JPH06501852A - 注射用使い捨て注射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 注射用使い捨て注射器 技術分野 本発明は、一般的には医療工学に関し、特に注射に使用される使い捨て注射器に 関する。

先行技術 普及していることか知られているいくつかの注射用使い捨て注射器は、円筒状ハ ウジングと、前記ハウシングに収容されたロッドを備えたピストンと、ニードル 固定装置とを有する（例えば、ヘルギーのトルモヨーロツパ社から市販される使 い捨て注射器を参照）。問題の注射器は、現代医療実務で、現在、広範囲に使用 中の使い捨て注射器と、実際には何も違わず、唯一の例外は、このような注射器 は安い材料（すなわち、ポリマー）で作られ、従って、殺菌を必要としないこと である。このことは、知られている使い捨て注射器の構造により、誰もかこの注 射器を繰り返し使用することかでき、この繰り返し使用は、医療スタッフの一部 に不注意や不謹慎のため、また、麻薬中毒やアルコール中毒である者か注射を行 うときに起こるもしれないことを意味する。このような状況はエイズのウィルス 、感染肝炎のウィルス及びその他のいくつかの病気のウィルスとの感染の危険性 をはらんでいるから、上述したすべてのことは重要なことであることかわかる。

１つ以上の先行技術は、ロフトを備えたピストンを収容する円筒状ハウシングと 、ニードル固定装置とを存することか知られている（　ＥＰ、　Ａ、　０２８２ ０９７）。

議論中の注射器は、そのニードルを注射器のハウシングの前部分に置かれたワッ シャーに取付けたこと、かかるニードルかハウ器のシリンダーのワソンヤーを通 り越して配置され、σソトに堅固に連結されたピストンは、ワッシャーと係合し ないか、ビス１〜ンとワノンヤーの両方かその端面によって互いに相互作用する とワ・２・ツヤ−に係合するようになっているピストン用受は器を有する。注射 終了後、ピストンとワソノヤーかその端面によって互い１こ接触すると、ピスト ンは、受は器によってワッシャーと堅固に係合するようになり、ニードルは固定 され、その結果、新鮮な少量の注射液を注射器に繰Ｊ）返し吸い込もうとすると 、ワッシャーは、ピストンによってニードルと共に注射器のシリンダーの中に同 伴される。ニー１ヘルは、ハウシングの内側に入るとすぐに、ハウシングの軸線 に対して片寄り、注射を行おうとすると、注射器のニードルは壊れることになる 。

しつ＼しながら、ピストンは、ハウシングの前部分の一杯に前進させた位置にあ るときにたけワノンヤーに係合されるから、上述した構造は、注射器を再使用す るための機会を残す。一杯に前進させることにより、ニートＡをハウジングの中 に引っ込めさせ、これによって、注射器は更なる使用に適さなくなる。注射中、 ピストンを一杯に前進させた位置まで運ばないならば、注射器を、ハ・”フシシ フのａ有容量のほとんと完全な利用をもたらす回数制限のない注射を行うため使 用することかできる。

発明の開示 注射器を再使用することの可能性を防（′構造の注射用使い捨てま射２ｇを開完 する二とか本発明の主要、且つ本質的な目的である。

発明の本質は、本発明によれは、注射用使い捨て注射器において、ロットを備ん たピストンを収容する円筒状ハウ器〉グと、ニー１・九固定装置とををし、ピス トンとロフトか互いに機械的に係合か解かれ、ロットの直径かピストンの直径よ りも小さく、ロアノドか環状の２段ｆナスロットを備え、このスロットの下部深 さ部分かピストンに面するロフトの端により近くに位置決めされ、前記スロット の部分には、弾性材料で作られた密封カップか設置され、前記カップの内径は、 前記スロットの下部深さ部分か位置決めされた場所のロットの直径よりも小さく 、前記カップの幅は、下部深さ部分におけるスロットの底と、ハウシングの内面 との隙間を越えることにある。

ロットの直径ｄを、Ｄかピストンの直径を表す場合に、比ｄ／Ｄ＝０．９を満た すように選択するのか都合良い。

本発明による注射用使い捨て注射器は、繰り返し注射を不可能にし、簡単に製造 することかでき、作業において信頼できる。本発明によるかかる使い捨て注射器 の製造コストは、実際上、これまでの使い捨て注射器の製造コストを越えない。

図面の概要 今、本発明を、図面を参照して、−例として与えた特定の例示実施例の詳細な記 載で説明する。　第 １図乃至第４図は、本発明による使い捨て注射器の分解斜視図であり、 第５図は、最初の位置にある、本発明による使い捨て注射器の長手方向断面図で あり、 第６図は、注射液を吸い込んだ瞬間の第５図の使い捨て注射器の図であり、 第７Ｕ３は、注射１麦を図示した第５図の使い捨てｉ−を射器の図であり、 第８図は、繰り返し注射液を吸い込む試みを行った、第５図の使い捨て注射器の 図である。

本発明による注射用使い捨て注射器は、ロット３（第３図及び第５図）を備えた ピストン２（第２図及び第５図）を収容する円筒状ハウシングｌ　（第１図及び 第５図）からなる。ハウシングｌは、ニードル、すなわち、ハウシング１の前端 面に置かれるカニユーレ４（第１図及び第５図）を固定するための装置を備えて いる（図面では省略した）。ピストン２及びロッド３は互いに機械的に保合か解 かれ、ロット３の直径”ｄ“　（第３図）は、ピストン２の直径“Ｄ“　（第２ 図）よりも小さい。ｄ／Ｄ比はほぼ０．９であるのか望ましい。ロット３（第３ 図）は、下部深さ部分６と上部深さ部分７とを存する２段付環状スロット５を備 え、部分６は、ピストン２に面するロット３の端（第５図）により近くに位置決 めされている。ピストン３の部分６には密封カップ８（第４図及び第５図）か締 まり嵌めされ、前記カップ８はゴムのような弾性材料で作られている。カップ８ の直径ｄ１の内径ｄ１はロッド３の部分６の直径ｄ２よりも小さいけれとも、カ ップ８の幅“ａ“はスロット５の部分６の底とハウジングｌの壁の内面との隙間 を越える。カップ８は、ピストン２とロット３との内側に構成された空間の気密 基１ｔを形成する。

ここに提案した注射用使い捨て注射器の適用技術は以下のとおりである。

最初の位置において、ロット３か注射器のハウジングＩの中に引っ込められてい るときには、ピストン２は、ニードル取付は用カニユーレ４を支持するハウシン グ１の前端面に置かれる。ロット３はピストン２に近接して配置され、カップ８ はスロット５の部分６に置かれる。ロット３をハウジングｌから進めると（第６ 図）、カップ８は、ハウソング１の内面を密封圧接し、注射器のロノ１へ３の部 分６に設けられた突出部に載る。その結果、ロフト３とピストン２との間に負圧 か作られ、これによって、ピストン２は路を通してロット３の後を移動８せられ る。かくして、注射液はロット３の前をバジング１の空間に引っ張られる。注射 を行うため、口、ト３をハウシング１の中に引っ込めることになり、その結果、 カフ・ブ８は、これを作っンこ（（料によって生じた弾性力による他、直径ｄ１ と直径ｄ２との差によって、スロット５に沿って大きな直径部分６から小さな直 径部分７へ自由に移動する。

その結果、ビス］・ン２とロッド３と　間に構成された空間の気密密封は妨げら れ、新鮮な少量の注射液を吸い取るときには、ピストンは、もはや、ロッド３の 後を追って移動することとかできない、すなわち、注射器は、ピストンの助けて 一度注射を行った後は、更に使用するのには不適当になΦか、これは、希薄のた め生ずるピストン２を引っ込めか不可能であるからてあり、この引っ込めは、ス ロット５の部分６にカップ８を嵌めることなく行うことはできない。

ｄ／Ｄ比かほぼ０．９であるという事実により、カップ８への接近か妨げられ、 産業的な条件によらないで注射器を最初の（作業）状態にすることを不可能にさ せる。

提案した注射器の広い範囲の適用は、注射の際、エイズのウィルス、感染肝炎の ウィルス及び医療職員による注射投与による伝染性のその他のいくつかの病気の ウィルスとの患者の感染を妨げることかてきる。

産業上の適用性 本注射器は、医療機関における広い範囲の適用及び個々の使用に向けられている 。

国際調査報告

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．ロッド３を備えたピストン２を収容する円筒状ハウジング１と、ニードル固 定装置とを有する注射用使い捨て注射器において、ピストン２とロッド３は互い に機械的に係合が解かれ、ロッド３の直径ｄはピストン２の直径Ｄよりも小さく 、ロッド３は、環状の２段付スロット５を有し、前記スロットの下部深さ部分６ はピストン２に面するロッド３の端により近くに位置決めされ、更に、ロッド３ は、弾性材料で作られ、スロット５の部分６に置かれた密封カップ８を有し、前 記カップ８の内径ｄ１は、スロット５の部分６のロッド３の直径ｄ２よりも小さ く、幅ａは、下部深さ部分６におけるスロット５の底と、ハウジング１の内面と の隙間を越えることを特徴とする、注射用使い捨て注射器。
2. ２．ロッド３の直径ｄか、Ｄがピストン２の直径である場合に、関係ｄ／Ｄ＝０ ．９を満たすように選択されていることを特徴とする、請求の範囲１で請求した 注射用使い捨て注射器。