JPH0638143U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH0638143U
JPH0638143U JP1443792U JP1443792U JPH0638143U JP H0638143 U JPH0638143 U JP H0638143U JP 1443792 U JP1443792 U JP 1443792U JP 1443792 U JP1443792 U JP 1443792U JP H0638143 U JPH0638143 U JP H0638143U
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JP
Japan
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armature
movable contact
electromagnetic relay
fixed contact
contact
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Pending
Application number
JP1443792U
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English (en)
Inventor
義高 宮坂
利宏 木村
Original Assignee
株式会社大興電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな電流を制御する装置のプリント基板に
使用した場合でも、可動接点バネのスチフネスに関係な
く、小形で大電流を開閉することができるプリント基板
用の電磁継電器を得ること。 【構成】 可動接点バネ32の両端にそれぞれ設けた固
定接点端子30,31,33,34の一方の固定接点端
子33,34をY字状に形成して電気的に接触させ、共
通の固定接点端子とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、小形で大電流を開閉するプリント基板用の電磁継電器と して好適な電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
第3図は従来の技術による電磁継電器の接点部の斜視図で、40,41は所定 の間隔を保持して互いに対向する一対の固定接点端子、42は一端に可動接点を 有する可動接点バネで、他端は可動接点端子43に固定されている。そして、電 磁石の励磁によって駆動されるカードによって、上記可動接点バネ42の可動接 点が固定接点端子40,41の間隔を移動し、接点を切り換えるように構成され ていた。
【0003】
【考案が解決しょうとする問題点】
しかしながら、上述した従来の技術による接点部を有する電磁継電器を、大き な電流を制御する装置のプリント基板に使用する場合、可動接点バネ42の一方 が可動接点端子43に固定されているために、可動接点バネ42の厚みを厚くす るとスチフネスが大きくなり、電磁継電器の小形化に制約を与えるという問題点 があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
そのため、本考案は、電磁石と、この電磁石の励磁および消磁によって吸引、 離反され揺動する接極子と、該接極子によって駆動されるカードで開閉される接 点部とを有する電磁継電器において、上記カードによって駆動される可動接点バ ネの両端に可動接点をそれぞれ設け、該可動接点バネの両端に所定の間隔を保持 して互いに対向する固定接点を有する固定接点端子をそれぞれ一対設け、該一対 の固定接点端子の一方はY字状に形成して電気的に接触させ、共通の固定接点端 子を構成したものである。
【0005】
【実施例】
図面について本考案による電磁継電器の一例を説明する。 第1図,第2図を参照するに、1は樹脂等の絶縁材よりなる基板であって、そ の四周は、これらより立上った立上り片2で囲まれており、更に基板1上には比 較的背たけの高いバリア3が、基板1上の長手方向に延長して設けられ、その長 手方向のほぼ中間部には、バリア3の上端縁より切り込まれた切込部4が形成さ れている。尚、このバリア3は、基板1上において、基板1の短辺の延長方向に 関して一方に偏した位置に植立されており、このバリア3より見て基板1の面積 の広い部分に、後述する継電器のいわゆる入力部5が配置され、面積の狭い部分 にいわゆる出力部6が配置される。 先ず入力部5について説明すると、7はボビン8上に巻装されたコイルであり 、このコイル7の両端は、ボビン8の両端に取付けられた端子ピン9a及び9b に電気的に接続されている。このボビン8内には、その両端より一対の即ち第1 及び第2のヨーク10a及び10bのそれぞれの一端が挿し込まれ、このボビン 8内で互いに磁気的に連結され、かかるヨーク10a及び10bのそれぞれの他 端は、コイル7の側部においてボビン8の軸線方向に沿って延長され、それらの 端面は適当な間隔を保持して互いに対向されている。 このようにしてコイル7及びヨーク10a及び10bの合体された継電器本体 11が、基板1上に取付けられるが、この場合、ボビン8の軸心の延長方向がバ リア3の長手方向と合致され、又一対のヨーク10a,10bがバリア3と対抗 し、かつこれより離間した状態に取付けられる。この取付けに際しては、基板1 の所定位置に予め形成された小孔に対して、ボビン8に取付けられた端子ピン9 a及び9bが強く挿し込まれて取付けられる。12はこの場合の本体11の取付 位置決めの為の突起であり、基板1と一体に形成される。 バリア3の長手方向の一端側には、磁極片13が取付けられている。この取付 けは、磁極片13の下部の一端が基板1上に設けられた突起により形成されたク サビ部に挿入され、他端が同じく基板1に設けられた突起とバリア3の基部との 間の間隙内に挿入されることにより取付けられている。 このようにして、基板1上に取付けられた磁極片13と、上述した本体11の 一方のヨーク10bとの間に磁石17が介在される。即ち、この磁石17は、接 極子20の延長方向及び接極子20の可動方向のそれぞれに対して直交する方向 の位置に配置される。この場合の磁界の方向即ち着磁の方向は、ヨーク10bか ら磁極片に向う方向またはその逆方向に選ばれる。 バリア3の長手方向の他端、即ち上述した磁極片13の設置位置側とは反対側 の端部において、バリア3のヨーク10aとの対向面、内面が半円筒面に形成さ れた軸受部19が、基板1及びバリア3と一体に形成されている。 上述した本体11の一対のヨーク10a,10bとバリア3との間で形成され る間隙内に、接極子20が挿し込まれる。 この接極子20は磁性材よりなる長方形状の接片21とその一面21aを覆う カバー22と、接片21と可動接点バネ32とを機械的に連結するため、接片2 1の一面21aより外方に突出されたカード23と、接片21の長手方向の一端 において、接片21の面に沿い、かつ接片21の長手方向とほぼ直交する方向に 延長するごとく形成されたヒンジ軸25とより構成される。カード23は接片2 1の長手方向のほぼ中央部分において、接片21の上述した一面21a側から外 方に突出して形成され、その先端には可動接点バネ32を一体に形成されている 。そして接片21の上下面21c,21dも上述したカバー22により覆われて いるが、更に接片21の他面21d側では、接片21の長手方向のほぼ中間位置 即ち上述したカード23と対応する位置においてカバー22の一部が延長され接 片21に対する巻付け部26が形成されている。そして、これらカバー22,カ ード23ヒンジ軸25及び巻付け部26は樹脂等の絶縁材により一体に形成され ている。 接極子20のヒンジ軸25が上述した軸受部19とヨーク10aとの間に挿し 込まれることにより、接極子20がバリア3と一体のヨーク10a,10b間に 設置され、この接極子20がヒンジ軸25を中心として回動できるようになされ ている。 以上のようにして入力部5が構成されている。 そして、この場合、接極子20のカード23がバリア3の切込部4を通じて出 力部6側に突出されている。尚、突起27は、上述した接極子20のいわゆる枕 となり、接極子20はこの突起27の上を摺動することになる。 次に出力部6について説明する。 接極子20のカード23に一体に形成された可動接点バネ32の両端にそれぞ れ設けた可動接点に、所定の間隔を保持して互いに対向して基板1上に取付られ たそれぞれ一対の固定接点端子30,31及び33,34とから構成され、本実 施例の場合、一対の固定接点端子30,31は、上述した接極子20の支点即ち ヒンジ軸25側に配置される。そして、もう一方の一対の固定接点端子33,3 4は接極子20の支点とは反対側に配置されるとともに、それぞれの端子ピン3 3a,34aを屈曲させY字状に形成して電気的に接触させることにより、共通 の固定接点端子を構成している。尚、それぞれ一対の固定接点端子30,31及 び33,34の端子ピン30a,31a及び33a,34aは基板1に形成され た孔に挿し込まれることによって固定される。 次に動作につて説明する。 コイル7へ電流を供給しない場合即ちオフ時においては、磁石17の磁界によ り、接極子20の遊端側は磁極片13に対接する。これはヨーク10aと10b とは互いに電気的に連結されており、接極子20のヒンジ軸25側がヨーク10 aと磁気的にほぼ連結されているので、接極子20の遊端は、磁石17の反対側 の極である磁極片13に吸引され、固定接点端子31と共通の固定接点端子34 が可動接点バネ32により電気的に接続されている。 この状態でコイル7に電流を供給すると、発生する磁束により、接極子20の 遊端側はヨーク10bに吸引される。即ち接極子20はそのヒンジ軸25を中心 として回動する。この状態では、接極子20の巻付け部26が一対のヨーク10 a及び10bの互いに対向する間隔内に位置する。したがって、接極子20の回 動により、カード23を介して可動接点バネ32が駆動され、固定接点端子30 と共通の固定接点端子33が可動接点バネ32により電気的に接続される。即ち 出力部6においてスイッチの電気的切換えが行われる。そして、コイル7への電 流をオフすると、コイル7の磁束がなくなり、接極子20は再び磁石17の磁界 により元の状態に復帰する。
【0006】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案によれば、接極子20のカード23によって駆動 される可動接点バネ32の両端に可動接点をそれぞれ設け、その可動接点バネ3 2の両端に所定の間隔を保持して互いに対向するとともに固定接点を有する固定 接点端子30,31及び33,34を設け、一方の固定接点端子33,34をY 字状に形成して電気的に接触させ、共通の固定接点端子とすることによって、可 動接点バネ32のスチフネスに関係なく駆動することができるので、大きな電流 を制御する電磁継電器を小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電磁継電器の正面図である。
【図2】本考案による電磁継電器の分解斜視図である。
【図3】従来の技術による電磁継電器の接点部の斜視図
である。
【符号の説明】
1 基板 3 バリア 11 継電器本体 11a 第1のヨーク 11b 第2のヨーク 13 磁極片 17 磁石 20 接極子 30,31 固定接点端子 32 可動接点バネ 33,34 共通の固定接点端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石と、この電磁石の励磁および消磁
    によって吸引、離反され揺動する接極子と、該接極子に
    よって駆動されるカードで開閉される接点部とを有する
    電磁継電器において、上記カードによって駆動される可
    動接点バネの両端に可動接点をそれぞれ設け、該可動接
    点バネの両端に所定の間隔を保持して互いに対向する固
    定接点を有する固定接点端子をそれぞれ一対設け、該一
    対の固定接点端子の一方はY字状に形成して電気的に接
    触させ、共通の固定接点端子を構成したことを特徴とす
    る電磁継電器
JP1443792U 1992-02-14 1992-02-14 電磁継電器 Pending JPH0638143U (ja)

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