JPH0646892Y2 - バ−ンクリ−ナ用チェ−ン - Google Patents

バ−ンクリ−ナ用チェ−ン

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JPH0646892Y2
JPH0646892Y2 JP1987084941U JP8494187U JPH0646892Y2 JP H0646892 Y2 JPH0646892 Y2 JP H0646892Y2 JP 1987084941 U JP1987084941 U JP 1987084941U JP 8494187 U JP8494187 U JP 8494187U JP H0646892 Y2 JPH0646892 Y2 JP H0646892Y2
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JP
Japan
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ring
hook
chain
base end
chain link
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JP1987084941U
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JPS63194811U (ja
Inventor
克唯 矢地
Original Assignee
昭和機械商事株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は乳牛,豚等の畜舎の***物の搬出装置における
バーンクリーナ用チェーンに関するものである。
(従来の技術) 既に知られているように、畜舎におけるバーンクリーナ
は第3図に略示しているごとく、畜舎に配設されたとこ
ろの糞尿溝(1)上にパドル(2)を巡回動させ、糞尿
溝(1)上に排出された家畜の***物を畜舎外に搬送排
除するものであって、駆動装置(3)によって巡回動さ
れる無端状チェーン(4)に多数のパドル(2)が間隔
をおいて片持ち状に取付けられている。そしてバーンク
リーナのパドル(2)の巡回動経路には通常エレベータ
(5)が設けられ、パドルによって掻き集められた***
物はこのエレベータ(5)のガイド斜面(6)上に各パ
ドル(2)によって持ち上げられ、エレベータ(5)の
前端部において落下されて例えば運搬車内に投下され
る。
バーンクリーナのチェーン(4)は屈曲した経路を巡回
動し、またその経路の状況は著しく悪いため摩耗や伸び
が生じ、伸びによって緩みができることが避けられず、
この緩みを吸収するべくエレベータ(5)のチェーンの
戻り側においてチェーン(4)をその自重によって外側
あるいは下方に湾曲走行させるという配慮がなされ、さ
らに延びが大きくなった場合、チェーンから1つのリン
クの抜き出しが容易に行ない得るようチェーンの各リン
クには第4図に示したようにフック部(7)と長孔
(8)とを備えたリング部(9)とからなるフックタイ
プの鍛緞造品が好んで用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記したフックタイプのリンクの連結によ
って形成されたチェーンは、リンクの連結並びに取外し
が容易であり、またリンク間の動きも比較的滑らかであ
り、さらに水平方向にも上下方向に屈曲可能であるとい
う利点を具備しているが、従来のこの種のリンクは、第
5図に示しているように、長孔(8)を備えたリング部
(9)のフック部開口側の内側面(10)からフック部
(7)の開口部の内側端部(11)までの開口寸法(A)
が、リング部(9)の厚さ寸法(B)よりも大きく作ら
れているためチェーン(4)が弛緩した際に外れやすい
という欠点がある。殊にバーンクリーナのチェーンは排
泄物を排除するという極めて悪い環境下において使用さ
れるため、***物の付着や堆積によってチェーンの各リ
ンク間の屈曲が不円滑となり、上述したエレベータ
(5)の戻り側のチェーンの弛緩域においてリンク間の
連結が外れるという事態を招くことが多く、業界におい
てはフックタイプのリンクからなるチェーンの上記欠点
の改善策は強く望まれている。
本考案は上記した従来のバーンクリーナ用チェーンの欠
点を改善することを目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、 基端から先端の方向に長い長孔を有するリング部と、リ
ング部の先端に一体に形成された釣針状のフック部とを
備えたチェーンリンクが多数連結されてなるバーンクリ
ーナ用チェーンにおいて、 各チェーンリンクにおけるフック部の釣針状の湾曲中心
位置がリング部の厚さ方向の中心線のほぼ延長線上に存
在し、 リング部のフック部開口側内側面の延長線から、フック
部開口入口端部までの開口高さが、該リング部の基端部
分の厚さ寸法よりも小さく形成され、 フック部の先端部分内側、リング部の内側面に連続して
いるフック部開口入口の落ち込み斜面とが、リング部の
長手方向と傾斜する平行面とされ、 該平行面間の間隔が、リング部の基端部分の厚さよりや
や広い間隔をおいて形成され、 リング部の基端部分の厚さ方向の両面が平行面に形成さ
れて、チェーンリンクを傾斜させた場合のみ、リング部
の外端部分がフック部の平行面間を通過し得ることを特
徴とする。
バーンクリーナ用チェーンである。
第1図、第2図を参照して説明する。チェーンリンク
(20)におけるフック部(21)の釣針状の湾曲中心
(O)の位置が、長孔(22)を備えたリング部(23)の
厚さ方向の中心線(X)のほぼ延長線上に存在し、リン
グ部(23)のフック部開口側の内側面(24)の(Y)か
らフック部(21)の開口入口端部(25)までの寸法
(C)を、リング部(23)の基端部分(26)の厚さ寸法
(D)よりも小さく形成する。
フック部(21)の先端部分の内側と、リング部(23)の
内側面(24)と連続しているフック部開口入口の落ち込
み斜面(27)とほぼ平行する平行面とされている。
平行面間の間隔(E)はリング部(23)の基端部分(2
6)の厚さ寸法(D)より僅かに広い間隔に形成されて
入口端面(28)が形成されている。
リング部(23)の基端部分(26)の厚さ方向の両面(2
9)(29)はほぼ平行な平行面に形成されている。
これにより、前位のチェーンリンクのフック部に後位の
チェーンリンクのリング部基端部分が、その厚さ方向の
両面を落ち込み斜面(27)と入口端面(28)に平行状態
となすことによってのみフック部(21)内に嵌入でき、
前位のチェーンリンクのフック部(21)に嵌入された後
位のチェーンリンクが、その基端部分の厚さ方向の両面
が落ち込み斜面(27)および入口端面(28)と平行とな
るような傾きを与えられない限り、前位のチェーンリン
クのフック部(21)から後位のチェーンリンクのリング
部(23)の基端部分(26)が抜け出ることのないよう構
成してなる。
上記したフック部(21)の落ち込み斜面(27)のリング
部(23)に対する角度(a)は、25°〜35°程度である
のが好ましく、この角度(a)が25°より小さい場合は
後位のリンクが僅かに傾くことによって抜け出る懸念が
あり、また角度(a)を35°よりも大きくすると、弛み
が生じてチェーンを短くしなければならない場合などに
おいて、重量の大きいバーンクリーナ用チェーンリンク
を外すのに困難となる。
(作用) フック部(21)の開口部の落ち込み斜面(27)と入口端
面(28)は、連結する後位のチェーンリンクを傾けてリ
ング部(23)を実質的に落ち込み斜面(27)と平行とな
すことによってのみリング部(23)の基端部分(26)の
通過を許容し、両チェーンリンクが連結されると、後位
のチェーンリンクに連結時と同じ傾きが生じ、かつチェ
ーンが弛緩した状態とならない限り、前後位のチェーン
リンクはみだりに外れず、したがって無端状となしたチ
ェーンに緩みが生じても不測にチェーンリンクの連結が
外れるという事故が防止される。
(実施例) 実施例につき説明する。本考案の一例であるバーンクリ
ーナ用チェーンは、第1図に示した如き、フック部(2
1)と長孔(22)を有するリング部(23)とを備えた鍛
造製のチェーンリンク(20)が多数連結されてなる。
チェーンリンク(20)は第2図に示しているように、長
孔(22)を有したリング部(23)の厚さ方向の中心線
(X)のほぼ延長線上に存在していて、該リング部(2
3)のフック部開口側の内側面(24)の延長線(Y)と
フック部(21)の開口入口端部(25)との間隔寸法
(C)が従来のこの種のチェーンリンクよりも大幅に小
さく、リング部(23)の基端部分(26)の厚さ寸法
(D)のほぼ1/2程度になっている。
そしてフック部(21)の先端部分の内側には、該リング
部(23)の内側面(24)とほぼ平行面となる入口端面
(28)が形成され、この入口端面(28)と落ち込み斜面
(27)との間隔(E)はリング部(23)の基端部分(2
6)の厚さ寸法(D)に相当する。
またリング部(23)の基端部分(26)はその厚さ方向の
両面(29)(29)がほぼ平行面に形成されている。
したがって本例に示すバーンクリーナー用のチェーンリ
ンクは、鎖線で示しているように、前位のチェーンリン
ク(20)に対して、連結する後位のチェーンリンク(2
0′)を落ち込み斜面(27)と平行状態に傾けて、その
長孔(23′)内の前位のチェーンリンクのフック部(2
1)を入れ、その傾きを保持したまま、後方に引っ張る
ことによって上記落ち込み斜面(27)と入口端面(28)
との間の後位のチェーンリンクのリング部(23′)の基
端部分(26)が通過できる。
(考案の効果) 本考案は、基端から先端の方向に長い長孔を有するリン
グ部と、リング部の先端に一体に形成された釣針状のフ
ック部とを備えたチェーンリンクが多数連結されてなる
バーンクリーナ用チェーンにおいて、各チェーンリンク
におけるフック部の釣針状の湾曲中心位置がリング部の
厚さ方向の中心線のほぼ延長線上に存在し、リング部の
フック部開口側内側面の延長線から、フック部開口入口
端部までの開口高さが、該リング部の基端部分の厚さ寸
法よりも小さく形成され、フック部の先端部分内側、リ
ング部の内側面に連続しているフック部開口入口の落ち
込み斜面とが、リング部の長手方向と傾斜する平行面と
され、 該平行面間の間隔が、リング部の基端部分の厚さよりや
や広い間隔をおいて形成され、リング部の基端部分の厚
さ方向の両面が平行面に形成されて、チェーンリンクを
傾斜させた場合のみ、リング部の外端部分がフック部の
平行面間を通過し得るようにしてなるので、チェーンリ
ンクの着脱を可能としながら、不測に外れるのを防止で
きる。
すなわち、後位のチェーンリンク(20′)のリング部基
端部分(26)の厚さ方向の両面(29′,29′)を、前位
のチェーンリンク(20)の平行に形成された落ち込み斜
面(27)と入口端面(28)との間に形成された空間を、
傾斜させた状態で、かつ、スライドさせることによって
のみ、後位のチェーンリンク(20′)が着脱可能とな
る。
そして、一旦連結すると、後位のチェーンリンクが単に
リンクの長手方向に動くだけでは前位のチェーンリンク
からは外れず、バーンクリーナーの作動中にチェーンリ
ンクが外れるという不測の事故を防止することができ
る。
さらに、後位のチェーンリンクを傾斜させたのち長手方
向に動かすことによって前位チェーンリンクから外すこ
とができるので、重量の大きいバーンクリーナ用のチェ
ーンリンクを捩じったりする必要がなく、チェーンが伸
長して、チェーンリンクを外す必要がある場合、操作を
阻害することがない。
しかもフック部の先端部分内側と、リング部の内側面に
連続しているフック部開口入口の落ち込み斜面とが、リ
ング部の長手方向と25°〜35°の傾斜角度とされている
ことにより、バーンクリーナ用チェーンとして使用した
場合、使用中に不測に外れるおそれがなく、しかも必要
があって外す場合は、大きな困難なく外すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のバーンクリーナ用チェー
ンリンクを示した斜視図および側面図、第3図はバーン
クリーナの簡略斜視図、そして第4図および第5図は従
来のチェーンリンクを示した斜視図および側面図であ
る。 (20)はチェーンリンク、(21)はフック部、(22)は
長孔、(23)はリング部、(24)は内側面、(25)はフ
ック部の開口入口端部、(26)はリング部の基端部分、
(27)は落ち込み斜面、(28)は開口部の入口端面、
(O)はフック部の湾曲中心、(X)はリング部の厚さ
方向の中心線、(Y)はリング部の内側面の延長線
(C)は延長線(Y)から開口入口端部までの寸法、
(D)は外端部分の厚さ寸法、(a)は落ち込み斜面の
傾斜角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端から先端の方向に長い長孔を有するリ
    ング部と、リング部の先端に一体に形成された釣針状の
    フック部とを備えたチェーンリンクが多数連結されてな
    るバーンクリーナー用チェーンにおいて、 各チェーンリンクにおけるフック部の釣針状の湾曲中心
    位置がリング部の厚さ方向の中心線のほぼ延長線上に存
    在し、 リング部のフック部開口側内側面の延長線から、フック
    部開口入口端部までの開口高さが、該リング部の基端部
    分の厚さ寸法よりも小さく形成され、 フック部の先端部分内側と、リング部の内側面に連続し
    ているフック部開口入口の落ち込み斜面とが、リング部
    の長手方向と傾斜する平行面とされ、 該平行面間の間隔が、リング部の基端部分の厚さよりや
    や広い間隔をおいて形成され、 平行面の傾斜角度が、25°〜35°とされ、 リング部の基端部分の厚さ方向の両面が平行面に形成さ
    れて、チェーンリンクを傾斜させた場合のみ、リング部
    の外端部分がフック部の平行面間を通過し得ることを特
    徴とする バーンクリーナー用チェーン。
JP1987084941U 1987-05-30 1987-05-30 バ−ンクリ−ナ用チェ−ン Expired - Lifetime JPH0646892Y2 (ja)

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JPS63194811U JPS63194811U (ja) 1988-12-15
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JP1987084941U Expired - Lifetime JPH0646892Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30 バ−ンクリ−ナ用チェ−ン

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JPS5680311U (ja) * 1979-11-22 1981-06-29

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