JPH0646072U - 小便器の臭気発生抑制装置 - Google Patents

小便器の臭気発生抑制装置

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JPH0646072U
JPH0646072U JP8120392U JP8120392U JPH0646072U JP H0646072 U JPH0646072 U JP H0646072U JP 8120392 U JP8120392 U JP 8120392U JP 8120392 U JP8120392 U JP 8120392U JP H0646072 U JPH0646072 U JP H0646072U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
urinal
sensor
urine
detection signal
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Withdrawn
Application number
JP8120392U
Other languages
English (en)
Inventor
雄二 岩永
美彦 藤井
研次 松本
Original Assignee
株式会社大氣社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大氣社 filed Critical 株式会社大氣社
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小便器からの臭気の発生を最小限に抑制す
る。 【構成】 小便器の前に人が立ったことをセンサ21で検
出して検出信号を出力する。所要量の氷Iを製氷器25で
貯蔵する。センサ21の検出信号に基づいて製氷器25に貯
蔵された氷Iを供給手段で小便器内に供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小便器、とくに飲食店のように比較的多数の人に利用される業務 用トイレに設置された小便器の臭気の発生を抑制する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置としては、小便器の前に人が立ちかつその人が立ち去ったことを 検出して検出信号を出力するセンサと、センサの検出信号に基づいて洗浄水を便 器に供給する供給手段とよりなるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記装置では、小便器の前に立っている人から放出され、小便器内に残留した 尿は、放尿後に洗浄水によって洗浄されるため、尿が小便器内に滞留することは 最小限に抑制されるが、放尿中に臭気が発生することは避けられず、臭気の発生 を抑制する対策としては不十分である。
【0004】 この考案の目的は、小便器からの臭気の発生を、人が感じない程度まで最小限 に抑制することのできる小便器の臭気発生抑制装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による小便器の臭気発生抑制装置は、小便器の前に人が立ったことを 検出して検出信号を出力するセンサと、所要量の氷を貯蔵しうる製氷器と、セン サの検出信号に基づいて製氷器に貯蔵された氷を小便器内に供給する供給手段と よりなるものである。
【0006】
【作用】
この考案による小便器の臭気発生抑制装置には、小便器の前に人が立ったこと を検出して検出信号を出力するセンサと、所要量の氷を貯蔵しうる製氷器と、セ ンサの検出信号に基づいて製氷器に貯蔵された氷を小便器内に供給する供給手段 とが備わっているから、小便器の前に人が立つと、これをセンサが検出し、その 検出信号に基づいて製氷器から小便器に氷が供給され、この氷によって小便器に 放出された尿が冷却され、尿に含まれる臭気成分の蒸発が抑制される。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説明する。
【0008】 小便器は、ほぼ人Mの背と高さが等しい箱形状便器本体11を有している。便器 本体11の前壁は、上板12および下板13で構成されている。上板12および下板13の 高さは、前壁の高さの半分より若干高く形成されている。前方より見て、上板12 の下縁部と下板13の下縁部が前後方向に間隔をおいて重なるように上板12が下板 13より前方に配置されている。下板13の下縁部にそって横断面逆台形状の尿樋14 が設けられている。尿樋14の前後両縁部には格子状氷受け板15が渡されている。 尿樋14の前縁部には、前斜め上向きに立上がった傾斜状尿返し板16が設けられて いる。尿樋14の前方には複数の放尿台17が設けられている。
【0009】 上板12の高さ中程よりやや上には、放尿台17と対応するように複数の人感知セ ンサ21が取付けられている。下板13の上縁部には、これにそって洗浄水供給管22 が取付けられている。洗浄水供給管22の適所には複数の噴射ノズル23が設けられ ている。下板13の洗浄水供給管22よりすぐ下には、放尿台17と対応するように複 数の氷供給口24が設けられている。
【0010】 便器本体11内には製氷器25が設置されている。製氷器25は、氷を作りかつ作っ た氷を所要量ずつ貯蔵しうるタイプのものである。製氷器25の前面には、氷供給 口24より高レベルに位置する氷出口26が設けられている。この氷出口26と複数の 氷供給口24とは分岐ダクト27で接続されている。分岐ダクト27内には、図示しな い可動式分配ダンパが装備されている。
【0011】 人Mがいずれかの放尿台17に立つと、その放尿台17に対応するセンサ21がこれ を検出し、その検出信号に基づいてその放尿台17に対応する供給口24のみに分岐 ダクト27が接続されるように分配ダンパが制御される。そして、ただちに氷出口 26から氷Iが放出される。放出された氷Iは、ダクト27で供給口24まで導かれ、 供給口24から尿樋14内に投入される。投入された氷Iは、氷受け板15で受けられ る。一度に投入される氷Iの量は、例えば24mm角の氷ならば3〜4個程度でよ い。放尿台17に立った人が放尿すると、その尿は受け板15上の氷Iに掛けられる 。放出された尿の温度は、体温とほぼ等しい40℃程度であるが、氷Iに掛けら れることにより、急激に冷却されるため、臭気の発生が最小限に抑制される。も し仮に、氷が無ければ、放出された尿はしばらくその温度に保たれるため、臭気 の発生は避けられない。冷却された尿は、尿樋14を流れて図示しない排出口より 排出される。
【0012】 放尿を終えた人Mが放尿台17から降りると、これをセンサ21が検出し、その検 出信号に基づいてノズル23から洗浄水が噴射される。洗浄水は、尿樋14内を流れ る間に尿樋14内に残留付着した尿をきれいに洗い流し、排出口より排出される。
【0013】 上記実施例では、作動させられたセンサと対応する供給口のみから氷を供給す るようにしているが、いずれか1つのセンサが作動させられると、全ての供給口 から同時に氷を供給するようにしてもよい。
【0014】 また、上記実施例では、氷の供給および洗浄水の噴射の制御を、1つのセンサ の検出信号に基づいて行っているが、2つのセンサを用いて、両者の制御を別々 に行っても良い。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、小便器の前に人が立つと、これをセンサが検出し、その検 出信号に基づいて製氷器から小便器に氷が供給され、この氷によって小便器に放 出された尿が冷却され、尿に含まれる臭気成分の蒸発が抑制されるから、小便器 からの臭気の発生を最小限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による臭気発生抑制装置縦断面図であ
る。
【図2】同装置の破砕断面を含む斜視図である。
【符号の説明】
21 センサ 24 氷供給口 25 製氷器 27 ダクト I 氷

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小便器の前に人が立ったことを検出して
    検出信号を出力するセンサ21と、所要量の氷Iを貯蔵し
    うる製氷器25と、センサ21の検出信号に基づいて製氷器
    25に貯蔵された氷Iを小便器内に供給する供給手段とよ
    りなる、小便器の臭気発生抑制装置。
JP8120392U 1992-11-25 1992-11-25 小便器の臭気発生抑制装置 Withdrawn JPH0646072U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015055092A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 Toto株式会社 小便器装置
KR101592477B1 (ko) * 2014-08-14 2016-02-11 이상옥 제빙기일체형 소변기
JP2016148234A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 十邑國際貿易有限公司 防臭装置および防臭装置付き小便器

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Effective date: 19970306