JPH0650191U - 光源取付装置 - Google Patents

光源取付装置

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JPH0650191U
JPH0650191U JP9131892U JP9131892U JPH0650191U JP H0650191 U JPH0650191 U JP H0650191U JP 9131892 U JP9131892 U JP 9131892U JP 9131892 U JP9131892 U JP 9131892U JP H0650191 U JPH0650191 U JP H0650191U
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JP
Japan
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light source
push button
light
led
mounting
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Pending
Application number
JP9131892U
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English (en)
Inventor
茂 藤原
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0650191U publication Critical patent/JPH0650191U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明効率がよく、意匠的に優れた光源取付装
置を提供する。 【構成】 押し釦操作面に形成された複数の表示部を押
し釦後方から個別に照明する複数の光源が配設される。
複数光源は取付部材を介してプリント基板に取り付けら
れる。取付部材は第1の光源を配設するための載置部
と、第2の光源を配置する保持部が形成され、更に、該
載置部と保持部の間に遮光壁が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は音響再生装置等の電子機器操作押し釦装置にかかわり、特に押し釦を 後方から照明する押し釦照明装置に好適な光源取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器を操作する押し釦は通常、操作面に押し釦の操作機能を表わす文字や 図形等が表示され、これら文字や図形等の表示部は押し釦の後方に配設されたラ ンプ光源やLED素子によって照明されるようになっている。
【0003】 図3は従来の押し釦照明用光源の取付状態を説明する斜視図であり、互いに色 彩の異なる複数の光源を用いて単一押し釦の複数表示部を照明する例を示してい る。図において、1は押し釦、2はプリント基板、3は照明用の導光体、4と5 は光源としてのLEDで、互いに異なる発光色の素子である。
【0004】 押し釦1は通常アクリル等の光透過性樹脂により成形され、表面処理が施され た操作面1cには、剥離加工などにより文字表示部1aが形成され、その上方に は導光体3が嵌合するインジケータ窓1bが穿設されている。文字表示部1aは 円筒形のLED4により照明され、他方のインジケータ窓1bに嵌合された導光 体には、直方形のLED5の照明光が当てられる。また、押し釦1の背面側の中 央部には押圧棒(図示されない)が一体成形され、この押圧棒によって機器内部 のスイッチが押圧操作されるようになっている。この押し釦1は機器前面パネル の押し釦開口部に臨ませ取り付けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図3の従来例は押し釦の文字表示部とインジケータ部の複数表示部を互いに異 なる色彩の2つのLED素子を応用して低電力で効率的に照明できるなど、多く りの利点が認められるが、他方では次のような問題点が指摘されていることも事 実であり、その改善が望まれていた。
【0006】 第1に、LEDの光を効率よく押し釦に照射するためには、押し釦の押圧スト ロークを考慮した上でLEDをできるだけ押し釦に近付けることが望ましい。し かし、上記従来例はLEDを直接プリント基板に半田付けする構成であるため、 LEDを押し釦に近付けるための高さ調整が殆ど不可能である。第2に、互いに 発光色の異なるLED素子を相互に近接させると、光の干渉による混色が生じて 意匠効果を損なうおそれがある。第3に、LED素子は発光色が限定されており 、かつ、光量がタングステンランプより少ないという欠点がある。そして、従来 例の場合はインジケータ窓1bや導光体3などを成形するために成形金型が複雑 になり、コストアップの要因になっていた。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みなされたもので、光源の高さ調整が可能であるととも に、光漏れ防止可能の取付部材を介添して光源を取付け、押し釦を効率的に照明 することにより、優れた意匠効果が得られる光源取付装置を具備する押し釦照明 装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の光源取付装置では、単一押し釦の後方に複 数の光源を配設し、該押し釦の操作面に形成された複数の表示部を該光源により 個別に照明する押し釦照明装置の光源取付装置において、第1の光源を配設する 載置部と、該載置部と第1の光源に隣接して配置された第2の光源との間に立設 され光を遮断する遮光壁とを具備している。
【0009】
【作用】
載置部には第1の光源であるLEDが載置される。LEDは段差のある載置部 に押し釦に近接して配設され、押し釦のインジケータ部を効率的に照明する。第 2光源によるランプ光は文字表示部を直接照明するが、その側方への照射光は遮 光壁により完全に遮断され、2つの表示部と光源が互いに近接位置に設けられる 構成であっても光の干渉がなく、複数表示部は互いに異なる色彩で照明される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面を参照して説明する。なお、図1は本考案の実施例を示す 組立斜視図、図2は図1の矢印A側から押し釦を見た断面図である。図中、10 は押し釦、20はプリント基板、30は光源をプリント基板20に取り付ける際 に介添して、補助アダプタとして機能する光源取付装置であり、以下光源取付部 材という。
【0011】 押し釦10は光透過性樹脂を成形したもので、その操作面11に表面処理を施 し、レーザ加工又は剥離処理により文字表示部12とインジケータ部13が形成 される。文字表示部12は必要に応じて光透過性の色彩が付加される。また、押 し釦10の背面側中央部にはスイッチ23を押圧する押圧棒15が一体成形され 、更に文字表示部12とインジケータ部13を互いに光学的に遮断するための隔 壁16が形成されている。押し釦10は機器の前面パネルであるエスカッション 25に開設された押し釦開口部26に操作面11を臨ませるとともに、押圧棒1 5の先端がスイッチ23の頭部に当接するように取り付けられる。
【0012】 光源取付部材30は第1の光源であるLED素子22を定位置に保持するLE D載置部31と、プリント基板20に直接取り付けられた第2の光源としてのタ ングステン型照明ランプ21の周囲をカバーするランプ保持部32が形成され、 その下方両端部には係合爪34を有す一対の支持脚33,33が一体形成されて いる。この取付部材30をプリント基板20に取り付ける際は両支持脚33,3 3を狭めながらプリント基板20の穴に挿入することにより係合爪34,34が 穴に係合し、取付部材30はプリント基板20上に固定される。
【0013】 図2の断面図から理解されるように、LED載置部31は台座機能のある段差 が設けられ、LED素子22が押し釦10に近接する位置に1段高く、台座に位 置決めされるように取り付けられる。LED22の取付時にリード線22aは載 置部31の貫通穴を通してプリント基板20に半田付けし固定される。また、ラ ンプ保持部32とLED載置部31との間にはランプ光を遮断する遮光壁35が 立設されており、LED側への光漏れが防止される。
【0014】 押し釦装置の組立てに際して、スイッチ23、照明ランプ21、及び光源取付 部材30等の各部品はあらかじめプリン基板20に取り付けておくが、LED2 2は取付部材30の取付後LED載置部31に取り付けられる。そして、押し釦 操作面11をエスカッション25の内側から開口部26に挿通し、次にプリント 基板20をエスカッション25の後方に固定する。押し釦10の取付完了後は、 押し釦10を押圧操作すればスイッチ23が閉じられ、回路が動作する。ここで 、スイッチ23の回路がランプ21、またはLED22に接続されているならば 、押し釦10の操作とともにランプ21またはLED22が点灯し、押し釦10 の後方に照明光が照射される。LED22とランプ21が同時に点灯している場 合、ランプ光は遮光壁35に遮断され、側方すなわちLED22側へは照射され ない。そして、このランプ光は押し釦10の中央部隔壁16によっても遮光され 、文字表示部12のみを照明するが、インジケータ部13には届かない。したが って、ランプ光に照射された文字表示部12の色彩とLED22の光が互いに干 渉することはなく、混色が発生しない。
【0015】 また、LED22は光源として長寿命である反面、ランプ21に比較して光量 が少ないが、LED22は段差があるLED載置部31に配設されているため、 近接位置からインジケータ部13をLED素子22の発光色で明るく効率的に照 明することができる。そして、第2の光源にはタングステン系ランプを用いたの で、文字表示部12の色彩を自由に変更することが可能である。
【0016】 なお、取付部材30は素材の色、または塗装の色を考慮することにより、ラン プ光を素材のもつ色彩で文字表示部12に反映させることができる。例えば、素 材が白色系であれば明るい色彩を選ぶこともできるし、逆に素材が黒色系であれ ば暗色系の色彩にすることも可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案の光源取付装置は、第1光源を配設する載置部と 、遮光壁とを具備したので、第1の光源は押し釦のインジケータ部を近接位置か ら効率よく照明し、第2の光源は押し釦の文字表示部を直接照明し、その側方へ の照射光は遮光壁によって遮断され、第1の光源に影響を与えない。したがって 、複数表示部及び第1の光源と第2の光源を相互に近接位置に設ける構成であっ ても、互いに異なる色彩で照明される複数表示部は光の干渉がなく、意匠的に優 れた照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の押し釦照明装置組立て配置を示す斜視
図である。
【図2】本考案の押し釦照明装置の断面図である。
【図3】従来の押し釦照明装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 押し釦 11 押し釦操作面 12 文字表示部 13 インジケータ部 21 第2の光源(ランプ) 22 第1の光源(LED) 30 光源取付装置(部材) 31 載置部 32 保持部 35 遮光壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一押し釦の後方に複数の光源を配設
    し、該押し釦の操作面に形成された複数の表示部を該光
    源により個別に照明する押し釦照明装置の光源取付装置
    において、第1の光源を配設する載置部と、該載置部と
    第1の光源に隣接して配置された第2の光源との間に立
    設され光を遮断する遮光壁とを具備したことを特徴とす
    る光源取付装置。
JP9131892U 1992-12-15 1992-12-15 光源取付装置 Pending JPH0650191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9131892U JPH0650191U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 光源取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9131892U JPH0650191U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 光源取付装置

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Publication Number Publication Date
JPH0650191U true JPH0650191U (ja) 1994-07-08

Family

ID=14023119

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JP9131892U Pending JPH0650191U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 光源取付装置

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JP (1) JPH0650191U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006134715A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Fujikura Ltd スイッチ構造
JP2008021512A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Aisin Aw Co Ltd スイッチパネル装置
DE102011119896B4 (de) * 2010-12-22 2017-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Schaltervorrichtung

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JP2008021512A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Aisin Aw Co Ltd スイッチパネル装置
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