JPH0638951A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JPH0638951A
JPH0638951A JP4197945A JP19794592A JPH0638951A JP H0638951 A JPH0638951 A JP H0638951A JP 4197945 A JP4197945 A JP 4197945A JP 19794592 A JP19794592 A JP 19794592A JP H0638951 A JPH0638951 A JP H0638951A
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JP
Japan
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image
ray
light
ccd
rays
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Pending
Application number
JP4197945A
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English (en)
Inventor
Hisanori Kato
久典 加藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスト曝射をする事なく、適正な濃度の連続
撮影像を得ることができるX線診断装置を提供するこ
と。 【構成】 被検体120を透過したX線をイメージイン
テンシファイア130により光学像に変換し、この光学
像をCCD150により撮像するX線診断装置におい
て、イメージインテンシファイア130の出力光の光量
をフォトマル160とAEC170により検出し、その
検出結果に基づいて、CCD150の駆動を制御するよ
うにしている。 【効果】 テスト曝射をする事なく、適正な濃度の連続
撮影像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線診断装置に関し、
特に連続的にX線を曝射し連続的にX線撮影を行う場合
の画像濃度の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、患者の透視像を得ることを目
的としてX線診断装置が医用診断に利用されている。こ
のX線診断装置には、イメージインテンシファイアによ
り被検体を透過したX線を光学像に変換し、この光学像
を撮像装置例えばCCDカメラにより撮像し、得られた
画像信号をディジタル信号に変換してディジタルX線像
を得る装置(II−DR)がある。
【0003】上記のようなII−DRにおいて連続的に
X線を曝射して連続撮影をする場合には、まず連続撮影
の前にテスト曝射を行い、その時CCDより得られるビ
デオ信号レベルに基づいて、撮影条件即ちイメージイン
テンシファイアの出力面上の光学像をCCDカメラの撮
像面上に結像させる光学系の透過光量及びX線管に供給
する管電流,管電圧等を決定していた。従って、適正な
画像濃度が得られるまで、撮影条件を変えて数回のテス
ト曝射が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
においては、連続撮影時に適正な画像濃度を得るため
に、撮影前にX線のテスト曝射が必要となり、患者に余
分なX線を被曝させていた。また、テスト曝射に基づい
て撮影条件を求めるのに手間と時間がかかるといった問
題があった。
【0005】そこで本発明は上記欠点を除去するもので
あり、テスト曝射をする事なく、適正な濃度の連続撮影
像を得ることができるX線診断装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被検体にX線を曝射するX線曝射手段と、
被検体を透過したX線を光学像に変換する変換手段と、
前記光学像を撮像する撮像手段と、前記変換手段の出力
光の光量を検出する検出手段と、この検出手段の出力に
基づいて前記撮像手段の駆動タイミングを制御する制御
手段とを備えることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、変換手段の出力光の光量を検
出手段により検出し、この検出結果に基づいて撮像手段
の駆動タイミングを制御することにより、適正な濃度の
連続撮影像が撮影開始直後のフレームから得られる。
【0008】
【実施例】以下本発明に係る一実施例について図面を参
照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明に係る一実施例の構成図を
示している。尚、撮像装置としては撮像管あるいはCC
Dカメラどちらでもよいが、撮像装置としてCCDカメ
ラを使用した場合について以下説明する。II−DRプ
ロセッサ100は、システム全体をコントロールするも
のであり、システムの中枢を成すものである。
【0010】X線管110は被検体120にX線を曝射
し、被検体120を透過したX線はイメージインテンシ
ファイア(以下I.I.)130により光学像に変換さ
れる。この光学像は、レンズ141,142、光量を絞
るアイリス143及び光を減衰させるNDフィルタ14
4より構成される光学系140により、その光量が後に
説明するCCD150の撮像面上において適性となるよ
うに調整され同面上に結像される。この光量の調整は、
アイリス143の口径を変えたり、NDフィルタ144
を光の減衰の度合いが違うものに交換したりして行う。
このアイリス143の口径の調整やNDフィルタ144
の交換は、後に説明する操作パネル190により入力さ
れた撮影モードに基づいて、II−DRプロセッサ10
0により制御される。
【0011】CCD150は、通常のCCD同様、撮像
部に受光素子がマトリクス配列されており、この受光素
子が所定の時間受光して得た電荷即ち画素データを外部
からの転送信号により出力するものである。この出力さ
れた画素データは、II−DRプロセッサに入力され、
ディジタル信号に変換され所定の処理が行われた後、診
断画像として図示しないテレビモニタ上に映し出される
と共にイメージャによりフィルムに撮影される。
【0012】プリズム145は、光学系140のレンズ
141とアイリス143の間に設けられ、I.I.13
0から出力される光学像の光軸に対し直角方向にI.
I.130の出力光を取り出し、この出力光がフォトマ
ル160に入力され、その輝度に応じて電気信号に変換
される。このフォトマル160の出力は、AEC(自動
露出制御装置)170により積分され、予め設定されて
いる基準値と比較される。この基準値は、以下のような
値に設定される。CCD150の受光素子が受光して得
る電荷の量は、受光素子に入力される光の輝度及び受光
される時間に比例することから、このAEC170の出
力と比例関係にある。このことより、画像濃度が適正と
なる電荷量と一定の関係にある値を基準値としている。
ただし、アイリス143の口径及びNDフィルタ144
の光減衰量を考慮する必要がある。この基準値と積分値
との比較の結果、両者が等しくなったなら、AEC17
0からは濃度適性信号がII−DRプロセッサ100に
送出される。II−DRプロセッサ100は、濃度適性
信号を受けて、CCD150にフレーム転送信号を送出
す。CCD150は、このフレーム転送信号を受けて画
像1フレームに相当する画素データを出力する。
【0013】X線高電圧発生装置は、II−DRプロセ
ッサ100により送られるX線曝射信号のタイミングに
合わせてX線管110に管電流,管電圧を供給する。こ
の時、X線管110に供給される管電流,管電圧の大き
さは、予め後に説明する操作パネル190より入力され
ている。
【0014】操作パネル190には撮影条件つまり管電
圧,管電流をオペレータが設定できるように入力キーが
設けられており、又、撮影モードつまりI.I.サイ
ズ,ワンショット/連続撮影等も同様に設定でき、これ
に応じてアイリス径及びNDフィルタの種類がII−D
Rプロセッサ100により選択されるようになってい
る。また、X線曝射スイッチが設けられており、このス
イッチが押される事によりX線が曝射され、撮影が開始
される。次に、以上のように構成される装置の動作につ
いて図2に示すタイミングチャートを参照しながら説明
する。
【0015】X線が曝射されていないときは所定のフレ
ームレート例えば30fps(frame per second)でC
CD150が駆動されており、操作パネル190のX線
曝射スィッチが押されると、II−DRプロセッサ10
0からCCD駆動タイミングに同期してX線曝射信号が
X線高電圧装置180に送り出される。このX線曝射信
号を受けてX線高電圧装置180からは、操作パネルよ
り入力された大きさの管電流,管電圧がX線管110に
送出され、X線管110から被検体120にX線が曝射
される。被検体を透過したX線はI.I.130により
光学像に変換され、I.I.130の出力面より出力さ
れる。この光学像は、光学系140によりその光量が減
衰させられCCD150の撮像面上に結像される。一
方、プリズム145により分岐された光学像は、フォト
マル160に入射されその輝度に応じた電気信号に変換
される。この電気信号は、AEC170により積分さ
れ、予め設定されている基準値と比較される。この積分
値が基準値に達したならばAEC170は、濃度適性信
号をII−DRプロセッサ100に送出し、II−DR
プロセッサ100はこの信号を受けたなら直ちにCCD
150にフレーム転送信号を送出す。CCD150はこ
のフレーム転送信号を受けて1フレームに相当する画素
データをII−DRプロセッサ100に転送し、この画
素データはディジタル信号に変換された後、所定の処理
が施され診断画像としてテレビモニタ上に映し出される
と共に、イメージャによりフィルムに撮影される。次の
フレームにおいては、AEC170によるCCD150
の駆動制御は行わずに、X線が曝射されてから最初のフ
レーム転送信号が送出されるまでの時間と同間隔Δtで
CCD150にフレーム転送信号が送出される。以下、
同間隔Δtでフレーム転送信号がII−DRプロセッサ
100からCCD150に送出され、適正な濃度の画像
が連続的に得られる。尚、撮影前に設定された撮影条件
即ち管電圧,管電流,アイリス143の口径及びNDフ
ィルタ144の光減衰量は撮影中一定に保たれる。
【0016】以上説明したように本実施例においては、
テスト曝射をして画像の適性濃度を求めるのではなく、
始めから適正な濃度の連続撮影像が得られる。従って、
テスト曝射の必要がなく、被検体へのX線被曝を低減す
ることができる。
【0017】ただし、本実施例においては、撮影前に設
定した撮影条件によりフレームレートが決定してしまう
ので、撮影条件の設定を誤ると所望のフレームレートで
撮影することができなくなってしまう場合が生じる。そ
こで、予め、診断部位等により、撮影条件とフレームレ
ートとの関係を調べておくことが好適である。
【0018】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能となる。例えば、上
記実施例においては、AEC170の作動はX線曝射を
開始して1フレーム目だけであったが、数フレームおき
としても良い。こうすることにより***変換等で体厚が
変化し、被検体のX線吸収量が変化しても適正な濃度の
連続撮影像を得る事が可能である。尚、本発明は以上説
明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範
囲に記載されている要旨に変更がない限りあらゆる変形
が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、テ
スト曝射をする事なく適正な濃度の連続撮影像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置の実施例を示す構成
図。
【図2】図1に示す実施例の動作を説明する図。
【符号の説明】
100 II−DRプロセッサ 110 X線管 130 イメージインテンシファイア 141,142 レンズ 143 アイリス 144 NDフィルタ 145 プリズム 150 CCD 160 フォトマル 170 AEC 180 X線高電圧装置 190 操作パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体にX線を曝射するX線曝射手段
    と、被検体を透過したX線を光学像に変換する変換手段
    と、前記光学像を撮像する撮像手段と、前記変換手段の
    出力光の光量を検出する検出手段と、この検出手段の出
    力に基づいて前記撮像手段の駆動タイミングを制御する
    制御手段とを備えることを特徴とするX線診断装置。
JP4197945A 1992-07-24 1992-07-24 X線診断装置 Pending JPH0638951A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4197945A JPH0638951A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 X線診断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4197945A JPH0638951A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 X線診断装置

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JPH0638951A true JPH0638951A (ja) 1994-02-15

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ID=16382917

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JP4197945A Pending JPH0638951A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 X線診断装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092880A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Shimadzu Corp X線撮像装置
JP2006122330A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Shimadzu Corp X線透視装置
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