JPH063717Y2 - 車載用電話収納装置 - Google Patents

車載用電話収納装置

Info

Publication number
JPH063717Y2
JPH063717Y2 JP9384787U JP9384787U JPH063717Y2 JP H063717 Y2 JPH063717 Y2 JP H063717Y2 JP 9384787 U JP9384787 U JP 9384787U JP 9384787 U JP9384787 U JP 9384787U JP H063717 Y2 JPH063717 Y2 JP H063717Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handset
vehicle
storage device
telephone
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9384787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63201857U (ja
Inventor
憲司 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP9384787U priority Critical patent/JPH063717Y2/ja
Publication of JPS63201857U publication Critical patent/JPS63201857U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH063717Y2 publication Critical patent/JPH063717Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は車載用電話収納装置に係り、特に車載用電話機
における送受器の車両室内への取付け、保持構造に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 電話機は、現在の情報化社会において非常に重要な位置
を占めており、その使用回数の増加及び回線網の拡張に
は著しいものがある。そして、このような電話機の普及
は、近年の交通機関の発達に伴って、車載用電話機の普
及に繋がり、特にモータリゼーションによって、自動車
電話が広く普及しつつある。
ところが、従来の自動車用電話機にあっては、通常の室
内用電話機を車室内に取り付けるようにしたものに過ぎ
ず、比較的大きな電話機本体の上面に送受器を載置する
構造のものが一般に用いられ、かかる電話器本体を、自
動車のコンソールボックス内やアームレスト上、或いは
リアトレイ上などに固設することによって取り付けられ
るようになっているため、意匠的にも好ましくないばか
りか、車室内空間乃至はコンソールボックス等の収納空
間が減少されるといった問題点を有していたのであり、
また車両の走行時の振動によって、送受器が本体から外
れ落ちる恐れがあったのである。
(解決手段) ここにおいて、本考案は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その要旨とするところは、
(a)車両の室内に開口する状態で設けられた、車載用
電話機における送受器が出し入れ可能に収納され得る収
容孔と、(b)該収容孔内に収納される送受器を該収容
孔の開口部より所定量突出せしめる付勢手段と、(c)
第一の押込操作により該収容孔内に押し込まれる前記送
受器を、前記付勢手段の付勢力に抗して、該収容孔内に
係止せしめて、収納する一方、該第一の押込操作に続く
第二の押込操作によって、当該係止を解除して、該送受
器が前記付勢手段にて該収容孔の開口部より突出せしめ
られるように構成した係止機構とを、含んで構成されて
いることを特徴とする車載用電話収納装置にある。
(考案の効果) 従って、このような本考案に係る車載用電話収納装置に
おいては、電話機の送受器が、収容孔内に係止された状
態で収納され得ることから、居住空間を減少することな
く、例えば自動車のインストルメントパネルの裏側等の
余剰空間内に効果的に収納することができると共に、揺
動等による送受器の外れが有効に防止され得ることとな
るのである。しかも、単なる送受器の押込操作のみに
て、送受器の係止位置と突出(係止解除)位置とが交互
に選択され得るところから、その使用性も一段と向上さ
れ得ることとなったのである。
(実施例) 以下、本考案を、更に具体的に明らかにするために、本
考案の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明
することとする。
先ず、第1図には、本考案に係る車載用電話収納装置の
一例が示されている。この図において、10は、自動車
のインストルメントパネル等の車室内部品の構成板であ
り、車室内側の表面12において開口する収容孔14が
形成されている。
また、16は、車載用電話機の送受器であって、通常、
図示はされていないが、車体側に設けられた電話機本体
に対して、内部に組み込まれた無線機器によって或いは
送受器コードによって接続されている。
そして、前記収容孔14は、かかる送受器16に対応し
た形状をもって、即ち該送受器16がその内部に収納さ
れ得るだけの空間をもって形成されており、特に、本実
施例にあっては、図示されている如く、矩形状断面をも
って形成されている。
また、かかる収容孔14の底部には、マグネットロック
装置18が配設されている。このマグネットロック装置
18は、磁石が収容された本体20と、該本体20から
開口側に所定の付勢力をもって突出して設けられた、磁
性体からなる先端部22と非磁性体からなる基部24に
て形成された突出台26とから構成されている。そし
て、良く知られているように、それら本体20と突出台
26との間に、カムに対する係合ピンの係止構造等の係
止機構が設けられて、突出台26が本体20に対して押
込状態に係止され得ると共に、かかる押込状態にある突
出台26に対して、更に押込力を作用せしめて該突出台
26を押込み方向に微少量移動することによって、その
係止が解除され得るようになっており、その押込状態下
においてだけ、突出台26の先端部22が本体20の磁
石に接触されて、該突出台26に磁力が及ぼされ得るよ
うになっているのである。
そして、このような収容孔14内に収容される、前記送
受器16には、かかる収容孔14内に収容せしめられた
際に、少なくとも該収容孔14内に配されたマグネット
ロック装置18の突出台26に当接されることとなる部
位が、磁性体にて構成されており、それによって、第2
図に示されているように、送受器16を収容孔14内に
所定の押圧力をもって押し込んだ(第一の押込操作)際
には、かかる送受器16が、マグネットロック装置18
による磁力にて、該収容孔14内からの抜けが阻止され
た状態で収納され得ることとなるのである。
また、このように収容孔14内に収納された送受器16
を取り出すに際しては、該送受器16を微少量押し込ん
で(第二の押込操作)、マグネットロック装置18にお
ける突出台26の本体20に対する係止を解除せしめる
ことにより、第3図に示されている如く、かかる送受器
16に対する磁力による係止が解除されると共に、収容
孔14内から所定量突出せしめられるのであり、以て該
送受器16を容易に取り出すことができるのてある。
なお、図示はされていないが、このような構造の車載用
電話収納装置においては、一般に、収容孔14側乃至は
送受器16側に、フックスイッチが設けられ、かかる送
受器16の収容孔14内への収納状態下において切られ
たスイッチが、該送受器16を取り出すことによって通
話可能状態に切り換えられるようにされることとなる。
従って、上述の如き構造とされた車載用電話収納装置に
あっては、電話機における送受器16の収納空間を、第
4図に示されている如く、インストルメントパネル28
におけるセンタクラスタ30の裏側等の余剰空間に設定
することができるのであり、それによって居住空間を減
少させることなく効果的に収納することができ、意匠的
にも極めて優れているのである。
また、かかる車載用電話収納装置にあっては、電話機の
配設位置の設定範囲が拡大され得、そしてかかる配設位
置を選択設定することにより、優れた使用性も良好に発
揮され得ることとなるのである。
さらに、かかる車載用電話収納装置においては、送受器
16が、収容孔14内への収容状態下に係止され得ると
ころから、振動等による送受器16の抜けが効果的に防
止され得るといった効果をも有しているのである。
更にまた、本実施例における車載用電話収納装置にあっ
ては、送受器16の取出時において、該送受器16を押
し込むことによって、収容孔14から所定量突出される
ことから、その取出しが容易であるといった利点をも有
しているのてある。
次に、第5図には、本考案に従う構造とされた車載用電
話収納装置の、別の実施例が示されている。なお、本実
施例における収納装置において、前記実施例と同様の構
造とされた部材にあっては、それぞれ、前記実施例と同
一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略す
ることとする。
すなわち、本実施例における車載用電話収納装置は、収
容孔14内における送受器16の係止を、カム機構を用
いた機械的な係止機構によって構成したものである。
より詳細には、本実施例における収納装置にあっては、
収容孔14の内部側面に一体的に設けられた支持材31
に対して、カム片34が、取付ピン32によって回動可
能に、且つスプリング40によって一回転方向に付勢さ
れた状態で取り付けられていると共に、かかる収容孔1
4内に収納される送受器16の背面には、該カム片34
に係止される係止ピン36が突設されている。また、か
かる収容孔14の底部には、そこに収納される送受器1
6に対して、突出方向の付勢力を及ぼす付勢装置38が
設けられており、この付勢装置38の付勢作用とカム片
34のカム面42、44(第6図参照)の作用にて、第
一の押込操作に従って送受器16が収容孔14内に収納
された際、第7図及び第8図に示されている如く、係止
ピン36を係止部46に導いて、かかる送受器16を収
納位置に係止せしめ得るようになっている。
なお、このカム片34による係止を解除するには、送受
器16を僅かに押し込むだけで良い。この送受器16を
押し込む(第二の押込操作)と、係止ピン36が係止部
46から外れると共に、カム片34がスプリング40の
作用で回動して、該係止ピン36が傾斜カム面48に導
かれ、そして前記付勢装置38の付勢作用でカム面48
上に乗り上げ、更にカム片34から離脱することによっ
て、送受器16に対する係止が解かれるのであり、その
後該送受器16は、自動的に所定量突き出されることと
なる。
従って、このような構造とされた車載用電話収納装置に
あっても、送受器16の収納が極めて効果的に為され
得、優れた使用性が発揮させ得る等といった、前述の如
き優れた効果が何れも有効に達成され得るものである。
以上、本考案の実施例について詳述してきたが、これら
は文字通りの例示であって、本考案は、かかる具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
例えば、前記実施例においては、係止機構として、それ
ぞれ、マグネットロツク装置18及びカム機構を示した
が、その他の公知の係止機構を何れも採用することが可
能であり、ロツクとその解除を非自動的に行なうように
したものをも採用することができる。
また、前記実施例における送受器16は、ダイヤルなど
の操作部が、全てハンドセット(送受器16)内に組み
込まれていたが、それらの操作部を送受器16とは別体
にして、ステアリングやパネル等に設けることも可能で
ある。
その他、一々列挙はしないが、本考案は、当業者の知識
に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様に
おいて実施され得るものであり、またそのような実施態
様が、本考案の趣旨を逸脱しない限り、何れも本考案の
範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないと
ころである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従う構造とされた車載用電話収納装置
の一実施例を示す断面説明図であり、第2図はかかる車
載用電話収納装置における送受器の収納状態を示す断面
説明図であり、第3図は第2図に示される収納状態から
その係止を解除した状態を示す断面説明図であり、第4
図はかかる車載用電話収納装置の取付場所の一例を示す
斜視説明図である。また、第5図は本考案に従う車載用
電話収納装置の別の実施例を示す断面説明図であり、第
6図はかかる車載用電話収納装置における係止機構を構
成するカム片を示す平面図であり、第7図はかかる車載
用電話収納装置における送受器の収納状態を示す断面説
明図であり、第8図は第7図におけるVIII−VIII断面図
である。 14:収容孔、16:送受器 18:マグネットロック装置 34:カム片、36:係止ピン 38:付勢装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の室内に開口する状態で設けられた、
    車載用電話機における送受器が出し入れ可能に収納され
    得る収容孔と、 該収容孔内に収納される送受器を該収容孔の開口部より
    所定量突出せしめる付勢手段と、 第一の押込操作により該収容孔内に押し込まれる前記送
    受器を、前記付勢手段の付勢力に抗して、該収容孔内に
    係止せしめて、収納する一方、該第一の押込操作に続く
    第二の押込操作によって、当該係止を解除して、該送受
    器が前記付勢手段にて該収容孔の開口部より突出せしめ
    られるように構成した係止機構とを、 含んで構成されていることを特徴とする車載用電話収納
    装置。
JP9384787U 1987-06-18 1987-06-18 車載用電話収納装置 Expired - Lifetime JPH063717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9384787U JPH063717Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 車載用電話収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9384787U JPH063717Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 車載用電話収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63201857U JPS63201857U (ja) 1988-12-26
JPH063717Y2 true JPH063717Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=30956778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9384787U Expired - Lifetime JPH063717Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 車載用電話収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063717Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63201857U (ja) 1988-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100259046B1 (ko) 핸즈 프리 카 킷트용 휴대폰의 거치대
JPH063717Y2 (ja) 車載用電話収納装置
JPH0437237A (ja) 電話器内蔵コンソールボックス
JP3241650B2 (ja) 携帯通信機のバッテリー保持構造
US7072689B1 (en) Lock and release mechanism for a wireless device
JPH09330687A (ja) 電池パック着脱構造
JP2002154381A (ja) 脱着式コンソールボックス及び脱着式コンソールボックスの取付構造
JP3102561B1 (ja) 車両用支持部材取付装置
JP2000264134A (ja) 車載用携帯電話機ホルダ支持装置
JP2589262Y2 (ja) 操作部着脱装置
JPH0416510Y2 (ja)
KR20030087862A (ko) 핸즈프리용 휴대폰 거치대
KR100207177B1 (ko) 휴대폰 수납함이 부설된 차량용 크래쉬 보드
JP2514149Y2 (ja) 車載用電子機器の着脱構造
JP2000216869A (ja) 電話機ホルダ―
JPS6216055Y2 (ja)
JPH11151967A (ja) カップホルダー
JPH0535502U (ja) 自動車用電話機収納箱
JPH0870342A (ja) 車載用アダプタ
JPH077222Y2 (ja) 回動部材の支持構造
JP2564296Y2 (ja) コントロールユニットの着脱装置
JPS589399Y2 (ja) 電話機における回路網基板取付構造
JPH01174256U (ja)
KR19980011198U (ko) 차량용 충전거치대 로킹장치
JP2002337594A (ja) 自動車用カップホルダー