JPH0638636B2 - 雲台カメラ装置 - Google Patents
雲台カメラ装置Info
- Publication number
- JPH0638636B2 JPH0638636B2 JP60170801A JP17080185A JPH0638636B2 JP H0638636 B2 JPH0638636 B2 JP H0638636B2 JP 60170801 A JP60170801 A JP 60170801A JP 17080185 A JP17080185 A JP 17080185A JP H0638636 B2 JPH0638636 B2 JP H0638636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- pan head
- focus position
- moving
- focus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Synchronizing For Television (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は雲台制御装置、特にテレビカメラを操作するた
めの自動雲台装置に関する。
めの自動雲台装置に関する。
〈従来技術〉 一般にテレビ放送局において、ニユース，天気予報等の
被写体の移動範囲が比較的少ない番組に対する撮影に際
しては、操作者がテレビカメラ、あるいは雲台を直接操
作する代わりに、各画面（シヨツト）に対する雲台の左
右方向の移動量（以下パンと称す。）、上下方向（以下
チルトと称す。）ズーム・フオーカス量等を予め記憶さ
せておき、実際の撮影に際してモニタールームか遠隔操
作を行い、各画面に対して上記記憶情報を読み出し各画
面の撮影を行わせている。
被写体の移動範囲が比較的少ない番組に対する撮影に際
しては、操作者がテレビカメラ、あるいは雲台を直接操
作する代わりに、各画面（シヨツト）に対する雲台の左
右方向の移動量（以下パンと称す。）、上下方向（以下
チルトと称す。）ズーム・フオーカス量等を予め記憶さ
せておき、実際の撮影に際してモニタールームか遠隔操
作を行い、各画面に対して上記記憶情報を読み出し各画
面の撮影を行わせている。
上記各画面に対する上記記憶情報は固定位置にあるカメ
ラに対するパン角・チルト角を表わしているので、上記
画面に対する情報を記憶させた後カメラを移動させると
移動分だけ画面の内容がずれてしまう欠点があった。
ラに対するパン角・チルト角を表わしているので、上記
画面に対する情報を記憶させた後カメラを移動させると
移動分だけ画面の内容がずれてしまう欠点があった。
〈目的〉 本発明は上述の事項に鑑みてなされたもので、カメラ／
雲台装置が移動した場合にあっても、移動情報及び移動
前の被写体距離情報に基づきカメラ／雲台装置を被写体
に対して正しい画面となる様自動的に補正を行い上述の
問題を解消せんとするものである。
雲台装置が移動した場合にあっても、移動情報及び移動
前の被写体距離情報に基づきカメラ／雲台装置を被写体
に対して正しい画面となる様自動的に補正を行い上述の
問題を解消せんとするものである。
そして、本願発明の特徴とするところは 移動台車上に搭載されたカメラの撮影状態を設定する自
動雲台装置において、移動台車による雲台装置の移動に
際して、雲台装置の移動方向並びに移動距離を検知する
第１の検知手段と、移動前の前記カメラにおけるレンズ
のフォーカス位置を検知する第２の検知手段と、該第１
及び第２の検知手段にて検知された移動方向、移動距離
並びに前記フォーカス位置に基づき移動後の、カメラの
フォーカス位置そしてカメラの方向を設定するための演
算を行う演算処理手段と、該演算処理手段にて算出され
た演算量にもとづいて、被写体をとらえる様前記雲台装
置及びカメラのフォーカス位置を駆動制御する手段を具
備することにある。
動雲台装置において、移動台車による雲台装置の移動に
際して、雲台装置の移動方向並びに移動距離を検知する
第１の検知手段と、移動前の前記カメラにおけるレンズ
のフォーカス位置を検知する第２の検知手段と、該第１
及び第２の検知手段にて検知された移動方向、移動距離
並びに前記フォーカス位置に基づき移動後の、カメラの
フォーカス位置そしてカメラの方向を設定するための演
算を行う演算処理手段と、該演算処理手段にて算出され
た演算量にもとづいて、被写体をとらえる様前記雲台装
置及びカメラのフォーカス位置を駆動制御する手段を具
備することにある。
〈実施例〉 第１図は本発明に係る雲台カメラシステムの一実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
図において、１は車輪２を含むドリーで、雲台３及びレ
ンズ５を含むテレビカメラ４を支持している。該ドリー
１は車輪２にて移動可能になされている。
ンズ５を含むテレビカメラ４を支持している。該ドリー
１は車輪２にて移動可能になされている。
６は車輪回転角検知器で、車輪２に装着され車輪２の回
転角を検知し、その回転角を表わす回転角信号６′を送
出する。７は車輪角検知器で、車軸に装着され車軸の角
度の検知して角度を表わす方向信号７′を送出する。８
はフオーカス駆動モジユールで、レンズ５を駆動してフ
オーカシングを行わせると共に、レンズのフオーカス位
置を表わすフオーカス位置信号８′を送出する。
転角を検知し、その回転角を表わす回転角信号６′を送
出する。７は車輪角検知器で、車軸に装着され車軸の角
度の検知して角度を表わす方向信号７′を送出する。８
はフオーカス駆動モジユールで、レンズ５を駆動してフ
オーカシングを行わせると共に、レンズのフオーカス位
置を表わすフオーカス位置信号８′を送出する。
９は演算処理装置で上記方向信号７′，角信号６′並び
に位置信号８′を入力し、方向信号，角信号に基づきド
リー１がある地点から別の地点へ移動した際の位置座標
を後述の式にて求め、更に該座標とフオーカス位置信号
により求められる移動前における被写体距離に基づき移
動後のパン角及びフオーカス距離を後述の式にて求め
る。
に位置信号８′を入力し、方向信号，角信号に基づきド
リー１がある地点から別の地点へ移動した際の位置座標
を後述の式にて求め、更に該座標とフオーカス位置信号
により求められる移動前における被写体距離に基づき移
動後のパン角及びフオーカス距離を後述の式にて求め
る。
１２は処理装置９からのパン角を表わす制御信号１０を
入力し、雲台３を駆動してパン角制御を行わせる駆動装
置である。又上記処理装置９にて求められたフオーカス
距離を表わす信号は該距離に対応するフオーカス位置信
号１１としてモジユール８に入力し、レンズ５のフオー
カスを制御する。
入力し、雲台３を駆動してパン角制御を行わせる駆動装
置である。又上記処理装置９にて求められたフオーカス
距離を表わす信号は該距離に対応するフオーカス位置信
号１１としてモジユール８に入力し、レンズ５のフオー
カスを制御する。
今、雲台３及びドリー１を含む雲台カメラシステムが第
２図の如く平面内の地点ａに配され、被写体１３を撮影
しているものとする。このときの雲台のパン角θを０°
とし、モジユール８にてレンズ５により被写体１３に対
してフオーカシングされた状態での被写体１３に対する
フオーカス位置信号８′から得られる被写体距離をｄと
すると、地点ａを原点としてパン角方向をｙ軸としたｘ
−ｙ直交座標系における被写体１３の位置は（０，ｄ）
と表わされる。又、雲台カメラシステムが地点ａから地
点ｂに移動したとき前記座標系におけるｂ地点位置は車
軸角検知器７の発する方向信号７′をθ°、車輪回転角
検知器６の発する車輪回転角信号６′をγ°、車輪２の
直径をＤとするとａ，ｂ間の距離はＤ・π・γ／３６０
となり、地点ａに対する地点ｂの座標は（（Ｄ・π・γ
／３６０）・sinθ，（Ｄ・π・γ／３６０）・cosθ）
で表わされる。よって地点ｂにおいて被写体１３を撮影
するには雲台３のパン角をａ点にいた状態からtan
-1（（ｄ−（Ｄ・π・γ／３６０）・cosθ）／（Ｄ・
π・γ／３６０）・cosθ））振り向かせればレンズが
被写体１３方向を向くこととなる。一方レンズ５のフオ
ーカス位置はｂ地点においては、 の距離にフオーカスすればｂ地点へ移動した時被写体に
対して合焦となる。
２図の如く平面内の地点ａに配され、被写体１３を撮影
しているものとする。このときの雲台のパン角θを０°
とし、モジユール８にてレンズ５により被写体１３に対
してフオーカシングされた状態での被写体１３に対する
フオーカス位置信号８′から得られる被写体距離をｄと
すると、地点ａを原点としてパン角方向をｙ軸としたｘ
−ｙ直交座標系における被写体１３の位置は（０，ｄ）
と表わされる。又、雲台カメラシステムが地点ａから地
点ｂに移動したとき前記座標系におけるｂ地点位置は車
軸角検知器７の発する方向信号７′をθ°、車輪回転角
検知器６の発する車輪回転角信号６′をγ°、車輪２の
直径をＤとするとａ，ｂ間の距離はＤ・π・γ／３６０
となり、地点ａに対する地点ｂの座標は（（Ｄ・π・γ
／３６０）・sinθ，（Ｄ・π・γ／３６０）・cosθ）
で表わされる。よって地点ｂにおいて被写体１３を撮影
するには雲台３のパン角をａ点にいた状態からtan
-1（（ｄ−（Ｄ・π・γ／３６０）・cosθ）／（Ｄ・
π・γ／３６０）・cosθ））振り向かせればレンズが
被写体１３方向を向くこととなる。一方レンズ５のフオ
ーカス位置はｂ地点においては、 の距離にフオーカスすればｂ地点へ移動した時被写体に
対して合焦となる。
従って、地点ａにおける雲台カメラシステムが地点ｂに
移動した時は上記車軸角及び車輪回転角検知器７，６か
らの各方向信号７′及び回転角信号６′、更にはａ点に
おけるフオーカス位置信号８′を前記処理回路９に入力
し、上述の演算処理を行い上記の演算にて算出されたパ
ン角を表わす制御信号１０を駆動装置１２に伝え、雲台
３にてそのパン角を制御し被写体を画面の中心位置とな
る様設定する。又モジユール８へは上記演算にて求めら
れた距離に応じたフオーカス制御信号１１が入力され、
この信号に基づきモジユール８にてレンズ５のフオーカ
ス位置制御がなされ、被写体１３に対するフオーカシン
グがなされる。
移動した時は上記車軸角及び車輪回転角検知器７，６か
らの各方向信号７′及び回転角信号６′、更にはａ点に
おけるフオーカス位置信号８′を前記処理回路９に入力
し、上述の演算処理を行い上記の演算にて算出されたパ
ン角を表わす制御信号１０を駆動装置１２に伝え、雲台
３にてそのパン角を制御し被写体を画面の中心位置とな
る様設定する。又モジユール８へは上記演算にて求めら
れた距離に応じたフオーカス制御信号１１が入力され、
この信号に基づきモジユール８にてレンズ５のフオーカ
ス位置制御がなされ、被写体１３に対するフオーカシン
グがなされる。
この様に本発明では雲台が移動しても、パン角等が自動
的に調定され被写体に対する正しい画面を保証し得るこ
ととなる。
的に調定され被写体に対する正しい画面を保証し得るこ
ととなる。
尚、前記実施例ではａ地点及びｂ地点で離散的にパンフ
オーカスの演算制御を行ったが、移動の途中において随
時前記制御を行うことも可能で被写体を常に画面中にと
らえ、尚かつ合焦させながらカメラをドリーさせること
が可能である。又、ドリーの方法も手動又は自動又は遠
隔操作のいずれの方法においても本発明の制御を行うこ
とが可能である。
オーカスの演算制御を行ったが、移動の途中において随
時前記制御を行うことも可能で被写体を常に画面中にと
らえ、尚かつ合焦させながらカメラをドリーさせること
が可能である。又、ドリーの方法も手動又は自動又は遠
隔操作のいずれの方法においても本発明の制御を行うこ
とが可能である。
又、実施例ではチルトの例について述べていないが、チ
ルト制御も同様にして実行し得ることはもちろんであ
る。
ルト制御も同様にして実行し得ることはもちろんであ
る。
〈効果〉 以上説明したように、ドリーの移動方向，距離を検知
し、フオーカス位置から被写体距離を知って雲台に演算
制御をすることにより自動雲台をスタジオ内においてシ
ヨツトをセツトした後でも自由に動き回らせることが可
能となり、自動雲台の使用範囲を広げ、又自動雲台使用
による制約を除くことができる。加えてドリーしながら
被写体を常に画面中央にとらえ、尚かつフオーカスを合
致させる等の人間のカメラマンにとっては難しいシヨツ
トを簡単に行うことが出来る効果が生じる。
し、フオーカス位置から被写体距離を知って雲台に演算
制御をすることにより自動雲台をスタジオ内においてシ
ヨツトをセツトした後でも自由に動き回らせることが可
能となり、自動雲台の使用範囲を広げ、又自動雲台使用
による制約を除くことができる。加えてドリーしながら
被写体を常に画面中央にとらえ、尚かつフオーカスを合
致させる等の人間のカメラマンにとっては難しいシヨツ
トを簡単に行うことが出来る効果が生じる。
第１図は本発明に係る雲台カメラ装置の一実施例を示す
構成図、第２図は本発明の装置の動作を説明するための
説明図である。 ６……車輪回転角検知器 ７……車輪角検知器 ８……フオーカス駆動モジユール
構成図、第２図は本発明の装置の動作を説明するための
説明図である。 ６……車輪回転角検知器 ７……車輪角検知器 ８……フオーカス駆動モジユール
Claims (1)
- 【請求項１】移動台車上に搭載されたカメラの撮影状態
を設定する自動雲台装置において、移動台車による雲台
装置の移動に際して、雲台装置の移動方向並びに移動距
離を検知する第１の検知手段と、移動前の前記カメラに
おけるレンズのフォーカス位置を検知する第２の検知手
段と、該第１及び第２の検知手段にて検知された移動方
向、移動距離並びに前記フォーカス位置に基づき移動後
の、カメラのフォーカス位置そしてカメラの方向を設定
するための演算を行う演算処理手段と、該演算処理手段
にて算出された演算量にもとづいて、被写体をとらえる
様前記雲台装置及びカメラのフォーカス位置を駆動制御
する手段を具備することを特徴とする雲台カメラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170801A JPH0638636B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 雲台カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170801A JPH0638636B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 雲台カメラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6231271A JPS6231271A (ja) | 1987-02-10 |
| JPH0638636B2 true JPH0638636B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=15911598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170801A Expired - Lifetime JPH0638636B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 雲台カメラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638636B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0718665B2 (ja) * | 1988-11-17 | 1995-03-06 | トピー工業株式会社 | 排ガス処理装置 |
| JP5482454B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-05-07 | カシオ計算機株式会社 | 撮像装置、フォーカス制御方法及びプログラム |
| CN103561209A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-05 | 广东明创软件科技有限公司 | 基于移动终端拍摄全景照片或视频的方法及其移动终端 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51142218A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-07 | Hitachi Denshi Syst Service Kk | Tridimensional tv cameras with variable camera-to-object distance |
| JPS5514714A (en) * | 1978-07-18 | 1980-02-01 | Yutaka Kanayama | Free-running television camera |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP60170801A patent/JPH0638636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51142218A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-07 | Hitachi Denshi Syst Service Kk | Tridimensional tv cameras with variable camera-to-object distance |
| JPS5514714A (en) * | 1978-07-18 | 1980-02-01 | Yutaka Kanayama | Free-running television camera |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6231271A (ja) | 1987-02-10 |
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