JPH0642711A - 蒸発式バーナ - Google Patents

蒸発式バーナ

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JPH0642711A
JPH0642711A JP21662892A JP21662892A JPH0642711A JP H0642711 A JPH0642711 A JP H0642711A JP 21662892 A JP21662892 A JP 21662892A JP 21662892 A JP21662892 A JP 21662892A JP H0642711 A JPH0642711 A JP H0642711A
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JP
Japan
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fuel
combustion chamber
combustion
plate
air
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Application number
JP21662892A
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English (en)
Inventor
Hisashi Fukunaga
寿 福永
Katsuji Sawada
勝二 沢田
Yuzo Yamamoto
雄三 山本
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Mikuni Adec Corp
Original Assignee
Mikuni Adec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着火時に火移り時間を短縮させて、燃料に重
質油を用いる場合であっても、白煙の発生を減少させ
る。 【構成】 燃料吸収体32から気化する気化燃料と燃料
用空気とを混合して混合気を作る混合管44に多数の噴
射孔48を形成し、この混合管44を燃焼室42内に突
出させる。この混合管44内に、シャフト60とそのシ
ャフト60に沿って移動可能なプレート72とを備え
る。このプレート72は第二コイルスプリング70によ
って混合管44の管内長さを短くする方向に付勢されて
いる。前記シャフト60の先端には、定常燃焼時の温度
に達すると前記第二コイルスプリング70に抗してプレ
ート72を混合管44の管内長さを長くする方向に移動
させる熱変形部材66を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ヒータや船舶用
ヒータや汎用のポータブルヒータ等の暖房装置に用いる
蒸発式バーナに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両や船舶には、例えば特開昭5
9−60109号に示されるような、車両や船舶を暖房
するための蒸発式バーナが備えられている。この蒸発式
バーナでは、筒状のボディの内部に燃焼室を形成し、そ
の燃焼室内に燃料吸収体を直接配置させるか、または燃
焼室に面して燃料吸収体を備え、その燃焼室内の熱によ
ってその燃料吸収体から燃料を蒸発させて燃料蒸気を作
る。一方、ボディの壁面に燃焼用空気の流入孔を形成
し、その流入孔からの燃焼用空気と燃料吸収体から発生
する燃料蒸気とを燃料室内で混合し、その燃料蒸気と燃
焼用空気との混合気に点火栓で着火するようにしてい
る。従来の蒸発式バーナでは、燃料蒸気と燃焼用空気と
が別々な位置から燃焼室内へ流入する構成とされてい
る。このため、燃料蒸気と燃焼用空気の混合が完全には
行なわれ難く、しかも燃焼用空気の流入孔の設定も難し
いため、良好な燃焼が得られないという不具合があっ
た。また、燃料吸収体が燃焼室内に配置されているた
め、時間の経過に伴って、その燃料吸収体に燃焼による
生成物が堆積し、その燃料吸収体からの蒸発が損なわれ
て、燃焼不良が発生し易かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この欠点を解消するた
めに、燃料吸収体の大部分を支持体で覆った状態で燃料
吸収体を燃焼室内に備え、燃料吸収体から蒸発した燃料
を支持体の出口から炎が直接至らない空気通路に吐出さ
せることで、燃料吸収体に燃焼による生成物が堆積しな
いようにすることを本発明者は考えた。この場合には、
空気と蒸発燃料との混合気を噴射する炎口を設けた混合
管を燃焼室内に備え、その炎口から燃焼室内に噴射した
混合気を、混合管の根元付近に位置しその混合管と平行
に配置したグロープラグによって着火する。このグロー
プラグによる混合気への着火は、混合管の根元側から先
端側に向けて順次火が移って着火が完了する。燃料に重
質油を使用するとなると、軽質油に比べて着火時に火の
移りに時間がかかる。この間に、混合気が着火されずに
燃焼室内に順次供給され、その混合気が白煙となって燃
焼室内に充満するという不具合があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、混合気を噴射する炎口を設けた混合管の長さを温度
に応じて調節できるようにして、着火の促進と着火時の
白煙発生量を大幅に軽減できるようにした蒸発式バーナ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、燃料吸収体に含まれた燃料を気化させ、そ
の気化した燃料に燃焼用空気を混合させて混合気とし、
その混合気を筒状のボデーの内部に設けられる燃焼室内
で点火プラグで着火させる蒸発式バーナにおいて、前記
燃料吸収体を前記燃焼室に直接露出させない状態にして
内部に収容するものであって前記燃焼室内に備えられる
支持体と、前記支持体を挿通して前記燃料吸収体内に開
口する燃料供給管と、前記燃焼室内へ突出するものであ
って前記燃料吸収体で気化した燃料と燃焼用空気とを混
合させて混合気を作るための混合管と、その混合管の内
部と前記燃焼室とを連絡するために前記燃焼室内へ突出
した箇所の混合管に形成した多数の噴射孔と、混合管内
にその管内長さを決定するために移動可能に備えられる
プレートと、混合管内に備えられその管内長さを短くす
る方向に前記プレートを付勢するスプリングと、混合管
内に備えられ所定の温度以上になった時に伸長して前記
プレートを押す熱変形部材とを有し、着火時には前記ス
プリングによってプレートを混合管の管内長さが短くな
る位置に保持し、着火後の定常燃焼時には熱変形部材が
伸長してスプリングに抗してプレートを押し混合管の管
内長さを長くするようにしたものである。
【0006】
【作用】着火時には、混合管の管内長さが短くなるよう
に、第二コイルスプリングによってプレートを所定の位
置に保持する。これによって、混合管の噴射孔のうちグ
ロープラグに近い位置のものだけが開き、燃焼室へ噴射
される気化燃料への火移り時間が短くなり、白煙の発生
を減少させる。定常燃焼時になると、熱変形部材66が
伸長し、混合管の管内長さを長くするように、熱変形部
材66が第二コイルスプリングに抗してプレートを移動
させる。これによって、混合管の長さが長くなってグロ
ープラグより遠い位置の噴射孔も開き、通常の燃焼を確
保できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る蒸発式バーナの一実施例を示す断面
図、図2は図1のA−A線断面図である。ケーシング1
0とカバー12とによって、ケーシング10の内部に空
気旋回室14が形成されると共に、その空気旋回室14
へ空気を導入するための空気導入口16が形成される。
このケーシング10を構成する壁板18には、空気旋回
室14側に複数個のらせん状の案内板20が備えられ、
それら複数個のらせん状の案内板20は、図2に示すよ
うに、空気旋回室14の中央にその空気旋回室14に導
入された空気が向かうような形状に設定されている。前
記壁板18の中央には前記案内板20と反対側に突出す
る筒部22が一体に形成され、この筒部22の内部空間
である空気通路24は前記空気旋回室14と通じてお
り、この空気旋回室14から空気通路24へ導入される
燃焼用空気が空気通路24の噴出口26から噴出され
る。
【0008】ケーシング10の壁板18において前記案
内板20の反対側の面には、両端開放の筒状のボデー2
8がシール材30を介して取付けられる。ケーシング1
0の壁板18がこのボデー28の一方の閉鎖端面とな
る。このボデー28の内部には、環状の燃料吸収体32
とその燃料吸収体32の両端面と外周面を覆う支持体3
4とが備えられる(環状の燃料吸収体32の内周面は後
述する混合管48で覆われる)。この燃料吸収体32
は、多孔質のセラミックや金属等から成り、その内部に
燃料を吸収保持できるものとする。その支持体34は前
記壁板18と若干の間隔を開けてその壁板18にボルト
等の固定手段36によって固定される。その支持体34
と前記壁板18との間には、気化空間38が設けられ
る。環状の燃料吸収体32や環状の支持体34における
軸心とボデー28の筒状の軸心は同一になるように配置
されており、この支持体34の筒状の外壁とボデー28
の筒状の内壁との間に前記気化空間38に繋る環状の空
間である連絡通路40が設けられる。即ち、一端を壁板
18で閉鎖されたボデー28の内部空間は、主な空間で
ある燃焼室42と、その燃焼室42と通じる前記連絡通
路40と、その連絡通路40と通じる前記気化空間38
とから成り、その気化空間38は燃焼室42とは直接対
面しないように設定される。
【0009】前記支持体34の中央を貫通して、その支
持体34より直径の小さい一端を閉鎖した筒状の混合管
44が支持体34に取付けられる。この混合管44の閉
鎖面45側が燃焼室42内に突出している。この混合管
44によって前記燃料吸収体32の内周面が覆われる。
即ち、環状の燃料吸収体32は、混合管44の一部と支
持体34とによって閉鎖される。この混合管44の開口
部は前記壁板18に対向しており、その開口先端は支持
体34の壁板18に対向する面と同一位置かあるいはそ
れより少し壁板18側に突出するように設定されてい
る。この混合管44の中心軸は、壁板18に形成された
前記筒部22の中心軸と一致するように設定され、この
混合管44の内径は筒部22の外径より大きく設定され
る。また、図1に示すように、筒部22の先端開口部は
混合管44の開口部に入らないようにするのが望まし
い。この混合管44の内部空間である混合通路46は、
その混合管44の開口部と筒部22の先端との間の隙間
を介して前記気化空間38と通じている。なお、筒部2
2の噴出口26の先端開口部は混合管44の開口部内に
入るものであっても構わない。この混合管44には、燃
焼室42内に突出した筒状の外周に炎口となる多数の噴
射孔48が設けられる。この噴射孔48は前記燃焼室4
2と通じている。この混合管44の開口部付近には、燃
料吸収体32と混合通路46とを連絡するための燃料吐
出口50が形成される。即ち、燃料吸収体32はこの燃
料吐出口50のみを介して、支持体34の外部即ち混合
通路46と連絡するように設定されている。
【0010】前記燃料吸収体32の内部に開口部が位置
する燃料供給管54が、前記カバー12やケーシング1
0を貫通して設けられる。即ち、燃料吸収体32には燃
料供給管54を通じて燃料が常に供給されるようになっ
ている。前記壁板18の案内板20と反対側の面には、
その長さ全体で発熱する点火プラグとしてのグロープラ
グ56が取付けられ、このグロープラグ56は気化空間
38と燃料吸収体32と壁板18とを貫通してその先端
が燃焼室42内に突出する。このグロープラグ56は前
記混合管44のすぐ近くにその混合管44と平行に設置
される。このグロープラグ56のケーブル58は、ケー
シング10の壁板18とカバー12とを通って外部へ引
き出される。このグロープラグ56は燃焼室42に噴出
される混合気に点火する働きをするだけでなく、燃料吸
収体32を加熱する働きもする。
【0011】前記混合管44の閉鎖面45には、混合管
44の内部に向けて伸びるシャフト60の一端が固定さ
れている。このシャフト60の他端には、有底筒状のキ
ャップ62が固定されている。即ち、このシャフト60
はキャップ62の内部空間を貫いた状態で、そのシャフ
ト60の先端にキャップ62の底部64を固定する。こ
のキャップ62の底部64に、それぞれ直径の異なるコ
イル状の熱変形部材66と第一コイルスプリング68の
一端が固定される。このコイル状の熱変形部材66と第
一コイルスプリング68は、共に前記シャフト60を囲
むように配置される。前記混合管44の閉鎖面45に
は、混合管44の内部に向けて伸びる第二コイルスプリ
ング70の一端が固定される。この第二コイルスプリン
グ70は前記シャフト60を囲むように配置される。
【0012】円盤状のプレート72は、シャフト60に
よってその中心を挿通した状態で、シャフト60の途中
に備えられる。そのプレート72は外力によって、シャ
フト60に嵌台しながらシャフト60に沿って移動可能
に設定される。そのプレート72は、着火前の常温の状
態では、一方の面を前記第一コイルスプリング68によ
って押圧され、他方の面を前記第二コイルスプリング7
0によって押圧される。混合管44の内部には、プレー
ト72がそれ以上混合管44の開口部側へ移動しないよ
うなストッパ74が固定されている。このストッパ74
の固定位置は、燃焼室42内に露出する混合管44の有
効全長をLとすると、閉鎖面45からストッパ74の固
定位置までの距離を約1/2Lとする。プレート72に
第一コイルスプリング68と第二コイルスプリング70
のみの力が作用する場合には、第二コイルスプリング7
0のばね力が第一コイルスプリング68のばね力に打ち
勝ってプレート72を図1で左の方へ押し、そのプレー
ト72はストッパ74に当接させられる。
【0013】前記コイル状の熱変形部材66は、温度の
変化に応じてその自由端が直線方向に伸縮するもので、
その素材としては例えば形状記憶合金を用いる。この熱
変形部材66は、所定の定常燃焼温度になると伸び、低
温になると縮む性質を有する。例えば、着火後の定常燃
焼時に至る前の温度までは、熱変形部材66は縮んでお
り、その熱変形部材66の自由端はストッパ74に当接
した状態のプレート72には接触しないように設定され
る。熱変形部材66は縮んでいる状態においては、燃焼
室42内に露出する混合管44においてプレート72の
位置までの長さLが混合管44の有効長さとなる。混
合管44の内部が定常燃焼温度になると、熱変形部材6
6はその全長が伸び、その熱変形部材66は第二コイル
スプリング70に抗してプレート72を閉鎖面45側に
移動させて、混合管44の有効長さを長くする。即ち、
混合管44の有効長さは、図3に示すLになる。
【0014】次に、この蒸発式バーナの働きについて説
明する。空気導入口16から空気旋回室14内に入った
空気は、案内板20によって旋回させられながら空気旋
回室14内の中央に集められ、その後、筒部22内の空
気通路24内に螺線状に入り、その空気通路24の噴出
口26から螺線状を保ったまま、混合管44内の混合通
路46に向けて噴出される。一方、支持体34内に備え
られる燃料吸収体32には燃料供給管54から燃料が常
に供給されており、この燃料吸収体32を貫通するグロ
ープラグ56によって燃料吸収体32が加熱され、この
燃料吸収体32に含まれる燃料が気化して燃料吐出口5
0から混合通路46に溢れ出る。この気化された燃料
は、混合管44内において、空気通路24の噴出口26
から混合管44内に導入される燃焼用焼用空気と混合さ
せられる。この際、燃焼用空気が旋回状態で混合通路4
6内に導入されるので、燃焼用空気と気化した燃料との
混合が良好に行なわれる。この混合管44内で充分に混
合された混合気は、混合管44の筒部に形成された噴射
孔48から放射状に燃焼室42内に噴射される。燃焼室
42内に噴射された混合気は、混合管44のすぐ傍らに
突出するグロープラグ56によって直ちに着火される。
この混合気は燃焼室42内で燃焼して燃焼ガスが発生す
る。以上のように、燃料吸収体32で気化された燃料
は、燃料吐出口50から混合通路46に吐出するが、こ
の混合通路46では燃料が燃焼することがないので、燃
料吸収体32に燃焼残滓が堆積することはない。燃焼室
42内で生じた燃焼ガスの一部は、支持体34の筒状の
外壁とボデー28の間の連絡通路40から気化空間38
に至り、この気化空間38に至った高温の燃焼ガスは、
空気通路24の噴出口26からの燃焼用空気と共に混合
管44内に導入される。
【0015】混合管44内に備えられた熱変形部材66
は、着火後しばらくの間(定常燃焼に至るまでの間)
は、縮んだままの状態にある。即ち、プレート72はス
トッパ74に当接した状態にある。この状態では混合管
44の有効長さは図1のLになり、混合管44の有効
長さに該当する噴射孔48は、グロープラグ56に近い
位置のものになる。ここで、燃料に重質油を使用した場
合に、この混合管44の有効長さに該当する噴射孔48
はグロープラグ56に近い位置にあるので、グロープラ
グ56から一番遠い位置にある噴射孔48から燃焼室4
2内に噴射する燃料であっても、火が移る時間は短時間
となり、白煙の発生量を少なくすることができる。
【0016】燃焼室42や混合管44内が定常燃焼時の
高温までに充分に加熱されると、熱変形部材66は伸長
して、第二コイルスプリング70に抗してプレート72
が閉鎖面45側に移動させられ、混合管44の有効長さ
が長くなる(図3)。この状態では、グロープラグ56
から遠い位置にある噴射孔48からも気化燃料が噴射さ
れるが、燃焼室42内や混合管44内が充分に加熱され
ているので、重質油であっても気化が促進されているの
で、火が移る時間は短時間となり白煙が発生することが
ない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係る蒸発式バーナ
によれば、着火時においては混合管の長さを短くして混
合管の噴射孔のうちグロープラグに近い位置のものだけ
を開き、定常燃焼時においては混合管の長さを長くして
グロープラグより遠い位置の噴射孔も開く。これによっ
て、燃焼室内や混合管内が充分に加熱されない着火時等
においては、火炎の伝達を促進して白煙の発生を殆ど生
じなくすることができる。これは、重質油を用いる場合
において特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蒸発式バーナの一実施例断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る蒸発式バーナの他の実施例断面図
である。
【符号の説明】
28 ボデー 32 燃料吸収体 34 支持体 42 燃焼室 44 混合管 46 混合通路 48 噴射孔 54 燃料供給管 56 グロープラグ 66 熱変形部材 70 第二スプリング 72 プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料吸収体に含まれた燃料を気化させ、
    その気化した燃料に燃焼用空気を混合させて混合気と
    し、その混合気を筒状のボデーの内部に設けられる燃焼
    室内で点火プラグで着火させる蒸発式バーナにおいて、
    前記燃料吸収体を前記燃焼室に直接露出させない状態に
    して内部に収容するものであって前記燃焼室内に備えら
    れる支持体と、前記支持体を挿通して前記燃料吸収体内
    に開口する燃料供給管と、前記燃焼室内へ突出するもの
    であって前記燃料吸収体で気化した燃料と燃焼用空気と
    を混合させて混合気を作るための混合管と、その混合管
    の内部と前記燃焼室とを連絡するために前記燃焼室内へ
    突出した箇所の混合管に形成した多数の噴射孔と、混合
    管内にその管内長さを決定するために移動可能に備えら
    れるプレートと、混合管内に備えられその管内長さを短
    くする方向に前記プレートを付勢するスプリングと、混
    合管内に備えられ所定の温度以上になった時に伸長して
    前記プレートを押す熱変形部材とを有し、着火時には前
    記スプリングによってプレートを混合管の管内長さが短
    くなる位置に保持し、着火後の定常燃焼時には熱変形部
    材が伸長してスプリングに抗してプレートを押し混合管
    の管内長さを長くするようにしたことを特徴とする蒸発
    式バーナ。
  2. 【請求項2】 前記熱変形部材が形状記憶合金から成
    り、その形状記憶合金が所定の温度以上になると直線方
    向に伸長するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の蒸発式バーナ。
JP21662892A 1992-07-23 1992-07-23 蒸発式バーナ Pending JPH0642711A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0454845A1 (en) * 1989-11-21 1991-11-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Photo-setting resin composition and plastic-clad optical fibers produced therefrom
US9278051B2 (en) 2005-11-29 2016-03-08 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Method for reinforcing weak sealed portion of multi-chamber medical container

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