JPH0644870Y2 - 丸鋸用ケース - Google Patents

丸鋸用ケース

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JPH0644870Y2
JPH0644870Y2 JP6692591U JP6692591U JPH0644870Y2 JP H0644870 Y2 JPH0644870 Y2 JP H0644870Y2 JP 6692591 U JP6692591 U JP 6692591U JP 6692591 U JP6692591 U JP 6692591U JP H0644870 Y2 JPH0644870 Y2 JP H0644870Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
circular saw
substrate
case
holding member
circular
Prior art date
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Application number
JP6692591U
Other languages
English (en)
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JPH0513979U (ja
Inventor
洋 井本
Original Assignee
株式会社イモト
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Publication date
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  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主に刈払機用チップソ
ーなどの丸鋸(以下単に丸鋸という)を包装して販売す
るとともに、購入物の需要者が保管用のケースとしても
利用し得る丸鋸用ケースに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】従来、丸鋸を包装するには、方形のビニ
ール袋や紙袋に丸鋸を単にそのまま入れていた。その
際、丸鋸の各刃先を保護するために細いビニールチュー
ブを軸方向に切開し、これを丸鋸の周縁に嵌め込むこと
が行なわれている。また、袋に代えてボール紙で作られ
た正方形のケースに収めることも行なわれている。ボー
ル紙を用いたケースの一例を図4に示す。このケースB
は、例えば、正方形のボール紙の四辺に内方へ折曲させ
得る折曲片C,C,D,Eを設けておき、丸鋸を載せた
状態で、まず左右の小幅の折曲片C,Cを内方へ折曲し
た後、上下の折曲片D,Eを内方へ折曲し、下の折曲片
Eに穿設した長孔Fに上の折曲片Dの端部に突出させた
舌片Gを差し込んで係止するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のように、丸鋸を
そのままビニール袋や紙袋、あるいは、ボール紙のケー
スに収容しておくと、輸送中に袋やケースが破損し刃先
が露出してしまうことが多い。その場合、危険であるば
かりでなく、刃先を傷める可能性がある。特に硬い材質
である超硬チップをろう付けしたものでは、チップが欠
け易い欠点があった。
【0004】一方、丸鋸の各刃体を覆うごとく丸鋸の周
縁にビニールチューブなどの保護材を装着するもので
は、刃体を保護することはできるが、保護材の装着に手
数を要しコスト高となっていた。
【0005】本考案は、上記従来技術の欠点を解消する
ものであって、丸鋸の刃先が露出するようなことがな
く、丸鋸全体が保護され、しかも丸鋸の包装、収納が容
易な丸鋸用ケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ケースを構成するための
基材紙を2つ折りにし、折り返し部1を介して一方を蓋
板2、他方を基板3とする。基板3上には、大略鋸の厚
みに相当し、段ボール紙や発泡合成樹脂のように丸鋸の
刃先に噛み込ませることができる材質で製した保持部材
8を装着し、この保持部材8に丸鋸の刃先までの直径よ
りもやや小さな凹所7を形成し、ここに丸鋸を収容する
ようにする。
【0007】上記鋸用ケースをより簡単に提供するに
は、全体を段ボール紙で作るものとし、基板3となる部
分の折り返し部1を除く三方に折り返し片4,5,6を
形成しておき、これを折り返して基板3に貼着し、か
つ、3つの折り返し片4,5,6の先端部形状の組み合
わせで凹所7が形成されるようにする。
【0008】
【作用】収容物品である丸鋸を凹所7に収容しようとす
ると、丸鋸の刃先が凹所7の内周縁に引っかかる。この
状態で無理に押し込むと、丸鋸の刃先が保持部材8の内
周面8aに噛み込む。その結果、丸鋸は保持部材8の内
周面8aによって支受されて凹所7内を妄動するような
ことなく、蓋板2を被せると丸鋸はしっかりとケース内
に保持される。このとき、丸鋸の刃先は保持部材8の内
周面8aに噛み込んでおり、ケース外に露出することが
ない。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
【0010】図1〜図2に本考案の第1の実施例を、図
3に第2の実施例を示す。図1および図2に示す実施例
は、1対2の寸法比率である長方形の段ボール紙を中心
位置で2つ折りとし、折り返し部1を介して一方を蓋板
2、他方を基板3としている。正方形の基板3の三辺に
は内方への折り返し辺4,5,6を形成しておき、これ
を基板3上に折り返して貼着したときに、丸鋸Aを嵌め
込むことができる円形の凹所7が形成されるようにして
ある。
【0011】このケースをさらに詳しく説明すると、基
板3に設けた折り返し片4,5,6の端縁は、図2に示
すように、丸鋸の外径より僅かに小さい寸法の内径を形
成すべく円弧状にそれぞれを切欠し基板3上に貼着して
中心部に円形の切除部が形成された保持部材8とし、円
形の切除部分が丸鋸を収容する凹所となる。
【0012】この円形の凹所7に丸鋸を嵌め込むと、一
方の盤面が基板3上に当接するとともに、保持部材8の
孔径は丸鋸の外径より僅かに小さい寸法であるから、丸
鋸の刃先は保持部材8の内周面8aに噛み込む。その結
果として、丸鋸は保持部材8の内周面8aによって支受
される。また保持部材8の内周面8aから外面までの寸
法は大きく丸鋸の刃先がケースを突き破って器外に露出
する可能性はない。丸鋸を包装するには、保持部材8に
丸鋸を保持させた後、蓋板2を折り重ねて固定する。こ
のとき、丸鋸全体はケース内にしっかりと保持され、刃
先は勿論、盤面も基板3、および蓋板2によって保護さ
れる。
【0013】なお、このケースの外形形状は、図示実施
例のように、正方形だけでなく、長方形や多角形、円形
など、その中央部に円形の丸鋸が収容される凹所が形成
され、かつ2つ折りとされるものであればどのような形
状であってもよい。
【0014】図3に示す第2の実施例は、基板および蓋
板とは別体である保持部材8を基板3内面に貼着する実
施例を示すもので、保持部材8には被包装物、収容物で
ある丸鋸の外径よりやや小さな円形の孔を穿設してあ
る。基板3に貼着する保持部材8は、段ボール紙の他、
板上のポリスチレンフォームなど丸鋸の刃先が容易に噛
み込み、かつ容易に形崩れしない強度を有する発泡合成
樹脂材などを用いることができる。また、保持部材8に
形成する孔は、円形以外の四角形や多角形などでもよい
が、円形の方が望ましい。
【0015】ところで、図2および図3に示すように、
保持部材8の凹所7において、折り返し部1側は、丸鋸
の刃先を手指で出し入れし易くするために一部分を開口
してある。
【0016】ケースの蓋板2を開閉自在とし、かつ収容
した丸鋸がガタ付かないようにするには、蓋板2の一部
に面状ファスナ9b,10bを定着しておくとともに、こ
れと対向する基板側に面状ファスナ9b,10bと一対を
なす面状ファスナ9a,10aを設けておく。このとき、
基板側の面状ファスナ9a,10aは基板に固定し、保持
部材8に窓孔を穿設しておくとともに、蓋板2の面状フ
ァスナ9b,10bは突出させておく。これにより、蓋板
内面と保持部材表面とが密着する状態で面状ファスナ9
aと9bおよび10aと10bを付着させて被蓋することが
できる。
【0017】
【考案の効果】請求項1記載の考案によれば、保持部材
の内周面が丸鋸の各刃先と噛み合ってこれを支受するの
で、丸鋸を凹所内においてガタ付いたり妄動しないよう
に、しっかりと保持させることができるとともに、丸鋸
の刃先がケース外に露出することがなく、安全であり、
かつ、刃先が欠損したりすることがないという効果があ
る。また、本考案丸鋸用ケースは、丸鋸全体をケースに
保持し、表裏両面は基板と蓋板とで覆われるため、刃体
は勿論、盤面をも保護するという効果もある。
【0018】請求項2記載の考案によれば、一体に裁断
する段ボール紙を用いた組立式であるので、製造が容易
で安価に供給することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案丸鋸用ケースの第1実施例において蓋板
を開けた状態を一部を切欠して示す平面図、
【図2】本考案丸鋸用ケースの第1実施例を示す斜視
図、
【図3】本考案丸鋸用ケースの第2実施例を示す斜視
図、
【図4】従来の丸鋸用ケースの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 折り返し部 2 蓋板 3 基板 4 折り返し片 5 折り返し片 6 折り返し片 7 凹所 8 保持部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つ折りとし、一方を基板3、他方を基板
    3上に折り返される蓋板2とし、基板3には丸鋸の厚み
    に相当する程度の厚みの保持部材8を基板3内面に定着
    する一方、保持部材8には丸鋸の刃先までの最大径より
    もやや小さい径の凹所7を形成するとともに、保持部材
    8は丸鋸の刃先が噛み込み得る材質としたことを特徴と
    する丸鋸用ケース。
  2. 【請求項2】全体を一体の段ボール紙で形成するものと
    し、基板3部分には蓋板2との折り返し部1を除く三方
    に折り返し片4,5,6を形成し、この折り返し片4,
    5,6を折り返して基板3の内面に貼着し保持部材8を
    形成せしめたことを特徴とする請求項1記載の丸鋸用ケ
    ース。
JP6692591U 1991-07-29 1991-07-29 丸鋸用ケース Expired - Lifetime JPH0644870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6692591U JPH0644870Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 丸鋸用ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6692591U JPH0644870Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 丸鋸用ケース

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Publication Number Publication Date
JPH0513979U JPH0513979U (ja) 1993-02-23
JPH0644870Y2 true JPH0644870Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=13330050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6692591U Expired - Lifetime JPH0644870Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 丸鋸用ケース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51127381U (ja) * 1975-04-10 1976-10-15
JPS5255486U (ja) * 1975-10-20 1977-04-21
KR200483985Y1 (ko) * 2017-01-24 2017-07-31 (주)한국디앤피 원형톱날 진열용 포장지

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JPH0513979U (ja) 1993-02-23

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