JPH0640538A - トレイ供給装置 - Google Patents

トレイ供給装置

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JPH0640538A
JPH0640538A JP21559192A JP21559192A JPH0640538A JP H0640538 A JPH0640538 A JP H0640538A JP 21559192 A JP21559192 A JP 21559192A JP 21559192 A JP21559192 A JP 21559192A JP H0640538 A JPH0640538 A JP H0640538A
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JP
Japan
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tray
frame
pedestal
end side
supply device
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JP21559192A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Yokoo
寿彦 横尾
Yoshio Shimizu
好夫 清水
Kazuo Mogi
一夫 茂木
Kazuya Ono
和也 小野
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送手段へのトレイの供給を機械化して作業
者の省人化を図る。 【構成】 トレイ供給装置12を搬送コンベア11を跨
ぐように配設された本体フレーム13と、該本体フレー
ム13の左,右両側に位置して上,下方向に伸長し、各
スプロケット14C,14Fに亘って巻回されたチェー
ン14Gの外周側に移動台座14H,14H,…が列設
されたトレイ支持機構14,14と、該各トレイ支持機
構14のチェーン14G近傍に位置し、昇降シリンダ1
5Bの先端に前記各移動台座14Hに係合,離間可能な
爪部15H,15Hが設けられた送り機構15,15と
から構成した。従って、前記各移動台座14Hにトレイ
3を載置し、前記各爪部15Hを各移動台座14Hに係
合させた状態で各昇降シリンダ15Bを伸長することに
より、各移動台座14H,チェーン14Gを介して前記
トレイ3を下向きに移動し、搬送コンベア11上に自動
的に載置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプラスチック等
からなる浅底のトレイを搬送コンベア等に順次供給する
のに用いて好適なトレイ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、椎茸等のキノコを人工栽培する
のに用いられる人工榾木は、図11に示す如く、例えば
椎や栗等の木材のおが屑1が包装袋2内に充填され、該
包装袋2の開口部側が閉塞される。そして、該おが屑1
は、この状態で加熱殺菌(レトルト殺菌)された後に椎
茸等の菌を植菌して菌糸を蔓延させることによって製造
されている。
【0003】また、この加熱殺菌時には、図12に示す
ように浅底に形成されたトレイ3上に例えば9個ずつ乗
せられ、この状態で加熱殺菌装置(図示せず)内に投入
されるようになっている。
【0004】ここで、前記トレイ3は方形状に形成され
た底部3Aと、該底部3Aの外周側から上向きに突出し
た縁部3Bとからなり、例えば可撓性を有するプラスチ
ック材料から形成されている。また、前記底部3Aは粗
い網状に形成され、これによって該トレイ3内に水等が
残留するのを防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、包装袋2内に充填されたおが屑1を加熱殺
菌装置で加熱殺菌するときに、手作業によってトレイ3
を1個ずつ配置し、該トレイ3上に該包装袋2内に充填
されたおが屑1を乗せるようにしているから、多くの作
業者が必要となり、人件費が嵩んでしまい、生産コスト
が大幅に増大してしまうという問題がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、搬送手段へのトレイの供給を機械化して
省人化できるようにしたトレイ供給装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、トレイを一側から他側
に向けて順次搬送する搬送手段の上流側に位置し、上方
に向けて伸長するように形成されたフレームと、該フレ
ームの上端側と下端側との間に回転可能に巻回されると
共に、左,右に離間して並列に配設された連結部材を有
し、該各連結部材に列設された台座間で前記トレイを支
持するトレイ支持手段と、前記フレームの上,下方向中
間に位置して該各トレイ支持手段の近傍にそれぞれ設け
られ、各台座を前記搬送手段に向けて所定量ずつ移動さ
せる定量移動手段とからなる。
【0008】また、前記トレイ支持手段は、前記フレー
ムの上端側に位置して回転可能に設けられ、左,右に離
間して並列に配設された一対の上側回転体と、該各上側
回転体の下側に位置して前記フレームの下端側に回転可
能に設けられ、左,右に離間して並列に配設された一対
の下側回転体と、該各下側回転体と前記各上側回転体と
に亘ってそれぞれ巻回された一対の連結部材と、該各連
結部材の周方向に所定間隔をもって多数個列設され、該
各連結部材の外周側から外向きに突出することにより互
いに対向した位置で前記トレイの左,右両側を支持する
ようになった台座とから構成してもよい。
【0009】さらに、前記定量移動手段は、前記各連結
部材に沿うように上,下方向に設けられた一対の昇降シ
リンダと、該各昇降シリンダの先端に設けられ、爪部を
前記各台座に係合,離間させる係合シリンダとから構成
するのが好ましい。
【0010】
【作用】上記構成により、トレイ支持手段の各台座間に
支持された各トレイは、各定量移動手段によって各台座
と共に搬送手段に向けて所定量ずつ移動される。これに
より、最下端側に位置するトレイは搬送手段上に載置さ
れ、該搬送手段によって他側に搬送される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図10に
基づき、トレイ供給装置を人工榾木となるおが屑1を加
熱殺菌装置に投入する投入ラインに用いた場合を例に挙
げて説明する。なお、本実施例では前述した図11およ
び図12に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
【0012】図において、11は後述するトレイ供給装
置12,榾木投入装置17と共に投入ラインを構成する
搬送手段としての搬送コンベアを示し、該搬送コンベア
11は、図2にも示す如く、複数の鋼材を溶接すること
によって一側から他側に向けて伸長するように形成され
たフレーム11Aと、該フレーム11Aの両端側に位置
してそれぞれ左,右方向に離間して配設された軸受部1
1B,11B(2個のみ図示)と、両端側が該各軸受部
11Bに回転可能に支持された回転軸11Cと、該回転
軸11Cの中間部に位置して軸方向に離間して設けられ
た回転体としての一対のスプロケット11D,11D
と、一端側の各スプロケット11Dと他端側の各スプロ
ケット(図示せず)に亘ってそれぞれ巻回された連結部
材としての一対のチェーン11E,11Eと、該各チェ
ーン11Eの回転方向に所定間隔離間して複数個配設さ
れ、該各チェーン11Eの外周から外向きに突出するよ
うに設けられたL字状のフック11F,11F,…とか
ら大略構成されている。また、前記回転軸11Cは、チ
ェーン等を介して駆動モータ(いずれも図示せず)に接
続され、これにより、該搬送コンベア11は、各スプロ
ケット11D等を介して各チェーン11Eを回転駆動
し、該各チェーン11E上に載置されたトレイ3を矢示
A方向に順次移動して下流側に設けられた加熱殺菌装置
(図示せず)に搬送するようになっている。
【0013】12は搬送コンベア11の搬送方向上流側
(一端側)に設けられたトレイ供給装置を示し、該トレ
イ供給装置11は、図3にも示す如く、後述する本体フ
レーム13,トレイ支持機構14,送り機構15,スト
ッパ機構16とから構成されている。
【0014】13は搬送コンベア11を跨ぐように配設
されたフレームとしての本体フレームを示し、該本体フ
レーム13は、複数の鋼材を溶接等によって固着するこ
とにより上向きに伸長する直方体状に形成されている。
また、該本体フレーム13の左,右両側には、その上,
下方向の中間部に位置して後述する送り機構15の各昇
降シリンダ15Bが取付けられる取付けブラケット13
A,13Aと、該各取付けブラケット13Aの下側近傍
に位置して、後述するストッパ機構16の各ストッパシ
リンダ16Bが取付けられるストッパブラケット13B
とがそれぞれ対称的に設けられている。
【0015】14,14は本体フレーム13の左,右両
側に位置して上,下方向に伸長するように設けられたト
レイ支持手段としての一対のトレイ支持機構を示し、該
各トレイ支持機構14は、前記本体フレーム13の上端
側に位置して左,右方向に離間して設けられた2組の軸
受部14A,14A,…と、両端側が該各軸受部14A
に回転可能に支持された回転軸14B,14Bと、該各
回転軸14Bの軸方向中間部に取付けられた上側回転体
としての上側スプロケット14C,14Cと、前記本体
フレーム13の下端側に位置して左,右方向に離間して
設けられた2組の軸受部14D,14D,…と、両端側
が該各軸受部14Dに回転可能に支持された回転軸14
E,14Eと、該各回転軸14Eの軸方向中間部に取付
けられた下側回転体としての下側スプロケット14F,
14Fと、該各下側スプロケット14Fと前記各上側ス
プロケット14Cに亘ってそれぞれ巻回された連結部材
としてのチェーン14G,14Gとから大略構成されて
いる。また、該各チェーン14Gの外周側には、該各チ
ェーン14Gの回転方向に所定間隔をもって離間して列
設されると共に、搬送コンベア11の搬送方向に沿って
伸長した断面L字状の台座としての移動台座14H,1
4H,…が固着され、該各移動台座14Hは、互いに対
向する位置(各チェーン14Gの内側)でトレイ3の底
部3A両端側を支持するようになっている。
【0016】15,15は本体フレーム13の上,下方
向中間部に位置して左,右両側に設けられた一対の定量
移動手段としての送り機構を示し、該各送り機構15
は、図4にも示す如く、本体フレーム13の取付けブラ
ケット13Aにロッド15Aが上向きとなるように取付
けられた昇降シリンダ15Bと、該昇降シリンダ15B
のロッド15A先端に取付けられ、トレイ支持機構14
のチェーン14G側に向けて貫通する長四角状の貫通穴
15Cが形成されたベース盤15Dと、該ベース盤15
D上に位置してロッド15Eが左,右方向外向きとなる
ように取付けられた係合シリンダ15Fと、先端側が前
記貫通穴15Cを介してチェーン14Gに向けて伸長
し、基端側が上向きに屈曲してロッド15Eに接続され
た略L字状の係合部15Gとから大略構成され、該係合
部15Gの先端には、トレイ支持機構14のチェーン1
4Gを避けつつ該係合部15Gを移動台座14Hに確実
に係合させるための2つの爪部15H,15Hが一体に
突出形成されている。
【0017】16,16は各送り機構15の下側に設け
られた一対のストッパ機構を示し、該各ストッパ機構1
6は、本体フレーム13のストッパブラケット13B上
に位置してロッド16Aが内向きとなるように配設され
たストッパシリンダ16Bと、該ストッパシリンダ16
Bのロッド16A先端に取付けられたL字状のストッパ
部16Cとから構成され、該各ストッパ機構16は、前
記ストッパシリンダ16Bのロッド16Aを伸長するこ
とにより、そのストッパ部16Cでトレイ支持機構14
の各移動台座14Hのうちの1つを上側から抑え込み、
該各移動台座14Hが各トレイ3の重さによってチェー
ン14Gと共に矢示B方向,矢示C方向に移動するのを
防止するものである。
【0018】以上、各送り機構15,ストッパ機構16
は上述した構成により、トレイ支持機構14のチェーン
14Gの遊びや伸びによる位置ずれを生じることなく、
各トレイ3の正確な定ピッチ移動を可能としている。
【0019】次に、このように構成されたトレイ供給装
置12の作動について説明する。
【0020】まず、トレイ供給装置12は、図5に示す
ように、ストッパ機構16のストッパ部16Cでトレイ
支持機構14の移動台座14Hを上側から抑え、送り機
構15の係合部15Gを移動台座14Hから離間させる
と共に、昇降シリンダ15Bを縮小した待機状態で、各
チェーン14G間に位置して互いに向合った各移動台座
14Hに複数個のトレイ3,3,…が載置される。
【0021】そして、上述したような待機状態にあるト
レイ供給装置12に図示しないコントロールユニットか
ら電気信号が発信されると、該トレイ供給装置12は、
最初に各送り機構15の係合シリンダ15Fを縮小して
係合部15Gをトレイ支持機構14のチェーン14Gに
向けて移動し、図中に二点鎖線で示す如く、その各爪部
15Hを移動台座14Hの下端側に配設する。そして、
前記係合シリンダ15Fが縮小し終ると、ストッパ機構
16のストッパシリンダ16Bを縮小し、ストッパ部1
6Cによる移動台座14Hの抑えを解除する。次に、こ
の状態で図6に示すように昇降シリンダ15Bを伸長
し、係合部15Gを介して各移動台座14Hを矢示C方
向に移動する。これにより、各移動台座14Hに載置さ
れた各トレイ3は、該各移動台座14Hの矢示C方向の
移動によって所定量下向きに移動し、下端側に位置する
トレイ3が搬送コンベア11上に載置されて矢示A方向
に搬送されるようになっている。
【0022】このようにして各移動台座14Hを所定量
移動させると、該トレイ供給装置12は、図中に二点鎖
線で示す如く、ストッパシリンダ16Bを伸長してスト
ッパ部16Cで移動台座14Hを上側から抑え、係合シ
リンダ15Fを伸長して係合部15Hを移動台座14H
から離間させた後、昇降シリンダ15Bを縮小して前述
した待機状態とする。そして、該トレイ供給装置12は
コントロールユニットから電気信号が発信される度に、
各送り機構15に上述した動作と同様の動作を行わせる
ようになっている。
【0023】一方、17はトレイ供給装置12の下流側
に位置して搬送コンベア11の途中に設けられ、前述し
た搬送コンベア11,トレイ供給装置12と共に投入ラ
インを構成する榾木投入装置を示し、該榾木投入装置1
7は、図7,図8にも示す如く、後述する投入機構1
8,供給コンベア19,移動機構20とから大略構成さ
れている。
【0024】18は榾木投入装置17の本体を構成する
投入機構を示し、該投入機構18は、図9にも示す如
く、搬送コンベア11を跨ぐように複数の鋼材から形成
されたベースフレーム18Aと、該ベースフレーム18
Aの上端側中央に位置して搬送コンベア11の搬送方向
に沿って開,閉可能に設けられた一対の開閉板18B,
18Bと、該各開閉板18Bを開,閉させるべく、前記
ベースフレーム18Aに固着された一対の開閉シリンダ
18C,18Cと、前記各開閉板18Bの下方に位置し
て搬送コンベア11のフレーム11Aに固着された昇降
シリンダ18Dと、該昇降シリンダ18Dのロッド18
E先端に取付けられ、搬送コンベア11によって搬送さ
れてきたトレイ3を該搬送コンベア11の各チェーン1
1Eと前記各開閉板18Bの下面側との間で昇降させる
十字状の昇降板18Fとから大略構成されている。
【0025】19は上流側がおが屑充填装置(図示せ
ず)に配設され、下流側が投入機構18のベースフレー
ム18A右側に配設された供給コンベアを示し、該供給
コンベア19は、前記おが屑充填装置によって包装袋2
内に充填されたおが屑1を榾木投入装置17に向けて搬
送するものである。また、該供給コンベア19には、そ
の下流端側に位置してエンドプレート19Aが設けら
れ、該エンドプレート19Aは、該供給コンベア19に
よって順次搬送されてくるおが屑1に当接することによ
り、該各おが屑1を後述する移動機構20の移動板20
C前方に位置決めするものである。
【0026】20は前述した投入機構18,供給コンベ
ア19と共に榾木投入装置17を構成する移動機構を示
し、該移動機構20は、投入機構18の各開閉板18B
の中心線上に位置して供給コンベア19の下流側に設け
られた移動シリンダ20Aと、該移動シリンダ20Aの
ロッド20B先端に設けられ、前記供給コンベア19に
よって搬送されてきたおが屑1を3個ずつ各開閉板18
B上に移動する移動板20Cとから大略構成され、該移
動板20Cの上流端側には制止機構21が設けられてい
る。
【0027】ここで、前記制止機構21は、移動機構2
0よりも上流側に位置して供給コンベア19に取付けら
れた制止シリンダ21Aと、該制止シリンダ21Aのロ
ッド21B先端に設けられた制止部21Cとから構成さ
れている。そして、該制止機構21は、前記移動機構2
0の作動時に供給コンベア19によって搬送されてくる
おが屑1をその制止部21Cで停止させることにより、
前記移動機構20による各おが屑1の移動時に、供給コ
ンベア19によって搬送されてきたおが屑1が噛み込ま
れたりするのを防止するものである。
【0028】次に、上述のように構成された榾木投入装
置17の作動について説明する。
【0029】まず、供給コンベア19によって包装袋2
に充填されたおが屑1が搬送されてくると、該おが屑1
は供給コンベア19の下流端側でエンドプレート19A
に当接して停止し、後から搬送されてきたおが屑1は停
止しているおが屑1に当接して停止する。そして、図7
に示すように供給コンベア19の下流端側におが屑1,
1,…が3個並ぶと、コントロールユニットから電気信
号が発信され、制止機構21の制止シリンダ21Aが伸
長して制止部21Cが供給コンベア19を遮断する。次
に、この状態で移動機構20は、移動シリンダ20Aを
伸長し、移動板20Cで供給コンベア19上の3個のお
が屑1を押圧して移動させ、図7中に二点鎖線で示すよ
うに投入機構18の各開閉板18B上に載置する。そし
て、該移動機構20は、この動作を繰返し、図8に示す
如く各開閉板18B上に9個のおが屑1,1,…を載置
する。
【0030】次に、各開閉板18B上におが屑1,1,
…が9個載置されると、投入機構18の昇降シリンダ1
8Dが伸長して昇降板18Fで搬送コンベア11上のト
レイ3を上昇させて前記各開閉板18Bの下面側近傍に
配置する。そして、この状態で該各開閉板18Bが各開
閉シリンダ18Cによって開扉される。これにより、該
各開閉板18B上に載置されていた9個のおが屑1,
1,…は、図9に示す如く、該各開閉板18Bから落下
してトレイ3内に納まった後、昇降シリンダ18Dが縮
小されることにより、図10に示すようにトレイ3を介
して搬送コンベア11上に載置され、該搬送コンベア1
1によって加熱殺菌装置へと搬送されるようになってい
る。
【0031】本実施例による投入ラインは上述の如き構
成を有するもので、次に、その作動について説明する。
【0032】まず、作業者はトレイ供給装置12を待機
状態にし、この状態で各トレイ支持機構14の各移動台
座14Hに多数のトレイ3を載置する。そして、該投入
ラインを作動させることにより、トレイ供給装置12の
各送り機構15が作動して順次トレイ3を搬送コンベア
11上に載置する。これによって該搬送コンベア11
は、該トレイ3を榾木投入装置17に向けて搬送し、投
入機構18による投入位置で停止する。また、このとき
に榾木投入装置17では、供給コンベア19によって搬
送されてきた包装袋2に充填されたおが屑1が移動機構
20によって順次移動される。そして、該移動機構20
による各おが屑1の移動が終了すると、該各おが屑1
は、投入機構18によってトレイ3に納められ、トレイ
3と共に搬送コンベア11によって搬送され、加熱殺菌
装置内に投入される。
【0033】かくして、本実施例によれば、最初にトレ
イ供給装置12にトレイ3を複数個載置しておくことに
より、該トレイ供給装置12によって自動的に搬送コン
ベア11を介してトレイ3を榾木投入装置17に供給
し、該榾木投入装置17でトレイ3上におが屑1を納
め、この状態で加熱殺菌装置に投入することができ、該
加熱殺菌装置への投入作業を自動化して、省人化を図る
ことができ、生産コストを大幅に削減することができ
る。
【0034】また、トレイ供給装置12では、各送り機
構15の係合部15Gをトレイ支持機構14の各移動台
座14Hに直接係合させて該各移動台座14H上のトレ
イ3を移動するようにしたから、モータ等でチェーン1
4Gを駆動させたときのように遊びや伸びによる位置ず
れを生じることなく、各トレイ3を正確に定ピッチ移動
させることができる。
【0035】なお、前記実施例では、トレイ支持手段の
上側回転体,下側回転体として上側スプロケット14
C,下側スプロケット14Fを用い、連結部材としてチ
ェーン14Gを用いた場合を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限らず、例えば回転体としてVプーリ,歯
付プーリ等を用いてもよく、また、連結部材としてVベ
ルト,歯付ベルト等を用いてもよい。
【0036】また、前記実施例では、トレイ供給装置1
2を包装袋2内に充填されたおが屑1を加熱殺菌装置へ
投入する投入ラインに用いた場合を例に挙げて説明した
が、これに替えて、例えばトレイ供給装置12を椎茸等
の菌が植菌された後のおが屑1を培養室に投入する投入
ラインに用いてもよい。
【0037】さらに、前記実施例では、各送り機構1
5,ストッパ機構16は、各トレイ支持機構14の上端
側に設けるものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば前記各送り機構15,ストッパ機構16を各
トレイ支持機構14の下端側に設け、該各送り機構15
の係合部15Gを最下段のトレイ3が載置されている移
動台座14Hに係合させて移動するようにしてもよく、
この場合には、チェーン14Gの遊びや伸びによる位置
ずれを皆無にすることができ、より正確な定ピッチ移動
を行なうことができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ト
レイを一側から他側に向けて順次搬送する搬送手段の上
流側に位置し、上方に向けて伸長するように形成された
フレームと、該フレームの上端側と下端側との間に回転
可能に巻回されると共に、左,右に離間して並列に配設
された連結部材を有し該各連結部材に列設された台座間
で前記トレイを支持するトレイ支持手段と、前記フレー
ムの上,下方向中間に位置して該各トレイ支持手段の近
傍にそれぞれ設けられ、各台座を前記搬送手段に向けて
所定量ずつ移動させる定量移動手段とから構成するよう
になっているから、前記各定量移動手段を作動させるこ
とにより、前記各トレイ支持手段の連結部材を介して各
台座間に支持されたトレイを搬送手段上に自動的に供給
することができ、トレイの供給を自動化して省人化を図
ることができ、生産コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるトレイ供給装置を示す外
観斜視図である。
【図2】トレイ供給装置を投入ラインに配設した状態を
示す平面図である。
【図3】図1中のトレイ供給装置の正面図である。
【図4】送り機構,ストッパ機構等を拡大して示す図3
中の矢示IV−IV方向断面図である。
【図5】送り機構およびストッパ機構の待機状態を拡大
して示す外観図である。
【図6】送り機構でトレイを移動した状態を示す図5と
同様位置の外観図である。
【図7】図2中の榾木投入装置を拡大して示す平面図で
ある。
【図8】供給コンベアによって搬送されてきた包装袋内
に充填されたおが屑を各開閉板上に移動した状態を示す
図7と同様位置の平面図である。
【図9】各開閉板上からトレイ内に各おが屑を落下させ
た状態を示す図8中の矢示IX−IX方向断面図である。
【図10】トレイ上の各おが屑を搬送コンベア上に載置
した状態を示す図9と同様位置の断面図である。
【図11】おが屑を包装袋内に充填して閉塞した状態を
示す外観斜視図である。
【図12】包装袋内に充填されたおが屑が乗せられるト
レイを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
3 トレイ 11 搬送コンベア(搬送手段) 12 トレイ供給装置 13 本体フレーム(フレーム) 14 トレイ支持機構(トレイ支持手段) 14C 上側スプロケット(上側回転体) 14F 下側スプロケット(下側回転体) 14G チェーン(連結部材) 14H 移動台座(台座) 15 送り機構(定量移動手段) 15B 昇降シリンダ 15F 係合シリンダ 15H 爪部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイを一側から他側に向けて順次搬送
    する搬送手段の上流側に位置し、上方に向けて伸長する
    ように形成されたフレームと、該フレームの上端側と下
    端側との間に回転可能に巻回されると共に、左,右に離
    間して並列に配設された連結部材を有し、該各連結部材
    に列設された台座間で前記トレイを支持するトレイ支持
    手段と、前記フレームの上,下方向中間に位置して該各
    トレイ支持手段の近傍にそれぞれ設けられ、各台座を前
    記搬送手段に向けて所定量ずつ移動させる定量移動手段
    とから構成してなるトレイ供給装置。
  2. 【請求項2】 前記トレイ支持手段は、前記フレームの
    上端側に位置して回転可能に設けられ、左,右に離間し
    て並列に配設された一対の上側回転体と、該各上側回転
    体の下側に位置して前記フレームの下端側に回転可能に
    設けられ、左,右に離間して並列に配設された一対の下
    側回転体と、該各下側回転体と前記各上側回転体とに亘
    ってそれぞれ巻回された一対の連結部材と、該各連結部
    材の周方向に所定間隔をもって多数個列設され、該各連
    結部材の外周側から外向きに突出することにより互いに
    対向した位置で前記トレイの左,右両側を支持するよう
    になった台座とから構成してなる請求項1に記載のトレ
    イ供給装置。
  3. 【請求項3】 前記定量移動手段は、前記各連結部材に
    沿うように上,下方向に設けられた一対の昇降シリンダ
    と、該各昇降シリンダの先端に設けられ、爪部を前記各
    台座に係合,離間させる係合シリンダとから構成してな
    る請求項1に記載のトレイ供給装置。
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