JPH0649292U - 双胴空中翼船 - Google Patents
双胴空中翼船Info
- Publication number
- JPH0649292U JPH0649292U JP8333492U JP8333492U JPH0649292U JP H0649292 U JPH0649292 U JP H0649292U JP 8333492 U JP8333492 U JP 8333492U JP 8333492 U JP8333492 U JP 8333492U JP H0649292 U JPH0649292 U JP H0649292U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wing
- catamaran
- hull
- ship
- flap
- Prior art date
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- Pending
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- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空中翼と双胴船体を用いて走行中の船の波頭
をたたく振動を解消すると共にローリングと転覆率の少
ない高速船を提供する。 【構成】 双胴船体（１）（１）の最上部の間に，前翼
（２）と後翼（３）を下面を水平にして（１）（１）と
（２）（３）を堅固に接続し，前翼（２）の後端に前翼
フラップ（４）を設け後翼（３）の左右後端に後翼フラ
ップ（５）（５）を設けたことを特徴とする。
をたたく振動を解消すると共にローリングと転覆率の少
ない高速船を提供する。 【構成】 双胴船体（１）（１）の最上部の間に，前翼
（２）と後翼（３）を下面を水平にして（１）（１）と
（２）（３）を堅固に接続し，前翼（２）の後端に前翼
フラップ（４）を設け後翼（３）の左右後端に後翼フラ
ップ（５）（５）を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
この考案は双胴の船体に空中翼を設けた双胴空中翼船に関するものである。
【０００２】
従来の船は馬力の大きなエンジンを搭載して高速で走行するものがふえている が，なお新幹線の列車の速度には及ぱない。
【０００３】
馬力の大きなエンジンを搭載してかなりの高速で走行する船は，中型から小型 になるほど，船首底部付近が波頭をたたく振動が大きいため上船者に不快感を与 える欠点があった。この振動を防ぐため船首と船底をより鋭角にするとローリン グしやすくなり転覆率が大きくなる欠点があった。 本考案はこれらの欠点を除いてより高速な船を得ようとするものである。
【０００４】
船体を双胴（１）（１）とし，（１）（１）の上部の間に前翼（２）と後翼（ ３）を水平に向けて翼と船体を堅固に接続する。 前翼（２）の後端に，前縁が軸となって後縁側が水平より下方に回動する前翼 フラップ（４）を設ける。 後翼（３）の左右後端に，前縁が軸となって後縁側が上方と下方に回動する後 翼フラップ（５）（５）を設ける。 本考案はこのような構成よりなる双胴空中翼船であり，双胴の船体のそれぞれ に高速回転のプロペラを備えた船体相応の大馬力のエンジンを塔載することによ り，従来の高速船をしのぐ高速走行と走行中の振動解消を可能にする。
【０００５】
前翼（２）のフラップ（４）を下げてスピードをしだいに増すと，フラップに 対する前方からの空気抵抗が増して船首部から船体が浮揚する。船首底が海水面 と同等前後まで浮揚した状態で前翼フラップ（４）の上面と水平面の間の角度が 最小になった状態の走行がその船の最高速度となる。 後翼フラップ（５）（５）は船尾部か浮上し過ぎてプロペラが海面に出ないよ うに，後端を上げて上方から船尾を押し下げ，船尾底が沈み過ぎる時には後端を 下げて浮揚させる。
【０００６】
以下本案の実施例について説明する。 イ 双胴船体（１）（１）の最上部の間に前翼（２）と後翼（３）の下面を水平 にして並べ，翼の両端部で船体と堅固に接続する。船が大きい場合には，翼の 前後端部を除いた翼の内部を客室にすることも可能である。 ロ 前翼（２）に，前縁が軸となって後縁側が水平より下方に回動するフラップ （４）を設ける。 ハ 後翼（３）の左右後端に，前縁が軸となって後縁側が上方と下方に回動する フラップ（５）（５）を設ける。 以上のような構造で，双胴の船体にはそれぞれ高速回転するプロペラを備えた エンジンを搭載した双胴空中翼船である。
【０００７】
双胴船であるので左右は船体にかこまれ，上下は翼と海面にかこまれた空間が できており，船と同スピードで空気は後方へ通過する。前翼フラップ（４）を下 げてスピードを増すとフラップに空気抵抗が働き，船体は船首部から浮揚する。 プロペラが海面に出ないようにすると共に船体の前後の傾きが適度になるように ，後翼フラップ（５）（５）の上げ下げと前翼フラップ（４）の角度の加減とを しながら走行する。すなわち船体が海面上に飛びだす寸前の少し前ぐらいの状態 で走行するので船体が軽くなったのと同様になり，プロペラの水中での推進効果 は抜群となる。 また，双胴船だから胴間隔を高さに対して広くできるから，船首と船尾部及び 船底を思い切って鋭角にできるので，波頭で船底をたたく振動を解消できると共 に横幅の広い単胴船と同様にローリングが少ないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の斜視図である。
【図２】本考案の正面図である。
１ 双胴船体 ２ 前翼 ５ 後翼 ４ 前翼フラップ ５ 後翼フラップ
Claims (1)
- 【請求項１】 双胴船体（１）（１）の上部の間に前翼
（２）と後翼（３）を水平方向にして（１）（１）と
（２）（２）を堅固に接続し，前翼（２）の後端に，前
縁が軸となって後縁側が水平より下方に回動する前翼フ
ラップ（４）を設け，後翼（３）の左右後端に，前縁が
軸となって後縁側が上方と下方に回動する後翼フラップ
（５）（５）を設けた双胴空中翼船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8333492U JPH0649292U (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 双胴空中翼船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8333492U JPH0649292U (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 双胴空中翼船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649292U true JPH0649292U (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=13799538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8333492U Pending JPH0649292U (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 双胴空中翼船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649292U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0839507A1 (en) | 1996-10-30 | 1998-05-06 | The Procter & Gamble Company | Opening tab for disposable pull-on diapers |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP8333492U patent/JPH0649292U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0839507A1 (en) | 1996-10-30 | 1998-05-06 | The Procter & Gamble Company | Opening tab for disposable pull-on diapers |
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