JPH0644596A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0644596A JPH0644596A JP9911292A JP9911292A JPH0644596A JP H0644596 A JPH0644596 A JP H0644596A JP 9911292 A JP9911292 A JP 9911292A JP 9911292 A JP9911292 A JP 9911292A JP H0644596 A JPH0644596 A JP H0644596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output signal
- track error
- signal
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 トラックエラーオフセット検出回路によって
シーク動作時のトラックエラー信号のオフセット値を常
時監視し、その平均値が所定の値よりも大きくなったと
き、ポジショナコイルに電流が流れないようにすること
によって光ヘッドの加速度を制御する。 【効果】 対物レンズを光ヘッドに追付かせてトラック
エラー信号のオフセットをなくすことができ、従って、
光軸のずれによるトラックエラーオフセットのない安定
したトラッキング動作を行わせることができる。
シーク動作時のトラックエラー信号のオフセット値を常
時監視し、その平均値が所定の値よりも大きくなったと
き、ポジショナコイルに電流が流れないようにすること
によって光ヘッドの加速度を制御する。 【効果】 対物レンズを光ヘッドに追付かせてトラック
エラー信号のオフセットをなくすことができ、従って、
光軸のずれによるトラックエラーオフセットのない安定
したトラッキング動作を行わせることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク媒体上に同
心円状または渦巻状に記録した情報列から情報をから読
出すとき、トラック粗位置制御動作によって情報列をサ
ーチし、トラック微小位置制御動作によって指定された
情報列に対物レンズを追従させて情報の読出しを行う光
ディスク装置に関する。
心円状または渦巻状に記録した情報列から情報をから読
出すとき、トラック粗位置制御動作によって情報列をサ
ーチし、トラック微小位置制御動作によって指定された
情報列に対物レンズを追従させて情報の読出しを行う光
ディスク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の光ディスク装置の一例を示
すブロック図、図６は図５の例のシーク動作のときの光
ヘッドおよび対物レンズの加速度を示す特性図である。
すブロック図、図６は図５の例のシーク動作のときの光
ヘッドおよび対物レンズの加速度を示す特性図である。
【０００３】光ディスク媒体上に同心円状または渦巻状
に記録した情報列（トラック）から情報をから読出すと
き、トラック粗位置制御動作によって情報列（トラッ
ク）をサーチし、トラック微小位置制御動作によって指
定された情報列に対物レンズを追従させて情報の読出し
を行う従来の光ディスク装置は、図５に示すように、目
標のトラックまで対物レンズ３３を移動させるときに対
物レンズ３３の移動中の位置を検出する対物レンズ位置
検出器３４と、対物レンズ位置検出器３４の出力信号に
対して位相補償処理を施すフィルタ演算部４１と、あら
かじめ定められている対物レンズ３３の移動範囲を示す
移動範囲信号（Ｖｍ）４５とフィルタ演算部４１の出力
信号とを比較する比較器４２と、比較器４２からの信号
によって光ヘッド３９を移動させるための信号を出力す
るポジショナ速度制御部４３と、ポジショナ速度制御部
４３の出力信号を電流に変換してポジショナコイル３７
に供給する電流アンプ４０とを有している。
に記録した情報列（トラック）から情報をから読出すと
き、トラック粗位置制御動作によって情報列（トラッ
ク）をサーチし、トラック微小位置制御動作によって指
定された情報列に対物レンズを追従させて情報の読出し
を行う従来の光ディスク装置は、図５に示すように、目
標のトラックまで対物レンズ３３を移動させるときに対
物レンズ３３の移動中の位置を検出する対物レンズ位置
検出器３４と、対物レンズ位置検出器３４の出力信号に
対して位相補償処理を施すフィルタ演算部４１と、あら
かじめ定められている対物レンズ３３の移動範囲を示す
移動範囲信号（Ｖｍ）４５とフィルタ演算部４１の出力
信号とを比較する比較器４２と、比較器４２からの信号
によって光ヘッド３９を移動させるための信号を出力す
るポジショナ速度制御部４３と、ポジショナ速度制御部
４３の出力信号を電流に変換してポジショナコイル３７
に供給する電流アンプ４０とを有している。
【０００４】上述のように構成された光ディスク装置
は、位置決め動作におけるトラック粗位置制御動作およ
びトラック微小位置制御動作は、まず、上位装置（例え
ば演算プロセッサ）からの命令により、目標のトラック
まで対物レンズ３３を移動させる移動命令が出される。
このとき目標のトラックまでの移動をトラック微小位置
制御動作によって行う場合は、あらかじめ決めてある１
トラックの移動のための信号を目標のトラックまでの移
動距離に相当する量だけ上位装置からトラックコイル３
２に印加することにより、対物レンズ３３を目標のトラ
ックまで移動させる。このときの対物レンズ３３の移動
量を対物レンズ位置検出器３４によって監視し、フィル
タ演算部４１において対物レンズ位置検出器３４の出力
信号に位相補償処理を施して出力する。比較器４２は、
このフィルタ演算部４１の出力信号と移動範囲信号（Ｖ
ｍ）４５とを比較する。対物レンズ３３の移動量を示す
対物レンズ位置検出器３４の出力信号が移動範囲信号
（Ｖｍ）４５よりも大きくなると、ポジショナ速度制御
部４３は、電流アンプ４０を介してポジショナコイル３
７に電流を供給し、レーザ光源３８を有する光ヘッド３
９を対物レンズ３３の移動方向の同じ方向に移動させ
る。
は、位置決め動作におけるトラック粗位置制御動作およ
びトラック微小位置制御動作は、まず、上位装置（例え
ば演算プロセッサ）からの命令により、目標のトラック
まで対物レンズ３３を移動させる移動命令が出される。
このとき目標のトラックまでの移動をトラック微小位置
制御動作によって行う場合は、あらかじめ決めてある１
トラックの移動のための信号を目標のトラックまでの移
動距離に相当する量だけ上位装置からトラックコイル３
２に印加することにより、対物レンズ３３を目標のトラ
ックまで移動させる。このときの対物レンズ３３の移動
量を対物レンズ位置検出器３４によって監視し、フィル
タ演算部４１において対物レンズ位置検出器３４の出力
信号に位相補償処理を施して出力する。比較器４２は、
このフィルタ演算部４１の出力信号と移動範囲信号（Ｖ
ｍ）４５とを比較する。対物レンズ３３の移動量を示す
対物レンズ位置検出器３４の出力信号が移動範囲信号
（Ｖｍ）４５よりも大きくなると、ポジショナ速度制御
部４３は、電流アンプ４０を介してポジショナコイル３
７に電流を供給し、レーザ光源３８を有する光ヘッド３
９を対物レンズ３３の移動方向の同じ方向に移動させ
る。
【０００５】この移動動作における光ヘッドの加速度５
１は、図６に示すように、立上がりのときは対物レンズ
の加速度５２よりも小さいが、時間の経過と共に大きく
なって対物レンズの加速度５２よりも大きくなる。
１は、図６に示すように、立上がりのときは対物レンズ
の加速度５２よりも小さいが、時間の経過と共に大きく
なって対物レンズの加速度５２よりも大きくなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光ディスク装置は、位置決め動作におけるトラック粗
位置制御動作およびトラック微小位置制御動作のとき、
光ヘッドの加速度が対物レンズの加速度よりも大きくな
るため、対物レンズが光軸からずれてトラックエラー信
号にオフセットが発生し、トラッキングサーボの引込み
のときに不安定となるか引込みができなくなるという欠
点を有している。
の光ディスク装置は、位置決め動作におけるトラック粗
位置制御動作およびトラック微小位置制御動作のとき、
光ヘッドの加速度が対物レンズの加速度よりも大きくな
るため、対物レンズが光軸からずれてトラックエラー信
号にオフセットが発生し、トラッキングサーボの引込み
のときに不安定となるか引込みができなくなるという欠
点を有している。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、光ディスク媒体上に同心円状または渦巻状に設けた
情報列に記録した情報を読出すためのレーザ光を集束す
る対物レンズと、前記対物レンズの焦点を前記光ディス
ク媒体上に結ばせるために前記対物レンズを前記光ディ
スク媒体に対して垂直方向に移動させる垂直位置制御部
と、前記情報列に前記レーザ光を追従させるための微小
位置制御部と、前記光ディスク媒体上の指定された前記
情報列をサーチするためのトラック粗位置制御部とを備
える光ディスク装置において、前記光ディスク媒体から
の反射光を受光するフォトディテクタと、前記フォトデ
ィテクタの出力信号から生成されるトラックエラー信号
のオフセット値を検出するトラックエラーオフセット検
出回路と、前記トラックエラー信号に対して位相補償処
理を施すフィルタ演算部と、あらかじめ指定された値を
設定するレベル設定回路と、前記トラックエラーオフセ
ット検出回路の出力信号と前記レベル設定回路の出力信
号とを比較する演算回路と、前記フィルタ演算部の出力
信号と前記演算回路の出力信号とを入力して前記演算回
路の出力信号によって前記フィルタ演算部の出力信号を
制御する出力制御回路とを設け、前記出力制御回路の出
力信号に基いた駆動電流を前記微小位置制御部に対して
印加するようにしたものである。
は、光ディスク媒体上に同心円状または渦巻状に設けた
情報列に記録した情報を読出すためのレーザ光を集束す
る対物レンズと、前記対物レンズの焦点を前記光ディス
ク媒体上に結ばせるために前記対物レンズを前記光ディ
スク媒体に対して垂直方向に移動させる垂直位置制御部
と、前記情報列に前記レーザ光を追従させるための微小
位置制御部と、前記光ディスク媒体上の指定された前記
情報列をサーチするためのトラック粗位置制御部とを備
える光ディスク装置において、前記光ディスク媒体から
の反射光を受光するフォトディテクタと、前記フォトデ
ィテクタの出力信号から生成されるトラックエラー信号
のオフセット値を検出するトラックエラーオフセット検
出回路と、前記トラックエラー信号に対して位相補償処
理を施すフィルタ演算部と、あらかじめ指定された値を
設定するレベル設定回路と、前記トラックエラーオフセ
ット検出回路の出力信号と前記レベル設定回路の出力信
号とを比較する演算回路と、前記フィルタ演算部の出力
信号と前記演算回路の出力信号とを入力して前記演算回
路の出力信号によって前記フィルタ演算部の出力信号を
制御する出力制御回路とを設け、前記出力制御回路の出
力信号に基いた駆動電流を前記微小位置制御部に対して
印加するようにしたものである。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示すブロック
図、図２は図１の実施例のトラックエラーオフセット検
出回路の入力信号および出力信号の波形を示す波形図、
図３は図１の実施例のトラックエラーオフセット検出回
路の詳細を示す回路図、図４は図３の回路の出力信号の
波形を示す波形図である。
図、図２は図１の実施例のトラックエラーオフセット検
出回路の入力信号および出力信号の波形を示す波形図、
図３は図１の実施例のトラックエラーオフセット検出回
路の詳細を示す回路図、図４は図３の回路の出力信号の
波形を示す波形図である。
【００１０】図１において、光ヘッド９は、レーザ光源
８およびビームスプリッタ５および立上げミラー１６お
よび対物レンズ３および対物レンズ位置検出器４および
フォトディテクタ６およびトラックコイル２およびフォ
ーカスエラー検出器（図示省略）およびフォーカスアク
チュエータ（図示省略）およびポジショナコイル７を有
しており、ポジショナコイル７に電流を供給することに
よって光ディスク媒体１の半径方向に移動する。レーザ
光源８から照射されるレーザ光は、ビームスプリッタ５
および立上げミラー１６を介して対物レンズ３に入射
し、対物レンズ３は、入射したレーザ光を光ディスク媒
体１の記録面に集束して情報の読出しを行う。
８およびビームスプリッタ５および立上げミラー１６お
よび対物レンズ３および対物レンズ位置検出器４および
フォトディテクタ６およびトラックコイル２およびフォ
ーカスエラー検出器（図示省略）およびフォーカスアク
チュエータ（図示省略）およびポジショナコイル７を有
しており、ポジショナコイル７に電流を供給することに
よって光ディスク媒体１の半径方向に移動する。レーザ
光源８から照射されるレーザ光は、ビームスプリッタ５
および立上げミラー１６を介して対物レンズ３に入射
し、対物レンズ３は、入射したレーザ光を光ディスク媒
体１の記録面に集束して情報の読出しを行う。
【００１１】光ディスク媒体１の記録面には、同心円状
または渦巻状の情報列（トラック）に情報が記録されて
おり、このトラックから光学的に情報を読出すことがで
きる。光ディスク媒体１からの反射光は、再び対物レン
ズ３に戻り、ビームスプリッタ５によってその一部が分
離されてフォトディテクタ６およびフォーカスエラー検
出器（図示省略）に入射する。フォーカスエラー検出器
に入射した反射光は、電気信号に変換されてフィルタ処
理された後、フォーカスアクチュエータに入力する。フ
ォーカスアクチュエータは、入力した信号によって光デ
ィスク媒体１の記録面に対する対物レンズ３の距離を一
定に保つように動作する。フォトディテクタ６に入射し
た反射光は、電気信号に変換されてトラックエラー信号
（ＴＥ）２１として出力される。トラックエラー信号
（ＴＥ）２１は、フィルタ演算部１１およびトラックエ
ラーオフセット検出回路１２に入力する。フィルタ演算
部１１は、トラックエラー信号（ＴＥ）２１に対してト
ラックコイル２の周波数に応じた位相補償処理を施し、
その出力信号を出力制御回路１５に対して送出する。ト
ラックエラーオフセット検出回路１２は、トラックエラ
ー信号（ＴＥ）２１のオフセット値の平均値を求め、オ
フセット値平均値信号（ＴＥＬ）２２を出力する。オフ
セット値平均値信号（ＴＥＬ）２２は、演算回路１４に
入力する。演算回路１４は、レベル設定回路１３にあら
かじめ設定されている限界値（ＶＥ）示す限界値信号２
３を入力し、それとオフセット値平均値信号（ＴＥＬ）
とを比較してその結果を出力制御回路１５に対して送出
する。出力制御回路１５は、演算回路１４の出力信号に
よってフィルタ演算部１１の出力信号を制御した信号を
電流アンプ１０に送り、電流アンプ１０は出力制御回路
１５の出力信号を電流に変換してポジショナコイル７に
送る。ポジショナコイル７は、それによって光ヘッド９
を移動させる。
または渦巻状の情報列（トラック）に情報が記録されて
おり、このトラックから光学的に情報を読出すことがで
きる。光ディスク媒体１からの反射光は、再び対物レン
ズ３に戻り、ビームスプリッタ５によってその一部が分
離されてフォトディテクタ６およびフォーカスエラー検
出器（図示省略）に入射する。フォーカスエラー検出器
に入射した反射光は、電気信号に変換されてフィルタ処
理された後、フォーカスアクチュエータに入力する。フ
ォーカスアクチュエータは、入力した信号によって光デ
ィスク媒体１の記録面に対する対物レンズ３の距離を一
定に保つように動作する。フォトディテクタ６に入射し
た反射光は、電気信号に変換されてトラックエラー信号
（ＴＥ）２１として出力される。トラックエラー信号
（ＴＥ）２１は、フィルタ演算部１１およびトラックエ
ラーオフセット検出回路１２に入力する。フィルタ演算
部１１は、トラックエラー信号（ＴＥ）２１に対してト
ラックコイル２の周波数に応じた位相補償処理を施し、
その出力信号を出力制御回路１５に対して送出する。ト
ラックエラーオフセット検出回路１２は、トラックエラ
ー信号（ＴＥ）２１のオフセット値の平均値を求め、オ
フセット値平均値信号（ＴＥＬ）２２を出力する。オフ
セット値平均値信号（ＴＥＬ）２２は、演算回路１４に
入力する。演算回路１４は、レベル設定回路１３にあら
かじめ設定されている限界値（ＶＥ）示す限界値信号２
３を入力し、それとオフセット値平均値信号（ＴＥＬ）
とを比較してその結果を出力制御回路１５に対して送出
する。出力制御回路１５は、演算回路１４の出力信号に
よってフィルタ演算部１１の出力信号を制御した信号を
電流アンプ１０に送り、電流アンプ１０は出力制御回路
１５の出力信号を電流に変換してポジショナコイル７に
送る。ポジショナコイル７は、それによって光ヘッド９
を移動させる。
【００１２】このように構成された光ディスク装置は、
上位装置（例えば演算プロセッサ）からの命令により、
目標のトラックまで対物レンズ３を移動させる移動命令
が出されると、ポジショナコイル７に電流を供給して光
ヘッド９を移動させる。このとき、トラックコイル２に
よる対物レンズ３の加速度と、ポジショナコイル７によ
る光ヘッド９の加速度とは、一定の時間が経過すると光
ヘッド９の加速度が対物レンズ３の加速度よりも大きく
なるため、トラックエラー信号（ＴＥ）２１にオフセッ
トが生じ、このため、フィルタ演算部１１においてもオ
フセットが生じる。このとき、図２（ａ）に示すよう
に、トラックエラーオフセット検出回路１２において常
時トラックエラー信号（ＴＥ）２１のオフセットを監視
し、図２（ｂ）に示すように、その平均値（ＴＥＬ）を
求めているため、演算回路１４は、レベル設定回路１３
からの限界値（ＶＥ）２３とトラックエラーオフセット
検出回路１２からの平均値（ＴＥＬ）を比較し、 ＶＥ≦ＴＥＬ ならば信号を出力制御回路１５に対して出力し、出力制
御回路１５は、それによってフィルタ演算部１１と電流
アンプ１０との接続を切断してポジショナコイル７に電
流が流れないようにする。これによって対物レンズ３は
光ヘッド９に追付いてトラックエラー信号（ＴＥ）２１
のオフセットがなくなる。
上位装置（例えば演算プロセッサ）からの命令により、
目標のトラックまで対物レンズ３を移動させる移動命令
が出されると、ポジショナコイル７に電流を供給して光
ヘッド９を移動させる。このとき、トラックコイル２に
よる対物レンズ３の加速度と、ポジショナコイル７によ
る光ヘッド９の加速度とは、一定の時間が経過すると光
ヘッド９の加速度が対物レンズ３の加速度よりも大きく
なるため、トラックエラー信号（ＴＥ）２１にオフセッ
トが生じ、このため、フィルタ演算部１１においてもオ
フセットが生じる。このとき、図２（ａ）に示すよう
に、トラックエラーオフセット検出回路１２において常
時トラックエラー信号（ＴＥ）２１のオフセットを監視
し、図２（ｂ）に示すように、その平均値（ＴＥＬ）を
求めているため、演算回路１４は、レベル設定回路１３
からの限界値（ＶＥ）２３とトラックエラーオフセット
検出回路１２からの平均値（ＴＥＬ）を比較し、 ＶＥ≦ＴＥＬ ならば信号を出力制御回路１５に対して出力し、出力制
御回路１５は、それによってフィルタ演算部１１と電流
アンプ１０との接続を切断してポジショナコイル７に電
流が流れないようにする。これによって対物レンズ３は
光ヘッド９に追付いてトラックエラー信号（ＴＥ）２１
のオフセットがなくなる。
【００１３】ＶＥ＞ＴＥＬ の場合は、演算回路１４は信号を出力せず、従って出力
制御回路１５はフィルタ演算部１１と電流アンプ１０と
を接続したままとするため、ポジショナコイル７に電流
が供給されて光ヘッド９は移動する。
制御回路１５はフィルタ演算部１１と電流アンプ１０と
を接続したままとするため、ポジショナコイル７に電流
が供給されて光ヘッド９は移動する。
【００１４】トラックエラーオフセット検出回路１２
は、図３に示すように、抵抗１７とコンデンサ１８とを
で構成したローパスフィルタ（ＬＰＦ）である。抵抗１
７の値とコンデンサ１８の値とを適当に選択することに
より、トラックエラー信号（ＴＥ）２１の高周波信号を
カットして、図４に示すような低周波信号のみのオフセ
ット値平均値信号（ＴＥＬ）２２を出力することができ
る。
は、図３に示すように、抵抗１７とコンデンサ１８とを
で構成したローパスフィルタ（ＬＰＦ）である。抵抗１
７の値とコンデンサ１８の値とを適当に選択することに
より、トラックエラー信号（ＴＥ）２１の高周波信号を
カットして、図４に示すような低周波信号のみのオフセ
ット値平均値信号（ＴＥＬ）２２を出力することができ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置は、トラックエラーオフセット検出回路によって
シーク動作時のトラックエラー信号のオフセット値を常
時監視し、その平均値が所定の値よりも大きくなったと
き、ポジショナコイルに電流が流れないようにすること
によって光ヘッドの加速度を制御することにより、対物
レンズを光ヘッドに追付かせてトラックエラー信号のオ
フセットをなくすことができるという効果があり、従っ
て、光軸のずれによるトラックエラーオフセットのない
安定したトラッキング動作を行わせることができるとい
う効果がある。
ク装置は、トラックエラーオフセット検出回路によって
シーク動作時のトラックエラー信号のオフセット値を常
時監視し、その平均値が所定の値よりも大きくなったと
き、ポジショナコイルに電流が流れないようにすること
によって光ヘッドの加速度を制御することにより、対物
レンズを光ヘッドに追付かせてトラックエラー信号のオ
フセットをなくすことができるという効果があり、従っ
て、光軸のずれによるトラックエラーオフセットのない
安定したトラッキング動作を行わせることができるとい
う効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の実施例のトラックエラーオフセット検出
回路の入力信号および出力信号の波形を示す波形図であ
る。
回路の入力信号および出力信号の波形を示す波形図であ
る。
【図３】図１の実施例のトラックエラーオフセット検出
回路の詳細を示す回路図である。
回路の詳細を示す回路図である。
【図４】図３の回路の出力信号の波形を示す波形図であ
る。
る。
【図５】従来の光ディスク装置の一例を示すブロック図
である。
である。
【図６】図５の例のシーク動作のときの光ヘッドおよび
対物レンズの加速度を示す特性図である。
対物レンズの加速度を示す特性図である。
１ 光ディスク媒体 ２ トラックコイル ３・３３ 対物レンズ ４・３４ 対物レンズ位置検出器 ５ ビームスプリッタ ６ フォトディテクタ ７・３７ ポジショナコイル ８・３８ レーザ光源 ９・３９ 光ヘッド １０・４０ 電流アンプ １１・４１ フィルタ演算部 １２ トラックエラーオフセット検出回路 １３ レベル設定回路 １４ 演算回路 １５ 出力制御回路 １６ 立上げミラー １７ 抵抗 １８ コンデンサ ２１ トラックエラー信号（ＴＥ） ２２ オフセット値平均値信号（ＴＥＬ） ２３ 限界値（ＶＥ） ４２ 比較器 ４３ ポジショナ速度制御部 ４５ 移動範囲信号（Ｖｍ） ５１ 光ヘッドの加速度 ５２ 対物レンズの加速度
Claims (2)
- 【請求項１】 光ディスク媒体上に同心円状または渦巻
状に設けた情報列に記録した情報を読出すためのレーザ
光を集束する対物レンズと、前記対物レンズの焦点を前
記光ディスク媒体上に結ばせるために前記対物レンズを
前記光ディスク媒体に対して垂直方向に移動させる垂直
位置制御部と、前記情報列に前記レーザ光を追従させる
ための微小位置制御部と、前記光ディスク媒体上の指定
された前記情報列をサーチするためのトラック粗位置制
御部とを備える光ディスク装置において、前記光ディス
ク媒体からの反射光を受光するフォトディテクタと、前
記フォトディテクタの出力信号から生成されるトラック
エラー信号のオフセット値を検出するトラックエラーオ
フセット検出回路と、前記トラックエラー信号に対して
位相補償処理を施すフィルタ演算部と、あらかじめ指定
された値を設定するレベル設定回路と、前記トラックエ
ラーオフセット検出回路の出力信号と前記レベル設定回
路の出力信号とを比較する演算回路と、前記フィルタ演
算部の出力信号と前記演算回路の出力信号とを入力して
前記演算回路の出力信号によって前記フィルタ演算部の
出力信号を制御する出力制御回路とを設け、前記出力制
御回路の出力信号に基いた駆動電流を前記微小位置制御
部に対して印加することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項２】 トラックエラーオフセット検出回路をロ
ーパスフィルタによって構成したことを特徴とする請求
項１記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9911292A JPH0644596A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9911292A JPH0644596A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644596A true JPH0644596A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=14238738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9911292A Withdrawn JPH0644596A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644596A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005048248A1 (ja) * | 2003-11-12 | 2005-05-26 | Fujitsu Limited | 光ディスク装置 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP9911292A patent/JPH0644596A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005048248A1 (ja) * | 2003-11-12 | 2005-05-26 | Fujitsu Limited | 光ディスク装置 |
| US7545707B2 (en) | 2003-11-12 | 2009-06-09 | Fujitsu Limited | Optical disc drive |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |