JPH0640509B2 - 加熱器 - Google Patents

加熱器

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JPH0640509B2
JPH0640509B2 JP61036387A JP3638786A JPH0640509B2 JP H0640509 B2 JPH0640509 B2 JP H0640509B2 JP 61036387 A JP61036387 A JP 61036387A JP 3638786 A JP3638786 A JP 3638786A JP H0640509 B2 JPH0640509 B2 JP H0640509B2
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正美 丸谷
愼一 増田
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、誘導加熱により被加熱物を加熱する電磁調理
器等の加熱器に関し、特にDC−DCコンバータと二次
コイルとにより電源回路を構成しているDC−DCコン
バータの破壊防止に関する。
〈従来技術〉 第5図は従来の電磁調理器の回路図である。この回路
は、商用の低周波交流電源1を整流回路2(整流スタツ
ク)により、全波整流を行い、整流後の出力は、その一
方が、平滑コンデンサ3、共振コンデンサ4、加熱コイ
ル5、スイツチング素子6およびダイパーダイオード7
から構成されるインバータ回路8へ流れ、他方がダイオ
ード9を介してコンデンサ10で平滑され、DC−DC
コンバータ11へ流れている。
12は電源回路であり、DC−DCコンバータ11の出
力および加熱コイル5と誘導結合した二次コイル13,
14の出力がそれぞれ入力されている。電源回路12の
出力は、スイツチング素子6を駆動させる電源およびタ
イミング回路15、三角波発生回路16、駆動パルス発
生回路17、出力制御回路18、駆動回路19を動作さ
せる電源を作つている。なお、図中20は二次コイル、
21はカレントランス、22はDC−DCコンバータ1
1のトランジスタである。
第3図は平滑コンデンサ3の両端の電圧波形を表してい
るが、インバータ回路8が動作する前は、ほぼ141V
である。ただし低周波交流電源1は100Vである。
次にインバータ回路8が動作すれば、平滑コンデンサ3
の容量の加減により、全波整流したそのままの波形とな
る。
一般的に電磁調理器は、平滑コンデンサ3の容量を数M
F〜十MFに選定するので、第4図のように、電圧が零
近辺まで下がつてしまう。
DC−DCコンバータ11は、この平滑コンデンサ3の
電圧を入力源としているため、インバータ回路8が動作
する前は安定して動作しているが、インバータ回路8が
動作すれば、平滑コンデンサ3の両端電圧が零近辺にな
つたとき、DC−DCコンバータ11は発振不良を起こ
し、コンバータ用トランジスタ22にその定格電圧を越
えた過電圧がかかつているときに、トランジスタ22が
オンすると、コレクターエミツタ間電圧が最大コレクタ
電圧を越えて、トランジスタ22を破壊させてしまう。
従来のものは、この欠点を補うため、平滑コンデンサ3
の電圧をダイオード9を介し、コンデンサ10で平滑し
たものを、DC−DCコンバータ11の入力源としてい
た。しかし、コンデンサ10は電圧・容量が大きいもの
を必要とするためコストアツプになり、また、寸法が大
きくなるため、電磁調理器自体のセツトの小型化に相反
するものであつた。
〈目 的〉 本発明は、上記に鑑み、コストの低減および小型化が図
り得る加熱器の提供を目的としている。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を主として第1,2図に基いて
説明すると、本発明に係る電磁調理器としての加熱器
は、低周波交流電源1に接続され整流回路2、加熱コイ
ル5およびスイツチング素子6等を有するインバータ回
路8と、前記スイツチング素子6を駆動制御する制御装
置Sと、該制御装置Sへ電力を供給する電源回路12と
を具え、該電源回路12は、前記整流回路2の出力直流
側電圧を入力源とするDC−DCコンバータ11の出力
と、前記加熱コイル5と誘導結合した二次コイル13,
14の出力とから成り、前記スイツチング素子6の駆動
とほぼ同期して前記DC−DCコンバータ11の発振を
停止するためのコンバータ停止回路23が設けられたも
のである。
前記制御装置Sは、スイツチング素子6を駆動する駆動
回路19と、該駆動回路19にパルス信号を出力する駆
動パルス発生回路17と、駆動パルス発生回路17へ三
角波信号を出力する三角波発生回路16と、前記駆動パ
ルス発生回路17へ制御信号を出力する出力制御回路1
8と、前記三角波発生回路16へタイミング信号を出力
するタイミング回路15とが設けられたものである。
前記インバータ回路8では、加熱コイル5が、前記整流
回路2の直流側出力端に平滑コンデンサ3を介して接続
され、該加熱コイル5と共振コンデンサ4の並列接続体
にスイツチング素子6およびダンパーダイオード7の並
列接続体が接続されている。スイツチング素子6はトラ
ンジスタであつて、そのベース側が前記駆動回路19に
接続される。
前記加熱コイル5の二次側には、電源回路12用の二次
コイル13,14とタイミング回路15に信号を出力す
る二次コイル20が配置される。
前記DC−DCコンバータ11には、整流回路2の直流
側出力端子(プラス側)にコンバータトランス24の一次
側コイルを介してコンバータ用トランジスタ22が接続
され、該コンバータ用トランジスタ22のエミツタ側は
整流回路2の直流側出力端子(マイナス側)に接続され
る。また、コンバータ用トランジスタ22のベース側に
は前記コンバータ停止回路23が接続される。
前記コンバータ停止回路23は、例えば第2図の如き、
コンバータ停止用トランジスタ25から成り、該停止用
トランジスタ25のコレクタA側が前記コンバータ用ト
ランジスタ22のベース側22aへ接続され、また停止
用トランジスタ25のエミツタB側がコンバータ用トラ
ンジスタ22のエミツタ22b側へ接続される。そして
停止用トランジスタ25のベース側は前記出力制御回路
18の入力端子へ接続される。
なお、他の構成は、第5図に示す従来の構成と同様であ
る。
上記構成において、インバータ回路8が動作してスイツ
チング素子6としてのトランジスタが駆動すれば、出力
制御回路18からコンバータ停止回路23へHigh信号
が入力される。
DC−DCコンバータ11はコンバータ用トランジスタ
22およびコンバータトランス24とで自励発振を行つ
ているが、自励発振を止めれば、DC−DCコンバータ
11は停止することになり、DC−DCコンバータ11
の入力電圧がいかなる値になつてもトランジスタ22が
破壊することはない。
自励発振を止めるには種々の方法があるが、最も簡単な
のはコンバータ用トランジスタ22のベース−エミツタ
間をシヨートすれば良い。
本例では、コンバータ停止回路23にトランジスタ25
一個を用い、この停止用トランジスタ25のコレクタ−
エミツタ間で、コンバータ用トランジスタ22のベース
22a−エミツタ22bをシヨートさせている。出力制御
回路18よりHighの信号が停止用トランジスタ25の
ベースに入力されれば、停止用トランジスタ25がON
し、コンバータ用トランジスタ22はベース−エミツタ
間がシヨートし、停止することになる。
またインバータ回路8が動作すれば、二次コイル13,
14により誘起された電圧によつて電源回路12は、イ
ンバータ回路8が動作する前とほぼ同等の電圧を得るこ
とになり、全く問題なく動作することになる。
以上のような構成にすれば、簡単な方法で尚かつ小寸法
の部品でDC−DCコンバータ11の異常動作を防ぐこ
とができ、また、コンバータトランス24の動作時間が
短くて済むので、コンバータトランス24の定格値を低
く設定することができ、コンバータトランス24の寸法
が小さくて済むことになり、より一層のセツトの小型化
が可能となる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施例に
おけるインバータ回路8では加熱コイル5の代わりに高
圧トランスの一次側を接続してもよいことは勿論であ
る。また停止用トランジスタ25のエミツタ側Bはコン
バータ用トランジスタ22のエミツタレベルより低い電
圧レベルと接続してもよい。
〈効 果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、スイツ
チング素子を駆動制御する制御装置へ電力を供給する電
源回路の入力源となるDC−DCコンバータは、自励発
振を行なうためのコンバータ用トランジスタおよびコン
バータトランスを有し、インバータ回路の動作中に前記
DC−DCコンバータの自励発振を停止させて前記トラ
ンジスタを保護するコンバータ停止回路が設けられてお
り、前記制御装置の出力制御回路からスイツチング素子
へ出力した制御信号に同期して出力制御回路から出力さ
れた停止信号により前記トランジスタをオフさせること
により、スイツチング素子の駆動とほぼ同期してDC−
DCコンバータの発振を止めることができる。
そのため、加熱コイル駆動用の直流電源の電圧が一定値
より下がつた時にDC−DCコンバータの発振不良によ
つて生じるトランジスタの破壊等を防止でき、またこの
トランジスタの動作時間を短くし、小さな定格のトラン
ジスタで済ますことができるといつた優れた効果があ
る。
しかも、コンバータ停止回路は、例えば1個のトランジ
スタで構成することが可能であるので、簡単な方法で尚
かつ小寸法の部品でDC−DCコンバータ11の異常動
作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電磁調理器の回路図、
第2図は同要部回路図、第3図はインバータ回路動作前
の平滑コンデンサの両端電圧を示す図、第4図はインバ
ータ回路動作中の平滑コンデンサの両端電圧を示す図、
第5図は従来の電磁調理器の回路図である。 1:低周波交流電源、2:整流回路、3:平滑コンデン
サ、4:共振コンデンサ、5:加熱コイル、6:スイツ
チング素子、7:ダンパーダイオード、8:インバータ
回路、11:DC−DCコンバータ、12:電源回路、
13,14:二次コイル、15:タイミング回路、1
6:三角波発生回路、17:駆動パルス発生回路、1
8:出力制御回路、19:駆動回路、22:コンバータ
用トランジスタ、23:コンバータ停止回路、24:コ
ンバータトランス、25:コンバータ停止用トランジス
タ、S:制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸川 万裕美 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−105114(JP,U) 実開 昭58−60893(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低周波交流電源に接続され整流回路、一次
    コイルおよびスイツチング素子等を有するインバータ回
    路と、該インバータ回路への入力電流を検出して前記ス
    イツチング素子に制御信号を出力してスイツチング素子
    を駆動制御する出力制御回路を有する制御装置と、該制
    御装置へ電力を供給する電源回路とを備え、該電源回路
    は、前記整流回路の出力直流側電圧を入力源とするDC
    −DCコンバータの出力と、前記一次コイルと誘導結合
    した二次コイルの出力とから成り、前記DC−DCコン
    バータは、自励発振を行なうためのコンバータ用トラン
    ジスタおよびコンバータトランスを有し、前記インバー
    タ回路の動作中に前記DC−DCコンバータの自励発振
    を停止させて前記トランジスタを保護するコンバータ停
    止回路が設けられ、前記出力制御回路は、スイツチング
    素子へ出力した制御信号に同期してコンバータ停止回路
    へ出力した停止信号により前記トランジスタをオフさせ
    る手段を備えたことを特徴とする加熱器。
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JPS6318157Y2 (ja) * 1980-01-09 1988-05-23
JPS5860893U (ja) * 1981-10-20 1983-04-23 ソニー株式会社 誘導加熱装置の保護装置

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