JPH063820Y2 - 荷崩れ防止体 - Google Patents

荷崩れ防止体

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JPH063820Y2
JPH063820Y2 JP14270486U JP14270486U JPH063820Y2 JP H063820 Y2 JPH063820 Y2 JP H063820Y2 JP 14270486 U JP14270486 U JP 14270486U JP 14270486 U JP14270486 U JP 14270486U JP H063820 Y2 JPH063820 Y2 JP H063820Y2
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JP
Japan
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corrugated board
load collapse
collapse prevention
prevention body
angled
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JP14270486U
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JPS6349355U (ja
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博隆 新谷
敏夫 河合
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Tokan Kogyo Co Ltd
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Tokan Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンテナ等による輸送に際して積荷の荷崩れ
を防止するために積荷間や壁と積荷との間等に使用され
る荷崩れ防止体に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
近年、コンテナやトラックの如く固定壁で荷物室に形成
された輸送手段が、大量の荷物を積むことが出来又風雨
から荷物を保護する点から盛んに利用されるようになっ
てきた。このような荷物室では固定容積の室内に丁度一
杯に隙間なく荷物を積むことは少なく、多くの場合荷物
間や壁と荷物との間に隙間ができ、このため輸送中の振
動により荷崩れを起こし易い。そこでその防止策が施こ
されてきた。
従来、このような荷崩れ防止等は、荷崩れの圧力に抗し
てこれを防止することの可能な剛性あるものとして木材
を荷崩れ防止体として用いてこの隙間が埋めるものであ
った。しかしながら、この木材は可成り重量のあるもの
で取扱いが極めて不便であると共に高価であるので使い
捨てができないという問題点があり、時にはそれ自体荷
崩れしてその重量のために積荷を損傷する恐れのある問
題点もあった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記従来技術の問題点を解決し、軽く安価で
且つ取扱いが極めて容易であってしかも荷崩れの圧力に
坑し得る充分な強度の荷崩れ防止体を提供することを目
的として検討して成されたものである。
すなわち本考案は、両面段ボールまたは複両面段ボール
から選ばれる1枚の段ボール材が折り曲げられて断面に
おいて該段ボール材の中心を直角二等辺三角形の直角な
頂点としてその両側部分がそれぞれ該直角二等辺三角形
の周辺に沿って底辺の中点に至り更に中線に沿って前記
頂点近傍での先端がそれぞれ先の段ボールの内面に当接
した状態に形成された断面の中線位置に2枚の補強板を
有する直角三角筒の2つがその底板同士を合わされて断
面の外形が正四辺形であってその対角線位置で2重に合
わされた段ボール材により十状に補強された四角筒が構
成されており、該四角筒の外周面が紙材またはプラスチ
ック材から成る巻装材で巻かれていることを特徴とする
荷崩れ防止体に関するものである。
〔構成の説明〕
以下、図面によって本考案を詳細に説明する。第1図は
本考案に係る荷崩れ防止体の1実施例の一部を切除して
段ボール材の中しんの一部を露出せしめて示す斜視図、
第2図は本考案における直角三角筒の断面形状を説明す
るための模式的説明図である。
図面中、1は本考案に係る荷崩れ防止体であって、2つ
の直角三角筒2と巻装材3とから成る。直角三角筒2は
両面段ボールまたは複両面段ボールから選ばれた1枚の
段ボール材が折り曲げられて次のような形状に形成され
たものである。すなわち直角三角筒2の断面について、
第2図に示す如く、直角三角筒2を構成すべき段ボール
材の中心Pを直角二等辺三角形Tの直角な頂点Aとして
その両側部分がそれぞれ直角二等辺三角形Tの周辺AB
D及びACDに沿って底辺BCの中点(真中の点)Dに
至っており、更に中線DAに沿って上記両側部分の末部
分が互いに近接ないしは面接触した状態でそれらの先端
Q,Q′がそれぞれ頂点Aの近傍で第2図に示す如く先
の段ボール材の内面に当接した状態に、つまり断面の中
線位置に2枚の補強板2aを有する直角三角筒2が形成さ
れているのである。このような直角三角筒2の2つがそ
の底板2b同士を合わされて断面の外形が正四辺形の四角
筒3が形成されており、従ってこの四角筒3は第1図に
示す如くのその対角線位置で2重に合わされた段ボール
材により十状に補強された構造となっている。そして本
考案に係る荷崩れ防止体1はこのような構造の四角筒3
を第1図に示す如く紙材またはプラスチック材から成る
巻装材4で巻かれて形成が固定されて成っているのであ
る。
従って荷崩れ防止体1は断面の外形が正四辺形の四角筒
であり、その正四辺形の一辺の長さW及び筒長に当る長
さLは適宜に選択することができる。例えばWとして57
cm,Lとして38cm,57cmまたは114cm等が示される。
段ボール材としては厚さ5〜8mmの両面段ボールまたは
複両面段ボールが使用されるが、中しんの段5の方向は
一定方向に定める必要はなく、例えば第1図の如く荷崩
れ防止体1の長さ方向に一致していても良く、この場合
はこの長さ方向に大きな耐圧力を有することから、長さ
Lについて種々な寸法の荷崩れ防止体を容易しておくの
が便利である。逆に、中しんの段5の方向が荷崩れ防止
体1の長さと直角な方向の場合は、正四辺形の一片の長
さWについて種々な寸法のものを用意しておくのが便利
である。
また、巻装材4としては、普通紙,板紙,段ボール(両
面及び複両面段ボールが好ましいが、片面でも段ボール
よい)等の紙材や、プラスチックシート等のプラスチッ
ク材が用いられる。これらの巻装材4は、長尺ものを巻
き付けた後にその末端を接着剤等で固着させたものであ
っても良いが、四角筒3の外周に被せた後に加熱して収
縮させたシュリンクフィルムから成る筒状体であっても
良い。
〔使用方法〕
本考案に係る荷崩れ防止体1を使用するには、コンテナ
ーやトラック等に積載された積荷間や積荷と壁との間
に、中しんの段5の方向の長さWまたはLが上記積荷間
や積荷と壁との間の長さとほぼ同じの荷崩れ防止体1を
選んで上記間に嵌め入れるのである。
ところでこの荷崩れ防止体1の組立ては極めて簡単であ
るから、初めから完全された嵩張る荷崩れ防止体1を用
いる代わりに直角三角筒2の断面における各頂点A,
B,Cに対応する位置に折れ目をいれるだけの一枚の平
坦な大きな段ボール材を用意すると共に巻装材4として
この直角三角筒2の2つから成る四角筒3の外周長に合
わせた内周長を有しており四角筒3の各角に対応する位
置で、例えば板紙や段ボール等の場合には折れ目により
折曲可能に筒状に形成されていて偏平に折り畳まれてい
る巻装材4を用意しておき、現地において必要に応じて
随時荷崩れ防止体1に組み立てて使用することにより、
荷崩れ防止体1の製作場所から現地までの運搬及び保管
を容易にすることができる。
〔実施例〕
厚さ8mm,段数34/30cm及び50/30cmから成る複両面段ボ
ールを段ボール材として使用して中しんの段5の方向を
第1図と同様に長さ方向として直角三角筒2から四角筒
3を製作し、また同じ段ボール材を巻装材4として段5
の方向を上記と同じくして1巻分だけ使用して、断面正
四辺形の1辺の長さW38cmが共通で長さLが38cmの荷崩
れ防止体I及び長さLが114cmの荷崩れ防止体IIを製作
した。これらの重量及び横方向(断面正四辺形の1辺の
方向)及び長さ方向の耐圧力を測定したところ次のよう
であった。
このものをコンテナーの積荷の荷崩れ防止に使用したと
ころ、長距離輸送(約1万km)にも拘わらず、全く荷崩
れしなかった。
〔効果〕
以上詳述した如く本考案に係る荷崩れ防止体は、一枚の
段ボール材から得られた中線の位置に2枚の補強板2aを
有する直角三角筒2の2つが合わされて対角線の位置で
2重に合わされた段ボール材により十状に補強された構
造の四角筒3の周面が更に巻装材4が巻かれていること
により、大変軽く安価でしかも耐圧力が非常に大きく、
従って取り扱いが容易で積荷間への挿入作業が容易であ
り、輸送途中で振動によって外れて積荷を崩したり損傷
する現れは殆んどない。そして断面が正四辺形であって
且つその2つの直交する対角線の位置で十状に補強され
ているので、荷崩れの圧力がどのような方向から加えら
れても荷崩れ防止体1の特定の側面の使用位置如何に拘
わらず耐圧力は変わらないから、使い勝手は大変良好で
ある。
また、組立てが簡単であるから偏平状で保管しておいて
現地で随時組立てて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る荷崩れ防止体の1実施例の一部を
切除して段ボール材の中しんのを露出せしめて示す斜視
図、第2図は本考案における直角三角筒の断面形状を説
明するための模式的説明図である。 1……荷崩れ防止体 2……直角三角筒 2a……補強板 2b……底板 3……四角筒 4……巻装材 5……中しんの段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面段ボールまたは複両面段ボールから選
    ばれる1枚の段ボール材が折り曲げられて断面において
    該段ボール材の中心を直角二等辺三角形の直角な頂点と
    してその両側部分がそれぞれ該直角二等辺三角形の周辺
    に沿って底辺の中点に至り更に中線に沿って前記頂点近
    傍でその先端がそれぞれ先の段ボールの内面に当接した
    状態に形成された断面の中線位置に2枚の補強板を有す
    る直角三角筒の2つがその底板同士を合わされて断面の
    外形が正四辺形であってその対角線位置で2重に合わさ
    せた段ボール材により十状に補強された四角筒が構成さ
    れており、該四角筒の外周面が紙材またはプラスチック
    材から成る巻装材で巻かれていることを特徴とする荷崩
    れ防止体。
JP14270486U 1986-09-19 1986-09-19 荷崩れ防止体 Expired - Lifetime JPH063820Y2 (ja)

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JP14270486U JPH063820Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19 荷崩れ防止体

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JP14270486U JPH063820Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19 荷崩れ防止体

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Publication Number Publication Date
JPS6349355U JPS6349355U (ja) 1988-04-04
JPH063820Y2 true JPH063820Y2 (ja) 1994-02-02

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