JPH0649908Y2 - スタータ装置 - Google Patents
スタータ装置Info
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- JPH0649908Y2 JPH0649908Y2 JP1988006461U JP646188U JPH0649908Y2 JP H0649908 Y2 JPH0649908 Y2 JP H0649908Y2 JP 1988006461 U JP1988006461 U JP 1988006461U JP 646188 U JP646188 U JP 646188U JP H0649908 Y2 JPH0649908 Y2 JP H0649908Y2
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- JP
- Japan
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- pinion
- rotary shaft
- starter device
- output rotary
- pinion moving
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/04—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
- F02N15/06—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement
- F02N15/062—Starter drives
- F02N15/063—Starter drives with resilient shock absorbers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/022—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch
- F02N15/023—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch of the overrunning type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/132—Separate power mesher
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/137—Reduction gearing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はスタータ装置に関し、更に詳細には車輌の機関
始動用として用いられるスタータ装置に関する。
始動用として用いられるスタータ装置に関する。
（従来の技術） 従来、車輌の機関始動用として用いられるスタータ装置
は第２図に示されるように構成されていた。第２図に示
される従来のスタータ装置は前部機枠（フロントブラケ
ット）１に出入り用の通路２を備え、その通路２より内
側で前部機枠１に嵌着された軸受３に支持されたピニオ
ン移動体４の前端部外周に創設されたピニオン4aが通路
２から外方へ突出し機関のリングギヤ（図示せず）と噛
合い、且つ出力回転軸７の先端に設けられたストッパ13
により移動距離を規制させるような構造になっていた。
このように前部機枠１に嵌着した軸受によって出力回転
軸に摺動可能に嵌挿されたピニオン移動体の外周部摺動
面を支持し、該ピニオン移動体の前端部に形成されたピ
ニオンを前部機枠に形成した出入り用通路２から外方へ
飛び出させるようなタイプのスタータ装置は一般にオー
バハングタイプと呼ばれている。
は第２図に示されるように構成されていた。第２図に示
される従来のスタータ装置は前部機枠（フロントブラケ
ット）１に出入り用の通路２を備え、その通路２より内
側で前部機枠１に嵌着された軸受３に支持されたピニオ
ン移動体４の前端部外周に創設されたピニオン4aが通路
２から外方へ突出し機関のリングギヤ（図示せず）と噛
合い、且つ出力回転軸７の先端に設けられたストッパ13
により移動距離を規制させるような構造になっていた。
このように前部機枠１に嵌着した軸受によって出力回転
軸に摺動可能に嵌挿されたピニオン移動体の外周部摺動
面を支持し、該ピニオン移動体の前端部に形成されたピ
ニオンを前部機枠に形成した出入り用通路２から外方へ
飛び出させるようなタイプのスタータ装置は一般にオー
バハングタイプと呼ばれている。
なお、第２図において、符号５は直流電動機の電機子回
転軸、６は電機子回転軸５の回転を減速すべく該回転軸
５に形成された太陽歯車5aに噛合う複数の遊星歯車6aを
備える遊星歯車減速装置、７は電機子回転軸５と同一軸
線上に配置され一端部を遊星歯車減速装置６のキャリヤ
6bとし且つ他端を前部機枠１の通路２へ伸長させた出力
回転軸、８はこの出力回転軸７に形成されたヘリカルス
プライン7aに噛合うクラッチアウタ8aを備え出力回転軸
７上を摺動可能なオーバランニングクラッチ装置、９は
機枠に設けられた電磁石スイッチ装置、10はこの電磁石
スイッチ装置９のプランジャロッドに一端が係合され他
端がオーバランニングクラッチ装置８のクラッチアウタ
8aに取付けられた筒状部材11に係合したシフトレバー、
12は一端即ち後端部をオーバランニングクラッチ装置８
のクラッチインナ8bとしたピニオン移動筒４を出力回転
軸７に対して摺動可能に支持する軸受、13は出力回転軸
７の前端に設けられたストッパをそれぞれ示している。
転軸、６は電機子回転軸５の回転を減速すべく該回転軸
５に形成された太陽歯車5aに噛合う複数の遊星歯車6aを
備える遊星歯車減速装置、７は電機子回転軸５と同一軸
線上に配置され一端部を遊星歯車減速装置６のキャリヤ
6bとし且つ他端を前部機枠１の通路２へ伸長させた出力
回転軸、８はこの出力回転軸７に形成されたヘリカルス
プライン7aに噛合うクラッチアウタ8aを備え出力回転軸
７上を摺動可能なオーバランニングクラッチ装置、９は
機枠に設けられた電磁石スイッチ装置、10はこの電磁石
スイッチ装置９のプランジャロッドに一端が係合され他
端がオーバランニングクラッチ装置８のクラッチアウタ
8aに取付けられた筒状部材11に係合したシフトレバー、
12は一端即ち後端部をオーバランニングクラッチ装置８
のクラッチインナ8bとしたピニオン移動筒４を出力回転
軸７に対して摺動可能に支持する軸受、13は出力回転軸
７の前端に設けられたストッパをそれぞれ示している。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、従来のスタータ装置では、ピニオン移動
筒４の前端部外周に創成され機関のリングギヤに噛合う
ピニオン4aは、スタータ装置の組立て時の問題からその
外径を軸受３で支持されるピニオン移動筒４の摺動支持
面4bの外径より大きくすることができず、そのためピニ
オン歯数を変えようとした場合、ピニオン移動筒４全体
を取り換えなければならず、しかもこの場合でもスター
タ装置の組立ての問題から常に摺動支持面4bの外径をピ
ニオン4aのそれよりも大きくしておかなければならない
ので、ピニオン4aを大きくするに連れてピニオン移動筒
４の外径も大きくなり、全体として大型化し且つ重量増
となるという問題点があった。
筒４の前端部外周に創成され機関のリングギヤに噛合う
ピニオン4aは、スタータ装置の組立て時の問題からその
外径を軸受３で支持されるピニオン移動筒４の摺動支持
面4bの外径より大きくすることができず、そのためピニ
オン歯数を変えようとした場合、ピニオン移動筒４全体
を取り換えなければならず、しかもこの場合でもスター
タ装置の組立ての問題から常に摺動支持面4bの外径をピ
ニオン4aのそれよりも大きくしておかなければならない
ので、ピニオン4aを大きくするに連れてピニオン移動筒
４の外径も大きくなり、全体として大型化し且つ重量増
となるという問題点があった。
本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、ピニオン移動筒における摺動支持面の
外径寸法を変えることなくピニオンの歯数を自由に選定
することのできるスタータ装置を提供することにある。
なされたもので、ピニオン移動筒における摺動支持面の
外径寸法を変えることなくピニオンの歯数を自由に選定
することのできるスタータ装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段） 本考案は、電動機の回転力が遊星歯車減速装置を介して
出力回転軸に伝達されると共にピニオン移動体が該出力
回転軸に軸方向に移動可能に嵌挿されたスタータ装置に
おいて、前記ピニオン移動体が前記出力回転軸に嵌挿さ
れた移動筒と該移動筒の前端外周部に嵌合装着されたピ
ニオンとから構成され、前記出力回転軸が一端に前記遊
星歯車減速装置の遊星歯車を支持するキャリヤを一体に
形成し且つ他端外周部に前記ピニオン移動体の移動停止
用ストッパ装置を固着して備え、該ストッパ装置が前記
ピニオン移動体の移動停止時に前記移動筒に形成された
拡径内周部に収納されることを特徴とする。
出力回転軸に伝達されると共にピニオン移動体が該出力
回転軸に軸方向に移動可能に嵌挿されたスタータ装置に
おいて、前記ピニオン移動体が前記出力回転軸に嵌挿さ
れた移動筒と該移動筒の前端外周部に嵌合装着されたピ
ニオンとから構成され、前記出力回転軸が一端に前記遊
星歯車減速装置の遊星歯車を支持するキャリヤを一体に
形成し且つ他端外周部に前記ピニオン移動体の移動停止
用ストッパ装置を固着して備え、該ストッパ装置が前記
ピニオン移動体の移動停止時に前記移動筒に形成された
拡径内周部に収納されることを特徴とする。
（作用） 本考案のスタータ装置では、ピニオン移動体が移動筒
と、これとは別体に形成されたピニオンとから構成され
ているため、スタータ装置の組立て時にはピニオンが取
付けられていない移動筒をオーバランニングクラッチと
共に出力回転軸に嵌装し、これを前部機枠の内部から移
動筒が軸受に嵌挿するように組付ける。その後、移動筒
の前端外周部に別体のピニオンを装着する。これによ
り、ピニオンの外径が移動筒の摺動支持面の外径より大
きくなっても組立てに支障を生ずることがない。
と、これとは別体に形成されたピニオンとから構成され
ているため、スタータ装置の組立て時にはピニオンが取
付けられていない移動筒をオーバランニングクラッチと
共に出力回転軸に嵌装し、これを前部機枠の内部から移
動筒が軸受に嵌挿するように組付ける。その後、移動筒
の前端外周部に別体のピニオンを装着する。これによ
り、ピニオンの外径が移動筒の摺動支持面の外径より大
きくなっても組立てに支障を生ずることがない。
（実施例） 以下、本考案のスタータ装置を添付図面に示された一実
施例について更に詳細に説明する。
施例について更に詳細に説明する。
第１図には本考案の一実施例に係るスタータ装置20が示
されている。この実施例を示す第１図において、第２図
に示された従来のスタータ装置と同一又は相当する部分
は同一の参照符号を付してその説明を省略する。
されている。この実施例を示す第１図において、第２図
に示された従来のスタータ装置と同一又は相当する部分
は同一の参照符号を付してその説明を省略する。
本実施例のスタータ装置20は、出力回転軸７に軸方向に
摺動可能に嵌挿されたピニオン移動体21を備え、このピ
ニオン移動体21は、一端即ち後端部をオーバランニング
クラッチ装置８のクラッチインナ8bとした移動筒22と、
この移動筒22とは別体に形成され、該移動筒22の他端即
ち前端部外周面に設けられたストレートスプライン22a
によって嵌合装置されたピニオン23とから構成されてい
る。このピニオン23はその後方側において移動筒22の外
周面に形成された段部とピニオン23の内周面に形成され
た段部との間に配置されたコイルスプリング24によって
前方への偏位力を受けながらも後方へ僅かな移動を許す
ようにされている。なお、符号25は移動筒22の前端外周
部に取付けられ、ピニオン23の移動筒22からの脱落を防
止するストッパである。
摺動可能に嵌挿されたピニオン移動体21を備え、このピ
ニオン移動体21は、一端即ち後端部をオーバランニング
クラッチ装置８のクラッチインナ8bとした移動筒22と、
この移動筒22とは別体に形成され、該移動筒22の他端即
ち前端部外周面に設けられたストレートスプライン22a
によって嵌合装置されたピニオン23とから構成されてい
る。このピニオン23はその後方側において移動筒22の外
周面に形成された段部とピニオン23の内周面に形成され
た段部との間に配置されたコイルスプリング24によって
前方への偏位力を受けながらも後方へ僅かな移動を許す
ようにされている。なお、符号25は移動筒22の前端外周
部に取付けられ、ピニオン23の移動筒22からの脱落を防
止するストッパである。
更に、移動筒22にはその前端面から軸方向一定長さに亘
って拡径内周部22bが形成され、その拡径内周部22bの内
部に位置して出力回転軸７の前端部には移動筒22を前方
所定位置で停止させるためのストッパ26が取付けられて
いる。これにより、シフトレバー10によってピニオン移
動体21が前方へ摺動された際、その所定位置（ピニオン
23が機関のリングギヤに噛み合う位置）で移動筒22にお
ける拡径内周部22bの形成によって現出する段部22cに当
接し、ピニオン移動体21が停止する。このように、スト
ッパ26をスタータ装置20の非動作状態の時におけるピニ
オン移動体21の移動筒22内部に位置させたことにより、
第２図に示される従来のスタータ装置に比べ出力回転軸
７の前端側でその長さを短くできるため全長を短縮する
ことができる。
って拡径内周部22bが形成され、その拡径内周部22bの内
部に位置して出力回転軸７の前端部には移動筒22を前方
所定位置で停止させるためのストッパ26が取付けられて
いる。これにより、シフトレバー10によってピニオン移
動体21が前方へ摺動された際、その所定位置（ピニオン
23が機関のリングギヤに噛み合う位置）で移動筒22にお
ける拡径内周部22bの形成によって現出する段部22cに当
接し、ピニオン移動体21が停止する。このように、スト
ッパ26をスタータ装置20の非動作状態の時におけるピニ
オン移動体21の移動筒22内部に位置させたことにより、
第２図に示される従来のスタータ装置に比べ出力回転軸
７の前端側でその長さを短くできるため全長を短縮する
ことができる。
このように構成されるスタータ装置20の組立てにおいて
は、オーバランニングクラッチ装置８に組付けられ且つ
出力回転軸７に嵌挿された移動筒22は前部機枠１の内側
から軸受３内に挿入され、その後ピニオン23だけが前方
側から移動筒22の端部外周に嵌合装着される。このよう
に、ピニオン23は移動筒22の機枠１への組付け後に機枠
１の外部から取付けるため、ピニオン23をいくら大きく
しても移動筒22の機枠１への組立てにはまったく支障を
生ずることがない。なお、符号22dは移動筒22の外周部
で、軸受３に対する摺動支持面である。
は、オーバランニングクラッチ装置８に組付けられ且つ
出力回転軸７に嵌挿された移動筒22は前部機枠１の内側
から軸受３内に挿入され、その後ピニオン23だけが前方
側から移動筒22の端部外周に嵌合装着される。このよう
に、ピニオン23は移動筒22の機枠１への組付け後に機枠
１の外部から取付けるため、ピニオン23をいくら大きく
しても移動筒22の機枠１への組立てにはまったく支障を
生ずることがない。なお、符号22dは移動筒22の外周部
で、軸受３に対する摺動支持面である。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案のスタータ装置によれば、
移動筒とピニオンとを別体に構成したことにより移動筒
の摺動支持面における外径寸法に無関係にピニオンの大
きさを自由に変えることができる。このことは、従来、
ピニオンの大きなスタータ装置の場合、ピニオンの大き
さに関連して摺動支持面における外径寸法が大きくなっ
ていたことによる大形化および重量増が解消するのみな
らず、摺動支持面における外径寸法が大きくならない分
前部機枠１の厚みを増してやれば前部機枠１の強度が著
しく高くなることからエンジンの取付け面に当接するス
タータ装置の壁面からピニオンまでの距離Ｌを長くする
ことができるため、所謂オーバーハングのスタータ装置
を容易に形成することができる。更に、本考案のスター
タ装置では出力回転軸の一端が遊星歯車減速装置のキャ
リヤとされ、且つ他端にはピニオン移動体移動停止用の
ストッパ装置を装着するのみであるため出力回転軸の偏
心ブレが生じにくく、その結果ストッパ装置の耐久性が
良好で異音も発生しにくいなど優れた効果を奏する。
移動筒とピニオンとを別体に構成したことにより移動筒
の摺動支持面における外径寸法に無関係にピニオンの大
きさを自由に変えることができる。このことは、従来、
ピニオンの大きなスタータ装置の場合、ピニオンの大き
さに関連して摺動支持面における外径寸法が大きくなっ
ていたことによる大形化および重量増が解消するのみな
らず、摺動支持面における外径寸法が大きくならない分
前部機枠１の厚みを増してやれば前部機枠１の強度が著
しく高くなることからエンジンの取付け面に当接するス
タータ装置の壁面からピニオンまでの距離Ｌを長くする
ことができるため、所謂オーバーハングのスタータ装置
を容易に形成することができる。更に、本考案のスター
タ装置では出力回転軸の一端が遊星歯車減速装置のキャ
リヤとされ、且つ他端にはピニオン移動体移動停止用の
ストッパ装置を装着するのみであるため出力回転軸の偏
心ブレが生じにくく、その結果ストッパ装置の耐久性が
良好で異音も発生しにくいなど優れた効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例に係るスタータ装置の主要部
を示す断面図、第２図は従来のスタータ装置の主要部を
示す断面図である。 １……前部機枠、３……軸受、７……出力回転軸、20…
…スタータ装置、21……ピニオン移動体、22……移動
筒、23……ピニオン。 なお、図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示
す。
を示す断面図、第２図は従来のスタータ装置の主要部を
示す断面図である。 １……前部機枠、３……軸受、７……出力回転軸、20…
…スタータ装置、21……ピニオン移動体、22……移動
筒、23……ピニオン。 なお、図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示
す。
Claims (1)
- 【請求項１】電動機の回転力が遊星歯車装置を介して伝
達される出力回転軸、この出力回転軸の軸方向に対して
移動可能に上記出力回転軸に嵌挿され外周部にピニオン
を有するピニオン移動筒、このピニオン移動筒の内周部
に設けられた係止部、上記出力回転軸の一端に設けられ
上記係止部と係止して上記ピニオン移動筒を停止させる
ストッパ部を備え、 上記ストッパ部が上記ピニオン移動筒の内周部に当接す
ることを特徴とするスタータ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988006461U JPH0649908Y2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | スタータ装置 |
| US07/299,380 US4899604A (en) | 1988-01-21 | 1989-01-23 | Engine starter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988006461U JPH0649908Y2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | スタータ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111178U JPH01111178U (ja) | 1989-07-26 |
| JPH0649908Y2 true JPH0649908Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=11639080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988006461U Expired - Lifetime JPH0649908Y2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | スタータ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4899604A (ja) |
| JP (1) | JPH0649908Y2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2572443B2 (ja) * | 1989-05-24 | 1997-01-16 | 株式会社日立製作所 | 雰囲気溜室を備える装置及びスタータ |
| US5167162A (en) * | 1990-05-22 | 1992-12-01 | Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Starter system for an internal combustion engine |
| KR920008333A (ko) * | 1990-10-15 | 1992-05-27 | 시끼 모리야 | 스타터 장치 |
| JP2774730B2 (ja) * | 1992-03-19 | 1998-07-09 | 三菱電機株式会社 | 始動電動機 |
| JPH06284607A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石式回転電機 |
| US6466116B1 (en) * | 2000-10-02 | 2002-10-15 | Johnson Electric S.A. | Starter motor |
| JP2003322074A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-14 | Denso Corp | スタータ |
| DE102008042525A1 (de) * | 2008-10-01 | 2010-04-08 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung |
| DE102009055373A1 (de) * | 2009-12-29 | 2011-06-30 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Starter für eine Brennkraftmaschine |
| FR2957638B1 (fr) * | 2010-03-19 | 2012-03-09 | Valeo Equip Electr Moteur | Demarreur de moteur thermique a pignon sortant |
| EP2664785B1 (en) * | 2012-05-17 | 2020-04-08 | SEG Automotive Germany GmbH | Vehicle starter and transmission mechanism for the same |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2862391A (en) * | 1956-01-11 | 1958-12-02 | Gen Motors Corp | Engine starting apparatus |
| JPS5547224A (en) * | 1978-09-28 | 1980-04-03 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | Production of gypsum |
| US4412457A (en) * | 1981-04-29 | 1983-11-01 | General Motors Corporation | In-line engine cranking motor drive having reduction gear set |
| US4573364A (en) * | 1984-08-15 | 1986-03-04 | General Motors Corporation | Gear reduction starter drive |
| JPH0633743B2 (ja) * | 1986-11-04 | 1994-05-02 | 三菱電機株式会社 | 同軸形スタ−タ装置 |
-
1988
- 1988-01-21 JP JP1988006461U patent/JPH0649908Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-01-23 US US07/299,380 patent/US4899604A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111178U (ja) | 1989-07-26 |
| US4899604A (en) | 1990-02-13 |
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|---|---|---|
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