JPH0641771B2 - 移動テ−ブル - Google Patents
移動テ−ブルInfo
- Publication number
- JPH0641771B2 JPH0641771B2 JP60276326A JP27632685A JPH0641771B2 JP H0641771 B2 JPH0641771 B2 JP H0641771B2 JP 60276326 A JP60276326 A JP 60276326A JP 27632685 A JP27632685 A JP 27632685A JP H0641771 B2 JPH0641771 B2 JP H0641771B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- moving block
- moving
- hole
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Machine Tool Units (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般産業機械の移動テーブルに関するもので
ある。
ある。
従来の技術 近年、移動テーブルは工作機械,産業用ロボット等に用
いられ、需要も急増している。以下図面を参照しながら
上述した従来のテーブルの一例について説明する。
いられ、需要も急増している。以下図面を参照しながら
上述した従来のテーブルの一例について説明する。
第3図は従来の移動テーブルの断面を示し、第4図は側
面を示す。また、第5図は斜視図を示す。第3図,第4
図,第5図において21はボールを保持する一対の直線
状の平行な転送溝22を有するガイドレール、23はガ
イドレール21に対し、転送溝22の同方向に相対摺動
する移動ブロック、24はこの移動ブロック23を移動
させるモーター25とボールネジ26より成る駆動部で
ある。移動ブロック23は転送溝22に対し、転送溝2
2と共働してボール27を保持する溝28を有し、ボー
ル27を循環可能に保持する転送面29を形成してい
る。すなわち、ガイドレール21と移動ブロック23と
ボール27とで直線運動用ころがり軸受を構成してい
る。また、移動ブロック23は、ボールネジ26を含む
駆動部24を通過させる貫通穴30を有し、貫通穴30
の周辺には十分な強度を有するレール側貫通穴外周薄肉
部31とガイドレール21に対向する側の貫通穴外周薄
肉部32を有する。また33はガイドレール21をボル
ト34とナット35によって固定する本体である。36
はモーター25とボールネジ26とを結合するカップリ
ング、37はボールネジ26を固定するベアリング38
を有する固定部である。39はボールネジ26を支持す
るベアリングである。以上の様に構成された移動テーブ
ルは、モーター25の回転運動をボールネジにより直線
運動にかえることによって移動テーブル23を直線運動
させるものであった。
面を示す。また、第5図は斜視図を示す。第3図,第4
図,第5図において21はボールを保持する一対の直線
状の平行な転送溝22を有するガイドレール、23はガ
イドレール21に対し、転送溝22の同方向に相対摺動
する移動ブロック、24はこの移動ブロック23を移動
させるモーター25とボールネジ26より成る駆動部で
ある。移動ブロック23は転送溝22に対し、転送溝2
2と共働してボール27を保持する溝28を有し、ボー
ル27を循環可能に保持する転送面29を形成してい
る。すなわち、ガイドレール21と移動ブロック23と
ボール27とで直線運動用ころがり軸受を構成してい
る。また、移動ブロック23は、ボールネジ26を含む
駆動部24を通過させる貫通穴30を有し、貫通穴30
の周辺には十分な強度を有するレール側貫通穴外周薄肉
部31とガイドレール21に対向する側の貫通穴外周薄
肉部32を有する。また33はガイドレール21をボル
ト34とナット35によって固定する本体である。36
はモーター25とボールネジ26とを結合するカップリ
ング、37はボールネジ26を固定するベアリング38
を有する固定部である。39はボールネジ26を支持す
るベアリングである。以上の様に構成された移動テーブ
ルは、モーター25の回転運動をボールネジにより直線
運動にかえることによって移動テーブル23を直線運動
させるものであった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成では移動距離に対してボールネ
ジ26の全長が距離D遊んだ構成となり、移動テーブル
の全長も必要以上に長いものとなってしまう。移動テー
ブルの全長が長くなることは機械の小型,省スペース化
のためには不利であり、コストアップにもつながる。
ジ26の全長が距離D遊んだ構成となり、移動テーブル
の全長も必要以上に長いものとなってしまう。移動テー
ブルの全長が長くなることは機械の小型,省スペース化
のためには不利であり、コストアップにもつながる。
本発明は上記問題点に鑑み、ころがり軸受として使用さ
れるボールもしくはローラと前記転送溝の間に予圧を与
えたり、また、前記移動ブロックに外力が作用したとき
に前記転送溝と前記ボールもしくはローラとの間に隙間
が発生しないような強度を有し、移動距離に対しての全
長寸法を短くすることが可能な移動テーブルを提供する
ものである。
れるボールもしくはローラと前記転送溝の間に予圧を与
えたり、また、前記移動ブロックに外力が作用したとき
に前記転送溝と前記ボールもしくはローラとの間に隙間
が発生しないような強度を有し、移動距離に対しての全
長寸法を短くすることが可能な移動テーブルを提供する
ものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の移動テーブルは、
一方向に延長して設けられたガイドレールと、このガイ
ドレールとの間に軸受を構成する移動ブロックと、前記
移動ブロックを駆動する駆動手段と、前記駆動ブロック
は、前記駆動手段を通過させるよう移動方向に貫通穴を
設け、前記固定部は前記貫通穴に出し入れ可能にした構
成を備えたものである。
一方向に延長して設けられたガイドレールと、このガイ
ドレールとの間に軸受を構成する移動ブロックと、前記
移動ブロックを駆動する駆動手段と、前記駆動ブロック
は、前記駆動手段を通過させるよう移動方向に貫通穴を
設け、前記固定部は前記貫通穴に出し入れ可能にした構
成を備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、駆動手段は前記貫通穴
を用いて、前記移動ブロック内に収容,通過される。ま
た、前記移動ブロックが前記駆動手段によって移動する
際、前記固定部側移動端では、移動ブロックの前記貫通
穴によって前記固定部が出し入れすることによって、従
来の移動テーブルに対して、性能をそこなうことなく移
動距離に対しての全長寸法が短くできる。
を用いて、前記移動ブロック内に収容,通過される。ま
た、前記移動ブロックが前記駆動手段によって移動する
際、前記固定部側移動端では、移動ブロックの前記貫通
穴によって前記固定部が出し入れすることによって、従
来の移動テーブルに対して、性能をそこなうことなく移
動距離に対しての全長寸法が短くできる。
実施例 以下本発明の一実施例の移動テーブルについて、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における移動テーブルの
断面を示し、第2図は側面を示す。第1図,第2図にお
いて、1はボールを保持する一対の直線状の平行な転送
溝2を有するガイドレール、3はガイドレール1に対し
転送溝2の同方向に相対摺動する移動ブロック、4はこ
の移動ブロック3を移動させるモーターであり、5はボ
ールネジである。移動ブロック3は転送溝2に対応し、
転送溝2と共働してボール6を保持する溝7を有し、ボ
ール6を循環可能に保持する転送面8を形成している。
すなわち、ガイドレール1と移動ブロック3とボール6
とで直線運動用ころがり軸受を構成している。また、移
動ブロック3はボールネジ5を通過させる貫通穴9を有
し、貫通穴6の周辺には十分な強度を有するレール側貫
通穴外周薄肉部10とガイドレール1に対向する側の貫
通穴外周薄肉部11を有する。また、12はガイドレー
ル1をボルト13とナット14によって固定する本体で
ある。15はモーター4とボールネジ5とを結合するカ
ップリング、16はボールネジ5を固定するベアリング
17を有する固定部であり、移動ブロック3に設けられ
たかんごう用穴18にかんごう可能である。19はボー
ルネジ5を支持するベアリングである。
断面を示し、第2図は側面を示す。第1図,第2図にお
いて、1はボールを保持する一対の直線状の平行な転送
溝2を有するガイドレール、3はガイドレール1に対し
転送溝2の同方向に相対摺動する移動ブロック、4はこ
の移動ブロック3を移動させるモーターであり、5はボ
ールネジである。移動ブロック3は転送溝2に対応し、
転送溝2と共働してボール6を保持する溝7を有し、ボ
ール6を循環可能に保持する転送面8を形成している。
すなわち、ガイドレール1と移動ブロック3とボール6
とで直線運動用ころがり軸受を構成している。また、移
動ブロック3はボールネジ5を通過させる貫通穴9を有
し、貫通穴6の周辺には十分な強度を有するレール側貫
通穴外周薄肉部10とガイドレール1に対向する側の貫
通穴外周薄肉部11を有する。また、12はガイドレー
ル1をボルト13とナット14によって固定する本体で
ある。15はモーター4とボールネジ5とを結合するカ
ップリング、16はボールネジ5を固定するベアリング
17を有する固定部であり、移動ブロック3に設けられ
たかんごう用穴18にかんごう可能である。19はボー
ルネジ5を支持するベアリングである。
以上のように構成された移動テーブルについて、以下第
2図を用いてその動作を説明する。
2図を用いてその動作を説明する。
モーター4の回転運動はボールネジ5により直線運動に
かえられる。直線運動はそのまま移動ブロック3に伝わ
り、ガイドレール1と移動ブロック3とボール6とで構
成された直線運動用ころがり軸受を直線運動させる。そ
の際、移動ブロックがモーター4側に距離L移動した場
合は、固定部17が移動ブロック3に設けられたかんご
う用穴18にかんごうする。固定部17がかんごう用穴
18にかんごうすることによって、移動テーブル全体で
の全長を短くすることができる。
かえられる。直線運動はそのまま移動ブロック3に伝わ
り、ガイドレール1と移動ブロック3とボール6とで構
成された直線運動用ころがり軸受を直線運動させる。そ
の際、移動ブロックがモーター4側に距離L移動した場
合は、固定部17が移動ブロック3に設けられたかんご
う用穴18にかんごうする。固定部17がかんごう用穴
18にかんごうすることによって、移動テーブル全体で
の全長を短くすることができる。
なお、第1の実施例においてボール6はローラーとして
もよい。
もよい。
発明の効果 以上のように本発明はガイドレールと、このガイドレー
ルの長手方向に移動可能で、かつ、ガイドレールとの間
に軸受を構成する移動ブロックと、前記移動ブロックを
駆動する駆動手段と前記駆動手段を固定する固定部とを
有し、前記移動ブロックは前記駆動手段を通過させるよ
う移動方向に貫通穴を設け、前記固定部は前記貫通穴に
かんごう可能とすることによって長手方向の全長を短く
できる移動テーブルを提供することができる。
ルの長手方向に移動可能で、かつ、ガイドレールとの間
に軸受を構成する移動ブロックと、前記移動ブロックを
駆動する駆動手段と前記駆動手段を固定する固定部とを
有し、前記移動ブロックは前記駆動手段を通過させるよ
う移動方向に貫通穴を設け、前記固定部は前記貫通穴に
かんごう可能とすることによって長手方向の全長を短く
できる移動テーブルを提供することができる。
第1図は本発明の第1の実施例における移動テーブルの
断面図、第2図は同側断面図、第3図は従来の移動テー
ブルの断面図、第4図は同側断面図、第5図は同斜視図
である。 1……ガイドレール、2……転送溝、3……移動ブロッ
ク、4……モーター、5……ボールネジ、6……ボー
ル、7……溝、8……転送面、9……貫通穴、10……
レール側貫通穴外周薄肉部、11……貫通穴外周薄肉
部、12……本体、13……ボルト、14……ナット、
15……カップリング、16……固定部、17……ベア
リング、18……かんごう用穴、19……ベアリング、
21……ガイドレール、22……転送溝、23……移動
ブロック、24……駆動部、25……モーター、26…
…ボールネジ、27……ボール、28……溝、29……
転送面、30……貫通穴、31……レール側貫通穴外周
薄肉部、32……貫通穴外周薄肉部、33……本体、3
4……ボルト、35……ナット、36……カップリン
グ、37……固定部、38……ベアリング、39……ベ
アリング。
断面図、第2図は同側断面図、第3図は従来の移動テー
ブルの断面図、第4図は同側断面図、第5図は同斜視図
である。 1……ガイドレール、2……転送溝、3……移動ブロッ
ク、4……モーター、5……ボールネジ、6……ボー
ル、7……溝、8……転送面、9……貫通穴、10……
レール側貫通穴外周薄肉部、11……貫通穴外周薄肉
部、12……本体、13……ボルト、14……ナット、
15……カップリング、16……固定部、17……ベア
リング、18……かんごう用穴、19……ベアリング、
21……ガイドレール、22……転送溝、23……移動
ブロック、24……駆動部、25……モーター、26…
…ボールネジ、27……ボール、28……溝、29……
転送面、30……貫通穴、31……レール側貫通穴外周
薄肉部、32……貫通穴外周薄肉部、33……本体、3
4……ボルト、35……ナット、36……カップリン
グ、37……固定部、38……ベアリング、39……ベ
アリング。
Claims (1)
- 【請求項1】両側に直線状の平行な一対の転送溝を有し
一方向に延長して設けられた略断面直方体形状のガイド
レールと、前記ガイドレール長手方向に移動可能で前記
ガイドレールの転送溝との間にボールもしくはローラに
よる転がり軸受を構成した移動ブロックと、前記ガイド
レールの上方に配され前記移動ブロックを駆動する駆動
手段と、前記駆動手段を固定する固定部とを有し、前記
移動ブロックが、前記駆動手段が通過可能でかつ前記固
定部と嵌合可能な中空箱型断面の貫通穴と、前記貫通穴
の周囲の薄肉部とを有し、前記薄肉部は、前記ガイドレ
ール側の薄肉部、および該ガイドレール側の薄肉部と対
向して設けられた他方の側の薄肉部とからなり、かつ移
動ブロックへの外力の作用により、前記転送溝と前記ボ
ールもしくはローラとの間に隙間が生じない程度の厚み
を有した移動テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276326A JPH0641771B2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 移動テ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276326A JPH0641771B2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 移動テ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62137411A JPS62137411A (ja) | 1987-06-20 |
JPH0641771B2 true JPH0641771B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17567889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60276326A Expired - Lifetime JPH0641771B2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 移動テ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641771B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562429B2 (ja) * | 1993-02-26 | 1996-12-11 | 豊和工業株式会社 | スライドユニット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE439968B (sv) * | 1982-10-19 | 1985-07-08 | Ulf Kenneth Folke Fasth | Stelldon |
JPS6091381U (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-22 | 株式会社安川電機 | 直線案内駆動機構 |
JPS60146955A (ja) * | 1983-12-30 | 1985-08-02 | Koganei Seisakusho:Kk | エアサーボシリンダおよびその作動方法 |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP60276326A patent/JPH0641771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62137411A (ja) | 1987-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |