JPH0637585Y2 - 電線方向曲げ具 - Google Patents

電線方向曲げ具

Info

Publication number
JPH0637585Y2
JPH0637585Y2 JP5895285U JP5895285U JPH0637585Y2 JP H0637585 Y2 JPH0637585 Y2 JP H0637585Y2 JP 5895285 U JP5895285 U JP 5895285U JP 5895285 U JP5895285 U JP 5895285U JP H0637585 Y2 JPH0637585 Y2 JP H0637585Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending tool
wire
tool
bending
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5895285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61177375U (ja
Inventor
知己 ▲土▼方
治義 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP5895285U priority Critical patent/JPH0637585Y2/ja
Publication of JPS61177375U publication Critical patent/JPS61177375U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0637585Y2 publication Critical patent/JPH0637585Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、電線の配線方向を変えるための電線方向曲げ
具に係り、特に自動車の車内配線のように狭い場所に布
設される電線の方向を変えるのに適する電線方向曲げ具
に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
通常、自動車の車内配線には第5図に示すようにワイヤ
ーハーネス11が使用されている。このワイヤーハーネス
11の端部はコネクタ12を介して自動車用の機器13に接続
されている。
しかし自動車内の配線経路は非常に狭いため、ワイヤー
ハーネス11のコネクタ12の口許に位置する部分が、ボル
ト14やボディ15に接触し、損傷するおそれがある。
このためワイヤーハーネスに保護管を被せることも行わ
れているが、保護管を使用するとコスト高になり、また
曲げ径を小さくすることが困難である。
このほかコネクタのハウジングに電線の曲げ機能を持た
せたものもある。これは、コネクタハウジングの電線引
出し孔側にヒンジ部を介して電線案内溝を有する半円筒
カバーを設け、ワイヤーハーネスをその電線案内溝に沿
って引き出すことにより、その方向を90°変えられるよ
うにしたものである(実開昭55-65784号公報)。しかし
このような構造では、コネクタハウジングと一体に半円
筒カバーを作る必要があるため、形状が複雑になり、コ
スト高になるという問題がある。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本考案は、上記のような従来技術の問題点を解決した電
線方向曲げ具を提供するもので、その構成は、断面ほぼ
L字形の曲げ具本体と、その曲げ具本体の内側に配置さ
れる押さえ具とからなり、上記曲げ具本体および押さえ
具にはそれぞれ相手方との係合部が設けられていること
を特徴とするものである。
この電線方向曲げ具は、曲げ具本体と押さえ具の間に電
線を挟むことにより、電線の方向を変えるものである。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す。この電線方向曲げ具
21は、プラスチックの射出成形などにより製作されるも
ので、曲げ具本体22と押さえ具23とから構成される。曲
げ具本体22は断面L字形をしており、その一端側には係
合穴24が設けられており、また他端側にはヒンジ部25を
介して押さえ具23に連結されている。押さえ具23は同じ
く断面L字形をしているが、ヒンジ部25と反対側の端部
には係合突起26が形成されている。押さえ具23は、ヒン
ジ部25を矢印Aのように折り曲げると、曲げ具本体22の
内側に位置するようになる。係合突起26の先端は鉤形に
なっており、それが上記係合穴24に挿入されると、その
縁に引っ掛かって係合するようになっている。
上記構成の電線方向曲げ具は例えば第2図および第3図
に示すように、コネクタ12の口許に位置するワイヤーハ
ーネス11の方向を曲げるために使用される。第2図はコ
ネクタ12に接続されたワイヤーハーネス11が横一列の場
合で、電線方向曲げ具21のヒンジ部25を折り曲げ、曲げ
具本体22と押さえ具23の間にワイヤーハーネス11を挟ん
で、係合穴24と係合突起26を係合することにより、ワイ
ヤーハーネス11を屈曲したものである。また第3図はコ
ネクタ12に接続されたワイヤーハーネス11が横二列の場
合で、曲げの外側になる列のワイヤーハーネス11Aを電
線方向曲げ具22により上記と同様にして屈曲したもので
ある。曲げの内側になるワイヤーハーネス11Bは押さえ
具23に押さえられて曲げられることになる。この場合、
全部のワイヤーハーネス11A、11Bを一括して電線方向曲
げ具21により曲げることも勿論可能である。
第4図は本考案の他の実施例を示す。第4図中第1図と
同一部分には同一符号が付してある。この電線方向曲げ
具21は、曲げ具本体22の内面に軟質シート27を貼着した
ものである。軟質シート27としては、発泡ウレタンシー
トや接着シートなどが使用できる。このように軟質シー
ト27を貼着しておくと、曲げ具本体22と押さえ具23でワ
イヤーハーネスを挟持した際、ワイヤーハーネスの保護
が図れると共に、挟持力を増大することができる。特に
ワイヤーハーネス中に径の異なった電線が混在する場
合、小径の電線にも挟持力を付与できるので有利であ
る。また挟持力が大きいことから、一部の電線が引っ張
られた場合でも、その引張り力は電線方向曲げ具位置で
各電線に分散するため、コネクタ内の電気的接続状態に
悪影響がでることがなくなる。
なお上記実施例では、曲げ具本体と押さえ具をヒンジ部
で連結したが、両者は別体であってもよい。その場合は
両端部に係合部を設けることになる。
また曲げ具本体は断面がほぼL字形であればよく、曲げ
角度は90°より大きくても、小さくてもよい。
また押さえ具は断面L字形ではなく、例えば平板状であ
ってもよい。
また軟質シートは押さえ具の内面(曲げ具本体に対向す
る面)に貼着してもよく、また曲げ具本体と押さえ具の
両方に貼着してもよい。
さらに本考案の電線方向曲げ具は、コネクタの口許に位
置するワイヤーハーネスの方向を曲げる場合だけでな
く、ワイヤーハーネスの中間を曲げる場合や、テープ電
線を曲げる場合にも使用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の電線方向曲げ具は、曲げ具
本体と押さえ具の間に電線を挟むことにより、電線の方
向を変えられるようにしてあるので、これを使用すれ
ば、電線の方向を簡単に変えられると共に、電線の損傷
を確実に防止することができる。またこの電線方向曲げ
具はコネクタと別体であるから、コネクタとしては通常
のものを使用すればよく、電線曲げ機能の付いた特殊な
コネクタを使用するより全体としてコスト安である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る電線方向曲げ具の斜視
図、第2図および第3図はその使用状態を示す斜視図、
第4図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第5図は従
来のワイヤーハーネスの配線状態を示す説明図である。 11〜ワイヤーハーネス、12〜コネクタ、21〜電線方向曲
げ具、22〜曲げ具本体、23〜押さえ具、24〜係合穴、25
〜ヒンジ部、26〜係合突起、27〜軟質シート。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面ほぼL字形の曲げ具本体と、その曲げ
    具本体の内側に配置される押さえ具とからなり、上記曲
    げ具本体および押さえ具にはそれぞれ相手方との係合部
    が設けられていることを特徴とする電線方向曲げ具。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の電線
    方向曲げ具であって、曲げ具本体および押さえ具は一端
    側がヒンジ部で結合されており、他端側に係合部が設け
    られているもの。
  3. 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項記載の電線
    方向曲げ具であって、曲げ具本体および押さえ具の少な
    くとも一方の内面に軟質シートが貼着されているもの。
JP5895285U 1985-04-22 1985-04-22 電線方向曲げ具 Expired - Lifetime JPH0637585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5895285U JPH0637585Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22 電線方向曲げ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5895285U JPH0637585Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22 電線方向曲げ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177375U JPS61177375U (ja) 1986-11-05
JPH0637585Y2 true JPH0637585Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=30584930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5895285U Expired - Lifetime JPH0637585Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22 電線方向曲げ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637585Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61177375U (ja) 1986-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6268566B1 (en) Electric wire holder
EP0298744B1 (en) Wiring harness
EP2302749B1 (en) Wire harness installation structure
JP3489665B2 (ja) インパネ用ワイヤハーネス装置
US6464181B2 (en) Holder for a flat cable
US5362018A (en) Reversible clip for wiring harness
JP2566920Y2 (ja) バンドクランプ
JPH0637585Y2 (ja) 電線方向曲げ具
US6259028B1 (en) Grommet holder and method of bending and guiding a wiring harness
JPH11122759A (ja) フラットケーブル用クリップ
JPH08315641A (ja) フラット電線
JPH08185908A (ja) ワイヤハーネスのスプライス部保護具
JP3160812B2 (ja) 可撓性平型導体ケーブルの折り曲げ固定取付構造
JP3378657B2 (ja) グロメット
JP2558414Y2 (ja) クリップ
JP2791381B2 (ja) 自動車用回路体
JPS6328632Y2 (ja)
JPS6110066Y2 (ja)
JPH0618100Y2 (ja) ワイヤーハーネス用クランプ装置
JP2585740Y2 (ja) グロメツト
JP3161004B2 (ja) モジュラプラグ用ケーブル保護装置
JP3438664B2 (ja) 電装品装着ブロック
JP3073899B2 (ja) フラットケーブル取付部材
JPH0613327U (ja) ワイヤハーネス配索具
JP3141821B2 (ja) プロテクタ