JPH0645486U - 超音波調理器 - Google Patents

超音波調理器

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Publication number
JPH0645486U
JPH0645486U JP086900U JP8690092U JPH0645486U JP H0645486 U JPH0645486 U JP H0645486U JP 086900 U JP086900 U JP 086900U JP 8690092 U JP8690092 U JP 8690092U JP H0645486 U JPH0645486 U JP H0645486U
Authority
JP
Japan
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cooking pot
cooking
pot
ultrasonic
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP086900U
Other languages
English (en)
Inventor
卓朗 松原
Original Assignee
サンテレホン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by サンテレホン株式会社 filed Critical サンテレホン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、調味料を添加したり、長い時間を
費やして調理しなくても料理,或いは食料品(肉,魚等
の料理用素材)の風味や特質を向上させることを目的と
する。 【構成】 本考案の超音波調理器は、内部に食料品等が
投入される調理用鍋11と、調理用鍋11の外周に密接
配置され、調理用鍋11に超音波を発振する複数の振動
子12と、調理用鍋11を開閉する開閉蓋を有して構成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波調理器に関し、特に、お酒の口当たりを向上させたり、料理, 或いは食料品(肉,魚等の料理用素材)の風味や特質を向上させるために使用さ れる超音波調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、完成した料理,或いは食料品(肉,魚等の料理用素材)の風味や特質を 向上させる場合、以下のような方法が採用されている。
【0003】 (1) 完成した料理の場合 完成した料理に、塩,こしょう,化学調味料等を添加する。 (2) 食料品(肉,魚等の料理用素材)の場合 料理する前に下拵えとして、肉や魚等の素材をお酒に浸して柔らかくしたり、 醤油,味醂等に浸してこれらに下味をつける。また、骨も一緒に食べる料理を作 る場合には、加圧鍋を使用している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような方法では、以下のような問題が生じる。 (1) 完成した料理の風味を向上させる場合、調味料によってある程度可能である が、料理本来の風味の向上に限界がある。 (2) 食料品(肉,魚等の料理用素材)の風味や特質を向上させる場合、その効果 をだすためには十分に時間をかける必要があり、調理時間が長くなる。
【0005】 従って、本考案の目的は調味料を添加したり、長い時間を費やして調理しなく ても料理,或いは食料品の風味や特質を向上させることができ、且つ、調理に加 えて食器の洗浄が可能な超音波調理器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点に鑑み、調味料を添加したり、長い時間を費やして調理し なくても料理,或いは食料品の風味や特質を向上させるため、内部に食料品等が 投入される調理用鍋と、調理用鍋の外周に密接配置され、超音波を発振する複数 の振動子と、調理用鍋を開閉する開閉蓋を備え、開閉鍋を閉めて調理用鍋を固定 した後、複数の振動子で調理用鍋を超音波振動させるようにした超音波調理器を 提供するものである。
【0007】 上記開閉蓋は、前記調理用鍋の中心に配置される共振棒(周波数に応じて取替 可)を有している。また、調理用鍋は、その外周,或いは底部に配置されたヒー ターによって加熱されても良い。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の超音波調理器について、添付図面を参照しながら詳細に説明す る。
【0009】 図1の(a),(b) には、本考案の超音波調理器の一実施例が示されている。この 超音波調理器は、鍋収容穴19を有するケース本体10と、これに蝶番機構を介 して取り付けられたケース蓋体20と、鍋収容穴19に弾性的に収容された正八 角形の調理用鍋11と、調理用鍋11の外周に密接するようにケース本体10に 埋設された複数の振動子12と、鍋収容穴19の底部に設けられたヒーター13 と、複数の振動子12,及びヒーター13に所定の電源電圧を提供する電源コー ド15より構成されている。振動子12は8つのブロックに分割されて調理用鍋 11の周囲に配置されており、各ブロックは50,100,150KHzの振動 子が並列に接続され、その中の1つが選択できるようになっている。
【0010】 ケース蓋体20は、調理用鍋11の上部に嵌合する嵌合突起21と、嵌合突起 21の中心に突出して設けられた着脱可能な共振棒22と、ケース本体10の係 止部18に係止する係止爪29を裏面に有しており、ケース蓋体20を閉めると 、嵌合突起21が調理用鍋11の上部に嵌合し、共振棒22が調理用鍋11の中 心に配置されるようになっている。同時に、ケース蓋体20の押圧力と調理用鍋 11の下部に配置されたスプリング(後述)の弾性力によって調理用鍋11が固 定される。また、表面には各種情報を表示する液晶表示部23と、タイマー調理 を行うタイマー設定ボタン24と、ヒーター13の温度を選定する温度選定ボタ ン25と、振動子12に与える電力を選定するパワー密度選定ボタン26と、5 0KHz,100KHz,150KHz等の振動周波数から有効な周波数を選定 する周波数選定ボタン27と、係止爪29を運動させるクランプボタン28が設 けられている。
【0011】 調理用鍋11は、ステンレス製で取り出し可能な構成を有しており、必要に応 じて深さが異なる複数種の調理用鍋11と交換することができる。
【0012】 複数の振動子12は、電源コード15より提供される所定の電源電圧によって 数十ワットから数百ワットの電力を消費し、超音波を発振して調理用鍋11を振 動させるものである。このとき、ケース蓋体20が閉まっている場合には、調理 用鍋11の中心に共振棒22が配置されるため、共振現象によって振動効果を大 きくすることができ、より効果的に調理用鍋11を振動させることができる。
【0013】 ヒーター13は、調理用鍋11を加熱するものであり、調理用鍋11に超音波 を当てる前、或いは超音波を当てた後、更には超音波を当てながら加熱すること ができるように構成されている。このようにな構成では、あらゆる調理方法に対 応できるようになり、汎用性を高めることができる。例えば、シチューやカレー 等に超音波を当てる場合には、ヒーター13で加熱しながら行うことにより料理 に円やかさを与えながら温めることができる。
【0014】 図2には、調理用鍋11のセット状態が示されている。調理用鍋11には、調 理材料14としてお酒や、シチュー,カレー等の液状材料が収容されており、こ の調理用鍋11が上部において嵌合突起21と嵌合していると共に、ケース蓋体 20に押圧され、スプリング17の弾性力に抗しつつケース本体10の鍋収容穴 19に収容されている。このように調理用鍋11をケース蓋体20の押圧力とス プリング17の弾性力で保持することにより、振動子12から発生される振動が 調理用鍋11に有効に伝達することができる。また、図3に示すように、載置板 11aを有する調理用鍋11を使用すると、お酒等を入れた銚子(ゲル状の材質 で構成された)16を載置し、周囲に水30を入れることにより超音波処理を行 うことができ、これをヒーター13でお燗することにより、このまま食卓に出す ことができるようになる。
【0015】 以下、本考案の動作を説明する。まず、用途に応じて調理用鍋11を選択し、 これに所定の調理材料を投入する。そして、調理用鍋11をケース本体10の鍋 収容穴19に収容し、ケース蓋体20を閉めてケース蓋体20の係止爪29をケ ース本体10の係止部18に係止する。
【0016】 この状態において、ケース蓋体20の嵌合突起21が調理用鍋11の上部に嵌 合し、ケース蓋体20の押圧力と鍋収容穴19の底部にあるスプリング17の弾 性力によって調理用鍋11が強固に固定される。
【0017】 次に、ケース蓋体20の周波数選定ボタン27で振動周波数を選定し、スイッ チ(図示せず)をオンすると、振動子12から所定の周波数の超音波が発振し、 調理用鍋11を振動させる。このとき、調理用鍋11の中心には共振棒22が配 置されているため、その振幅が大きくなり、より効果的に調理用鍋11を振動さ せることができる。
【0018】 そして、所定時間後、スイッチをオフにし、クランプボタン28を押してケー ス蓋体20を開く。この後、鍋収容穴19から調理用鍋11を取り出し、調理用 鍋11に入れられた調理材料を食器等に移して全動作が終了する。
【0019】 本考案の超音波調理器は、以下のような作用効果を奏することができる。 (1) お酒等、アルコール類を美味しく、且つ、円やかにすることができる。円や かさは周波数によって若干相違するので個人の好みに応じた周波数を選定する。 (2) シチュー,カレー等の液状の料理を美味しくすることができる。 (3) 圧力鍋で料理する代わりに本調理器を利用することにより、調理時間を短く でき、且つ、美味しくすることができる。 (4) 骨付きの肉,魚等を柔らかく、且つ、美味しくすることができる。 (5) 料理の前に下味をつける時間を短縮することができる。 (6) 付加的に食器の洗浄を行うことができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の超音波調理器によると、内部に食料品等が投入 される調理用鍋と、調理用鍋の外周に密接配置された複数の振動子と、調理用鍋 を開閉する開閉蓋を備え、開閉蓋を閉めて調理用鍋を固定した後、複数の振動子 で調理用鍋を超音波振動させるようにしたため、調味料を添加したり、長い時間 を費やして調理しなくても完成した料理,或いは食料品(肉,魚等の素材)の風 味や特質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図。
【図2】調理用鍋がセットされた状態を示す説明図。
【図3】他の調理用鍋がセットされた状態を示す説明
図。
【符号の説明】 10 ケース本体 11
調理用鍋 12 振動子 13
ヒーター 14 材料 15
電源コード 16 ゲル状銚子 17
スプリング 18 係合部 19
鍋収容穴 20 ケース蓋体 21
嵌合突起 22 共振棒 23
液晶表示部 24 タイマー設定ボタン 25
温度選定ボタン 26 パワー密度選定ボタン 27
周波数選定ボタン 28 クランプボタン 30

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に食料品(嗜好品を含む)等が投入
    される調理用鍋と、 前記調理用鍋の外周に密接配置され、前記調理用鍋に超
    音波を発振する複数の振動子と、 前記調理用鍋を開閉する開閉蓋を備え、 前記開閉蓋を閉めて前記調理用鍋を固定した後、前記調
    理用鍋を前記複数の振動子で超音波振動させるように構
    成されていることを特徴とする超音波調理器。
  2. 【請求項2】 前記開閉蓋は、前記調理用鍋の中心に配
    置され、前記食料品等に浸漬される共振棒を有する構成
    の請求項1の超音波調理器。
  3. 【請求項3】 前記調理用鍋は、その外周,或いは底部
    に配置されたヒーターによって加熱される構成の請求項
    1の超音波調理器。
JP086900U 1992-11-25 1992-11-25 超音波調理器 Pending JPH0645486U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167839A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 三菱電機株式会社 加熱調理器
TWI619454B (zh) * 2017-05-04 2018-04-01 蔡昀臻 一種具超音波震盪的滷鍋
KR20220069262A (ko) * 2020-11-20 2022-05-27 최정환 초음파 튀김 시스템을 이용한 야채튀김의 조리방법 및 이로부터 조리된 야채튀김
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KR20220069258A (ko) * 2020-11-20 2022-05-27 최정환 초음파 튀김 시스템을 이용하여 뼈가 연화된 생선의 조리방법 및 이로부터 조리된 뼈가 연화된 생선 조리식품

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