JPH0641550U - キッチンキャビネット - Google Patents

キッチンキャビネット

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Publication number
JPH0641550U
JPH0641550U JP8619492U JP8619492U JPH0641550U JP H0641550 U JPH0641550 U JP H0641550U JP 8619492 U JP8619492 U JP 8619492U JP 8619492 U JP8619492 U JP 8619492U JP H0641550 U JPH0641550 U JP H0641550U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cabinet
main body
combustible
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP8619492U
Other languages
English (en)
Inventor
一美 高野
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP8619492U priority Critical patent/JPH0641550U/ja
Publication of JPH0641550U publication Critical patent/JPH0641550U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スッキリとした外観形状を呈する不燃構造の
キッチンキャビネットの提供を目的とする。 【構成】 キッチンキャビネットを構成するキャビネッ
ト本体1の側面にはビス等を介し不燃板7が後付けさ
れ、本体1は、扉6を閉じた時、不燃板7が前面側から
見えなくなる幅寸法に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、キッチンキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
図4に概略図で示すように、キッチンに設置されている電子レンジ10の上方 には、レンジフード11が配設されており、このレンジフード11の側方の壁面 に設置される食器等を収納可能なキャビネット1は、消防法において不燃構造と する必要があり、従来においては図5に要部断面図で示すように、キャビネット 1の側面および底面に不燃材からなる不燃板55,56を一体的に貼り付けて形 成しており、不燃板55,56の内側の本体を形成する側板51および底板52 は、不燃板55,56の厚みと同一の厚みである9ミリの板材にて形成されてい るが、側板51と底板52とをダボ54により連結しようとすると、9ミリの厚 さでは約6ミリの直径を有するダボを使用することができなくなり、そのため、 底板52の上部にさらに補助板53を配設させて、底板52と補助板53により 18ミリの厚さを確保し、ダボ54を介し側板51と連結しており、複雑な構造 となり、かつ製作が困難なものとなり、コストが高くなってしまうという問題点 があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、簡単な構造で容易に 不燃構造とし得るキッチンキャビネットを提供せんことを目的とし、その要旨は 、キッチンのレンジフードの側方の壁面に設置されるキャビネットであって、該 キャビネットは、内部に収納空間を形成する本体と、該本体の前面に開閉可能に 取り付けられる扉を備え、前記本体の前記レンジフード側の側面には不燃板が後 付けされているとともに、前記本体は前記扉を閉じた時に前記不燃板が前面側か ら見えなくなる幅寸法に形成されていることである。
【0004】
【作用】
キャビネットの本体の側面にビス等を介し不燃板を後付けすることができ、こ の不燃板を後付けした状態で、本体の幅寸法と扉の幅寸法が整合されることとな り、、扉を閉めた時に側面側の不燃板は隠されることとなり、スッキリとした外 観形状を呈することとなる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、キッチンキャビネットのキャビネット本体と不燃板との分解斜視図で あり、キャビネット本体1は、一対の側板2,2と、底板3と、天板4とが枠組 みされて内部に収納空間が形成されており、内側に棚板5が配設され、前面には 開閉可能に扉6が設けられており、本例におけるキャビネット本体1の幅寸法S は291ミリに設定されており、前記扉6の幅寸法は300ミリに設定されたも のとなっている。 このような寸法に形成したキャビネット本体1を図4のように、現場において 、レンジフード11の側方の壁面に設置し、その際に現場においてレンジフード 11側の側板2の側面にビスを介し不燃板7を貼り付ける。 不燃板7は硅酸カルシウム板で9ミリの厚さに形成されており、前面側および 底面側には化粧用のアルミモール8,8が取付けられたものとなっている。また 、ビスを挿入させるためのビス孔7a,7a,7a,7aが四方の隅に貫通状に 形成されている。このような9ミリの厚さを有する不燃板7をビスを介し、本体 1の側板2に取り付けた状態では、本体1の幅寸法は300ミリとなり、前記扉 6の幅寸法と整合されたものとなる。
【0006】 なお、図2はキャビネット本体1の側板2の側面に不燃板7を取付けた状態の 要部断面構成図であり、本例のキャビネット本体1の側板2と底板3は厚みが1 8ミリの木板で構成されており、厚みが18ミリであるため6ミリの直径を有す るダボ9を容易に使用して、側板2と底板3を連結することができ、従来のよう な複雑な構造を採用することなく、製作を容易に行うことができるものである。 また、側板2は18ミリの厚みを有するため、その側面に不燃板7をビスを介し 取り付けるに際し、ビスの効き具合が良好なものとなる。
【0007】 図3は、平面断面図であり、このように構成された本体1に対し、扉6を閉じ ると、扉6により前記不燃板7は前面側から見えなくなり、スッキリとした設置 構造を得ることができる。 従って、扉6は、幅寸法を300ミリに設定した通常のキャビネット本体用の ものを用いることができ、不燃構造とする場合のみ、キャビネット本体1の幅寸 法を291ミリとして、現場で不燃板7を容易に取り付けて、不燃構造のキッチ ンキャビネットを通常のキッチンキャビネットと同様に容易に設置することがで きる。
【0008】 なお、消防法上電子レンジ10の真上から15センチの範囲内に設置するキッ チンキャビネットにおいては、その底面側にも不燃材を取り付ける必要があり、 同様な方法により底板3に後付け式で不燃板を現場において取り付けることがで きる。この場合にはキャビネット本体1の上下寸法を予め不燃板の厚み分だけ少 ない寸法に設定して製作しておけば、扉6を閉めた時に底面側の不燃板をも良好 に隠蔽させることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、キッチンのレンジフードの側方の壁面に設置されるキャビネットで あって、該キャビネットは、内部に収納空間を形成する本体と、該本体の前面に 開閉可能に取り付けられる扉を備え、前記本体の前記レンジフード側の側面には 不燃板が後付けされているとともに、前記本体は前記扉を閉じた時に前記不燃板 が前面側から見えなくなる幅寸法に形成されていることにより、現場で後付け式 で容易に本体に不燃板を取付けてキャビネットを不燃構造とすることができ、不 燃板を扉により良好に隠蔽させて、スッキリとした設置構造のキッチンキャビネ ットを得ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビネット本体と不燃板との分解斜視図であ
る。
【図2】キャビネット本体の側板と底板との接合状態の
要部断面構成図である。
【図3】扉を閉じた状態の平面断面構成図である。
【図4】キッチンに設置した状態の概略構成図である。
【図5】従来のキャビネット本体の側板と底板との接合
部分の要部断面構成図である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2 側板 3 底板 4 天板 6 扉 7 不燃板 8 アルミモール 10 電子レンジ 11 レンジフード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キッチンのレンジフードの側方の壁面に
    設置されるキャビネットであって、該キャビネットは、
    内部に収納空間を形成する本体と、該本体の前面に開閉
    可能に取り付けられる扉を備え、前記本体の前記レンジ
    フード側の側面には不燃板が後付けされているととも
    に、前記本体は前記扉を閉じた時に前記不燃板が前面側
    から見えなくなる幅寸法に形成されていることを特徴と
    するキッチンキャビネット。
JP8619492U 1992-11-20 1992-11-20 キッチンキャビネット Pending JPH0641550U (ja)

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JPH0641550U true JPH0641550U (ja) 1994-06-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129679B2 (ja) * 1997-07-14 2001-01-31 株式会社リコー プリンタ
JP4123138B2 (ja) * 2003-11-21 2008-07-23 株式会社日立製作所 車両検知方法及び車両検知装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4123138B2 (ja) * 2003-11-21 2008-07-23 株式会社日立製作所 車両検知方法及び車両検知装置

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