JPH064376U - 可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造 - Google Patents

可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造

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JPH064376U
JPH064376U JP5049992U JP5049992U JPH064376U JP H064376 U JPH064376 U JP H064376U JP 5049992 U JP5049992 U JP 5049992U JP 5049992 U JP5049992 U JP 5049992U JP H064376 U JPH064376 U JP H064376U
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JP
Japan
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drive hub
oscillating plate
thrust flange
receiving surface
flange
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JP5049992U
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欣之 石田
知靖 高橋
仁 大沢
寿悦 黒沢
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Original Assignee
Bosch Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラストフランジのドライブハブ受面に対す
るドライブハブの突当て部のすべりによる摩耗を防ぐ。 【構成】 クランク室8内の圧力が低くなると揺動板の
傾斜角が大きくなり、ドライブハブ41の突当て部41
cがスラストフランジ40のドライブハブ受面40cに
面接触してフルストローク位置となり、クランク室8の
圧力が高くなると揺動板10の傾斜角が小さくなり、ド
ライブハブ41の突当て部41cがスラストフランジ4
0のドライブハブ受面40cから離れて少ストローク位
置へと変化する可変容量型揺動板式圧縮機のフルストロ
ーク位置決め構造において、スラストフランジ40のド
ライブハブ受面40cをシャフト5に対して傾斜する面
とし、このドライブハブ受面40cに沿う仮想線Dが、
最大傾斜時の揺動板10の揺動中心Oからの垂線Wと、
ピン43及びピン44の中心を結ぶ直線の延長線Pとの
交点I(瞬間回転中心)を通るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造に関し 、特にスラストフランジのドライブハブ受面に対するドライブハブの突当て部の すべりを防ぐ可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造として、図1 0及び図11に示すように、シャフト5にスラストフランジ140を固定し、シ ャフト5にドライブハブ141をヒンジボール9を介して回転自在に取り付け、 ロッド11を介してピストン7に駆動力を伝える揺動板10をドライブハブ14 1に回転自在に取り付け、スラストフランジ140とドライブハブ141とをリ ングアーム42で連結したものがある(特開平3−9087号公報)。
【0003】 クランク室8内の圧力が低くなると揺動板10の傾斜角が大きくなり、図11 及び図12に示すように、ドライブハブ141の突当て部141cがスラストフ ランジ140のボス部140bの外周面に形成されたドライブハブ受面140c に突き当たってフルストローク位置となる。一方、クランク室8の圧力が高くな ると、揺動板10の傾斜角が小さくなり、ドライブハブ141の突当て部141 cがスラストフランジ140のドライブハブ受面140cから離れて少ストロー ク位置へと変化する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、圧縮による荷重を受けたドライブハブ141の弾性変形やヒンジボ ール9、リンクなどの寸法差によるガタによって、突当て部141cがドライブ ハブ受面140cを横すべりし、突当て部141c及びドライブハブ受面140 cの接触部が摩耗し、摩耗が進むとフルストローク時の揺動板10の傾斜角が大 きくなって各部、すなわち例えばドライブハブ141とスラストフランジ140 、スリッパ50とスラストフランジ140、ドライブハブ141とバネ44,4 7とのすきまが設計値よりも小さくなり、各部の接触から異音の発生へと至ると ともに、ピストン7に取り付けられているピストンリング7aがシリンダボア6 からはみ出てかじりを生じるという問題があった。
【0005】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はスラストフラ ンジのドライブハブ受面に対するドライブハブの突当て部のすべりによる摩耗を 防ぐことができる可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造を提 供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため請求項1記載の考案の可変容量型揺動板式圧縮機の フルストローク位置決め構造は、回転軸にスラストフランジを固定し、前記回転 軸にドライブハブを回転自在に取り付け、ロッドを介してピストンに駆動力を伝 える揺動板を前記ドライブハブに回転自在に取り付け、前記スラストフランジに 固定されたフランジ側ピンと前記ドライブハブに固定されたハブ側ピンとにリン クアームを架け渡すことによって、前記スラストフランジと前記ドライブハブと を連結し、揺動板収容室内の圧力が低くなると前記揺動板の傾斜角が大きくなり 、前記ドライブハブの突当て部が前記スラストフランジのドライブハブ受面に面 接触してフルストローク位置となり、前記揺動板収容室の圧力が高くなると、前 記揺動板の傾斜角が小さくなり、前記ドライブハブの突当て部が前記スラストフ ランジのドライブハブ受面から離れて少ストローク位置へと変化する可変容量型 揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造において、前記スラストフランジ のドライブハブ受面を前記回転軸に対して傾斜する面とし、このドライブハブ受 面に沿う仮想線が、最大傾斜時の前記揺動板の揺動中心からの垂線と、前記両ピ ンの中心を結ぶ直線の延長線との交点を通るようにした。
【0007】 また、請求項2記載の考案の可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置 決め構造は、回転軸にスラストフランジを固定し、前記回転軸にドライブハブを 回転自在に取り付け、ロッドを介してピストンに駆動力を伝える揺動板を前記ド ライブハブに回転自在に取り付け、前記スラストフランジに固定されたフランジ 側ピンと前記ドライブハブに固定されたハブ側ピンとにリンクアームを架け渡す ことによって、前記スラストフランジと前記ドライブハブとを連結し、揺動板収 容室内の圧力が低くなると前記揺動板の傾斜角が大きくなり、前記ドライブハブ の突当て部が前記スラストフランジのドライブハブ受面に面接触してフルストロ ーク位置となり、前記揺動板収容室の圧力が高くなると、前記揺動板の傾斜角が 小さくなり、前記ドライブハブの突当て部が前記スラストフランジのドライブハ ブ受面から離れて少ストローク位置へと変化する可変容量型揺動板式圧縮機のフ ルストローク位置決め構造において、前記突当て部及びスラストハブ受面のいず れか一方に凸部を設け、他方に凹部を設けて、前記揺動板の最大傾斜時に前記凸 部と前記凹部とが嵌合するようにした。
【0008】
【作用】
前述のように傾斜するドライブハブ受面に沿う仮想線は最大傾斜時の揺動板の 揺動中心からの垂線と両ピンの中心を結ぶ直線の延長線との交点を通るので、ド ライブハブ受面に対してドライブハブの突当て部が横すべりせず、突当て部とド ライブハブ受面との接触部が摩耗しない。
【0009】 また、突当て部及びスラストハブ受面のいずれか一方に凸部を設け、他方に凹 部を設けて、前記揺動板の最大傾斜時に前記凸部と前記凹部とが嵌合するように したので、スラストフランジのドライブハブ受面に対してドライブハブの突当て 部がすべりを起こさず、突当て部とドライブハブ受面との接触部が摩耗しない。
【0010】
【実施例】
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1はこの考案の一実施例に係るフルストローク位置決め構造を備えた可変容 量型揺動板式圧縮機の縦断面図である。この圧縮機のシリンダブロック1の一端 面にはバルブプレート2を介してリヤヘッド3が、他端面にはフロントヘッド4 がそれぞれ固定されている。
【0012】 前記シリンダブロック1には、シャフト(回転軸)5を中心にして周方向に所 定間隔おきに複数のシリンダボア6が配設されている。これらのシリンダボア6 内にはそれぞれピストン7が摺動自在に収容されている。
【0013】 前記フロントヘッド4内にはクランク室(揺動板収容室)8が形成され、この クランク室8内には、シャフト5の回転に連動してヒンジボール9を中心に揺動 する揺動板10が収容されている。この揺動板10はコネクチングロッド11を 介してピストン7に連結され、揺動板10の揺動によりピストン7がシリンダボ ア6内を往復運動する。クランク室8の圧力が減少するにつれて揺動板10の傾 斜角度が大きくなり、逆にクランク室8の圧力が増加するにつれて揺動板10の 傾斜角度が小さくなる。
【0014】 前記リヤヘッド3内には、吐出室12と、この吐出室12の周囲に位置する吸 入室13とが形成されている。吐出室12内は隔壁14によって吐出空間12a と吐出空間12bとに仕切られ、両吐出空間12a,12bは、隔壁14に穿設 した複数の絞り孔14aを介して連通している。
【0015】 前記バルブプレート2には、シリンダボア6と吐出空間12aとを連通させる 吐出ポート16と、シリンダボア6と吸入室13とを連通させる吸入ポート15 とが、周方向に所定間隔おきに設けられている。吐出ポート16は吐出弁17に より開閉され、吐出弁17はバルブプレート2のリヤヘッド側端面に弁押さえ1 8とともにボルト19により固定され、ボルト19はバルブプレート2の中心孔 2aを介してシリンダブロック1のねじ孔20に螺着されている。また、吸入ポ ート15は吸入弁21により開閉され、吸入弁21はバルブプレート2とシリン ダブロック1との間に配設されている。
【0016】 また、シリンダブロック1の中央部には、互いに連通するねじ孔20、小径孔 22及び大径孔23がシリンダブロック1の中心線に沿って設けられている。小 径孔22にはラジアル軸受24が、大径孔23にはスラスト軸受25がそれぞれ 収容されている。ラジアル軸受24及びスラスト軸受25はシャフト5のリヤ側 端部を支持し、シャフト5のフロント側端部はフロントヘッド4内のラジアル軸 受26によって支持されている。
【0017】 更に、シリンダブロック1には吸入室13とクランク室8とを連通する連通路 31が設けてあり、この連通路31の途中には圧力調整弁32が設けられ、この 圧力調整弁32により吸入室13内とクランク室8内との圧力調整を行う。
【0018】 前記シャフト5のフロントヘッド側端部にはシャフト5の回転をドライブハブ 41に伝達するスラストフランジ40が嵌着され、このスラストフランジ40は スラスト軸受33を介してフロントヘッド4の内壁に支承されている。スラスト フランジ40の下部とドライブハブ41の下部とは、リンクアーム42を介して 連結されている。リンクアーム42の一端はスラストフランジ40の突出部40 aに立設したピン(フランジ側ピン)43に回動自在に、他端はドライブハブ4 1の突出部41dに立設したピン(ハブ側ピン)44に回動自在にそれぞれ連結 されている。
【0019】 前記揺動板10は、ドライブハブ41に回転自在に取り付けられている。ドラ イブハブ41の中心孔41aは、シャフト5の外周に遊嵌され且つシャフト5の 軸線方向の略中間部外周に摺動可能に嵌装されたヒンジボール9の外周に摺接し ている。ヒンジボール9とスラストフランジ40との間のシャフト5の外周には 、バネ44が介装されており、このバネ44によりヒンジボール9がシリンダブ ロック1側へ付勢されている。また、ヒンジボール9よりシリンダブロック1側 のシャフト5にはストッパ45が突設され、ストッパ45とヒンジボール9との 間のシャフト5の外周には、複数個の皿バネ46及びコイルバネ47が順次介装 され、これらのバネ46,47により、ヒンジボール9がスラスト軸受33側へ 付勢されている。
【0020】 図2及び図3に示すように、スラストフランジ40のドライブハブ対向面の下 部には互いに対向する一対の突出部40a,40aが設けられ、両突出部40a ,40a間にはリンクアーム連結用のピン43が設けられる。スラストフランジ 40のボス部40bの上側には、図4に示すように、ドライブハブ41の突当て 部41cを受けるドライブハブ受面40cが形成されている。
【0021】 ドライブハブ受面40cにはシャフト5の軸線に対して傾斜するテーパに形成 され、図1に示すように、ドライブ受面40cに沿う仮想線Dが、最大傾斜時の 揺動板10の揺動中心Oからの垂線Wと、リンクアーム固定用のピン43及びピ ン44の中心を結ぶ直線の延長線Pとの交点Iを通る。
【0022】 図5〜7に示すように、ドライブハブ41のスラストフランジ対向面の下部に は、突出部41dが設けられ、この突出部41dにはリンクアーム固定用のピン 44が設けられる。ドライブハブ41のスラストフランジ対向面の上部には、最 大傾斜時にドライブハブ受面40cと面接触する突当て部41cが設けられ、突 当て部41cの下部はスラストフランジ40のボス部40bの外周との接触を避 けるために大きくえぐられ、すき間48が形成されている。また、ドライブハブ 41の中心孔41aの中間部にはヒンジボール9が転動自在に収容される。ドラ イブハブ41の揺動板対向面には段部が形成され、下の段41dにスラスト軸受 49が取り付けられる。
【0023】 次に、この可変容量型揺動板式圧縮機の作動を説明する。
【0024】 図示しない車載エンジンの回転動力がシャフト5に伝達されると、シャフト5 はスラストフランジ40及びドライブハブ41とともに回転し、その回転にとも なって揺動板10が揺動し、この揺動によりピストン7がシリンダボア6内を往 復動してそのシリンダボア6内の容積が変化し、この容積変化によって冷媒ガス の吸入、圧縮及び吐出が順次行なわれ、揺動板10の傾斜角度に応じた容量の高 圧冷媒ガスが吐出される。
【0025】 すなわち、熱負荷が小さくなり圧力調整弁32が連通路31を閉じ、クランク 室8内の圧力が増加すると揺動板10の傾斜角度が小さくなり、これによってピ ストン7のストローク量が少なくなって吐出容量が減少する。
【0026】 熱負荷が大きくなり圧力調整弁32が連通路31を開き、クランク室8内の圧 力が減少すると揺動板10の傾斜角度が大きくなり、これによってピストン7の ストローク量が増えて吐出容量が多くなる。揺動板10とともにドライブハブ4 1が倒れたとき、ドライブハブ41の突当て部41cがスラストフランジ40の ドライブハブ受面40cに接触し、フルストローク位置が決まる。ドライブハブ 受面40cに沿う仮想線Dは揺動板10の揺動中心Oからの垂線Wとピン43, 44の中心を結ぶ直線の延長線Pとの交点(瞬間回転中心)Iを通るので、ドラ イブハブ受面40cに対してドライブハブ41の突当て部41cが横すべりせず 、突当て部41cとドライブハブ受面40cとの接触部が摩耗しない。その結果 フルストロークの揺動板10の傾斜角度を一定に保つことができ、各部(例えば ドライブハブ41とスラストフランジ40、スリッパ50とスラストフランジ4 0、ドライブハブ41とバネ44,47等)のすきまも設計値に維持されるので 、各部の接触、異音の発生を防ぐことができる。また、ピストンリング7aがシ リンダボア6からはみ出してかじりを起こすこともない。
【0027】 図8は、この考案の他の実施例に係る可変容量型揺動板式圧縮機のフルストロ ーク位置決め構造を示す拡大断面図である。前述の実施例と共通する部分は説明 を省略する。
【0028】 前述の実施例ではスラストフランジ40のボス部40bの上側にドライブハブ 41の突当て部41cと面接触するドライブハブ受面40cをスラストフランジ 40に形成し、そのドライブハブ受面40cを所定の傾斜角度をもつテーパにし た場合について述べたが、これに代え、図8及び図9に示すように、スラストフ ランジ60のボス部60bの外周面に凹部60cとして溝を設け、ドライブハブ 61のスラストフランジ対向面に凸部61cを設け、凸部61cが凹部60cに 嵌合するような構造を採用するようにしても、前述の実施例と同様の効果を得る ことができる。
【0029】 また、凹部60cをドライブハブ61側に設け、凸部61cをスラストフラン ジ60側に設けてもよいし、凸部としては四角すい台状若しくは円すい台状のも のにし、凹部をそれに対応する形状にするようにしてもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本願考案の可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位 置決め構造によれば、スラストフランジのドライブハブ受面に対するドライブハ ブの突当て部のすべりが起きず、接触部が摩耗しないので、各部のすきまが設計 値に保たれ、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例に係るフルストロー
ク位置決め構造を備えた可変容量型揺動板式圧縮機の縦
断面図である。
【図2】図2はスラストフランジのドライブハブ対向面
を示す図である。
【図3】図3はスラストフランジの側面図である。
【図4】図4は図2のIV−IV線に沿う断面図であ
る。
【図5】図5はドライブハブの揺動板対向面を示す図で
ある。
【図6】図6は図5のVI−VI線に沿う断面図であ
る。
【図7】図7はドライブハブのスラストフランジ対向面
を示す図である。
【図8】図8はこの考案の他の実施例に係るフルストロ
ーク位置決め構造を備えた可変容量型揺動板式圧縮機の
縦断面図である。
【図9】図9はドライブハブの突当て部とスラストフラ
ンジのドライブハブ受面との接触状態を示す図である。
【図10】図10は従来のフルストローク位置決め構造
を備えた可変容量型揺動板式圧縮機の縦断面図である。
【図11】図11はフルストローク位置決め構造を示す
拡大断面図である。
【図12】図12はドライブハブの突当て部とスラスト
フランジのドライブハブ受面との接触状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
5 シャフト(回転軸) 7 ピストン 8 クランク室(揺動板収容室) 10 揺動板 11 ロッド 40 スラストフランジ 40c ドライブハブ受面 41 ドライブハブ 41c 突当て部 43 ピン(フランジ側ピン) 44 ピン(ハブ側ピン) D 仮想線 O 揺動中心 W 垂線 P 延長線 I 交点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 黒沢 寿悦 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸にスラストフランジを固定し、前
    記回転軸にドライブハブを回転自在に取り付け、ロッド
    を介してピストンに駆動力を伝える揺動板を前記ドライ
    ブハブに回転自在に取り付け、前記スラストフランジに
    固定されたフランジ側ピンと前記ドライブハブに固定さ
    れたハブ側ピンとにリンクアームを架け渡すことによっ
    て、前記スラストフランジと前記ドライブハブとを連結
    し、揺動板収容室内の圧力が低くなると前記揺動板の傾
    斜角が大きくなり、前記ドライブハブの突当て部が前記
    スラストフランジのドライブハブ受面に面接触してフル
    ストローク位置となり、前記揺動板収容室の圧力が高く
    なると、前記揺動板の傾斜角が小さくなり、前記ドライ
    ブハブの突当て部が前記スラストフランジのドライブハ
    ブ受面から離れて少ストローク位置へと変化する可変容
    量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造にお
    いて、前記スラストフランジのドライブハブ受面を前記
    回転軸に対して傾斜する面とし、このドライブハブ受面
    に沿う仮想線が、最大傾斜時の前記揺動板の揺動中心か
    らの垂線と、前記両ピンの中心を結ぶ直線の延長線との
    交点を通るようにしたことを特徴とする可変容量型揺動
    板式圧縮機のフルストローク位置決め構造。
  2. 【請求項2】 回転軸にスラストフランジを固定し、前
    記回転軸にドライブハブを回転自在に取り付け、ロッド
    を介してピストンに駆動力を伝える揺動板を前記ドライ
    ブハブに回転自在に取り付け、前記スラストフランジに
    固定されたフランジ側ピンと前記ドライブハブに固定さ
    れたハブ側ピンとにリンクアームを架け渡すことによっ
    て、前記スラストフランジと前記ドライブハブとを連結
    し、揺動板収容室内の圧力が低くなると前記揺動板の傾
    斜角が大きくなり、前記ドライブハブの突当て部が前記
    スラストフランジのドライブハブ受面に面接触してフル
    ストローク位置となり、前記揺動板収容室の圧力が高く
    なると、前記揺動板の傾斜角が小さくなり、前記ドライ
    ブハブの突当て部が前記スラストフランジのドライブハ
    ブ受面から離れて少ストローク位置へと変化する可変容
    量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造にお
    いて、前記突当て部及びスラストハブ受面のいずれか一
    方に凸部を設け、他方に凹部を設けて、前記揺動板の最
    大傾斜時に前記凸部と前記凹部とが嵌合するようにした
    ことを特徴とする可変容量型揺動板式圧縮機のフルスト
    ローク位置決め構造。
JP5049992U 1992-06-25 1992-06-25 可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造 Pending JPH064376U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19530210A1 (de) * 1994-08-22 1996-02-29 Zexel Corp Taumelscheibenverdichter
JP2016014343A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機

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