JPH0637622U - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

直動転がり案内ユニット

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JPH0637622U JP079427U JP7942792U JPH0637622U JP H0637622 U JPH0637622 U JP H0637622U JP 079427 U JP079427 U JP 079427U JP 7942792 U JP7942792 U JP 7942792U JP H0637622 U JPH0637622 U JP H0637622U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のケーシングを連結してなる長手の摺動
台を具備した直動転がり案内ユニットにおいて、組み込
まれるべき工作機械等に合致すべく該摺動台の全長を最
適長さに設定しつつ定格荷重の増大を図ると共に、ケー
シング同士のずれに拘らず、常に滑らかな摺動状態を維
持させること。 【構成】 各ケーシング6間に間座7を介装し、該間座
7が具備する転動体案内軌道溝7cを、ケーシング6に
形成された負荷軌道溝2aよりも大としてこれを転動体
4の逃げとして作用させ、上記の効果を得ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば工作機械や産業用ロボットなどの直線運動機構部において、 移動させるべき可動体を直線的に案内する直動転がり案内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の直動転がり案内ユニットとしては、図7に示すようなものが一 般的である。
【0003】 図示のように、当該直動転がり案内ユニットは、長手方向に沿って軌道面10 1が形成されたトラックレール102と、この軌道面101に対応する負荷軌道 溝104a及び該負荷軌道溝と平行なリターン路104bを含む転動体循環路1 04を有してトラックレール102に対して相対運動自在な摺動台としてのスラ イドユニット105とを有している。該転動体循環路104には転動体としての 複数のボール106が配列収容されており、軌道面101上を転動しつつ循環し て荷重を負荷する。
【0004】 上記スライドユニット105は詳しくは、上記負荷軌道溝104a及びリター ン路104bが形成されたケーシング107と、該ケーシング107の前後両端 部に締結されたエンドキャップ108及び109とを有している。なお、該エン ドキャップ108及び109には上記負荷軌道溝104a及びリターン路104 bを連通させてボール106の方向転換をなす方向転換路108a(エンドキャ ップ109に形成されている方向転換路については図示していない)が形成され ている。
【0005】 上記構成を有する直動転がり案内ユニットは、例えば工作機械のベッド(図示 せず)上に配設され、トラックレール102が該ベッドに対してボルトにより固 定される。そして、スライドユニット105上に対して被加工物等担持用のテー ブル(図示せず)がボルト締めされ、これが可動側として作動する。
【0006】 上記した構成の直動転がり案内ユニットは通常、スライドユニット105のガ タ付き防止などを図るために、負荷域を転走するボール106に対して図示しな い手段により予圧を付与して使用される。そのため、ボール106が負荷域に搬 入される時又は負荷域から搬出される時に、スライドユニット105が上下左右 に微少振動するいわゆるウェービング現象を呈するという問題がある。
【0007】 また、摺動距離の比較的長い案内ユニットにあっては低コストにて高精度の走 行時の平行度を得ることは極めて困難である。
【0008】 そこで、これらの問題点を解決するものとして、図8及び図9に示すような直 動転がり案内ユニットが提案されている。なお、図7に示した直動転がり案内ユ ニットの構成部材と同一又は対応する構成部材については同じ参照符合を付して 示している。
【0009】 図示のように、この直動転がり案内ユニットにおいてはスライドユニット10 5が、トラックレール102の長手方向において例えば4つ並設されたケーシン グ107と、両端部に配設されたエンドキャップ108及び109と、該各ケー シング107の側部に沿って延在して設けられた結合部材115と、該結合部材 115を各ケーシング107に対して締結するボルト116とを有し、全体とし て長尺に形成されている。なお、図9に示すように、各ケーシング107には、 負荷軌道溝104a及びリターン路104bが形成されている。
【0010】 上記した直動転がり案内ユニットによれば、複数のケーシング107を一列に 結合して長尺のスライドユニット105を構成することによりボール106の数 を増加させて安定化を図ることができるので、スライドユニット105のウェー ビングを防止することが可能となる他、走行時の平行度の高精度化を低コストに て図ることができるとされている。また、定格荷重も増大する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した直動転がり案内ユニットにおいては、定格荷重を増大 させるにはケーシング107の数を増やすこととなるが、各ケーシング107は 部品としてその長さが等しく形成されるが故に、当該直動転がり案内ユニットが 組み込まれるべき工作機械等に合わせてスライドユニット105の全長を最適に 設定することが困難であるという欠点がある。
【0012】 また、上記した直動転がり案内ユニットにおいては、各ケーシング107同士 の継目部分で負荷軌道溝にずれが生じることが考えられ、その場合ボール106 の循環がスムーズになされずに摺動抵抗が増大するという欠点がある。
【0013】 また、このように負荷軌道溝の長さが長くなると、スライドユニット105に 偏荷重が加わった際に、ボール106が負荷軌道溝の偏荷重負荷部にて集合離散 現象を生じて循環が滞り、摺動抵抗が増大することがある。
【0014】 本考案は、上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、上述のような長手の スライドユニットを具備したものにして、組み込まれる工作機械等に合致すべく 該スライドユニットの全長を最適長さに設定しつつ定格荷重の増大を図り得ると 共に、常に滑らかな摺動状態を維持することが出来る直動転がり案内ユニットを 提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、長手方向に沿って軌道が形成されたトラックレールと、前記軌道に 対応する負荷軌道を含む転動体循環路を有して前記トラックレールに対して相対 運動自在な摺動台と、前記転動体循環路に配列収容されて前記軌道上を転動しつ つ循環して荷重を負荷する複数の転動体とを有する直動転がり案内ユニットにお いて、前記摺動台は、各々前記負荷軌道が形成されて前記長手方向において並設 された複数のケーシングと、前記負荷軌道に連続する転動体案内軌道溝が形成さ れて該ケーシング間に介装された間座とを有し、前記間座に形成された前記転動 体案内軌道溝が前記ケーシングに形成された負荷軌道よりも幾分大きいように構 成したものである。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例としての直動転がり案内ユニットを添付図面を参照しつ つ説明する。
【0017】 図1乃至図3に示すように、当該直動転がり案内ユニットは、軌道として、断 面形状が略半円状の軌道溝1aが左右両側部に1条ずつ長手方向に沿って形成さ れたトラックレール1と、転動体循環路2(詳細は後述する)を有してこのトラ ックレール1に対して相対運動自在な摺動台としてのスライドユニット3と、上 記転動体循環路2に配列収容されてスライドユニット3の移動に伴って上記軌道 溝1a上を転動しつつ循環してトラックレール1及びスライドユニット3の間で 荷重を負荷する転動体としての多数のボール4とを有している。なお、上記軌道 溝1a及び転動体循環路2は、これらを通過するボール4の直径に比して僅かに 大きく設定されている。
【0018】 スライドユニット3は、各々同形状、同寸法に形成されてトラックレール1の 長手方向において例えば2つ並設されたケーシング6と、該両ケーシング6の間 に介装された間座7と、両端部に配設されて夫々ケーシング6に締結されたエン ドキャップ8及び9と、該エンドキャップ8及び9の外面に取り付けられた2枚 のシール10及び11とを有している。なお、エンドキャップ8には、上記ボー ル4にグリースを供給するためのグリースニップル13が取り付けられている。
【0019】 このように、各ケーシング6間に間座7を介在させた構成の故、間座7の長さ を適宜定めれば、当該直動転がり案内ユニットが組み込まれるべき工作機械等に 合致すべくスライドユニット3の全長を必要に応じた最適長さに設定しつつ定格 荷重を増大させることができる。
【0020】 図2に示すように、上記転動体循環路2は、各ケーシング6を直線的に貫くよ うにかつ互いに平行に形成された負荷軌道としての負荷軌道溝2a及びリターン 路2bと、両エンドキャップ8及び9に形成されて該負荷軌道溝2a及びリター ン路2bをこれらの両端部で連通させる一対の略半円状の方向転換路2c及び2 dとから成る。なお、上記負荷軌道溝2aがトラックレール1の軌道溝1aに対 応している。
【0021】 ここで、上記各ケーシング6、6及び間座7の構成について説明する。
【0022】 各ケーシング6、6及び間座7は夫々が全体として略直方体状となされ、両ケ ーシング6、6についてはその各々に上記負荷軌道溝2a及びリターン路2bが 形成されている。また、間座7には、リターン路2bと、該負荷軌道溝2aに連 続する転動体案内軌道溝7cとが形成されている。そして、各ケーシング6、6 及び間座7は、トラックレール1の長手方向に対して垂直な断面の形状及び寸法 が同一又は略同一であり、かかる構成によって該各ケーシング6と間座7の外観 的な一体感が得られて美観上からも好ましい。なお、図4に、ケーシング6及び 間座7の斜視図を示している。また、図5は、図3に関するA−A矢視を示すも のである。
【0023】 上記した構成において、ボール4が通過すべく間座7に形成された転動体案内 軌道溝7cがケーシング6、6に形成された負荷軌道溝2aよりも幾分大きく設 定されている。かかる構成によれば、複数並設された各ケーシング6、6間にお いて夫々の負荷軌道溝2aにずれが生じていようとも、1つ目のケーシング6か ら間座7へ、また間座7から次のケーシング6へのボール4の循環は円滑に行わ れて常に滑らかな摺動状態を得ることができる。また、スライドユニット3に偏 荷重が加わってボール4が負荷軌道溝2aの一部において集合離散現象を生ずる ような場合であっても、間座7の転動体案内軌道溝7cがボール4の逃げとして 作用する故、摺動抵抗は増大せず、一定の摺動性能が保たれる。
【0024】 なお、間座7はその素材が好ましくは合成樹脂であり、上述のようにその具備 した転動体案内軌道溝7cがボール4の径よりも大きいが故に該ボール4がこれ の中にて遊動しようとも、合成樹脂の緩衝作用によって、発生する騒音のレベル を低く抑えることができる。
【0025】 次いで、各ケーシング6及び間座7を互いに結合させる結合手段について説明 する。
【0026】 図1及び図5に示すように、各ケーシング6、6及び間座7の左右両下部に沿 って延在するように長尺の保持部材15が一対(但し、図には一方の保持部材の みを示す)設けられている。この保持部材15は、スライドユニット3をトラッ クレール1より外した状態において負荷軌道溝2a及び転動体案内軌道溝7cか らボール4が脱落せぬように保持するものである。図6から特に明らかなように 、保持部材15は、その断面形状がL字状であるように形成されており、複数の ねじ挿通孔15aを有し、図5に示すようにこれらねじ挿通孔15aに挿通され たねじ16によって各ケーシング6、6及び間座7に締結されている。この保持 部材15によって、各ケーシング6、6及び間座7が、トラックレール1の長手 方向において互いに結合されている。なお、保持部材15を間座7に対しては締 結しない構成としてもよい。
【0027】 このように、ボール4の脱落防止をなす保持部材15を、ケーシング6、6及 び間座7を結合させる下面の固定板としても活用したことにより、結合専用の固 定板を特別に設ける必要がなく、部品点数が少なく抑えられる。なお、結合専用 の固定板を別に設けてもよい。
【0028】 図示のように、保持部材15の下面にはゴム等からなる下面シール18が設け られており、該下面シール18の一端に形成された舌片部18aがトラックレー ル1の側面に摺接し、該トラックレール1とケーシング6、6及び間座7との間 においてシール作用をなしている。
【0029】 上記結合手段は、上記保持部材15の他、下記の構成も含んでいる。
【0030】 図2及び図4に示すように、間座7の前後両端面にはリターン路2bの周りに 円筒状の凸部7eが突設されており、該凸部7eがケーシング6に形成された凹 部としての座ぐり部6gに密接に嵌合せられている。
【0031】 これら凹部及び凸部の嵌合により、ケーシング6及び間座7がトラックレール 1の長手方向に対して垂直な上下及び左右方向において相対位置決めされ、互い にずれることがない。なお、本実施例においてはケーシング6に凹部を形成し、 間座7に凸部を設けているが、その逆に凸部をケーシング6に設け、凹部を間座 7に形成してもよい。
【0032】 上記構成を有する直動転がり案内ユニットは、例えば工作機械のベッド(図示 せず)上に配設され、トラックレール1が該ベッドに対してボルトにより固定さ れる。そして、スライドユニット3に対して被加工物担持用のテーブル(図示せ ず)等がボルト締めされ、これが可動側として作動する。なお、図1に示すよう に、トラックレール1には、これを上記ベッド等に固定するためのボルト(図示 せず)が挿通されるべきボルト挿通孔1dが複数形成されている。また、スライ ドユニット3をなす各ケーシング6の上面には複数のねじ孔6c(図1及び図4 参照)が形成されており、上記テーブルはこのねじ孔6cに螺合するボルト(図 示せず)によってスライドユニット3に締結される。
【0033】 なお、上記の実施例においては転動体としてボールが使用されているが、ころ を用いた構成としてもよい。
【0034】 また、上記実施例においてはケーシング6が2つ設けられ、間座7が1つ設け られているが、これらの数は必要に応じ増大させてよい。
【0035】 また、設けられるケーシング6の数が多い場合、各ケーシングを間座7を介し て結合する作用をなす保持部材15については、スライドユニット3の全長に亘 る長尺のものを一本設けることをせず、短いものを直列に並べてもよい。但し、 この場合、スライドユニット3の全体としての一体化を図るため、これら短い保 持部材同士を互いに結合させる手段を設ける。
【0036】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による直動転がり案内ユニットにおいては、摺動 台を形成する各ケーシング間に間座を介装している。故に、該間座の長さを適宜 定めることにより、当該直動転がり案内ユニットが組み込まれるべき工作機械等 に合致すべく摺動台の全長を必要に応じた最適長さに設定しつつ定格荷重を増大 させることができるという効果がある。 また、本考案による直動転がり案内ユニットにおいては、転動体が通過するよ うに該間座に形成した転動体案内軌道溝を、ケーシングに形成した負荷軌道より も幾分大きく設定することによって下記の効果が奏される。 すなわち、継目部分で負荷軌道の位置ずれが多少生じても転動体の移動はスム ーズに行なわれ、摺動台の移動抵抗が増大することがない。更に、摺動台に偏荷 重が加わって転動体が負荷軌道の一部にて集合、離散するような場合であっても 、間座の転動体案内軌道溝が転動体の逃げとして作用するから、摺動抵抗が増大 せず、一定の摺動性能が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施例としての直動転がり案
内ユニットの要部の、一部断面を含む斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した直動転がり案内ユニット
の要部の、一部断面を含む正面図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示した直動転がり案内
ユニットの要部の、断面を含む平面図である。
【図4】図4は、図1乃至図3に示した直動転がり案内
ユニットが具備する間座及びケーシングの斜視図であ
る。
【図5】図5は、図3に関するAーA断面図である。
【図6】図6は、図1乃至図3に示した直動転がり案内
ユニットが具備する保持部材の斜視図である。
【図7】図7は、従来の直動転がり案内ユニットの要部
の、一部断面を含む斜視図である。
【図8】図8は、従来の直動転がり案内ユニットの要部
の斜視図である。
【図9】図9は、図8に示した直動転がり案内ユニット
の要部の断面を含む正面図である。
【符合の説明】
1 トラックレール 1a 軌道溝 (軌道) 2 転動体循環路 2a 負荷軌道溝(負荷軌道) 2b リターン路 3 スライドユニット(摺動
台) 4 ボール(転動体) 6 ケーシング 7 間座 7c 転動体案内軌道溝

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って軌道が形成されたトラ
    ックレールと、前記軌道に対応する負荷軌道を含む転動
    体循環路を有して前記トラックレールに対して相対運動
    自在な摺動台と、前記転動体循環路に配列収容されて前
    記軌道上を転動しつつ循環して荷重を負荷する複数の転
    動体とを有する直動転がり案内ユニットであって、前記
    摺動台は、各々前記負荷軌道が形成されて前記長手方向
    において並設された複数のケーシングと、前記負荷軌道
    に連続する転動体案内軌道溝が形成されて該ケーシング
    間に介装された間座とを有し、前記間座に形成された前
    記転動体案内軌道溝が前記ケーシングに形成された負荷
    軌道よりも幾分大きいことを特徴とする直動転がり案内
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ケーシング及び間座は、前記長手方
    向に対して垂直な断面の形状及び寸法が略同一であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の直動転がり案内ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記ケーシング各々及び間座に沿って延
    在しかつ前記ケーシング各々に固着されて前記ケーシン
    グ各々及び間座を前記長手方向において結合させる下面
    の固定板を有し、前記ケーシング及び間座の相互結合部
    には互いに嵌合する凹部及び凸部が形成され、前記凹部
    及び凸部の嵌合により前記ケーシング及び間座が前記長
    手方向に対して垂直な方向において相対位置決めされる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の直動転が
    り案内ユニット。
  4. 【請求項4】 前記固定板は、前記負荷軌道及び転動体
    案内軌道溝から前記転動体が脱落せぬようにこれを保持
    する保持部材から成ることを特徴とする請求項3記載の
    直動転がり案内ユニット。
  5. 【請求項5】 前記固定板は、前記トラックレールと前
    記ケーシング及び間座との間においてシール作用をなす
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の直動転が
    り案内ユニット。
  6. 【請求項6】 前記間座は合成樹脂にて形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか
    1記載の直動転がり案内ユニット。
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