JPH0648356A - 自転車車軸用連結子とその製作方法 - Google Patents

自転車車軸用連結子とその製作方法

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JPH0648356A
JPH0648356A JP5138524A JP13852493A JPH0648356A JP H0648356 A JPH0648356 A JP H0648356A JP 5138524 A JP5138524 A JP 5138524A JP 13852493 A JP13852493 A JP 13852493A JP H0648356 A JPH0648356 A JP H0648356A
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JP
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axle
connector
bicycle
mounting portion
tube
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JP5138524A
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English (en)
Inventor
Dennis J Stauch
ジェイ.スタウチ デニス
William E Shaffer
イー.シェファー ウィリアム
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Alleima Special Metals LLC
Original Assignee
Sandvik Special Metals LLC
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/02Axle suspensions for mounting axles rigidly on cycle frame or fork, e.g. adjustably
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/18Joints between frame members
    • B62K19/20Joints between frame members welded, soldered, or brazed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車のフォーク管に車軸を連結するための
車軸用連結子(ドロップ−アウト)の改良 【構成】 フォーク管に対する外形遷移部分と、管受容
取付部分と、溶接用の消耗品リングとを連結子の構成要
素とする。 【効果】 自転車フォーク管に車軸用連結子を連結する
に際し、管端部の加工を要さず、しかも溶接により管の
熱損傷を抑制することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自転車のフレームとフロ
ントフォークに車軸を付設するための連結子に関する。
この連結子は、所謂ドロップ−アウト(drop−ou
t)と称されるものである。
【0002】
【従来の技術】代表的な自転車の前、後車軸はフロント
フォークとフレームに夫々付設される。具体的には、両
車軸は「ドロップ−アウト」と称す、対応するスロット
付き機素である2個の連結子に夫々保留され、当該両連
結子はフロントフォークとフレームの夫々の受容管に溶
接される。図25には、後車軸用連結子(ドロップ−ア
ウト)1が描かれてあるが、これは自転車の後車軸を受
容するためのスロット2を含んでいる。この連結子1は
更に1対の脚部3,4を含み、両脚部が自転車のフレー
ムの受容管5,6に夫々確保される。図26に描かれた
前車軸用連結子(ドロップ−アウト)7は自転車の前車
軸を受容するスロット8と自転車のフロントフォークの
受容管10に確保可能な脚部9を含む。
【0003】自転車フレームと協働するドロップ−アウ
トと称す連結子の技術はこれまで種々提案されている。
例えば、図27に描いてある「スロット付き管」の方法
によれば、平坦な車軸用連結子(ドロップ−アウト)7
は受容管10の1端の中央に予め挿入される。この管端
は次に加工されて、受容管の円筒外形と連結子7の平坦
側との間にドーム状の遷移部16として成形される。
【0004】カバープレート法と通常称されるスロット
付き管の方法の変形例があるが、これでは連結子脚部を
管の中央よりむしろその1側に片寄らせる。管の他側と
連結子脚部の間の空隙にカバープレートを配位させる。
このカバープレートと連結子脚部に対し、両者間を溶接
すると共に管との間を溶接する。
【0005】もう1つのドロップ−アウトを固定する方
法としてプラグ法と称するものがあり、これは図28に
描かれている。この方法は受容管5にプラグ18を挿入
し、次いでこのプラグを管端を越えて突出する状態で管
に溶接するものである。そしてスロット付き機素1をプ
ラグの露出端に溶接する。
【0006】図25、図26及び図29に示す、米国特
許第5,025,977号に開示のもう1つ別の方法
は、平坦なストリップの後端20を曲げ加工し、この曲
状端部を工作して概して円筒形の部分22に成形する。
この円筒形部分22は受容管5の面取り端部24に挿入
され、これに溶接26或いは半田付けで付設される。連
結子のドロップ−アウトに肩部26を具備せしめて円筒
形部分22が管5に侵入するのを限定することも可能で
ある。図29には、1対の連結子ドロップ−アウト20
が描かれているが、これらは自転車のフロントフォーク
28の1対の肉薄受容管29に夫々取付けられる。1対
連結子20の対立する内面30の間に車軸(図示省略)
が締結される。それ故、各内面30の面積は適当な締め
付けが可能な最少限度のものであるのが望まれる。ま
た、連結子のスロット部分が通常肉薄のプレート形状で
あり、他方フォーク管の自由端が円筒形であるので、各
管と対応する連結子の間に遷移領域を設けることは外観
上の理由からと、乗り手やその衣服を傷付ける危険を回
避するために必要である。この点の条件は既述の従来の
ドロップ−アウト技術により満し得る。しかし、各従来
技術では、相当量の格別管加工か相当量の目合せ溶接時
間のいづれかを要する。例えば、図27の技法では、管
にドーム状遷移領域16を特別に成形することが必要と
なる。図26の技法では、連結子自体の製作に2個所の
溶接作業が必要となる。
【0007】図23と図24の技法では、連結子のドロ
ップ−アップを製作するために曲げ加工と機械工作作業
による格別な管加工が必要である。
【0008】同様の問題は、後車軸用連結子に関して
も、存在する。更に、1個片の後車軸用ドロップ−アウ
トの場合には、フレームのシートステイ管とチエンステ
イ管の夫々に付設される2種の取付部分を設けなければ
ならない。従って、ドロップ−アウトの2種の取付部分
の間の挾角度がこれらが付設されるべきシートステイ管
とチエンステイ管の挾角度に相当するような角関係のあ
ることが必要である。これは、自転車のサイズが異なれ
ば(即ち、シートステイ管とチエンステイ管の挾角度に
相違する)、夫々のサイズに対応したドロップ−アウト
を用意しなければならないことを意味している。この要
求は自転車の全体の製造コストと厄介な度合を高めるこ
とになる。それ故、この種の欠点の解消が望まれる。
【0009】ドロップ−アウト、即ち車軸用連結子の組
込みの問題点はこれを受容管に固着させる方法にある。
ある種のケースでは連結子を固着剤により固着させる
が、他のケースでは溶接によって固着する。溶接を実施
する場合には、溶接材のワイヤ(フイラーワイヤ)を手
で巧みに扱うことが必要であり、これは自転車の組立工
程を全体的に複雑にしてしまう。また、溶接の際の過剰
な熱の付与が肉薄壁の受容管を損うこともあり得る。そ
れ故、チタン材等の肉薄管を損うことなく車軸用連結子
を管に溶接することが特に望まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術の欠点
を解消し、且つ溶接による管の損傷を回避することが出
来る自転車用連結子、即ちドロップ−アウトを提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はその1面によれ
ば、自転車の中空の金属製の受容管に前車軸を保留する
ために付設するようにした1個片の自転車車軸用の金属
連結子(ドロップ−アウト)を含む。この連結子は受容
管に挿入されるサイズの円筒取付部分を含む後部セクシ
ョンと、車軸受けスロットを有する車軸受容部分を含む
前部セクションを含んで構成される。車軸受容部分の肉
厚は取付部分の外径より小さい。後部セクションと車軸
受容部分の間には遷移部分が車軸受容部分の方へ先細り
のテーパ形状に形成されている。車軸受容部分は取付部
分の長手軸に対し相対的に半径外方へ偏っており、且つ
連結子の最大外径に対し相対的に半径内方へ偏ってい
る。
【0012】本発明は、もう1つの面で、自転車のシー
トステイとチエンステイの両種の管に後車軸を保留する
ために付設するようにした金属製の車軸用連結子(ドロ
ップ−アウト)を含む。この連結子は2種の遷移機素と
これらに付設されたスロット付きプレートを含んで成
る。各遷移機素は2種の管の1方に挿入されるサイズの
円筒取付部分として形成された後部セクションと、この
後部セクションの長手軸に相当する長手軸を有するコー
ンのセグメントとして成形された湾曲壁を有する前部セ
クションと、この湾曲壁の1対端縁間に前から後に延長
した接触面を含む。スロット付きプレートは遷移機素に
付設されて、当該機素の前部接触面に当接する。
【0013】本発明はもう1つの面で、自転車の管と後
車軸を受容するスロット付きプレートとに付設するよう
にした遷移機素を含む。この遷移機素は管に挿入される
サイズの円筒取付部分として形成された後部セクション
と、取付部分の長手軸に相当する長手軸を有するコーン
のセグメントとして成形された湾曲壁を有する前部セク
ションとを含んで構成されている。この湾曲壁の1対端
縁の間には前から後に延長する実質的に平坦な接触面が
形成されている。
【0014】本発明はもう1つの面で、自転車の中空金
属受容管に車軸を保留するために付設されるようにした
車軸用金属連結子を含む。この連結子は管に受容される
サイズの円筒取付部分と、車軸受容スロットと取付部分
が管に挿入されたときに管の1端に近接配位する半径外
方に突出した消耗品リングとを含んで構成されている。
この消耗品リングは加熱で溶融して、連結子と管の間に
溶接ジヨイントを形成する。
【0015】本発明は更に別の面で、自転車の受容管の
円筒端に連結子の円筒取付部分を挿入して、そこで溶接
することにより連結子を管に付設する方法を含む。この
方法は、連結子の取付部分と個片として1体成形されて
取付部分の後端から前方へ離間した半径外方へ突出して
成る消耗品リングを連結子に配設する工程を含む。取付
部分は、消耗品リングが管の1端の真近に配位するよう
に管に挿入される。リングは加熱により溶融して、連結
子と管の間に溶接ジヨイントを形成する。
【0016】本発明は更に別の面で、自転車の前車軸を
受容するための1個片の連結子の製作方法を含む。この
方法は円筒外周を有する円筒金属棒材を準備する工程を
含む。棒材の中間部セクションは工作により、棒材の前
部セクションに向けて先細りのテーパ状に成形する。前
部セクションは工作により車軸受容スロットを有する平
坦プレートの形式に成形し、それにより当該平坦プレー
トを棒材の長手軸から半径外方に離間し且つ棒材の円筒
外周から半径内方に離間したものにする。テーパ状中間
部セクションの1側は工作により棒材の後部セクション
から平坦プレートまで延長した面を形成する。
【0017】
【作用】消耗品リングを予め配設しているので、連結子
を受容管に固設するに際し、従来の連結子のように、溶
接時に受容管を熱によって損うことは回避される。また
連結子に受容管との間の遷移部分を予め成形してあるの
で、連結時にこの種の遷移部分を受容管端部に加工する
厄介な作業が回避される。
【0018】
【実施例】本発明によれば、前車軸用のドロップアウ
ト、即ち前輪車軸連結子50が、取付部分52を含む後
部セクション、中間部分54、前部セクション及び中間
部分54と前部セクションの間に遷移部分56を含んで
構成される(図1−5参照)。その前部セクションはス
ロット60が形成された車軸保留部分58を含んで成
る。
【0019】連結子後部セクションの取付部分52は円
筒形状であって、車体フォーク74を構成する車体管
(チューブ)62に挿入連結するために、この車体管6
2の開口端に挿入可能な寸法の直径を有している。中間
部分54も円筒形状であって、車体管62の外径に相当
する直径を有している。中間部分54はその直径が取付
部分52の直径よりやゝ大きくて、車体管62に対する
半径方向に延長した当接面を提供する肩部64を有して
いる。車体管62には、肉薄のチタン管が好ましい。
【0020】遷移部分56は、前方先細りのテーパ形状
である。車軸保留部分58は平坦で、遷移部分56の前
端に配位している。車軸保留部分58は平坦な外面58
Aと内面58Bを有している。内面58Bは前車軸を締
付けるためにこの車軸の局部に当接するようになってお
り、外面58Aはナット等の締付具によって車軸に対し
内面58Bを押付けるためにこの締付具と係合する。内
面58Bは連結子の長尺中心軸線Aから距離Xだけ横外
方へ偏位し、中間部分54の外周から距離Yだけ横内方
へ偏位している。遷移部分56は中間部分54から外面
58Aへ延長する曲面59を含む。車軸保留部分58は
取付部分52の直径より小さい肉厚Tを有している。
【0021】車軸保留部分58のスロット60は軸Aに
対し角度B、例えば約25°の傾斜方向に延長してい
る。
【0022】連結子50の部材は従前のものと同様にチ
タン等の適宜の材料で製作されるが、その製作方法には
工作加工と鋳造法(例えばロストワックスインベステイ
ングキャステイング法)を含む種々の方法が採られる。
【0023】連結子の製作に関しては、図9Aに示すチ
タン棒材69の中実片を工作する。先ず、棒材の中央部
セクションを外周に配列された4個のベベル70(図1
0参照)に機械工作して、全体的に略円錐形に成形す
る。その後、棒材の前部セクションを工作して平坦な車
軸保留部分58に成形する(図11参照)。次に、中央
部セクションの1側を切削して曲面59に仕上げる(図
12参照)。この工作過程で、棒材の後部セクションを
加工して肩部64を成形し、且つ孔71を穿設する。こ
の孔は曲面59へ向けて先細りにして曲面を貫通した小
径の軸孔73を終端とする。連結子50の穿孔加工と遷
移部分56のテーパ加工は連結子自体の重量を減じるの
に役立つ。軸孔73は空気抜き孔として機能する。
【0024】棒材の前部セクションを、内面58Bが棒
材の外周から距離Yだけ偏位するように加工してこの内
面58Bの面積が充分大きくなるようにすることが出来
る。即ち、図2から理解出来るように、内面58Bを中
心軸Aに近づければそれだけ内面の面積は大きくなる。
このようにして、棒材の1個片から内面58Bを充分に
大きくした状態で以って連結子50を製作することが出
来る。
【0025】このように、平坦な車軸保留部分58、テ
ーパ状遷移部分56及び車体管を取付ける円筒形取付部
52を有する連結子を成形する簡単な製作方法が提供さ
れる。取付部52は連結子を車体に装置する前も後も車
体管62の開口端に正確に合致させる工作を何ら必要と
しない。
【0026】上述の連結子50の1対(1組)は、夫々
の取付部52を1対の車体軸62の夫々に肩部64が管
端に当接するまで挿入し、そして溶接、半田付け等で管
内に固定することにより、1対車体軸62を有する車体
フォーク74に組込まれる(図5と図8参照)。
【0027】テーパ状遷移部分56は前、後部セクショ
ン間に円滑な移行を生み出している。この移行は車体管
62の開口端に従来例の如き加工を何らすることなしに
達成される点に留意すべきである。しかも、溶接金属材
料で充足しなければならないような空隙ギャップも存在
しない。この種のギャップがあれば、それは連結(ジヨ
イント)強度を低下させる。
【0028】円筒取付部分52は連結子と車体管の適合
を単純化し、且つ連結子を車体管に結合させるに要する
最大の面積を提供する。従って溶接工程を省略して溶接
時の肉薄管の加熱を回避することが出来る。
【0029】しかし、このように可能であるとはいえ、
連結子50を溶接によって固定するのが望まれる場合に
は、連結子を図6に示すような環状フランジ78と一体
に形成するのがよい。この場合の連結子50aでは、そ
の他の構成部分は図1−5に示すものと同等であり、こ
れらの部分要素には同一の番号と符号aを付して図6に
表示してある。
【0030】このフランジ78は、肩部64aに配置し
て、連結子50aを車体管62に挿入したときに、管と
中間部分54aの界面に図10に示すように配位させ
る。図11に示すように、フランジ78は溶接時に消耗
されるリングとして機能して、溶接材料ワイヤを不要に
する。この消耗品リングが溶融する溶接工程の後、この
メルトリングは硬化して、車体管62と中間部分54a
にオーバラップして管62に連結子を固定する溶接ジヨ
イント78′となる。なお、中間部分54aの外径は車
体管62の外径に相当していることに留意すべきであ
る。
【0031】消耗品リングを含むドロップアウトの連結
子50aは図9−図12に開示の方法と同様の方法によ
って製作可能である。但し、この場合、大径の棒材料が
使用され、これを工作して中間部分54の外径を減少さ
せて、その結果として消耗品リングを残留形成する。従
って、消耗品リングの外面は棒材料の原外面によって提
供されている。
【0032】消耗品リングによって規定される円形の溶
接路は連結子50aをシングル−プレン自動溶接機にう
まく適合させ、高均一溶接結合をもたらす。また、肉薄
壁の車体管に伝導される熱量は最小限に抑えられ、この
管が熱ダメージを受ける可能性を減じる。
【0033】図19と図20に示す後車軸用の連結子
(ドロップアウト)79はプレート100とこれに溶接
された2個の遷移要素80を含んで構成されている。各
遷移要素80は円筒取付部分82、円筒中間部分84及
び先細り(テーパ状の)遷移部分86(図15と図16
参照)を含んで成る。取付部分82と中間部分84に両
者に侵入した凹所が穿設されている。この凹所は大径後
セクション88、小径前セクション90及びこれら両セ
クションを結ぶ円錐台形の内部連結セクション92を含
む。
【0034】遷移要素80は円筒形の棒材料の中実固片
から工作される。従って、テーパセクション86は、そ
の前端94の半径方向に平坦な面と、遷移要素の長手軸
L′に対し僅かに傾斜した角度C(例えば7°)で配向
した長尺面になるように、中実コーンから面取り成形さ
れたセグメントの形式になっている。この面取り工作に
より前、後端の中間位置で長手軸L′が交差する前後に
延長した接触面96を提供する。この接触面96はテー
パセクション86の湾曲外壁87の対立端縁87′,8
7″の間に延長している。
【0035】中間セクション84の前端98は接触面9
6に対し90°、即ち直角に配向している。
【0036】実際には、連結子80は2個の遷移要素8
0の取付部分82をシートステイ管62′とチエンステ
イ管62″の夫々に挿入し、半田付や溶接により取付部
分を連結子に固着することにより、据え付けられる。後
車軸プレート100の脚部は、遷移要素80の平坦接触
面96に当接させられて溶着ワイヤ(フイーラワイヤ)
を用いた溶接81によって連結子80のテーパ部分86
に固着される。プレート100は後車軸を受容するスロ
ット102を有している。
【0037】後車軸連結子79の遷移要素80は前車軸
連結子50の場合と類似の利益をもたらす。即ち、テー
パセクション86は滑かな遷移形態を生み出し、埋め合
せを要する隙間を最少限に抑える。この遷移要素80は
その工作が容易であり、曲げたり、留め継ぎすることを
要しない。更に、遷移要素80を受容するために管6
2′,62″の端部を特別の形状にあつらえる必要もな
い。更にまた、この遷移要素80とスロット付きプレー
ト100は管62′と62″の挾角度の相違する異なる
サイズの自転車フレームに対しても利用することが出来
る。それは、遷移要素が後車軸プレート100の脚部に
対して傾斜してその挾角差を埋め合せることが出来るか
らである。このような関係は、図22に描かれており、
図において遷移要素80bの1方の長手軸Lとこれに関
係する管62′が後車軸プレート100の関係する脚部
の長手軸L′に対して傾斜した角度を有する関係にな
る。
【0038】溶接によって遷移要素を管に固定したい場
合には、要素80bを図21に示すように1体物の半径
方向に延長したフランジ120を具備するように工作す
ればよい。既述の要素80に対応する要素80bの部分
はサフィックスbを伴う同一番号で指定されている。既
述のフランジ78のように、フランジ120は熱で溶融
して、消耗品リングとして働き、従って溶接に際してフ
イーラワイヤを用いる必要がない。溶接作業の後は、溶
融フランジ120が硬化して図22に示すように溶接ジ
ヨイント120′を形成する。
【0039】本発明は、その好ましい態様で以って記述
されたが、その構成の具体的に明示していない追加、変
更、置換或いは削除を特許請求の範囲に規定された発明
の精神と範囲を逸脱することなしに為し得ることは理解
されるであろう。
【0040】
【発明の効果】自転車のフォークに対し、自由度の高い
車軸用連結子が提供され、且つ連結合に際しフォークの
管端部に何らの加工もすることを要さず、しかもフォー
クの管を熱で傷めることがないので、自転車車体の組立
に採用すると実用的に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自転車の前車軸を受容するため
の1個片の金属連結子(ドロップ−アウト)の正面図で
ある。
【図2】図1の連結子の前端を示す側面図である。
【図3】図1の連結子の背面図である。
【図4】図1の連結子の上面図である。
【図5】図1の連結子を受容管に挿置した状態を示す図
1に類似の正面図である。
【図6】本発明の別の例に係わる連結子の正面図であ
る。
【図7】図6の連結子の前端を示す側面図である。
【図8】図1の連結子を2個取付けた自転車フォークの
正面図である。
【図9】棒材から図1の連結子を製作する4工程の内の
第1工程を示す説明図である。
【図10】棒材から図1の連結子を製作する4工程の内
の第2工程を示す説明図である。
【図11】棒材から図1の連結子を製作する4工程の内
の第3工程を示す説明図である。
【図12】棒材から図1の連結子を製作する4工程の内
の第4工程を示す説明図である。
【図13】図6の連結子を金属受容管に挿置した状態を
示す正面図である。
【図14】図13の連結子において消耗品リングを溶融
して連結子と管を溶接ジヨイントで固着した状態を示す
図13に対応する説明図である。
【図15】後車軸用連結子と組合せる遷移機素の正面図
である。
【図16】図15の遷移機素の前端を示す側面図であ
る。
【図17】図15の遷移機素を受容管に挿置した状態を
示す正面図である。
【図18】図17の機素と管を示す上面図である。
【図19】図15の遷移機素と組合せた後車軸用連結子
と自転車フレームの組合せ状態を示す正面図である。
【図20】図19の組合体の上面図である。
【図21】遷移機素の別の例を示す図15に対応した正
面図である。
【図22】図21の機素に連結子と1対自転車フレーム
を結合した状態を示す図20に対応する上面図である。
【図23】従来例の前車軸用連結子と受容管を示す分解
斜視図である。
【図24】図23の部材を結合した状態を示す斜視図で
ある。
【図25】従来例の後車軸用連結子の図22に対応する
上面図である。
【図26】従来例の前車軸用連結子を示す説明図であ
る。
【図27】従来例の別の前車軸用連結子を示す斜視図で
ある。
【図28】従来例の更に別の前車軸用連結子を示す分解
説明図である。
【図29】図24の連結子の1対と自転車フォークの結
合を示す図8に対応した正面図である。
【符号の説明】
50…連結子(ドロップ−アウト) 52…取付部分 54…中間部分 56…遷移部分 58…車軸保留部分 60…車軸用スロット 62…受容管 64…肩部 64a…消耗品リング 74…自転車フォーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム イー.シェファー アメリカ合衆国,ワシントン,ケネウィッ ク,サウス ユニオン,814

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の前車軸を保留するために中空金
    属管に付設するようにした1個片の金属連結子であっ
    て、 1)該管に挿入されるサイズの円筒取付部分を含む後部
    セクション; 2)車軸受容スロットを有する車軸受容部分を含む前部
    セクションであって、当該車軸受容部分が該後部セクシ
    ョン取付部分の外径より小さい肉厚である、斯ゝる構成
    の前部セクション; 3)該後部セクションと該前部セクション車軸受容部分
    の間に配位して該車軸受容部分の向へ先細りしたテーパ
    状の遷移部分を含んで成り、 該車軸受容部分が該取付部分の長手軸に対し半径外方向
    に偏向し、且つ該連結子の最大外径に対し半径内方向に
    偏った形状である、自転車車軸用金属連結子。
  2. 【請求項2】 該後部セクションがその該取付部分の前
    端に配した半径方向外方に延長した肩部を含み、これに
    より該連結子が該前部セクション受容部分へ挿入される
    深さを限定するようにした、請求項1に記載の自転車車
    軸用金属連結子。
  3. 【請求項3】 該後部セクションがその該取付部分とそ
    の該遷移部分の間に配した円筒中間部分を含んで成る、
    請求項1に記載の自転車車軸用金属連結子。
  4. 【請求項4】 該連結子が更に該後部セクション取付部
    分の前端の隣りに配した半径外方向に突出した消耗品リ
    ングを含んで構成され、当該消耗品リングは該取付部分
    と該中間部分のいづれの外径より大なる外径を有してい
    て、該連結子と該中空金属管の間に溶接ジヨイントを形
    成するものである、請求項1に記載の自転車車軸用金属
    連結子。
  5. 【請求項5】 該前セクションの該車軸受容部分が概し
    て平坦である、請求項1に記載の自転車用車軸用金属連
    結子。
  6. 【請求項6】 該後部セクションが中空である、請求項
    1に記載の自転車車軸用金属連結子。
  7. 【請求項7】 該連結子が該後部セクション取付部分の
    長手軸に沿って該遷移部分を貫通して延長する孔を含ん
    で成る、請求項6に記載の自転車用金属連結子。
  8. 【請求項8】 自転車の前車軸を保留するために中空金
    属管に付設するようにした1個片の金属連結子であっ
    て、 1)該管に挿入されるサイズの円筒取付部分と、当該取
    付部分の前方に配した中間部分を含む後部セクション; 2)車軸受容スロットを有する車軸受容部分を含む前部
    セクション; 3)該中間部分と該車軸受容部分との間に配した、該車
    軸受容部分に向って先細りのテーパ状の該後部セクショ
    ンの遷移部分;及び 4)該後部セクションの該取付部分と該中間部分の間に
    配した消耗品リングであって、該取付部分と該中間部分
    のいづれの外径より大なる外径を有していて、溶接作業
    中に消耗して該中間部分と該中空管の間に溶接ジヨイン
    トを形成するようにした、斯ゝる消耗品リングを含んで
    構成された自転車車軸用金属連結子。
  9. 【請求項9】 該後部セクションがその該取付部分の前
    端に配した半径外方向に延長した肩部を含み、これによ
    り該連結子の該中空管に挿入する深さを限定するように
    した、請求項8に記載の自転車車軸用金属連結子。
  10. 【請求項10】 該前部セクションの該車軸受容部分が
    概して平坦である、請求項8に記載の自転車車軸用金属
    連結子。
  11. 【請求項11】 該後部セクションが中空である、請求
    項8に記載の自転車車軸用金属連結子。
  12. 【請求項12】 該連結子が該後部セクション取付部分
    の長手軸に沿って該遷移部分を貫通して延長する孔を含
    む、請求項11に記載の自転車車軸用金属連結子。
  13. 【請求項13】 自転車のシートステイ管とチエンステ
    イ管に後車軸を保留するために付設するようにした金属
    連結子であって、2種の遷移要素とスロット付きプレー
    トを含んで成り、各遷移要素が: 1)前記管の内対応する1つの管に挿入出来るサイズの
    円筒取付部分として形成されている後部セクション; 2)当該後部セクションの長手軸に対応した長手軸を有
    するコーンのセグメントとして成形された湾曲壁と、当
    該湾曲壁の対立端縁間に前から後に延長した接触面とを
    有しており、 該スロット付きプレートが前記両遷移要素に付設されて
    該接触面に係合している、自転車車軸用金属連結子。
  14. 【請求項14】 該接触面が該取付部分によって規定さ
    れた長手軸に対して傾斜し、当該長手軸が該接触面をそ
    の前、後端の中間において交差している、請求項13に
    記載の自転車車軸用金属連結子。
  15. 【請求項15】 該連結子が該後部セクションに形成さ
    れた半径方向に延長する後方向きの面を有する肩部を含
    んで成る、請求項13に記載の自転車車軸用金属連結
    子。
  16. 【請求項16】 該連結子が該取付部分の前端の隣りに
    配した半径外方向に突出した消耗品リングを含んで成
    り、当該消耗品リングが該取付部分より大なる外径を有
    して、溶接作業中に消耗されて該連結子と該管の間に溶
    接ジヨイントを形成する、請求項13に記載の自転車車
    軸用金属連結子。
  17. 【請求項17】 該接触面が実質的に平坦であり、他方
    該スロット付きプレートは該遷移要素に溶接されるもの
    であって、該接触面に当接する実質的に平坦な面を含ん
    でいる、請求項13に記載の自転車車軸用金属連結子。
  18. 【請求項18】 自転車の管と、後車軸を受容するスロ
    ット付きプレートとに付設されるようにした連結子を構
    成する1個片の遷移要素であって:該管に挿入出来るサ
    イズの円筒取付部分として形成された後部セクション;
    及び当該取付部分の軸に対応する長手軸を有するコーン
    のセグメントとして成形された湾曲壁と、当該湾曲壁の
    対立端縁間に前から後に延長する実質的に平坦な接触面
    を有する前部セクションとを含んで成る、自転車車軸用
    金属連結子の遷移要素。
  19. 【請求項19】 該接触面が該取付部分によって規定さ
    れる長手軸に対して傾斜して、当該軸が該接触面にその
    前、後端の中間で交差している、請求項18に記載の自
    転車車軸用金属連結子の遷移要素。
  20. 【請求項20】 該連結子が該後部セクションに形成さ
    れた後方に向いた面を有する半径方向に延長した肩部を
    含む、請求項18に記載の自転車車軸用金属連結子の遷
    移要素。
  21. 【請求項21】 該取付部分の前端の隣りに配した半径
    外方へ突出した消耗品リングを含み、当該消耗品リング
    が該取付部分より大なる径を有して、溶接作業中に該連
    結子と該管の間に溶接ジヨイントを形成する、請求項1
    8に記載の自転車車軸用金属連結子の遷移要素。
  22. 【請求項22】 自転車の中空金属受容管に車軸を保留
    するために付設するようにした金属連結子であって: 1)該管に受容されるサイズの円筒取付部分; 2)車軸受容スリット;及び 3)該取付部分を該管と連結したときに該管の1端に隣
    接することになる半径外方へ突出した消耗品リングであ
    って、これが加熱溶融して該連結子と該管の間に溶接ジ
    ヨイントを形成する、斯ゝる消耗品リングを含んで構成
    された、自転車車軸用金属連結子。
  23. 【請求項23】 自転車の受容管の円筒端に連結子の円
    筒取付部分を挿入して、そこで溶接することにより該連
    結子を該管に付設する方法において、 1)該取付部分と個片として1体成形されて当該取付部
    分の後端から前方へ離間した半径外方へ突出して成る消
    耗品リングを該連結子に配設し; 2)該消耗品リングが該管の1端の間近に配位するよう
    に該円筒取付部分を該管に挿入し; 3)加熱して該消耗品リングを溶融して該連結子と該管
    の間に溶接ジヨイントを形成する工程を含むことを特徴
    とする自転車車軸用金属連結子の付設方法。
  24. 【請求項24】 該リング配設工程が1個片の連結子を
    提供する工程を含む、請求項23に記載の自転車車軸用
    金属連結子の付設方法。
  25. 【請求項25】 該リング配設工程が、各々が該取付部
    分を含む遷移要素の形式の2個の第1連結子セクション
    を提供する工程を含み、該方法が更にスロット付きプレ
    ートの形式の第2の連結子セクションを当該遷移要素に
    溶接する工程を含む、請求項23に記載の自転車車軸用
    金属連結子の付設方法。
  26. 【請求項26】 自転車の前車軸を受容するための1個
    片の連結子の製作方法において: 1)円筒外周を有する金属の円筒棒材を準備し; 2)該棒材の中間部セクションを工作して当該中間部セ
    クションを該棒材の前部セクションに向けて先細りのテ
    ーパ状に成形し; 3)該棒材前部セクションを工作して、車軸保留スロッ
    トを有する平坦プレートに成形し、それにより当該プレ
    ートが該棒材の長手軸から半径外方に離し且つ該棒材外
    周から半径内方へ離間するようにし;そして 4)該テーパ状中間部セクションの1側を工作して、該
    棒材の後部セクションから該プレートまで延長する面に
    成形することを特徴とする、自転車車軸用金属連結子の
    製作方法。
  27. 【請求項27】 該棒材後部セクションを工作して、こ
    れに半径方向に延長した肩部を成形する、請求項26に
    記載の自転車車軸用金属連結子の製作方法。
  28. 【請求項28】 該棒材後部セクションを工作して、こ
    れに半径外方に突出する消耗品リングを成形する、請求
    項26に記載の自転車車軸用金属連結子の製作方法。
JP5138524A 1992-06-09 1993-06-10 自転車車軸用連結子とその製作方法 Pending JPH0648356A (ja)

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