JPH0645953Y2 - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JPH0645953Y2
JPH0645953Y2 JP1986174640U JP17464086U JPH0645953Y2 JP H0645953 Y2 JPH0645953 Y2 JP H0645953Y2 JP 1986174640 U JP1986174640 U JP 1986174640U JP 17464086 U JP17464086 U JP 17464086U JP H0645953 Y2 JPH0645953 Y2 JP H0645953Y2
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JP
Japan
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light
lens
lenses
magnification
diaphragm
Prior art date
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JP1986174640U
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JPS6380541U (ja
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寛治 矢野
田中  誠
治夫 角井
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は露光ムラを補正するための画像露光装置に関
し、特にスリット露光方式の複写機等で、所謂レンズの
COS4乗則による露光量分布を補正し、倍率変換(以下、
変倍と言う)に拘らず、スリット長手方向に一様な露光
を付与する画像露光装置に関する。
そして特に本考案は、倍率変更に応じて複数のレンズが
光軸方向に移動すると共にカム部材によって複数のレン
ズのレンズ間距離が変わる装置に関する。
(従来の技術) 従来、スリット露光方式の変倍複写機においては、原稿
のスリット領域をレンズにより感光体ドラムに投影する
際、スリット長手方向に画角に応じた、所謂COS4乗則に
よる露光ムラが発生する。これを解決するために、一様
な輝度分布を有する光源を使用するものにあっては、CO
S4乗則を補正する絞り板を光路中に設ける必要がある。
即ち、第9図に示すように、原稿のスリット領域の各物
点からの投影光束の断面積が変倍に拘らず、略同等の位
置、即ちレンズ108近傍位置にCOS4乗則分布を補正し、
且つ明るさ絞りとして作用する絞り板110を配設し、変
倍時レンズ108との相対関係を維持しつつ、レンズ108と
一体的に絞り板110を移動させることにより、各変倍率
での露光ムラを補正するものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来例にあっては、COS4乗則補正の絞り
板110が変倍に拘らず、一枚で済み、変倍毎の絞り板110
のレンズ108に対する相対位置関係を変化させる必要が
ないため、機構が簡略化されるものの、最大画角でのCO
S4乗則による光量低下分だけレンズ軸上の光束を遮らな
ければならず、そのため光量損失が極めて大きく、結果
的に光源を明るくするか、大径のレンズを使用するなど
の対策が必要とされた。
そこで、ハロゲンランプ等の光源に長手方向へCOS4乗則
を補正する輝度分布、即ち中央域に比較して周辺域で輝
度を増加するような分布とし、レンズのCOS4乗則に露光
ムラを補正する方策がある。これは変倍に伴う画角の変
化によって、ある特定倍率で露光ムラを補正できるが、
他倍率、例えば縮小時等のように周辺光量が高くなるよ
うな場合には露光ムラを補正することができないという
問題点があった。
そこで、本考案は従来例の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、装置を
複雑化することなく、光量損失を低く抑えつつ、変倍率
に拘らず露光ムラを補正することのできる画像露光装置
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案にあっては、原稿か
らの画像光を感光体に結像するための複数のレンズと、
この複数のレンズのレンズ間距離を変えるためのカム部
材と、上記複数のレンズを透過する光束を規制するため
の遮光部材と、を有し、倍率変更に応じて上記複数のレ
ンズが光軸方向に移動すると共に上記カム部材によって
レンズ間距離が変わる画像露光装置において、上記複数
のレンズの略中央に設けられ上記遮光部材に対して光軸
方向と垂直方向に移動する絞り部材を有し、この絞り部
材は上記カム部材によって移動することを特徴とする。
(作用) 上記の構成を有する本考案にあっては、レンズを光軸方
向に移動することによって像担持体上へ投影される像の
倍率を変換する。また、レンズの光軸方向の移動量に応
じて絞り板は光軸と垂直方向に移動して、遮光部材に対
する絞り板の相対位置を変位させることによって遮光部
材通過後の光量を調整して像担持体上の照度分布を均一
にするものである。
そして、絞り部材が、レンズ間距離を変えるためのカム
部材によって移動するので、絞り部材を移動するための
機構を別に設ける必要がなく、装置構成を簡略化するこ
とができるものである。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る画像露光装置を適用した変倍複写
機の一実施例を示す概略図であり、同図において、1は
透明なプラテンガラスである原稿台で、該原稿台1上に
載置される原稿2は照明光源3により照明され、変倍に
拘らず一定の巾を有するスリット部材4によって規制さ
れたスリット領域からの像光がミラー5で反射し、そし
て後述する光学レンズ系6を通過し、しかる後ミラー7
で反射され像担持体としての感光体ドラム8上に投影さ
れる。
また、照明光源3は第5図に示すように所定倍率時に光
学レンズ系6においてレンズを通過した光線がレンズの
光軸となす角がθである場合、その強度がCOS4θに比例
する所謂cos4乗則を補正して感光体ドラム8上における
照度分布を均一にするように、スリット長手方向に対し
て中央域よりも周辺域の方が明るい配光特性を有してい
る。そして、光学レンズ系6は、変倍時光軸方向(第1
図において左右方向)に変位すると共に光学レンズ系6
自体の焦点距離を変化させ、変倍時の結像関係を保つ。
ところで、第5図に示すような原稿面照度分布で変倍を
行なった場合には、感光体ドラム8上での照度分布が均
一とならなくなる。即ち、照明光源3の配光特性を基準
倍率の等倍で補正した場合、縮小時には周辺域で照度が
高くなり、拡大時には周辺域で照度が低くなる。そこ
で、本実施例では、絞り部材としての絞り板17を変倍に
よって変位させることにより、遮光部材としての補正板
20との相対位置関係を変化させ、上記露光ムラを補正す
るものである。
次に、上記光学レンズ系6の構成について第1図及び第
2図に基づいて説明する。10は複写機本体に固定された
レンズ台であり、該レンズ台10上には光軸方向に延びる
レール11が配設されている。そして、レール11上には光
学レンズ系6がカラー12,13を介して光軸方向に図示し
ないモータ等により移動可能に配設されている。この光
学レンズ系6はカラー12,13によって支持された鏡筒14
内にレンズ15、レンズ16a,16b,16cを備えた鏡筒16、略
中央位置に略矩形状の絞り孔17aを備えた絞り板17、レ
ンズ18a,18b,18cを備えた鏡筒18、レンズ19及び遮光部
材としての補正板20を各々光学側より順に配設して構成
されている。鏡筒14下面には略へ字状のカム溝21a,21b
及び傾斜カム溝21cを備えたカム板21が当接して配置さ
れ、該カム板21の一端には光軸方向と所定角度だけ傾斜
したレール22に遊嵌した係合突起21dが形成されてい
る。また、前記カム溝21a,21bには連結部材23,24が各々
遊嵌されており、この連結部材23,24の上端部は各々鏡
筒16,18に固定されている。
第3図は絞り板17の正面図であり、絞り板17の上部には
凹部17bが形成されており、該凹部17bには他端を鏡筒18
上部に固定したバネ板25が係合されて、絞り板17を下方
へ付勢させている。一方、絞り板17の下方にはカムフォ
ロアとしてのスライド部材26が係合されており前記カム
板21の傾斜カム溝21cに当接して絞り板17を光軸方向と
垂直に変位させるものである。
第4図は前記補正板20の正面図であり、略中央位置には
中央部を狭く周辺部を巾広に形成した略へ字状の透孔20
aが形成されている。
以上の構成を有する本実施例は次のように動作する。先
ず、縮小時にあっては鏡筒14はレール11に沿って矢印C
方向に移動する。するとカム板21は矢印D方向へ移動
し、絞り板17が傾斜カム溝21cによって上方に押し上げ
られ、同時に鏡筒16,19はそれぞれカム溝21a,21bに沿っ
て互いに接近して焦点距離を変化させ縮小時の結像関係
を保持する。このように縮小時に絞り板17を上方へ押し
上げることにより、補正板20に対する投影光束位置Lを
等倍時(第6図参照)より上方へ移動させ第7図に示す
ように周辺光量が制限される。その結果縮小時に周辺光
量が高くなる問題が解消され、感光体ドラム8上で均一
な照度分布を得ることができる。
一方、拡大時にあっては鏡筒14はレール11に沿って矢印
E方向に移動し、前記縮小時とは逆に、絞り板17は下方
へ変位し、同時に鏡筒16,19はそれぞれカム溝21a,21bに
沿って互いに接近して焦点距離を変化させ拡大時の結像
関係を保持する。このようにして、拡大時には絞り板17
を下方へ変位させ投影光束位置Lを下方へ移動させ第8
図に示すように中心光量が制限される。その結果、周辺
光量が低くなる問題が解消され、感光体ドラム8上で均
一な照度分布を得ることができる。
依って、等倍時において感光体ドラム8上に均一な照度
分布を与える光束によると、縮小時には周辺域で照度が
高くなるので、周辺光量を制限することによって、また
拡大時には周辺域での照度が低くなるので中央域での光
量を制限することによって、常に感光体ドラム8上の照
度分布を均一にでき、露光ムラを補正することができ
る。さらに、本実施例にあっては、絞り板17の移動を光
学レンズ系6のレール上の移動と連動するカム板とスラ
イド部材とによって行っているので、構成を極めて簡素
化することができる。
尚、上記実施例では、光源3の配光特性を等倍時に基づ
いて設定したが、如何なる倍率で行ってもよい。但し、
中心光束をあまり規制しないためには、拡大時に基づい
て設定することが望ましい。
また、上記実施例では、補正板20をレンズ19の像側に、
絞り板17を鏡筒16と鏡筒18との間に配置したが、これに
限定されるものではなく、例えば補正板をレンズ15の光
源側に配置するなどしてもよい。
さらに、上記実施例では、絞り板17の絞り孔17aを略矩
形状に、補正板20の透孔を略へ字状に形成したが、これ
に限定されず、絞り板17や補正板20の取付位置及び両者
の位置関係等に応じて決定される適正形状であればよ
い。
(考案の効果) 本考案に係る画像露光装置は以上の構成及び作用からな
るもので、レンズ軸上の中心光量の低下を低く抑えつ
つ、拡大から縮小までのあらゆる変倍時において、像担
持体上の露光ムラを補正することができ。
そして、絞り部材が、レンズ間距離を変えるためのカム
部材によって移動するので、絞り部材を移動するための
機構を別に設ける必要がなく、装置構成を簡略化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像露光装置の一実施例を適用し
た変倍複写機の概略図、第2図は第1図においてI−I
線方向に見た場合の概略図、第3図は同実施例における
絞り板とカム板を示す正面図、第4図は同実施例におけ
る補正板の正面図、第5図は同実施例における光源の配
光特性を示す説明図、第6図は同実施例において等倍時
の投影光束を示す説明図、第7図は同実施例において縮
小時の投影光束を示す説明図、第8図は同実施例におい
て拡大時の投影光束を示す説明図、第9図は従来の画像
露光装置におけるレンズと絞り板の位置関係を示す説明
図である。 符号の説明 8…感光体ドラム(像担持体) 15,16a,16b,16c,18a,18b,18c,19…レンズ 17…絞り板 20…補正板(遮光部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 角井 治夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−91475(JP,A) 特開 昭54−91223(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿からの画像光を感光体に結像するため
    の複数のレンズと、この複数のレンズのレンズ間距離を
    変えるためのカム部材と、上記複数のレンズを透過する
    光束を規制するための遮光部材と、を有し、倍率変更に
    応じて上記複数のレンズが光軸方向に移動すると共に上
    記カム部材によってレンズ間距離が変わる画像露光装置
    において、 上記複数のレンズの略中央に設けられ上記遮光部材に対
    して光軸方向と垂直方向に移動する絞り部材を有し、こ
    の絞り部材は上記カム部材によって移動することを特徴
    とする画像露光装置。
JP1986174640U 1986-09-30 1986-11-13 画像露光装置 Expired - Lifetime JPH0645953Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986174640U JPH0645953Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13 画像露光装置
US07/100,453 US4894682A (en) 1986-09-30 1987-09-24 Variable magnification copying apparatus
EP87114154A EP0263397B1 (en) 1986-09-30 1987-09-28 A variable magnification copying apparatus
DE8787114154T DE3777519D1 (de) 1986-09-30 1987-09-28 Kopiergeraet mit variabler vergroesserung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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Publications (2)

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JPS6380541U JPS6380541U (ja) 1988-05-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4791019B2 (ja) * 2004-10-25 2011-10-12 株式会社リコー 画像読取ユニットの組立方法
JP5896141B2 (ja) * 2012-03-19 2016-03-30 株式会社リコー 画像読取レンズ並びに画像読取装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5891475A (ja) * 1981-11-27 1983-05-31 Canon Inc 画像形成装置

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