JPH0643878A - 電気式警音器 - Google Patents

電気式警音器

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Publication number
JPH0643878A
JPH0643878A JP19735892A JP19735892A JPH0643878A JP H0643878 A JPH0643878 A JP H0643878A JP 19735892 A JP19735892 A JP 19735892A JP 19735892 A JP19735892 A JP 19735892A JP H0643878 A JPH0643878 A JP H0643878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
alarm
air holes
porous
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP19735892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Ikeuchi
泰之 池内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP19735892A priority Critical patent/JPH0643878A/ja
Publication of JPH0643878A publication Critical patent/JPH0643878A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両または小型船舶等の電気式警音器におい
て、ホーン内部と外部との通気性を保つとともに、水や
塵埃の侵入を防止する。 【構成】 ホーンのハウジング4に通気孔11を明け、
その部分に多孔質膜10を貼る。この多孔質膜10によ
り水滴や塵埃の侵入を防止するとともに、ホーン内部と
外部の通気性を確保し、湿気による接点機能の低下やそ
の腐蝕を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気式警音器に関し、
特に自動車、オートバイ、スノーモービル、小型船舶等
に使用する電気式警音器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気式警音器には、交流用と直流用のも
のがある。交流用警音器は、フライホイールダイナモな
どの交流電源により、直接振動系を励振して発音させる
方式のもので、内部に接点断続機構をもたない簡素な構
造である。この交流用警音器は耐久安全度は高いが、音
圧音色が速度によって変化するのと、直流用に比べて音
の清澄度にかけるので、蓄電池を搭載しない軽二輪車や
耕耘機などの特殊車両に簡便な警音器として利用されて
いる。
【0003】直流用警音器には、平型と渦巻型とトラン
ペット型のものがある。平型は、図5に例を示すよう
に、ハウジング4に対して、電磁石を構成するコア−2
0、コイル21と、ダイヤフラム(振動板)6、及び接
点22を有する断続器23、ならびにブラケット3が装
着される。この平型はダイヤフラム6の振動とこれと一
体に構成された共鳴子24をアーマチュア25とコアー
20との衝撃によって発音させ、これを全面カバー26
の共鳴により効率よく輻射させるものである。渦巻型と
トランペット型は、ラッパ状の音道12または13を設
け共鳴輻射させることにより音響効率を高めたものであ
る。
【0004】以上のような直流用警音器は、交流用警音
器に比べて音圧音色が速度によって変化することもな
く、音色が清澄であるので、広く一般に自動車、オート
バイ、スノーモービル、小型船舶等に使用されている。
【0005】ところが、このような直流型警音器は、内
部に電気的接点と可動部分を有するために、水や塵埃の
侵入に対して保護が必要である。特に、水、湿気による
接点の被害や電食進行については対策がなされ、警音器
のハウジング4と前面カバー26との間にガスケット5
を挟み安全密封型(図5)としたものや、通気孔を設け
たタイプ(図6)がある。また、通気孔の形状にも水抜
穴タイプ(図6)や、水浸入防止ホース9がついたタイ
プ(図7)などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
完全密封型の場合、警音器内部の気圧と外部の気圧差に
よりガスケット部分などから水がホーン内部に吸い込ま
れることがあり、一度内部に侵入した水は抜けにくくな
っているため、警音器内部の腐蝕が進み、不鳴の原因と
なることがある。また、図6、図7に示す通気孔タイプ
の場合は、塵埃や砂などが警音器内部に入り、不鳴の原
因となることが多い。水侵入防止ホースのついたもの
は、水抜穴タイプよりは塵埃等が入り難しくなっている
が、製造工程が複雑になりまた製造原価を押し上げるこ
とになるという問題点がある。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的とするところは、警音器の通気性を
確保し、且つ、水、塵埃等の警音器不鳴の原因となるも
のが侵入しない構造を有し、簡単な構造工程で安価に製
造できる電気式警音器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気式警音器
のハウジングに通気孔を設け、該通気孔を多孔質体にて
封止することにより、前記課題を解決するものである。
【0009】
【作用】本発明は、ハウジングに設けた通気孔を多孔質
体(例えば多孔質膜)で封止することにより、電気式警
音器内部への水や塵埃の侵入を防止するとともに、内部
と外部との通気性を確保し内部に侵入した湿気を速やか
に放散することを可能にする。
【0010】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は平型の警音器における本発明の第1の実施
例である。本実施例ではハウジング4に通気孔11を設
け、この通気孔11を封止する態様で多孔質膜10を貼
付する。
【0011】また、図2は渦巻型警音器における本発明
の第2の実施例を示すものである。第1の実施例と同様
にハウジング4の通気孔11を封止するように多孔質膜
10を貼付する。また、図3はトランペット型警音器に
おける本発明の第3の実施例を示すものである。第1の
実施例と同様にハウジング4の通気孔11を封止するよ
うに多孔質膜10を貼付する。
【0012】次に、図4において水侵入防止ホース9と
本発明の実施を兼用した例を示す。この場合には、多孔
質膜10を水侵入防止ホース等で固定することもでき
る。
【0013】以上、好ましい実施例を説明したが、これ
は本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、電
気式警音器における通気孔の設置位置、通気孔の形、及
び通気孔の数は特に限定されるものではない。また通気
孔を封止する多孔質体の形状は、本実施例においては多
孔質膜としたが、この多孔質体の形状を限定するもので
はなく、多孔質板等の他の態様を取り得るものである。
上記の説明から本発明の精神、範囲に含まれる多くの変
更が当事者には明らかであろう。
【0014】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明においては、
電気式警音器のハウジングに通気孔を設け、この通気孔
を多孔質体で封止することにより、警音器不鳴の原因と
なる警音器内部への水や塵埃等の侵入を防止し、かつ警
音器内部と外部との通気性を確保して内部の電気接点や
機構部品の腐蝕を防止した電気式警器を簡単な製造工程
で安価に製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の多孔質膜付平型電気式警音器
の平面図(a)と断面図(b)と通気孔付近の断面の詳
細図(c)である。
【図2】図2は、本発明の多孔質膜付渦巻型電気式警音
器の平面図(a)と断面図(b)である。
【図3】図3は、本発明の多孔質膜付トランペット型電
気式警音器の平面図(a)と断面図(b)である。
【図4】図4は、本発明の多孔質膜付通気孔と水浸入防
止ホースを兼用した例の断面図である。
【図5】図5は、従来の完全密封型の例の平面図(a)
と断面図(b)である。
【図6】図6は、従来の水抜き穴タイプの平面図(a)
と断面図(b)である。
【図7】図7は、従来の水浸入防止ホース付タイプの平
面図(a)と断面図(b)である。
【符号の説明】
1 ターミナル 2 アジャストスクリュー 3 ブラケット 4 ハウジング 5 ガスケット 6 ダイタフラム 7 水抜き穴タイプ通気穴 8 通気孔 9 水浸入防止ホース 10 多孔質膜 11 通気孔 12 渦巻共鳴部分 13 トランペット共鳴部分 20 コアー 21 コイル 22 接点 23 断続器 24 共鳴子 25 アーマチュア 26 前面カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気式警音器において、ハウジングに通
    気孔を設け、該通気孔を多孔質体にて封止することを特
    徴とする電気式警音器。
JP19735892A 1992-07-24 1992-07-24 電気式警音器 Pending JPH0643878A (ja)

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JP19735892A JPH0643878A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 電気式警音器

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JP19735892A JPH0643878A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 電気式警音器

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Publication Number Publication Date
JPH0643878A true JPH0643878A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16373160

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19735892A Pending JPH0643878A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 電気式警音器

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JP (1) JPH0643878A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275690A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Toyota Motor Corp 警報器
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KR100907359B1 (ko) * 2007-12-12 2009-07-10 현대자동차주식회사 차량용 경음기의 이물질 제거 장치
JP2012163880A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Hino Motors Ltd 車両用ホーン構造
JP2021105689A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 株式会社ニッコー ホーン装置
WO2022185750A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 浜名湖電装株式会社 ホーン

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