JPH0643219B2 - 巻取り、巻出し装置のドラム支持装置 - Google Patents

巻取り、巻出し装置のドラム支持装置

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JPH0643219B2
JPH0643219B2 JP7225185A JP7225185A JPH0643219B2 JP H0643219 B2 JPH0643219 B2 JP H0643219B2 JP 7225185 A JP7225185 A JP 7225185A JP 7225185 A JP7225185 A JP 7225185A JP H0643219 B2 JPH0643219 B2 JP H0643219B2
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drum
winding
unwinding
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revolution
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JP7225185A
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英治 谷地
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、いわゆるカローゼル型リールに係り、特に巻
取り、巻出しリールの支持装置に関する。
〔発明の背景〕
いわゆるカローゼル型リールと称する公転可能な複胴型
巻取機、または巻取機は回転する本体に点対称で設けら
れた2本の自転するドラムを有しており、一方のドラム
が定位置で巻取りまたは巻出している間、他方のドラム
では既に巻取つたストリツプコイルの払出し、あるいは
次回巻出用のストリツプコイルのドラムへの挿入がなさ
れ、この作業が完了すると本体が巻取り、または巻出し
作業を続行しながら180度回転(公転)し、次回巻取
り、または巻出し準備を完了することができる。つま
り、1台で2台の役目を果しているので連続的な巻取
り、巻出しが可能となり、生産性の向上、設備装置スペ
ースの削減が計れる等の特徴を備えている(特開昭49-9
8752号公報、特開昭49-77862 号公報参照)。
このカローゼル型リールの構造を第6図,第7図,第8
図,第9図,第10図,第11図に示す。水平軸に軸芯
を持つ公転ケーシング4に自転可能な2本のドラム軸
1,2が装置されており、巻取装置、コイル払出位置と
交互に公転する。公転ケーシング4は、公転シヤフト5
を介して減速機側ベアリング12と公転ケーシング4外
周を地上に設置された2組のサポートローラー9により
支持されている。公転ケーシング4の外周にはケーシン
グ公転用のギヤーが取付けられ地上のサポートローラー
9付近に設置された公転用減速機および減速機出力軸に
取付けられたピニオンを介して、上記公転ギヤーとかみ
合い公転ケーシング4に所定の回転を与える。ドラム軸
1,2は各々別個のモーター10により別々に駆動され
ている。地上に固所されて減速機8により各々減速さ
れ、シヤフト6,7は減速機8と公転ケーシング4中を
結ぶ公転シヤフト5中を通り、公転ケーシング4中でさ
らに各ドラム軸1,2に分配される。分配はピニオンお
よびドラム軸1,2を内蔵したシヤフトに焼ばめされた
ギヤーによりおこなわれる。
このような構造を有するカローゼル型リールのコイル3
の重量およびストリツプ3′の張力を支えるためにドラ
ムの先端支持体11がコイルの払出側にのみ地上に固定
で設置されている。(特開昭48-93565 号公報参照)。
従来では、ケーシング4が公転するときは先端支持体1
1を外していた。
ここで第9図はドラム1にコイル3が巻取られ始めた状
態を示し、先端支持体11をシリンダー13により支え
12を介して外して公転スタート状態を示している。第
10図は公転状態中を示す。第11図は公転が完了し、
先端支持11を装着した状態を示している。
このように従来の装置においてはケーシング4が公転中
の場合には先端支持体11を外さなければならなかつ
た。一方、ドラム径は前工程または次工程設備あるいは
製品寸法規格との関係から勝手に大きな寸法にできない
制約がある。このためドラムの強度的制約により公転中
の巻取り、巻出しコイルの重量およびストリツプ3′に
加える張力が制限されるため、巻取速度を制約により生
産量の低下、所要張力が付加できないことによる品質不
良、ドラムの撓みによりコイルの巻姿の乱れ等が発生す
る問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は巻取り、巻出しドラムが公転中でもドラ
ムの先端を支えることを可能とし大きな張力または重量
が作用した場合でも巻取り、巻出し胴撓みとのおよび高
速回転時の巻胴の振動による成品コイルへの悪影響を排
除可能な先端支持装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明は公転駆動される回
転体の一側の側面に、当該回転体の中心軸を中心とした
対称位置に複数の自転可能なストリツプ巻取り、巻出し
ドラムをその軸方向一端部を軸着して取付けてなる巻取
り、巻出し装置において、前記回転体の回転軸と同軸位
置に旋回中心をもつて基端部が回転可能に支持された支
持アームを設け、この支持アームの先端を前記巻取り、
巻出しドラムの他端に軸着し、前記支持アームの基端部
の軸に公転ケーシングの公転に伴つてストリツプの張力
および巻取られたコイル状ストリツプの重量による合力
に対抗する制動手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に、本発明による先端支持装置の立面図を示す。
第1図において、公転ケーシング4、サポートローラ
9、ドラム1,2自体は第9図に示した従来のものと変
わりはなく、その他従来例と同様な部分には同一の符号
を付して説明は省略する。
20は支柱を示しており、その先端部が公転ケーシング
4の回転中心に一致するように旋回中心軸15が設けら
れている。この旋回中心軸15に支持アーム14の基端
が軸支されている。支持アーム14の先端はドラム2の
軸2′に嵌着されている。第2図はその平面図を示した
ものである。第3図に先端支持装置のさらに詳細な厚生
を示す。旋回中心軸15には電動機19が連結されてい
る。この電動機19は後述するように、公転ケーシング
4の回転に伴つてドラム2が回動したのち、次のコイル
の巻取時にそのドラム1を支持するために支持アーム1
4を戻すためのものである。
支持アーム14の先端にはドラム軸2′の先端を支える
ためのチヤツク機構が設けられている。チヤツク機構
は、例えば図に示すように、ドラム軸2′の軸方向に進
退可能なシリンダ18とそのピストン軸の先端の支持ヘ
ツド16により構成され、支持ヘッド16ケーシング2
1との間に介在された軸受17によりドラム2とともに
回転可能になつている。着脱に際にはシリンダ18を進
退駆動させればよい。
次に動作を説明する。いま、第1図の状態でドラム2に
ストリツプ3′を巻取りを開始したとする。所定量巻取
ると、公転ケーシング4が公転を始め、第4図に示すよ
うに、ストリツプ3′の巻取りを続けながら公転ケーシ
ング4は図面上右回りに公転する。このときのストリツ
プ3′に加わつている張力T、コイル3の重量Wおよび
先端支持アーム14により支えるべき合力Fの関係は第
5図に示す如く表わされる。一方、旋回軸15は回動自
在であり、また支持ヘツド16も回動自由であるとする
と、張力Tおよび重量Wによる力に抗してドラム軸2′
を支えるためには、第6図に示すように、先端支持アー
ム14の長さと合力Fとの比により発生するモーメン
ト(M=F・)に対抗する力を外部から支える必要が
ある。そこで、本実施例では、モータ19にダイナミツ
クブレーキ(発電制動)をおこなわしめて、この対抗力
を支えている。この対抗力は、公転に伴つて刻刻と動く
ドラム2の位置により変化するが、ドラム2の位置変化
を電気的あるいは機械的手段により検出し、各位置変化
に追従してモータ19の制御量を制御すればよい。対抗
力を付与する他の例としては機械的なフリクシヨンブレ
ーキ等を使用することも可能である。
さて、このようにして、ドラム2の位置が第7図に示す
位置に達した時点で公転ケーシング4の公転を停止させ
る。次いで、コイルの巻取りを終了したら、ストリツプ
3′を切断して待機中のドラム1に巻回して巻取りを開
始する。一方、コイル3をドラム2より取外して次工程
に搬送する。
コイル3の取外しは、シリンダ18を後退させて支持ヘ
ツド16のドラム軸2′への係合を外すことにより可能
である。
次いで、支持アーム14を逆向きに回動させて戻し、支
持ヘツド16をドラム1のドラム軸1′の先端に係合さ
せ、以下、上述と同様の工程で巻取りをおこなう。な
お、このときすでにドラム1にはストリツプ3′が巻取
られているが少量であるので重量時には何ら問題なくド
ラムを支持しうる。
以上の説明では、支持アーム14を1枚として交互に使
用するとしたが、各ドラム専用に2枚設けてもよく、そ
の場合には個別的にモータ19を設ける必要がある。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、巻取り、巻出しドラ
ムが公転中でもドラムの先端を支えることができ、大き
な張力、重量が作用した場合でも巻取り、巻出しドラム
の撓みや高速回転時の巻胴の振動による成品のコイルへ
の悪影響を排除できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す立面図、第2図はその平
面図、第3図は支持装置の詳細を示す側面図、第4図は
公転状態を示す立面図、第5図はドラムに作用する力を
示す説明図、第6図は合力を示す説明図、第7図は公転
終了を示す立面図、第8図はカローゼル型リールの説明
図、第9図はその斜視図、第10図はその側面図、第1
1図は公転前の状態を示す立面図、第12図は公転中を
示す立面図、第13図は公転終了を示す立面図である。 1……ドラムI、2……ドラムII、2′……ドラム軸、
3……コイル、4……公転ケーシング、5……公転シヤ
フト、6……シヤフトI、7……シヤフトII、8……減
速機、9……サポートローラ、10……モータ、11…
…従来型先端支持、12……従来型先端支持用支え、1
3……シリンダI、14……支持アーム、15……旋回
中心、16……支持ヘツド、17……軸受、18……シ
リンダII、19……モータ、20……支柱、21……ケ
ーシング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公転駆動される回転体の一側の側面に、当
    該回転体の中心軸を中心とした対称位置に複数の自転可
    能なストリツプ巻取り、巻出しドラムをその軸方向一端
    部を軸着して取付けてなる巻取り、巻出し装置におい
    て、前記回転体の回転軸と同軸位置に旋回中心をもつて
    基端部が回転可能に支持された支持アームを設け、この
    支持アームの先端を前記巻取り、巻出しドラムの他端に
    軸着し、前記支持アームの基端部の軸に公転ケーシング
    の公転に伴つてストリツプの張力および巻取られたコイ
    ル状ストリツプの重量による合力に対抗する制動手段を
    設けたことを特徴とする巻取り、巻出し装置のドラム支
    持装置。
JP7225185A 1985-04-05 1985-04-05 巻取り、巻出し装置のドラム支持装置 Expired - Lifetime JPH0643219B2 (ja)

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JPS61229756A JPS61229756A (ja) 1986-10-14
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DE102019206951A1 (de) * 2019-01-17 2020-07-23 Sms Group Gmbh Wendehaspel sowie Verfahren zum Betrieb eines Wendehaspels

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JPS61229756A (ja) 1986-10-14

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