JPH0648995U - 空缶プレス機 - Google Patents

空缶プレス機

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JPH0648995U
JPH0648995U JP8671292U JP8671292U JPH0648995U JP H0648995 U JPH0648995 U JP H0648995U JP 8671292 U JP8671292 U JP 8671292U JP 8671292 U JP8671292 U JP 8671292U JP H0648995 U JPH0648995 U JP H0648995U
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JP8671292U
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義春 寺岸
勲男 永石
敬 西田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 空缶Cの投入口1に導通されるシュート2の
下端部にプレス室3を連設し、このプレス室3は、電動
機4の回転運動を直線移動変換手段5によって前進後退
移動するプレス部材6と、これに対向してプレス部材6
のプレス圧力を受ける背圧部材7と、プレス室3に投入
された空缶Cを受ける空缶受け具8とを有し、該空缶受
け具8は、プレス部材6と一体に移動すると共にプレス
部材6の前進端では背圧部材7の背面側まで移動するよ
うプレス部材6に一体的に設けられ、空缶受け具8とプ
レス部材8との間に空缶落下口9を設けている。 【効果】 プレス部材を前後進させる手段として、従来
の大掛かりな油圧機構に換えて小型で軽量な電動機及び
直線移動変換手段を用いているから、プレス機をコンパ
クトにすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主にシステムキッチンの一部に用いることを目的とした空缶プレス 機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空缶プレス機は、油圧または空気圧シリンダによって空缶をプレスする ようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の油圧または空気圧シリンダによって作動する空缶プレス機であると、シ リンダ機構を作動させるための油圧または空気圧機器を必要とし、全体が大型と なり、システムキッチンのような狭い場所に手軽に取り付けることが困難である 。システムキッチンに空缶プレス機を収納するためには、手軽に収納できるよう 小型で移動可能なユニット状に形成されていなければならない。
【0004】 しかるにこれまでのこの種空缶プレス機は、システムキッチンに収納するとい う発想が無かったため、大型であり手軽に移動することができず、家庭用電源で 作動させるものがなかった。
【0005】 本考案は、この点に注目し、システムキッチンに簡単に収納可能なこの種空缶 プレス機を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、図中の参照符号を付して示すならば、請 求項1にあっては、空缶Cの投入口1に導通されるシュート2の下端部にプレス 室3を連設し、このプレス室3は、電動機4の回転運動を直線移動変換手段5に よって前進後退移動するプレス部材6と、これに対向してプレス部材6のプレス 圧力を受ける背圧部材7と、プレス室3に投入された空缶Cを受ける空缶受け具 8とを有し、該空缶受け具8は、プレス部材6と一体に移動すると共にプレス部 材6の前進端では背圧部材7の背面側まで移動するようプレス部材6に一体的に 設けられ、空缶受け具8とプレス部材6との間に空缶落下口9を設けてなる構成 を採用するものである。
【0007】 また請求項2にあっては、前記空缶受け具8は、空缶受け板10と、該空缶受 け板10の上面に移動方向に沿って突設された棒状の空缶受け突起11とからな り、背圧部材の下端部には、空缶受け板10と空缶受け突起11とが通過するた めの通過溝12,13が形成されてなる請求項1に記載の構成を採用するもので ある。
【0008】 また請求項3にあっては、プレス部材6には、その後退移動端で消磁される電 磁石14が内蔵されてなる請求項1または2記載の構成を採用するものである。
【0009】 また請求項4にあっては、空缶Cの投入口1には、投入用シャッター15を設 け、該シャッター15の閉鎖により電動機4が作動するようになっている請求項 1〜3のいずれか記載の構成を採用するものである。
【0010】 また請求項5にあっては、プレス機本体16は縦長直方体形状に形成され、そ の内部上部側に空缶投入口1、シュート2及びプレス室3を設け、下部側にプレ ス室3でプレスされた空缶Cをプレス部材6の電磁石14の励消磁によりアルミ 缶とスチール缶とに仕分けされ投入されるアルミ缶入れ17とスチール缶入れ1 8とをプレス機本体16から出し入れ自在に設けてなる請求項1〜4のいずれか 記載の構成を採用するものである。
【0011】
【作用】
本考案の請求項1にあっては、空缶Cは電動機4の回転運動を直線移動変換手 段5によって前進後退移動するプレス部材6によってプレスされるようになって いるため、一般家庭の商用電源で簡単に作動させることができ、油圧機構のよう な大掛かりな作動手段を必要としないからコンパクトに製作でき、手軽にシステ ムキッチンのような狭隘な場所に収納することができる。また油圧機構を用いず 単に電動機の駆動電源だけでよいから消費電力が少なくて済む。更には電動機を 直結して使用するものであるから騒音がほとんどなく静かに使用することができ る。
【0012】 またプレス室3に投入された空缶Cを受け止める空缶受け具8はプレス部材6 と一体に前進後退移動するようになっており、プレス部材6が前進端に達すると 空缶受け具8は背圧部材7の背面側まで移動するため、プレス作業の終了した時 点ではプレス室3の下方は空缶落下口9が面しており、従ってプレス部材6の後 退に伴って、プレスされた空缶Cは空缶落下口9より下方に落下させることがで きる。このように空缶Cの受け手段と落下手段は極めて簡単な構成になっている ため、この面からもコンパクトに形成することができる。
【0013】 請求項2にあっては、空缶受け具8が空缶受け板10と空缶受け突起11とか らなり、プレス室3に投入された空缶Cを上記空缶受け板10から若干浮上がっ た状態で空缶受け突起11により支持するようになっているため、プレス作業の 際に、その空缶Cの下端部が、背圧部材7の通過溝12,13に入り込む上記空 缶受け板10及び空缶受け突起11に引きずられて、その通過溝12,13内に 押し込まれることがなく、空缶Cの全体を偏平状に確実にプレスすることができ る。
【0014】 請求項3にあっては、プレス部材6を前進移動端から後退させると、該プレス 部材6に内蔵した電磁石14の励磁により、スチール製空缶Cがそのプレス部材 6に吸着され、吸着されないアルミ製空缶Cのみがそのまま落下し、続いて、上 記プレス部材6を後退移動端まで後退させると、電磁石14の消磁により、プレ ス部材6に吸着されていたスチール製空缶Cが落下するようになっており、これ によって、アルミ製空缶Cとスチール製空缶Cとを自動的に仕分けすることがで きる。
【0015】 請求項4にあっては、投入口1からプレス室3に空缶Cを投入した後、上記投 入口1に設けたシャッター15を閉鎖するだけで、電動機4が作動し、空缶Cの プレス作業が直ちに開始されるから、空缶Cのプレス作業を簡単な操作でロスタ イムなしに能率的に行うことができる。
【0016】 請求項5にあっては、プレス機本体16が縦長直方体形状に形成されているた め、そのプレス機本体16をシステムキッチンSの幅狭な空間内に容易に収納す ることができる。また、上記プレス機本体16の上部側に空缶投入口1が設けら れているので、その投入口1に空缶Cを投入する際に、楽な姿勢で容易に投入す ることができる。更に、アルミ製空缶Cとスチール製空缶Cとをアルミ缶入れ1 7とスチール缶入れ18とにそれぞれ仕分けし、それらをプレス機本体16から 一括して取出すことができるため、プレスした空缶Cの回収処理に手間がかから ない。
【0017】
【実施例】
図1は、システムキッチンSのスペース内に本考案の一実施例である空缶プレ ス機Pを収納した状態を示しており、図2及び図3に示すように、プレス機本体 16は、縦長直方体形状に形成されており、その正面上部に空缶投入口1が設け られると共に、その内部中高位置で空缶通過口20を有する水平隔壁21により 上下に区画され、その内部上部側には、上記投入口1に導通されるシュート2と 、該シュート2の下端部に連設されるプレス室3とが設けられ、その内部下部側 には、プレス室3でプレスされた空缶Cを受け取るアルミ缶入れ17とスチール 缶入れ18とが設けられている。
【0018】 上記プレス室3は、図4及び図5にも示すように、ギヤードモータ(電動機) 4により直線移動変換手段5を介して水平方向に前後進される矩形ブロック状の プレス部材6と、該プレス部材6に対向して水平隔壁21に固着された背圧部材 7と、該背圧部材7の両端部に固着された一対の側壁部材7a,7aと、プレス 部材6の下端部から背圧部材7に向けて水平方向に延設された空缶受け具8とか ら構成されている。
【0019】 上記直線移動変換手段5について説明すると、図3及び図4に示すように、水 平隔壁21に突設した一対の支持板22,22にガイド筒23を固定し、該ガイ ド筒23に移動可能に挿通した移動筒26の先端部を前記プレス部材6に固着し 、また、その移動筒26の外周面に突設したガイドピン24を上記ガイド筒23 の長孔25に嵌入させることにより、この移動筒を回転させることなく直線的に 水平方向にのみ移動可能とし、更に、スラストベアリング27を介して一方の支 持板22に回転自在に支持されると共に、ギヤードモータ4の駆動軸に一体連結 された雄ねじ軸28を上記移動筒26の内面に形成した雌ねじ部26aに螺合さ せており、図3に示す示すように、プレス部材6が後退移動端に位置する状態か らギヤードモータ4を駆動すると、雄ねじ軸28が回転して、移動筒26が図上 右側に直線的に移動し、プレス部材6が前進させられる。これにより、プレス室 3に投入された空缶Cがプレス部材6と背圧部材7とで挟圧されて、偏平状にプ レスされる(図6参照)。
【0020】 上記構成によれば、プレス部材6を前後進させる手段として、従来の大掛かり な油圧機構に換えて小型で軽量なギヤードモータ4及び直線移動変換手段5を用 いているから、プレス機をコンパクトにすることができ、システムキッチンのよ うな狭隘な場所にも容易に収納することができる。また、上記ギヤードモータ4 は商用電源で作動させることができるから、一般家庭で手軽に空缶Cをプレスす ることができる。
【0021】 前記空缶受け具8は、プレス室3に投入された空缶Cを一時的に支持するもの であるが、ここで例えば、本考案の一実施例であるが、図11の比較例に示すよ うに、その空缶受け具8が平板状に形成されているならば、図12に示すように 、プレス作業の際に、空缶Cの下端部C1 が空缶受け具8の先端部に引きずられ て、その空缶受け具8と背圧部材7の下端縁との間の間隙に押し込まれて、空缶 Cが略L字状にプレスされる恐れがあるが、図5の実施例に示すように、上記空 缶受け具8が空缶受け板10と、該空缶受け板10の先端部側にプレス部材6の 移動方向に沿って突設された一対の空缶受け突起11,11とにより構成すれば 、プレス室3に投入された空缶Cが空缶受け板10から若干浮上がった状態で空 缶受け突起11,11により支持されるため、プレス作業の際に、その空缶Cの 下端部が背圧部材7の通過溝12,13に入り込む上記空缶受け板10及び空缶 受け突起11,11に引きずられて、その通過溝12,13内に押し込まれるこ とがなく、空缶Cの全体を確実に偏平状にプレスすることができる(図6参照) 。
【0022】 上記構成によれば、空缶受け具8がプレス部材6と一体に移動されるようにな っているから、従来のように、空缶受け具8を移動させるための特別の手段を設 ける必要がなく、構成が簡単で、この面からも、プレス機Pをコンパクトにする ことができる。
【0023】 前記空缶受け具8に隣接して空缶Cの径よりも小幅の空缶落下口9が形成され ており、プレス部材6が前進移動端まで移動したときに、その空缶落下口9がプ レス室3の下方開口部に対向し(図6参照)、この状態からプレス部材6が後退 すると、プレスされた空缶Cが空缶落下口9を通って落下するようになっている 。
【0024】 前記プレス部材6には、その前進移動の際に励磁され、その後退移動端で消磁 される電磁石14が内蔵されており、プレス部材6で空缶Cをプレスした後、該 プレス部材6を後退させると、そのプレスされた空缶Cがアルミ製であれば、電 磁石14に吸着されないので、そのまま落下して(図7参照)、アルミ缶入れ1 7に回収され、プレスされた空缶Cがスチール製であれば、その空缶Cは電磁石 14に吸着されてプレス部材6とともに後退し、プレス部材6が後退移動端に達 したときに、電磁石14が消磁されることにより落下して(図8参照)、スチー ル缶入れ18に回収される。なお、プレス部材6のプレス面は防錆用のステンレ ス板6aで被覆されている。
【0025】 図3に示すように、前記空缶投入口1には、該投入口1の下端縁に設けたヒン ジ30を介して把手15a付きシャッター15が開閉自在に設けられると共に、 該シャッター15の下端部に、シャッター15に対して略直角方向の延びる空缶 支持板31が一体突設されており、図3に仮想線で示すように、シャッター15 を開放すると、空缶支持板31が起立して、シュート2が閉鎖され、その空缶支 持板31とシャッター15との間に空缶Cを投入口1に入れた後、シャッター1 5を閉鎖すると(図3実線状態)、空缶支持板31が倒れて、空缶Cがシュート 2を通ってプレス室3に投入されるようになっている。
【0026】 この構成によれば、空缶Cが1個ずつ投入されるため、プレス機Pの能力以上 に空缶Cが過剰に投入されるのを防止できる。
【0027】 上記投入口1の上端縁には、シャッター15に吸着して、そのシャッター15 を閉鎖状態に保持すると共に、シャッター15の吸着を検知する近接スイッチを 兼ねたマグネット32が設けられており、該マグネット32からなる近接スイッ チの検知信号により前記ギヤードモータ4が作動され、プレス部材6が前進して プレス作業が開始される。
【0028】 この構成によれば、シャッター15を閉鎖するだけで、ギヤードモータ4を自 動的に作動させることができるから、空缶Cのプレス作業をロスタイムなしに能 率的に行うことができる。なお、上記プレス部材6からなる近接スイッチに換え てリミットスイッチを用いてもよい。
【0029】 上記プレス部材6が前進移動端に達すると、ギヤードモータ4の電流値が上昇 するので、それを制御装置で検出し、その検出値が設定値を超えた時点で、制御 装置から出力される信号によりギヤードモータ4が逆転され、プレス部材6が後 退される。また、プレス部材6が後退移動端に達した時点で、それを検知する検 知器からの信号によりギヤードモータ4の作動が停止される。
【0030】 図3中、33はプレス機本体16の正面下部の開口部に開閉自在に設けられた 把手33a付き開閉扉であって、該開閉扉33を開放することにより、同図仮想 線に示すように、プレス機本体16からアルミ缶入れ17及びこれに一体のスチ ール缶入れ18を取出すことができる。34はプレス機本体16の下面に取り付 けたキャスターである。
【0031】 プレス作業の手順を説明すると、まず図3実線に示す状態から、シャッター1 5を開放して、空缶Cを投入口1に入れ、該シャッター15を閉鎖する。これに より、空缶Cがシュート2を通ってプレス室3に投入されると共に、シャッター 15の閉鎖を検知するマグネット32からの検知信号に基づいて制御装置により ギヤードモータ4が作動され、直線移動変換手段5を介してプレス部材6が前進 移動し、図6に示すように、該プレス部材6と背圧部材7とで空缶Cが挟圧され 、空缶Cが偏平状にプレスされる。
【0032】 この場合、空缶受け具8の空缶受け突起11により、空缶Cが空缶受け板10 から若干浮上がった状態で支持されるため、空缶Cを偏平状に確実にプレスする ことができる。
【0033】 上記プレス部材6が背圧部材7に圧接することにより、ギヤードモータ4の電 流値が設定値を超えると、制御装置によりギヤードモータ4が逆転され、プレス 部材6が後退移動する。
【0034】 この場合、電磁石14がプレス部材6の前進により励磁されているが、アルミ 製空缶Cは、電磁石14に吸着されないから、そのまま空缶落下口9を通ってア ルミ缶入れ17に落下し(図7参照)、スチール製空缶Cは、電磁石14に吸着 されてプレス部材6とともに後退し、プレス部材6が後退移動端に達した時点で 、電磁石14が消磁されることにより、スチール缶入れ18に落下し(図8仮想 線参照)、これによって、アルミ製空缶Cとスチール製空缶Cとを自動的に仕分 けすることができる。
【0035】 また、図9に示すように、プレス室3に空缶Cが複数個投入されると、上側の 空缶Cの下部が部分的にプレスされるが、この場合でも、図10実線及び仮想線 に示すように、次のプレス作業の際に、部分的にプレスされた空缶Cを偏平状に 確実にプレスすることができる。
【0036】 上記プレス部材6が後退移動端に達すると、それを検知する検知器からの信号 によりギヤードモータ4の作動が停止される。 上記実施例では、キヤスター34付きの空缶プレス機Pを示したが、そのキャス ター34を取り除いて、システムキッチンSにビルトイン式または据え置き式に 組み込んでもよい。
【0037】
【考案の効果】
本考案の請求項1によれば、プレス部材を前後進させる手段として、従来の大 掛かりな油圧機構に換えて小型で軽量な電動機及び直線移動変換手段を用いてい るから、プレス機をコンパクトにすることができ、システムキッチンのような狭 隘な場所にも容易に収納することができる。また油圧機構を用いず単に電動機の 駆動電源だけでよいから消費電力が少なくて済む。更には電動機を直結して使用 するものであるから騒音がほとんどなく静かに使用することができる。
【0038】 また、上記電動機は商用電源で作動させることができるから、一般家庭で手軽 に空缶をプレスすることができる。
【0039】 更に、プレス室に投入された空缶を一時的に支持する空缶受け具がプレス部材 と一体に移動されるようになっているから、従来のように、空缶受け具を移動さ せるための特別の手段を設ける必要がなく、構成が簡単で、この面からも、プレ ス機をコンパクトにすることができる。
【0040】 請求項2によれば、プレス室に投入された空缶が空缶受け具の空缶受け板から 若干浮上がった状態で空缶受け突起により支持されるため、プレス作業の際に、 その空缶の下端部が背圧部材の通過溝に入り込む上記空缶受け板及び空缶受け突 起に引きずられて、その通過溝内に押し込まれることがなく、空缶の全体を確実 に偏平状にプレスすることができる。
【0041】 請求項3によれば、電磁石の励消磁作用を利用して、アルミ製空缶とスチール 製空缶とを自動的に仕分けすることができる。
【0042】 請求項4によれば、投入口からプレス室に空缶を投入した後、その投入口に設 けたシャッターを閉鎖するだけで、電動機を自動的に作動させることができるか ら、空缶のプレス作業をロスタイムなしに能率的に行うことができる。
【0043】 請求項5によれば、プレス機本体が縦長直方体形状に形成されているため、そ のプレス機本体をシステムキッチンの幅狭な空間内に容易に収納することができ る。
【0044】 また、プレス機本体の上部側に空缶投入口が設けられているので、その投入口 に空缶を投入する際に、楽な姿勢で容易に投入することができる。
【0045】 更に、アルミ製空缶とスチール製空缶とをアルミ缶入れとスチール缶入れとに それぞれ仕分し、それらを一括してプレス機本体から取出すことができるから、 プレスした空缶の回収処理にも手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に一実施例である空缶プレス機をシステ
ムキッチンに収納した状態を示す斜視図である。
【図2】同機の一部切り欠き正面図である。
【図3】同機の縦断面図である。
【図4】同機の水平断面図である。
【図5】同機の要部の斜視図である。
【図6】同機による空缶プレス状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】同機によるアルミ製空缶の落下状態を示す縦断
面図である。
【図8】同機によるスチール製空缶の落下状態を示す縦
断面図である。
【図9】同機による複数の空缶のプレス状態を示す縦断
面図である。
【図10】同プレス解除状態を示す縦断面図である。
【図11】比較例の縦断面図である。
【図12】同プレス状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 空缶投入口 2 シュート 3 プレス室 4 ギヤードモータ(電動機) 5 直線移動変換手段 6 プレス部材 7 背圧部材 8 空缶受け具 9 空缶落下口 10 空缶受け板 11 空缶受け突起 12 通過溝 13 通過溝 14 電磁石 15 シャッター 16 プレス機本体 17 アルミ缶入れ 18 スチール缶入れ C 空缶 P 空缶プレス機 S システムキッチン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 1/10 8513−3E 1/14 Z 8513−3E (71)出願人 591099773 株式会社大阪タイユー 大阪府箕面市稲6丁目10番1号 (72)考案者 寺岸 義春 兵庫県宝塚市逆瀬台1丁目8番D−512号 (72)考案者 永石 勲男 三重県名張市赤目町新川285−13 (72)考案者 西田 敬 堺市中百舌鳥町3丁331番地 日本ピロー ブロック製造株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空缶の投入口に導通されるシュートの下
    端部にプレス室を連設し、このプレス室は、電動機の回
    転運動を直線移動変換手段によって前進後退移動するプ
    レス部材と、これに対向してプレス部材のプレス圧力を
    受ける背圧部材と、プレス室に投入された空缶を受ける
    空缶受け具とを有し、該空缶受け具は、プレス部材と一
    体に移動すると共にプレス部材の前進端では背圧部材の
    背面側まで移動するようプレス部材に一体的に設けら
    れ、空缶受け具とプレス部材との間に空缶落下口を設け
    てなる空缶プレス機。
  2. 【請求項2】 前記空缶受け具は、空缶受け板と、該空
    缶受け板の上面に移動方向に沿って突設された棒状の空
    缶受け突起とからなり、背圧部材の下端部には、空缶受
    け板と空缶受け突起とが通過するための通過溝が形成さ
    れてなる請求項1に記載の空缶プレス機。
  3. 【請求項3】 プレス部材には、その後退移動端で消磁
    される電磁石が内蔵されてなる請求項1または2記載の
    空缶プレス機。
  4. 【請求項4】 空缶の投入口には、投入用シャッターを
    設け、該シャッターの閉鎖により電動機が作動するよう
    になっている請求項1〜3のいずれか記載の空缶プレス
    機。
  5. 【請求項5】 プレス機本体は縦長直方体形状に形成さ
    れ、その内部上部側に空缶投入口、シュート及びプレス
    室を設け、下部側にプレス室でプレスされた空缶をプレ
    ス部材の電磁石の励消磁によりアルミ缶とスチール缶と
    に仕分けされ投入されるアルミ缶入れとスチール缶入れ
    とをプレス機本体から出し入れ自在に設けてなる請求項
    1〜4のいずれか記載の空缶プレス機。
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