JPH0649114A - ビスマレインイミド化合物で部分架橋したオレフィン重合体 - Google Patents

ビスマレインイミド化合物で部分架橋したオレフィン重合体

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JPH0649114A
JPH0649114A JP5146525A JP14652593A JPH0649114A JP H0649114 A JPH0649114 A JP H0649114A JP 5146525 A JP5146525 A JP 5146525A JP 14652593 A JP14652593 A JP 14652593A JP H0649114 A JPH0649114 A JP H0649114A
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JP
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polymer
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alkyl
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cycloalkyl
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JP5146525A
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Bernd L Marczinke
ベルント、ロータル、マルクツィンケ
Harald Schwager
ハーラルト、シュヴァガー
Juergen Kerth
ユルゲン、ケルト
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BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/34Introducing sulfur atoms or sulfur-containing groups

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリオレフィン、例えばプロピレンホモポリ
マーとプロピレンエチレンコポリマーからなるポリオレ
フィンをビスマレインイミド化合物で部分架橋すること
により、物性および成形加工性の優れたポリオレフィン
を得ること。 【構成】 ポリオレフィンとビスマレインイミド化合物
とを、ペルオキシド等のラジカル生成重合開始剤の存在
なしに押出成形機中で加熱、加圧して部分架橋ポリオレ
フィンを得る。ビスマレインイミド化合物としては、例
えば1,3−ビスマレインイミドベンゾール等が使われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 a)0.90−0.98g/cm3 の密度を有するエチ
レンポリマーまたは b)プロピレンホモポリマーの25−95重量%および
2 −C10−アルケン−1を組み入れたプロピレンコポ
リマーの5−75重量%からなるポリマ−で、ここにお
いてアルケン−1のコモノマーが1−45重量%となる
プロピレンホモポリマーとコポリマーからの混合ポリマ
ーをラジカル的に分解する重合開始剤の存在なしに、オ
レフィン重合体(ポリマー)あたりで0.001−5重
量%の一般式(I)
【0002】
【化2】 のビスマレインイミド化合物と反応させることによって
得られる部分架橋オレフィンポリマーに関するものであ
り、この(I)式のビスマレインイミド化合物において
Rは次の意味を有しており:アルキル基が1個以上の酸
素原子で中断されることができるC1 −C20−アルキ
ル,C5 −C7 −シクロアルキル,C6 −C15−アリー
ル、ここでシクロアルキル−またはアリール基はそれぞ
れに1個以上のC1 −C10−アルキル−および/または
1 −C6 −アルコキシ−および/またはC1 −C4
ジアルキルアミノ基で置換されていることができ、なら
びにRが次式(II)の基を意味し、 R1 −Z−R2 (II) ここでR1 およびR2 はそれぞれ相互に無関係にC1
10−アルキル−,C5−C7 −シクロアルキル−,ま
たはC6 −C10−アリール基であり、これらがそれぞれ
に1個以上のC1 −C10−アルキル−および/またはC
1 −C6 −アルコキシ−および/またはC1 −C4 −ジ
アルキルアミノ基で置換されていることができ、ZがC
1 −C10−アルキル基,C1 −C4 −ジアルキルアミノ
基,酸素原子またはスルホン基を意味している。
【0003】さらに本発明は、この部分架橋オレフィン
ポリマーならびにこのオレフィンポリマーからのフィル
ムおよび成形品の製造法に関するものである。
【0004】
【従来の技術】エチレンおよびプロピレンをベースにし
たゴムが、分解してラジカルを生成する重合開始剤が共
用されるか[例えば、ワイ.ダブリュー.チョウ(Y.
W.Chow),ジー.ティー.ナイト(G.T.Kn
ight):グミ,アスベスト,クンストシュトッフ
(Gummi,Asbest,Kunstst.)31
巻、716頁以降(1978);ピー.オー.タウニィ
ー(P.O.Towney)および共同研究者:ジャー
ナル オブ アプリケーション オブ ポリマーサイエ
ンス(J.Appln.Polym.Sci.)8巻、
2281頁以降(1964)]、またはエネルギーの強
い放射線で反応が開始される[例えば、エス.エム.ミ
ラー(S.M.Miller)および共同研究者:ジャ
ーナル オブ ポリマー サイエンス(J.Poly
m.Sci.)58巻、737頁(1962)]場合
に、ビスマレインイミド化合物によって架橋されること
ができることは、よく知られている。この場合に、例え
ば生成物の機械的性質を著しく劣化させるペルオキシド
が重合開始剤用に使われることがある。
【0005】さらにプロピレンコポリマーをマレイン酸
誘導体でグラフトし、続いてこのグラフト化合物を多官
能アミンと反応させる方法が知られている(ドイツ特許
出願公開第4022570号公報)。このようにして得
られた生成物は、酸性または塩基性となっており、これ
は多くの技術的応用範囲にとっては望ましくない。
【0006】さらに特開平2−269128号公報に
は、ポリプロピレンフィルムの熱成形法が記載されてお
り、ここではプロピレンからのポリマーが、必要の場合
には副次的に少量のエチレンを含み、無機充填剤、滑剤
と一緒にしてビスマレインイミドと反応されている。無
機充填剤としては、特にタルクまたは二酸化ケイ素が利
用されている。滑剤としては、特に高級脂肪酸、アルコ
ールまたはエステルが加えられる。この場合に使用され
る材料は、プロピレンからのポリマーが予めビスマレイ
ンイミドと反応させられることなしに、押出成形機中で
一緒に導入される。この場合に得られるフィルムは良好
に成形されるが、しかし機械的負荷に関しては改善の余
地がある。
【0007】
【発明が解決すべき課題】従って本発明の指命は、上述
の欠点を除いて改良された応用技術的特性を有するオレ
フィンポリマーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】これに従って、初めに定
義されたようにラジカル生成の重合開始剤の存在なしに
ビスマレインイミド化合物によって得られる部分架橋オ
レフィンポリマーが見出された。
【0009】本発明方法に従って、オレフィンポリマー
としてはエチレンポリマー(a)、またはプロピレンホ
モポリマーとプロピレンコポリマーからの混合プロピレ
ンポリマーが利用される。
【0010】エチレンポリマー(a)としては、この場
合に0.90−0.98g/cm3の密度、特に0.9
1−0.97g/cm3 の密度を有するポリエチレンが
使用される。この場合に、エチレンホモポリマーが使用
されるのが好適である。しかし、また10重量%まで組
み入れられるC3 −C8 −アルケン−1、例えばプロピ
レン,ブテン−1,ペンテン−1またはヘキセン−1と
エチレンとのコポリマーが使用されることができる。こ
のエチレンポリマー(a)のメルトフローインデックス
は、DIN53735により測定されて190℃,2.
16kg荷重で好適には0.1−100g/10mi
n.,特に好適には1−50g/10min.となる。
この場合に、メルトフローインデックスとは、DIN5
3735に従って規定された試験装置において190℃
および2.16kg荷重下に10分間に流出するポリマ
ーの量に対応している。
【0011】このようなポリエチレンの製造は、一般的
には金属含有触媒、例えばチタンおよびアルミニウム含
有ツィーグラー触媒、またはクロム含有化合物をベース
にしたフィリップス−触媒を使って低圧重合で実施され
る。この場合に、重合反応は技術的に慣用の反応器によ
り、気相、溶液または懸濁のいずれかで実施されること
ができる。本発明方法による重合製造法においては、ポ
リエチレンが粗粒でも顆粒でも同様に利用することがで
きる。
【0012】ポリマー(b)としては、この場合にプロ
ピレンホモポリマーの25−95重量%およびC2 −C
10−アルケン−1、例えばエチレン,ブテン−1,ペン
テン−1,ヘキセン−1,ヘプテン−1またはオクテン
−1を組み入れた統計的なプロピレンコポリマーの5−
75重量%からなるようなポリマーが使用される。C2
−C10−アルケン−1としては、特に好適にはエチレン
またはブテン−1が使用される。特に好適には、この場
合のポリマー(b)として40−90重量%のプロピレ
ンホモポリマーのほかにC2 −C10−アルケン−1との
ランダムプロピレンコポリマーの10−60重量%を含
むポリマーが使用される。ポリマー(b)の場合におけ
るコモノマーの比率は、全ポリマー当りで1−45重量
%、好適には1−40重量%となる。
【0013】このポリマー(b)の製造は、本質的に特
徴的な微粒子担体ならびに電子供与体化合物を含むチタ
ン含有固体成分および助触媒からなる、ツィーグラー−
ナッタ−触媒による重合によって実施される。助触媒と
しては、アルミニウム化合物および特徴的なさらなる電
子供与体化合物が使用される。この場合に、重合は気
相、溶液または懸濁のいずれによっても実施されること
ができる。
【0014】チタン含有固体成分としては、一般的に3
価または4価チタンのハロゲニドまたはアルコラートが
考えられるが、好適にはチタン塩化物、特に好適には四
塩化チタンが使用される。微粒子担体としては酸化ケイ
素および酸化アルミニウム、ならびに実験式SiO2
aAl23 のケイ酸アルミニウムが適しており、特に
ケイ酸アルミニウムにおいてはaが0.001−2、特
に0.01−0.5が好適である。
【0015】好適に使用される担体は粒子直径(最長直
径)が0.1−1000μm、特に10−300μmと
なっており、細孔容量が0.1−10cm3 /g、特に
1.0−5.0cm3 /gであり、および比表面積が1
0−1000m2 /g,特に100−500m2 /gと
なっている。
【0016】さらにチタン含有固体成分の製造の場合に
は、マグネシウム化合物,特にマグネシウムハロゲニ
ド,マグネシウムアルキルおよびマグネシウムアリー
ル、同じくマグネシウムアルコキシ化合物およびマグネ
シウムアリールオキシ化合物が加えられることができ、
この場合には好適には二塩化マグネシウム,二臭化マグ
ネシウムおよびマグネシウムジ−(C1 −C10−アルキ
ル)−化合物が使用される。このほかに、チタン含有固
体成分は、さらにハロゲン、好適には塩素または臭素を
含むことができる。
【0017】一般的には、チタン含有固体成分中にはさ
らに電子供与化合物、例えば単官能または多官能カルボ
ン酸,カルボン酸無水物およびカルボン酸エステル、さ
らにはケトン,エーテル,アルコール,ラクトン、同じ
く有機リン化合物および有機ケイ素化合物が含まれてい
る。チタン含有固体成分中に含まれる電子供与体化合物
として好適に使用されるのが一般式(III)のフタル
酸誘導体であり、
【0018】
【化3】 ここにおいて、XおよびYはそれぞれに塩素原子または
1 −C10−アルコキシ基であるかまたは一緒に酸素原
子と結合する。特に好適なのがフタル酸エステルであ
り、この場合にはXおよびYがC1 −C8 −アルコキシ
基となり、例えばメトキシ−,エトキシ−,プロピルオ
キシ−またはブチルオキシ基を意味している。
【0019】チタン含有固体成分中のさらなる好適な電
子供与体化合物は、3環または4環、必要ならば置換基
を有するシクロアルキル−1,2−ジカルボン酸のジエ
ステル、同じく必要ならば置換されているベンゾフェノ
ン−2−カルボン酸のモノエステルである。このエステ
ルの場合におけるヒドロキシ化合物としては、エステル
化反応の場合に慣用されるアルコール類が使用され、特
にC1 −C15−アルカノール,C1 −C10−アルキル基
を置換基として有することのできるC5 −C7−シクロ
アルカノール、さらにはC6 −C10−フェノールが使わ
れる。
【0020】チタン含有固体成分は、一般的には技術的
に通常用いられる方法に従って製造されることができ
る。好適には3段階法が使用され、この場合に先ず初め
には水分含量が0.5−5.0重量%の微粒子状担体
を、液状アルカン中のマグネシウム含有化合物溶液と反
応させる。次にハロゲンまたはハロゲン化水素を加え、
固体を液相から分離する。この固体を液状アルカン中に
導入し、チタン化合物ならびに電子供与体化合物を加
え、撹拌して得られた固体物質を濾取する。次に液状ア
ルカン、好適にはヘキサンまたはヘプタンで洗浄する。
第3段階で、過剰の四塩化チタンまたは不活性溶媒、好
適にはアルキルベンゾール中の過剰に存在する四塩化チ
タン溶液で抽出する。この後で、生成物は液状アルカン
中で洗浄される。
【0021】この方法で得られたチタン含有固体成分
は、助触媒と一緒になってツィーグラー−ナッタ−触媒
として利用される。助触媒としては、この場合にアルミ
ニウム化合物およびさらに電子供与体化合物が使用され
る。
【0022】助触媒として適しているアルミニウム化合
物は、トリアルキルアルミニウムのほかにもまた、アル
キル基がアルコキシ基またはハロゲン原子、例えば塩素
または臭素で置換されているような化合物であることが
できる。好適にはトリアルキルアルミニウム化合物が利
用され、そのアルキル基とはそれぞれに1−8個の炭素
原子を有しており、例えばトリメチル−,トリエチル−
またはメチルジエチルアルミニウムである。
【0023】好適にはアルミニウム化合物のほかに、な
お別の助触媒として電子供与体化合物が使用され、例え
ば単官能または多官能カルボン酸,カルボン酸無水物お
よびカルボン酸エステル、さらにケトン,エーテル,ア
ルコール,ラクトンならびに有機リン化合物および有機
ケイ素化合物等が用いられる。好適な電子供与体化合物
は、この場合に一般式(IV)の有機ケイ素化合物であ
り R3 nSi(OR44-n (IV) ここにおいてR3 は同じであるかまたは相違していてC
1 −C20−アルキル基,C1 −C10−アルキル基を有す
ることのできる5−7員環シクロアルキル基、またはC
6 −C20−アリール基またはアリールアルキル基を意味
しており、R4 が同じであるかまたは相違していてC1
−C20−アルキル基を意味しており、nが1,2または
3となっている。この場合に特に好適なのは、R3 がC
1 −C8 −アルキル基または5−7員環シクロアルキル
基であり、R4 がC1 −C4 −アルキル基を意味してい
て、nが1または2である化合物である。
【0024】これらの化合物の中では、特にジメトキシ
ジイソプロピルシラン,ジメトキシイソブチルイソプロ
ピルシラン,ジメトキシジイソブチルシラン,ジメトキ
シジシクロペンチルシランおよびジエトキシイソブチル
イソプロピルシランが優れている。
【0025】この触媒系においては、アルミニウム化合
物からのアルミニウムとチタン含有固体成分からのチタ
ンとの間の原子比率が10:1から800:1、特に2
0:1から200:1の範囲であり、アルミニウム化合
物と助触媒として加えられる電子供与体化合物との間の
モル比が1:1から100:1、特に2:1から80:
1の範囲にあるような触媒系が好適である。個々の触媒
成分は、任意の順序で個々にかまたは2成分の混合物と
して重合系に導入されることができる。
【0026】本発明方法による部分架橋オレフィンポリ
マーの製造に必要なポリマー(b)は2段階法で製造さ
れ、ここにおいて第1段重合段階においてプロピレンが
重合され、次にこのポリマーに加えて第2段重合段階で
プロピレンおよび1個以上のC2 −C10−アルケン−1
からの混合物が追加重合される。
【0027】プロピレンの重合は第1段重合においては
20−40バール圧、60−90℃温度および平均滞留
時間1−5時間で実施される。この場合に、好適には2
0−35バール圧、65−85℃温度および平均滞留時
間1.5−4時間の条件が用いられる。一般的には第1
段重合において、アルミニウム成分のミリモル当りで
0.05−2kg、好適には0.1−1.5kgのポリ
プロピレンが生成するような反応条件が選択される。
【0028】このポリプロピレンは反応完結後に触媒と
一緒に第1段重合段階から分離されて第2段重合段階に
導入され、ここでプロピレンと1個以上のC2 −C10
アルケン−1、特にエチレンまたはブテン−1との混合
物が追加重合される。第2段重合段階で支配的な圧は第
1段重合段階の圧よりも7バール、好適には10バール
低く従って5−30バール、好適には10−25バール
となっている。温度は30−100℃、好適には35−
80℃であり、反応混合物の平均滞留時間は1−5時
間、好適には1.5−4時間となっている。
【0029】第2段重合段階においては、プロピレンと
2 −C10−アルケン−1との間の分圧比は一般的に
0.5:1から5:1の範囲、特に好適には1:1から
4:1の範囲にある。好適には、第1段重合段階と第2
段重合段階との間の重量比は、この場合に1:1から2
0:1の範囲、特に2:1から15:1の範囲になるよ
うに反応するモノマーが調節される。
【0030】このほかに、第2段重合段階にある反応混
合物にC1 −C8 −アルカノール、特にC1 −C4 −ア
ルカノールを加える可能性があり、これはツィーグラー
−ナッタ−触媒の活性に影響を与えている。このための
好適なアルカノールは、特にメタノール,エタノール,
n−プロパノール,n−ブタノールであり、特に好適な
のがイソプロパノールである。この場合に、加えられる
1 −C8 −アルカノールの量は、アルミニウム化合物
とC1 −C8 −アルカノールとの間のモル比が0.1:
1から10:1の範囲、特に0.2:1から5:1の範
囲になるように合目的に調節される。さらに反応パラメ
ータの好適な選択によって、第1段重合段階および第2
段重合段階で反応するモノマー間の重量比が1:1から
20:1、特に1.5:1から15:1の範囲になるよ
うにされなければならない。
【0031】本発明方法では、部分架橋オレフィンポリ
マーが、オレフィンポリマーをオレフィンポリマー全重
量当りで0.001−5重量%、好適には0.01−3
重量%の一般式(I)のビスマレインイミド化合物と反
応させることによって得られる。
【0032】この場合に、一般式Iのビスマレインイミ
ド化合物が考えられ
【0033】
【化4】 ここにおいてRは以下の意味を有している:アルキル基
が1個以上の酸素原子によって中断されていることがで
きるC1 −C20−アルキル,C5 −C7 −シクロアルキ
ル,C6 −C15−アリールであり、ここでシクロアルキ
ル基またはアリール基はそれぞれに1個以上のC1 −C
10−アルキル−および/またはC1 −C6 −アルコキシ
−および/またはC1 −C4−ジアルキルアミノ基で置
換されていることができ、同じく次式(II)の基であ
り R1 −Z−R2 (II) ここにおいて、R1 およびR2 はそれぞれに相互に無関
係にC1 −C10−アルキル−,C3 −C7 −シクロアル
キル−またはC6 −C10−アリール基であり、ここでこ
れらがそれぞれに1個以上のC1 −C10−アルキル−お
よび/またはC1−C6 −アルコキシ−および/または
1 −C4 −ジアルキルアミノ基で置換されていること
ができ、およびZがC1 −C10−アルキル基,C1 −C
4 −ジアルキルアミノ基、酸素原子またはスルホン基を
意味している。
【0034】この場合に好適には一般式(I)のビスマ
レインイミド化合物のRは、以下の意味を有している:
すなわちアルキル基が1個以上の酸素で中断されている
ことができるC2 −C10−アルキル,C5 −C7 −シク
ロアルキル,C6 −C15−アリールであり、ここでシク
ロアルキル−またはアリール基がそれぞれに1個以上の
1 −C4 −アルキル基で置換されていることができ、
同じく式(II)の基R1 −Z−R2 であり、ここでR
1 およびR2 はそれぞれに相互に無関係にC1 −C6
アルキル−,C5 −C7 −シクロアルアルキル−または
6 −C10−アリール基であって、Zは酸素原子または
スルホン基を意味している。
【0035】特に好適なビスマレインイミド化合物とし
ては、特に1,6−ビスマレインイミドヘキサン,1,
3−ビスマレインイミドベンゾール,1,3−ビスマレ
インイミド−4−メチルベンゾール,4,4′−ビスマ
レインイミドジフェニルメタン,4,4′−ビスマレイ
ンイミド−3,5,3′,5′−テトラメチルジフェニ
ルメタンおよび3,3′−ビスマレインイミドジフェニ
ルスルホンが該当している。
【0036】ビスマレインイミド化合物は、例えば無水
マレイン酸を対応するジアミンと反応させ、続いて酢酸
および酢酸ナトリウムと反応させることによって製造さ
れることができる。このような製造方法は、専門家にと
ってよく知られている。
【0037】好適には部分架橋オレフィンポリマーにお
いて、ビスマレインイミド化合物が用いられる。しかし
また2個以上の各種ビスマレインイミド化合物からの混
合物を使用することも、可能である。
【0038】本発明による部分架橋オレフィンポリマー
は、一般的にはラジカル的に分解する重合開始剤の存在
なしに、オレフィンポリマー当りで0.001−5重量
%の一般式(I)のビスマレインイミド化合物を溶融オ
レフィンポリマーに添加混合し180−280℃の温
度、1−100バール圧および反応混合物の平均滞留時
間0.2−10分間で反応させる方法によって製造され
る。この場合にビスマレインイミド化合物は、オレフィ
ンポリマー当りで0.01−3重量%、特に0.01−
1重量%のそれぞれの濃度で加えられる。反応は有利に
190−270℃の温度、特に200−260℃の温
度、1−50バールの圧および0.2−5分間、特に
0.5−5分間の滞留時間で実施される。
【0039】一般的には、この反応がプラスチック技術
で慣用されている混合装置、例えば押出成形機またはブ
ラベンダー(Brabender)−混合器で実施され
ることができる。この場合には、特に2軸押出成形機が
好適である。好適な実施方法においては、オレフィンポ
リマーをビスマレインイミド化合物と一緒に、ラジカル
的に分解する重合開始剤の存在なしに2軸押出成形機の
仕込口に投入し、ここで混合物がはじめに溶融されて、
次に180−280℃で0.2−10分間反応させられ
る。またビスマレインイミド化合物が、オレフィンポリ
マーの溶融後に押出機中に与えられることができる。同
様に好適な製造法に従って、ビスマレインイミド化合物
がオレフィンポリマーの製造後に反応装置に直結してい
る混合装置中に入れられて、直接的にポリマーに加えら
れて反応させられる。
【0040】この方法で得られる部分架橋オレフィンポ
リマーは、通常0.001−5重量%のビスマレインイ
ミド化合物を含んでいる。これらは無色無臭である。そ
のメルトフローインデックスおよびキシロール可溶分
は、非改質オレフィンポリマーよりも明らかに小さい。
メルトフローインデックスは0.1−100g/10m
in.、好適には0.1−50g/10min.の範囲
にあり、この測定はそれぞれにDIN53735に従っ
て230℃および2.16kg負荷で行なわれた。この
メルトフローインデックスは、この場合にDIN537
35に従って規定されている試験装置から230℃で
2.16kg荷重によって加圧下に10分間以内に流出
するポリマー量に相当している。部分架橋オレフィンポ
リマーは熱可塑性であり、従って加工性が良好である。
高い機械的安定性を有しており、従って例えば成形品お
よびフィルムの製造に適している。
【0041】
【実施例】実施例ならびに比較実施例は、フィルマ ベ
ルナー アンド フライデラー(Firma Wern
er & Pfleiderer)(″ZSK40″)
の2軸押出機において加工処理された。押出機中でのポ
リマー流出量は20kg/hとなり、この押出機の条件
は1分間当り150回転となっている。この押出機によ
る処理は、約30バール加圧下で実施された。
【0042】実施例A1およびA2 80.1重量%のプロピレンホモポリマー、19.9重
量%のプロピレン−エチレンコポリマー[ダブリュー.
ホルトラップ(W.Holtrup),マクロモレクラ
ール フェミィ(Makmol.Chem.)178
巻、2335頁(1977)による抽出分離により測
定]を有するポリマー(b)(A)が全エチレン含量1
1.9重量(%)であり[フーリエ変換赤外分光計(F
ouriertransformations−Inf
rarotspektroskopie)による測
定]、およびメルトフローインデックスが13.2g/
10min.(DIN53735に従って、230℃お
よび2.16kg負荷で測定)となっているポリマー
(b)(A)の100重量部が、0.1または0.2重
量%の1,3−ビスマレインイミドベンゾールと混合さ
れ2軸押出機ZSK40の反応帯で240℃において反
応させられた。各成分の平均滞留時間は2分間であっ
た。反応終了後に生成物が水浴で冷却されてから、顆粒
状にされて乾燥された。
【0043】実施例B1およびB2 実施例A1およびA2の条件下で、62.5重量%のプ
ロピレンホモポリマー,37.5重量%のプロピレン−
エチレンコポリマー[ダブリュー.ホルトラップ(W.
Holtrup),マクロモレクラール フェミィ(M
akromol.Chem.)178巻、2335頁
(1977)による抽出分離により測定]からなるポリ
マー(b)(B)が全エチレン含量24.9重量%およ
びメルトフローインデックス17.3g/10min.
となっており、この100重量部が、0.1または0.
2重量部の4,4′−ビスマレインイミド−3,5,
3′,5′−テトラメチルジフェニルメタンと反応させ
られた。
【0044】応用技術的試験の結果は、表1に示されて
いる。
【0045】
【表1】 * DIN53735,230℃および2.16kg
負荷** DIN53453*** DIN53453 a)40%破損,b)60%破損,c)100%破損な
【0046】実施例C 79.7重量%のプロピレンホモポリマー,20.3重
量%のプロピレンエチレンコポリマーを有しており、従
って全エチレン含量が12.8重量%となりメルトフロ
ーインデックスが12.0g/10min.[DIN5
3735により230℃および2.16kg負荷]とな
るポリマー(b)の100重量部が、0.2重量部の
1,3−ビスマレインイミドベンゾールと240℃で2
軸押出機″ZSK40″中で反応させられた。反応終了
後に、生成物が水浴中で冷却され、次に顆粒化されて乾
燥された。
【0047】比較実施例C′ 実施例Cで用いられたポリマー(b)が、実施例Cと同
様の条件で0.2重量部の1,3−ビスマレインイミド
ベンゾールと反応させられた。この場合に実施例Cと相
違しているのは、反応がオレフィンポリマー当りで0.
05重量部の2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブ
チルペルオキシ)ヘキサンの存在において行なわれたこ
とである。
【0048】以下の表2においては、この場合に得られ
るポリマーのメルトフローインデックス,G−モジュラ
スおよびノッチ付き衝撃試験値が示されている。
【0049】
【表2】 * DIN53735,230℃および2.16kg
負荷** DIN53453*** DIN53453 表2の結果から、オレフィンポリマーがペルオキシドの
存在においてビスマレインイミドと反応するとノッチ付
き衝撃試験値の小さいポリマーを生成することが、明ら
かとなっている。それと同時に、メルトフローインデッ
クスが高くなっていることから、ポリマーの分解が認め
られる。
【0050】実施例D1およびD2 密度0.96g/cm3 およびメルトフローインデック
ス8.3g/10min.[DIN53735により、
190℃および2.16kg負荷]を有するポリエチレ
ン(D)の100重量部が、0.1または0.2重量部
の1,3−ビスマレインイミドベンゾールと混合されて
2軸押出機″ZSK40″の反応帯中で220℃で反応
させられた。平均滞留時間は1分間であった。次に溶融
物が水浴中に入れられ、次に顆粒化されて乾燥された。
【0051】応用技術的試験の結果は、表3において示
されている。
【0052】
【表3】 * DIN53735,190℃および2.16kg
負荷** ASTM D 638*** ASTM D 638
【0053】実施例E 実施例A1およびA2において用いられたポリマー
(b)の100重量部が2軸押出機ZSK40中で25
重量部のタルクと240℃で処理されて、次に実施例A
に対応する方法であるが1,3−ビス−マレインイミド
の添加なしに加工処理された。平均滞留時間は2分間で
あった。
【0054】比較実施例E′ 実施例Eに対応して、100重量部のポリマー(b)が
25重量部のタルクと一緒に処理された。実施例Eに付
け加えて、この場合には0.3重量部の1,3−ビスマ
レインイミドベンゾールの存在で処理され、ここでは
1,3−ビスマレインイミドベンゾールがタルクと一緒
にポリマー(b)に加えられた。
【0055】実施例E1 実施例A2と同様に、100重量部のポリマー(b)
(A)が、0.3重量部の1,3−ビスマレインイミド
ベンゾールと反応させられた。部分架橋の終了後に、さ
らにオレフィンポリマーに25重量部のタルクが240
℃で加えられて2分間混合された。
【0056】応用技術的試験の結果が、実施例E,E1
および比較実施例E′に対して次の表4において示され
ている。
【0057】
【表4】 * DIN53735,230℃および2.16kg
負荷** DIN53452*** DIN53457 実施例E,実施例E1および比較実施例E′間の比較か
らは、特に部分架橋によって特別な添加剤の存在なしに
でも(実施例E1)、特徴的な製品になることが明らか
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン、ケルト ドイツ連邦共和国、6719、カールスベル ク、ヴァテンハイマー、シュトラーセ、15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)密度が0.90−0.98g/cm3
    であるエチレンポリマーまたは b)25−95重量%プロピレンホモポリマーおよびC
    2 −C10−アルケン−1を組み入れたプロピレンコポリ
    マーの5−75重量%からなり、コモノマー含量が全ポ
    リマー当りで1−45重量%になるポリマーをラジカル
    的に分解する重合開始剤の存在なしにオレフィン重合体
    (ポリマー)当りで0.001−5重量%の一般式
    (I) 【化1】 のビスマレインイミド化合物とを反応させることを特徴
    としており、 ここにおいてRは以下の意味を有しており:すなわちC
    1 −C20アルキル基であり、ここでアルキル基が1個以
    上の酸素原子で中断されることができ、またはC5 −C
    7 −シクロアルキル、C6 −C15−アリールであり、こ
    こでシクロアルキル−またはアリール基はそれぞれに1
    個以上のC1 −C10−アルキル−および/またはC1
    6 −アルコキシ−および/またはC1 −C4 −ジアル
    キルアミノ基で置換されることができ、ならびにRが次
    式(II)の基を意味し、 R1 −Z−R2 (II) ここでR1 およびR2 がそれぞれに相互に無関係にC1
    −C10−アルキル−,C5 −C7 −シクロアルキル−ま
    たはC6 −C10−アリール基であり、ここでそれぞれに
    1個以上のC1 −C10−アルキル−および/またはC1
    −C6 −アルコキシ−および/またはC1 −C4 −ジア
    ルキルアミノ基で置換されていることができ、ZがC1
    −C10−アルキル基,C1 −C4 −ジアルキルアミノ
    基,酸素原子またはスルホン基を意味している、部分架
    橋オレフィン重合体。
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