JPH064807A - 回転ヘツド装置 - Google Patents

回転ヘツド装置

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JPH064807A
JPH064807A JP18297792A JP18297792A JPH064807A JP H064807 A JPH064807 A JP H064807A JP 18297792 A JP18297792 A JP 18297792A JP 18297792 A JP18297792 A JP 18297792A JP H064807 A JPH064807 A JP H064807A
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JP
Japan
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Application number
JP18297792A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kani
哲男 可児
Masanobu Kimura
正信 木村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、オーデイオ信号をデイジタル信号に
変換して記録及び又は再生する回転ヘツド装置に関し、
隣接トラツクにごみが付着している場合でも、確実に再
生信号を出力することができる回転ヘツド装置を提案し
ようとするものである。 【構成】本発明は、記録ヘツド20A、20B、28
A、28B又は再生ヘツド16A、16B、24A、2
4Bの当り幅をトラツクピツチより小さくして、ごみ等
による当たりの劣化する範囲を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘツド装置に関し、
特にオーデイオ信号をデイジタル信号に変換して記録及
び又は再生する磁気記録装置又は磁気再生装置に適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気記録再生装置におい
ては、再生ヘツドのヘツド幅を記録トラツクのトラツク
幅より大きく設定し、これにより確実に記録情報を再生
し得るようになされている。
【0003】すなわち図6及び図7に示すように、この
再生ヘツドのヘツドチツプ1は、2つのコアを接着して
接合面に所定角度のギヤツプGを形成した後、このコア
に所定回数だけ巻線し、続いて所定の保持部材で保持し
て形成される。
【0004】このときヘツドチツプ1においては、ギヤ
ツプGが形成する走査軌跡の幅TWが再生ヘツドのヘツ
ド幅に相当し、例えばトラツクピツチ25〔μm〕、トラ
ツク幅20〔μm〕の記録トラツクに対して、このヘツド
幅TW が36〔μm〕程度に選定されるようになされてい
る。
【0005】さらにこの種のヘツドチツプ1において
は、ギヤツプGの上下所定範囲が磁気テープに当接する
ようになされ、この当接する範囲Z(以下当り幅と呼
ぶ)が60〔μm〕程度に選定されるようになされてい
る。
【0006】これによりこの種の磁気記録再生装置にお
いては、トラツクセンタから微小範囲で再生ヘツドがオ
フトラツクした場合でも、確実に再生信号を検出し得る
ようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の再生ヘ
ツドにおいては、図8に示すように、当り幅Zがトラツ
クピツチに対して大きいため、目的トラツクの前後の記
録トラツクを同時に走査する。
【0008】このため従来の磁気記録再生装置において
は、例えば3番目の記録トラツクT3上にゴミDが付着
していると、前後の記録トラツクT2及びT4を走査す
る際にもこのゴミD上を再生ヘツド1Aが走査すること
になる。
【0009】すなわち従来の磁気記録再生装置において
は、目的トラツクT3の前後の記録トラツクT2及びT
4においても磁気テープの当たりが劣化する。これによ
りこの種の磁気記録再生装置においては、いわゆるスペ
ーシングロスが発生し、結局1箇所のごみDで3つの記
録トラツクから確実に再生信号を検出し得なくなる問題
があつた。
【0010】特にこの種の磁気記録再生装置において
は、オーデイオ信号について磁気ヘツドから出力される
再生信号の信号レベルが低下すると、出力信号をミユー
トしてノイズの出力を未然に防止することにより、この
ように1箇所でもごみがあると、連続する3つの記録ト
ラツクについて出力信号をミユートするようになり、極
めて耳障りになる。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、隣接トラツクにごみが付着している場合でも、確実
に再生信号を出力することができる回転ヘツド装置を提
案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、磁気テープ12に順次斜めに
記録トラツクT1、T2、T3、T4を形成し、記録ト
ラツクT1、T2、T3、T4にデイジタル信号に変換
したオーデイオ信号を記録する磁気記録装置10におい
て、記録トラツクT1、T2、T3、T4を形成する記
録ヘツド20A、20B、28A、28Bの当たり幅
を、記録トラツクT1、T2、T3、T4のトラツクピ
ツチより小さくする。
【0013】さらに第2の発明においては、磁気テープ
12に順次斜めに形成した記録トラツクT1、T2、T
3、T4を走査し、デイジタル信号に変換されて記録ト
ラツクT1、T2、T3、T4に記録されたオーデイオ
信号を再生する磁気再生装置10において、オーデイオ
信号を再生する再生ヘツド16A、16B、24A、2
4Bの当たり幅を、記録トラツクT1、T2、T3、T
4のトラツク幅より小さくする。
【0014】
【作用】記録トラツクT1、T2、T3、T4を形成す
る記録ヘツド20A、20B、28A、28Bの当たり
幅を、記録トラツクT1、T2、T3、T4のトラツク
ピツチより小さくすれば、ゴミが付着している場合で
も、当たりが劣化する範囲をそのごみが付着している部
分だけに留めることができる。
【0015】同様にオーデイオ信号を再生する再生ヘツ
ド16A、16B、24A、24Bの当たり幅を、記録
トラツクT1、T2、T3、T4のトラツク幅より小さ
くすれば、当たりが劣化する範囲をそのごみが付着して
いる部分だけに留めることができる。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】図1において、10は全体として回転ヘツ
ド装置を示し、デイジタルビデオ信号及びデイジタルオ
ーデイオ信号を記録再生する磁気記録再生装置に適用す
る。
【0018】すなわち回転ヘツド装置10は、 210度の
巻き付け角度で磁気テープ12を巻き付けて所定速度で
回転し、これによりこの磁気テープ12に順次斜めに記
録トラツクを形成する。
【0019】この回転ヘツド装置10は、回転ドラム1
4上に45度の各間隔で磁気ヘツド16〜30を配置し、
このうち同一種類の磁気ヘツド16〜30を 180度の各
間隔で配置して対を形成する。
【0020】これにより磁気記録再生装置においては、
この対を形成する磁気ヘツド16〜30の動作を回転ド
ラム14の回転に同期して 180度の回転周期で切り換え
ることにより、順次記録トラツクを形成し得るようにな
されている。
【0021】ここで図2に回転ドラムを回転軸で切つて
側面を展開して示すように、第1の磁気ヘツド16(2
4)は、オーデイオ信号の再生用に割当てられ、アジマ
ス角の異なる1対のヘツドチツプ16A及び16Bが所
定の高さに保持されて搭載されるようになされている。
【0022】これに対して続く第2の磁気ヘツド18
(26)は、先行側のヘツドチツプ18Aが消去用に割
当てられ、後行側のヘツドチツプ18Bがクリーニング
用に割当てられるようになされている。
【0023】続く第3の磁気ヘツド20(28)は、オ
ーデイオ信号及びビデオ信号の記録用に割当てられ、ア
ジマス角の異なる1対のヘツドチツプ20A及び20B
が所定の高さに保持されて搭載されようになされてい
る。
【0024】これに対して第4の磁気ヘツド22(3
0)は、ビデオ信号の再生用に割当てられ、アジマス角
の異なる1対のヘツドチツプ22A及び22Bが所定の
高さに保持されて搭載されようになされている。
【0025】図3及び図4に示すように、このうちオー
デイオ信号の再生に割当てられた磁気ヘツド16及び2
4においては、ギヤツプGの上下が切削加工により削り
取られ、記録トラツクのトラツク幅20〔μm〕に対し
て、当り幅が磁気ヘツドのヘツド幅と等しい幅20〔μ
m〕になるようになされている。
【0026】これにより図5に示すように、各再生ヘツ
ドのヘツドチツプ16A〜24Bにおいては、隣接する
記録トラツクT3にごみDが付着している場合でも、記
録トラツクT2及びT4における当たりの劣化を未然に
防止し得、これにより確実に再生信号を出力することが
できる。
【0027】実際上、このようにして再生ヘツドの当た
り幅を小さくした場合、オーデイオ信号についてのエラ
ーレートを30〔%〕改善することができ、その分耳障り
なミユーテングの繰り返しを低減することができた。
【0028】以上の構成によれば、再生ヘツドの当たり
幅を記録トラツクのトラツク幅に選定したことにより、
当たりの劣化をごみの付着して記録トラツクだけに留め
ることができ、その分隣接トラツクにおける当たりの劣
化を未然に防止することができる。
【0029】なお上述の実施例においては、再生ヘツド
の当たり幅を記録トラツクのトラツク幅に選定する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、要はトラツ
クピツチ以下に選定すれば、隣接トラツクにおける当た
りの劣化を未然に防止することができる。
【0030】さらに上述の実施例においては、再生ヘツ
ドについて隣接トラツクにおける当たりの劣化を未然に
防止する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、記録ヘツドについても同様にして当たりの劣化する
範囲を低減するようにしてもよい。
【0031】すなわち従来の記録ヘツドにおいては、当
り幅が50〜60〔μm〕と広いことにより、記録ヘツドに
ついても当り幅をトラツクピツチ以下に選定して当たり
の劣化する範囲を低減することができる。
【0032】さらに上述の実施例においては、ビデオ信
号をオーデイオ信号と共に記録再生する磁気記録再生装
置に本発明を適用した場合について述べたが、本発明は
これに限らず、オーデイオ信号をデイジタル信号に変換
して記録及び又は再生する磁気記録装置、磁気再生装置
の回転ヘツド装置に広く適用することができる。
【0033】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、記録ヘツ
ド又は再生ヘツドの当り幅をトラツクピツチより小さく
することにより、ごみ等による当たりの劣化する範囲を
低減することができ、その分確実にオーデイオ信号を記
録又は再生することができる回転ヘツド装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による回転ドラムの構成を示
す平面図である。
【図2】その磁気ヘツドの配置を示す略線図である。
【図3】再生ヘツドのヘツドチツプを示す平面図であ
る。
【図4】その側面図である。
【図5】その走査状態を示す略線図である。
【図6】従来の再生ヘツドのヘツドチツプを示す平面図
である。
【図7】その側面図である。
【図8】その走査状態を示す略線図である。
【符号の説明】
1、16、22、24、30……再生ヘツド、10……
回転ヘツド装置、12……磁気テープ、20、28……
記録ヘツド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに順次斜めに記録トラツクを形
    成し、上記記録トラツクにデイジタル信号に変換したオ
    ーデイオ信号を記録する磁気記録装置において、 上記記録トラツクを形成する記録ヘツドの当たり幅を、
    上記記録トラツクのトラツクピツチより小さくしたこと
    を特徴とする回転ヘツド装置。
  2. 【請求項2】磁気テープに順次斜めに形成した記録トラ
    ツクを走査し、デイジタル信号に変換されて上記記録ト
    ラツクに記録されたオーデイオ信号を再生する磁気再生
    装置において、 上記オーデイオ信号を再生する再生ヘツドの当たり幅
    を、上記記録トラツクのトラツク幅より小さくしたこと
    を特徴とする回転ヘツド装置。
JP18297792A 1992-06-17 1992-06-17 回転ヘツド装置 Pending JPH064807A (ja)

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JP18297792A JPH064807A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 回転ヘツド装置

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ID=16127616

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JP18297792A Pending JPH064807A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 回転ヘツド装置

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JP (1) JPH064807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5952429A (en) * 1995-06-14 1999-09-14 Nippon Shokubai Co., Ltd. Carbon black graft polymer, method for production thereof, and use thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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