JPH0640334A - 乗物用座席の回転装置 - Google Patents

乗物用座席の回転装置

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JPH0640334A
JPH0640334A JP16627593A JP16627593A JPH0640334A JP H0640334 A JPH0640334 A JP H0640334A JP 16627593 A JP16627593 A JP 16627593A JP 16627593 A JP16627593 A JP 16627593A JP H0640334 A JPH0640334 A JP H0640334A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転可能な乗物用座席において、ガタツキの
無い構造により、座席を円滑かつ確実にシフトして回転
する。 【構成】 乗物の床に固定台枠2を設置し、その固定台
枠2上に移動台3を乗物の壁と直交する方向に往復移動
可能に支持する。移動台3に回転円盤5を介して回転台
枠6を支持し、これにラック10を備えた弓形の案内バ
ー9を固定する。固定台枠2に軸着した軸に、ラック1
0に噛合うピニオン15と揺動ホルダ16とを支持す
る。揺動ホルダ16に案内バー9の外側面に当接するガ
イドローラ19を設け、案内バー9をピニオン15とガ
イドローラ19との間に挟む。座席を手動操作により回
転させると、案内バー9の形状に従い、移動台3は回し
始めに壁から離れ回し終りに接近し、その移動台3上で
回転台枠6が回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車輌、バス、客船
等に設置される乗物用座席を方向変換するための回転装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗物用座席は、床面積を有効利
用するために壁と接近した位置に設置されている。従っ
て、座席を回転する際には、座席が壁に衝突しないよう
に座席の回転軸心を壁から離れる方向へシフトする必要
がある。この点に着目し、特公昭56−53366号公
報には、手動操作で回転される乗物用座席において、ピ
ンとカム溝とからなる軸心案内機構を設けて、軸心が回
し始めに壁から離れ、回し終わりに壁に接近するように
構成した回転装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
軸心案内機構においては、ピンがころ無しのときは勿論
のこと、同公報記載の実施例のようにころ付であって
も、そのピンを摺動させたりころを回転させたりするた
めには、ピンとカム溝との間に隙間が必要なため、どう
してもピンとカム溝との間にガタツキが生じ、長期使用
に際しその耐久性に問題があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、回転可能な乗物
用座席において、ガタツキの無い構造により、座席を円
滑かつ確実にシフトして回転できる回転装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る請求項1記載の乗物用座席の回転装
置は、乗物の床に設置される固定台枠と、前記固定台枠
に対し乗物の壁と直交する方向に往復移動可能に支持さ
れた移動台と、前記移動台に対し座席を回転可能に支持
する回転台枠と、前記回転台枠に水平に設けられた弓形
の案内部材と、前記案内部材に設けられた噛合手段と、
前記固定台枠に対し軸着され、前記噛合手段に噛合う噛
合回転体とを備えた構成とした。
【0006】また、請求項2記載の乗物用座席の回転装
置は、前記固定台枠に対し軸着され、前記噛合手段と噛
合回転体とが離間しないよう、前記案内部材に当接する
ガイドローラを備えた構成とした。
【0007】さらに、請求項3記載の乗物用座席の回転
装置は、前記案内部材が、前記移動台の移動方向に長い
弓形の案内バーであり、前記案内バーの一側面に前記噛
合手段が設けられ、前記噛合手段に噛合う前記噛合回転
体と、前記案内バーの他側面に当接する前記ガイドロー
ラとが、前記固定台枠に対し垂直軸線の周りで揺動する
揺動ホルダにより保持された構成とした。
【0008】また、請求項4記載の乗物用座席の回転装
置は、前記案内部材が、前記移動台の移動方向に長い弓
形をなし且つ一対の対峙面を有した断面形状をなす案内
バーであり、前記案内バーの一対峙面に前記噛合手段が
設けられ、前記噛合手段に噛合う前記噛合回転体と、前
記案内バーの他対峙面に当接する前記ガイドローラと
が、軸心位置を等しく設けられた構成とした。
【0009】ここで、前記「乗物用座席」として、例え
ば、鉄道車輌用座席、観光バス用座席等を挙げることが
できる。前記「案内部材」としては、例えば、前掲公報
に開示されたカム溝とほぼ同じ形状のもの、つまり、両
端部が急に湾曲し、中央部が緩やかに湾曲した弓形のも
のを使用できるほか、全体が緩やかに湾曲した弓形のも
のも使用可能である。
【0010】前記「噛合手段」として、例えば、ラッ
ク、ボールチェーン、リンクチェーン、案内部材に相互
間隔をおいて開けた多数の凹部又は孔(一種のラック)
等を使用でき、これに応じ、「噛合回転体」として、ピ
ニオン、スプロケットホイール等を使用できる。
【0011】
【作用】請求項1記載の乗物用座席の回転装置におい
て、座席を手動操作により回転させると、移動台が移動
され、同時にその移動台上で回転台枠が回転される。案
内部材が弓形に形成されているので、その形状に従い、
移動台は回し始めに乗物の壁から離れ、回し終りには壁
に接近する。このとき、噛合回転体は噛合手段に噛合っ
て回転するため、それらの間に必要なクリアランスは前
記従来例のピンとカム溝との間の隙間に比べて僅かで済
み、それらの間にガタツキがほとんど発生しない。従っ
て、耐久性に優れた構造により、座席を軽い力で円滑に
シフトして回転することができる。
【0012】さらに、請求項2記載の乗物用座席の回転
装置によれば、噛合手段と噛合回転体とが離間しないよ
う、ガイドローラが案内部材に当接して回転するので、
噛合手段と噛合回転体との間のガタツキがさらに確実に
抑えられる。
【0013】例えば、請求項3記載の乗物用座席の回転
装置において、案内バーは噛合回転体及びガイドローラ
により挟まれているため、噛合回転体と噛合手段との間
にガタツキが発生しない。また、案内バーの湾曲部で
は、その形状に追従して揺動ホルダが揺動されるので、
噛合回転体及びガイドローラと案内バーとのこじれが防
止される。従って、堅牢で耐久性に優れた構造により、
座席を円滑かつ確実にシフトして回転することができ
る。
【0014】また、請求項4記載の乗物用座席の回転装
置においては、噛合回転体及びガイドローラが案内バー
をその内側から規制する点と、従って、噛合回転体とガ
イドローラの軸心位置を等しくすることができ、揺動ホ
ルダが不要な分だけ簡単な構造で、噛合回転体及びガイ
ドローラと案内バーとのこじれを防止することができる
点とを除き、上記作用と略同様の作用を奏する。また、
噛合回転体及びガイドローラが案内バーの内側に隠れる
結果、噛合回転体及びガイドローラと案内バーとの係合
部及び当接部に、着座者の靴先が当たって傷が付いた
り、ズボンの裾を巻き込んだり、その他の例えば菓子等
の袋を食い込んだり、該係合部及び当接部に塗られるグ
リース等が靴や靴下やズボンに付着したりする不具合を
防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を鉄道車輌用座席の回転装置に
具体化した第一実施例を図1〜図4に従って説明する。
図1において、Fは鉄道車輌の床、Wは壁、1は鉄道車
輌用座席の全体を示し、鉄道車輌用座席1は床Fの面積
を有効利用できるように壁Wに接近して設置されてい
る。図1〜図3に示すように、床Fには固定台枠2が設
置され、その固定台枠2の上面には移動台3が壁Wに対
し直交する方向へ往復移動可能に支持されている。移動
台3上には固定円盤4及び回転円盤5を介して回転台枠
6が回転可能に支持されている。
【0016】前記回転台枠6には、本実施例ではリクラ
イニング式の背当7を備えた一対の座席8が取付けられ
るとともに、案内バー9が移動台3の移動方向に延びる
ように水平に固定されている。案内バー9は堅牢な鋼材
により両端部が急に湾曲しかつ中央部が緩やかに湾曲し
た弓形に形成され、その内側面全体には噛合手段として
のラック10が固着されている。固定台枠2の一側部に
は、案内バー9のラック10に噛合う噛合回転体として
のピニオン15等が設けられている。また、固定台枠2
の内部には、座席8の回転に先立ち、回転台枠6及びリ
クライニング式背当7のロックを解除するロック解除機
構(図示略)が設置されている。なお、ラック10とし
て、歯付きのタイミングベルトを使用することもでき
る。
【0017】図4に示すように、固定台枠2には垂直な
軸14が周知のベアリング等の軸着手段(図示略)によ
り回転可能に軸着されている。この軸14には、前記噛
合回転体としてのピニオン15が装着されるとともに、
アーム状の揺動ホルダ16が基端のボス部17にて回動
可能に支持されている。なお、固定台枠2に対し軸14
を回転不能とし、軸14に対しピニオン15を回転可能
に軸着することもできる。揺動ホルダ16の先端部上面
には支軸18が立設され、その上端にはガイドローラ1
9が回転可能に支持されている。そして、ガイドローラ
19は揺動ホルダ16によりピニオン15から所定距離
離れた位置で固定台枠2に対し垂直軸線の周りで揺動可
能に支持され、その状態で、案内バー9の外側面に当接
して転動するようになっている。
【0018】上記構成の回転装置において、座席8を手
動操作により回転させると、ピニオン15とラック10
との噛合いを介して案内バー9が移動し、図3に示すよ
うに、移動台3が乗物の壁Wと直交する方向へ移動され
ると同時に、その移動台3上で回転台枠6が回転され
る。案内バー9は両端部が急に湾曲しかつ中央部が緩や
かに湾曲した弓形に形成されているので、その形状に従
い移動台3は、回し始めの小角度範囲で壁Wから離れる
方向へ移動され、回し終りの小角度範囲で壁Wに接近す
る方向へ復帰移動される。
【0019】このとき、ピニオン15とラック10とは
噛合っており、しかも案内バー9はピニオン15及びガ
イドローラ19によって挟まれているため、ピニオン1
5とガイドローラ19との間にガタツキが発生せず、座
席8を軽い力で楽に回転できる。また、案内バー9の湾
曲部では、その形状に追従して揺動ホルダ16が揺動さ
れるので、ピニオン15及びガイドローラ19と案内バ
ー9とのこじれが防止され、この部分でも案内バー9が
円滑に駆動される。従って、ガタツキの無い堅牢で耐久
性に優れた構造により、座席8を円滑かつ確実にシフト
して回転することができる。
【0020】次に、本発明の別の実施例を図5〜図10
に従って説明する。なお、これらの実施例において、第
一実施例に相当する部材については、図に第一実施例と
同様の符号を付して重複説明を避ける。
【0021】図5は第二実施例を示すもので、ここで
は、ピニオン15が軸14に対し複数の中間ギア21を
介して連結されている。また、揺動ホルダ16はその中
間部にて、固定台枠2に立設した軸22に軸受23を介
して回動可能に支持されている。そして、揺動ホルダ1
6の一端部には回転軸24を介してピニオン15が支持
されるとともに、他端部には支軸18によりガイドロー
ラ19が設けられている。この実施例によれば、揺動ホ
ルダ16が固定台枠2に対しピニオン15及びガイドロ
ーラ19を両持ちの状態で支持しているので、より一層
堅牢に構成でき、もって、長期間にわたり確実かつ円滑
な動作を期待できる。
【0022】図6は第三実施例を示すもので、ここで
は、チャンネル材を組合わせてなる固定台枠2に支持筒
37が立設固定され、その内部には軸14が挿通される
とともに、上端には揺動ホルダ16が回動可能に支持さ
れている。また、この実施例においては、案内バー9の
外側面に噛合手段としてのタイミングベルト34が固着
されている。
【0023】図7はガイドローラ19の変更に係る第四
実施例を示すもので、その外周面にゴム製のOリング3
9が嵌着されている。この実施例によれば、ガイドロー
ラ19の転動に伴う騒音を抑制して、座席8をより静か
に回転することができる。
【0024】図8は案内バー9の変更に係る第五実施例
を示すもので、ここでは、ラック10が案内バー9の外
側面に固着され、これに対応して、ピニオン15が案内
バー9の外側に、ガイドローラ19が案内バー9の内側
に、それぞれ配設されている。この実施例によれば、案
内バー9の湾曲部におけるラック10の曲率が比較的大
きくなるので、そのラック10にピニオン15をより円
滑に噛合わせることができる。
【0025】図9は噛合手段及び噛合回転体の変更に係
る第六実施例を示すもので、噛合手段としてボールチェ
ーン26が、噛合回転体としてスプロケットホイール2
7が使用されている。ボールチェーン26の各ボール2
8は案内バー9の内側面または外側面に形成した凹部2
9に嵌合され、その状態で、スプロケットホイール27
に噛合っている。従って、この実施例によっても、前記
実施例と同様の作用が得られるうえ、各ボール28の若
干の遊びを利用して噛合いを円滑化できるという特有の
効果を期待できる。なお、噛合いによる噛合手段とし
て、リンクチェーンを使用することも可能である。
【0026】図10は第七実施例を示すもので、案内バ
ー9は第一実施例と同じく弓形ではあるが、断面形状が
下方が開口したコ字状であり、その内側に一対の対峙面
を有している。一方の対峙面には噛合手段としてのラッ
ク10が固着されている。また、固定台枠2に軸着され
た軸14は、固定台枠2に固定された支持筒37の内部
に挿通されている。軸14の途中には前記ラック10に
噛合うピニオン15が装着されるとともに、軸14の上
端には案内バー9の他方の対峙面に当接して転動するガ
イドローラ19が軸受42により回転可能に支持されて
いる。
【0027】この実施例によれば、ピニオン15及びガ
イドローラ19が案内バー9をその内側から規制するの
で、これらの軸心位置を等しくすることができ、第一実
施例等と比べて揺動ホルダが不要な分だけ簡単な構造
で、案内バー9の湾曲部におけるピニオン15及びガイ
ドローラ19とのこじれを防止することができる。ま
た、ピニオン15及びガイドローラ19が案内バー9の
内側に隠れる結果、ピニオン15及びガイドローラ19
と案内バー9との噛合部及び当接部に、着座者の靴先が
当たって傷が付いたり、ズボンの裾を巻き込んだり、そ
の他の例えば菓子等の袋を食い込んだり、該噛合部及び
当接部に塗られるグリース等が靴や靴下やズボンに付着
したりする不具合を防止することができる。
【0028】なお、図11は第七実施例の変形例を示す
もので、案内バー9の一方の対峙面を板材9aにより延
長し、この板材9aにラック10の変形例としての多数
の孔10aを案内バー9の長手方向に沿って相互間隔を
おいて開け、この孔10aにピニオン15を噛合わせた
ものである。同様に、図12は第一実施例の変形例を示
すもので、案内バー9の下部にラック10の変形例とし
ての多数の孔10aを開け、この孔10aにピニオン1
5を噛合わせたものである。
【0029】その他、本発明を観光バス、客船等各種の
乗物用座席に適用する等、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で各部の構成を適宜に変更して具体化することも可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る請求
項1記載の乗物用座席の回転装置によれば、噛合回転体
と噛合手段との間にガタツキがほとんど発生せず、耐久
性に優れた構造により、座席を軽い力で円滑にシフトし
て回転できるという優れた効果を奏する。
【0031】さらに、請求項2記載の乗物用座席の回転
装置によれば、噛合手段と噛合回転体との間のガタツキ
をさらに確実に抑えることができる。
【0032】また、請求項3記載の乗物用座席の回転装
置によれば、案内バーの湾曲部においても噛合回転体及
びガイドローラと案内バーとのこじれが防止され、堅牢
で耐久性に優れた構造により、座席を円滑かつ確実にシ
フトして回転できる。
【0033】請求項4記載の乗物用座席の回転装置によ
れば、上記効果に加え、構造がさらに簡単になり、ま
た、噛合回転体及びガイドローラと案内バーとの噛合部
及び当接部に、着座者の靴先が当たって傷が付いたり、
ズボンの裾を巻き込んだり、その他の例えば菓子等の袋
を食い込んだり、該噛合部及び当接部に塗られるグリー
ス等が靴や靴下やズボンに付着したりする不具合を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す鉄道車輌用座席の正面
図である。
【図2】図1の鉄道車輌用座席の回転装置を示す平面図
である。
【図3】図2の回転装置の作動状態を示す平面図であ
る。
【図4】図2のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図5】駆動機構の変更に係る第二実施例を示す断面図
である。
【図6】駆動機構の別の変更に係る第三実施例を示す断
面図である。
【図7】ガイドローラの変更に係る第四実施例を示す断
面図である。
【図8】案内バーの変更に係る第五実施例を示す平面図
である。
【図9】噛合手段及び噛合回転体の変更に係る第六実施
例を示す断面図である。
【図10】案内バー及び駆動機構の変更に係る第七実施
例を示す断面図である。
【図11】第七実施例の変形例を示す断面図である。
【図12】第一実施例の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鉄道車輌用座席 2 固定台枠 3 移動台 6 回転台枠 8 座席 9 案内バー 10 ラック 14 軸 15 ピニオン 16 揺動ホルダ 19 ガイドローラ 26 ボールチェ
ーン 27 スプロケットホイール 34 タイミング
ベルト F 床 W 壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の床に設置される固定台枠と、前記
    固定台枠に対し乗物の壁と直交する方向に往復移動可能
    に支持された移動台と、前記移動台に対し座席を回転可
    能に支持する回転台枠と、前記回転台枠に水平に設けら
    れた弓形の案内部材と、前記案内部材に設けられた噛合
    手段と、前記固定台枠に対し軸着され、前記噛合手段に
    噛合う噛合回転体とを備えた乗物用座席の回転装置。
  2. 【請求項2】 前記固定台枠に対し軸着され、前記噛合
    手段と噛合回転体とが離間しないよう、前記案内部材に
    当接するガイドローラを備えた請求項1記載の乗物用座
    席の回転装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部材が、前記移動台の移動方向
    に長い弓形の案内バーであり、前記案内バーの一側面に
    前記噛合手段が設けられ、前記噛合手段に噛合う前記噛
    合回転体と、前記案内バーの他側面に当接する前記ガイ
    ドローラとが、前記固定台枠に対し垂直軸線の周りで揺
    動する揺動ホルダにより保持された請求項2記載の乗物
    用座席の回転装置。
  4. 【請求項4】 前記案内部材が、前記移動台の移動方向
    に長い弓形をなし且つ一対の対峙面を有した断面形状を
    なす案内バーであり、前記案内バーの一対峙面に前記噛
    合手段が設けられ、前記噛合手段に噛合う前記噛合回転
    体と、前記案内バーの他対峙面に当接する前記ガイドロ
    ーラとが、軸心位置を等しく設けられた請求項2記載の
    乗物用座席の回転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009056715A1 (de) 2009-12-04 2011-06-09 Bröcker, Matthias, Dipl.-Des. Ausstattung für Verkehrsmittel, insbesondere Schienenverkehrsmittel
GB2531167A (en) * 2014-10-08 2016-04-13 Grm Consulting Ltd Vehicle seating system
CN117124942A (zh) * 2023-10-25 2023-11-28 今创集团股份有限公司 一种自锁装置、锁定机构及电动旋转座椅

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