JPH0646913A - アイラッシュカーラ及びアイラッシュカーラセット - Google Patents

アイラッシュカーラ及びアイラッシュカーラセット

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JPH0646913A
JPH0646913A JP22323292A JP22323292A JPH0646913A JP H0646913 A JPH0646913 A JP H0646913A JP 22323292 A JP22323292 A JP 22323292A JP 22323292 A JP22323292 A JP 22323292A JP H0646913 A JPH0646913 A JP H0646913A
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JP
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eyelashes
upper blade
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eyelash curler
eyelash
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JP22323292A
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Kaoru Okada
薫 岡田
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2/00Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2/48Eyelash curlers; Eyebrow curlers

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】睫のカールを良好に行う。 【構成】握り部1の上端に瞼に沿って湾曲した上ブレー
ド3を固定する。上ブレードの下端縁3aは睫に倣った
弓状に湾曲している。下端縁3aにニクロム線5を敷設
する。上ブレード3の下方に昇降自在な支持部材6を配
置し、連結部材9を介して握り部2によって昇降させ
る。支持部材6によって、ニクロム線5との間に睫を挟
み込む弾性部材7を保持する。握り部1、2を閉鎖して
スイッチ12をオンし、ニクロム線5を加熱するととも
に、ニクロム線5と弾性部材7との間に睫を挟み込む。
機械的な力の他に、加熱が加わって、睫は一層カールし
やすくなる。小さい力で睫を有効にカールすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、女性用の化粧器具の一
つであって、睫をカールさせるのに使用するアイラッシ
ュカーラ及びアイラッシュカーラセットに関する。
【0002】
【従来の技術】女性用の美顔器具のひとつとして、アイ
ラッシュカーラが知られている。このものは、睫を、弾
性部材と上ブレードとの間に挟み込んでカールさせるも
のである。アイラッシュカーラは、鋏のように、支点を
中心として相互に開閉可能な2つの握り部を有し、ま
た、鋏の刃部に相当する部分には、それぞれ上ブレード
と支持部材とが配置されている。上ブレードの下端縁は
睫に倣って弓状に形成され、この下端縁に対向する支持
部材の上部には下端縁とほぼ同形状の弾性部材が取り付
けられている。そして、上ブレードと支持部材とは、握
り部の開閉動作に対応して相互の距離を変化させる、つ
まり開閉可能に構成されている。
【0003】使用に際しては、まず、2つの握り部を開
いて、上ブレードの下端縁と弾性部材との間に睫を挿入
可能な隙間を作る。つづいて、弾性部材の上に睫を載せ
るようにして、下端縁と弾性部材との間に睫を差し入れ
る。次に2つの握り部を閉じて、上ブレードと弾性部材
との間に睫を挟み込む。さらにこの下端縁を弾性部材に
軽くめりこませる。これにより、睫の一部分を局所的に
上方に屈曲させる。このような動作を順次、睫の根本か
ら先端にかけての数箇所で行うことにより、睫全体を上
方にきれいにカールさせることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
ものによると、睫のカールは、上ブレードの下端縁と弾
性部材との間に睫を挟み込んで弾性部材に下端縁をめり
こませるという、もっぱら機械的な力によって行ってい
るため、その力加減が難しく、例えば強過ぎる場合に
は、睫を引き抜いたり、必要以上に屈曲させてしまった
りするおそれがある一方、弱過ぎるときには、十分なカ
ールが得られず、アイラッシュカーラの使用目的が達せ
られないという問題があった。
【0005】さらに、支持部材に取り付けた弾性部材
は、使用時の環境温度によってその弾性力が異なるばか
りか、長期使用による劣化に伴ってその弾性力が低減
し、したがって、この弾性部材に対して使用者が同じよ
うな力で上ブレードの下端縁をめりこませた場合であっ
ても、弾性体の状態によっては、使用者が期待した程度
のカールを得ることができないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上ブレードや支持部材
を適度に加熱し、睫や弾性部材に対して機械的な力の他
に熱的な力を加えることによって、睫を良好にカールす
ることができるようにしたアイラッシュカーラ及びアイ
ラッシュカーラセットを提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、例えば、図1を参照して示
すと、アイラッシュカーラ(M)は、睫に沿って湾曲し
た下端縁(3a)を有する上ブレード(3)と、弾性部
材(7)を保持するとともに前記下端縁(3a)に向け
て移動可能な支持部材(6)と、開閉動作によって前記
支持部材(6)と前記下端縁(3a)との間の距離を加
減し、前記弾性部材(6)と前記下端縁(3a)との間
に睫を挟み込む握り部(1、2)と、前記上ブレード
(3)及び支持部材(6)の少なくとも一方を加熱する
加熱部材(5)と、該加熱部材(5)に給電する電源
(10)と、を備えてなる。
【0008】この場合、前記握り部(1、2)の閉鎖・
開放動作に連動して、それぞれ前記加熱部材(5)に対
する通電をオン・オフするスイッチ(12)を備え、前
記弾性部材(7)と前記下端縁(3a)とによる睫の挟
み込み動作に対応して、前記スイッチ(12)がオンす
るように該スイッチ(12)を設定したり、また前記上
ブレード(3)または前記支持部材(6)が所定温度以
上になると前記加熱部材(5)に対する通電をオフする
安全機構を備えたりすると好ましい。
【0009】さらに、アイラッシュカーラセットは、睫
に沿って湾曲した下端縁(3a)を有する上ブレード
(3)と、弾性部材(7)を保持するとともに前記下端
縁(3a)に向けて移動可能な支持部材(6)と、開閉
動作によって前記支持部材(6)と前記下端縁(3a)
との間の距離を加減し、前記弾性部材(7)と前記下端
縁(3a)との間に睫を挟み込む握り部(1、2)と、
を有するアイラッシュカーラ(M)と、加熱部材(2
2)を内装するとともに、該加熱部材(22)に前記ア
イラッシュカーラ(M)を装着することによって、該ア
イラッシュカーラ(M)を所定温度に加熱する加熱装置
(20)と、を備える、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】以上構成に基づき、アイラッシュカーラ(M)
は、上ブレード(3)の下端縁(3a)と弾性部材
(7)との間に睫を挟み込んで握り部(1、2)を閉鎖
すると、この閉鎖動作に連動して、スイッチ(12)が
オンされ、加熱部材(5)によって上ブレード(3)と
支持部材(6)との少なくとも一方が加熱される。これ
により、睫は、上ブレード(3)と弾性部材(7)との
間に機械的な力によって挟み込まれると同時に適度に加
熱される。この加熱により睫は、カールしやすい状態に
なり、加熱しない場合に比して小さな力で十分にカール
する。この際、アイラッシュカーラ(M)は、所定温度
を超えると、安全機構によって通電がオフされるから、
それ以上の昇温は、起こさない。カールが終了して、握
り部(1、2)を開放すると、加熱部材(5)に対する
通電がオフされ、アイラッシュカーラ(M)に対する加
熱が停止される。
【0011】アイラッシュカーラセットは、加熱装置
(20)の加熱部材(22)にアイラッシュカーラ
(M)を装着すると、アイラッシュカーラ(M)が、所
定温度に加熱される。所定温度に加熱されたアイラッシ
ュカーラ(M)を加熱部材(22)から取り外して、こ
れにより睫をカールさせる。このときも、前述と同様
に、睫を挟み込むのに加え、これを好適に加熱すること
により、睫のカールを促進する。
【0012】なお、上述のいずれの場合も、上ブレード
(3)または支持部材(6)の加熱によって弾性部材
(7)が間接的に加熱され、これにより、弾性部材
(7)は、例えば室内温度が低いときや長期使用時にみ
られる弾性不足がある程度解消されて、弾性が回復す
る。このことも、睫の良好なカールに寄与する。
【0013】なお、前記カッコ内の符号は、図面を対照
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0014】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0015】アイラッシュカーラMは、図1に図示する
ように、棒状部材を屈曲させて形成した2つの握り部
1、2を有している。握り部1の下部には、使用時に親
指を差し入れるための閉ループ状の挿入部1aが形成さ
れ、中間部には、棒状部材を左右から合わせて両者の間
に握り部2を支持する支持部1bが形成されている。支
持部1bにて一旦合流した左右の棒状部材は、支持部1
bの上方で再度左右に分岐されて徐々に拡開され、先端
部においてほぼ平行な取付部1c、1cを形成してい
る。
【0016】取付部1c、1cには、これらに掛け渡す
ようにして上ブレード3が固定されている。上ブレード
3は、図2の上面図に示すように板状の絶縁部材、例え
ばセラミックを瞼に沿って湾曲されることによって形成
される。また、上ブレード3の下端縁3aは、図3に図
示するように、睫に倣って弓形に形成されている。さら
に、下端縁3aは、図4に示す断面が、凹状に形成され
ていて、ニクロム線5の取付を容易にしている。上ブレ
ード3の下端縁3aには、図4に示すように加熱部材と
してのニクロム線5が敷設されている。ニクロム線5
は、下端縁3aに敷設するに代えて、下端縁3a近傍に
埋設するようにしてもよい。このニクロム線5は後述の
電源に接続されている。なお、ニクロム線5の抵抗値
や、電源の電圧等については、上ブレード3を睫のカー
ルに好適な温度に加熱できる程度に適宜設定すればよ
い。
【0017】上ブレード3の下方には、支持部材6が配
設されている。支持部材6は、図4に示すように、上方
が開口した断面コ字状の部材を、図2に示すように上ブ
レード3と同様に瞼に沿って湾曲させて形成されてお
り、その左右両端部には、ガイド部6a、6aを有し、
このガイド部6a、6aを前述の握り部1の取付部1
c、1cに遊嵌させることによって、昇降自在に支持さ
れている。支持部材6の内側には、弾性部材7が保持さ
れている。弾性部材7は、例えばゴム等の適度な弾性を
有する部材によって形成されており、支持部材6のほぼ
全長にわたって、その上部を支持部材6の開口部から突
出させるようにして敷設されている。
【0018】上部に弾性部材7を有する支持部材6は、
図1に図示するように、その下面側に連結部材9が接続
されており、この連結部材9の下端部は、前述の握り部
2の先端部に接続されている。握り部2の下部には、握
り部1と同様にループ状の挿入部2aが形成されてお
り、使用時には、この挿入部2aに人差し指または中指
を差し入れるようになっている。握り部2の上部2b
は、棒状部材が左右から合わされるとともに、握り部1
の支持部1bを貫通するピン1dによって回動自在に支
持されている。そして上部2bの先端部には、透孔2c
が形成されていて、この透孔2cに前述の連結部材9の
下端部が取りつけられている。
【0019】握り部2には、電源10が取り付けられて
いる。電源10は、前述のニクロム線5が連結された蓋
11b付きの電池ボックス11と、その中に収納する電
池(不図示)とによって形成されている。電池ボックス
11には、金属製の舌片12aが取り付けられており、
握り部1側の接点12bとともにスイッチ12を構成し
ている。スイッチ12は、握り部1に対して握り部2を
矢印R1方向に閉鎖することによって作動し、ニクロム
線5に通電するようになっている。握り部1と握り部2
との間にばね部材(不図示)を介装し、両者を開く方向
(矢印R2方向)に付勢しておけば、使用時にのみ両者
を矢印R1方向に閉じればよく、積極的な開放動作を行
う必要はない。なお、電源10及び接点12bの取付に
ついては、電源10を握り部1側に、また接点12bを
握り部2側に取り付けてもよいことはいうまでもない。
さらに、電源10、ニクロム線5、接点12bを接続す
る配線については、握り部1、2等の表面に沿わせるこ
ともできるが、これらをパイプ状に形成し、その内部を
配線に利用することも可能である。
【0020】アイラッシュカーラMには、安全機構(不
図示)が装着されている。上ブレード3に例えばバイメ
タルを装着し、上ブレード3が、所定の上限の温度を超
えたときには、ニクロム線5に対する通電を停止する一
方、所定の下限の温度なったときには、ニクロム線5に
対し、通電を行うようにする。
【0021】次いで、上述実施例による作用について説
明する。
【0022】まず、握り部1の挿入部1aに親指を差し
入れ、握り部2の挿入部2aに人差し指または中指を差
し入れて、握り部2を握り部1から矢印R2方向に離間
させて開放する。握り部2の先端部2bは、矢印R3方
向に回転し、連結部材9を引いて、支持部材6を下方
(矢印K1方向)にずらす。これによって、支持部材6
に保持された弾性部材7と上ブレード3との間に適当な
空間が形成される。次いでこの空間に、睫Eを、弾性部
材7の上面に載せるようにして挿入する(図4参照)。
次に、握り部2を矢印R1方向に引き寄せて閉鎖する。
握り部2の先端部2bは矢印R4方向に回転し、連結部
材9を介して支持部材6を上昇される。これにほぼ並行
して、握り部2側の舌片12aが、握り部1側の接点1
2bに接触してスイッチ12がオンされ、ニクロム線5
が加熱される。上ブレード3は、加熱された状態で、図
5のように、弾性部材7の上面にニクロム線5を軽く食
い込ませ、このとき弾性部材7との間に睫Eを挟み込
み、睫Eを局部的に上方に屈曲させる。この屈曲動作を
睫Eの根本から先端にかけての複数箇所で適宜に行うこ
とにより、睫E全体を上方に大きくカールさせることが
できる。
【0023】この際、上ブレード3は、前述の安全機構
によって、温度がその上限及び下限の範囲内で変化する
ので、睫Eを好適に加熱することができる。このよう
に、アイラッシュカーラMは、睫Eを上ブレード3と、
弾性部材7との間に挟み込む機械的な力に加え、ニクロ
ム線5によって加熱するという熱的な処置が施されてい
ることに基づき、単に機械的な力に頼っていた従来に比
して、小さな力で、効率よく睫Eをカールすることが可
能である。
【0024】なお、上述実施例においては、上ブレード
3にニクロム線5を敷設したが、これに代えて、支持部
材6に敷設することもできる。また、睫Eを有効に加熱
するために、上ブレード3と支持部材6との双方にニク
ロム線(5、5)を配線してもよい。支持部材6にニク
ロム線5を敷設するときは、この支持部材6によって弾
性部材7を直接加熱することができるので、弾性部材7
を柔らかくすることができる。これは、例えば使用時の
室内温度が低くて、弾性部材7の弾性が十分得られない
場合や、長期使用によって弾性部材6が劣化して固くな
った場合に、これらにある程度の弾性を回復させるのに
特に有効である。
【0025】上述実施例において、ニクロム線5を上ブ
レード3の下端縁3aに敷設したが、これに代えて、単
数あるいは複数のニクロム線5、5…を上ブレード3の
内部に埋め込むようにしてもよいし、また、上ブレード
3を2枚の金属を張り合わすようにして形成し、これら
の間にニクロム線5、5…を挟み込むようにしてもよ
い。
【0026】さらに、加熱部材としては、上述のニクロ
ム線5、5…に限らず、例えばこれに代えて、面状ヒー
タを使用することができる。面状ヒータを上ブレード3
の大きさ、形状に合わせて形成し、これを上ブレード3
の表面に張り付けるようにすればよい。
【0027】上述の実施例のように、握り部1、2の開
閉動作によって接断するスイッチに代えて、手動のスイ
ッチを装着してもよい。この場合には、電源10の容量
や、ニクロム線5の太さ等を適宜に設定することによっ
て、ニクロム線5の温度が睫のカールに好適な温度以上
に上昇しないようにする。このような構成とすることに
より、手動スイッチは、使用時にはオンしたままで、終
了時にオフすればよい。
【0028】図6に、他の実施例を図示する。この実施
例は、アイラッシュカーラMとは別体の加熱装置20を
設け、両者を組み合わせてアイラッシュカーラセットと
して使用するものである。この場合、アイラッシュカー
ラMには、前述の実施例の電源10やニクロム線5、ス
イッチ12等は配設する必要がない。加熱装置20は、
カバー21a付きの容器本体21内に、断熱材23を介
して加熱部材22を収納している。加熱部材22は、上
面の形状を、アイラッシュカーラMの上ブレード3、支
持部材6、弾性部材7に合った形状に形成してあり、さ
らに、加熱部材22上にアイラッシュカーラMを装着し
てときに、加熱部材22のスイッチがオンされるように
なっている。なお、加熱装置20に対しても前実施例と
同様に、アイラッシュカーラMの加熱温度を好適に設定
するために、安全機構を設けるものとする。
【0029】使用に際しては、まずアイラッシュカーラ
Mを、上ブレード3等が加熱部材22に接触するように
装着する。自動的にスイッチがオンされて、加熱部材2
2が加熱され、これにより、上ブレード3等を加熱す
る。加熱されたアイラッシュカーラMを前実施例と同様
に操作して、睫を上ブレード3の下端縁3aと弾性部材
7との間に挟み込むと同時に加熱し、睫Eを上方にカー
ルさせる。アイラッシュカーラMの使用中に上ブレード
3等の温度が低下したならば、アイラッシュカーラMを
再び加熱部材22に装着し、前回と同様にして、アイラ
ッシュカーラを再度加熱する。これら一連の動作を繰り
返すことによって、睫E全体を良好にカールさせる。
【0030】以上、すべての実施例において、握り部
1、2、そのうちでも特に挿入部1a、1b付近には、
加熱による熱が伝わらない方がよく、したがってこれら
を断熱部材によって形成すると、使用者が手で握る握り
部1、2に不要な熱が伝達されることをよく防止して、
使用者がアイラッシュカーラを快適に使用することがで
きる。
【0031】なお、アイラッシュカーラMの構成は上述
の実施例の構成に限られたものではなく、本体Mの上ブ
レード3、支持部材6等を有効に加熱することができ、
さらに上ブレード3と弾性部材7との間に睫Eを挟み込
んでカールさせることができることを条件に、他の任意
の構成とすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
上ブレード及び支持部材の少なくとも一方を加熱するこ
とによって、睫を上ブレードと弾性部材との間に機械的
な力によって挟み込むと同時に適度に加熱することがで
き、睫をカールしやすい状態にすることができるので、
加熱しない場合に比して小さな力で十分なカールを実現
することができる。また、睫をカールさせるのに寄与す
る機械的な力の割合を減じることができるので、睫を挟
み込む力が強過ぎるときに発生しがちな睫を抜いたり折
ったりすることを未然に防ぐことができる。つまり、使
用者は、力加減について細かい注意を払うことなしに、
睫を好適にカールすることができる。
【0033】さらに副次的な効果として、これらの加熱
によって弾性部材が加熱されることに基づき、例えば室
内温度が低いときや長期使用時にみられる弾性部材の弾
性不足がある程度解消されて弾性部材に弾性が回復す
る。このことによっても、睫のカールを良好に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アイラッシュカーラの全体構成を示す斜視図。
【図2】上ブレード、支持部材、弾性部材等の上面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】図2におけるA−A断面図。
【図5】睫を上ブレードと弾性部材との間に挟み込んだ
状態を示す縦断面図。
【図6】アイラッシュカーラの他の実施例を示す模式
図。
【符号の説明】
1、2 握り部 3 上ブレード 3a 下端縁 5 加熱部材(ニクロム線) 6 支持部材 7 弾性部材 11 電源 12 スイッチ 20 加熱装置 E 睫 M アイラッシュカーラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 睫に沿って湾曲した下端縁を有する上ブ
    レードと、 弾性部材を保持するとともに前記下端縁に向けて移動可
    能な支持部材と、 開閉動作によって前記支持部材と前記下端縁との間の距
    離を加減し、前記弾性部材と前記下端縁との間に睫を挟
    み込む握り部と、 前記上ブレード及び支持部材の少なくとも一方を加熱す
    る加熱部材と、 該加熱部材に給電する電源と、 を備えてなるアイラッシュカーラ。
  2. 【請求項2】 前記握り部の閉鎖・開放動作に連動し
    て、それぞれ前記加熱部材に対する通電をオン・オフす
    るスイッチを備え、 前記弾性部材と前記下端縁とによる睫の挟み込み動作に
    対応して、前記スイッチがオンするように該スイッチを
    設定する、 ことを特徴とする請求項1記載のアイラッシュカーラ。
  3. 【請求項3】 前記上ブレードまたは前記支持部材が所
    定温度以上になると前記加熱部材に対する通電をオフす
    る安全機構を備える、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアイラ
    ッシュカーラ。
  4. 【請求項4】 睫に沿って湾曲した下端縁を有する上ブ
    レードと、弾性部材を保持するとともに前記下端縁に向
    けて移動可能な支持部材と、開閉動作によって前記支持
    部材と前記下端縁との間の距離を加減し、前記弾性部材
    と前記下端縁との間に睫を挟み込む握り部と、を有する
    アイラッシュカーラと、 加熱部材を内装するとともに、該加熱部材に前記アイラ
    ッシュカーラを装着することによって、該アイラッシュ
    カーラを所定温度に加熱する加熱装置と、を備える、 ことを特徴とするアイラッシュカーラセット。
JP22323292A 1992-07-30 1992-07-30 アイラッシュカーラ及びアイラッシュカーラセット Pending JPH0646913A (ja)

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