な電流伝送に必要な前記引張力の量を少なくすることができることを特徴 とする装置。 2.該電流伝送改良装備が抑えロールを備えることを更に特徴とする請求項1の 装置。 3.該電流伝送改良装備が、該ストリップが該電解浴に入る前にそのストリップ に接触することを更に特徴とする請求項2の装置。 4.該電流伝送改良装備が、該ストリップが該電解浴から出た後でそのストリッ プに接触する第2の抑えロールを備えることを更に特徴とする請求項3の装置。 5.該抑えロールが該ストリップの全幅に亘ってそのストリップに接触すること を更に特徴とする請求項3の装置。 6.該抑えロールが、該ストリップの該導体バンドより少しく幅の広い部分だけ に接触することを更に特徴とする請求項3の装置。 7.該ストリップが該抑えロールによって接触された後、しかし該ストリップが 該電解浴に入る前にそのストリップの面に電解液の均等なフィルムを付着させる ヘッダー装備を備えることを更に特徴とする請求項1の装置。 8.該電着装置の該陽極が可溶性であり、そして該電解液が塩化物を含むことを 更に特徴とする請求項1の装置。 9.該電着装置の該陽極が不溶性であり、そして該電解液が硫酸塩を含むことを 更に特徴とする請求項1の装置。 10.金属ストリップの一方の側面に金属をメッキするためのラジアル型電着装 置において、メッキ電解液の浴を収容する槽、該ストリップの幅より小さい幅の 中央導体バンドと可撓性の不導体両縁部とを有し該電解浴中に部分的に浸漬され るラジアル陰極、このラジアル陰極の浸漬部分の周囲に配置される可溶性の陽極 、及び、該電解浴の上方に設置される偏向ロールを備え、該ストリップが一方の 偏向ロール上を通過し、該電解浴中に入って該導体ロールの周囲を通り、該電解 浴から出て第2の偏向ロール上に掛かるように送られ、該偏向ロールが該ラジア ル陰極と協働して偏向ロール間のストリップ部分に引張力を掛け、この引張力が 、該金属ストリップを該ラジアル陰極の導体バンドに対し、該ストリップの面と 導体バンドの面とに直角の力で押付ける如く構成されている装置において、抑え ロールを備え、この抑えロールが、該ストリップの該ラジアル陰極への正接点の 近傍で該ストリップに接触して該ストリップを該ラジアル陰極の導体バンドに対 し均等に押付け、該抑えロールが非金属の面を有し、該接触力を加えることによ り、該ストリップと導体バンドとの間の均等な電流伝送に必要な前記引張力の量 を少なくすることができることを特徴とする装置。 11.該抑えロールが、該ストリップが該電解液に入る前にそのストリップに接 触することを更に特徴とする請求項10の装置。 12.該抑えロールと該電解浴との間の該ストリップの部分に電解液の均等なフ ィルムを付着させる装置を備えることを更に特徴とする請求項11の装置。 13.該ストリップが該電解浴から出だ後でそのストリップに第2の抑えロール が接触することを更に特徴とする請求項12の装置。 14.該抑えロールが該ストリップに対して10から45psi(0.70から 3.2kg/cm2)の範囲の力で押付けられることを更に特徴とする請求項1 3の装置。 15.該抑えロールが該ストリップに対して15から25psi(1.1から1 .8k9/cm2)の範囲の力で押付けられることを更に特徴とする請求項14 の装置。 16.該抑えロールが該導体ロールと同じ幅であることを更に特徴とする請求項 10の装置。 17.該抑えロールが、該ストリップの該導体バンドより少しく幅の広い部分だ けに接触することを更に特徴とする請求項10の装置。 18.中央導体バンドと可撓性両縁部とを有するラジアル陰極導体ロール、電解 液の浴、この電解浴の中で該導体ロールに近接して配置される陽極、及び、該電 解浴の上方に設置される第1と第2の偏向ロールを備え、該導体ロールが該電解 浴中に部分的に浸漬される如き構成のラジアル型電着装置を使用して金属ストリ ップに金属コーティングを電気メッキする方法であって、該金属ストリップを該 第1偏向ロール上を越えて該導体ロールの外周面に沿わせ、該導体ロールと陽極 との間で該電解浴中に通し、この浴から出し、そして該第2偏向ロール上に掛け るように送ること、該ストリップへ電流を伝送させるように該ストリップを該導 体ロールに対し押付けるために充分な引張力のレベルまで該第1偏向ロールと導 体ロールと第2偏向ロールとの間で該ストリップに引張力を掛けること、及び、 該ストリップを該電解浴に通させるために該偏向ロールを回転させることの諸段 階を備える方法において、該ストリップに掛けられる引張力のレベルを低減させ るため、該ストリップが該電解浴に入る前に該ストリップと導体ロールとの間の 接触点の近くで該ストリップに接触して、そのストリップを該導体バンドに対し 均等に押付げる段階を備えることを特徴とする方法。 19.該接触及び押付けが抑えロールによって行われることを更に特徴とする請 求項18の方法。 20.該ストリップが該電解浴から出た後でその該導体ロールヘの正接点の近く で該ストリップに第2抑えロールが接触して、そのストリップを該導体バンドに 対し均等に押付けることを更に特徴とする請求項19の方法。 21.該2つの抑えロールが該ストリップを該導体バンドに対し押付ける力が1 0から45psi(0.70から3.2kg/cm2)の範囲であることを更に 特徴とする請求項20の方法。 22.該ストリップ上に電解液の均等なフィルムを形成するため、該ストリップ が該抑えロールに接触された後、そして該電解浴に入る前に該ストリップの面に 電解液を付着させる段階を備えることを更に特徴とする請求項19の方法。 23.該電解液付着がスプレー・ヘッダーによって行われることを更に特徴とす る請求項22の方法。 24.該抑えロールが該ストリップの全幅に亘ってそのストリップに接触するこ とを更に特徴とする請求項19の方法。 25.該抑えロールが、該ストリップの該導体バンドより少しく幅の広い部分だ けに接触することを更に特徴とする請求項19の方法。 26.該陽極が可溶性であることを更に特徴とする請求項17の方法。 27.該陽極が不溶性であることを更に特徴とする請求項17の方法。
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