JPH0647606A - ツールチャック - Google Patents
ツールチャックInfo
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- JPH0647606A JPH0647606A JP3262745A JP26274591A JPH0647606A JP H0647606 A JPH0647606 A JP H0647606A JP 3262745 A JP3262745 A JP 3262745A JP 26274591 A JP26274591 A JP 26274591A JP H0647606 A JPH0647606 A JP H0647606A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- chuck
- input
- tool
- peripheral surface
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/1207—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
- B23B31/1253—Jaws movement actuated by an axially movable member
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/1207—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
- B23B31/1238—Jaws movement actuated by a nut with conical screw-thread
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/38—Keyless chucks for hand tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/102—Jaws, accessories or adjustment means
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/32—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S279/00—Chucks or sockets
- Y10S279/902—Keyless type socket
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/17—Socket type
- Y10T279/17615—Obliquely guided reciprocating jaws
- Y10T279/17623—Threaded sleeve and jaw
- Y10T279/17632—Conical sleeve
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/32—Means to prevent jaw loosening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ツールを強固に締付け固定することができ、且
つ、締付け固定及び固定解除の操作が容易に行えるツー
ルチャックを提供する。 【構成】ツール挾持時に於いて、操作リングからの入力
が一定のトルク以上になると、入力リングと出力リング
との噛合部分に生じる反力でスリーブが圧縮変形され、
チャック本体の中心側に入力リングが偏心して、同入力
リングと出力リングとの噛合が瞬間的に解除される。直
後、スリーブの弾性により入力リングと出力リングとが
強制的に噛合され、相互の噛合位置が1歯分ずつ順次変
位するので、相互の噛合い時に生じる瞬間的な衝撃力に
よりナットリングが締付け方向に回動され、且つ、各チ
ャック爪を均等に増締めすることができ、減速した回動
力だけで締付け固定するのに比べて2倍以上の締付け力
が得られる。
つ、締付け固定及び固定解除の操作が容易に行えるツー
ルチャックを提供する。 【構成】ツール挾持時に於いて、操作リングからの入力
が一定のトルク以上になると、入力リングと出力リング
との噛合部分に生じる反力でスリーブが圧縮変形され、
チャック本体の中心側に入力リングが偏心して、同入力
リングと出力リングとの噛合が瞬間的に解除される。直
後、スリーブの弾性により入力リングと出力リングとが
強制的に噛合され、相互の噛合位置が1歯分ずつ順次変
位するので、相互の噛合い時に生じる瞬間的な衝撃力に
よりナットリングが締付け方向に回動され、且つ、各チ
ャック爪を均等に増締めすることができ、減速した回動
力だけで締付け固定するのに比べて2倍以上の締付け力
が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、電動ドリル
のドリルビット、電動ドライバーのドライバビット等の
ツールを挾持するツールチャックに関し、さらに詳しく
は、チャックハンドルを用いないで締付け操作すること
ができるツールチャックに関する。
のドリルビット、電動ドライバーのドライバビット等の
ツールを挾持するツールチャックに関し、さらに詳しく
は、チャックハンドルを用いないで締付け操作すること
ができるツールチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のツールチャックとしては、
例えば、操作リングを回動操作して、チャック本体の外
周部に遊嵌したナットリングに回動し、同ナットリング
の回動により複数本の各チャック爪をツール挾持方向に
ネジ送りして、これら各チャック爪によりツールを締付
け固定するツールチャック(実開昭63−189509
号公報参照)がある。
例えば、操作リングを回動操作して、チャック本体の外
周部に遊嵌したナットリングに回動し、同ナットリング
の回動により複数本の各チャック爪をツール挾持方向に
ネジ送りして、これら各チャック爪によりツールを締付
け固定するツールチャック(実開昭63−189509
号公報参照)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のツール
チャックは、手動操作による操作リングの回動力をナッ
トリングのネジ送りによって増幅し、複数本の各チャッ
ク爪を拡縮動作する方向に変換するので、チャックハン
ドルを用いた場合と等価な締付け力を得ることができ
ず、ネジ送り機構によって増幅されるトルクよりも高い
締付け力を得ることは構造的に困難であるため、作業時
に於いてツールとチャック爪とにガタ付きや緩みが生じ
やすく、高トルクを必要とする使用条件には不適用であ
るという問題点を有している。また、チャック本体と操
作リングとの接触部分に焼付きが生じ、操作リングの回
動操作が困難になるという問題点を有している。
チャックは、手動操作による操作リングの回動力をナッ
トリングのネジ送りによって増幅し、複数本の各チャッ
ク爪を拡縮動作する方向に変換するので、チャックハン
ドルを用いた場合と等価な締付け力を得ることができ
ず、ネジ送り機構によって増幅されるトルクよりも高い
締付け力を得ることは構造的に困難であるため、作業時
に於いてツールとチャック爪とにガタ付きや緩みが生じ
やすく、高トルクを必要とする使用条件には不適用であ
るという問題点を有している。また、チャック本体と操
作リングとの接触部分に焼付きが生じ、操作リングの回
動操作が困難になるという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、スリーブの弾
性により入力リングと出力リングとの噛合を瞬間的に離
間して相互の噛合位置を1歯分ずつ順次変位することに
より、ギャの歯数差により減速した回動力だけで締付け
固定するのに比べて2倍以上の締付け力が得られ、ツー
ルの締付け固定及び固定解除が容易に行えるツールチャ
ックの提供を目的とする。
性により入力リングと出力リングとの噛合を瞬間的に離
間して相互の噛合位置を1歯分ずつ順次変位することに
より、ギャの歯数差により減速した回動力だけで締付け
固定するのに比べて2倍以上の締付け力が得られ、ツー
ルの締付け固定及び固定解除が容易に行えるツールチャ
ックの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
のツールチャックは、チャック本体の外周面上に遊嵌し
た操作リングを回動して入力リングを公転させ、該入力
リングの自転を固定リングの係合で規制して、該入力リ
ングと出力リングとを偏心回転しながら相互に刻設した
ギャの歯数差で入力を減速してナットリングに伝達し、
同ナットリングの回転で各チャック爪を拡縮方向にネジ
送りするツールチャックであって、上記チャック本体の
外周面と操作リングとの内周面との対接部分に弾性を選
定した合成樹脂からなるスリーブを嵌着したツールチャ
ックであることを特徴とする。
のツールチャックは、チャック本体の外周面上に遊嵌し
た操作リングを回動して入力リングを公転させ、該入力
リングの自転を固定リングの係合で規制して、該入力リ
ングと出力リングとを偏心回転しながら相互に刻設した
ギャの歯数差で入力を減速してナットリングに伝達し、
同ナットリングの回転で各チャック爪を拡縮方向にネジ
送りするツールチャックであって、上記チャック本体の
外周面と操作リングとの内周面との対接部分に弾性を選
定した合成樹脂からなるスリーブを嵌着したツールチャ
ックであることを特徴とする。
【0006】この発明の請求項2記載のツールチャック
は、上記請求項1記載の発明の構成と併せて、上記固定
リングの外周面と対接する操作リングの内周面に摩擦計
数の小さい滑動用部材を配設したツールチャックである
ことを特徴とする。
は、上記請求項1記載の発明の構成と併せて、上記固定
リングの外周面と対接する操作リングの内周面に摩擦計
数の小さい滑動用部材を配設したツールチャックである
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の請求項1記載のツールチャックは、
入力リングと出力リングとに刻設したギャの歯数差によ
り、操作リングの回動力を減速してナットリングに伝達
し、同ナットリングの回転により各チャック爪を拡縮方
向にネジ送りしてツールを挾持する。ツール挾持時に於
いて、入力リングと出力リングとの噛合部分に生じる反
力で弾性を有するスリーブが圧縮変形され、チャック本
体の中心側に入力リングが偏心して、同入力リングと出
力リングとのギャの噛合が瞬間的に解除される。この直
後、スリーブに蓄積された弾性力により入力リングと出
力リングとが強制的に次のギャに噛合され、相互の噛合
い時に生じる瞬間的な衝撃力によりナットリングを締付
け方向に回動するので、歯数差により減速した回動力だ
けでツールを締付け固定するのに比べて2倍以上の締付
け力が得られる。
入力リングと出力リングとに刻設したギャの歯数差によ
り、操作リングの回動力を減速してナットリングに伝達
し、同ナットリングの回転により各チャック爪を拡縮方
向にネジ送りしてツールを挾持する。ツール挾持時に於
いて、入力リングと出力リングとの噛合部分に生じる反
力で弾性を有するスリーブが圧縮変形され、チャック本
体の中心側に入力リングが偏心して、同入力リングと出
力リングとのギャの噛合が瞬間的に解除される。この直
後、スリーブに蓄積された弾性力により入力リングと出
力リングとが強制的に次のギャに噛合され、相互の噛合
い時に生じる瞬間的な衝撃力によりナットリングを締付
け方向に回動するので、歯数差により減速した回動力だ
けでツールを締付け固定するのに比べて2倍以上の締付
け力が得られる。
【0008】この発明の請求項2記載のツールチャック
は、上記の請求項1記載の作用と併せて、固定リングの
外周面と対接する操作リングの内周面に摩擦計数の小さ
い滑動用部材を配設して、固定リングと操作リングとの
偏心回動時に生じる摺動抵抗を軽減する。
は、上記の請求項1記載の作用と併せて、固定リングの
外周面と対接する操作リングの内周面に摩擦計数の小さ
い滑動用部材を配設して、固定リングと操作リングとの
偏心回動時に生じる摺動抵抗を軽減する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、ツール挾持時に於い
て、操作リングからの入力が一定のトルク以上になる
と、スリーブの弾性により入力リングと出力リングとに
刻設したギャが瞬間的にスリップし、次いで蓄積された
弾性力でギャの噛合位置を1歯分ずつ順次変位するの
で、相互のギャの噛合い時に生じる瞬間的な衝撃力によ
りナットリングが締付け方向に回動され、ギャの歯数差
により減速した回動力だけで締付け固定するのに比べ
て、2倍以上の締付け力が瞬間的に得られ、ツールを強
固に締付け固定することができる。
て、操作リングからの入力が一定のトルク以上になる
と、スリーブの弾性により入力リングと出力リングとに
刻設したギャが瞬間的にスリップし、次いで蓄積された
弾性力でギャの噛合位置を1歯分ずつ順次変位するの
で、相互のギャの噛合い時に生じる瞬間的な衝撃力によ
りナットリングが締付け方向に回動され、ギャの歯数差
により減速した回動力だけで締付け固定するのに比べ
て、2倍以上の締付け力が瞬間的に得られ、ツールを強
固に締付け固定することができる。
【0010】しかも、上述するギャの衝撃的な噛合はチ
ャック本体に対して円周方向に移動した位置で生じるの
で、この衝撃力を各チャック爪に作用させることがで
き、チャック爪の片締めを防止して、複数本の各チャッ
ク爪を均等に締めることができる。さらに、スリーブが
合成樹脂であるためチャック本体と操作リングとの摺動
抵抗を軽減する潤滑材となり、相互の焼付きを防止して
円滑な回動を得ることができる。
ャック本体に対して円周方向に移動した位置で生じるの
で、この衝撃力を各チャック爪に作用させることがで
き、チャック爪の片締めを防止して、複数本の各チャッ
ク爪を均等に締めることができる。さらに、スリーブが
合成樹脂であるためチャック本体と操作リングとの摺動
抵抗を軽減する潤滑材となり、相互の焼付きを防止して
円滑な回動を得ることができる。
【0011】さらにまた、固定リングの外周面と対接す
る操作リングの内周面に滑動用部材を配設しているの
で、固定リングと操作リングとの偏心回動時に生じる摺
動抵抗が滑動用部材により軽減され、且つ、上述する合
成樹脂のスリーブとの2点支持により、操作リングの回
動揺れが防止され、操作リングの回動操作が円滑に行な
える。
る操作リングの内周面に滑動用部材を配設しているの
で、固定リングと操作リングとの偏心回動時に生じる摺
動抵抗が滑動用部材により軽減され、且つ、上述する合
成樹脂のスリーブとの2点支持により、操作リングの回
動揺れが防止され、操作リングの回動操作が円滑に行な
える。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
述する。
【0013】図面は電動ドリル用のドリルビットや電動
ドライバ用のドリルビット等のツールを挟持するために
用いられるツールチャックを示し、図1に於いて、この
ツールチャック1は、円筒形状に形成したチャック本体
2の中央部外周面から先端部中心面に貫通して、チャッ
ク本体2の軸中心Bに向けて集合する傾斜方向に3本の
各ガイド孔3…を形成し、これら各ガイド孔3…に3本
の各チャック爪4…を拡縮摺動可能に挿入している。
ドライバ用のドリルビット等のツールを挟持するために
用いられるツールチャックを示し、図1に於いて、この
ツールチャック1は、円筒形状に形成したチャック本体
2の中央部外周面から先端部中心面に貫通して、チャッ
ク本体2の軸中心Bに向けて集合する傾斜方向に3本の
各ガイド孔3…を形成し、これら各ガイド孔3…に3本
の各チャック爪4…を拡縮摺動可能に挿入している。
【0014】上述のチャック本体2の中央部外周面に
は、3本の各ガイド孔3…の後端部を切欠いて形成した
環状切欠き部5に、2分割可能に構成したナットリング
6を分割リング6b,6bとに分割して遊嵌した後、同
分割リング6b,6bの外周面上に出力リング7を圧入
して一体固定すると共に、同ナットリング6の内周面に
螺刻した雌ネジ6aと、3本の各チャック爪4…の後端
部外周面に螺刻した各雄ネジ4a…とを螺合して、この
ナットリング6の正逆回動により、3本の各チャック爪
4…を各ガイド孔3…に沿って拡縮方向にネジ送りす
る。
は、3本の各ガイド孔3…の後端部を切欠いて形成した
環状切欠き部5に、2分割可能に構成したナットリング
6を分割リング6b,6bとに分割して遊嵌した後、同
分割リング6b,6bの外周面上に出力リング7を圧入
して一体固定すると共に、同ナットリング6の内周面に
螺刻した雌ネジ6aと、3本の各チャック爪4…の後端
部外周面に螺刻した各雄ネジ4a…とを螺合して、この
ナットリング6の正逆回動により、3本の各チャック爪
4…を各ガイド孔3…に沿って拡縮方向にネジ送りす
る。
【0015】一方、チャック本体2の先端部外周面に操
作リング8を回動可能に遊嵌し、同チャック本体2の後
端部外周面に保持リング9を嵌着固定して、これら操作
リング8の後端側内周面と保持リング9の先端部外周面
とを回転可能に遊嵌すると共に、同チャック本体2の先
端部外周面に形成した段部周面と操作リング8の先端部
内周面との対接部分に弾性を有する合成樹脂で形成した
スリーブ10を嵌着固定して、チャック本体2と操作リ
ング9との摺動抵抗を軽減し、相互の摺動面に焼付きが
生じるのを防止している。なお、スリーブ10は縦の割
り溝を有しており、上述するチャック本体2の段部周面
に対してスリーブ10の割り溝を拡張して嵌着する。
作リング8を回動可能に遊嵌し、同チャック本体2の後
端部外周面に保持リング9を嵌着固定して、これら操作
リング8の後端側内周面と保持リング9の先端部外周面
とを回転可能に遊嵌すると共に、同チャック本体2の先
端部外周面に形成した段部周面と操作リング8の先端部
内周面との対接部分に弾性を有する合成樹脂で形成した
スリーブ10を嵌着固定して、チャック本体2と操作リ
ング9との摺動抵抗を軽減し、相互の摺動面に焼付きが
生じるのを防止している。なお、スリーブ10は縦の割
り溝を有しており、上述するチャック本体2の段部周面
に対してスリーブ10の割り溝を拡張して嵌着する。
【0016】且つ、スリーブ10の後端面円周上に形成
した溝部10aとスリーブ10自体の弾性変形とで後述
するサイクロイドギャ16,17の噛合い力を設定し、
また、後述する入力リング12の抜止め部材として兼用
している。なお、スリーブ10の弾性による噛合い力
は、同スリーブ10を構成する材料の選択と、溝部10
aの形状及び溝深さを変えることで調節することができ
る。
した溝部10aとスリーブ10自体の弾性変形とで後述
するサイクロイドギャ16,17の噛合い力を設定し、
また、後述する入力リング12の抜止め部材として兼用
している。なお、スリーブ10の弾性による噛合い力
は、同スリーブ10を構成する材料の選択と、溝部10
aの形状及び溝深さを変えることで調節することができ
る。
【0017】前述のナットリング6と操作リング8との
間には、同操作リング8の回動力をナットリング6に動
力伝達するための動力伝達機構11を介設している。こ
の動力伝達機構11は、3本の各チャック爪4…に螺合
したナットリング6と、同ナットリング6の外周面上に
圧入固定した出力リング7と、操作リング8の中央部内
周面に偏心(図2参照)して遊嵌保持した入力リング1
2と、ナットリング6及び出力リング7の外周面上に一
体固定した固定リング13と、チャック本体2の後端部
外周面に圧接固定される固定リング14とを有し、これ
ら各リング7,12,13,14をチャック本体5に対
して軸方向に配設している。
間には、同操作リング8の回動力をナットリング6に動
力伝達するための動力伝達機構11を介設している。こ
の動力伝達機構11は、3本の各チャック爪4…に螺合
したナットリング6と、同ナットリング6の外周面上に
圧入固定した出力リング7と、操作リング8の中央部内
周面に偏心(図2参照)して遊嵌保持した入力リング1
2と、ナットリング6及び出力リング7の外周面上に一
体固定した固定リング13と、チャック本体2の後端部
外周面に圧接固定される固定リング14とを有し、これ
ら各リング7,12,13,14をチャック本体5に対
して軸方向に配設している。
【0018】上述の操作リング8は、図2にも示すよう
に、チャック本体2の軸中心Bに対してe寸法偏心した
軸中心Cを中心として偏心内周面15を形成し、同偏心
内周面15に入力リング12を遊転可能に遊嵌して、こ
の操作リング8の正逆回動により、その偏心内周面15
で入力リング12を公転させる。
に、チャック本体2の軸中心Bに対してe寸法偏心した
軸中心Cを中心として偏心内周面15を形成し、同偏心
内周面15に入力リング12を遊転可能に遊嵌して、こ
の操作リング8の正逆回動により、その偏心内周面15
で入力リング12を公転させる。
【0019】前述の出力リング7は、同出力リング7の
先端側内周面に刻設したサイクロイドギャ16と、入力
リング12の後端側外周面に刻設したサイクロイドギャ
17とを部分的に噛合すると共に、これらギャ16,1
7の歯頭部を丸形に形成して相互の噛合が滑るときその
摺動を円滑にしている。すなわち、操作リング8を回動
操作して偏心内周面15の偏心によって入力リング12
に公転(自転をロックした状態)のみを与えると、この
入力リング12に刻設したギャ16と固定リング12に
刻設したギャ17との歯数差により、歯数の多い分だけ
入力リング12に自転が生じ、操作リング8の回転が大
きく減速されるので、この入力リング12の自転出力が
トルクアップした出力となる。
先端側内周面に刻設したサイクロイドギャ16と、入力
リング12の後端側外周面に刻設したサイクロイドギャ
17とを部分的に噛合すると共に、これらギャ16,1
7の歯頭部を丸形に形成して相互の噛合が滑るときその
摺動を円滑にしている。すなわち、操作リング8を回動
操作して偏心内周面15の偏心によって入力リング12
に公転(自転をロックした状態)のみを与えると、この
入力リング12に刻設したギャ16と固定リング12に
刻設したギャ17との歯数差により、歯数の多い分だけ
入力リング12に自転が生じ、操作リング8の回転が大
きく減速されるので、この入力リング12の自転出力が
トルクアップした出力となる。
【0020】実施例に於いて、出力リング7のギャ16
を歯数68に設定し、入力リング12のギャ17を歯数
65に設定して、歯数差を3歯とすると、 3(歯)/65(歯)=1/21.6 となり、入力に対して大きな減速比となり、大きなトル
クアップ出力が出力リング7から得られる。
を歯数68に設定し、入力リング12のギャ17を歯数
65に設定して、歯数差を3歯とすると、 3(歯)/65(歯)=1/21.6 となり、入力に対して大きな減速比となり、大きなトル
クアップ出力が出力リング7から得られる。
【0021】前述の入力リング12は、同入力リング1
2の中央部外周面に形成した突条部18と、同入力リン
グ12の先端部外周面に遊嵌した保持リング19との対
向周面間に適宜個数のスラストボール20を転動可能に
保持している。且つ、同突条部19の後端面円周上に凹
部21を複数形成し、これと対向する固定リング13の
先端面円周上に凹部21の公転を許容する大きさのピン
22を複数突設して、これら各凹部21…と各ピン22
…とを相互に係合している。すなわち、各凹部21…と
各ピン22…との係合により、チャック本体2に固定リ
ング13が固定されることで、入力リング12の自転を
阻止し、公転のみを許容する。
2の中央部外周面に形成した突条部18と、同入力リン
グ12の先端部外周面に遊嵌した保持リング19との対
向周面間に適宜個数のスラストボール20を転動可能に
保持している。且つ、同突条部19の後端面円周上に凹
部21を複数形成し、これと対向する固定リング13の
先端面円周上に凹部21の公転を許容する大きさのピン
22を複数突設して、これら各凹部21…と各ピン22
…とを相互に係合している。すなわち、各凹部21…と
各ピン22…との係合により、チャック本体2に固定リ
ング13が固定されることで、入力リング12の自転を
阻止し、公転のみを許容する。
【0022】前述の固定リング14は、同固定リング1
4の先端側内周面に垂直な圧接面23を形成し、これと
対向するチャック本体2の中央部外周面に垂直な圧接面
24を形成しており、これら圧接面23,24は、ツー
ルAの締付け時に於いて、ナットリング6が締付けによ
る反力により後退することで圧接され、チャック本体2
と固定リング14とを一体的に回動固定する。
4の先端側内周面に垂直な圧接面23を形成し、これと
対向するチャック本体2の中央部外周面に垂直な圧接面
24を形成しており、これら圧接面23,24は、ツー
ルAの締付け時に於いて、ナットリング6が締付けによ
る反力により後退することで圧接され、チャック本体2
と固定リング14とを一体的に回動固定する。
【0023】前述の操作リング8の後端部内周面には、
上述の固定リング14の後端面と対向して弾性リング2
5を圧入固定し、同弾性リング25の内周縁部に形成し
た各弾性片26…と固定リング14の後端面に刻設した
凹面部27とを係合して、操作リング8の回動操作時に
ノッチ感触を付与し、同固定リング14の圧接面23
と、チャック本体2の圧接面24との圧接固定を解除す
る方向に付勢している。且つ、同操作リング8の偏心内
周面15にテフロン等の摩擦計数の小さい合成樹脂で形
成したシート状の滑動用リング28を嵌着固定して、操
作リング8と固定リング13との摺動抵抗を軽減してい
る。
上述の固定リング14の後端面と対向して弾性リング2
5を圧入固定し、同弾性リング25の内周縁部に形成し
た各弾性片26…と固定リング14の後端面に刻設した
凹面部27とを係合して、操作リング8の回動操作時に
ノッチ感触を付与し、同固定リング14の圧接面23
と、チャック本体2の圧接面24との圧接固定を解除す
る方向に付勢している。且つ、同操作リング8の偏心内
周面15にテフロン等の摩擦計数の小さい合成樹脂で形
成したシート状の滑動用リング28を嵌着固定して、操
作リング8と固定リング13との摺動抵抗を軽減してい
る。
【0024】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、ツールチャック1の締付け操作及び解除操作
を説明する。
て、以下、ツールチャック1の締付け操作及び解除操作
を説明する。
【0025】先ず、ツールAを3本の各チャック爪4…
により挾持する場合、図1に示すように、保持リング9
を回動不可に固定した後、操作リング8を締付け方向に
回動操作する。すなわち、操作リング8の回動初期に
は、3本の各チャック爪4…にツールAの挟持による負
荷が付与されておらず、動力伝達機構11を構成する固
定リング14はチャック本体2に対して回動可能なフリ
ー状態にあり、且つ、固定リング14の各凹面部27…
に弾性リング25の各弾性片26…を係合しているた
め、操作リング8と、入力リング12と、固定リング1
3,14とが一体的に回動して、操作リング8の回動と
等速でナットリング6が回動され、ナットリング6のネ
ジ送りにより3本の各チャック爪4…を迅速に緊縮摺動
させツールAを挾持する。
により挾持する場合、図1に示すように、保持リング9
を回動不可に固定した後、操作リング8を締付け方向に
回動操作する。すなわち、操作リング8の回動初期に
は、3本の各チャック爪4…にツールAの挟持による負
荷が付与されておらず、動力伝達機構11を構成する固
定リング14はチャック本体2に対して回動可能なフリ
ー状態にあり、且つ、固定リング14の各凹面部27…
に弾性リング25の各弾性片26…を係合しているた
め、操作リング8と、入力リング12と、固定リング1
3,14とが一体的に回動して、操作リング8の回動と
等速でナットリング6が回動され、ナットリング6のネ
ジ送りにより3本の各チャック爪4…を迅速に緊縮摺動
させツールAを挾持する。
【0026】次に、図3に示すように、3本の各チャッ
ク爪4…がツールAに接触して挾持負荷が付与される
と、ナットリング6が締付けによる反力で後退し、これ
によって固定リング14の圧接面23とチャック本体2
の圧接面24とが圧接され、チャック本体2と固定リン
グ14とを一体的に固定して、動力伝達機構11により
減速作用を発生させる。すなわち、操作リング8の回動
操作により、その偏心内周面15の偏心により入力リン
グ12が公転し、同入力リング12に刻設したギャ17
と固定リング14の刻設したギャ16との歯数差によ
り、入力リング12に自転が発生し、この自転出力が入
力を減速した高トルクの出力となってナットリング6を
回転させ、3本の各チャック爪4…をネジ送りしてツー
ルAを締付け固定する。
ク爪4…がツールAに接触して挾持負荷が付与される
と、ナットリング6が締付けによる反力で後退し、これ
によって固定リング14の圧接面23とチャック本体2
の圧接面24とが圧接され、チャック本体2と固定リン
グ14とを一体的に固定して、動力伝達機構11により
減速作用を発生させる。すなわち、操作リング8の回動
操作により、その偏心内周面15の偏心により入力リン
グ12が公転し、同入力リング12に刻設したギャ17
と固定リング14の刻設したギャ16との歯数差によ
り、入力リング12に自転が発生し、この自転出力が入
力を減速した高トルクの出力となってナットリング6を
回転させ、3本の各チャック爪4…をネジ送りしてツー
ルAを締付け固定する。
【0027】上述のように高トルクでツールAを挟持す
べく操作リング8を締付け方向に回動したとき、ツール
Aを挟持したときの挾持負荷は入力リング12と固定リ
ング14とに刻設したギャ16,17の噛合を離間する
方向に作用する。すなわち、操作リング8からの入力が
一定のトルク以上になると、図5に示すように、ギャ1
6と各頭部16a…とギャ17の各頭部17a…との当
接による反力で、スリーブ10の弾性に抗して入力リン
グ12がチャック本体2の中心側に偏心されると共に、
図3に示すように、ギャ16,17の噛合側と対応する
スリーブ10が径方向に圧縮変形されてエネルギーを蓄
積し、入力リング12のギャ17と出力リング7のギャ
16との噛合が瞬間的に離間する。図5中仮想線で示す
ように、ギャ16の各頭部16a…とギャ17の各頭部
17a…とが1歯分スリップした瞬間、スリーブ10に
蓄積された弾性力により入力リング12が径方向に復元
され、入力リング12のギャ17と出力リング7のギャ
16とが衝撃的に噛合される。図5中実線で示すよう
に、ギャ17の各頭部17a…とギャ16の各頭部16
a…とが衝突しながら相互の噛合位置を1歯分ずつ順次
変位する。
べく操作リング8を締付け方向に回動したとき、ツール
Aを挟持したときの挾持負荷は入力リング12と固定リ
ング14とに刻設したギャ16,17の噛合を離間する
方向に作用する。すなわち、操作リング8からの入力が
一定のトルク以上になると、図5に示すように、ギャ1
6と各頭部16a…とギャ17の各頭部17a…との当
接による反力で、スリーブ10の弾性に抗して入力リン
グ12がチャック本体2の中心側に偏心されると共に、
図3に示すように、ギャ16,17の噛合側と対応する
スリーブ10が径方向に圧縮変形されてエネルギーを蓄
積し、入力リング12のギャ17と出力リング7のギャ
16との噛合が瞬間的に離間する。図5中仮想線で示す
ように、ギャ16の各頭部16a…とギャ17の各頭部
17a…とが1歯分スリップした瞬間、スリーブ10に
蓄積された弾性力により入力リング12が径方向に復元
され、入力リング12のギャ17と出力リング7のギャ
16とが衝撃的に噛合される。図5中実線で示すよう
に、ギャ17の各頭部17a…とギャ16の各頭部16
a…とが衝突しながら相互の噛合位置を1歯分ずつ順次
変位する。
【0028】従って、相互の噛合い時に生じる瞬間的な
衝撃力によりナットリング6が締付け方向に若干回動さ
れ、入力リング12に刻設したギャ17と固定リング1
4の刻設したギャ16との歯数差により減速した回動力
だけで締付け固定するのに比べて、2倍以上の締付け力
が瞬間的に得られ、ツールAを強固に締付け固定するこ
とができる。
衝撃力によりナットリング6が締付け方向に若干回動さ
れ、入力リング12に刻設したギャ17と固定リング1
4の刻設したギャ16との歯数差により減速した回動力
だけで締付け固定するのに比べて、2倍以上の締付け力
が瞬間的に得られ、ツールAを強固に締付け固定するこ
とができる。
【0029】上述するギャ16,17の衝撃的な噛合は
チャック本体2に対して円周方向に移動しながら生じ、
この衝撃力は各チャック爪4…に作用するため、その衝
撃力で複数本の各チャック爪4…を均等に締めることが
できる。且つ、スリーブ10が合成樹脂であるためチャ
ック本体2と操作リング8との摺動抵抗を軽減する潤滑
材となり、相互の焼付きを防止して円滑な回動を得るこ
とができる。
チャック本体2に対して円周方向に移動しながら生じ、
この衝撃力は各チャック爪4…に作用するため、その衝
撃力で複数本の各チャック爪4…を均等に締めることが
できる。且つ、スリーブ10が合成樹脂であるためチャ
ック本体2と操作リング8との摺動抵抗を軽減する潤滑
材となり、相互の焼付きを防止して円滑な回動を得るこ
とができる。
【0030】さらに、スリーブ10の圧縮変形により操
作リング8と固定リング13とが部分的に圧接される
が、固定リング13の外周面と対接する操作リング8の
内周面側に滑動用リング28を嵌着固定しているので、
操作リング8と固定リング13との偏心回動時に生じる
摺動抵抗が滑動用リング28により軽減され、且つ、上
述する合成樹脂のスリーブ10との2点支持により、操
作リング8の回動揺れが防止され、操作リング8の回動
操作が円滑に行なえる。
作リング8と固定リング13とが部分的に圧接される
が、固定リング13の外周面と対接する操作リング8の
内周面側に滑動用リング28を嵌着固定しているので、
操作リング8と固定リング13との偏心回動時に生じる
摺動抵抗が滑動用リング28により軽減され、且つ、上
述する合成樹脂のスリーブ10との2点支持により、操
作リング8の回動揺れが防止され、操作リング8の回動
操作が円滑に行なえる。
【0031】次に、ツールAを取り外す場合、操作リン
グ8を緩み方向に回動する。すなわち、動力伝達機構1
1はチャック本体2と固定リング14との圧接面23,
24が圧接状態にある間はトルクアップが作用している
ので、操作リング8の回動はトルクアップした大きな力
でナットリング6を緩み方向に回動し、3本の各チャッ
ク爪4…を高トルクで確実に緩めることができる。3本
の各チャック爪4…が後退して、ナットリング6に締付
けによる反力が作用しなくなると、弾性リング25の付
勢力により固定リング14を先端側に前進し、固定リン
グ14の圧接面23とチャック本体2の圧接面24との
圧接固定が解除されて、動力伝達機構11により減速作
用が解かれ、操作リング8と、入力リング12と、固定
リング13,14とを一体的に回動して、ナットリング
6は操作リング8の回動と等速で回動し、3本の各チャ
ック爪4…を速く緩み方向にネジ送りさせ、これら各チ
ャック爪4…を迅速に拡大摺動してツールAの締付け固
定を解除する。
グ8を緩み方向に回動する。すなわち、動力伝達機構1
1はチャック本体2と固定リング14との圧接面23,
24が圧接状態にある間はトルクアップが作用している
ので、操作リング8の回動はトルクアップした大きな力
でナットリング6を緩み方向に回動し、3本の各チャッ
ク爪4…を高トルクで確実に緩めることができる。3本
の各チャック爪4…が後退して、ナットリング6に締付
けによる反力が作用しなくなると、弾性リング25の付
勢力により固定リング14を先端側に前進し、固定リン
グ14の圧接面23とチャック本体2の圧接面24との
圧接固定が解除されて、動力伝達機構11により減速作
用が解かれ、操作リング8と、入力リング12と、固定
リング13,14とを一体的に回動して、ナットリング
6は操作リング8の回動と等速で回動し、3本の各チャ
ック爪4…を速く緩み方向にネジ送りさせ、これら各チ
ャック爪4…を迅速に拡大摺動してツールAの締付け固
定を解除する。
【0032】このようにツールAの挾持時に於いて、操
作リング8からの入力が一定のトルク以上になると、出
力リング7と入力リング12とに刻設したサイクロイド
ギャ16,17が瞬間的にスリップして噛合位置を1歯
分ずつ順次変位するので、相互の噛合い時に生じる瞬間
的な衝撃力によりナットリング6が締付け方向に回動さ
れ、サイクロイドギャ16,17の歯数差により減速し
た回動力だけで締付け固定するのに比べて、2倍以上の
締付け力が瞬間的に得られ、ツールAを強固に締付け固
定することができる。
作リング8からの入力が一定のトルク以上になると、出
力リング7と入力リング12とに刻設したサイクロイド
ギャ16,17が瞬間的にスリップして噛合位置を1歯
分ずつ順次変位するので、相互の噛合い時に生じる瞬間
的な衝撃力によりナットリング6が締付け方向に回動さ
れ、サイクロイドギャ16,17の歯数差により減速し
た回動力だけで締付け固定するのに比べて、2倍以上の
締付け力が瞬間的に得られ、ツールAを強固に締付け固
定することができる。
【0033】しかも、上述するギャ16,17の衝撃的
な噛合はチャック本体2に対して円周方向に移動しなが
ら生じるので、この衝撃力を各チャック爪4…に作用さ
せることができ、その衝撃力で複数本の各チャック爪4
…を均等に締めることができる。且つ、スリーブ10が
合成樹脂であるためチャック本体2と操作リング8との
摺動抵抗を軽減する潤滑材となり、相互の焼付きを防止
して円滑な回動を得ることができる。
な噛合はチャック本体2に対して円周方向に移動しなが
ら生じるので、この衝撃力を各チャック爪4…に作用さ
せることができ、その衝撃力で複数本の各チャック爪4
…を均等に締めることができる。且つ、スリーブ10が
合成樹脂であるためチャック本体2と操作リング8との
摺動抵抗を軽減する潤滑材となり、相互の焼付きを防止
して円滑な回動を得ることができる。
【0034】さらに、固定リング13の外周面と対接す
る操作リング8の偏心内周面15に滑動用リング28を
嵌着固定しているので、固定リング13と操作リング8
との偏心回動時に生じる摺動抵抗が滑動用リング28に
より軽減され、且つ、上述する合成樹脂のスリーブ10
との2点支持により、操作リング8の回動揺れが防止さ
れ、操作リングの回動操作が円滑に行なえる。
る操作リング8の偏心内周面15に滑動用リング28を
嵌着固定しているので、固定リング13と操作リング8
との偏心回動時に生じる摺動抵抗が滑動用リング28に
より軽減され、且つ、上述する合成樹脂のスリーブ10
との2点支持により、操作リング8の回動揺れが防止さ
れ、操作リングの回動操作が円滑に行なえる。
【0035】加えて、チャック本体2の段部周面にスリ
ーブ10を嵌着しているので、これより内側に位置する
各リング6,7,12,13,14,19及びスラスト
ボール20の抜止めとして作用させることができる。
ーブ10を嵌着しているので、これより内側に位置する
各リング6,7,12,13,14,19及びスラスト
ボール20の抜止めとして作用させることができる。
【0036】この発明の構成と、上述の実施例との対応
に於いて、この発明の滑動用部材は、実施例の滑動用リ
ング28と対応するも、この発明は、上述の実施例の構
成のみに限定されるものではない。
に於いて、この発明の滑動用部材は、実施例の滑動用リ
ング28と対応するも、この発明は、上述の実施例の構
成のみに限定されるものではない。
【0037】例えば、チャック本体2と操作リング8と
の対接部分に弾性を有しない硬質の合成樹脂で形成した
スリーブ10を嵌着固定することで、サイクロイドギャ
16,17の歯数差により減速した回動力だけでツール
Aを締付け固定するトルクリミッタ機構のないツールチ
ャック1として用いることができる。
の対接部分に弾性を有しない硬質の合成樹脂で形成した
スリーブ10を嵌着固定することで、サイクロイドギャ
16,17の歯数差により減速した回動力だけでツール
Aを締付け固定するトルクリミッタ機構のないツールチ
ャック1として用いることができる。
【図1】ツールチャックによるツール締付け直前の状態
を示す縦断側面図。
を示す縦断側面図。
【図2】図1に示すD−D矢視線断面図。
【図3】ツールチャックによるツール締付け直後の状態
を示す縦断側面図。
を示す縦断側面図。
【図4】図3に示すE−E矢視線断面図。
【図5】サイクロイドギャの噛合い状態を示す部分拡大
断面図。
断面図。
A…ツール 1…ツールチャック 2…チャック本体 4…チャック爪 6…ナットリング 7…出力リング 8…操作リング 10…スリーブ 11…動力伝達機構 12…入力リング 13…固定リング 16,17…サイクロイドギャ 16a,17a…頭部 28…滑動用リング
Claims (2)
- 【請求項1】チャック本体の外周面上に遊嵌した操作リ
ングを回動して、該操作リングの内周面に偏心して遊嵌
した入力リングを公転させ、該入力リングの自転を固定
リングの係合により規制して、該入力リングと出力リン
グとを相対偏心しながら回転すると共に、該入力リング
と出力リングとに刻設したギャの歯数差により入力を減
速してナットリングに伝達し、同ナットリングの回転に
より各チャック爪を拡縮方向にネジ送りするツールチャ
ックであって、上記チャック本体の外周面と操作リング
との内周面との対接部分に弾性を選定した合成樹脂から
なるスリーブを嵌着したツールチャック。 - 【請求項2】上記固定リングの外周面と対接する操作リ
ングの内周面に摩擦計数の小さい滑動用部材を配設した
請求項1記載のツールチャック。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3262745A JPH0647606A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ツールチャック |
TW081107053A TW225494B (ja) | 1991-09-12 | 1992-09-07 | |
KR1019920016433A KR940006677A (ko) | 1991-09-12 | 1992-09-09 | 손잡이 없는 형태의 척(chuck)공구 |
US07/942,658 US5261679A (en) | 1991-09-12 | 1992-09-09 | Keyless type tool chuck |
DE69202034T DE69202034T2 (de) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | Ohne-Griff-Typ Werkzeughalter. |
EP92115480A EP0536552B1 (en) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | A non-handle type tool chuck |
BR929203605A BR9203605A (pt) | 1991-09-12 | 1992-09-11 | Mandril porta-ferramenta sem cabo |
CA002078034A CA2078034C (en) | 1991-09-12 | 1992-09-11 | a non-handle type tool chuck |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3262745A JPH0647606A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ツールチャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647606A true JPH0647606A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=17380000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3262745A Pending JPH0647606A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ツールチャック |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5261679A (ja) |
EP (1) | EP0536552B1 (ja) |
JP (1) | JPH0647606A (ja) |
KR (1) | KR940006677A (ja) |
BR (1) | BR9203605A (ja) |
CA (1) | CA2078034C (ja) |
DE (1) | DE69202034T2 (ja) |
TW (1) | TW225494B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014177981A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Kawatatec Corp | 送り構造体及びこれを備えた把持装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5984320A (en) * | 1996-01-22 | 1999-11-16 | Nakamura; Daijiro | Tool chuck |
WO1997027020A1 (en) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Power Tool Holders Incorporated | Tool chuck |
US5775704A (en) * | 1996-06-22 | 1998-07-07 | Power Tool Holders Incorporated | Reverse lever actuated keyless chuck |
US6050741A (en) * | 1998-01-30 | 2000-04-18 | Power Tool Holders Incorporated | Tool clamping device |
US6179512B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-01-30 | Power Tool Holders Incorporated | Collet nut |
US6260856B1 (en) | 1999-11-17 | 2001-07-17 | Power Tool Holders Incorporated | Locking chuck |
US6390481B1 (en) | 2000-03-10 | 2002-05-21 | Power Tool Holders Incorporated | Locking chuck |
EP1170079B2 (de) † | 2000-07-03 | 2010-10-06 | Röhm GmbH | Bohrfutter |
US6702090B2 (en) | 2001-03-14 | 2004-03-09 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Power tool and spindle lock system |
US7063201B2 (en) * | 2001-11-27 | 2006-06-20 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Power tool and spindle lock system |
US20060261563A1 (en) * | 2003-03-25 | 2006-11-23 | Guimo Yang | Self-locking drill chuck |
CN2602857Y (zh) * | 2003-03-25 | 2004-02-11 | 山东威达机械股份有限公司 | 自锁式钻夹头 |
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US20070063455A1 (en) * | 2004-09-17 | 2007-03-22 | Zhang Qiang J | Fastener with nutating gear reduction |
US7708288B2 (en) | 2005-05-18 | 2010-05-04 | Jacobs Chuck Manufacturing Company | Locking chuck |
US7455303B2 (en) * | 2005-09-02 | 2008-11-25 | The Jacobs Chuck Manufacturing Company | Chuck with internal nut |
US7527273B2 (en) * | 2005-09-02 | 2009-05-05 | Jacobs Chuck Manufacturing Company | Locking chuck |
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DE102006005241A1 (de) * | 2006-02-06 | 2007-08-09 | Röhm Gmbh | Bohrfutter |
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