JPH0645491U - 複合機能食品 - Google Patents

複合機能食品

Info

Publication number
JPH0645491U
JPH0645491U JP8682192U JP8682192U JPH0645491U JP H0645491 U JPH0645491 U JP H0645491U JP 8682192 U JP8682192 U JP 8682192U JP 8682192 U JP8682192 U JP 8682192U JP H0645491 U JPH0645491 U JP H0645491U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
active oxygen
function
divalent
trivalent iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8682192U
Other languages
English (en)
Inventor
鉄雄 高野
Original Assignee
鉄雄 高野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鉄雄 高野 filed Critical 鉄雄 高野
Priority to JP8682192U priority Critical patent/JPH0645491U/ja
Publication of JPH0645491U publication Critical patent/JPH0645491U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主要な三つの老化学説に基き、老化防止に有
効とされるそれぞれの物質を複合させた粉末パック。 【構成】 活性酸素除去作用物質を含む植物を焙煮後、
こうじを加えて活性酸素除去機能を生ぜしめた粉末A
と、腸の活性化機能をもつフラクトオリゴ糖粉末Bと、
細胞活性化機能をもつ二価三価鉄塩の脂質複合体Cとの
三者を混合して、連続服用に適した量のアルミパック入
り粉末にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は複合機能食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
人が地上に現れて以来、誰もが求めて未だに見出すことが出来ないものに「不 老不死の霊薬」がある。人はなぜ老化するか。 それは年をとるからである。しかし年をとるのは時間的経過のことであり、身 体が老弱になるのとは別の問題である。 身体の老化については古来、種々の説がある。進歩したと思われる現代科学で も、およそ老化ほど種々雑多な学説が出されている領域はない、と言われている 。 しかし学説はどうでも、さし当り少しでも寿命を延ばしたいから、種々の長寿 法や、保健薬、健康食品が流布されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
学者、研究者は自己の得意分野に囚われ勝ちである。ある人は老化の原因は、 人体に不可欠な酸素が有害な活性酸素にもなるため、と言う。他の人は、老化は 腸から始まると言う。また別の人は、細胞の老化を挙げる。いずれも真実の一面 であると思う。 この考案は上述の諸学説を基にして、身体全体に老化防止効果のある複合機能 食品を開発した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の複合機能食品は、はとむぎ、ごま、胚芽等、活性酸素除去作用物質 を含む植物を焙煮後、こうじを加えて活性酸素除去機能を生ぜしめた粉末と、腸 の活性化機能をもつフラクトオリゴ糖粉末と、細胞活性化機能をもつ二価三価鉄 塩の脂質複合体と、の三者に要すれば添加材を加えて混練し、一日数回服用する に適した量の粉末としてアルミパックに封入したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
この考案は、従来の機能性食品のほとんどが単一機能であるのに対し、複数機 能の総合作用により老化防止効果をあげた点に最大の特徴がある。この考案の三 つの機能は、主要な老化学説から採り上げた三要素、つまり活性酸素、腸、およ び細胞に対応している。 はとむき、ごま、胚芽類を焙煮後、発酵させたものは活性酸素除去機能を有し 、フラクトオリゴ糖は周知のように腸の活性化機能を有し、二価三価鉄塩の脂質 複合体は後述するように細胞の延命、活性化、免疫力強化機能を有する。 すなわち、この考案の複合機能食品は活性酸素を抑え、腸と細胞を活性化して 、総合的に老化を防ぐ。
【0006】
【実施例】
近年、老化原因の最も有力なものとして、活性酸素が挙げられるようになって 来た。まずこれを簡単に説明する。血液中の食細胞は侵入した異物を食べ、活性 酸素を作って異物を溶かし排出する際、余分な活性酸素も排出するため、血液内 に活性酸素を作る。その活性酸素が障害を起こす。 その流出した活性酸素を除くため、体内のSOD(スーパー・オキサイド・デ スムターゼ)が働くが、40才を越すと、その働きが弱まってくるので、SOD 同様の働きをする物質を補給することが必要である。大豆、大根の若葉、麦の新 芽や穀物から取ったSOD様作用物質を注射するとよく効く。 注射でなく、内服しても胃腸で破壊されないSOD様作用物質は世界最初に、 我が国の丹羽博士が開発し、市販されるようになった。それは、はとむぎ、ごま 、胚芽等、活性酸素除去作用物質を含んだ植物を焙煮後、こうじを加えて発酵さ せ、活性酸素除去機能を生ぜしめたものである。この考案は丹羽博士の指導で精 製された製品を利用する。
【0007】 フラクトオリゴ糖は胃腸で消化、吸収されることなく大腸に達し、そこでビフ ィズス菌の栄養分となる。ビフィズス菌が増殖して、腸内の腐敗菌を圧倒すると 、腐敗発酵による有害物質の発生、吸収を抑え、腸からの老化現象を抑える。 このフラクトオリゴ糖についての文献は多く、その製品は広く市販されている ため、詳しい説明は略す。
【0008】 二価三価鉄塩は我が国の山下昭治博士が開発し、特開昭59−190226号 「二価三価鉄塩およびその製造方法」として公開されたものである。上記公報に あるように、二価三価鉄塩は水に溶解して、その水を非イオン反応系に変換する 。正常な生体内反応はすべて非イオン反応系で行われているので、異常を生じた 生体に二価三価鉄塩を導入すれば、非イオン反応系が回復して、生体は正常に復 帰することが出来る。
【0009】 二価三価鉄塩の生体組織保存作用を示す実施例としては、塩化鉄(II,II I)10-6M溶液10mlに、α−tocopherolおよびUbiquin one(Co−enzymeQ7 )各0.1gの混合物を加えて懸濁させた後、 ethanalで上記脂質部分を集めた。かくして塩化鉄(II,III)を担 持する上記脂質が得られる。この脂質に界面活性剤としてTween−20,0 .1gを加えて水に分散させ、順次蒸溜水で希釈し脂質濃度で2×10-12 M/ Lの調整液を作成した。この液に白ネズミの筋肉組織を漬け、空気層を残してビ ン中に密封したところ、12年間以上、当初の状態を保った。同様に蒸溜水中に 漬けたものは、1週間後から組織が崩壊し、液が濁った。 これは二価三価鉄塩が生体細胞の非イオン反応系を保持して、永く正常な活性 を保たせた結果である。
【0010】 また上記公報の他の実施例は制癌作用を示す。その調整液は上例同様の塩化鉄 (II,III)溶液10mlに、上記同様の混合物各1.0gを加え、同様に 調整した液である。 この調整液を基準としてSynthetic medium858の培養液を 作成した。段階的に異る脂質濃度の培養液で、ヒトの胃の健全部と癌組織をtr ypsim消化して得た細胞を24時間培養した。培養後の細胞数を、上記脂質 (二価三価鉄塩)を含まない培養液による場合の細胞数と比べた線図(図略)を 示しているが、健全部の正常細胞数が急増する脂質濃度2×10-2Mのところで 、癌組織の異常細胞の顕著な増殖抑制作用が認められた。
【0011】 この考案は、活性酸素除去機能をもつSOD様作用食品、腸の活性化機能をも つフラクトオリゴ糖、および細胞の活性化機能をもつ二価三価鉄塩の脂質複合体 、それぞれの専門技術者による精製品を混合して、連続服用に適した粉末にする 。 SOD様作用食品は正味の物質が1日標準3g、フラクトオリゴ糖は1日標準 5g、二価三価鉄塩の脂質複合液は1日分標準3滴として、これに要すれば結合 用添加材等を加え、朝、昼、晩の三回に分けて服用出来る大きさの粉末パックに した。もっとも、混合比率はある程度、変わり得る。図1に粉末パックの一実施 例を示す。パック用シート1としてこの場合、0.1mm厚のアルミニウム箔を 用い、長方形を二つ折りして三方をシール部2とし、一箇所に引裂口3を設けて いる。図2は粉末4を出すところを示す。パック用シート1は湿気と酸化を防ぎ 得るものなら、アルミニウム以外でもよい。その形状も図示したものに限らない 。 図3はその顕微鏡写真のスケッチ図で、そのAはごまから作った活性酸素除去作 用をもつ粉末、Bはフラクトオリゴ糖粉末、Cは二価三価鉄塩脂質複合体である 。
【0012】
【考案の効果】
この考案の複合機能食品は、現在最も信頼出来ると思われる三つの老化学説に 基き、活性酸素除去機能、腸の活性化機能、細胞の活性化機能を合わせ持つ、連 続服用に便利なアルミパック入り粉末を、初めて提供し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の複合機能食品の一実施例斜視図。
【図2】同上、開封状態の説明図。
【図3】同上顕微鏡写真のスケッチ図。
【符号の説明】
A 活性酸化除去粉末 B フラクトオリゴ糖粉末 C 二価三価鉄塩

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はとむぎ、ごま、胚芽等、活性酸素除去
    作用物質を含む植物を焙煮後、こうじを加えて活性酸素
    除去機能を生ぜしめた粉末と、腸の活性化機能をもつフ
    ラクトオリゴ糖粉末と、細胞活性化機能をもつ二価三価
    鉄塩の脂質複合体と、の三者に要すれば添加材を加えて
    混練し、一日数回服用するに適した量の粉末としてアル
    ミパックに封入したことを特徴とする複合機能食品。
JP8682192U 1992-11-26 1992-11-26 複合機能食品 Pending JPH0645491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8682192U JPH0645491U (ja) 1992-11-26 1992-11-26 複合機能食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8682192U JPH0645491U (ja) 1992-11-26 1992-11-26 複合機能食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645491U true JPH0645491U (ja) 1994-06-21

Family

ID=13897478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8682192U Pending JPH0645491U (ja) 1992-11-26 1992-11-26 複合機能食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645491U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023800A1 (ja) * 2005-08-22 2007-03-01 Yasuyuki Yamada 食品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023800A1 (ja) * 2005-08-22 2007-03-01 Yasuyuki Yamada 食品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100428893C (zh) 大鲵保健食品及其生产方法
CN103584249B (zh) 一种牡蛎粉固体饮料及其生产工艺
CN1931879A (zh) 银耳杂多糖或其提取物的新用途
CN1919064A (zh) 一种新鲜螺旋藻营养液及其制备方法
CN101816781A (zh) 一种基因重组人Cu-Zn超氧化物歧化酶脂质体肠溶胶囊及其制备方法
ES2735991T3 (es) Composición antioxidante
CN103142765A (zh) 富硒锗纳米元素与维生素全营养的灵芝蛇药酒
RU2343724C1 (ru) Способ производства биологически активных продуктов из бурых водорослей
EA012467B1 (ru) Соус для детского питания
CN105878397A (zh) 一种调节牛羊运输应激组合物
KR101272093B1 (ko) 린테우스 상황버섯이 함유된 식용 달팽이 사료 및 그 사료를 이용한 식용 달팽이 사육방법
CN105748358B (zh) 一种沉香精华赋活水及其制备方法
CN101791285A (zh) 一种用于清除面部老年斑(脂褐素)的黄皮酰胺复合纳米乳及其制备方法
JPH0645491U (ja) 複合機能食品
CN103800401B (zh) 生肌愈合膏
RU2550954C2 (ru) Способ иммуномодуляции человека
KR20130015341A (ko) 방사능에 오염된 피부 세척용 투명비누 조성물 및 이의 제조방법
CN110432477A (zh) 一种开胃韭菜花酱的制作方法
WO1981000723A1 (en) Medicines for skin
JP3762364B2 (ja) ミミズと蟻を用いた健康食品の製造方法
CN102335191A (zh) 一种治疗腹泻复方药物的制备方法
KR101323694B1 (ko) 거문도 해풍 쑥 액상차 및 그 제조방법
KR101383791B1 (ko) 발아현미를 이용한 건강식품의 제조방법
CN1247759C (zh) 一种蜂蜜蜂花粉酒及其制备方法
CN101721318A (zh) 一种保健锗盐及其制备方法