JPH0646028A - 信号速度変換回路 - Google Patents

信号速度変換回路

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JPH0646028A
JPH0646028A JP19869392A JP19869392A JPH0646028A JP H0646028 A JPH0646028 A JP H0646028A JP 19869392 A JP19869392 A JP 19869392A JP 19869392 A JP19869392 A JP 19869392A JP H0646028 A JPH0646028 A JP H0646028A
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JP
Japan
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speed
data
low
signal
clock
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JP19869392A
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Tatsumi Sakata
辰美 坂田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル伝送装置の信号速度変換回路に関
し、14.4kbpsを含む低速データを速度変換し多
重化する場合に、簡単な回路構成で低コストの信号速度
変換回路を実現することを目的とする。 【構成】 低速信号インタフェース1から出力された低
速データと速度変換用クロック8を入力とし、速度変換
用クロック8に同期した送信データに変換する速度変換
用フリップフロップ2と、複数チャネルの送信データを
多重化する送信データ多重用シフトレジスタ3とから構
成され、送信する低速データの速度を多重化するための
信号速度に変換することを特徴とする信号速度変換回路
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル伝送装置
の信号速度変換回路に関し、さらに詳しくは、種々の伝
送速度を持つ低速データを多重化してディジタル伝送路
で伝送するための低速データ用ディジタル伝送装置の信
号速度変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル伝送路を通したデータ
通信では、伝送速度として64kbpsを基本として6
4kbpsの整数倍の速度が用いられる。一方、RS2
32Cのようなシリアル伝送ポートを持つパソコン等の
端末装置から送受信されるデータの伝送速度は、ディジ
タル伝送に比べて低速であり、通常次のような伝送速度
が用いられる。300bps、600bps、1.2k
bps、2.4kbps、4.8kbps、9.6kb
ps、14.4kbps、19.2kbps。
【0003】これらの伝送速度を持つ低速データは、主
にモデムを使ってアナログ伝送路を通して伝送されるも
のであり、低速データを高速のディジタル伝送路で伝送
する場合には、通常複数チャネルの低速データを多重し
て64kbpsの速度を持つ高速データに変換して伝送
する。
【0004】従来、いくつかの速度を持つ低速データを
64kbpsに多重する場合、主として2通りの方法が
用いられる。
【0005】1つは、多重しようとする低速データを各
チャネルごとに64kHzのクロックに乗せ替えて64
kbpsの速度に変換して多重する第1の方法である。
【0006】もう1つは、多重しようとするいくつかの
低速データの速度の公倍数を多重化チャネル数倍した速
度で低速データを多重化した後、さらにデータの並べ替
えと速度変換を行って、64kbpsの速度に多重する
第2の方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、次のような問題点がある。前記した従来の第1の方
法の場合、直接低速データの速度を64kbpsに変換
するため、64kbps以上のクロックが不要となると
共に、端末のクロックに同期することができるという長
所はあるが、各チャネルごとにエラスティックストアと
呼ばれる速度変換専用のメモリやデータを書込むポート
が2ヶ所あるデュアルポートRAMをバッファとして使
用する必要がある。
【0008】このエラスティックストアあるいはデュア
ルポートRAMは高価であり、しかも多重化するチャネ
ルごとに必要であるため、信号速度変換回路のコストが
高くなるという問題点がある。
【0009】前記した従来の第2の方法の場合、多重化
した後にデータの並べ替えと速度変換をデュアルポート
RAMでまとめて行うので、第1の方法よりもコストが
安いが、多重化に使用される低速データの速度が公倍数
に限られるという問題点がある。
【0010】たとえば、前記した低速データで使用され
る速度300bps〜19.2kbpsのうち、14.
4kbps以外の速度はすべて19.2kbpsの約数
なので、19.2kHz×(多重化するチャネル数)の
クロックで多重化することができるが、14.4kbp
sは19.2kbpsの3/4であるため、14.4k
bpsの低速データも同時にこのまま追加するために
は、14.4と19.2の最小公倍数である19.2
(kHz)×3(=57.6kHz)の多重化するチャ
ネル数倍のクロックが必要になる。
【0011】しかし、高速のクロックを使用する場合に
は、高速クロックを生成するために回路規模が増大しコ
ストが高くなるという問題点があり、従来多くの速度変
換装置では、14.4kbpsに対応していないものも
ある。
【0012】この発明は、以上のような事情を考慮して
なされたものであり、14.4kbpsを含む低速デー
タを速度変換し多重化する場合に、簡単な回路構成を用
いて低速データの速度を19.2kbpsへの変換を行
うことにより、19.2kHz×チャネル数のクロック
で多重化することを可能にする信号速度変換回路を提供
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に、この発明の構成
のブロック図を示す。同図に示すように、この発明は、
低速データの送受信の制御を行う低速信号インタフェー
ス1と、低速データの速度と伝送路速度との相互変換を
行う送信側速度変換部4と受信側速度変換部7を備え、
低速データを多重化して伝送路へ伝送するディジタル伝
送装置の信号速度変換回路において、低速信号インタフ
ェース1から出力された低速データと速度変換用クロッ
ク8を入力とし、速度変換用クロック8に同期した送信
データに変換する速度変換用フリップフロップ2と、速
度変換用フリップフロップ2から出力される送信データ
を複数チャネルの数だけ集めて多重化する送信データ多
重用シフトレジスタ3とから構成され、送信する低速デ
ータの速度を多重化するための信号速度に変換すること
を特徴とする信号速度変換回路を提供するものである。
【0014】また、前記ディジタル伝送装置の信号速度
変換回路において、受信側速度変換部7から受信された
多重化データを分離し、速度変換用クロック8に同期し
た受信データを生成する受信データ分離用シフトレジス
タ6と、受信データ分離用シフトレジスタ6から出力さ
れた受信データと低速信号用クロック9を入力とし、低
速信号用クロック9に同期した低速データを出力する速
度変換用フリップフロップ5とから構成され、分離され
た受信データの速度を低速データの速度に変換すること
を特徴とする信号速度変換回路を提供するものである。
【0015】なお、前記した送信する低速データの速度
を多重化するための信号速度に変換する信号速度変換回
路と前記した分離された受信データの速度を低速データ
の速度に変換する信号速度変換回路とを備え、低速デー
タの速度と多重化するための信号速度との相互変換を行
わせてもよい。
【0016】さらに、14.4kbpsの速度を持つ低
速データを19.2kbpsの速度に変換して多重化す
る場合には、低速信号用クロック9として14.4kH
zを用い、速度変換用クロック8として19.2kHz
を用いるが、各クロックの立上がりで確実にデータを確
定するため、クロックの立下りの位置が一致するような
位相を持つ14.4kHzと19.2kHzのクロック
を用意することが好ましい。
【0017】19.2kbpsの速度を持つ低速データ
を速度変換する場合は、低速信号用クロック9として
は、19.2kHzの速度変換用クロック8とは逆位相
の19.2kHzのクロックを用意することが好まし
い。
【0018】9.6kbps、4.8kbps、2.4
kbps、1.2kbps、600bpsおよび300
bpsのいわゆる19.2kbpsの約数である速度を
持つ低速データを19.2kbpsに速度変換する場合
は、各速度に対応する低速信号用クロック9として、1
9.2kHzの速度変換用クロック8と立上りが一致し
ないクロックを用意することが好ましい。
【0019】
【作用】前記のような構成を持つこの発明によれば、速
度変換用フリップフロップ2が低速信号用クロック9に
同期した低速データを速度変換用クロック8を利用して
速度変換し、逆に、速度変換用フリップフロップ5が速
度変換用クロック8に同期した受信データを低速信号用
クロック9を利用して速度変換しているので、多重化し
ようとする低速データの速度として14.4kbpsを
含む場合でも、簡単な回路構成で速度変換することがで
き、低コストの信号速度変換回路を実現することができ
る。
【0020】
【実施例】以下に、図に示す実施例に基づいて、この発
明を説明する。なお、この実施例によって、この発明が
限定されるものではない。図2は、この発明の実施例に
おける信号速度変換回路のブロック図である。図3は、
この発明の実施例における信号速度変換の例を示すタイ
ムチャートである。
【0021】図2において、21は、RS232C等の
シリアル伝送インタフェースを持つパソコンなどの端末
装置との接続を行う低速信号インタフェースである。3
0は、低速信号インタフェースを通して端末装置側から
送られてきた送信データSDを低速信号用クロック29
(図3 CKA−1)で同期をとり、信号波形を整形す
る信号同期フリップフロップである。
【0022】22は、信号同期用フリップフロップ30
の出力であるDATA1を速度変換用クロック19.2
kHz(図3 CKB−1)で同期をとり、速度を1
9.2kbpsに変換した信号DATA2を生成する速
度変換用フリップフロップである。23は、速度変換用
クロック19.2kHz(図3 CKB−1)に同期し
たデータ(DATA2)を複数個(n個)集めて多重す
る多重用シフトレジスタである。
【0023】24は、前記の多重用シフトレジスタ23
で多重化されたデータをディジタル伝送路に送出する速
度である64kbpsに変換する送信側速度変換部であ
る。27は、ディジタル伝送路から送られてきた64k
bpsのデータを19.2×nkbpsに速度変換する
受信側速度変換部である。
【0024】26は、受信側速度変換部27から送られ
てきた19.2×nkbpsのデータを19.2kHz
の速度変換用クロック28に同期したn個のデータDA
TA3に分離する分離用シフトレジスタである。25
は、19.2kHzのクロックに同期したデータDAT
A3を低速信号用クロック29(図3 CKA−2又は
CKA−3)で同期をとり直し速度を変換する速度変換
用フリップフロップである。
【0025】32は低速信号用クロック29の位相を反
転させるインバータである。31は、速度変換用フリッ
プフロップ25で速度変換された受信データ(DATA
4又はDATA5)を半クロックずらせて、低速信号イ
ンタフェース1へ送る信号確定用フリップフロップであ
る。
【0026】28は、送信する低速データの速度を変換
するための基準となる速度変換用クロックであり、この
実施例では19.2kHzを用いる。29は、送信およ
び受信される低速データの同期と速度変換のための基準
となる低速信号用クロックである。
【0027】この低速信号用クロック29は、低速イン
タフェースを通して送受信される低速データの速度に対
応する周波数のクロックを供給するものであり、たとえ
ば9.6kbpsの低速データを伝送する場合には、
9.6kHzのクロックを供給する。図2に示すよう
に、この低速信号用クロック29は、低速インタフェー
ス21に供給され、さらに、送信クロックST2および
受信クロックRDとして端末装置へ与えられる。
【0028】なお、低速信号用クロック29として1
9.2kHzのクロックを供給する場合は、19.2k
Hzの速度変換用クロック28とは逆位相のクロックと
する。また、低速信号用クロック29として14.4k
Hzのクロックを供給する場合は、19.2kHzの速
度変換用クロック28と立下りが一致するような位相の
クロックとする。さらに、低速信号用クロック29とし
て9.6kHz以下の19.2kHzの約数のクロック
を供給する場合は、19.2kHzの速度変換用クロッ
ク28と立上りが一致しないような位相のクロックとす
る。
【0029】まず、以上のような構成を持つ信号速度変
換回路の概略動作について説明する。信号速度変換回路
は、ディジタル伝送装置の中の一部を占めるが、同じく
ディジタル伝送装置の中にあってディジタル伝送路との
インタフェースとなり主に64kbpsの伝送速度を持
つ伝送路上のデータとの速度変換を行う速度変換部(送
信側速度変換部24と受信側速度変換部27からなる)
と、主に19.2kbps以下の低速データを伝送する
端末装置との間に位置する。
【0030】実施例における信号速度変換回路は、端末
装置から低速信号インタフェース21を通して端末側に
送った送信クロックST2に同期した送信データSDを
低速信号インタフェース21で受信し、19.2kHz
に速度変換した後多重化して送信側速度変換部24へ送
信データを送る。
【0031】逆に、受信側速度変換部27から受信した
多重化データを19.2kbpsの受信データに分離し
て、さらに上記送信クロックST2に対応した低速デー
タの速度に変換し、低速信号インタフェース21を通し
て低速の受信データRDとして端末装置へ送る。
【0032】図2において、信号同期用フリップフロッ
プ30は、低速信号インタフェース21を通して送られ
てきた送信データSDに含まれるジッタを除去し信号波
形を整形するものであり、また、信号確定用フリップフ
ロップ31は、速度変換された受信データを半クロック
分ずらせて、低速信号インタフェースの規格に合うよう
に位相あわせをするためのものである。
【0033】このように、この実施例で示した信号同期
用フリップフロップ30と、信号確定用フリップフロッ
プ31は、低速信号インタフェース21において信号伝
達を確実に行うためのもので、速度変換に必須の回路で
はない。
【0034】次に、図3のタイムチャートを用いて実施
例の動作を説明する。図3には、低速信号インタフェー
ス21を通して、14.4kbpsの低速データを1
9.2kbpsの信号に速度変換する場合のタイムチャ
ートを示している。
【0035】同図において、(1−1)は、14.4k
Hzのクロックであり、図2における低速信号用クロッ
ク29を示すものである。(1−2)は、信号同期用フ
リップフロップ30から出力されるデータDATA1で
あり、(1−1)と同じ14.4kHzのクロックCK
A−1に同期したデータである。
【0036】(1−3)は、19.2kHzのクロック
であり、図2における速度変換用クロック28を示すも
のである。ここで前記したように、(1−3)の19.
2kHzクロックと(1−1)の14.4kHzクロッ
クは立下りが一致するような位相を持つクロックが供給
されるものとする。(1−4)は、速度変換用フリップ
フロップ22から出力されるデータDATA2であり、
(1−3)と同じ19.2kHzのクロックCKB−1
に同期したデータである。
【0037】(1−5)は、(1−3)と同じ19.2
kHzのクロックCKB−1である。(1−6)は、分
離用シフトレジスタ26から出力される受信データDA
TA3であり、19.2kHzのクロックCKB−1に
同期したデータである。
【0038】(1−7)と(1−9)は、(1−1)と
同じ14.4kHzの低速信号用クロック29である。
14.4kHzクロックの(1−7)と(1−9)は、
(1−5)の19.2kHzクロックCKB−1と立下
りが一致する位相を持っているが、受信データDATA
3との関係で、14.4kHzクロックはCKA−2
(1−7)とCKA−3(1−9)の2つの位相をとる
ことがありうる。
【0039】(1−8)は、速度変換用フリップフロッ
プ25から出力される受信データDATA4であり、1
4.4kHzクロックのCKA−2(1−7)に同期し
たデータである。(1−10)は、速度変換用フリップ
フロップ25か出力される受信データDATA5であ
り、14.4kHzクロックのCKA−3(1−9)に
同期したデータである。
【0040】まず、低速信号インタフェース21を通し
た入力された14.4kbpsの送信データを速度変換
する送信時の動作を説明する。信号同期用フリップフロ
ップ30において、入力された14.4kbpsの送信
データは、14.4kHzのクロックCKA−1の立上
りで同期がとられてデータDATA1のような14.4
kHzの低速信号用クロック29に同期したデータが出
力される。
【0041】速度変換用フリップフロップ22において
は、入力されたデータDATA1は、19.2kHzの
速度変換用クロックCKB−1の立上りで同期がとられ
て速度変換され、データDATA2のような19.2k
Hzクロックに同期したデータが出力される。ここで1
4.4kHzクロックCKA−1と19.2kHzクロ
ックCKB−1は立下りが一致する位相を持っているた
め、確実に19.2kHzクロックCKB−1の立上り
でデータを変換することができ、14.4kbpsのデ
ータDATA1の3bit分(A,B,C)が、19.
2kbpsのデータDATA2の4bit分(A,A,
B,C)に速度変換される。ただし、最初の14.4k
bpsの1bit目(A)は、19.2kbpsの2b
it分に対応づけられる。
【0042】この後、19.2kHzのクロックCKB
−1に同期したデータDATA2は、19.2kHzの
クロックCKB−1に同期した他のいくつかのデータと
共に、多重用シフトレジスタ23によって多重化されて
送信側速度変換部24へ送られる。ここで多重化するデ
ータの本数がn本である場合には、19.2×nkHz
のクロックに同期した多重化データが生成される。
【0043】また、低速信号用クロック29として1
4.4kHz以外のものが使用される場合、19.2k
Hzの場合は、19.2kHzの速度変換用クロック2
8とは逆位相のものが用いられ、9.4kHz以下の場
合は、19.2kHzの速度変換用クロック28と立上
りが一致しないクロックを用いるため、確実に19.2
kHzクロックの立上りでデータを変換することができ
る。
【0044】次に、受信側速度変換部27から入力され
た受信データを速度変換する受信時の動作を説明する。
分離用シフトレジスタ26において、19.2×nkH
zのクロックに同期した受信データが入力され、n本の
データに分離される。分離されたデータDATA3は、
19.2kHzの速度変換用クロック28で同期がとら
れた19.2kbpsのデータである。
【0045】速度変換用フリップフロップ25におい
て、入力されたデータDATA3は、14.4kHzの
低速信号用クロックCKA−2、又はCKA−3の立上
りで同期がとられて速度変換される。クロックCKA−
2のような位相の場合にはDATA4の位相を持つデー
タに変換されクロックCKA−3のような位相の場合に
は、DATA5の位相を持つデータに変換される。
【0046】クロックCKA−2の場合は、19.2k
HzクロックCKB−1と14.4kHzクロックCK
A−2の立下りが一致したクロックの前のCKA−2の
立上りの位置で、2bit分に割りつけられていたデー
タ(A)の前方のbitが取り出されて、DATA4で
は1bitデータ(A)となる。
【0047】クロックCKA−3の場合は、19.2k
HzクロックCKB−1と14.4kHzクロックCK
A−3の立下りが一致したクロックの後のCKA−3の
立上りの位置で、2bit分に割りつけられていたデー
タ(A)の後方のbitが取り出されて、DATA5で
は1bitデータ(A)となる。
【0048】すなわち、19.2kHzに同期していた
データDATA3で2bit分に割りつけられていたデ
ータの期間中(19.2kHzの2クロック分)には、
14.4kHzのクロックCKA−2,CKA−3のど
ちらの場合も、これらの14.4kHzのクロックには
1度しか立上りが存在しないので、2bitのうちどち
らか一方の1bitのデータ(A)だけが取り出され
る。
【0049】このように速度変換用フリップフロップ2
5によって19.2kbpsの4ビット分のデータを1
4.4kbpsの3ビット分のデータに変換されたデー
タDATA4又はDATA5は、信号確定用フリップフ
ロップ31によって、低速信号インタフェース21に送
られる。
【0050】信号確定用フリップフロップ31には、イ
ンバータ32によって反転させられた14.4kHzの
低速信号用クロック29が入力され、このクロックによ
って受信データDATA4又はDATA5が同期変換さ
れる。
【0051】また、低速信号用クロック29として、1
4.4kHz以外のものが使用される場合、19.2k
Hzの場合は、19.2kHzの速度変換用クロック2
8とは逆位相のものが用いられ、9.4kHz以下の場
合は、19.2kHzの速度変更用クロック28と立上
りが一致しないクロックを用いるため、確実に19.2
kHzクロックの立上りでデータを変換することができ
る。
【0052】
【発明の効果】この発明に従えば、1つのフリップフロ
ップによって低速データを速度変換し、逆に、他の1つ
のフリップフロップによって低速データに速度変換して
いるので、きわめて簡単な回路構成で速度変換すること
ができ、低コストの信号速度変換回路を実現することが
できる。また、特に、この発明の構成を用いれば、1
4.4kbpsの速度を持つ低速データの速度変換を低
コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例における回路構成のブロック
図である。
【図3】この発明の実施例における速度変換動作のタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
21 低速信号インタフェース 22 速度変換用フリップフロップ 23 多重用シフトレジスタ 24 送信側速度変換部 25 速度変換用フリップフロップ 26 分離用シフトレジスタ 27 受信側速度変換部 28 速度変換用クロック 29 低速信号用クロック 30 信号同期用フリップフロップ 31 信号確定用フリップフロップ 32 インバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低速データの送受信の制御を行う低速信
    号インタフェース(1)と、低速データの速度と伝送路
    速度との相互変換を行う送信側速度変換部(4)と受信
    側速度変換部(7)を備え、低速データを多重化して伝
    送路へ伝送するディジタル伝送装置の信号速度変換回路
    において、低速信号インタフェース(1)から出力され
    た低速データと速度変換用クロック(8)を入力とし、
    速度変換用クロック(8)に同期した送信データに変換
    する速度変換用フリップフロップ(2)と、速度変換用
    フリップフロップ(2)から出力される送信データを複
    数チャネルの数だけ集めて多重化する送信データ多重用
    シフトレジスタ(3)とから構成され、送信する低速デ
    ータの速度を多重化するための信号速度に変換すること
    を特徴とする信号速度変換回路。
  2. 【請求項2】 低速データの送受信の制御を行う低速信
    号インタフェース(1)と、低速データの速度と伝送路
    速度との相互変換を行う送信側速度変換部(4)と受信
    側速度変換部(7)を備え、低速データを多重化して伝
    送路へ伝送するディジタル伝送装置の信号速度変換回路
    において、受信側速度変換部(7)から受信された多重
    化データを分離し、速度変換用クロック(8)に同期し
    た受信データを生成する受信データ分離用シフトレジス
    タ(6)と、受信データ分離用シフトレジスタ(6)か
    ら出力された受信データと低速信号用クロック(9)を
    入力とし、低速信号用クロック(9)に同期した低速デ
    ータを出力する速度変換用フリップフロップ(5)とか
    ら構成され、分離された受信データの速度を低速データ
    の速度に変換することを特徴とする信号速度変換回路。
  3. 【請求項3】 前記請求項1の信号速度変換回路と、前
    記請求項2の信号速度変換回路とからなり、低速データ
    の速度と多重化するための信号速度との相互変換を行う
    信号速度変換回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141762A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Anritsu Corp フレーム遅延発生装置

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JP2009141762A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Anritsu Corp フレーム遅延発生装置

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