JPH0641597A - 洗剤組成物 - Google Patents
洗剤組成物Info
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- JPH0641597A JPH0641597A JP4167959A JP16795992A JPH0641597A JP H0641597 A JPH0641597 A JP H0641597A JP 4167959 A JP4167959 A JP 4167959A JP 16795992 A JP16795992 A JP 16795992A JP H0641597 A JPH0641597 A JP H0641597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detergent
- weight
- zeolite
- sodium
- zeolite map
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/66—Non-ionic compounds
- C11D1/82—Compounds containing silicon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/39—Organic or inorganic per-compounds
- C11D3/3942—Inorganic per-compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/124—Silicon containing, e.g. silica, silex, quartz or glass beads
- C11D3/1246—Silicates, e.g. diatomaceous earth
- C11D3/128—Aluminium silicates, e.g. zeolites
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- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
一種以上の洗剤活性化合物、特定のアルカリ金属のアル
ミノケイ酸塩である最大アルミニウムゼオライトＰ（ゼ
オライトＭＡＰ）を含む一種以上の洗剤ビルダー、およ
びペルオキソ炭酸ナトリウムを含む漂白剤系を含む漂白
性の粒状洗剤組成物。
ミノケイ酸塩である最大アルミニウムゼオライトＰ（ゼ
オライトＭＡＰ）を含む一種以上の洗剤ビルダー、およ
びペルオキソ炭酸ナトリウムを含む漂白剤系を含む漂白
性の粒状洗剤組成物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗剤ビルダーとしての
結晶アルカリ金属アルミノケイ酸塩（ゼオライト）、お
よびペルオキソ炭酸ナトリウム漂白剤を含む漂白性洗剤
組成物に関する。
結晶アルカリ金属アルミノケイ酸塩（ゼオライト）、お
よびペルオキソ炭酸ナトリウム漂白剤を含む漂白性洗剤
組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】結晶ア
ルカリ金属アルミノケイ酸塩（ゼオライト）は水溶液の
カルシウムイオンを封鎖することができるので、リン酸
塩に代わる洗剤ビルダーとしてよく知られるようになっ
てきた。ゼオライトを含む粒状洗剤組成物は文献、例え
ばＧＢ１４７３２０１（Henkel）、に広く開示されてお
り、ヨーロッパ、日本および米国の多くの地域で市販さ
れている。
ルカリ金属アルミノケイ酸塩（ゼオライト）は水溶液の
カルシウムイオンを封鎖することができるので、リン酸
塩に代わる洗剤ビルダーとしてよく知られるようになっ
てきた。ゼオライトを含む粒状洗剤組成物は文献、例え
ばＧＢ１４７３２０１（Henkel）、に広く開示されてお
り、ヨーロッパ、日本および米国の多くの地域で市販さ
れている。
【０００３】ゼオライトは多くの結晶型が知られている
が、洗剤に使用するのに好ましいゼオライトは常にゼオ
ライトＡであった。ＸまたはＰ（Ｂ）などの他のゼオラ
イトは、カルシウムイオンの取り込みが不十分だったり
遅すぎたりするために好ましくないとされている。ゼオ
ライトＡは、シリコンに対するアルミニウムの割合が可
能なかぎり最大である−すなわち、Ｓｉ：Ａｌ比が理論
上最小の１．０である−「最大アルミニウム」構造を有
するため、水溶液のカルシウムイオンを取り込む能力
が、一般にアルミニウムの割合がより低い（すなわち、
Ｓｉ：Ａｌ比がより大きい）ゼオライトＸおよびＰより
も本質的に高いという利点を有する。
が、洗剤に使用するのに好ましいゼオライトは常にゼオ
ライトＡであった。ＸまたはＰ（Ｂ）などの他のゼオラ
イトは、カルシウムイオンの取り込みが不十分だったり
遅すぎたりするために好ましくないとされている。ゼオ
ライトＡは、シリコンに対するアルミニウムの割合が可
能なかぎり最大である−すなわち、Ｓｉ：Ａｌ比が理論
上最小の１．０である−「最大アルミニウム」構造を有
するため、水溶液のカルシウムイオンを取り込む能力
が、一般にアルミニウムの割合がより低い（すなわち、
Ｓｉ：Ａｌ比がより大きい）ゼオライトＸおよびＰより
も本質的に高いという利点を有する。
【０００４】ＥＰ３８４０７０Ａ（Unilever）には、
１．３３以下、好ましくは１．１５以下である特に低い
シリコン対アルミニウム比を有する新規のゼオライトＰ
（最大アルミニウムゼオライトＰ、すなわちゼオライト
ＭＡＰ）が記載され、特許請求されている。この材料
は、従来のゼオライト４Ａよりも有効な洗剤ビルダーで
あることが示されている。
１．３３以下、好ましくは１．１５以下である特に低い
シリコン対アルミニウム比を有する新規のゼオライトＰ
（最大アルミニウムゼオライトＰ、すなわちゼオライト
ＭＡＰ）が記載され、特許請求されている。この材料
は、従来のゼオライト４Ａよりも有効な洗剤ビルダーで
あることが示されている。
【０００５】ペルオキソ炭酸ナトリウムは、洗剤組成物
の周知の漂白成分であり、文献に広く開示されている
が、近年はペルオキソホウ酸ナトリウムのために市販製
品に使用されなくなっている。ペルオキソ炭酸ナトリウ
ムは水分の存在下ではペルオキソホウ酸ナトリウムより
安定性が悪く、粉末洗剤中での安定性が長い間問題とな
っている。これに対しては種々の解決策が提案されてお
り、例えば、ＧＢ１５１５２９９（Unilever）は、芳香
希釈剤（例えばフタル酸ジブチル）との混合によるペル
オキソ炭酸ナトリウムの洗剤組成物中での安定化を記載
している。
の周知の漂白成分であり、文献に広く開示されている
が、近年はペルオキソホウ酸ナトリウムのために市販製
品に使用されなくなっている。ペルオキソ炭酸ナトリウ
ムは水分の存在下ではペルオキソホウ酸ナトリウムより
安定性が悪く、粉末洗剤中での安定性が長い間問題とな
っている。これに対しては種々の解決策が提案されてお
り、例えば、ＧＢ１５１５２９９（Unilever）は、芳香
希釈剤（例えばフタル酸ジブチル）との混合によるペル
オキソ炭酸ナトリウムの洗剤組成物中での安定化を記載
している。
【０００６】その問題は、遊離水分量の多い粉末洗剤中
にペルオキソ炭酸ナトリウムを含めなければならない場
合に特に深刻となり、その場合、ペルオキソ炭酸ナトリ
ウムは貯蔵の際に不活性化されやすくなる。この状況
は、特に、ゼオライトを含む粉末に当てはまる。なぜな
らば、そのような物質はかなり移動性の水を多量に含む
からである。
にペルオキソ炭酸ナトリウムを含めなければならない場
合に特に深刻となり、その場合、ペルオキソ炭酸ナトリ
ウムは貯蔵の際に不活性化されやすくなる。この状況
は、特に、ゼオライトを含む粉末に当てはまる。なぜな
らば、そのような物質はかなり移動性の水を多量に含む
からである。
【０００７】アルカリ金属のアルミノケイ酸塩（４Ａ型
ゼオライト）およびペルオキソ炭酸ナトリウムを含む洗
剤組成物は、ＤＥ２６５６００９Ａ（Colgate ）の実施
例１および２に開示されているが、貯蔵安定性について
は論じられていない。ＧＢ２０１３２５９Ａ（Kao ）に
よれば、水和した結晶ゼオライトの存在下でのペルオキ
ソ炭酸ナトリウムの安定性の問題は、アモルファスまた
は一部結晶アルミノケイ酸塩（結晶化度：０〜７５％）
を使用するか、もしくは一部をカルシウムまたはマグネ
シウムで交換した物質を使用することにより解決してい
る。
ゼオライト）およびペルオキソ炭酸ナトリウムを含む洗
剤組成物は、ＤＥ２６５６００９Ａ（Colgate ）の実施
例１および２に開示されているが、貯蔵安定性について
は論じられていない。ＧＢ２０１３２５９Ａ（Kao ）に
よれば、水和した結晶ゼオライトの存在下でのペルオキ
ソ炭酸ナトリウムの安定性の問題は、アモルファスまた
は一部結晶アルミノケイ酸塩（結晶化度：０〜７５％）
を使用するか、もしくは一部をカルシウムまたはマグネ
シウムで交換した物質を使用することにより解決してい
る。
【０００８】ゼオライトＡをＥＰ３８４０７０Ａ（Unil
ever）の主題である最大アルミニウムゼオライトＰ（ゼ
オライトＭＡＰ）で置き換えると、予期せぬことに、ペ
ルオキソ炭酸ナトリウムの安定性に対して著しく有益な
効果が付与されることがわかった。ゼオライトＭＡＰの
水含量はゼオライトＡに比べてあまり少なくないので、
これは驚くべきことである。
ever）の主題である最大アルミニウムゼオライトＰ（ゼ
オライトＭＡＰ）で置き換えると、予期せぬことに、ペ
ルオキソ炭酸ナトリウムの安定性に対して著しく有益な
効果が付与されることがわかった。ゼオライトＭＡＰの
水含量はゼオライトＡに比べてあまり少なくないので、
これは驚くべきことである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、 （ａ） 一種以上の洗剤活性化合物； （ｂ） アルカリ金属のアルミノケイ酸塩を含む一種以
上の洗剤ビルダー；および （ｃ） ペルオキソ炭酸ナトリウムを含む漂白系 を含み、該アルカリ金属のアルミノケイ酸塩が、シリコ
ン対アルミニウム比が１．３３以下であるゼオライトＰ
（ゼオライトＭＡＰ）を含むことを特徴とする漂白性粒
状洗剤組成物を提供するものである。
上の洗剤ビルダー；および （ｃ） ペルオキソ炭酸ナトリウムを含む漂白系 を含み、該アルカリ金属のアルミノケイ酸塩が、シリコ
ン対アルミニウム比が１．３３以下であるゼオライトＰ
（ゼオライトＭＡＰ）を含むことを特徴とする漂白性粒
状洗剤組成物を提供するものである。
【００１０】本発明の主題は、洗剤活性化合物、ゼオラ
イトＭＡＰをベースとするビルダー系およびペルオキソ
炭酸ナトリウムをベースとする漂白系を含む漂白性洗剤
組成物である。これらは本発明の必須要素であり、所望
により他の洗剤成分が入っていてもよい。
イトＭＡＰをベースとするビルダー系およびペルオキソ
炭酸ナトリウムをベースとする漂白系を含む漂白性洗剤
組成物である。これらは本発明の必須要素であり、所望
により他の洗剤成分が入っていてもよい。
【００１１】本発明は、好ましくは、洗剤組成物に対す
る割合で （ａ） ５〜６０重量％の一種以上の洗剤活性化合物； （ｂ） ゼオライトＭＡＰを含む１０〜８０重量％の一
種以上の洗剤ビルダー； （ｃ） ５〜３０重量％のペルオキソ炭酸ナトリウムを
含む漂白系；および （ｄ） 所望により、１００重量％にするのに必要な量
の他の洗剤成分を含む上記洗剤組成物を提供するもので
ある。
る割合で （ａ） ５〜６０重量％の一種以上の洗剤活性化合物； （ｂ） ゼオライトＭＡＰを含む１０〜８０重量％の一
種以上の洗剤ビルダー； （ｃ） ５〜３０重量％のペルオキソ炭酸ナトリウムを
含む漂白系；および （ｄ） 所望により、１００重量％にするのに必要な量
の他の洗剤成分を含む上記洗剤組成物を提供するもので
ある。
【００１２】洗剤活性化合物 本発明の洗剤組成物は、必須成分として一種以上の洗剤
活性化合物（界面活性剤）を含み、該化合物は、石鹸な
らびに非石鹸の陰イオン性、陽イオン性、非イオン性、
双性および両性の洗剤活性化合物、ならびにそれらの混
合物から選択できる。適する洗剤活性化合物の多くが入
手可能であり、文献、例えば、"Surface-Active Agents
and Detergents",Volumes I and II, by Schwartz, Pe
rry andBerch に充分記載されている。
活性化合物（界面活性剤）を含み、該化合物は、石鹸な
らびに非石鹸の陰イオン性、陽イオン性、非イオン性、
双性および両性の洗剤活性化合物、ならびにそれらの混
合物から選択できる。適する洗剤活性化合物の多くが入
手可能であり、文献、例えば、"Surface-Active Agents
and Detergents",Volumes I and II, by Schwartz, Pe
rry andBerch に充分記載されている。
【００１３】使用できる好ましい洗剤活性化合物は、石
鹸ならびに石鹸以外の合成の陰イオン性および非イオン
性化合物である。
鹸ならびに石鹸以外の合成の陰イオン性および非イオン
性化合物である。
【００１４】陰イオン表面活性剤は、当業者には周知で
あり、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、特に、
アルキル鎖長がＣ8 〜Ｃ15の直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸塩；第一および第二アルキル硫酸塩、特にＣ12〜
Ｃ15の第一アルキル硫酸塩；アルキルエーテル硫酸塩；
オレフィンスルホン酸塩；アルキルキシレンスルホン酸
塩；ジアルキルスルホコハク酸塩；および脂肪酸エステ
ルスルホン酸塩が挙げられる。一般に、ナトリウム塩が
好ましい。
あり、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、特に、
アルキル鎖長がＣ8 〜Ｃ15の直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸塩；第一および第二アルキル硫酸塩、特にＣ12〜
Ｃ15の第一アルキル硫酸塩；アルキルエーテル硫酸塩；
オレフィンスルホン酸塩；アルキルキシレンスルホン酸
塩；ジアルキルスルホコハク酸塩；および脂肪酸エステ
ルスルホン酸塩が挙げられる。一般に、ナトリウム塩が
好ましい。
【００１５】使用できる非イオン表面活性剤としては、
第一および第二アルコールのエトキシレート、特に、ア
ルコール１モルにつき平均１〜２０モルのエチレンオキ
シドでエトキシル化したＣ10〜Ｃ20の脂肪族アルコー
ル、さらに特には、アルコール１モルにつき平均１〜１
０モルのエチレンオキシドでエトキシル化したＣ12〜Ｃ
15の第一および第二脂肪族アルコールが挙げられる。
第一および第二アルコールのエトキシレート、特に、ア
ルコール１モルにつき平均１〜２０モルのエチレンオキ
シドでエトキシル化したＣ10〜Ｃ20の脂肪族アルコー
ル、さらに特には、アルコール１モルにつき平均１〜１
０モルのエチレンオキシドでエトキシル化したＣ12〜Ｃ
15の第一および第二脂肪族アルコールが挙げられる。
【００１６】また、非エトキシ化非イオン表面活性剤、
例えば、アルキルポリグリコシド；ＥＰ４２３９６８Ａ
（Unilever）に記載されているＯ−アルカノイルグリコ
シド；および本発明者らの同時係属英国特許出願第９１
１６９３３．４号に記載のアルキルスルホキシドも重
要である。
例えば、アルキルポリグリコシド；ＥＰ４２３９６８Ａ
（Unilever）に記載されているＯ−アルカノイルグリコ
シド；および本発明者らの同時係属英国特許出願第９１
１６９３３．４号に記載のアルキルスルホキシドも重
要である。
【００１７】洗剤活性化合物（表面活性剤）の選択およ
びその含有量は、洗剤組成物の目的用途に依存し、熟練
した調製者には周知のように、手洗い用製品および種々
の洗濯機用製品に種々の表面活性剤系を選択することが
できる。
びその含有量は、洗剤組成物の目的用途に依存し、熟練
した調製者には周知のように、手洗い用製品および種々
の洗濯機用製品に種々の表面活性剤系を選択することが
できる。
【００１８】表面活性剤の全含有量も目的の用途に依存
するが、一般に、５〜６０重量％、好ましくは５〜４０
重量％の範囲である。
するが、一般に、５〜６０重量％、好ましくは５〜４０
重量％の範囲である。
【００１９】繊維製品用のほとんどの自動洗濯機に使用
するのに適する洗剤組成物は、一般に、非石鹸の陰イオ
ン表面活性剤または非イオン表面活性剤もしくはその二
つを任意の割合で組み合わせたものを所望により石鹸と
ともに含む。
するのに適する洗剤組成物は、一般に、非石鹸の陰イオ
ン表面活性剤または非イオン表面活性剤もしくはその二
つを任意の割合で組み合わせたものを所望により石鹸と
ともに含む。
【００２０】洗剤ビルダー系 本発明の洗剤組成物は、一種以上の洗剤ビルダーも含
む。組成物中の洗剤ビルダーの全量は、１０〜８０重量
％が適当である。
む。組成物中の洗剤ビルダーの全量は、１０〜８０重量
％が適当である。
【００２１】本発明組成物の洗剤ビルダー系はゼオライ
トＭＡＰをベースとし、所望により一種以上の補助ビル
ダーを組み合わせる。ゼオライトＭＡＰの含有量は５〜
６０重量％、好ましくは１５〜４０重量％の範囲が適当
である。
トＭＡＰをベースとし、所望により一種以上の補助ビル
ダーを組み合わせる。ゼオライトＭＡＰの含有量は５〜
６０重量％、好ましくは１５〜４０重量％の範囲が適当
である。
【００２２】好ましくは、本発明組成物に存在するアル
キル金属のアルミノケイ酸塩の実質的に全部がゼオライ
トＭＡＰからなる。
キル金属のアルミノケイ酸塩の実質的に全部がゼオライ
トＭＡＰからなる。
【００２３】ゼオライトＭＡＰ ゼオライトＭＡＰ（最大アルミニウムゼオライトＰ）お
よび洗剤組成物におけるその使用は、ＥＰ３８４０７０
Ａ（Unilever）に記載され、特許請求されている。ゼオ
ライトＭＡＰは、シリコン対アルミニウム比が１．３３
以下、好ましくは０．９〜１．３３、より好ましくは
０．９〜１．２であるゼオライトＰタイプのアルキル金
属のアルミノケイ酸塩と定義される。
よび洗剤組成物におけるその使用は、ＥＰ３８４０７０
Ａ（Unilever）に記載され、特許請求されている。ゼオ
ライトＭＡＰは、シリコン対アルミニウム比が１．３３
以下、好ましくは０．９〜１．３３、より好ましくは
０．９〜１．２であるゼオライトＰタイプのアルキル金
属のアルミノケイ酸塩と定義される。
【００２４】特に重要なのは、シリコン対アルミニウム
比が１．１５以下のゼオライトＭＡＰであり、シリコン
対アルミニウム比が１．０７以下のゼオライトＭＡＰが
特に好ましい。
比が１．１５以下のゼオライトＭＡＰであり、シリコン
対アルミニウム比が１．０７以下のゼオライトＭＡＰが
特に好ましい。
【００２５】ゼオライトＭＡＰは一般に、ＧＢ１４７３
２０１（Henkel）に記載され、ＥＰ３８４０７０Ａ（Un
ilever）にも「方法Ｉ」として記載されている標準方法
により測定すると、１５０ｍｇＣａＯ／無水アルミノケ
イ酸塩１ｇ以上であるカルシウム結合能を有する。カル
シウム結合能は、通常は１６０ｍｇＣａＯ／ｇ以上であ
り、１７０ｍｇＣａＯ／ｇと高い場合もある。また、ゼ
オライトＭＡＰは、ＥＰ３８４０７０Ａ(Unilever)の
「方法ＩＩ」の記載に従って測定すると、１４５ｍｇＣ
ａＯ／ｇ以上、好ましくは１５０ｍｇＣａＯ／ｇ以上の
「有効カルシウム結合能」を有する。
２０１（Henkel）に記載され、ＥＰ３８４０７０Ａ（Un
ilever）にも「方法Ｉ」として記載されている標準方法
により測定すると、１５０ｍｇＣａＯ／無水アルミノケ
イ酸塩１ｇ以上であるカルシウム結合能を有する。カル
シウム結合能は、通常は１６０ｍｇＣａＯ／ｇ以上であ
り、１７０ｍｇＣａＯ／ｇと高い場合もある。また、ゼ
オライトＭＡＰは、ＥＰ３８４０７０Ａ(Unilever)の
「方法ＩＩ」の記載に従って測定すると、１４５ｍｇＣ
ａＯ／ｇ以上、好ましくは１５０ｍｇＣａＯ／ｇ以上の
「有効カルシウム結合能」を有する。
【００２６】ゼオライトＭＡＰは他のゼオライトと同様
に水和水を含むが、本発明においては、ゼオライトの量
および割合は一般に理論的無水材料として表す。水和し
たゼオライトＭＡＰに存在する水の量は、周囲の温度お
よび湿度において、通常約２０重量％である。
に水和水を含むが、本発明においては、ゼオライトの量
および割合は一般に理論的無水材料として表す。水和し
たゼオライトＭＡＰに存在する水の量は、周囲の温度お
よび湿度において、通常約２０重量％である。
【００２７】ゼオライトＭＡＰの粒径 本発明で使用するのに好ましいゼオライトＭＡＰは、特
に微粒化したものであり、ｄ50（以下で定義する）が
０．１〜５．０μｍ、より好ましくは０．４〜２．０μ
ｍ、最も好ましくは０．４〜１．０μｍである。
に微粒化したものであり、ｄ50（以下で定義する）が
０．１〜５．０μｍ、より好ましくは０．４〜２．０μ
ｍ、最も好ましくは０．４〜１．０μｍである。
【００２８】「ｄ50」の量は、粒子の５０重量％がその
数字より小さい直径を有することを示し、対応する量と
して「ｄ80」、「ｄ90」などがある。特に好ましい材料
は、ｄ50が１μｍ未満であるとともにｄ90が３μｍ未満
であるものである。
数字より小さい直径を有することを示し、対応する量と
して「ｄ80」、「ｄ90」などがある。特に好ましい材料
は、ｄ50が１μｍ未満であるとともにｄ90が３μｍ未満
であるものである。
【００２９】粒径の測定方法は種々知られており、どれ
もわずかに異なる結果を与える。本明細書で引用した粒
径分布および平均値（重量による）は、脱塩水中に分散
させ、１０分間超音波処理した後、４５ｍｍのレンズを
有するMalvern Mastersizer（商標）によって測定し
た。
もわずかに異なる結果を与える。本明細書で引用した粒
径分布および平均値（重量による）は、脱塩水中に分散
させ、１０分間超音波処理した後、４５ｍｍのレンズを
有するMalvern Mastersizer（商標）によって測定し
た。
【００３０】必須ではないが、ゼオライトＭＡＰは平均
粒径が小さいだけでなく、大きい粒子を少量含むか、あ
るいは実質的に含まないことが有利である。すなわち、
粒径分布は、９０重量％以上、好ましくは９５重量％以
上が１０μｍより小さく；８５重量％以上、好ましくは
９０重量％以上が６μｍより小さく；８０重量％以上、
好ましくは８５重量％以上が５μｍより小さくなるのが
有利である。
粒径が小さいだけでなく、大きい粒子を少量含むか、あ
るいは実質的に含まないことが有利である。すなわち、
粒径分布は、９０重量％以上、好ましくは９５重量％以
上が１０μｍより小さく；８５重量％以上、好ましくは
９０重量％以上が６μｍより小さく；８０重量％以上、
好ましくは８５重量％以上が５μｍより小さくなるのが
有利である。
【００３１】他のビルダー ゼオライトＭＡＰは、所望ならば、他の無機または有機
ビルダーとともに使用できる。しかし、ゼオライトＡを
かなりの量で含めることは、ペルオキソ炭酸ナトリウム
に対して不安定化効果を与えるので好ましくない。
ビルダーとともに使用できる。しかし、ゼオライトＡを
かなりの量で含めることは、ペルオキソ炭酸ナトリウム
に対して不安定化効果を与えるので好ましくない。
【００３２】含むことのできる無機ビルダーとしては炭
酸ナトリウムが挙げられ、所望ならば、ＧＢ１４３７９
５０（Unilever）に開示されているように炭酸カルシウ
ム用の種子結晶とともに使用する。含むことのできる有
機ビルダーとしては、ポリアクリレート、アクリル酸／
マレイン酸コポリマーおよびアクリルホスフィネートな
どのポリカルボキシレートポリマー；シトレート、グル
コネート、オキシスクシネート、グリセロール モノ
−、ジ−およびトリスクシネート、カルボキシメチルオ
キシスクシネート、カルボキシメチルオキシマロネー
ト、ジピコリネート、ヒドロキシエチルイミノジアセテ
ート、アルキル−およびアルケニルマロネートおよびス
クシネートなどのポリカルボキシレートモノマー；およ
びスルホン化脂肪酸塩が挙げられるが、これらが全てで
はない。
酸ナトリウムが挙げられ、所望ならば、ＧＢ１４３７９
５０（Unilever）に開示されているように炭酸カルシウ
ム用の種子結晶とともに使用する。含むことのできる有
機ビルダーとしては、ポリアクリレート、アクリル酸／
マレイン酸コポリマーおよびアクリルホスフィネートな
どのポリカルボキシレートポリマー；シトレート、グル
コネート、オキシスクシネート、グリセロール モノ
−、ジ−およびトリスクシネート、カルボキシメチルオ
キシスクシネート、カルボキシメチルオキシマロネー
ト、ジピコリネート、ヒドロキシエチルイミノジアセテ
ート、アルキル−およびアルケニルマロネートおよびス
クシネートなどのポリカルボキシレートモノマー；およ
びスルホン化脂肪酸塩が挙げられるが、これらが全てで
はない。
【００３３】ビルダーは、無機および有機ともアルカリ
金属塩、特にナトリウム塩の形で存在するのが好まし
い。
金属塩、特にナトリウム塩の形で存在するのが好まし
い。
【００３４】ゼオライトＭＡＰとともに使用するのに好
ましい補助ビルダーとしては、クエン酸塩、特にクエン
酸ナトリウムが挙げられ、使用量は、３〜２０重量％、
より好ましくは５〜１５重量％が適当である。このビル
ダーの併用に関しては、ＥＰ４４８２９７Ａ（Unileve
r）に記載され、特許請求されている。
ましい補助ビルダーとしては、クエン酸塩、特にクエン
酸ナトリウムが挙げられ、使用量は、３〜２０重量％、
より好ましくは５〜１５重量％が適当である。このビル
ダーの併用に関しては、ＥＰ４４８２９７Ａ（Unileve
r）に記載され、特許請求されている。
【００３５】また、ポリカルボキシレートポリマー、特
にアクリル酸／マレイン酸コポリマーも好ましく、使用
量は洗剤組成物の０．５〜１５重量％、特に１〜１０重
量％が適当である。このビルダーの併用に関しては、本
発明者らの同時係属欧州特許出願第９２ ３０１７６
６．９号（１９９２年３月２日出願）に記載され、特許
請求されている。
にアクリル酸／マレイン酸コポリマーも好ましく、使用
量は洗剤組成物の０．５〜１５重量％、特に１〜１０重
量％が適当である。このビルダーの併用に関しては、本
発明者らの同時係属欧州特許出願第９２ ３０１７６
６．９号（１９９２年３月２日出願）に記載され、特許
請求されている。
【００３６】漂白剤系 本発明に係る洗剤組成物は、無機の過酸塩であるペルオ
キソ炭酸ナトリウム(Sodium percarbonate) をベースと
する漂白剤系を含む。
キソ炭酸ナトリウム(Sodium percarbonate) をベースと
する漂白剤系を含む。
【００３７】ペルオキソ炭酸ナトリウムは、洗剤組成物
に対して５〜３０重量％、好ましくは１０〜２０重量％
の量で存在するのが適している。
に対して５〜３０重量％、好ましくは１０〜２０重量％
の量で存在するのが適している。
【００３８】他の成分 本発明の洗剤組成物に含むことのできる他の物質として
は、ケイ酸ナトリウム；セルロース系ポリマーなどの再
付着防止剤；蛍光剤；硫酸ナトリウムなどの無機塩；適
当な泡調節剤または泡生成剤；顔料；および香料が挙げ
られるが、これらが全てではない。
は、ケイ酸ナトリウム；セルロース系ポリマーなどの再
付着防止剤；蛍光剤；硫酸ナトリウムなどの無機塩；適
当な泡調節剤または泡生成剤；顔料；および香料が挙げ
られるが、これらが全てではない。
【００３９】洗剤組成物の調製 本発明の粒状洗剤組成物は、適当などんな方法によって
調製してもよい。
調製してもよい。
【００４０】適当な一つの方法は、ゼオライトＭＡＰ、
他のビルダーおよび洗剤活性化合物の少なくとも一部を
含む熱感受性でない相溶性のある成分のスラリーを噴霧
乾燥し、次いで、スラリーによる加工処理が不適当な、
ペルオキソ炭酸ナトリウムおよび他の漂白成分を含む成
分を噴霧、または後添加することを含む。熟練した洗剤
調製者であれば、どの成分をスラリーに含めて、どの成
分を含めるべきでないかを決定することは困難ではない
であろう。
他のビルダーおよび洗剤活性化合物の少なくとも一部を
含む熱感受性でない相溶性のある成分のスラリーを噴霧
乾燥し、次いで、スラリーによる加工処理が不適当な、
ペルオキソ炭酸ナトリウムおよび他の漂白成分を含む成
分を噴霧、または後添加することを含む。熟練した洗剤
調製者であれば、どの成分をスラリーに含めて、どの成
分を含めるべきでないかを決定することは困難ではない
であろう。
【００４１】本発明の組成物は、全体がノンタワー（ｎ
ｏｎ−ｔｏｗｅｒ）の工程、例えば、ドライブレンドお
よび造粒によって調製してもよく、あるいは、タワー
（ｔｏｗｅｒ）およびノンタワーの処理工程を組み合わ
せたいわゆる「部分−部分」処理により調製してもよ
い。
ｏｎ−ｔｏｗｅｒ）の工程、例えば、ドライブレンドお
よび造粒によって調製してもよく、あるいは、タワー
（ｔｏｗｅｒ）およびノンタワーの処理工程を組み合わ
せたいわゆる「部分−部分」処理により調製してもよ
い。
【００４２】本発明の利点は、かさ密度が高い（例え
ば、７００ｇ／ｌ以上）粉末において認められる。この
ような粉末は、噴霧乾燥粉末のタワー後の高密度化によ
るか、またはドライブレンドおよび造粒などの全体がノ
ンタワーの方法により調製することができる。どちらの
場合も高速ミキサー／グラニュレーターを使用するのが
有利である。高速ミキサー／グラニュレーターを使用す
る方法は、例えば、ＥＰ３４００１３Ａ、ＥＰ３６７３
３９Ａ、ＥＰ３９０２５１ＡおよびＥＰ４２０３１７Ａ
（Unilever）に開示されている。
ば、７００ｇ／ｌ以上）粉末において認められる。この
ような粉末は、噴霧乾燥粉末のタワー後の高密度化によ
るか、またはドライブレンドおよび造粒などの全体がノ
ンタワーの方法により調製することができる。どちらの
場合も高速ミキサー／グラニュレーターを使用するのが
有利である。高速ミキサー／グラニュレーターを使用す
る方法は、例えば、ＥＰ３４００１３Ａ、ＥＰ３６７３
３９Ａ、ＥＰ３９０２５１ＡおよびＥＰ４２０３１７Ａ
（Unilever）に開示されている。
【００４３】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例によりさらに説
明する。実施例中、「部」および「％」は特に断らない
限り「重量部」および「重量％」である。数字で示した
実施例は本発明によるものであり、アルファベットで示
した実施例は比較例である。
明する。実施例中、「部」および「％」は特に断らない
限り「重量部」および「重量％」である。数字で示した
実施例は本発明によるものであり、アルファベットで示
した実施例は比較例である。
【００４４】実施例で使用したゼオライトＭＡＰは、Ｅ
Ｐ３８４０７０Ａ（Unilever）の実施例１〜３に記載さ
れたのと同様の方法で製造した。シリコン対アルミニウ
ム比は１．０７だった。Malvern Mastersizer で測定し
た粒径（ｄ50）は０．８μｍだった。
Ｐ３８４０７０Ａ（Unilever）の実施例１〜３に記載さ
れたのと同様の方法で製造した。シリコン対アルミニウ
ム比は１．０７だった。Malvern Mastersizer で測定し
た粒径（ｄ50）は０．８μｍだった。
【００４５】使用したゼオライトＡは、Wessalith （商
標）Ｐ 粉末（Degussa 製）だった。
標）Ｐ 粉末（Degussa 製）だった。
【００４６】使用したペルオキソ炭酸ナトリウムは、Ox
yper（商標、Interox 製) の５００〜７１０μｍふるい
画分だった。
yper（商標、Interox 製) の５００〜７１０μｍふるい
画分だった。
【００４７】使用した非イオン界面活性剤は、Synperon
ic（商標）Ａ７およびＡ３（ＩＣＩ製）だった。これら
は、Ｃ12〜Ｃ15アルコールを各々平均７および３モルの
エチレンオキシドでエトキシル化したものである。
ic（商標）Ａ７およびＡ３（ＩＣＩ製）だった。これら
は、Ｃ12〜Ｃ15アルコールを各々平均７および３モルの
エチレンオキシドでエトキシル化したものである。
【００４８】アクリル酸／マレイン酸コポリマーは、So
kalan （商標）ＣＰ５（ＢＡＳＦ製）だった。
kalan （商標）ＣＰ５（ＢＡＳＦ製）だった。
【００４９】実施例１、比較例Ａ 洗剤ベース粉末を、水性スラリーを噴霧乾燥することに
より調製した。その組成は以下に示す（重量％）。次い
で、ペルオキソ炭酸ナトリウム（１．２５ｇ／試料）を
各ベース粉末の試料８．７５ｇと混合した。
より調製した。その組成は以下に示す（重量％）。次い
で、ペルオキソ炭酸ナトリウム（１．２５ｇ／試料）を
各ベース粉末の試料８．７５ｇと混合した。
【００５０】
【表１】
【００５１】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合する前
に、ベース粉末の実際の水分量を、１３５℃で一時間加
熱した後の重量損失を測定することにより求めると、１
及びＡの水分はそれぞれ10.3重量％及び10.2重量％であ
った。
に、ベース粉末の実際の水分量を、１３５℃で一時間加
熱した後の重量損失を測定することにより求めると、１
及びＡの水分はそれぞれ10.3重量％及び10.2重量％であ
った。
【００５２】すなわち、二つのベース粉末の実際の水分
量は実質的に同じだった。
量は実質的に同じだった。
【００５３】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合した後の
各粉末は、ゼオライト（無水物ベース）を３１．８重量
％およびペルオキソ炭酸ナトリウムを１２．５重量％含
んでいた。
各粉末は、ゼオライト（無水物ベース）を３１．８重量
％およびペルオキソ炭酸ナトリウムを１２．５重量％含
んでいた。
【００５４】生成物を２８℃で密封したびんに貯蔵し
た。貯蔵安定性を、種々の時間間隔で試料を取り出し、
その得られる酸素含量を過マンガン酸カリウムで滴定す
ることにより測定して評価した。その結果を初期値の％
として下記に示す。
た。貯蔵安定性を、種々の時間間隔で試料を取り出し、
その得られる酸素含量を過マンガン酸カリウムで滴定す
ることにより測定して評価した。その結果を初期値の％
として下記に示す。
【００５５】
【表２】
【００５６】これらの結果から、ゼオライトＭＡＰを含
む粉末の貯蔵安定性が優れていることがわかる。
む粉末の貯蔵安定性が優れていることがわかる。
【００５７】実施例２、比較例Ｂ 高いゼオライト含量を有する二つのベース粉末を用い
て、実施例１の方法を繰り返した。
て、実施例１の方法を繰り返した。
【００５８】
【表３】
【００５９】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合する前
に、ベース粉末の実際の水分量を実施例１に記載したよ
うに測定すると、２及びＢの水分はそれぞれ 7.8重量％
及び6.0 重量％であった。
に、ベース粉末の実際の水分量を実施例１に記載したよ
うに測定すると、２及びＢの水分はそれぞれ 7.8重量％
及び6.0 重量％であった。
【００６０】すなわち、ゼオライトＭＡＰを含む粉末の
水分量は、ゼオライトＡを含む対照粉末よりかなり多か
った。
水分量は、ゼオライトＡを含む対照粉末よりかなり多か
った。
【００６１】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合した後の
各粉末は、ゼオライト（無水物ベース）を３７．７重量
％およびペルオキソ炭酸ナトリウムを１２．５重量％含
んでいた。
各粉末は、ゼオライト（無水物ベース）を３７．７重量
％およびペルオキソ炭酸ナトリウムを１２．５重量％含
んでいた。
【００６２】貯蔵安定性を実施例１に記載したように評
価した。その結果は次の通りである。
価した。その結果は次の通りである。
【００６３】
【表４】
【００６４】その結果から、ゼオライトＭＡＰを含む粉
末は、水分量が多いにもかかわらずより安定であること
が明らかである。
末は、水分量が多いにもかかわらずより安定であること
が明らかである。
【００６５】実施例３、比較例Ｃ 実施例２およびＢの組成に従って噴霧乾燥洗剤ベース粉
末を調製し、回転ドラム中で非イオン界面活性剤（３Ｅ
Ｏ）を噴霧した後、実施例２およびＢのようにペルオキ
ソ炭酸ナトリウムと混合した。そのときの組成は次の通
りだった（重量％）。
末を調製し、回転ドラム中で非イオン界面活性剤（３Ｅ
Ｏ）を噴霧した後、実施例２およびＢのようにペルオキ
ソ炭酸ナトリウムと混合した。そのときの組成は次の通
りだった（重量％）。
【００６６】
【表５】
【００６７】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合する前
に、ベース粉末の実際の水分量を実施例１に記載したよ
うに測定すると、実質的に同じであり、３が11.9重量
％、Ｃが11.7重量％であった。。
に、ベース粉末の実際の水分量を実施例１に記載したよ
うに測定すると、実質的に同じであり、３が11.9重量
％、Ｃが11.7重量％であった。。
【００６８】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合した後の
各粉末は、ゼオライト（無水物ベース）を３３．９重量
％およびペルオキソ炭酸ナトリウムを１２．５重量％含
んでいた。
各粉末は、ゼオライト（無水物ベース）を３３．９重量
％およびペルオキソ炭酸ナトリウムを１２．５重量％含
んでいた。
【００６９】貯蔵安定性を実施例１に記載したように評
価した。その結果は次の通りである。
価した。その結果は次の通りである。
【００７０】
【表６】
【００７１】すなわち、非イオン界面活性剤を噴霧して
も、ゼオライトＭＡＰをベースとする粉末の優位な貯蔵
安定性に影響はなかった。
も、ゼオライトＭＡＰをベースとする粉末の優位な貯蔵
安定性に影響はなかった。
【００７２】実施例４、比較例Ｄ Fukae （商標）ＦＳ−３０高速度ミキサー／グラニュレ
ーターを使用して、実施例３およびＣの噴霧乾燥したベ
ース粉末を非イオン界面活性剤（３ＥＯ）の存在下で造
粒し、高密度化することにより、かさ密度の高い洗剤粉
末を調製した。ミキサーの攪拌子の速度は２００ｒｐ
ｍ、カッターの速度は３０００ｒｐｍとし、温度は、水
ジャケットによって６０℃に調節した。造粒時間は２分
だった。
ーターを使用して、実施例３およびＣの噴霧乾燥したベ
ース粉末を非イオン界面活性剤（３ＥＯ）の存在下で造
粒し、高密度化することにより、かさ密度の高い洗剤粉
末を調製した。ミキサーの攪拌子の速度は２００ｒｐ
ｍ、カッターの速度は３０００ｒｐｍとし、温度は、水
ジャケットによって６０℃に調節した。造粒時間は２分
だった。
【００７３】次いで、先の実施例のように、試料８．７
５ｇをペルオキソ炭酸ナトリウム１．２５ｇと混合し
た。最終組成物（重量％）は次の通りだった。
５ｇをペルオキソ炭酸ナトリウム１．２５ｇと混合し
た。最終組成物（重量％）は次の通りだった。
【００７４】
【表７】
【００７５】ペルオキソ炭酸ナトリウムを混合する前の
高密度化粉末の実際の水分量は、実質的に同じであり、
４が14.8重量％、Ｄが14.6重量％であった。
高密度化粉末の実際の水分量は、実質的に同じであり、
４が14.8重量％、Ｄが14.6重量％であった。
【００７６】貯蔵安定性を実施例１に記載したように評
価した。その結果は次の通りである。
価した。その結果は次の通りである。
【００７７】
【表８】
【００７８】すなわち、ベース粉末の高密度化は、ゼオ
ライトＭＡＰをベースとする粉末の優位な貯蔵安定性に
影響を及ぼさなかった。
ライトＭＡＰをベースとする粉末の優位な貯蔵安定性に
影響を及ぼさなかった。
Claims (3)
- 【請求項１】 （ａ） 一種以上の洗剤活性化合物； （ｂ） アルカリ金属のアルミノケイ酸塩を含む一種以
上の洗剤ビルダー；および （ｃ） ペルオキソ炭酸ナトリウムを含む漂白系 を含み、該アルカリ金属のアルミノケイ酸塩が、シリコ
ン対アルミニウム比が１．３３以下であるゼオライトＰ
（ゼオライトＭＡＰ）を含むことを特徴とする漂白性粒
状洗剤組成物。 - 【請求項２】 ゼオライトＭＡＰの粒径ｄ50が０．１〜
５．０μｍであることを特徴とする請求項１に記載の洗
剤組成物。 - 【請求項３】洗剤組成物に対する割合で （ａ） ５〜６０重量％の一種以上の洗剤活性化合物； （ｂ） ゼオライトＭＡＰを含む１０〜８０重量％の一
種以上の洗剤ビルダー； （ｃ） ５〜３０重量％のペルオキソ炭酸ナトリウムを
含む漂白系；および （ｄ） 所望により、１００重量％にするのに必要な量
の他の洗剤成分 を含むことを特徴とする請求項１または２に記載の洗剤
組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9113674.7 | 1991-06-25 | ||
| GB919113674A GB9113674D0 (en) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | Detergent compositions |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641597A true JPH0641597A (ja) | 1994-02-15 |
| JPH0678553B2 JPH0678553B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=10697274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4167959A Expired - Fee Related JPH0678553B2 (ja) | 1991-06-25 | 1992-06-25 | 洗剤組成物 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0522726B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0678553B2 (ja) |
| KR (1) | KR960000203B1 (ja) |
| AU (2) | AU693418B2 (ja) |
| BR (1) | BR9202393A (ja) |
| CA (1) | CA2071679C (ja) |
| CZ (1) | CZ280592B6 (ja) |
| DE (1) | DE69221681T2 (ja) |
| ES (1) | ES2106142T3 (ja) |
| GB (1) | GB9113674D0 (ja) |
| HU (1) | HU216150B (ja) |
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| SK (1) | SK279545B6 (ja) |
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| GB9113675D0 (en) * | 1991-06-25 | 1991-08-14 | Unilever Plc | Particulate detergent composition or component |
| SK278833B6 (sk) * | 1992-01-17 | 1998-03-04 | Unilever Nv | Časticová bieliaca detergentná zmes |
| SK278834B6 (sk) * | 1992-01-17 | 1998-03-04 | Unilever Nv | Časticová bieliaca detergentná zmes |
| GB9216386D0 (en) * | 1992-07-31 | 1992-09-16 | Unilever Plc | Use of aluminosilicates of the zeolite p type as low temperature calcium binders |
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| GB9305599D0 (en) * | 1993-03-18 | 1993-05-05 | Unilever Plc | Detergent compositions |
| AU7361594A (en) * | 1993-07-14 | 1995-02-13 | Procter & Gamble Company, The | Percarbonate bleach particles coated with a partially hydrated crystalline aluminosilicate flow aid |
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| SK280571B6 (sk) * | 1993-11-24 | 2000-03-13 | Unilever Nv | Časticová detergentná zmes |
| EP0657527B1 (en) * | 1993-12-10 | 1999-08-18 | The Procter & Gamble Company | Stabilization of oxidation-sensitive ingredients in percarbonate detergent compositions |
| US5773399A (en) * | 1993-12-10 | 1998-06-30 | The Procter & Gamble Comapny | Stabilization of oxidation-sensitive ingredients in percarbonate detergent compositions |
| GB2288187A (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-11 | Procter & Gamble | Detergent composition |
| GB2288813A (en) * | 1994-04-28 | 1995-11-01 | Procter & Gamble | Granular Detergent Composition |
| GB9500737D0 (en) * | 1995-01-14 | 1995-03-08 | Procter & Gamble | Detergent composition |
| GB2303858A (en) * | 1995-08-02 | 1997-03-05 | Procter & Gamble | Detergent composition |
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| DE59807982D1 (de) | 1997-07-30 | 2003-05-22 | Basf Ag | Feste textilwaschmittel-formulierung enthaltend glycin-n, n-diessigsäure-derivate |
| GB9913547D0 (en) * | 1999-06-10 | 1999-08-11 | Unilever Plc | Particulate detergent composition containing zeolite |
| GB9913546D0 (en) * | 1999-06-10 | 1999-08-11 | Unilever Plc | Granular detergent component containing zeolite map and laundry detergent compositions containing it |
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| US6204239B1 (en) * | 1999-11-24 | 2001-03-20 | Colgate-Palmolive, Inc. | Fabric cleaning composition containing zeolite |
| TW201031743A (en) | 2008-12-18 | 2010-09-01 | Basf Se | Surfactant mixture comprising branched short-chain and branched long-chain components |
| WO2011003904A1 (de) | 2009-07-10 | 2011-01-13 | Basf Se | Tensidgemisch mit kurz- und langkettigen komponenten |
| US20110237484A1 (en) | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Basf Se | Electrochemical textile-washing process |
| CN102906325A (zh) | 2010-03-25 | 2013-01-30 | 巴斯夫欧洲公司 | 电化学纺织品洗涤方法 |
| WO2019113926A1 (en) | 2017-12-15 | 2019-06-20 | Rhodia Operations | Composition containing lanthanide metal complex |
Family Cites Families (13)
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|---|---|---|---|---|
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| ZA767170B (en) * | 1975-12-15 | 1978-07-26 | Colgate Palmolive Co | Detergent composition and method for use |
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