JPH064305B2 - 段ボール紙の表裏面にスリットを形成する装置 - Google Patents

段ボール紙の表裏面にスリットを形成する装置

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JPH064305B2
JPH064305B2 JP1185728A JP18572889A JPH064305B2 JP H064305 B2 JPH064305 B2 JP H064305B2 JP 1185728 A JP1185728 A JP 1185728A JP 18572889 A JP18572889 A JP 18572889A JP H064305 B2 JPH064305 B2 JP H064305B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は段ボール紙の表裏面にスリットを形成する装
置に関する。
(従来の秘術) 例えばドア板、机の天板、あるいは各種の家具用パネル
類においては、パネル面方向の補強と重量の軽減を目的
として第5図に示すようなハニカム状段ボール芯材Cを
パネル材内に内装することが行われている。
本出願人は、先に、このような段ボール芯材Cを構成す
る段ボール紙表裏面の山折り部に確実な折り目をつける
ために、図4および図6に示すように、段ボール紙10
の表板紙11および裏板紙12に所定間隔のスリット
(切込みまたはハーフカットともいう)16および17
を形成することが有利であることを提案した。なお、図
において符号13は表板紙11および裏板紙12の間に
接合された波板紙を表す。
しかるに、このスリット16または17を形成するに際
して、回転式カッタと送りローラとの間に材料となる段
ボール紙を挟持しつつ加工する従来装置を用いた場合に
は、段ボール紙と送りローラとの間に摩擦抵抗があって
カッタの切断速度との間にズレが生じ、スリット形成が
不十分であったり、また段ボール紙の表面のみでなく段
ボールの両面までも切断してしまうなどの問題があっ
た。
また、図示したような段ボール紙10の表裏の表板紙1
1および裏板紙12に同時に所定間隔のスリット16お
よび17を形成する装置もなかった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上のような状況に鑑み、段ボール紙の表板紙
および裏板紙のみに確実にスリットを形成することがで
き、表裏のスリットを同時に形成することができる新規
なスリット形成装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この発明は、表板紙および裏板紙の間に波板
紙が接合されてなる段ボール紙の前記表板紙に所定間隔
の表面側スリットを形成するとともに、前記段ボール紙
の前記裏板紙にも所定間隔の裏面側スリットを形成する
装置であって、前記段ボール紙を挟着して機台に送り込
む上下一対の送り込みローラを備え、機台内には、前記
送り込みローラ前方の前記段ボール紙表面側に該段ボー
ル紙の表板紙に接して表面側スリットを形成する表面側
カッタが所定間隔にて並設され、かつ前記カッタの表板
紙当接位置に対応する段ボール紙裏面側には該段ボール
紙の裏板紙に接して自由回転する裏面側フリーローラが
それぞれ配設されているとともに、前記機台内の前記表
面側カッタ前方の前記段ボール紙表面側には、該段ボー
ルの表板紙に接して自由回転する表面側フリーローラが
所定間隔にて並設され、かつ前記各表面側フリーローラ
の表板紙側当接位置に対応する段ボール紙裏面側には該
段ボール紙の裏板紙に接して裏面側スリットを形成する
裏面側カッタがそれぞれ配設されており、さらに、前記
裏面側カッタ前方には前記段ボール紙を挟着して機台外
へ送り出す上下一対の送り出しローラを備えたことを特
徴とする段ボール紙の表裏面にスリットを形成する装置
に係る。
(実施例) 以下、添付の図面に従って実施例を説明すると、 第1図はこの発明のスリット形成装置の一例を一部切欠
断面によって表わした全体側面図である。
この装置は、図4に図示したように、表板紙11および
裏板紙12の間に波板紙13が接合されてなる段ボール
紙10の前記表板紙11に所定間隔の表面スリット16
を形成するとともに、段ボール紙の裏板紙12にも所定
間隔の裏面側スリット17を形成する装置である。
なお、この明細書では説明の便宜上段ボール紙10に関
し「表」また「裏」の表現を用いるが、これは段ボール
紙の「一方の面」または「他方の面」の意味である。
図1の全体図のように、この装置は、機台20の前部に
段ボール紙10を挟着して機台に送り込む上下一対の送
り込むローラ23,23を備え、機台内には、段ボール
紙10の表板紙11に表面側スリット16を形成する表
面側カッタ30および裏面側フリーローラ40が配設さ
れ、かつ段ボール紙10の裏板紙12に裏面側スリット
17を形成する裏面側カッタ50および表面側フリーロ
ーラ45が配設され、さらに段ボール紙10を挟着して
機台外へ送り出す上下一対の送り出しローラ26,26
が備えられている。なお、符号21は段ボール紙10の
送り込みテーブルを表わす。
図示のように、被加工材料である所定大きさの段ボール
紙10は人手により、若しくは自動搬入機により送り込
みテーブル21より一枚ずつ機台20内へ順次供給され
る。
第2図の要部拡大図に示すように、機台20の入口には
段ボール紙10を挟着して機台20内へ送り込む上下一
対の送り込みローラ23,23が設けられていて段ボー
ル紙10を所定速度で移送している。
前記の送り込みローラ23,23の前方には、段ボール
紙10の表板紙11に接して表面側スリット16を形成
する表面側カッタ30が一定間隔にて並設され、かつ該
各カッタ30の表板紙11当接位置に対応する段ボール
紙裏面側には該段ボール紙の裏板紙12に接する裏面側
フリーローラ40がそれぞれ配設されている 表面側カッタ30は、図2のように、それぞれ、ブラケ
ット31に固定された取付アーム33によって一定角度
に保持されているとともに、カッタ側スプロケット32
が駆動シャフト34に結合された駆動側スプロケット3
5に無端チェーン36を介して連結されていて、図示し
ない駆動装置によって所定速度で回転される。符号59
は回転軸である。
なお、前記ブラケット31はメインシャフト37によっ
て機台20に固定されており、例えばネジ等からなる上
下調整機構38によってその高さ位置に調節することが
可能であり、これによって段ボール紙10の厚みに応じ
てカッタ30の位置を自在に調節することができる。
一方、第3図からもよく理解されるように、前記の表面
側カッタ30の表板紙11当接位置に対応する段ボール
紙裏面側には該段ボール裏板紙12に接して自由回転す
る裏面側フリーローラ40がそれぞれ配設されている。
このフリーローラ40は、例えばシャフト41にベアリ
ング等を装着して自由回転自在に構成される。
また、機台20内の前記表面側カッタ30前方の段ボー
ル紙10表面側には、該段ボールの表板紙11に接して
自由回転する表面側フリーローラ45が所定間隔にて並
設され、かつ前記各表面側フリーローラ45の表板紙1
1当接位置に対応する段ボール紙裏面側には該段ボール
紙の裏板紙12に接して裏面側スリット17を形成する
裏面側カッタ50がそれぞれ配設される。
この表面側フリーローラ45および裏面側カッタ50
は、前述した表面側カッタ30および裏面側フリーロー
ラ40が表裏対称(上下逆転)に配置されたものであ
る。従って、その構成も同一であるので、符号の説明を
もって構成の説明に代える。
すなわち、第2図および第3図において、表面側フリー
ローラ45は例えばシャフト46にベアリング等を装着
して自由回転自在となしたものである。
また、裏面側カッタ50に関し、符号51はブラケッ
ト、52はカッタ側スプロケット、53は取付アーム、
54は駆動シャフト、55は駆動側スプロケット、56
は無端チェーン、57はメインシャフト、58は上下調
整機構、59は回転軸で、その構成は前記表面側カッタ
40と同一構成である。
さらに、前記裏面側カッタ50前方には、第1図で図示
したように、スリット形成がなされた前記段ボール紙1
0を挟着して機台外へ送り出す上下一対の送り出しロー
ラ26,26が設けられている。
なお、第3図から理解されるように、各表面側カッタ3
0および各裏面側カッタ50はそれぞれ単一のメインシ
ャフト37,58を介して配され、それらの駆動シャフ
ト34,54についてもそれぞれ単一のものとして図示
しな単一の駆動機構によって連動させることが好まし
い。また、裏面側フリーローラ40および表面側フリー
ローラ45についても、同様に、それぞれ単一のシャフ
ト41,46によって構成することが望ましい。このよ
うに、表面側および裏面側の各カッタおよびフリーロー
ラをそれぞれ単一の軸線上に配置することによって、機
構が単純化されるとともに、スリットの間隔および数を
簡単かつ容易に設定、変更にできるメリットがある。
(作動) 上のように構成されたこの発明のスリット形成装置にお
いては、送り込みローラ23によって機台20内へ供給
された段ボール紙10が所定速度で前進すると、前方に
配置された表面側カッタ30が段ボール紙10の表板紙
11に接するとともにその回転力によって切断して表面
側スリット16を形成しつつ段ボール紙10を前進させ
る。
このとき該表面側カッタ30反対側の段ボール紙裏面側
の裏板面12に接して自由回転するように配置されたフ
リーローラ40は、該表面側カッタ30の切断力が表板
紙11に十分伝わるよう段ボール紙10を保持するが、
それ自体回転自在な状態であるから段ボール紙10との
間には何等摩擦抵抗を発生させることがなく、従ってス
リップ等を全く生じさせず、段ボール紙10はカッタ3
0の切断速度に対応してスリットを形成すべき表板紙に
のみ確実にスリット16を成形しつつ前進する。
同様に、前記表面側カッタ30前方に配置された表面側
フリーローラ45および裏面側カッタ50によって裏板
紙12へのスリット加工がなされる。
その後、段ボール紙10は送り出しローラ26,26に
よって機台20の外へ順次送り出され、第4図に示すよ
うな上下両面に所定間隔をおいてスリット16,17が
形成された段ボール紙10が得られる。
このスリット付きの段ボール紙10は更にその後、例え
ば第4図の一点鎖線で示す線に沿って切断され、所定部
分を貼着されて第5図のようなハニカム状段ボール芯材
Cが完成されることとなる。
(効果) 以上図示し説明したように、この発明によれば、段ボー
ル紙の表板紙または裏板紙のみに確実にスリットを形成
することができ、表裏のスリットを同時に形成すること
ができ、この種加工作業が極めて容易となりその生産効
率を大幅に向上させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を一部切欠断面とともに示
した全体側面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第
3図は同じく要部の拡大正面図、第4図はスリットが形
成された段ボール紙の斜視図、第5図はハニカム状段ボ
ール芯材の斜視図、第6図はその一部拡大図である。 10…段ボール、11…表板紙、12…裏板紙、13…
波板紙、16,17…スリット、20…機台、23…送
り込みローラ、26…送り出しローラ、30…表面側カ
ッタ、40…裏面側フリーローラ、45…表面側フリー
ローラ、50…裏面側カッタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表板紙および裏板紙の間に波板紙が接合さ
    れてなる段ボール紙の前記表板紙に所定間隔の表面側ス
    リットを形成するとともに、前記段ボール紙の前記裏板
    紙にも所定間隔の裏面側スリットを形成する装置であっ
    て、 前記段ボール紙を挟着して機台に送り込む上下一対の送
    り込みローラを備え、 機台内には、前記送り込みローラ前方の前記段ボール紙
    表面側に該段ボール紙の表板紙に接して表面側スリット
    を形成する表面側カッタが所定間隔にて並設され、かつ
    前記各カッタの表板紙当接位置に対応する段ボール紙裏
    面側には該段ボール紙の裏板紙に接して自由回転する裏
    面側フリーローラがそれぞれ配設されているとともに、 前記機台内の前記表面側カッタ前方の前記段ボール紙表
    面側には、該段ボールの表板紙に接して自由回転する表
    面側フリーローラが所定間隔にて並設され、かつ前記各
    表面側フリーローラの表板紙側当接位置に対応する段ボ
    ール紙裏面側には該段ボール紙の裏板紙に接して裏面側
    スリットを形成する裏面側カッタがそれぞれ配設されて
    おり、 さらに、前記裏面側カッタ前方には前記段ボール紙を挟
    着して機台外へ送り出す上下一対の送り出しローラを備
    えた ことを特徴とする段ボール紙の表裏面にスリットを形成
    する装置。
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