JPH0647473U - 床版の高さ調整支持装置 - Google Patents

床版の高さ調整支持装置

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JPH0647473U
JPH0647473U JP8869992U JP8869992U JPH0647473U JP H0647473 U JPH0647473 U JP H0647473U JP 8869992 U JP8869992 U JP 8869992U JP 8869992 U JP8869992 U JP 8869992U JP H0647473 U JPH0647473 U JP H0647473U
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JP
Japan
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floor slab
base
shaft
support shaft
height adjustment
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Pending
Application number
JP8869992U
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 金沢
基宏 近藤
Original Assignee
ミサワセラミックス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定寸法の単位床版を基盤面から適宜の高さ
で多数敷設して所要の床面を形成するに際し、高さ調節
が簡単かつ確実であるだけでなく、高い耐荷重性能を備
えた床版の高さ調整支持装置を提供する。 【構成】 上端の開口した有底筒状の基台11と、前記
基台に下部が遊嵌された支持軸21とからなり、前記支
持軸は、少なくとも軸上部に床版50の取付けナット5
1に螺合するねじ部24が形成されるとともに軸頂端部
26にねじ回し工具の係合溝25が形成され、かつ前記
遊嵌部外周に抜け止め突部22が形成されてなり、前記
基台上端の開口寸法は、抜け止め突部の外径寸法W3>
開口寸法W2>支持軸外径W1からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は床版の高さ調整支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、鉄道駅のプラットホームやトラックターミナルの貨物集配デッキな どを仮設あるいは改修する際、床を実際の床面から適宜の高さに形成する床版が 用いられることがある。 この床版は、たとえば、900mm×1800mm程度の比較的大形状に形成 されるとともに、大荷重に耐えうるように、コンクリート材などによって形成さ れ、所定の床面に複数枚が敷設されてなる。
【0003】 しかしながら、かかる床版は、一単位の重量がかなり大きくなり、床版の高さ を調節する際の作業性に問題があった。そのため、前記床版を支持するための高 い耐荷重性能を有しかつ操作の容易な調節装置が要求されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような問題点に鑑み提案されたものであって、所定寸法の単 位床版を基盤面から適宜の高さで多数敷設して所要の床面を形成するに際し、高 さ調節が簡単かつ確実であるだけでなく、高い耐荷重性能を備えた床版の高さ調 整支持装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、上端の開口した有底筒状の基台と、前記基台に下部が 遊嵌された支持軸とからなり、前記支持軸は、少なくとも軸上部に床版の取付け ナットに螺合するねじ部が形成されるとともに軸頂端部にねじ回し工具の係合溝 が形成され、かつ前記遊嵌部外周に抜け止め突部が形成されてなり、前記基台上 端の開口寸法は、抜け止め突部の外径寸法>開口寸法>支持軸外径からなること を特徴とする床版の高さ支持調整支持装置に係る。
【0006】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案装置が取り付けられた床版の一例を示す斜視図、図2はその要 部を示す拡大斜視図、図3はその3−3線における断面図である。
【0007】 図1に示したように、この考案の高さ調整支持装置10は、所定寸法の単位床 版50の下側の少なくとも四隅に取り付けられていて、前記単位床版50を床面 から適宜の高さに調整する。
【0008】 図2および図3に示されるように、この高さ調整支持装置10は基台11と支 持軸21とから構成されており、前記支持軸21の上部が前記床版50に設けら れた取付けナット51に螺合されて取り付けられている。符号53は前記床版5 0を補強し取付けナット51の取付部となるアングル部、54は床版50を補強 する鉄筋である。
【0009】 基台11は下部に底面13を有する筒形状に形成されていて、上端に開口12 が設けられた蓋板14が固定されている。前記基台11の筒内部には、前記開口 12の径W2より小さな径W1を有する支持軸21が、軸上部23を前記開口1 2から突出させた状態で遊嵌されている。符号15は基台11の安定性を高める ために前記底面13の外周に形成されたフランジ部である。このフランジ部15 は円形に限らず、矩形などでもよい。 なお、前記蓋板14に代えて、基台11上部に所定の口径に絞った開口を設け てもよい。
【0010】 支持軸21は上部に前記床版50の取付けナット51に螺合するねじ部24が 形成されるとともに、その軸頂端部にはねじ回し工具のための係合溝25が設け られている。 一方、前記床版50において、取付けナット51のねじ孔52の位置に床版5 0の上面に達する貫通孔55を形成し、前記床版50上からねじ孔52内に工具 を挿入して支持軸21を回動操作する。
【0011】 また、支持軸21の下部、すなわち前記基台11の筒内部に遊嵌されている部 分には抜け止め突部22が設けられている。この抜け止め突部22は、前記支持 軸21の外周面から外方向に形成されたフランジ部よりなり、その外径寸法W3 は前記基台11の開口12の内径寸法W2より大きく形成されている。それによ って、前記支持軸21が基台11より抜け落ちることがない。
【0012】 なお、この支持軸21は公知のボルト部材によって代用することができる。そ の場合、ボルト部材の頭部分が前記抜け止め突部22の役割をするので、特別に 抜け止め突部を設ける必要はない。
【0013】 この高さ調整支持装置10は、床版50の下側に取り付けられ、該床版50の 上からドライバーなどの工具によって支持軸21を回動することにより、取付け ナット51に対する支持軸21の螺合長を変化させて床版の高さを調整する。 その際、床版50の荷重は支持軸21のねじ部24のみで支えられるので、支 持軸21を回動して高さを調整する際の抵抗要因は、ねじ部24部分の接触抵抗 のみとなり、容易に回動調整することができる。 また、支持軸21は基台11の筒内部に遊嵌状態で配されているので、床面の 凸凹や床版に設けられた取付けナット51との鉛直度が多少不揃いであっても、 支持軸21の傾きによって対応することができる。
【0014】 なお、図3に示されるように、前記抜け止め突部22と基台11の底面13と の間に公知のベアリング部材30を配することによって、抜け止め突部22と底 面13との摩擦を少なくし、支持軸21の回動を楽に行うことができる。前記ベ アリング部材30の代わりに、前記底面13の上面に滑り特性の高いフッ素樹脂 系シートなどを介在させることもできる。
【0015】 また、前記基台のフランジ部15を矩形とし、そのコーナー部をわずかに下向 きに折り曲げたり湾曲させてもよい。もちろん、コーナー部が下向きになるよう にフランジ部全体を湾曲させてもよい。 このコーナー部は、基台の載置される床面に食い込むので、基台が安定して保 持される。特に振動を受けやすい場所においては、位置のずれ、あるいは不用意 ながたつきを抑えることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の床版の高さ調整支持装置によれば、高 い耐荷重性能を有しているだけでなく、床版の高さ調整を当該床版の上から簡単 かつ確実に行うことができる。また、床全体を敷設完了した後に高さ調整するこ とも容易で、かかる床版の敷設作業の能率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案装置が取り付けられた床版の一例を示
す斜視図である。
【図2】その要部を示す拡大斜視図である。
【図3】その3−3線における断面図である。
【符号の説明】
10 高さ調整支持装置 11 基台 12 開口 13 底部 21 支持軸 22 抜け止め突部 24 ねじ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端の開口した有底筒状の基台と、前記
    基台に下部が遊嵌された支持軸とからなり、 前記支持軸は、少なくとも軸上部に床版の取付けナット
    に螺合するねじ部が形成されるとともに軸頂端部にねじ
    回し工具の係合溝が形成され、かつ前記遊嵌部外周に抜
    け止め突部が形成されてなり、 前記基台上端の開口寸法は、抜け止め突部の外径寸法>
    開口寸法>支持軸外径からなることを特徴とする床版の
    高さ支持調整支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、基台底面の外周に矩
    形のフランジ部が形成されて、該フランジ部全体または
    フランジ部のコーナー部が湾曲あるいは曲げられて前記
    コーナー部が下向きにされたことを特徴とする床版の高
    さ調整支持装置。
JP8869992U 1992-11-30 1992-11-30 床版の高さ調整支持装置 Pending JPH0647473U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019073961A1 (ja) * 2017-10-10 2019-04-18 株式会社Ihi プレート、及びプレートシステム

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JPS5230171U (ja) * 1975-08-25 1977-03-02

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